JPH09248089A - 自動液体供給装置 - Google Patents

自動液体供給装置

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JPH09248089A
JPH09248089A JP9031596A JP9031596A JPH09248089A JP H09248089 A JPH09248089 A JP H09248089A JP 9031596 A JP9031596 A JP 9031596A JP 9031596 A JP9031596 A JP 9031596A JP H09248089 A JPH09248089 A JP H09248089A
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JP
Japan
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water
liquid
pipe
closed container
opening
Prior art date
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Application number
JP9031596A
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English (en)
Inventor
Noriko Ikeguchi
紀子 池口
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  • Feeding And Watering For Cattle Raising And Animal Husbandry (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 極めて簡単な構成により製造コスト及びラン
ニングコストを従来よりも大幅に低減することができる
自動液体供給装置を提供する。 【解決手段】 水などの液体を自動的に供給するための
自動液体供給装置であって、水などの液体を収容した密
閉容器と、この密閉容器の外部に形成され、密閉容器か
ら出された液体が溜められる液体溜まり部と、前記密閉
容器内部と前記液体溜まり部との間に設けられた、両端
部が開口されている配管と、この配管の前記密閉容器内
にある途中部分に形成された穴で、前記密閉容器内の液
体がそれを通って前記配管内に流入される穴と、を備
え、前記密閉容器は前記配管以外には外部からの空気流
入口を有していない、ことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は水などの液体を自動
的に適量だけ供給することができる自動液体供給装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えばペットを飼っている家
族が長期旅行などに行くときに、自動的に所定量ずつ水
などをペットに供給するための装置が開発されている。
このような装置は、従来は、例えばマイクロコンピュー
タが、タイマからの所定の時間の経過を示す信号を受け
て、駆動装置を制御して所定量の水や餌を供給するなど
の構造が採られている。あるいは、同様の課題を解決す
るために、水や餌がペットに出されている量を重量セン
サなどで測定して、予め決められた重量よりも少ないと
きは、マイクロコンピュータによりその予め決められた
重量になるまで水や餌を供給するようにした装置も知ら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ような従来の装置は、いずれもマイクロコンピュータや
センサやタイマなどを使用するので、装置が比較的複雑
化してしまうため、製造コストの増大やメンテナンス費
用の増大などの問題があった。
【0004】本発明はこのような従来技術の問題点に着
目してなされたもので、極めて簡単な構成により製造コ
スト及びランニングコストを従来よりも大幅に低減する
ことができる自動液体供給装置を提供することを目的と
している。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上のような課題を解決
するための本発明による自動液体供給装置は、水などの
液体を自動的に供給するための自動液体供給装置であっ
て、水などの液体を収容した密閉容器と、この密閉容器
の外部に形成され、密閉容器から出された液体が溜めら
れる液体溜まり部と、前記密閉容器内部と前記液体溜ま
り部との間に設けられた、両端部が開口されている配管
と、この配管の前記密閉容器内にある途中部分に形成さ
れた穴で、前記密閉容器内の液体がそれを通って前記配
管内に流入される穴と、を備え、前記密閉容器は前記配
管以外には外部からの空気流入口を有していない、こと
を特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明では、前述のように、水な
どを収容した容器は密閉されているので、容器内の液体
が前記配管から外部に排出されるためには、流出される
水とほぼ同じ体積の空気が密閉容器内に流入される必要
がある。そして、この空気が前記密閉容器内に流入する
ための流入口又はその経路としては、前述のように、前
記配管しかない。つまり、本発明では、前記配管は、前
記密閉容器内の液体が外部に排出されるための唯一の経
路になっていると共に、外部から空気が前記密閉容器内
に流入するための唯一の経路になっている。そして、本
発明では、密閉容器内の液体が外部に流出するために
は、その流出の体積とほぼ同じ体積の空気が外部から密
閉容器内に流入する必要がある。
【0007】つまり、本発明では、前記配管を通って前
記液体が容器内部から外部へ流出するときは、必ず同時
に、前記配管を通って空気が容器外部から内部へ流入す
る必要がある。したがって、空気が前記配管を通って容
器内部に流入しないときは、容器内部の液体も外部に流
出できないことになる。
【0008】そこで、本発明では、前記液体溜まり部に
液体が十分に入っておらず、そのため前記配管の液体溜
まり部側の開口端部が前記液体に接しておらず、前記開
口端部から空気が流入できるときは、容器内の液体は、
自動的に、前記配管に形成された穴から配管内に入っ
て、この配管を通って外部の前記液体溜まり部に流出す
る(この流出と同時に、外部の空気は前記配管を通って
容器内部に流入する)。他方、前記液体溜まり部に液体
が十分に入っており、そのため前記配管の液体溜まり部
側の開口端部が前記液体に接しており、そのため前記開
口端部から空気が流入できないときは、容器内の液体は
前記配管から外部(前記液体溜まり部)に流出すること
はなく、もし現在流出中の状態であれば自動的にその流
出を停止する。
【0009】したがって、本発明では、前記液体溜まり
部に十分に液体が入っていなければ自動的に液体の流出
を行い、他方、前記液体溜まり部に十分に液体が入った
状態になれば、その時点から自動的に液体の流出を停止
するようになっている。
【0010】よって、本発明によれば、マイクロコンピ
ュータなど必要とせずに極めて簡単な構成だけで、自動
的に液体を所定量だけ供給するための装置を製作するこ
とができるので、従来に比べて、自動液体供給装置の製
造コスト及びメンテナンスコストを大幅に低減すること
ができるようになる。
【0011】実施の形態1.以下に図面を参照して本発
明の実施の形態1を説明する。図1はこの実施の形態1
による小鳥、犬、猫などのペット用の自動給水装置(家
族旅行などで比較的長期間住宅を離れるときに、住宅内
に置き去りにするペットのために、自動的に水を供給す
るための装置)を示す斜視図、図2〜5はこの自動給水
装置を示す断面図である。図1〜5において、1は水2
を収容した密閉容器、3はこの密閉容器1を密閉するた
めの蓋、4は密閉容器1の外部に形成され、密閉容器1
