JPH09256127A - 高強度ダイカスト品の製造方法 - Google Patents
高強度ダイカスト品の製造方法Info
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- JPH09256127A JPH09256127A JP6290696A JP6290696A JPH09256127A JP H09256127 A JPH09256127 A JP H09256127A JP 6290696 A JP6290696 A JP 6290696A JP 6290696 A JP6290696 A JP 6290696A JP H09256127 A JPH09256127 A JP H09256127A
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- C22C—ALLOYS
- C22C21/00—Alloys based on aluminium
- C22C21/02—Alloys based on aluminium with silicon as the next major constituent
Abstract
優れた高強度ダイカスト品を効率よく生産することので
きる製造方法を提供する。 【解決手段】 シリコンを7.5〜12重量%を含有
し、1.5〜4.8重量%の銅及び0.2〜0.7重量
%のマグネシウムの少なくとも一方を含有するアルミニ
ウム−シリコン共晶系鋳造材料を用い、高速ダイカスト
法にて鋳造する。ダイカスト品には、離型後その表面温
度が250〜450℃の範囲となった状態で水槽中に浸
漬する水冷、及び、150〜250℃の範囲で所定時間
保持する時効処理の少なくも一方を施す。
Description
リコン共晶系鋳造材料を用いるとともに、例えば、スク
ロールコンプレッサ用部品等の高い引張強度及び疲労強
度といった優れた機械的強度の要求されるダイカスト品
の製造方法に関するものである。
としては、アルミニウム−シリコン共晶系鋳造材料を低
速ダイカスト法にて鋳造した後、例えば溶体化処理等の
熱処理を行うものが知られている。このような低速ダイ
カスト法では、溶湯の射出速度が遅いため、ガスの巻き
込み量が少なく、ダイカスト品の鋳巣(空洞部分)の発
生による強度低下を起こりにくい。しかし、低速ダイカ
スト法ではダイカスト品の凝固速度が遅く、アルミニウ
ム合金等の鋳造においては銅やマグネシウム等の固溶強
化成分が選択的に析出されて、アルミニウム素地中に局
在化することがある。このため、低速ダイカスト法によ
り成型されたダイカスト品は、そのダイカスト品を50
0〜540℃程度の温度で、数〜数十時間保持する溶体
化処理を行って、機械的強度の向上が図られている。前
記の溶体化処理を施すことによって、アルミニウム素地
中に局在化した銅やマグネシウム等の固溶強化成分が、
アルミニウム素地中に均一分散され、その後の水冷によ
り再固溶される。
ダイカスト法では、射出速度が遅く、しかもダイカスト
品を長時間にわたる溶体化処理を施す必要があって、必
然的に製品製造のためのサイクルタイムが非常に長いも
のとなる。このため、生産性がきわめて低く、製品のコ
ストが高くなるという問題があった。また、ダイカスト
品は凝固組織が粗大化するため機械的強度のばらつきが
大きく、大きな荷重が繰り返し作用されるスクロールコ
ンプレッサ用部品に使用した場合、十分かつ一定の耐久
性が得られない可能性があった。
射出速度が速く生産効率のよい高速ダイカスト法の適用
が考えられる。しかし、高速ダイカスト法では、溶湯の
射出速度が速く型内に急速充填されるため、ガスの巻き
込み量が多く、ダイカスト品に鋳巣(空洞部分)が発生
しやすいという問題がある。また、このような鋳巣の多
いダイカスト品に溶体化処理を施すと、空洞部分のガス
が膨張してふくれが発生して、製品が不良品となる。つ
まり、高速ダイカスト法によるダイカスト品では、溶体
化処理によって機械的強度の向上を行うことができな
い。
る問題点に着目してなされたものである。その目的とし
ては、引張強度及び疲労強度といった機械的強度の優れ
た高強度ダイカスト品を効率よく生産することのできる
製造方法を提供することにある。
に、請求項1に記載の高強度ダイカスト品の製造方法の
発明では、アルミニウム−シリコン共晶系鋳造材料を用
い、高速ダイカスト法にて鋳造し、そのダイカスト品に
離型後水冷及び時効処理の少なくとも一方を施すことを
特徴とするものである。
載の高強度ダイカスト品の製造方法において、前記ダイ
カスト品に水冷後に時効処理を施すことを特徴とするも
のである。
