JPH09256960A - 流体圧ポンプ - Google Patents

流体圧ポンプ

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Publication number
JPH09256960A
JPH09256960A JP8063529A JP6352996A JPH09256960A JP H09256960 A JPH09256960 A JP H09256960A JP 8063529 A JP8063529 A JP 8063529A JP 6352996 A JP6352996 A JP 6352996A JP H09256960 A JPH09256960 A JP H09256960A
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JP
Japan
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fluid
pump
pressure
opening
load
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JP8063529A
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English (en)
Inventor
Fumiaki Kawabata
文昭 川畑
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は流体圧ポンプに関し、吐出量の減少
に応じて負荷を低減することにより、耐久性を向上し得
る流体圧ポンプを提供することを目的とする。 【解決手段】 負荷装置12の圧力Pが上昇してP2に
達すると第2開閉弁66が閉じて第2ポンプ14への流
入流路が遮断され、第2ピストン24の運動が停止され
る。このため、流体圧ポンプ10の吐出量が減少すると
共に、駆動モータ21への負荷が減少する。圧力Pが更
に上昇してP1が達すると、第1開閉弁66が閉じ、第
3開閉弁68が開いて、第1ピストン22の運動が停止
されるとともに、第2ピストン24の運動が再開され
る。第2ピストン24による吐出量は第1ピストン22
に比して小さいため、流体圧ポンプ10の吐出量が更に
減少すると共に、駆動モータ21への負荷が減少する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体圧ポンプに係
わり、特に、流量の変更が必要とされる液圧装置への適
用に好適な流体圧ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、車両用ブレーキ装置に用いられ
るホイールシリンダや液圧ブースタ等の液圧装置におい
ては、装置内の液圧の上昇に応じて供給されるべき液量
は減少する。従って、かかる液圧装置に適用される流体
圧ポンプにおいては、負荷装置の特性に応じて、吐出圧
が増加するにつれて吐出量を少量とし得ることが望まし
い。かかる機能を有する流体圧ポンプとして、例えば、
特表昭60−501703号に開示される流体圧ポンプ
が知られている。上記公報に開示される流体圧ポンプ
は、吐出量の異なる複数の流体汲上機構を備えている。
そして、これら流体汲上機構の吐出側流路の開閉を負荷
装置の圧力に応じて制御することにより、負荷装置の圧
力に応じた吐出量の制御を実現している。この場合、吐
出側流路が閉じられた流体汲上機構は作動を続け、その
吐出口がバイパス通路を介して吸入流路へ連通されるこ
とにより、汲み上げられた流体はパイパス通路を経由し
て環流される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、上記従来
の流体圧ポンプにおいては、流体汲上機構は吐出側流路
が閉じられても作動を続ける。従って、流体圧ポンプの
吐出量にかかわらず、流体汲上機構には負荷が作用し続
ける。この結果、吐出量の減少に見合った流体汲上機構
の耐久性向上の効果は得られない。この点、上記従来の
流体圧ポンプは、流体汲上機構の耐久性を向上する上で
最適な構成ではなかったことになる。
【0004】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であり、吐出量の減少に応じて流体汲上機構への負荷を
低減し、これにより、流体汲上機構の耐久性を最適に向
上し得る流体圧ポンプを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、請求項1
に記載する如く、流入口に供給される流体を圧送する流
体汲上機構を備えた流体圧ポンプであって、前記流体汲
上機構に流入する流体流体量を調整する流入流体量調整
