JPH09255261A - エレベータ用円筒形リニアモータ - Google Patents

エレベータ用円筒形リニアモータ

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JPH09255261A
JPH09255261A JP6046996A JP6046996A JPH09255261A JP H09255261 A JPH09255261 A JP H09255261A JP 6046996 A JP6046996 A JP 6046996A JP 6046996 A JP6046996 A JP 6046996A JP H09255261 A JPH09255261 A JP H09255261A
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JP
Japan
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linear motor
coil
elevator
ring
cylindrical
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Application number
JP6046996A
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English (en)
Inventor
Hisakatsu Hasegawa
寿克 長谷川
Naoto Hosooka
直人 細岡
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】鉄心の内周と二次導体の外周との接触に起因す
る損傷を防ぐ。 【解決手段】鉄心1の内周に形成されたスロットにコイ
ル12を挿着し、このコイル12の更に内周に対して、ガラ
ス強化プラスチックス製で環状の保護環2を挿入する。
この保護環2は、コイル12とともにエポキシ樹脂の真空
含浸によって、鉄心1に固定する。円筒形二次導体8の
外周が鉄心1の内周に接触し、円筒形二次導体8の表面
にばりが発生しても、保護環2によって、コイル12の損
傷を防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に、リニアモー
タを駆動源として採用したエレベータに組み込まれるエ
レベータ用円筒形リニアモータに関する。
【0002】
【従来の技術】ロープトラクション式の従来のエレベー
タの一例を示す図6、及び、この図6の平面図を示す図
7において、エレベータが設置されるビルの北側に設置
された昇降路29の上部には、機械室28が設置されてい
る。
【0003】この機械室28の床30の上面には、形鋼材か
ら製作されたマシンビーム31が設置され、このマシンビ
ーム31の上面には、マシンベッドを介して巻上機32が据
え付けられている。
【0004】この巻上機32には、この巻上機32の後部側
面に片持梁状に突き出た取付脚を介して駆動用電動機37
が取り付けられ、この電動機37の出力軸には、カップリ
ング37aを介して図示しない減速機の入力軸が連結され
ている。この減速機の図6,図7において前面側には、
無励磁作動形のディスクブレーキ38が取り付けられてい
る。
【0005】巻上機32には、この巻上機32の左側から前
方に突き出た出力軸の端部にメインシーブ33が設けら
れ、このメインシーブ33には、複数本の主索34が巻装さ
れている。この主索34の片側の下端には、かご35が図6
に示すように吊り下げられ、主索34の他端の下端には、
つり合いおもり36が吊り下げられている。
【0006】このように構成されたエレベータにおいて
は、機械室28に設置された図示しないインバータ装置に
よって電動機37は速度制御され加減速制御されて、所定
の階床にかご35を着床させる。
【0007】一方、エレベータにおいては、巻上用の電
動機と減速機などで構成する前述した巻上機を用いる従
来の駆動方法の代わりに、リニアモータで乗りかごを直
接昇降させる方法が試みられ、一部実用化されている。
これは、次のような理由による。