は2に記載の高強度ダイカスト品の製造方法において、
前記鋳造材料は、シリコンを7.5〜12重量%を含有
し、1.5〜4.8重量%の銅及び0.2〜0.7重量
%のマグネシウムの少なくとも一方を含有することを特
徴とするものである。
載の高強度ダイカスト品の製造方法において、水冷前の
前記ダイカスト品の表面温度が、250〜450℃の範
囲であることを特徴とするものである。
は4に記載の高強度ダイカスト品の製造方法において、
前記時効処理の温度が、150〜250℃の範囲である
ことを特徴とするものである。
のいずれかに記載の高強度ダイカスト品の製造方法にお
いて、前記ダイカスト品が、スクロールコンプレッサ用
部品であることを特徴とするものである。
て、順次詳細に説明する。この発明の高強度ダイカスト
品の製造方法の発明は、アルミニウム−シリコン共晶系
鋳造材料(以下、単に鋳造材料とする)を用い、高速ダ
イカスト法にて鋳造し、そのダイカスト品に離型後水冷
及び時効処理の少なくとも一方を施すものである。
l−Si−Mg、あるいは、Al−Si−Cu−Mg系
のものが用いられる。つまり、この発明に供する鋳造材
料には、銅及びマグネシウムのいずれか一方を含んだも
のでもよく、また両方を含んだものでもよい。
的強度を向上させるとともに、鋳造性、つまり溶湯の流
動性を向上させる特性を有する。このシリコンの含有量
としては、7.5〜12重量%が好ましく、9〜12重
量%がさらに好ましい。シリコンの含有量が7.5重量
%未満では、機械的強度が徐々に低下しダイカスト品の
機械的強度が不足がちになるとともに、溶湯の流動性が
低下して型内での湯まわり性が不足し充填不良となった
り、ダイカスト品にひけ等の不具合が発生したりしやす
い。一方、シリコンの含有量が12重量%を越えると、
初晶シリコンが析出するため、溶湯の流動性が低下して
鋳造性が低下するとともに、ダイカスト品の切削加工性
が大きく低下する。このようなダイカスト品を、スクロ
ールコンプレッサ用部品に適用した場合、切削機械の刃
物欠けが頻発して、製品の量産加工がほとんどできない
という状態に至る。
上させるための固溶強化成分であり、その含有量は1.
5〜4.8重量%が好ましく、2.5〜4.8重量%が
さらに好ましい。銅の含有量が1.5重量%未満であっ
たり、4.8重量%を越えたりすると、ダイカスト品の
機械的強度が不十分となる。
カスト品の機械的強度を向上させるための固溶強化成分
であり、その含有量は0.2〜0.7重量%が好まし
く、0.3〜0.7重量%がさらに好ましい。マグネシ
ウムの含有量が0.2重量%未満であったり、0.7重
量%を越えたりすると、ダイカスト品の機械的強度が不
十分となる。
化物除去処理及び脱ガス処理を行った後、高速ダイカス
ト法によって高速高圧で型内に急速充填する。そして、
型内に溶湯が充填された状態で、型内の製品部を直接加
圧して、ダイカスト品を凝固させる。
処理を省略してダイカスト品を成型すると、ダイカスト
品ごとに鋳巣の発生状況が異なったものとなって機械的
強度に大きなばらつきを生じることがある。このため、
溶湯の酸化物除去処理及び脱ガス処理を省略することは
好ましくない。
中に浸漬して水冷を施す。この水冷に供するダイカスト
品の表面温度は、250〜450℃の範囲が好ましく、
300〜400℃の範囲がさらに好ましい。表面温度が
250℃未満の条件で水冷を施すと、ダイカスト品の引
張強度、疲労強度等の機械的強度が不十分なものとな
る。一方、表面温度が450℃を越えた条件で水冷を行
うと、局部的なひけ及び焼き付き等の外観上や内質的な
欠陥が発生し、良好なダイカスト品を得るのが困難とな
る。なお、水冷時の水温は、ダイカスト品の機械的性質
に大きな影響を及ぼすものではなく、この実施形態にお
いては40〜60℃とした。
品は、所定の時間、加温状態で放置して時効処理を施
す。この時効処理の温度は、150〜250℃の範囲が
好ましく、170〜210℃の範囲がさらに好ましい。
処理温度が150℃未満での、あるいは、250℃を越
える範囲での時効処理では、ダイカスト品の硬度が十分
向上せず、機械的強度が不足がちとなる。また、処理時
間は、例えば180℃での時効処理では、4時間程度で
あればよい。
ば、次のような効果が得られる。 (1) アルミニウム−シリコン共晶系鋳造材料を用い
て、高速ダイカスト法にて鋳造を行うため、従来の低速
ダイカスト法での鋳造に比べて、溶湯の型内への充填時
間が短いものとなる。従って、鋳造時の時間を短縮でき
てダイカスト品の製造サイクルタイムを短縮できる。
ため、ダイカスト品の凝固速度が速く、アルミニウム素
地中に銅及びマグネシウムといった固溶強化成分が均一
に固溶される。このため、離型後のダイカスト品を水冷