手段を備えた流体圧ポンプにより達成される。
【0006】本発明において、流体汲上機構に流入する
流体量は流入流体量調整手段により調整される。流体汲
上機構の吐出量は流体汲上機構への流入量に一致する。
従って、流体圧ポンプの吐出量は流体汲上機構への流入
流体量により調整される。また、流体汲上機構に対する
負荷はその吐出量に応じて変化する。従って、流体汲上
機構への流入流体量が変化されるのに応じて、流体汲上
機構に対する負荷が変化される。この結果、流体圧ポン
プの吐出量が変化されると、流体汲上機構に対する負荷
が変化される。
【0007】また、上記の目的は、請求項2に記載する
如く、請求項1記載の流体圧ポンプにおいて、前記流入
流体量調整手段は、前記流体汲上機構の吐出圧に基づい
て前記流体汲上機構に流入する流体量を変化させる流体
圧ポンプによっても達成される。
【0008】本発明において、吐出量調整手段は、流体
汲上機構の吐出圧に基づいて流体汲上機構への流入流体
量を変化させる。従って、流体圧ポンプの吐出量は流体
汲上機構の吐出圧に基づいて調整される。流体汲上機構
に対する負荷はその吐出量に応じて変化する。従って、
流体汲上機構の吐出圧に基づいて流体圧ポンプの吐出量
が変化されると、流体汲上機構に対する負荷が変化され
る。
【0009】更に、上記の目的は、請求項3に記載する
如く、請求項1記載の流体圧ポンプにおいて、前記流入
量調整手段は、前記流体汲上機構の吐出圧の上昇に応じ
て前記流体汲上機構に流入する流体量を減少させる流体
圧ポンプによっても達成される。
【0010】本発明において、吐出量調整手段は、流体
汲上機構の吐出圧の上昇に応じて流体汲上機構への流入
流体量を減少させる。従って、流体圧ポンプの吐出量は
流体汲上機構の吐出圧の上昇に応じて減少される。流体
汲上機構に対する負荷はその吐出量に応じて変化する。
従って、流体汲上機構の吐出圧の上昇に応じて流体圧ポ
ンプの吐出量が減少されると、流体汲上機構に対する負
荷が減少される。
【0011】また、上記の目的は、請求項4に記載する
如く、流入口に供給される流体を圧送する複数の流体汲
上機構を備えた流体圧ポンプにおいて、少なくとも一つ
の流体汲上機構の吐出側流路を開閉する少なくとも一つ
の吐出流路開閉手段と、前記少なくとも一つの吐出流路
開閉手段が閉状態とされた際に、該吐出流路開閉手段に
対応する流体汲上機構を停止させる汲上機構制御手段
と、を備えた流体圧ポンプによっても達成される。
【0012】本発明において、吐出流路開閉手段が閉状
態とされると、該吐出流路開閉手段に対応する流体汲上
機構からの流体の吐出が遮断されるため、流体圧ポンプ
の吐出量が減少される。閉状態とされた吐出流路開閉手
段に対応する流体汲上機構は、汲上機構制御手段により
停止される。流体汲上機構が停止された状態では、該流
体汲上機構に対して負荷は作用しない。従って、流体圧
ポンプの吐出量の減少に応じて、流体汲上機構に対する
負荷は減少される。
【0013】
【発明の実施の形態】図1に本発明の一実施例である流
体圧ポンプ10のシステム構成図を示す。流体圧ポンプ
10はリザーバ11から作動液を汲み上げて負荷装置1
2に供給する。負荷装置12は、例えば、車両用ブレー
キ装置のホイールシリンダや液圧ブースタ等の、圧力が
上昇するほど必要な流体流量が少量となる任意の流体圧
装置である。
【0014】図1に示す如く、流体圧ポンプ10は、第
1ポンプ13及び第2ポンプ14が複合された構成を有
するポンプ装置16を備えている。ポンプ装置16はハ
ウジング18を備えている。ハウジング18の内部の、
図1中左方の部位には第1シリンダ26が、また、図1
中右方の部位には第2シリンダ28が設けられている。
第1シリンダ26は第2シリンダ28に比して大径に形
成されている。第1シリンダ26及び第2シリンダ28
は、ハウジング18の中央部に設けられたカム室30に
より連通されている。カム室30には偏心カム20が配
設されている。偏心カム20は円盤状の部材であり、駆
動モータ21の軸に所定量偏心されて固定されている。
【0015】第1シリンダ26及び第2シリンダ28の
内部にはそれぞれ、第1ピストン22及び第2ピストン
24が液密かつ摺動可能に配設されている。第1シリン
ダ26が第2シリンダ28に比して大径に形成されてい
るのに応じて、第1ピストン22も第2ピストン24に
比して大径に形成されている。第1ピストン22の一底
面(図1中左底面)と第1シリンダ26との間に形成さ
れる空間(以下、第1圧力室と称す)30、及び、第2
ピストン24の一底面(図1中右底面)と第2シリンダ
28との間に形成される空間(以下、第2圧力室と称
す)32にはそれぞれ、スプリング34及び36が配設
されている。スプリング34及び36はそれぞれ、第1
