JPH09247070A - 固定地球局 - Google Patents

固定地球局

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JPH09247070A
JPH09247070A JP8078170A JP7817096A JPH09247070A JP H09247070 A JPH09247070 A JP H09247070A JP 8078170 A JP8078170 A JP 8078170A JP 7817096 A JP7817096 A JP 7817096A JP H09247070 A JPH09247070 A JP H09247070A
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antennas
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真一 野本
Hideo Kobayashi
英雄 小林
Teruhiko Honda
輝彦 本多
Kazuchika Hara
一央 原
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    • H04B7/15Active relay systems
    • H04B7/185Space-based or airborne stations; Stations for satellite systems
    • H04B7/1851Systems using a satellite or space-based relay
    • H04B7/18517Transmission equipment in earth stations
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q3/00Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system
    • H01Q3/02Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system using mechanical movement of antenna or antenna system as a whole

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多数のアンテナを、従来より数十分の1に限
定された敷地面積に設置可能な固定地球局を提供するこ
とにある。 【解決手段】 回転可能な台座2の上に、複数個のアン
テナ1a〜1eが搭載されている。制御部4は予め分か
っている通信衛星の軌道情報により、前記台座を駆動す
る駆動部の回転角度を制御する。また、各アンテナの方
位角と仰角は、アンテナ制御部5a〜5eにより制御さ
れ、該アンテナは天空に出現した通信衛星を捕捉し、か
つ追尾する。この結果、低仰角の衛星にアクセスするビ
ームが他のアンテナで遮蔽されないように台座2の回転
角を設定することができる。また、アンテナの設置面積
を、従来の約50分の1にすることができる。他の実施
形態として、アンテナの高さを変えるようにしたもの、
アンテナを車両に乗せてその位置を変えるようにしたも
の、アンテナを予め敷設した軌道上を移動させるように
したものなどがある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は固定地球局に関
し、特に、各種衛星通信に使用でき、かつアンテナの設
置面積を狭小化できる固定地球局に関するものである。
【0002】
【従来技術】通信衛星を用いて広域的な通信網を構築す
る衛星通信システムでは、一般に、その利用者が衛星に
直接アクセスするための地球局(ユーザ局)設備をもつ
か否かに係わることなく、システム内の通信衛星に中央
制御局(ハブ局)としてアクセスする少なくとも1つの
固定地球局が具備されている。また、衛星ネットワーク
を他の通信ネットワーク(地上系あるいは他の衛星系)
と接続する目的で、ネットワーク接続に地理的に都合の
よい場所にゲートウェイ局としての固定地球局が配置さ
れる場合が多い。これら固定地球局の設備においては、
その地点において可視領域にある衛星と無線リンクを張
るための一つ又は複数のアンテナが不可欠である。衛星
ネットワークの主要リンクとなる衛星ー固定地球局間リ
ンク(フィーダリンク)では、大きな伝送容量と高い信
頼性が要求されるため、これに必要となるアンテナは比