して焼き入れを行うことができて、その後短時間の時効
処理を行うのみで十分な機械的強度を得ることができ
る。従って、長時間の溶体化処理を行う必要がなく、製
品製造のサイクルタイムを著しく短縮することができ
る。
組織が緻密で結晶の方向性もなくすことができる。従っ
て、疲労強度に優れたダイカスト品を得ることができ
る。そして、このようなダイカスト品は、大きな荷重が
繰り返し作用されるスクロールコンプレッサ用部品に好
適である。従って、同部品を破損しにくいものとするこ
とができて、ひいてはスクロールコンプレッサの耐久性
を向上することができる。
が250〜450℃の範囲となるようにしたため、ダイ
カスト品の機械的強度を向上することができる。 (5) 時効処理を150〜250℃の範囲の温度で行
うため、ダイカスト品の機械的強度を向上することがで
きる。しかも、従来の溶体化処理のようにダイカスト品
が再溶融する高温を必要とせず、エネルギー的にも有利
である。
処理を行い、しかも充填後の型内の製品部を直接加圧す
るため、品質のばらつきの少ない製品を製造することが
できる。
さらに具体的に説明するが、この発明はこれらの実施例
によってなんら限定されるものではない。 (実施例1)シリコン10.5重量%、銅4.2重量
%、マグネシウム0.5重量%を含有するアルミニウム
−シリコン共晶系鋳造材料の溶湯は、まず酸化物除去処
理及び脱ガス処理を行った。そして、この溶湯を、65
0トン横型ダイカストマシンを用いて、射出速度2.0
m/sでスクロールコンプレッサ用部品の金型に充填し
た。この金型には、製品部が直接加圧されるように75
0kgf/cm^(2)の鋳造圧力を作用させた。(ここ
で、「^()」はべき乗を表す。)そして、加圧状態で所
定時間保持した後、成型されたダイカスト品を離型して
取り出した。離型したダイカスト品は、直ちに水槽中に
浸漬して水冷した後、180℃で4時間保持し時効処理
を行った。 (比較例1)前記実施例1において、溶湯の射出速度を
0.08m/sで金型内に充填して、低速ダイカスト法
により成型したものである。その他の条件は、実施例1
と同様である。
スト品の凝固組織の平均粒径とともに、比較例1のダイ
カスト品に対する実施例1のダイカスト品の引張強度比
を示す。この図1に示すように、実施例1のダイカスト
品では凝固組織の平均粒径が2μm程度であるのに対し
て、比較例1のダイカスト品では30μm程度であっ
た。また、引張強度においては、実施例1のダイカスト
品は比較例1のダイカスト品に比べ50%ほど大きな値
を示した。このように、高速ダイカスト法で鋳造した実
施例1のダイカスト品は、凝固組織が緻密でかつ引張強
度の高いものであった。 (比較例2)前記実施例1と同様組成の鋳造材料の溶湯
を、0.08m/sの射出速度で金型内に充填して、低
速ダイカスト法によりダイカスト品を成型した。このダ
イカスト品を、520℃で8時間保持して、溶体化処理
及び時効処理を行った。
スト品をスクロールコンプレッサに実装して圧縮運転を
行った時における、比較例2のダイカスト品に対する実
施例1のダイカスト品の10^(7)回における疲労強度
のばらつきの下限値の比を示す。この図2に示すよう
に、実施例1のダイカスト品は、比較例2のダイカスト
品に比べ引張強度が50%ほど大きな値を示した。この
ように、高速ダイカスト法で鋳造した実施例1のダイカ
スト品は、疲労強度が高いレベルでばらついており、大
きな荷重が繰り返し作用するスクロールコンプレッサ用
部品に好適である。 (実施例2)実施例2は、前記実施例1において水冷を
省略して、離型したダイカスト品を焼き鈍した後に時効
処理を行ったものである。 (実施例3)実施例3は、前記実施例1において時効処
理を省略したものである。 (比較例3)比較例3は、前記実施例1において水冷及
び時効処理の両方を省略して、離型したダイカスト品を
焼き鈍したものである。
イカスト品の比較例3のダイカスト品に対する引張強度
比を示す。この図3に示すように、水冷あるいは時効処
理を施した実施例2及び3のダイカスト品は、そのいず
れも施していない比較例3のダイカスト品に比べて引張
強度が20%程度大きな値を示し、引張強度の向上は認
められた。これに対して、水冷及び時効処理をともに施
した実施例1のダイカスト品は、比較例3のダイカスト
品に比べて引張強度が50%程度大きな値を示し、さら
に大きく引張強度が向上された。
例1において、鋳造材料の固溶強化成分である銅及びマ
グネシウムの含有量を、表1に示す組成に変更したもの
である。
スト品の比較例3のダイカスト品に対する引張強度比を
示す。この表1に示すように、銅の含有量が3.0重量