【0008】従来から用いられてきた三相誘導電動機と
減速機などを用いたエレベータでは、図6及びこの図6
の平面図を示す図7のシングルラップ形ロープトラクシ
ョンエレベータに示すように、かご35と釣合重り36を昇
降させるための巻上機32及びそらせシーブ33をかご35の
上方に設置しなければならない。したがって、昇降路29
の上端に機械室28を設けなければならない。
【0009】すると、この機械室28が大きなスペースを
占めるために、特に都市部では、ビルの屋上に機械室28
を設置するためには、日照権の北側斜線の制約の関係か
ら、ビルの高さを低くしなければならない。また、も
し、北側斜線の規制を避けるためには、エレベータの設
置場所を南側の日当たりの良い場所に移動しなければな
らないので、ビルの利用上、大きな制約を受ける。
【0010】そこで、図8に示すような円筒形リニアモ
ータ(以下、単にリニアモータという)を用いたエレベ
ータが開発され、一部実用化されている。このリニアモ
ータを用いたエレベータでは、釣合重り22の中心にリニ
アモータ23を収納し、このリニアモータ23の軸心に二次
導体となるリアクションロッド24を同軸に貫通させてい
る。
【0011】そして、これらのリニアモータ23とリアク
ションロッド24の相互間に発生する電磁力による推力に
よって、釣合重り22がリアクションロッド24に沿って昇
降する動作を可能とし、釣合重り22に取り付けられたロ
ープ25及びこのロープ25が巻装されたそらせシーブ26
A,26Bを介してつるべ式にかご27を昇降させる。した
がって、従来の巻上機を用いたエレベータで必要であっ
た図6で示す機械室28を不要とするとともに、ビルの設
計面における日照権の制約に対処している。
【0012】図8において、リニアモータ23は、溝形鋼
から額縁状に製作された釣合重り枠40の中央部に縦に固
定されている。この釣合重り枠40は、ロープ25によって
そらせシーブ26A,26Bに吊り下げられており、このロ
ープ25で昇降路の天井に設けたそらせシーブ26A,26B
を介してかご27に連結され、このかご27と釣合重り枠22
は、つるべ式に上下に昇降可能となっている。
【0013】また、釣合重り枠40には、鉄板で製作され
た総重量数 100Kgに及ぶカウンタウエイト39がリニアモ
ータ23の両側に積載され、このリニアモータ23の下部の
両側には、詳細を省略した電磁ブレーキが設けられてい
る。
【0014】図9は、図8で示したリニアモータ23の拡
大詳細図で、図10は、図9の底面図である。図9及び図
10において、リニアモータ23は、後述する図11の拡大斜
視図で示す鉄心11と、この鉄心11の内周に形成された複
数のスロット11bに挿着される円筒コイル12と、4個の
鉄心11の両端に固定された環状のカバー14で構成され、
円筒コイル12とこの円筒コイル12の軸心に貫通される円
筒形二次導体8との間に働く電磁力によって推力を発生
させるようになっている。
【0015】このうち、鉄心11は、図11に示すように略
角柱状で、図10においては内周側となる片面にくし状に
形成されたスロット11bを有する鉄心抜板11aを、スロ
ット11b側を円筒側二次導体8と同軸の内周面を形成す
るように弧状に積層した後、スタッド13で締め付けるこ
とによって、角柱状に形成され、この鉄心11が図10に示
すように、円筒形二次導体8を取り囲むように4個が90
°間隔に放射状に配置されている。
【0016】また、鉄心11の各スロット11bには、外周
に絶縁層が形成された環状のコイル12が図9及び図10に
示すように挿入され、鉄心11とともにカバー14に軸方向
から挿入された後、固定ボルト15でカバー14の外側から
固定されている。左右の環状のカバー14もフレーム13の
両端にボルト14aによって固定され、リニアモータ23を
構成している。
【0017】このように構成されたリニアモータでは、
同軸に組み立てられた各鉄心11と円筒形二次導体8との
間に均等にギャップGが図10に示すように形成され、リ
ニアモータ23に発生する移動磁界によって円筒形二次導
体8との間に推力が発生し、リニアモータ23が円筒形二