較的大口径なもの(直径5〜10m、あるいはそれ以
上)となる。
【0003】また、周回衛星システムではもちろんのこ
と、例え静止衛星を利用したシステムであっても、軌道
投入時の制御や軌道位置変更に対応するために、衛星の
方向に細いビームを精確に指向させるビーム駆動(衛星
追尾)装置が必要となる。このように、ハブ局やゲート
ウェイ局で必要となるアンテナ設備は一般に大規模とな
るため、従来は地上に固定的に設置され運用されてき
た。このため、可視領域内の異なる複数の衛星に同時に
アクセスする地球局では、複数の独立したアンテナを互
いに物理的かつ電気的に干渉の起こらない距離だけ離し
て設置する必要があった。衛星に指向するビームは他の
アンテナ等の設備と十分な電気的クリアランスを確保し
なければならないため、衛星の仰角が小さい場合は、特
にアンテナ間の距離を大きくとることが要求され、結果
として広大な土地(敷地)を必要とする。
【0004】例えば、図20のように、アンテナ201
aからのビーム202の方位角方向に他のアンテナ20
1bがあるような単純なモデルでは、アンテナ間に必要
な最小距離Sminは、アンテナの開口直径をD、最低
運用仰角をELmin、電気的クリアランスのための物
理的クリアランスからのマージン角度をαとした場合、
Smin=Dcos(ELmin)cot(ELmin
−α)+Dsin(ELmin)となる。例えば、D=
10(m)、ELmin=5°、α=2°とした場合、
Smin=191(m)となり、アンテナ直径の20倍
程度の距離を離す必要がある。
【0005】このような状況は、衛星通信ネットワーク
の発達と多様化に伴って複数の衛星へのアクセスに対す
る要求が増えている中にあって、地球局設置に伴う敷地
確保に大きな障害となる。システムの発展形態によって
は、既存地球局の敷地の再利用が困難になってくること
が考えられる。また、当該システムの発展は無論のこ
と、相互接続の可能性のある他の衛星システムの構築な
ど、不確定要素を含む将来予測を見越して予め広大な敷
地面積を確保しておくことは、土地有効利用の観点から
も好ましくないだけでなく、設置場所候補を限定し、他
の要素(地上通信網や需要の多い地域からの隔離など)
の犠牲を余儀なくする。
【0006】こういった課題を解決する従来技術の1つ
として、マルチビームアンテナを用いる方法がある。マ
ルチビームアンテナは、物理的に1つのアンテナの開口
を共有し複数のビームを放射するアンテナであるため、
地球局の敷地の効率的利用に極めて有効である。
【0007】地球局アンテナに適用可能なマルチビーム
アンテナは、大別すると、反射鏡アンテナとフェーズア
レイアンテナに分類される。前者は、1つ(または少
数)の固定反射鏡を複数の一次放射器で励振し、複数の
ビームを発生させるものであり、比較的単純な構成で高
性能なマルチビームアンテナが実現できる。しかし、ビ
ームを広い角度に渡って走査することができないため、
例えば、静止衛星軌道上に隣接して配置された複数の衛
星にアクセスするなどの用途に限定され、実質的に全天
を被覆する必要のある周回衛星を用いたシステムには適
用できない。
【0008】これに対し、アレイアンテナは、機械的駆
動部を必要とせず、複数の素子からの電波の位相を電気
的に制御することによって、複数のビームを独立な方向
に自由に形成できる原理的に魅力のある手段である。し
かしながら、可変位相器に伴う損失を補償するために、
各素子1つ1つについて増幅器を用意する必要が生じ
る。また、広い周波数帯域幅について位相を精確に制御
する可変位相器ははなはだ高価である。しかも、ビーム
を広い角度について走査するには、波長以下の間隔でア
レイ素子を配置する必要があり、電気的な開口径として
100λ(波長)以上を必要とするハブ局やゲートウェ
イ局の場合には、素子数が極めて大きくなり、未だ実用
的でない。
【0009】また、これらマルチビームアンテナを用い
た場合、複数のビームで共通に使用される装置部品が故
障した場合あるいはその運用を停止する必要が生じた場
合、全てのビームに影響が波及するという欠点も危惧さ
れる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、図11
に示したような従来の固定地球局は、衛星通信システム
の発展に伴うアンテナ増設に柔軟な対応が難しく、ま
た、多数のアンテナを必要とするシステムでは、広大な
敷地を準備する必要があるという問題があった。また、
この問題を解決することを一つの目的として提案された
マルチビームアンテナを用いる方法は、前記したよう