%の鋳造材料を用いた実施例4のダイカスト品において
も、前記比較例3のダイカスト品に比べて引張強度が3
0%大きい値を示し、引張強度の向上が認められた。こ
れに対して、銅の含有量5.5重量%の鋳造材料を用い
た比較例4のダイカスト品においては、前記比較例3の
ダイカスト品に比べて引張強度の低下が認められた。
造材料を用いた実施例5のダイカスト品においても、前
記比較例3のダイカスト品に比べて引張強度が20%大
きい値を示し、引張強度の向上が認められた。これに対
して、マグネシウムの含有量が0.8重量%の鋳造材料
を用いた比較例5のダイカスト品においては、前記比較
例3のダイカスト品に比べて引張強度の低下が認められ
た。
体化することもできる。 (1) 前記実施形態に記載の鋳造材料において、ダイ
カスト品の高温における軟化を防止するための成分(ニ
ッケル、マンガン等)、結晶粒を微細化するための成分
(チタン、クロム等)、離型性を改善し金型の侵食を抑
制するための成分(鉄等)、その他ダイカスト品の物性
を改善するための成分を、少量(0.5重量%未満)添
加してもよい。
技術的思想を述べる。 (1) 溶湯を酸化物除去処理及び脱ガス処理を行った
後、型内に充填し、型内の製品部を直接加圧することを
特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の高強度ダイ
カスト品の製造方法。
の少ない製品を製造することができる。
以下の優れた効果を奏する。請求項1及び2に記載の発
明によれば、アルミニウム−シリコン共晶系鋳造材料を
用いて、高速ダイカスト法にて鋳造を行うため、従来の
低速ダイカスト法での鋳造に比べて、溶湯の型内への充
填時間が短いものとなる。従って、鋳造時の時間を短縮
できてダイカスト品の製造サイクルタイムを短縮でき
る。
め、ダイカスト品の凝固速度が速く、アルミニウム素地
中に銅及びマグネシウムといった固溶強化成分が均一に
固溶される。このため、離型後のダイカスト品を水冷し
て焼き入れを行うことができるとともに、短時間の時効
処理を行うのみで十分な機械的強度を得ることができ
る。従って、長時間の溶体化処理を行う必要がなく、製
品製造のサイクルタイムを短縮することができる。
材料がシリコンを7.5〜12重量%を含有し、1.5
〜4.8重量%の銅及び0.2〜0.7重量%のマグネ
シウムの少なくとも一方を含有するようにしたため、各
元素の特性を十分に引き出すことができる。
ダイカスト品の表面温度が250〜450℃の範囲とな
るようにしたため、ダイカスト品の機械的強度を向上す
ることができる。
を150〜250℃の範囲の温度で行うため、ダイカス
ト品の機械的強度を向上することができる。また、溶体
化処理に比べて低温でダイカスト品を処理することがで
きて、エネルギー的にも有利である。
うに凝固速度が速いため、凝固組織が緻密で結晶の方向
性もなくすことができて、疲労強度の優れたダイカスト
品を得ることができる。そして、このようなダイカスト
品は大きな荷重が繰り返し作用されるスクロールコンプ
レッサ用部品に好適である。従って、同部品を破損しに
くいものとすることができて、ひいてはスクロールコン
プレッサの耐久性を向上することができる。
固組織の平均粒径、及び、引張強度比を示す説明図。
労強度比を示す説明図。
の引張強度比を示す説明図。
Claims (6)
- 【請求項1】 アルミニウム−シリコン共晶系鋳造材料
を用い、高速ダイカスト法にて鋳造し、そのダイカスト
品に離型後水冷及び時効処理の少なくも一方を施すこと
を特徴とする高強度ダイカスト品の製造方法。 - 【請求項2】 前記ダイカスト品に水冷後に時効処理を
施すことを特徴とする請求項1に記載の高強度ダイカス
ト品の製造方法。 - 【請求項3】 前記鋳造材料は、シリコンを7.5〜1
2重量%を含有し、1.5〜4.8重量%の銅及び0.
2〜0.7重量%のマグネシウムの少なくとも一方を含
有することを特徴とする請求項1または2に記載の高強
度ダイカスト品の製造方法。 - 【請求項4】 水冷前の前記ダイカスト品の表面温度
が、250〜450℃の範囲であることを特徴とする請
求項3に記載の高強度ダイカスト品の製造方法。 - 【請求項5】 前記時効処理の温度が、150〜250
℃の範囲であることを特徴とする請求項3または4に記
載の高強度ダイカスト品の製造方法。 - 【請求項6】 前記ダイカスト品が、スクロールコンプ
レッサ用部品であることを特徴とする請求項1〜5のい
ずれかに記載の高強度ダイカスト品の製造方法。
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