JPH09250418A - 内燃機関用燃料フィルタ及び燃料供給装置 - Google Patents

内燃機関用燃料フィルタ及び燃料供給装置

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JPH09250418A
JPH09250418A JP8062335A JP6233596A JPH09250418A JP H09250418 A JPH09250418 A JP H09250418A JP 8062335 A JP8062335 A JP 8062335A JP 6233596 A JP6233596 A JP 6233596A JP H09250418 A JPH09250418 A JP H09250418A
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pressure
filter
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internal combustion
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一二 皆川
Kiyotoshi Oi
清利 大井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リターン配管がない燃料配管途中の燃料フィ
ルタの圧損が変動しても燃料噴射弁における所定の燃圧
を維持すること。 【解決手段】 燃料タンク1内で低圧側燃料フィルタ1
3を通って燃料ポンプ10から吐出される燃料は、プレ
ッシャレギュレータ40により調圧されたのち高圧側燃
料フィルタ20、燃料配管2及び燃料レール5を通って
燃料噴射弁6から内燃機関側に供給される。ここで、プ
レッシャレギュレータ40の開弁圧力が高圧側燃料フィ
ルタ20の劣化後のフィルタ圧損より大きく設定され、
高圧側燃料フィルタ20の下流側の燃圧がプレッシャレ
ギュレータ40のスプリング室41bに背圧としてフィ
ードバックされている。このため、高圧側燃料フィルタ
20の圧損が増加しても、その圧損分だけパイプ57内
の燃圧が上昇され、燃料噴射弁6に対する所定の燃圧が
補償される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関のEFI
(Electronic Fuel Injection;電子制御燃料噴射装置)
等に燃料を供給する燃料フィルタ及び燃料供給装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、内燃機関用燃料フィルタ及び燃料
供給装置に関連するものとして、燃料ポンプを電圧制御
する方式であってリターン配管を有するシステムが知ら
れている。このようなシステムでは、燃料噴射弁が固設
された燃料レール(デリバリパイプ)内の燃料の圧力
(以下、単に『燃圧』と記す)をプレッシャレギュレー
タにて一定として余剰燃料をリターン配管を介して燃料
タンク内に戻すように制御されている。このため、燃料
レール内の燃圧を常時、内燃機関の運転状態等にかかわ
らず使用される最大圧に保持しておく必要からエネルギ
的に無駄があるばかりかリターン配管も必要でありコス
ト低減も難しかった。
【0003】前述のようなシステムに対し、燃料ポンプ
を駆動する電動モータの電流値を制御することにより燃
圧を検出するセンサを用いることなくリターン配管を不
要としたシステムが提案されている。このものでは、燃
料ポンプ出口の燃圧は精度よく制御可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、燃料ポンプ
の下流側に設置される高圧側燃料フィルタに異物の付着
等があると燃料の圧力損失(以下、単に『圧損』と記
す)が増加することとなる。すると、高圧側燃料フィル
タの下流側に配設された燃料レール内における燃圧が低
下し、結果として、その燃料レールに固設された燃料噴
射弁からの燃料噴射量が多く必要とされる内燃機関の高
出力域のときに燃料噴射量が低下して空燃比がリーン
(希薄)側に遷移してしまうという不具合があった。
【0005】そこで、この発明はかかる不具合を解決す
るためになされたもので、リターン配管がない燃料供給
システムにおいて燃料配管途中に配設される燃料フィル