ピストン22及び第2ピストン24を偏心カム20の外
周面に対して両側から押圧している。
【0016】第1圧力室30の図1中下側面及び上側面
には、それぞれ第1吸入通路38及び第1吐出通路40
が開口している。第1吸入通路38及び第1吐出通路4
0はそれぞれ、ハウジング18の図1中下面の第1吸入
口42、及び図1中上面の第1吐出口44において開口
している。また、第2圧力室32の図1中下側面及び上
側面には、それぞれ第2吸入通路46及び第2吐出通路
48が開口している。第2吸入通路46及び第2吐出通
路48はそれぞれ、ハウジング18の図1中下面の第2
吸入口50、及び図1中上面の第2吐出口52において
開口している。
【0017】上記した、偏心カム20、第1ピストン2
2、及び、第1シリンダ26により第1ポンプ13が構
成されている。また、上記した、偏心カム20、第2ピ
ストン24、及び、第2シリンダ28により第2ポンプ
14が構成されている。上述の如く、第1ピストン22
及び第1シリンダ26は、第2ピストン24及び第2シ
リンダ28に比して大径に形成されている。また、第1
ピストン22と第2ピストン24とが共通の偏心カム2
0により駆動されるため、第1ピストン22と第2ピス
トン24とのストローク量は互いに等しい。従って、第
1ポンプ13は第2ポンプ14に比して大きな吐出容量
を有している。
【0018】ポンプ装置16の第1吐出口44及び第2
吐出口52には、それぞれ第1負荷通路54及び第2負
荷通路56が接続されている。第1負荷通路54及び第
2負荷通路56は共通負荷通路57に統合されて負荷装
置12に接続されている。第1負荷通路54及び第2負
荷通路56にはそれぞれ、ポンプ装置16から負荷装置
12へ向かう方向の流れのみを許容するチェック弁58
及び60が配設されている。
【0019】ポンプ装置16の第1吸入口42及び第2
吸入口50には、ぞれぞれ第1ポンプ通路62及び第2
ポンプ通路64を介して、第1開閉弁66の出口ポート
66a、及び、第2開閉弁68の出口ポート68aが接
続されている。第1ポンプ通路62及び第2ポンプ通路
64には、それぞれ第1開閉弁66及び第2開閉弁68
からポンプ装置16へ向かう方向の流れのみを許容する
チェック弁70及び72が配設されている。第2ポンプ
通路64の、チェック弁72と第2開閉弁68との間の
部位には、第3開閉弁74の出口ポート74aに至る吸
入通路76が分岐されている。
【0020】第1開閉弁66の入口ポート66b、第2
開閉弁68の入口ポート68b、及び、第3開閉弁74
の入口ポート74bには、それぞれ第1リザーバ通路7
6、第2リザーバ通路78、及び第3リザーバ通路80
が接続されている。第1リザーバ通路76、第2リザー
バ通路78、及び第3リザーバ通路80は共通リザーバ
通路82に統合されてリザーバ11に接続されている。
また、第1開閉弁66のパイロット圧ポート66c、第
2開閉弁68のパイロット圧ポート68c、及び第3開
閉弁74のパイロット圧ポート74cには、それぞれ、
第1パイロット通路84、第2パイロット通路86、及
び、第3パイロット通路88が接続されている。第1パ
イロット通路84、第2パイロット通路86、及び、第
3パイロット通路88は共通パイロット通路90に統合
されて、共通負荷通路57に接続されている。
【0021】第1開閉弁66はハウジング102及び弁
体104を備えている。ハウジング102は略円柱形の
部材であり、その内部にはシリンダ部106が形成され
ている。ハウジング102の図1における上底面には、
シリンダ部106の図1における上底面と連通するパイ
ロット圧ポート66cが設けられている。また、ハウジ
ング102の図1中右側面には、シリンダ部106の側
面の図1中右側の下端部近傍の部位に連通する出口ポー
ト66aが設けられている。シリンダ部106の図1中
下底面には円錐面状に形成された弁座108が設けられ
ている。弁座108の中心部には、ハウジング102の
図1中下底面に設けられた入口ポート66bに連通する
油路110が開口している。
【0022】弁体104はシリンダ部106内部に液密
かつ摺動可能に配設されている。弁体104は、その図
1中下方に端部が半球状に形成されたポペット104a
を備えている。弁体104と、シリンダ部106の弁座
108の周囲の部位との間には、ポペット104aを囲
むようにスプリング112が配設されている。スプリン
グ112は弁体104を図1中上方に向けて付勢してい
る。このため、パイロット圧ポート66cに圧力が付与
されない通常の状態では、図1に示す如く、弁体104
はシリンダ部106内部の図中上底面に押圧されてお
り、ポペット104aと弁座108との間に隙間が生じ
ている。このため、入口ポート66bと出口ポート66