から流出された水2が溜められる水溜まり部、5は前記
密閉容器1内部と前記水溜まり部4との間に設けられ
た、両端部が開口されている配管、6はこの配管5の前
記密閉容器1の外の部分の途中部分に設けられ、前記配
管5を開閉するための蛇口などの開閉装置、7は前記配
管5の前記密閉容器1内の途中部分に形成された穴で、
前記密閉容器1内の水2がそれを通って前記配管5内に
流入するための穴、10は上記の密閉容器1が載置され
且つ上記水溜まり部4が形成された基台である。
【0012】なお、この実施の形態1において、前記配
管5の下端の開口部5aは前記水溜まり部4の凹部の途
中に位置されている。また、前記配管5の上端の開口部
5bは、前記密閉容器1内の水2の水面2aの上方に位
置されている(なお、前記開口部5bの位置は、必ずし
も前記水面2aの上方でなくてもよく、前記水2の中に
位置されてもよい)。また、この実施の形態1において
は、前記密閉容器1に外部から空気が流入するための開
口部としては前記配管5の下端の開口部5aのみしかな
く、この開口部5aを除いては、前記密閉容器1に外部
から空気が流入する経路は存在していない。
【0013】ところで、この実施の形態1では、水を収
容した密閉容器1は密閉されているので、容器1内の水
2が前記配管5から外部に排出されるためには、排出さ
れる水2とほぼ同じ体積の空気が密閉容器1内に入って
くる必要がある。
【0014】そして、この空気が前記密閉容器1内に流
入するための流入口又はその経路としては、前述のよう
に、前記配管5しかない。つまり、この実施の形態1で
は、前記配管5は、前記密閉容器1内の水2が外部に流
出するための唯一の経路になっていると同時に、外部か
ら空気が前記密閉容器1内に流入するための唯一の経路
になっている。すなわち、この実施の形態1では、前記
密閉容器1から水2が排出されるときは、それとほぼ同
じ体積の空気が密閉容器1の外部から流入されなければ
ならないが、このときに流入する外部の空気は、前記配
管5の下端の開口部5aから流入して、配管5を通っ
て、配管5の上端の開口部5bから出て、密閉容器1の
水2の水面2aの上方に供給されるようになっている。
【0015】つまり、この実施の形態1では、前記配管
5を通って前記水2が容器1内部から外部へ流出すると
きは、必ず同時に、前記配管5を通って空気が容器1外
部から内部へ流入する必要がある。したがって、空気が
前記配管5を通って容器1内部に流入しないときは、容
器1内部の水2も外部に流出できないことになる。
【0016】そこで、この実施の形態1では、前記水溜
まり部4に水2が十分に入っておらず、そのため前記配
管5の水2溜まり部4側の開口部5aが、前記水溜まり
部4内の前記水2の水面2bに接しておらず、前記開口
部5aから空気が流入できるときは、容器1内の水2
は、自動的に、前記配管5に形成された穴7から配管5
内に入り込み、この配管5を通って外部の前記水溜まり
部4に流出する(またこの流出と同時に、外部の空気は
前記の開口部5aから入り込み、配管5を通って、前記
開口部5bから密閉容器1内部に流入する)。他方、前
記水2溜まり部4に水2が十分に入っており、そのため
前記配管5の水溜まり部4側の開口部5aが前記水2の
中に沈められており、そのため前記開口部5bから空気
が流入できないときは、容器1内の水2は前記配管5か
ら外部(前記水溜まり部4)に流出することはなく、も
し流出中であれば自動的にその流出を停止する。
【0017】次に、以上に述べたこの実施の形態1の動
作を図2〜5を参照しながら説明する。まず図2に示す
状態では、前記配管5は前記開閉部6により閉じられた
状態になっているため、密閉容器1内の水2は、前記配
管5の開閉部6のの前の位置で止められて、それより先
には行けないようになっている。
【0018】次に、図3に示すように、前記開閉部6に
より前記配管5が開けられると、密閉容器1内の水2
は、前記穴7から配管5内に流入し(図3の矢印α参
照)、配管5を通って、その下端の開口部5aから、前
記水溜まり部4に流出する(図3の矢印β参照)。この
とき同時に、外部の空気が前記配管5下端の開口部5a
から配管5内に流入する(図3の矢印γ参照)。この流
入した空気11は、配管5内を通って、前記配管上端の
開口部5bから密閉容器1内に流入する(図3の矢印ω
参照)。
【0019】次に、前述の図3に示すようにして水2が
水溜まり部4に流れ込み続けると、やがて、図4に示す
ように、水溜まり部4内の水2の水面2bが、前記配管
5の下端の開口部5aよりも上の位置まで上昇し、前記
開口部5aが水2中に沈んでしまう(図4に示す状
態)。この状態になると、外部の空気が前記開口部5a
から流入できなくなる。空気が前記開口部5aから密閉
容器1内に流入できなくなると、必然的に、密閉容器1
内の水2も外部に流出できなくなり、水2の流出は自動
的に停止される。
【0020】そして、例えばペットが前記水溜まり部4
内の水2を飲むことや自然蒸発などにより、前記水溜ま
り部4内の水2が少なくなって、水2の水面2bが前記
配管5の下端の開口部5aよりも下の位置まで下降する
(図5に示す状態)。すると、この状態では、外部の空
気が前記開口部5aから配管5を介して密閉容器1内に
流入できるようになる。よって、この時点から、密閉容
器1内の水2は、自動的に、再び、流出を開始し、以後
同様の動作を自動的に繰り返すことになる。
【0021】以上のように、この実施の形態1では、前
記水溜まり部4に十分に水2が入っていなければ自動的
に水2の流出を行い、他方、前記水溜まり部4に十分に
水2が入れば、そのときから自動的に水2の流出を停止
するようになっている。よって、この実施の形態1によ
れば、マイクロコンピュータなどの複雑な装置を必要と
せずに極めて簡単な構成だけで、自動的に水2を所定量
だけ供給するための装置を製作することができるので、
従来に比べて、自動給水装置の製造コスト及びメンテナ
ンスコストを大幅に低減することができるようになる。
【0022】なお、この実施の形態1では、水2を収容
した密閉容器1から所定量の水2のみを自動的に供給で
きる装置を説明したが、本発明はこれに限られるもので
はなく、例えば、栄養素などを含んだ液体や灯油などの
様々な液体を所定量だけ自動的に供給するための装置に
適用できる。また、上記の実施の形態1では、小鳥や犬
・猫などのペット用の自動給水装置について説明した
が、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、灰
皿の火消し用の水の自動供給装置、切手貼付用の水の自
動供給装置、生花用の水の自動供給装置、玩具用の水自
動供給装置など様々な分野の商品に応用できることはも
ちろんである。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、前記
液体溜まり部に十分に液体が入っていなければ自動的に
液体の流出を行い、他方、前記液体溜まり部に十分に液
体が入れば、そのときから自動的に液体の流出を停止す
るようになっている。よって、本発明によれば、マイク
ロコンピュータなど必要とせずに極めて簡単な構成だけ
で、自動的に液体を所定量だけ供給するための装置を製
作することができるので、従来に比べて、自動液体供給
装置の製造コスト及びメンテナンスコストを大幅に低減
することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1によるペット用自動給
水装置を示す斜視図である。
【図2】 実施の形態1の動作を説明するための断面図
である。
【図3】 実施の形態1の動作を説明するための断面図
である。
【図4】 実施の形態1の動作を説明するための断面図
である。
【図5】 実施の形態1の動作を説明するための断面図
である。
【符号の説明】
1 密閉容器 2 水 2a,2b 水面 3 蓋 4 水溜まり部 5 配管 5a,5b 開口部 6 開閉装置 7 穴 10 基台 11 空気