タに微小な異物の付着等がありそれによる圧損が変動し
ても燃料噴射弁における所定の燃圧を維持可能な内燃機
関用燃料フィルタ及び燃料供給装置の提供を課題として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の内燃機関用燃
料フィルタによれば、差圧制御手段が配設されることで
燃料フィルタの上流側の燃圧と下流側の燃圧との差圧が
一定に保持される。このため、燃料フィルタ自身の圧損
の変動にかかわらず差圧制御手段を備えた燃料フィルタ
では、その上流側の燃圧と下流側の燃圧との差圧が保証
されるという効果が得られる。
【0007】請求項2の内燃機関用燃料フィルタでは、
差圧制御手段による差圧が燃料フィルタ自身の圧損の変
動分より大きく設定される。このため、燃料フィルタが
異物の付着等による劣化を呈しても下流側の燃圧が保証
されるという効果が得られる。
【0008】請求項3の内燃機関用燃料フィルタでは、
差圧制御手段が弁部の上流側に圧力室、その弁部の下流
側と燃料フィルタの入口側とが接続される燃料通路及び
燃料フィルタの出口側と接続され弁部に圧力室に対する
背圧が付与される背圧室からなるプレッシャレギュレー
タにて達成される。このため、差圧制御手段としてのプ
レッシャレギュレータを燃料フィルタに接続するという
簡単な構成で差圧が一定に保持されるという効果が得ら
れる。
【0009】請求項4の内燃機関用燃料供給装置では、
燃料ポンプと燃料噴射弁との間に燃料フィルタが配設さ
れる。このため、差圧制御手段を有する燃料フィルタを
燃料ポンプの周囲近傍に配設することで、例えば、燃料
タンク内に配置し易く極めて実用的な燃料供給装置を構
築できるという効果が得られる。
【0010】請求項5の内燃機関用燃料供給装置では、
吐出圧制御手段によって燃料ポンプから吐出される燃圧
が所定圧に設定される。このため、差圧制御手段を有し
差圧が一定に保持される燃料フィルタを用いて吐出圧制
御手段で燃料ポンプ側の燃圧が所定圧に設定されると燃
料噴射弁側に対する燃圧を所定圧にできるという効果が
得られる。
【0011】請求項6の内燃機関用燃料供給装置では、
吐出圧制御手段が燃料ポンプに内蔵される電動モータを
流れる電流を所定値に制御する電流制御回路にて達成さ
れる。即ち、燃料ポンプに内蔵された電動モータを流れ
る電流と燃料ポンプから吐出される燃圧とは比例関係に
あるため、電流制御回路を用いることで燃圧を容易に所
定圧に設定することができるという効果が得られる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例に基づいて説明する。
【0013】図1は本発明の実施の形態の一実施例にか
かる内燃機関用燃料フィルタ及び燃料供給装置の全体構
成を示す概略図である。
【0014】図1において、燃料タンク1内には燃料ポ
ンプ(Fuel Pump)10が配設され、燃料ポンプ10の吸
入側には低圧側燃料フィルタ13が接続されている。こ
の燃料ポンプ10の吐出側には燃料通路56を介してプ
レッシャレギュレータ40が接続されている。このプレ
ッシャレギュレータ40は入口室41aとスプリング室
41bとにダイヤフラム43によって区切られている。
一方のスプリング室41bには圧縮コイルスプリング4
7が付勢力を付与されて配設され、圧縮コイルスプリン
グ47にて付勢されたダイヤフラム43によって他方の
入口室41a内に突出されたパイプ57開口が閉じられ
ている。このプレッシャレギュレータ40の吐出側とし
てのパイプ57には高圧側燃料フィルタ20が接続さ
れ、高圧側燃料フィルタ20の吐出側には燃料配管2を
介して燃料レール5が接続されている。この燃料レール
5には図示しない内燃機関の各気筒に燃料を噴射供給す
る気筒数分の燃料噴射弁6が接続されている。また、高
圧側燃料フィルタ20の吐出側は燃料通路管58を介し
てプレッシャレギュレータ40の背圧側であるスプリン
グ室41bと接続されている。そして、燃料ポンプ10
に内蔵された電流制御回路9にて、燃料ポンプ10に供
給される電流が制御される。また、ECU(Electronic
Control Unit:電子制御装置)8にて燃料噴射弁6や電
流制御回路9が制御される。
【0015】ECU8は、周知の中央処理装置としての
CPU8a、制御プログラムを格納したROM8b、各
種データを格納するRAM8c、B/U(バックアッ