aとは連通状態とされ、第1開閉弁66は開状態とされ
ている。
【0023】パイロット圧ポート66cに圧力が付与さ
れると、かかる圧力により弁体104は図1中下方に押
圧される。パイロット圧ポート66cの圧力Pが所定圧
P1を越えると、圧力Pによる押圧力がスプリング11
2による付勢力を上回って弁体104は図1中下方に移
動する。このため、ポペット104aと弁座108とが
当接して、入口ポート66bと出口ポート66aとの間
が遮断されて、第1開閉弁66は閉状態となる。このよ
うに、第1開閉弁66は、パイロット圧ポート66cに
付与される圧力によりその開閉状態が切り換えられる。
この場合、第1開閉弁66が開状態から閉状態に切り替
わる際のパイロット圧ポート66cの圧力、即ち切替え
圧P1は、スプリング112が発揮する付勢力により決
定される。
【0024】なお、第2開閉弁68の構成及び動作は第
1開閉弁66と全く同様であり、その説明を省略する。
ただし、第2開閉弁68のスプリング122は、その付
勢力が、第1開閉弁66のスプリング112に比して小
さくなるように設けられている。従って、第2開閉弁6
8が開状態から閉状態に切り替わる際のパイロット圧ポ
ート68cの圧力、即ち切替え圧P2は、P1に比して
小さくなるように設定されている。
【0025】第3開閉弁74は、ハウジング132、弁
体134、及びスプリング142を備えている。そし
て、ハウジング132の内部にはシリンダ部136が設
けられ、また、弁体134の図1中下端部にはポペット
134aが設けられている。スプリング142は弁体1
34の図1中上底面と、シリンダ部136の図1中上底
面との間に配設されており、弁体134を図1中下方に
向けて付勢している。従って、パイロットポート74c
に圧力が付与されない通常の状態では、ポペット134
aが弁座138に対して押圧され、第3開閉弁74は閉
状態とされている。パイロット圧ポート74cはシリン
ダ部136の側面の図1中下端部近傍に設けられてい
る。このため、パイロット圧ポート74cに圧力が付与
されると、弁体134は図1中上方に押圧される。そし
て、パイロット圧ポート74cの圧力が所定の切替え圧
を越えると、弁体134は図1中上方に移動されて、第
3開閉弁74は開状態に切り換えられる。このように、
第3開閉弁74は、第1開閉弁66及び第2開閉弁68
とは逆に、パイロット圧ポート74cに付与される値が
所定の切替え圧を上回ると閉状態から開状態に切り替わ
る。なお、第3開閉弁74の切替え圧は、第1開閉弁6
6の切替え圧P1と等しくなるように設定されている。
【0026】次に、流体圧ポンプ10の動作について説
明する。流体圧ポンプ10が作動していない初期状態で
は、負荷装置12には高圧は付与されず、従って、共通
負荷通路57は常圧に保たれている。このため、第1開
閉弁66、第2開閉弁68、及び、第3開閉弁74のパ
イロット圧ポート66c、68c、74cは常圧に保た
れ、これら開閉弁は図1に示す通常状態とされている。
すなわち、第1開閉弁66及び第2開閉弁68は開状態
とされ、第3開閉弁74は閉状態とされている。
【0027】ポンプ装置16の駆動モータ21が起動さ
れると、偏心カム20が回転し、第1ピストン26及び
第2ピストン28が往復動される。第1ピストン26が
図1中右方へ向けて運動する際には、第1圧力室30は
減圧状態となる。このため、リザーバ11の作動液は第
1開閉弁66及びチェック弁70を介して第1圧力室3
0に吸入される。一方、第1ピストン22が図1中左方
に向けて運動する際には、第1圧力室30は加圧状態と
なる。このため、第1圧力室30に吸入された作動液は
チェック弁58を介して負荷装置12に供給される。こ
うして、第1ポンプ13によるリザーバ11から負荷装
置12への作動液の汲み上げ動作が実現される。また、
第1ポンプ13の場合と同様に、第2ピストン24が往
復動することにより、第2ポンプ14によるリザーバ1
1から負荷装置12への作動液の汲上動作が実現され
る。
【0028】上述の如く、ポンプ装置16が起動される
と、第1ポンプ13及び第2ポンプ14の両方によって
作動液が負荷装置12に供給され始め、負荷装置12の
圧力が上昇する。図2は、ポンプ装置16が作動した際
の負荷装置12の液圧と、その液圧に達するまでに負荷
装置に供給される液量との関係を示す。図2に示す如
く、負荷装置12の液圧が低い領域(図2に示す領域
I)では、第1ポンプ13及び第2ポンプ14の両方に
より負荷装置12に作動液が供給されるため、液圧の上
昇に対して液量は比較的大きな傾きで増加する。
【0029】第1ポンプ13及び第2ポンプ14による
作動液の供給により負荷装置12の液圧が上昇してP2
に達すると、第2開閉弁68のパイロット圧ポート68