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水などの液体を自動的に供給するための
    自動液体供給装置であって、 水などの液体を収容した密閉容器と、 この密閉容器の外部に形成され、密閉容器から流出され
    た液体が溜められる液体溜まり部と、 前記密閉容器内部と前記液体溜まり部との間に設けられ
    た、両端部が開口されている配管と、 この配管の前記密閉容器内の途中部分に形成された穴で
    あって、前記密閉容器内の液体がそれを通って前記配管
    内に流入される穴と、を備え、 前記密閉容器は前記配管以外には外部からの空気流入口
    を有していない、ことを特徴とする自動液体供給装置。
JP9031596A 1996-03-18 1996-03-18 自動液体供給装置 Pending JPH09248089A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9031596A JPH09248089A (ja) 1996-03-18 1996-03-18 自動液体供給装置

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JP9031596A JPH09248089A (ja) 1996-03-18 1996-03-18 自動液体供給装置

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JPH09248089A true JPH09248089A (ja) 1997-09-22

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JP9031596A Pending JPH09248089A (ja) 1996-03-18 1996-03-18 自動液体供給装置

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JP (1) JPH09248089A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012075480A3 (en) * 2010-12-04 2012-09-20 Pioneer Pet Products, Llc Water wheel aerator assembly for pet fountain

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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