プ)RAM8d、入出力回路8e及びそれらを接続する
バスライン8f等からなる論理演算回路として構成され
ている。このECU8には図示しない内燃機関の運転状
態を検出するための各種センサが接続されており、それ
らセンサからの各種センサ信号70がECU8の入出力
回路8eを介してCPU8aに入力されている。また、
ECU8は燃料噴射弁6及び電流制御回路9と接続さ
れ、ECU8からそれらに各制御信号が出力される。
【0016】上述の構成では、燃料タンク1内に配設さ
れた燃料ポンプ10によって燃料が汲上げられるとき
に、低圧側燃料フィルタ13によって燃料に含まれる大
きな異物等が取除かれ、この燃料ポンプ10によって汲
上げられた燃料が燃料通路56、プレッシャレギュレー
タ40、パイプ57を介して高圧側燃料フィルタ20に
送出される。この高圧側燃料フィルタ20では、燃料に
含まれる微小な異物や水分等が取除かれ、その濾過され
た燃料が燃料配管2を介して燃料レール5に送出され
る。そして、燃料レール5に供給された高圧燃料は、燃
料噴射弁6から図示しない内燃機関の吸入ポートに対向
させて噴射される。
【0017】なお、本構成は、所謂リターンレス燃料供
給システムであるため、燃料が燃料レール5等から燃料
タンク1に戻るリターン配管がない。このため、本実施
例では、後述するように、燃料レール5からの供給燃料
量に対応する燃料レール5内の燃圧が所定圧となるよう
に、電流制御回路9によって燃料ポンプ10内の図示し
ない電動モータ(ポンプモータ)への電流が制御され
る。
【0018】図2は本実施例にかかる内燃機関用燃料フ
ィルタ及び燃料供給装置の要部構成を示す断面図であ
り、図3は図2のA方向矢視図である。
【0019】図2及び図3に示すように、燃料ポンプ1
0、高圧側燃料フィルタ20、電気コネクタ38、プレ
ッシャレギュレータ40、燃料液面計50及びその他の
機能部品は、燃料タンク1の上壁に設けられた開口部を
通して燃料タンク1の内部に設けられている。
【0020】これらの燃料供給装置に所属する部品の上
方から見た配置構成は、図3に示すように、円柱形のユ
ニットの中心軸部に燃料ポンプ10が配置され、この燃
料ポンプ10の外周部のほぼ半周の範囲にC字型の高圧
側燃料フィルタ20が設けられている。更に、燃料ポン
プ10の周りで高圧側燃料フィルタ20の設けられてい
ない片側の空間部分に電気コネクタ38、プレッシャレ
ギュレータ40、燃料液面計50及び燃料通路56が配
置されている。なお、燃料液面計50は図2に示すプレ
ッシャレギュレータ40より下側に設置されている。
【0021】これにより、ほぼ中実円筒状の燃料ポンプ
10の周囲空間を利用して、燃料タンク深さが許容する
範囲で、円筒状に高密度に各種機能部品を配置構成でき
る。このことは、燃料タンク1に燃料供給装置のユニッ
トを装着するときの作業性を良好にする。なお、低圧側
燃料フィルタ13と燃料液面計50のフロートとは、円
柱状ユニットから延出している。
【0022】次に、燃料ポンプ10、高圧側燃料フィル
タ20及びプレッシャレギュレータ40の配置構成につ
いて、図2及び図3を参照して説明する。
【0023】図2に示すように、フィルタケース21の
下部に嵌合されるポンプケース12の内部に燃料ポンプ
10が配置され、この燃料ポンプ10の中ほど位置から
上方に半割円筒状の高圧側燃料フィルタ20が配置され
ている。これにより、燃料ポンプ10のポンプ軸方向に
直列ではなく、側方から見ると、燃料ポンプ10のポン
プ軸方向に燃料ポンプ10と一部重複する方向で燃料ポ
ンプ周囲の一部に高圧側燃料フィルタ20の下端部が配
置されていることから、ポンプ軸方向長さ即ち、燃料タ
ンク深さ方向の高さが縮小され、コンパクトな高集積機
能部品を備えた燃料供給装置の外形となる。
【0024】燃料ポンプ10のポンプ本体11を収容す
るポンプケース12は、爪95がフィルタケース21の
穴96にスナップフィット嵌合される。これにより、ポ
ンプ本体11はフィルタケース21からポンプケース1
2を取外すことでフィルタケース21から容易に脱着で
きる。このポンプ本体11は、上部のゴム部材122と
下部のゴム部材124とによりフローティングされ、ポ
ンプケース12とフィルタケース21とにより支持固定
されている。
【0025】ポンプ本体11により汲上げられた燃料タ