次導体8に沿って図8に示す昇降路を昇降する。
【0018】また、このように構成されたリニアモータ
では、ギャップGが4個の鉄心11と円筒形二次導体8と
の間で等しい限り、各鉄心11と円筒形二次導体8との間
に働く吸引力は等しくなって、互いに相殺されることに
なり、鉄心11と円筒形二次導体8との間のギャップGを
維持する図示しないガイドローラにかかる力を低減し
て、軽量且つコンパクトなリニアモータを構成してい
る。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
構成されたリニアモータにおいては、円筒形二次導体8
は、エレベータの数10メートルの昇降行程及び昇降路へ
の搬入条件に合わせて製作され、上下端のねじ部を螺合
されて接続される。
【0020】そのため、円筒形二次導体の垂直度は、単
体の真直度と接続部の加工精度よって決まり、昇降行程
に合わせて接続し上下端を固定した状態では、僅かな曲
がりが特に接続部に発生する。
【0021】また、図10及び図12に示すギャップGは、
リニアモータの出力と力率を向上させるため、一般に1
〜3mm程度に抑える必要があるが、前述した曲がりによ
って、図12に示すように、ギャップGが下端においては
狭い間隙G0 に変動するおそれがある。
【0022】すると、図12の部分拡大図を示す図13に示
すように、アルミニウム材の円筒形二次導体8と珪素鋼
材で硬度の高い鉄心11が接触して、ばり8aが発生し、
リニアモータの昇降動作のブレーキとなるだけでなく、
コイル12の絶縁層を損傷するおそれがある。
【0023】そこで、本発明の目的は、鉄心の内周が円
筒形二次導体の外周に接触することに伴う損傷を防ぐこ
とのできるエレベータ用円筒形リニアモータを得ること
をである。
【0024】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明の
エレベータ用円筒形リニアモータは、くし状のスロット
が片側に形成された鉄心抜板を積層した複数の鉄心を、
スロット側を中心導体と対向させて放射状に対称的に配
置して一次側コア群を形成するとともに、鉄心のスロッ
トにコイルが挿着されたエレベータ用円筒形リニアモー
タにおいて、コイルの内周に保護環を挿着したことを特
徴とする。
【0025】また、請求項2に記載の発明のエレベータ
用円筒形リニアモータは、保護環はコイルの内周側に挿
着されたクッション環と、このクッション環の内周側に
挿着された摺動環とからなることを特徴とする。
【0026】また、請求項3に記載の発明のエレベータ
用円筒形リニアモータは、摺動環は、スロットの先端部
より突出していることを特徴とする。
【0027】また、請求項4に記載の発明のエレベータ
用円筒形リニアモータは、スロットの開口側に対して、
保護環が挿入される段付部を形成したことを特徴とす
る。
【0028】さらに、請求項5に記載の発明のエレベー
タ用円筒形リニアモータは、保護環を樹脂材としたこと
を特徴とする。
【0029】このような手段によって、請求項1に記載
の発明においては、中心導体の外周が鉄心の内面に接触
することで発生するコイルの損傷を保護環によって防
ぎ、請求項2に記載の発明においては、コイルの内周に
加えられる応力をクッション環で緩和する。
【0030】また、請求項3に記載の発明においては、
鉄心と中心導体との接触を摺動環によって防ぎ、請求項
4に記載の発明においては、コイルに加えられる応力を
段付部に挿入された保護環によって軽減し、請求項5に
記載の発明においては、樹脂材の保護によって、中心導
体との摩擦係数を減らす。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明のエレベータ用円筒
形リニアモータの一実施形態を図面を参照して説明す
る。図1は、本発明のエレベータ用円筒形リニアモータ
の一実施形態を示す図で、従来の技術で示した図10に対
応し、図2は、図1の部分拡大断面図、図3は、図2の
A−A断面図である。なお、図1の側面図は省略した
が、従来の技術で示した図9と同一である。
【0032】図1及び図2において、従来の技術で示し
た図9及び図10と異るところは、各鉄心の内周に挿入さ