に、反射鏡アンテナとフェーズアレイアンテナを用いる
方法があるが、前者はビームを広い角度に渡って走査す
ることができないため、実質的に全天を被覆する必要の
ある周回衛星を用いたシステムには適用できないという
問題があり、また、後者は広い周波数帯域幅について位
相を精確に制御する可変位相器が高価であったり、素子
数が極めて大きくなったりして、未だ実用的でないとい
う問題があった。
【0011】本発明の目的は、前記した従来技術の問題
点に鑑みてなされたものであり、多数のアンテナを具備
する地球局として、限定された敷地面積に設置可能な固
定地球局を提供することにある。また、他の目的は、限
定された敷地面積に設置可能であって、前記マルチビー
ムアンテナとしての、反射鏡アンテナとフェーズアレイ
アンテナが有している前記問題点を具備しない固定地球
局を提供することにある。さらに、他の目的は、運用の
柔軟性および信頼性の高い固定地球局を提供することに
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、可視領域内の異なった方向に存在する複
数の通信衛星と同時に通信を可能とするために独立にそ
のビーム方向を変化可能な複数のアンテナを具備する固
定地球局であって、該複数のアンテナの一部または全部
を搭載する移動機構と、前記複数の通信衛星の軌道情報
に基づいて、低仰角の衛星にアクセスするビームが他の
アンテナで遮蔽されないように、前記移動機構の動作を
制御する信号を生成する制御部と、少なくとも前記通信
衛星の軌道情報に基づいて、アンテナの向きを制御する
アンテナ制御部とを具備した点に特徴がある。
【0013】本発明によれば、前記移動機構にアンテナ
を搭載し、該移動機構を複数の通信衛星の軌道情報に基
づいて制御するようにしているので、低仰角の衛星にア
クセスするビームが他のアンテナで遮蔽されないよう
に、アンテナの相互の配置位置を通信衛星の運行に合わ
せて変えることができる。このため、固定地球局の複数
のアンテナの配置面積を、従来のそれに比べて数十分の
1に削減することができ、その効果は大きい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
を詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態の構成を
示す図であり、複数(5基)のアンテナ1a〜1eを具
備する固定地球局を示している。アンテナ1a〜1eは
共通の台座2に搭載され、かつ正五角形の頂点の位置に
配置されている。台座2は駆動部(モータ)3により回
動される。該台座2の回転に伴って、各アンテナの位置
が従属的に変化する。制御部4には天空を横切って動く
衛星の軌道情報が入力する。該制御部4は該軌道情報に
基づいて、駆動部3の動作を制御する信号を生成する。
アンテナ制御部5a〜5eの各々は、各アンテナ1a〜
1eの方位角(AZIMUTH ANGLE )と仰角(ELEVATION AN
GLE )を制御する信号を生成して出力する。前記制御部
4により台座2の駆動部3を制御し、アンテナ制御部5
a〜5eにより各アンテナ1a〜1eの方位角と仰角を
制御することによって、低仰角の衛星にアクセスするビ
ームが他のアンテナで遮蔽されないように台座2の回転
角を設定することができる。
【0015】地表高度約10400kmで軌道傾斜角4
5度の2つのそれぞれ直交する中高度衛星軌道上に等間
隔に5個ずつ、計10個の通信衛星が配置された周回衛
星システムを例にすると、日本付近において観測される
該通信衛星の動きを天空上の軌跡として示すと、図2の
ように表される。
【0016】図3(a) 、(b) および(c) は、それら10
個の衛星のうちの仰角が5度以上となる衛星の個数と、
その方位角(アジマス角)、および仰角(エレベーショ
ン角)を示している。この軌道例では、衛星の動きは1
2時間(720分)の周期をもっている。図3(b) およ
び(c) では、仰角が5度以上となる衛星を前記5基のア
ンテナに順次割り当てており、同図(b) のa1 〜a5 が
前記5基のアンテナの指向方向の個々の方位角に対応
し、同図(c) のe1 〜e5 が前記5基と一致するアンテ
ナの指向方向の個々の仰角に対応している。このよう
に、衛星の各時刻におけるビームの放射角度情報は、衛
星の軌道情報が予め既知の場合には、各衛星について得
ることができる。
【0017】そこで、図1の制御部4には、図3(b) お
よび(c) の方位角および仰角の軌道情報が印加される。
また、前記アンテナ制御部5a〜5eの各々には、前記
