JPH09253601A - 有機廃棄物の炭化による再資源化 - Google Patents
有機廃棄物の炭化による再資源化Info
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- JPH09253601A JPH09253601A JP8106061A JP10606196A JPH09253601A JP H09253601 A JPH09253601 A JP H09253601A JP 8106061 A JP8106061 A JP 8106061A JP 10606196 A JP10606196 A JP 10606196A JP H09253601 A JPH09253601 A JP H09253601A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carbonization
- garbage
- paper products
- agents
- incineration
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E50/00—Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
- Y02E50/30—Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel
Landscapes
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Solid Fuels And Fuel-Associated Substances (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】焼却処理されていた生ゴミ・紙製品・剪定木・
木の皮などの廃棄物の再利用方法に係わり、特に、焼却
処分を主として処理されている生ゴミ・紙製品の再資源
化を目的とする。 【構成】廃棄物である生ゴミ・紙製品・剪定木・木の皮
等を炭化することによって、炭という形態で有効利用が
できる。また、副次的に木酢液も回収できる。
木の皮などの廃棄物の再利用方法に係わり、特に、焼却
処分を主として処理されている生ゴミ・紙製品の再資源
化を目的とする。 【構成】廃棄物である生ゴミ・紙製品・剪定木・木の皮
等を炭化することによって、炭という形態で有効利用が
できる。また、副次的に木酢液も回収できる。
Description
【０００１】［産業上の利用分野］本発明は、焼却処理
されている生ゴミ・紙製品・剪定木や木の皮等の廃棄物
の再利用方法に係わり、特に、焼却処分を主として処理
されている生ゴミ・紙製品の再利用に関するものであ
る。
されている生ゴミ・紙製品・剪定木や木の皮等の廃棄物
の再利用方法に係わり、特に、焼却処分を主として処理
されている生ゴミ・紙製品の再利用に関するものであ
る。
【０００２】［従来の技術］従来、生ゴミ・紙製品・剪
定木・木の皮等は、廃棄物としてそれぞれ処理されてい
る。最近では、環境問題・エネルギー資源等の問題が社
会的な問題として顕著化してきており、それらの有効利
用または再資源化がさかんに取り沙汰されている。それ
ぞれの有効利用または再資源化に関しての方法は、生ゴ
ミは堆肥化、紙製品は再生紙として一部リサイクルされ
ている。剪定木・木の皮に関しては、そのままの状態、
または破砕されたりして、チップ化にされ、固形燃料に
されている。
定木・木の皮等は、廃棄物としてそれぞれ処理されてい
る。最近では、環境問題・エネルギー資源等の問題が社
会的な問題として顕著化してきており、それらの有効利
用または再資源化がさかんに取り沙汰されている。それ
ぞれの有効利用または再資源化に関しての方法は、生ゴ
ミは堆肥化、紙製品は再生紙として一部リサイクルされ
ている。剪定木・木の皮に関しては、そのままの状態、
または破砕されたりして、チップ化にされ、固形燃料に
されている。
【０００３】［発明が解決しようとする課題］ほとんど
の自治体において、生ゴミは可燃ゴミとして焼却処分さ
れており、いわゆる廃棄物として取り扱われている。上
述のように堆肥化がされつつあるが、全体量からみれ
ば、一部でしかない。すべての生ゴミを堆肥化したとし
ても、堆肥としての需要から判断すれば、有効利用され
る需要割合は少ないと判断できる。また、廃棄紙製品も
再生紙としてリサイクルされているが、再生できる紙質
が限られているため、その他の紙製品は焼却処分されて
いる。そのうえ、焼却設備の能力以上に廃棄紙製品が排
出されている地域では、埋め立てにより処分されている
のが現状である。また、剪定木・木の皮においても、チ
ップ化にして固形燃料にされているが、焼却処分が大部
分をしめている。以上のように、大部分の生ゴミ・紙製
品・木質製品・廃木材等の有効利用または再資源化がな
されていない。
の自治体において、生ゴミは可燃ゴミとして焼却処分さ
れており、いわゆる廃棄物として取り扱われている。上
述のように堆肥化がされつつあるが、全体量からみれ
ば、一部でしかない。すべての生ゴミを堆肥化したとし
ても、堆肥としての需要から判断すれば、有効利用され
る需要割合は少ないと判断できる。また、廃棄紙製品も
再生紙としてリサイクルされているが、再生できる紙質
が限られているため、その他の紙製品は焼却処分されて
いる。そのうえ、焼却設備の能力以上に廃棄紙製品が排
出されている地域では、埋め立てにより処分されている
のが現状である。また、剪定木・木の皮においても、チ
ップ化にして固形燃料にされているが、焼却処分が大部
分をしめている。以上のように、大部分の生ゴミ・紙製
品・木質製品・廃木材等の有効利用または再資源化がな
されていない。
【０００４】［課題を解決するための手段］本発明者
は、焼却処分または一部埋立処分にされている生ゴミ・
紙製品・剪定木・木の皮等の有効利用または再資源化を
図るため、有機物は炭化できるということに着目して、
本発明をなしたのである。
は、焼却処分または一部埋立処分にされている生ゴミ・
紙製品・剪定木・木の皮等の有効利用または再資源化を
図るため、有機物は炭化できるということに着目して、
本発明をなしたのである。
【０００５】［作用］生ゴミ・紙製品・剪定木・木の皮
等を炭化することによって、炭として、有効利用ができ
る。また、副次的に木酢液も搾取できる。