cの圧力がP2に達して、第2開閉弁68は開状態から
閉状態に切り換わる。このため、第2吸入口50とリザ
ーバ11との間が遮断されて、第1ポンプ14による負
荷装置12への作動液の供給が停止される。この結果、
第1ポンプ13のみにより作動液が負荷装置12に供給
されることになり、負荷装置12へ供給される流量は領
域Iの場合よりも減少する。従って、図2に示す如く、
負荷装置12の圧力がP2を越えた領域(領域II)で
は、液圧の上昇に対する供給流量の増加の傾きが領域I
よりも減少している。
【0030】上述の如く、第2開閉弁68が閉じると、
リザーバ11と第2吸入口50との間が遮断される。こ
の状態では、第2ピストン24が図1中左方向へ変位し
ても、第2圧力室32に作動液が吸入されない。このた
め、第2圧力室32は負圧状態となり、かかる負圧に起
因して第2ピストン24には図1中右方向への力が作用
する。かかる力とスプリング36による付勢力とが釣り
合った時点で、第2ピストン24は静止する。この場
合、偏心カム20には、第2ピストン24による押圧力
は作用しないため、駆動モータ21に作用する負荷は減
少される。
【0031】負荷装置12の液圧が更に上昇してP1に
達すると、第1開閉弁66及び第3開閉弁74のパイロ
ット圧ポート66c及び74cの圧力もP1に達する。
このため、第1開閉弁66が開状態から閉状態に切り替
わると共に、第3開閉弁74が閉状態から開状態に切り
替わる。この際、第2開閉弁68は閉状態に維持され
る。第1開閉弁66が閉状態に切り替わることにより、
第1吸入口42とリザーバ11との間が遮断されて、第
1ポンプ13による負荷装置12への作動液の供給は停
止される。一方、第3開閉弁が開状態に切り替わること
により、第2吸入口50とリザーバ11との間が再び連
通されて、第2ポンプ14による負荷装置12への作動
液の供給が再開される。すなわち、負荷装置12の液圧
がP1を越えた場合には、第2ポンプ14のみにより作
動液が負荷装置12に供給されることになる。
【0032】上述の如く、第2ポンプ14の吐出容量は
第1ポンプ13に比して小さい。このため、第1ポンプ
13のみにより作動液が供給される場合、即ち、負荷装
置12の液圧がP1からP2の間である場合に比して、
負荷装置12への作動液の供給流量は減少する。従っ
て、図2に示す如く、負荷装置12の液圧PがP1を越
えた領域(領域III )では、液圧の上昇に対する供給流
量の増加の傾きが、領域IIよりも更に減少している。こ
の場合、第1吸入口42とリザーバ11との連通が遮断
されることにより、第2ピストン24の場合と同様に、
第1ピストン22の運動は停止される。上述の如く、第
1ピストン22の径は第2ピストン24の径に比して大
きい。このため、駆動モータ21に作用する負荷は、偏
心カム30が第2ピストン22のみを駆動する場合に比
して、第1ピストン24のみを駆動する場合の方が大き
い。従って、負荷装置12の液圧PがP1を越えた領域
IIIでは、吐出量の減少に応じて駆動モータ21に対す
る負荷も領域IIに比して減少されている。
【0033】以上述べたように、本実施例の流体圧ポン
プ10は、負荷装置12の液圧Pに応じて第1開閉弁6
6、第2開閉弁68、及び第3開閉弁68の開閉状態が
切り換えられることにより、液圧Pの上昇に応じて順
に、第1ポンプ13及び第2ポンプ14の第1吸入口
42及び第2吸入口50がいずれもリザーバ11と連通
された状態、吐出容量が比較的大きい第1ポンプ13
の第1吸入口42のみがリザーバ11と連通された状
態、及び、吐出容量が比較的小さい第2ポンプ14の
第2吸入口50のみがリザーバ11と連通された状態、
で作動する。このため、図2に示す如く、負荷装置12
の液圧の上昇に応じて流体圧ポンプ10による負荷装置
12への作動液の供給流量は減少すると共に、供給流量
の減少に応じて、駆動モータ21に対する負荷が減少さ
れる。また、第1ポンプ13又は第2ポンプ14による
作動液の供給が停止された際には、それぞれ第1ピスト
ン22又は第2ピストン24の運動が停止されるため、
第1ピストン22又は第2ピストン24の第1シリンダ
26又は第2シリンダ28との摺動に起因する摩耗等が
低減される。従って、負荷装置12の液圧上昇に伴う供
給流量の減少により、ピストン22及び24に生ずる摩
耗が低減されることになる。また、本実施例において
は、3モードの流量制御を2つのポンプで実現すること
が可能とされているため、流体圧ポンプ10を小型で低
コストな装置とすることができる。
【0034】このように、本実施例の流体圧ポンプ10
によれば、負荷装置12の液圧の上昇に応じた作動液の
供給流量が減少に伴って、駆動モータ21に対する負