ンク1内の燃料は、まず、低圧側燃料フィルタ13で大
きな異物等が除去される。そして、ポンプ本体11から
プレッシャレギュレータ40に送出された燃料は、プレ
ッシャレギュレータ40により所定圧に調整されたの
ち、高圧側燃料フィルタ20に送出され、高圧側燃料フ
ィルタ20により燃料中の微小な異物や水分が更に除去
され燃料吐出管24から燃料噴射弁6側に供給される。
【0026】高圧側燃料フィルタ20は、燃料ポンプ1
0及びプレッシャレギュレータ40と互いに脱着自在に
組付けられている。フィルタケース21は、樹脂材料に
よって環状に成形されており、その一部角度範囲にのみ
フィルタエレメント30を収容する容器を形成してい
る。このフィルタケース21は燃料ポンプ10の軸と直
交する断面がC字型である。なお、フィルタケース21
は上ケース22及び下ケース31からなり、上ケース2
2と下ケース31とは、境界部29で溶着されている。
下ケース31は断面がC字型の容器を形成しており、C
字の開口部にも燃料ポンプ10の外周に沿った壁を有
し、この壁に孔96が形成され燃料ポンプ10の支持部
の一部が構成されている。また、この壁に燃料液面計5
0も支持されている。
【0027】フィルタケース21の上ケース22は全体
が絶縁性樹脂製であり、下ケース31は樹脂材料に炭素
繊維または炭素粉等の導電材料を含有させて成形されて
いるので導電性を有している。本実施例では下ケース3
1はポンプ本体11の金属ケースと導通され、燃料タン
ク1及び燃料タンク1が搭載される車両の車体とは接続
されていない。なお、下ケース31は、車両と電気的に
接続され接地されていてもよい。
【0028】高圧側燃料フィルタ20は、蓋としての上
ケース22の周縁部が燃料タンク1の上壁開口周縁部に
形成された溝部1aにガスケット121を介して嵌合す
ることにより燃料タンク1に取付けられている。高圧側
燃料フィルタ20のフィルタケース21に設けられ燃料
入口を形成する燃料吸入管33は、ポンプ本体11の吐
出管14と接続されている。また、高圧側燃料フィルタ
20のフィルタケース21に設けられ燃料出口を形成す
る燃料吐出管24は、フィルタエレメント30で微小な
異物等が除去された燃料を燃料噴射弁6側に供給する。
更に、フィルタケース21の通路54に穿設された通路
孔(図示略)とプレッシャレギュレータ40のスプリン
グ室41bとが燃料通路管58によって接続されてい
る。
【0029】電気コネクタ38は、図3に示すように、
上ケース22の上部にあって上から見ると半円筒状の高
圧側燃料フィルタ20とオーバラップしない位置に配置
されている。この電気コネクタ38のターミナルは、リ
ード線を介して燃料ポンプ10の電気コネクタ15に電
気的に接続され、ポンプ本体11を駆動する電動モータ
(図示略)に電力を供給する。
【0030】図2に示すように、ポンプ本体11の上部
に設けられた吐出管14の外周壁と高圧側燃料フィルタ
20の燃料吸入管33の内壁とはゴム部材122により
シールされている。このため、吐出管14と燃料吸入管
33とをそれほど緊密に嵌合させる必要がなく、吐出管
14及び燃料吸入管33の加工が容易であると共に、燃
料ポンプ10と高圧側燃料フィルタ20との脱着が容易
になる。吐出管14内には、チェックバルブ18が収容
されている。このチェックバルブ18にて、吐出管14
から吐出された燃料がポンプ本体11に逆流することが
防止されると共に、ポンプ本体11の停止時に燃料配管
中の燃料残圧が保持される。
【0031】プレッシャレギュレータ40は、燃料通路
管34にOリング123を介して嵌合されるパイプ57
のプレッシャレギュレータ取付部61に取付けられてい
る。また、パイプ57の下流側となる下部は、フィルタ
ケース21の下ケース31に穿設されたフィルタ入口室
孔53aに通路部材59を介して接続されている。この
通路部材59はパイプ57とフィルタ入口室孔53aと
を所定位置に配設された複数のOリングを利用して液密
に接続するものであり、通路部材59は固定部材59a
によってパイプ57に固定されている。
【0032】これにより、プレッシャレギュレータ40
は、パイプ57から固定部材59aを外し通路部材59
を抜取ったのち燃料通路管34からパイプ57を取外す
とと共に燃料通路管58を取外すことで容易にフィルタ
ケース21から脱着できる。プレッシャレギュレータハ
ウジング41の端部は、ダイヤフラム43の外縁部がプ