仰角が5度以上となる5個の衛星の個々の軌道情報が印
加される。制御部4は該軌道情報から図4(a) に示され
ているような、台座2の回転角の制御情報を作成し、前
記駆動部3に提供する。この結果、前記台座2は図4
(a) の軌跡に従う回転を行う。一方、前記アンテナ制御
部5a〜5eの各々は、前記制御部4からの台座2の回
転角の制御情報と個々の衛星の軌道情報から、追尾する
衛星の方向にアンテナを向けるための方位角と仰角に関
する制御情報を生成し、各アンテナに提供する。図1の
51a、52a、53a、…は方位角の制御信号を、5
1b、52b、53b、…は仰角の制御信号を表してい
る。なお、図4(a) の台座2の回転角を求めるアルゴリ
ズムには、一般的な最適化手法を適用することができ
る。
【0018】図4(a) の回転角は、各アンテナが放射す
るビームが他のアンテナの方向となす角の最小値(以
下、最小クリアランス角と呼ぶ)を最大化するように、
台座2の回転角を最適化した計算結果を示している。図
4(b) は本実施形態による最小クリアランス角と、本実
施形態の効果を示すために、回転角を固定としてアンテ
ナを動かさない場合の最小クリアランス角とを破線で示
している。回転角を固定とした場合には、最小クリアラ
ンス角の最低値は5.3度とほぼ最低仰角5度に等しく
なっている。
【0019】これに対して、本実施形態の場合には、そ
の値は34.1度となっている。すなわち、本実施形態
によれば、必要となるアンテナの間隔が、実効的に、E
Lmin =5.3度に対するSmin から、ELmin =3
4.1度に対するSmin に小さくすることができ、その
効果は概略、tan(ELmin )と考えられるので、長
さで約8分の1、面積で約50分の1にすることができ
る。
【0020】次に、本発明の第2の実施形態を、図5を
参照して説明する。図5は、4基のアンテナ11a〜1
1dを具備する固定地球局を示している。アンテナ11
a〜11dは、それぞれが垂直方向に変化する台座12
a〜12dに搭載されている。垂直方向の変位を実現す
る台座駆動部15a〜15dは、例えばスクリュージャ
ッキやポンプ等の一般的な機構により実現することがで
き、動力源としては、電気や油圧、空気圧等を使用する
ことができる。制御部13には、前記第1の実施形態と
同様の各衛星の軌道情報が供給されており、該制御部1
3は該軌道情報から前記台座駆動部15a〜15dを制
御する信号を生成し出力する。台座駆動部15a〜15
dは該制御信号に従って上下動する。
【0021】アンテナ制御部14a〜14dのそれぞれ
には、個々の衛星の軌道情報が入力する。アンテナ制御
部14a〜14dは、該軌道情報から、対応するアンテ
ナの方位角と仰角を制御する信号14a1 、14a2 、
…、14d1 、14d2 を生成し、対応するアンテナに
出力する。
【0022】図6(a) は最小クリアランス角が45度以
下になった場合につき、これを最大化するように台座1
2a〜12dの高さを最適化した場合の、前記制御部1
3の出力信号を示している。また、図7(b) および(c)
は、前記アンテナ制御部14a〜14dのそれぞれから
出力される前記4基の各アンテナに対する方位角および
仰角の制御信号を表している。このように、台座12a
〜12dの高さを制御し、かつ各アンテナの方位角およ
び仰角を制御すると、低仰角の衛星にアクセスするビー
ムが他のアンテナに遮蔽されないようにすることができ
る。
【0023】図6(b) は、本実施形態によって得られる
アンテナの最小クリアランス角と、高さを固定してアン
テナを動かさない場合の最小クリアランス角(破線)と
を示している。高さを固定とした場合には、最小クリア
ランス角の最低値は15度であるのに対して、本実施形
態では45度となる。すなわち、本実施形態により、必
要となるアンテナの間隔は、実効的に、ELmin =15
度に対するSmin から、ELmin =45度に対するSmi
n に小さくすることができる。そして、その効果は、概
略tan(ELmin )の比と考えられるので、長さで約
4分の1、面積で約14分の1にすることができる。
【0024】なお、図5では、4個のアンテナを南北に
直線上に並べた場合を例にとって説明したが、図8のよ
うに、平面的に分布した構成にも本実施形態を適用する
ことができる。また、4個のアンテナに限定されず、5
個のアンテナにも本実施形態を適用することができる。
【0025】次に、本発明の第3の実施形態を、図9を
参照して説明する。この実施形態は、3基のアンテナ2
1a〜21cを具備する固定地球局を示している。アン