荷、及び、第1ピストン22及び第2ピストン24に生
ずる摩耗が低減される。従って、流体圧ポンプ10を、
負荷装置12の如く液圧が高圧になるほど必要な流量が
減少する液圧装置に適用することにより、液圧が高い領
域において不必要に過大な負荷がモータ21に作用した
り、不必要に過大な摩耗が第1ピストン22及び第2ピ
ストンに生じたりすることが防止される。これにより、
流体圧ポンプ10の耐久性が向上されている。
【0035】また、本実施例の流体圧ポンプ10によれ
ば、上述の如く負荷装置12の液圧の上昇に応じて吐出
量が減少されることにより、負荷装置12の作動液圧の
全範囲にわたって一定の流量が確保される場合に比べ
て、駆動モータ21を低出力化することができる。これ
により、駆動モータ21の小型化を実現することができ
る。
【0036】更に、本実施例の流体圧ポンプ10は、吐
出容量の異なる2つのポンプ13及び14の作動を切り
換えることにより吐出量を制御する構成であるため、吐
出量が変化された際の流量変化の応答性が高められてい
る。従って、流体圧ポンプ10の吐出口にアキュムレー
タを設置することが不要とすることができ、液圧システ
ム全体の低コスト化及び小型化を図ることができる。
【0037】なお、上記した実施例においては、第1ポ
ンプ13及び第2ポンプ14が請求項1記載の流体汲上
機構に、第1開閉弁66、第2開閉弁68、及び第3開
閉弁74が請求項1〜3記載の流入流体量調整手段に、
それぞれ相当している。なお、上記した実施例において
は、2つのポンプ13及び14への流入流路を、第1開
閉弁66、第2開閉弁68、及び第3開閉弁74により
遮断することによりこれらポンプへの流入流体量を規制
することとしているが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、ポンプへの流入流路に流量制御弁を設け、こ
の流量制御弁により流入流体量を連続的に制御してもよ
い。この場合には、必ずしも2台以上のポンプを用いる
必要はなく、1台のポンプを用い、その流入流体量を連
続的に制御することによっても上記実施例の流体圧ポン
プ10と同様の効果を得ることができる。
【0038】また、上記実施例においては、第1ポンプ
13及び第2ポンプ14の吐出容量を互いに相違させ、
これらポンプの作動を第1開閉弁66、第2開閉弁6
8、及び第3開閉弁74によって切り換えることによ
り、吐出量を変化させているが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、同一の吐出容量を有する2つのポン
プを用いて、それぞれの流入通路に互いに異なる径の絞
りを設けることにより、あるいは、それぞれの流入流路
の径を互いに相違させることにより、それぞれの流入流
体量を規制し、これら流入流路の開閉を制御することに
よっても上記実施例の流体圧ポンプ10と同様の効果を
得ることができる。
【0039】次に、図3を参照して、本発明の第2の実
施例である流体圧ポンプ100について説明する。図3
は、流体圧ポンプ100の構成図を示す。流体圧ポンプ
100は流体圧ポンプ10と同様にリザーバ102に蓄
えられた作動液を負荷装置104に供給する。負荷装置
104は、上記実施例の負荷装置12と同様に、液圧が
高くなるほど必要供給液量が減少する特性を有してい
る。
【0040】図3に示す如く、リザーバ102には共通
リザーバ通路111が接続されている。共通リザーバ通
路111はそれぞれ第1ポンプ112及び第2ポンプ1
13の吸入口に至る第1リザーバ通路114及び第2リ
ザーバ通路115に分岐されている。第1リザーバ通路
114及び第2リザーバ通路115には、それぞれリザ
ーバ102から第1ポンプ112及び第2ポンプ113
へ向かう方向の流れのみを許容するチェックバルブ11
9、120が配設されている。第1ポンプ112及び第
2ポンプ113の吐出口にはそれぞれ、第1負荷通路1
21及び第2負荷通路122が接続されている。第1ポ
ンプ112及び第2ポンプ113は、それぞれ駆動モー
タ123及び124により駆動される。なお、第1ポン
プ112は第2ポンプ113に比して大きな吐出容量を
有している。
【0041】第1負荷通路121及び第2負荷通路12
2は共通負荷通路126に統合されて負荷装置104に
接続されている。第1負荷通路121及び第2負荷通路
122にはそれぞれ、常開の第1電磁開閉弁128、及
び、常閉の第2電磁開閉弁130が配設されている。第
1負荷通路121の第1開閉弁128と第1ポンプ11
2との間の部位、及び、第2負荷通路122の第2開閉
弁130と第2ポンプ113との間の部位には、それぞ
れ、第1ポンプ112及び第2ポンプ113から負荷装
置104へ向かう方向の流れのみを許容するチェック弁