レッシャレギュレータハウジング41端部とプレッシャ
レギュレータ取付部61とで挟持されるように、プレッ
シャレギュレータ取付部61にかしめ固定されている。
プレッシャレギュレータハウジング41には連通孔41
cが形成され、プレッシャレギュレータハウジング41
のスプリング室41bは連通孔41cを介してフィルタ
ケース21の通路54に穿設された通路孔(図示略)に
燃料通路管58によって接続されている。このため、背
圧を付与するスプリング室41b内の燃圧が燃料吐出管
24の吐出通路24a内の燃圧即ち、燃料レール5内の
燃圧となるように設定される。ダイヤフラム43に一体
的に固定されている弁体51は、圧縮コイルスプリング
47の付勢力により、パイプ57のシート部45側に付
勢されている。
【0033】次に、燃料の流れについて説明する。
【0034】燃料ポンプ10の汲上げにより低圧側燃料
フィルタ13から燃料ポンプ吸込口を通ってポンプ内部
を通り吐出管14から吐出された燃料は、上ケース22
内の通路56内を通って図3の矢印方向に進む。この燃
料は通路56の下流端で下降しパイプ57の入口通路5
7aからプレッシャレギュレータ40の入口室41a内
に導入される。プレッシャレギュレータ40の入口室4
1a内に導入された燃料は、プレッシャレギュレータ4
0により調圧され、出口通路57bを通ってフィルタ入
口室53に進む。この燃料はフィルタエレメント30を
通って通路54に入り、燃料吐出管24の吐出通路24
aから燃料噴射弁6側に供給される。ここで、通路54
内の燃圧は燃料通路管58を介してプレッシャレギュレ
ータ40のスプリング室41bに付与される。
【0035】次に、燃料供給装置の動作について、図2
及び図4の燃圧と供給燃料量との関係を示す特性図を参
照して説明する。
【0036】図2において、プレッシャレギュレータ4
0のダイヤフラム43は、入口室41aの燃圧が所定圧
を超えると圧縮コイルスプリング47の付勢力及びスプ
リング室41b側の燃圧に抗してスプリング室41b側
に移動される。このとき、弁体51はダイヤフラム43
と共に移動されシート部45から離座されるため、パイ
プ57の入口通路57aの燃料は、出口通路57bを通
って高圧側燃料フィルタ20のフィルタ入口室53に導
入される。こののち、高圧側燃料フィルタ20のフィル
タエレメント30を通過した燃料は、フィルタエレメン
ト30を通過することによるフィルタ圧損により燃圧が
低下する。ここで、高圧側燃料フィルタ20の下流側の
通路54の燃圧がプレッシャレギュレータ40のスプリ
ング室41b側にフィードバックされているため、フィ
ルタ圧損による燃圧低下分が補償され、即ち、パイプ5
7の出口通路57b内の燃圧がフィルタ圧損による燃圧
低下分だけ上昇される。
【0037】このフィルタ圧損による燃圧低下分に見合
う燃圧上昇を達成するため、図4に示すように、所望す
る燃料レール5内の燃圧(例えば、燃料レール圧力17
0〜250kPa)に対してプレッシャレギュレータ4
0の開弁圧力が高圧側燃料フィルタ20内のフィルタエ
レメント30の劣化後におけるフィルタ圧損を上回るよ
うな圧力(例えば、プレッシャレギュレータ開弁圧力2
0〜50kPa)に予め設定される。そして、燃料レー
ル5内の燃圧とプレッシャレギュレータ40の開弁圧力
とを加算した燃圧に燃料ポンプ10出口の燃圧(燃料ポ
ンプ出口圧力)が等しくなるように燃料ポンプ10に供
給する電流が制御される。
【0038】なお、燃料レール5内の燃圧(燃料レール
圧力)にフィルタ圧損を加算した圧力はパイプ57の出
口通路57bの圧力(パイプ出口通路圧力)となる。ま
た、高温始動時における燃料レール5内の燃圧は、燃料
中におけるベーパ(気体)の発生を抑えるため、例え
ば、燃料レール圧力300〜500kPaに上昇され
る。これにより、燃料ポンプ10からプレッシャレギュ
レータ40を介して高圧側燃料フィルタ20から燃料噴
射弁6側に向けて供給される燃料を所定の燃圧に保持す
ることができる。
【0039】本実施例によれば、燃料ポンプ10の天方
向から見て、燃料ポンプ10のポンプ軸の同心上に部分
環状の高圧側燃料フィルタ20が配置されている。そし
て、高圧側燃料フィルタ20の設けられていない残る部
分環状の空間部を利用して電気コネクタ38、プレッシ
ャレギュレータ40、燃料液面計50をはじめとする機