れた各円筒コイル12の内周に対して、環状の保護環を設
けたことで、他は、図9及び図10と同一である。したが
って、図9及び図10と同一要素には、同一符号を付して
説明を省略する。
【0033】すなわち、両端のカバー14の間に放射状に
挟持された各鉄心1の内周には、コイル12が挿入され、
エポキシ樹脂の真空含浸によって固定されていること
は、従来と同様であるが、これらの各コイル12の内周側
に対して、更に保護環2があらかじめ挿入され、コイル
12とともに真空含浸によって固定されている。
【0034】この保護環2は、エポキシ樹脂のガラス繊
維強化プラスチックスで製作され、環状の素材から切断
によって製作されている。また、厚さは2mmである。し
たがって、鉄心1の内周面との間には、図3に示すよう
に、僅かな凹部を形成している。
【0035】このように構成されたエレベータ用円筒形
リニアモータにおいては、従来の技術で示した図12に示
すように、円筒形二次導体8の接続部の僅かな曲がりに
よって、万一、この円筒形二次導体8の表面が鉄心11の
内周の角部に接触し、円筒形二次導体8の表面に対し
て、図12(b)で示したばりが形成されても、コイル12
の内周を保護する保護環2によって、コイル12が損傷す
る事態を防ぐことができる。
【0036】また、保護環2は、厚さが薄いので、コイ
ル12で発生した磁束で発生する円筒形二次導体8との間
の推力の低下を最小限に抑えることができる。次に、図
4は、本発明のエレベータ用円筒形リニアモータの第2
の実施形態を示す部分縦断面図で、図3に対応する図で
ある。
【0037】図3において、図1及び図2と図3で示し
た円筒形リニアモータと異るところは、各コイル12の内
周に対して、図1,図2及び図3で示した保護環2の代
りに、ゴム材で製作された環状のクッション環3を挿着
し、このクッション環3の更に内周に対して、ナイロン
樹脂材から製作した摺動環4を挿着し接合したことであ
る。
【0038】この摺動環4の内周は、図4に示したよう
に、鉄心1の内周面から、この内周面と円筒形二次導体
8の外周との間に形成された間隙Gの約2分の1の高さ
だけ突き出ている。
【0039】このように構成されたエレベータ用円筒形
リニアモータにおいては、図12で示したように、円筒形
二次導体8の接続部の僅かな曲がりによって、この円筒
形二次導体8の外周が、万一、摺動環4の内周と接触し
ても、この摺動環4がクッション環3の撓みにより、コ
イル12に加えられる応力を軽減することができるだけで
なく、円筒形二次導体8とクッション環4との間の摩擦
を減らすことができ、この摩擦によるクッション環3の
内面の摩耗を防ぎ、寿命を延ばすことができる。
【0040】なお、摺動環4の内面(円筒形二次導体
側)は、外面と平行ではなく、僅かに弧状に中央部を厚
くしてもよい。次に、図5は、本発明のエレベータ用円
筒形リニアモータの第3の実施形態を示す部分縦断面図
で、図3及び図4に対応する図である。
【0041】図5において、図3及び図4と異るところ
は、鉄心1の内周に形成されたスロット1aの内周側に
対して、このスロット1aの幅W1と比較して僅かに広
い幅W2の段付部1bが形成されていることと、この結
果、この段付部1bに挿入されるクッション環3Aと摺
動環4Aの幅が、図4で示したクッション環3及び摺動
環4と比べて僅かに広くなっていることである。
【0042】このように構成されたエレベータ用円筒形
リニアモータにおいては、円筒形二次導体8の接続部の
僅かな曲がりによって、万一、円筒形二次導体8の外周
が摺動環4Aの内周面に接触して、クッション環3Aが
圧縮されても、コイル12への影響を抑えることができる
ので、コイル12に印加される圧力を更に軽減することが
できる。
【0043】
【発明の効果】以上、請求項1に記載の発明によれば、
くし状のスロットが片側に形成された鉄心抜板を積層し
た複数の鉄心を、スロット側を中心導体と対向させて放
射状に対称的に配置して一次側コア群を形成するととも
に、鉄心のスロットにコイルが挿着されたエレベータ用
円筒形リニアモータにおいて、コイルの内周に保護環を
挿着することで、中心導体の外周が鉄心の内面に接触す