132及び134が配設されている。また、負荷通路1
26には圧力計136が配設されており、この圧力計1
36により負荷装置104の液圧が計測される。
【0042】上述した、第1ポンプ112及び第2ポン
プ113の駆動モータ123及び124、第1電磁開閉
弁128及び第2開閉弁130のソレノイド、及び、圧
力計136は電子制御装置(以下、ECUと称す)14
0に接続されている。ECU140は圧力計136から
出力される負荷装置104の液圧計測信号に基づいて、
第1ポンプ112及び第2ポンプ113のオン・オフの
制御、及び、第1開閉弁128及び第2開閉弁130の
開閉の制御を行う。
【0043】以下、図4を参照して、ECU140が実
行する流量制御ルーチンの内容について説明する。図4
はECU140が実行する流量制御ルーチンのフローチ
ャートを示す。図4に示すルーチンが起動されると、先
ずステップ202において、負荷装置104の液圧Pが
読み込まれる。次に、ステップ204において、液圧P
が所定の基準液圧Pc以下であるか否かが判別される。
ステップ204において液圧Pが基準液圧Pc以下であ
ると判別されると、次にステップ206において、第1
電磁開閉弁128及び第2電磁開閉弁130のソレノイ
ドがいずれも非励磁とされると共に、第1ポンプ112
の駆動モータ123がオン、第2ポンプ113の駆動モ
ータ124がオフとされる。このステップ206の処理
が行われることにより、第1負荷通路121が導通され
ると共に第1ポンプ112が作動され、リザーバ102
の作動液は第1ポンプ112により負荷装置104に供
給される。この際、第2負荷通路122が遮断されると
共に第2ポンプ113が停止されるため、第2ポンプ1
13による負荷装置104への作動液の供給は行われな
い。ステップ206の処理が終了されると、今回の処理
は終了される。
【0044】一方、ステップ204において、液圧Pが
基準液圧Pcに比して大きいと判別されると、次にステ
ップ208において、第1電磁開閉弁128及び第2電
磁開閉弁130のソレノイドがいずれも励磁されると共
に、第1ポンプ112の駆動モータ123がオフ、第2
ポンプ113の駆動モータ124がオンとされる。この
ステップ206の処理が行われることにより、第2負荷
通路122が導通されると共に第2ポンプ113が作動
され、リザーバ102の作動液は第2ポンプ113によ
り負荷装置104に供給される。この際、第1負荷通路
121が遮断されると共に第1ポンプ112が停止され
るため、第1ポンプ112よる負荷装置104への作動
液の供給は行われない。ステップ206の処理が終了さ
れると、今回の処理は終了される。
【0045】上述の如く、ECU140が上記したルー
チンを実行することにより、負荷装置104の液圧Pが
基準圧Pc以下である場合には、第1ポンプ112のみ
により作動液が負荷装置104に供給され、PがPcに
比して大きい場合には、第2ポンプ113のみにより作
動液が負荷装置104に供給される。上述の如く第1ポ
ンプ112は第2ポンプ113に比して大きな吐出容量
を有している。従って、負荷装置104に供給される作
動液の流量は、負荷装置104の液圧Pが基準液圧Pc
に比して大きい場合には、PがPc以下である場合より
も減少される。この場合、第1負荷通路121又は第2
負荷通路122のうち遮断された側の通路の第1ポンプ
112又は113は停止される。従って、供給流量の減
少に応じて、流体圧ポンプ100全体の負荷は減少され
ることになる。
【0046】このように、本実施例の流体圧ポンプ10
0によれば、第1実施例の流体圧ポンプ10と同様に、
負荷装置102の液圧の上昇に応じて、作動液の吐出量
が減少される。この場合、第1ポンプ112及び第2ポ
ンプ113のうち流体圧ポンプの吐出に寄与しない方の
ポンプが停止されることにより、流体圧ポンプ100全
体としての負荷が低減されている。従って、流体圧ポン
プ100を負荷装置102の如く液圧が高圧になるほど
必要な流量が減少する液圧装置に適用することにより、
流体圧ポンプ100の耐久性を向上させることができ
る。
【0047】なお、上記した第2の実施例においては、
第1ポンプ112及び第2ポンプ113が請求項4に記
載した流体汲上機構に、第1電磁開閉弁128及び第2
電磁開閉弁130が請求項に記載した吐出流路開閉手段
に、ECU140、及び駆動モータ123及び124が
請求項4に記載した汲上機構制御手段に、それぞれ相当
している。
【0048】また、上記した2つの実施例において流体
圧ポンプ10及び流体圧ポンプ100は、流体としてブ
レーキ油等の液体を圧送するものとしているが、本発明
はこれに限定されるものではなく、流体として空気等の
気体を圧送するものとすることもできる。
【0049】