能部品が配置されている。このため、燃料供給装置のポ
ンプ軸方向の体格長さ即ち、燃料タンク深さ方向の体格
長さを短縮できるという効果がある。上述の実施例で
は、部分環状の高圧側燃料フィルタ20を構成するため
に、断面C字型の下ケース31を上ケース22に固定
し、内部にフィルタエレメント30を収容している。そ
して、下ケース31の内周側にポンプ本体11を接地す
ると共に、C字型の下ケース31の開いた空間部にプレ
ッシャレギュレータ40をはじめとする他の部品が配置
されている。
【0040】上述したように、燃料ポンプ10のポンプ
軸方向並びにポンプ軸周りの空間内に各種の機能部品を
分散配置しユニット化することにより、全体としてほぼ
外観円柱状の燃料供給装置を構成できる。これにより、
燃料供給装置自体の小型化並びにコンパクト化が図れる
という効果がある。
【0041】また、本実施例では、高圧側燃料フィルタ
20やプレッシャレギュレータ40が交換自在である。
また、燃料タンク1内にプレッシャレギュレータ40を
収容し、燃料タンク1から内燃機関への一方通行の燃料
配管2を配設するだけとしていることにより、内燃機関
の近傍で加熱された燃料が余剰燃料として再び燃料タン
ク1内に戻されることがない。このため、燃料タンク1
内の燃料温度の上昇が抑えられ、燃料蒸気の発生または
燃料中での気泡の発生を抑制できる。
【0042】そして、本実施例では、燃料ポンプ10の
外周に、周方向に関して重複して高圧側燃料フィルタ2
0とパイプ57及びプレッシャレギュレータ40とが配
置される。同様に、燃料ポンプ10の外周に、周方向に
関して重複して高圧側燃料フィルタ20と燃料液面計5
0とが配置される。同様に、燃料ポンプ10の外周に、
周方向に関して重複して高圧側燃料フィルタ20と電気
コネクタ38とが配置される。
【0043】このように、本実施例の内燃機関用燃料フ
ィルタは、内燃機関に供給する燃料中の微小な異物や水
分を除去するものであって、高圧側燃料フィルタ20の
上流側の燃圧と下流側の燃圧との差圧を一定に保持する
差圧制御手段を具備するものである。
【0044】したがって、高圧側燃料フィルタ20の上
流側の燃圧と下流側の燃圧との差圧が差圧制御手段によ
って一定に保持される。このため、高圧側燃料フィルタ
20自身の圧損の変動にかかわらず差圧制御手段を備え
た高圧側燃料フィルタ20では、その上流側の燃圧と下
流側の燃圧との差圧が保証される。
【0045】また、本実施例の内燃機関用燃料フィルタ
における差圧制御手段は、差圧を高圧側燃料フィルタ2
0自身の圧損の変動分より大きく設定するものである。
【0046】したがって、高圧側燃料フィルタ20が異
物の付着等による劣化を呈しても下流側の燃圧が保証さ
れる。
【0047】そして、本実施例の内燃機関用燃料フィル
タにおける差圧制御手段は、燃料が流入されるダイヤフ
ラム43、弁体51、シート部45からなる弁部の上流
側の圧力室としての入口室41aと、前記弁部の下流側
と高圧側燃料フィルタ20の入口側とを接続する燃料通
路としてのパイプ57と、高圧側燃料フィルタ20の出
口側と接続され前記弁部に前記圧力室に対する背圧を付
与する背圧室としてのスプリング室41bとを具備する
プレッシャレギュレータ40とするものである。
【0048】したがって、差圧制御手段としてのプレッ
シャレギュレータ40を高圧側燃料フィルタ20に接続
し背圧をフィードバックするという簡単な構成によって
差圧が一定に保持される。
【0049】更に、本実施例の内燃機関用燃料供給装置
は、燃料を汲上げる燃料ポンプ10と内燃機関に燃料を
供給する燃料噴射弁6との間に差圧制御手段としてのプ
レッシャレギュレータ40を備えた高圧側燃料フィルタ
20を配設するものである。
【0050】したがって、プレッシャレギュレータ40
を有する高圧側燃料フィルタ20を燃料ポンプ10の周
囲近傍に配設することで、例えば、燃料タンク1内に配
置し易く極めて実用的な燃料供給装置を構築できる。
【0051】加えて、本実施例の内燃機関用燃料供給装
置は、燃料ポンプ10から吐出される燃圧を所定圧に設
定する電流制御回路9にて達成される吐出圧制御手段を
具備するものである。
【0052】したがって、差圧制御手段としてのプレッ
シャレギュレータ40を有し差圧が一定に保持される高
圧側燃料フィルタ20を用いて吐出圧制御手段としての