テナ21a〜21cは、その台座22a〜22cと共
に、それぞれが独立に地表を走行可能な車両23a〜2
3cに搭載されている。運行制御部24には、図3の
(b) 、(c) または図7の(b) 、(c) に示されているよう
な軌道情報が入力する。そうすると、該運行制御部24
は各車両21a〜21cを動かす位置情報と時間情報を
求め、各車両制御部25a〜27aに出力する。該車両
制御部25a〜27aは、該位置情報と時間情報に従っ
て、各車両を動かす速度、向き、移動時間に関する車両
駆動制御信号を生成し、車両23a〜23cに出力す
る。
【0026】また、前記アンテナ21a〜21cの制御
部25b〜27bは、前記軌道情報と、前記運行制御部
24からの出力情報とにより、各アンテナの方位角と仰
角とを制御する信号を生成し出力する。この結果、低仰
角の衛星にアクセスするビームが他のアンテナで遮蔽さ
れないように、車両23a〜23cを運行することがで
きるようになる。なお、本実施形態では、3基のアンテ
ナ21a〜21cをもつ固定地球局の例であったが、本
発明はこれに限定されるものではないことは当然であ
る。
【0027】次に、本発明の第4の実施形態を、図10
を参照して説明する。この実施形態は、3基のアンテナ
31a〜31cを具備する固定地球局を示しているが、
これに限定されるものではない。3基のアンテナは、地
面に敷設された軌道33a、33bの上をそれぞれ独立
に走行可能な台車32a〜32cに搭載されている。運
行制御部34は、軌道情報から各台車32a〜32cを
動かす位置情報と時間情報を求め、各台車制御部36
b、…に出力する。台車制御部36b、…は該位置情報
と時間情報から軌道33a、33bの上を動かすスケジ
ュールを求める。各台車が衝突しないようにされること
は当然である。各アンテナ制御部35b、…には、各衛
星の軌道情報と運行制御部34からの情報を下に、アン
テナの方位角と仰角の制御情報を求め、アンテナの駆動
部に出力する。本実施形態によれば、台車位置とアンテ
ナの方位角と仰角を制御することにより、低仰角の衛星
にアクセスするビームが他のアンテナで遮蔽されないよ
うに、台車32a〜32cを運行することができるよう
になる。
【0028】次に、本発明の第5の実施形態を、図11
を参照して説明する。この実施形態は、4基のアンテナ
41a〜41dを具備する固定地球局を示しているが、
これに限定されるものではない。アンテナ41a〜41
dは、地面に敷設された軌道43の上をそれぞれ独立に
走行可能な台車41a〜41dに搭載されている。ここ
に、軌道43は、ある点を中心として、一つ以上の方向
(図では、6方向)に放射状に延びる軌道と、その中心
で各アンテナを搭載した台車がこれらの軌道間を相互に
移動することを可能にするターンテーブル44とを含ん
でいる。したがって、追尾する衛星が天空を大きく横切
って移動するような周回衛星の動きに対しても、衛星に
アクセスするビームが他のアンテナに遮蔽されないよう
に、台車の運行を計画することができる。なお、図中の
( )は、岐路番号を表しており、特に(0)は中心の
ターンテーブルを示している。
【0029】図11(a) は、岐路45bと45eを結ぶ
線が東西に向いている場合、同図(b) は、これを30度
回転させ、岐路46aと46dを結ぶ線が南北に向かう
場合を示している。次に、それぞれのアンテナの運行制
御の一例を、図12、図13を参照して説明する。該図
12、図13は、その動きが前記図7に示される10個
の衛星からなる中高度周回衛星システムについての数値
例を示している。図12aは、前記図7に示される衛星
を追尾する、図11(a) の軌道上に置かれた台車上の4
つのアンテナの位置を、岐路番号0〜6(岐路番号0は
ターンテーブル)の変化として表している。
【0030】ここで、グラフの線の別(実線/点線/破
線/一点鎖線)は、それぞれ、図7の衛星に対応づけら
れている。
【0031】図12(b) は最小クリアランス角を示して
おり、アンテナを固定した場合を比較のために、破線で
示している。本実施形態により、必要となるアンテナの
間隔が、実効的に、ELmin =6.6度に対するSmin
から、ELmin =42.6度に対するSmin に小さくす
ることができる。その効果は、概略、tan(ELmin
)の比と考えられるので、長さで約8分の1、面積で
約63分の1にすることができる。
【0032】図13は、図11(b) の場合の、図12と
同じ内容を示したものである。この場合、必要となるア
ンテナの間隔は、実効的に、ELmin =8.5度に対す