【発明の効果】上述の如く、請求項1及び4記載の発明
によれば、流体圧ポンプの吐出量の減少に応じて流体汲
上機構に対する負荷を減少させることができる。このた
め、吐出量が減少した場合に、不必要に過大な負荷が流
体汲上機構に作用するのを防止することができる。これ
により、流体汲上機構の耐久性を向上させることができ
る。
【0050】また、請求項2記載の発明によれば、流体
汲上機構の吐出圧に基づく流体圧ポンプの吐出量の減少
に応じて、流体汲上機構に対する負荷を減少させること
ができる。このため、吐出圧に応じて吐出量が減少した
場合に、不必要に過大な負荷が流体汲上機構に作用する
のを防止することができる。これにより、流体汲上機構
の耐久性を向上させることができる。
【0051】更に、請求項3記載の発明によれば、流体
汲上機構の吐出圧の増加に応じた流体圧ポンプの吐出量
の減少に応じて、流体汲上機構に対する負荷を減少させ
ることができる。このため、吐出圧の上昇に応じて吐出
量が減少した場合に、不必要に過大な負荷が流体汲上機
構に作用するのを防止することができる。これにより、
流体汲上機構の耐久性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である流体圧ポンプの構成図
である。
【図2】本実施例の流体圧ポンプの吐出圧と、その圧力
に達するまでの流体の総流量との関係を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施例である流体圧ポンプの構
成図である。
【図4】本実施例の流体圧ポンプのECUが実行する流
量制御ルーチンのフローチャートである。
【符号の説明】
10、100 流体圧ポンプ 11、102 リザーバ 12、104 負荷装置 13、112 第1ポンプ 14、113 第2ポンプ 22 第1ピストン 24 第2ピストン 66 第1開閉弁 68 第2開閉弁 74 第3開閉弁 128 第1電磁開閉弁 130 第2電磁開閉弁 140 ECU

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流入口に供給される流体を圧送する流体
    汲上機構を備えた流体圧ポンプにおいて、 前記流体汲上機構に流入する流体流体量を調整する流入
    流体量調整手段を備えたことを特徴とする流体圧ポン
    プ。
  2. 【請求項2】 前記流入流体量調整手段は、前記流体汲
    上機構の吐出圧に基づいて前記流体汲上機構に流入する
    流体量を調整することを特徴とする請求項1記載の流体
    圧ポンプ。
  3. 【請求項3】 前記流入流体量調整手段は、前記流体汲
    上機構の吐出圧の上昇に応じて前記流体汲上機構に流入
    する流体量を減少させることを特徴とする請求項1記載
    の流体圧ポンプ。
  4. 【請求項4】 流入口に供給される流体を圧送する複数
    の流体汲上機構を備えた流体圧ポンプにおいて、 少なくとも一つの流体汲上機構の吐出側流路を開閉する
    少なくとも一つの吐出流路開閉手段と、 前記少なくとも一つの吐出流路開閉手段が閉状態とされ
    た際に、該吐出流路開閉手段に対応する流体汲上機構を
    停止させる汲上機構制御手段と、を備えたことを特徴と
    する流体圧ポンプ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1039134A2 (en) 1999-03-26 2000-09-27 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Redundant pump control system
US6402264B1 (en) 1998-04-14 2002-06-11 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Hydraulic wheel brake system

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US6341947B1 (en) 1999-03-26 2002-01-29 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Pump device wherein detection of failure of one of pumps causes a change in the manner of control of the pump or pumps to compensate for the failure

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