電流制御回路9で燃料ポンプ10側の燃圧が所定圧に設
定されると燃料噴射弁6側に対する燃圧を所定圧にでき
る。
【0053】更にまた、本実施例の内燃機関用燃料供給
装置は、燃料ポンプ10は内蔵する電動モータにて駆動
され、吐出圧制御手段は電動モータを流れる電流を所定
値に制御する電流制御回路9を具備するものである。
【0054】つまり、燃料ポンプ10に内蔵された電動
モータを流れる電流と燃料ポンプ10から吐出される燃
圧とは比例関係にあるため、電流制御回路9を用いるこ
とで燃圧を容易に所定圧に設定することができる。
【0055】ところで、上記実施例では、差圧制御手段
がプレッシャレギュレータ40であるとしたが、本発明
を実施する場合には、これに限定されるものではなく、
高圧側燃料フィルタ20の上流側の燃圧と下流側の燃圧
との差圧を一定に保持できるものであればよい。
【0056】また、上記実施例では、プレッシャレギュ
レータ40を備えた高圧側燃料フィルタ20を燃料ポン
プ10の周囲近傍に配置して燃料タンク1内に収容する
構成としたが、本発明を実施する場合には、これに限定
されるものではなく、プレッシャレギュレータ40及び
高圧側燃料フィルタ20の配置は適宜設定することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の実施の形態の一実施例にかか
る内燃機関用燃料フィルタ及び燃料供給装置の全体構成
を示す概略図である。
【図2】 図2は本発明の実施の形態の一実施例にかか
る内燃機関用燃料フィルタ及び燃料供給装置の要部構成
を示す断面図である。
【図3】 図3は図2のA方向矢視図である。
【図4】 図4は本発明の実施の形態の一実施例にかか
る内燃機関用燃料フィルタ及び燃料供給装置における燃
圧と供給燃料量との関係を示す特性図である。
【符号の説明】
6 燃料噴射弁 8 ECU(電子制御装置) 9 電流制御回路(吐出圧制御手段) 10 燃料ポンプ 20 高圧側燃料フィルタ 40 プレッシャレギュレータ(差圧制御手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関に供給する燃料中の微小な異物
    や水分を除去する燃料フィルタであって、 前記燃料フィルタの上流側の燃料の圧力と下流側の燃料
    の圧力との差圧を一定に保持する差圧制御手段を具備す
    ることを特徴とする内燃機関用燃料フィルタ。
  2. 【請求項2】 前記差圧制御手段は、 前記差圧を前記燃料フィルタ自身の圧力損失の変動分よ
    り大きく設定することを特徴とする請求項1に記載の内
    燃機関用燃料フィルタ。
  3. 【請求項3】 前記差圧制御手段は、プレッシャレギュ
    レータであって、 燃料が流入される弁部の上流側の圧力室と、 前記弁部の下流側と前記燃料フィルタの入口側とを接続
    する燃料通路と、 前記燃料フィルタの出口側と接続され前記弁部に前記圧
    力室に対する背圧を付与する背圧室とを具備することを
    特徴とする請求項2に記載の内燃機関用燃料フィルタ。
  4. 【請求項4】 燃料を汲上げる燃料ポンプと前記内燃機
    関に燃料を供給する燃料噴射弁との間に前記燃料フィル
    タを配設することを特徴とする請求項1乃至請求項3の
    いずれか1つに記載の内燃機関用燃料供給装置。
  5. 【請求項5】 前記燃料ポンプから吐出される燃料の圧
    力を所定圧に設定する吐出圧制御手段を具備することを
    特徴とする請求項4に記載の内燃機関用燃料供給装置。
  6. 【請求項6】 前記燃料ポンプは内蔵する電動モータに
    て駆動され、 前記吐出圧制御手段は、前記電動モータを流れる電流を
    所定値に制御する電流制御回路を具備することを特徴と
    する請求項5に記載の内燃機関用燃料供給装置。
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KR100335942B1 (ko) * 1999-08-06 2002-05-10 이계안 압축 천연가스 차량의 연료 여과 장치 및 방법
CN103867364A (zh) * 2014-01-01 2014-06-18 徐亚芹 汽油机燃油供给无回油装置

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