ることによるコイルの損傷を保護環によって防いだの
で、鉄心の内周と円筒形二次導体の外周との干渉に伴う
損傷を防ぐことのできるエレベータ用円筒形リニアモー
タを得ることができる。
【0044】また、請求項2に記載の発明によれば、コ
イルの内周と保護環との間にクッション環を挿入するこ
とで、コイルの内周に加えられる応力をクッション環で
緩和したので、鉄心の内周と円筒形二次導体の外周との
干渉に伴う損傷を防ぐことのできるエレベータ用円筒形
リニアモータを得ることができる。
【0045】また、請求項3に記載の発明によれば、保
護環をスロットの先端よりも突出させることで、鉄心の
内面と中心導体の外周の接触を防いだので、鉄心の内周
と円筒形二次導体の外周との干渉に伴う損傷を防ぐこと
のできるエレベータ用円筒形リニアモータを得ることが
できる。
【0046】また、請求項4に記載の発明によれば、ス
ロットの開口側に対して、保護環が挿入される段付部を
形成することで、コイルに加えられる応力を段付部に挿
入された保護環によって軽減したので、鉄心の内周と円
筒形二次導体の外周との干渉に伴う損傷を防ぐことので
きるエレベータ用円筒形リニアモータを得ることができ
る。
【0047】さらに、請求項5に記載の発明によれば、
保護環を樹脂材とすることで、中心導体との間の摩擦を
減らしたので、鉄心の内周と円筒形二次導体の外周との
干渉に伴う損傷を防ぐことのできるエレベータ用円筒形
リニアモータを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエレベータ用円筒形リニアモータの第
1の実施形態を示す横断面図。
【図2】図1の部分拡大断面図。
【図3】図2のA−A断面図。
【図4】本発明のエレベータ用円筒形リニアモータの第
2の実施形態を示す部分断面図。
【図5】本発明のエレベータ用円筒形リニアモータの第
3の実施形態を示す部分断面図。
【図6】従来のロープトラクション式エレベータの一例
を示す説明図。
【図7】図6の平面図。
【図8】従来のリニアモータエレベータの一例を示す斜
視図。
【図9】従来のエレベータ用円筒形リニアモータの一例
を示す図。
【図10】図9の横断面図。
【図11】図10の部分斜視図。
【図12】(a)は、図9の部分縦断面図、(b)は、
(a)の部分拡大説明図。
【符号の説明】
1…鉄心、2…保護環、3,3A…クッション環、4,
4A…摺動環、8…円筒形二次導体、11…鉄心、12…コ
イル、13…スタッド、14…カバー、15…固定ボルト。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 くし状のスロットが片側に形成された鉄
    心抜板を積層した複数の鉄心を、前記スロット側を中心
    導体と対向させて放射状に対称的に配置して一次側コア
    群を形成するとともに、前記鉄心の前記スロットにコイ
    ルが挿着されたエレベータ用円筒形リニアモータにおい
    て、前記コイルの内周に保護環を挿着したことを特徴と
    するエレベータ用円筒形リニアモータ。
  2. 【請求項2】 前記保護環は前記コイルの内周側に挿着
    されたクッション環と、このクッション環の内周側に挿
    着された摺動環とからなることを特徴とする請求項1に
    記載のエレベータ用円筒形リニアモータ。
  3. 【請求項3】 前記摺動環は、前記スロットの先端部よ
    り突出していることを特徴とする請求項2に記載のエレ
    ベータ用円筒形リニアモータ。
  4. 【請求項4】 前記スロットの開口側に対して、前記保
    護環が挿入される段付部を形成したことを特徴とする請
    求項1乃至請求項3のいずれかに記載のエレベータ用円
    筒形リニアモータ。
  5. 【請求項5】 前記保護環を樹脂材としたことを特徴と
    する請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のエレベー
    タ用円筒形リニアモータ。
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