等を炭化することによって、炭として、有効利用ができ
る。また、副次的に木酢液も搾取できる。
【０００６】［実施例］まず、生ゴミにおける炭化に関
しては、多量の水分が含まれていることを前提に考慮し
なければならない。生ゴミは一般家庭より排出される野
菜・果物・肉類・魚類等の食物残渣が中心となっている
一般廃棄物と、事業所より排出される産業廃棄物とがあ
るが、どちらも多量の水分を含んでいる。そのため、炭
化にするための水分の除去という前処理が重要なポイン
トになっている。方法としては、自然乾燥、熱による乾
燥、風を送ることによって乾燥させる方法、遠心分離器
によって水分を奪う方法、真空状態による水分の分離の
方法等が考えられる。水分がふくまれた状態の生ゴミで
も炭化は可能であるが、燃焼時間が長くなったり、燃焼
温度も高くしなければならないので処理コストが高くな
る。ダンボール紙、新聞紙、コピー用紙に代表されるＯ
Ａ紙、電話帳または百科辞典のような分厚い書籍、雑誌
のような薄い本類、全ての紙製品に関しては、通常は前
処理なしで炭化の原料となる。乾燥されていない剪定木
・木の皮も炭化することができる。以上の各原料をそれ
ぞれ原料として、または混合原料として従来の炭窯や炭
化装置において炭化することができる。また、請求項１
における密閉型二重構造の炭化装置において炭化するこ
とが望ましく、その場合においては、原料によって、ま
た、混合原料においては混合量によって、燃焼時間・燃
焼温度が違ってくるが、燃焼時間は２時間〜３時間，燃
焼温度は３００度〜４００度において炭化できる。
しては、多量の水分が含まれていることを前提に考慮し
なければならない。生ゴミは一般家庭より排出される野
菜・果物・肉類・魚類等の食物残渣が中心となっている
一般廃棄物と、事業所より排出される産業廃棄物とがあ
るが、どちらも多量の水分を含んでいる。そのため、炭
化にするための水分の除去という前処理が重要なポイン
トになっている。方法としては、自然乾燥、熱による乾
燥、風を送ることによって乾燥させる方法、遠心分離器
によって水分を奪う方法、真空状態による水分の分離の
方法等が考えられる。水分がふくまれた状態の生ゴミで
も炭化は可能であるが、燃焼時間が長くなったり、燃焼
温度も高くしなければならないので処理コストが高くな
る。ダンボール紙、新聞紙、コピー用紙に代表されるＯ
Ａ紙、電話帳または百科辞典のような分厚い書籍、雑誌
のような薄い本類、全ての紙製品に関しては、通常は前
処理なしで炭化の原料となる。乾燥されていない剪定木
・木の皮も炭化することができる。以上の各原料をそれ
ぞれ原料として、または混合原料として従来の炭窯や炭
化装置において炭化することができる。また、請求項１
における密閉型二重構造の炭化装置において炭化するこ
とが望ましく、その場合においては、原料によって、ま
た、混合原料においては混合量によって、燃焼時間・燃
焼温度が違ってくるが、燃焼時間は２時間〜３時間，燃
焼温度は３００度〜４００度において炭化できる。
【０００７】［発明の効果］このように、生ゴミ・紙製
品・剪定木・木の皮等のすべての有機物を炭化すること
によって、焼却によって発生する環境問題や焼却灰の処
理問題、埋立することによる埋立場所の減少化にも歯止
めがかかる。炭としての活用は、粉末状にして活性炭・
土壌改良剤、破砕状にして水質処理剤・空気清浄剤・床
下除湿剤、固形状にして固形燃料などに有効利用でき
る。また、副次的に採取できる木酢液は土壌病虫害防除
・健康飲料・医薬品などに有効利用できる。
品・剪定木・木の皮等のすべての有機物を炭化すること
によって、焼却によって発生する環境問題や焼却灰の処
理問題、埋立することによる埋立場所の減少化にも歯止
めがかかる。炭としての活用は、粉末状にして活性炭・
土壌改良剤、破砕状にして水質処理剤・空気清浄剤・床
下除湿剤、固形状にして固形燃料などに有効利用でき
る。また、副次的に採取できる木酢液は土壌病虫害防除
・健康飲料・医薬品などに有効利用できる。
Claims (1)
- 【請求項１】集炭率と炭化時間短縮を従来の炭窯より大
幅にアップさせた密閉型二重構造の炭化装置を主に使用
して、従来より、焼却処理されていた生ゴミ・紙製品・
剪定木や木の皮等の有機物を炭化させることを特徴とす
る有機廃棄物の再資源化。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8106061A JPH09253601A (ja) | 1996-03-21 | 1996-03-21 | 有機廃棄物の炭化による再資源化 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8106061A JPH09253601A (ja) | 1996-03-21 | 1996-03-21 | 有機廃棄物の炭化による再資源化 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09253601A true JPH09253601A (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=14424107
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8106061A Pending JPH09253601A (ja) | 1996-03-21 | 1996-03-21 | 有機廃棄物の炭化による再資源化 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09253601A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100311723B1 (ko) * | 1998-11-27 | 2001-12-28 | 이경우 | 폐쓰레기를이용한숯의제조장치 |
-
1996
- 1996-03-21 JP JP8106061A patent/JPH09253601A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100311723B1 (ko) * | 1998-11-27 | 2001-12-28 | 이경우 | 폐쓰레기를이용한숯의제조장치 |
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