るSmin から、ELmin =36度に対するSmin に小さ
くすることができる。その効果は、概略、tan(EL
min )の比と考えられるので、長さで約5分の1、面積
で約24分の1にすることができる。
【0033】このように、図11(a) と(b) とを比較し
た場合、効果の点では、前者の方が優れている。しか
し、図12と図13とを詳細に見れば分かるように、タ
ーンテーブルを介して岐路間を移動する回数は、12時
間の1周期について、図11(a) の24回に対して、図
11(b) の方が18回と少なく、また、図11(b) で
は、岐路(1)を動作中のアンテナが使用することがな
いため、岐路1を保守用分路(例えば、修理格納庫への
出入り口)として常時確保できるといったような、運用
上の利点を有している。
【0034】次に、本発明の第6の実施形態を、図14
を参照して説明する。図14は4基のアンテナ61a〜
61dを具備する固定地球局を示しているが、これに限
定されるものではない。アンテナ61a〜61dは、地
面に敷設された軌道63の上をそれぞれ独立に走行可能
な台車62a〜62d上に搭載されている。軌道63は
ループを形成しており、周期的な衛星の動きに連続的に
追従できるように構成されている。
【0035】次に、具体的なアンテナの運行制御例と、
その効果を説明する。前記と同様に、その動きが図7に
示される10個の衛星からなる中高度周回衛星システム
についての数値例を示す。図15(a) は、図7の衛星を
追尾する4つのアンテナの位置をループの中心に対して
北から時計回りに測った角度の変化として表している。
グラフの線の別(実線/点線/破線/一点鎖線)は、そ
れぞれ、図7の衛星に対応づけられている。また、細線
は、アンテナを基準位置に固定した場合に対応する。図
15(b) は本実施形態による最小クリアランス角と、ア
ンテナを固定した場合の最小クリアランス角(破線)と
を比較して示している。
【0036】本実施形態によれば、必要となるアンテナ
の間隔が、実効的に、ELmin =11度に対するSmin
から、ELmin =39度に対するSmin に小さくするこ
とができる。その効果は、概略、tan(ELmin )の
比と考えられるので、長さで約4分の1、面積で約17
分の1にすることができる。
【0037】本実施形態の変形として、図16に示され
ているような、6か所において、台車がこのループを構
成する軌道から遊離できるスライド機構64a〜64f
を具備したものを構成することもできる。この場合、ル
ープ状の軌道63について、ある1つのアンテナを搭載
した台車が他のアンテナを搭載した別の台車を追い越す
ような柔軟な運行計画も可能である。このため、さらに
衛星数の大きなシステム等で効果的である。
【0038】なお、前記の各実施形態では、各アンテナ
は衛星が天空上に現れてから沈むまで、アンテナ制御部
からの方位角および仰角の制御信号にしたがって衛星を
追尾する方式であったが、本発明はこれに限定されず、
衛星が天空上に現れた時だけ前記アンテナ制御部からの
方位角および仰角の制御信号により衛星を捕捉し、それ
以降は衛星が沈むまで、図示されていない自動追尾装置
により衛星を捕捉するようにしてもよい。
【0039】次に、本発明の第8の実施形態を図17を
参照して説明する。この実施形態は、その位置を変位さ
せることのできるアンテナと、地上に固定設置された他
の通信設備との間の通信の接続方法に関するものであ
る。
【0040】台座72に固着されたアンテナ71は台車
73上に搭載されており、該台車は地面に敷設された軌
道74上を移動する。77は地上に固定設置された他の
通信設備であり、該アンテナ71と該通信設備との間
は、フレキシブルな光ファイバ8により接続されてい
る。この実施形態によれば、アンテナ71の移動を妨げ
ることなく、大容量の通信量を確保できる。また、他の
アンテナについてのファイバケーブルとの電磁的結合が
ないため高品質を確保できる。なお、図では光ファイバ
ケーブル78を模式的に示したが、ケーブルの保護等の
ためには、これを溝に埋め込んだり巻取装置を付加する
手段が適用できる。
【0041】図18は、他の接続方法を示すものであ
る。この方法は、自走式車両83に搭載されたアンテナ
81から、地上に固定設置された他の通信設備87への
無線伝送89による接続を示している。アンテナから地
上に固定設置された他の通信設備との無線区間には、そ
の距離が短いことから降雨等による減衰損にについての
制限がさほど問題とならないため、ミリ波(あるいは光
領域)などの波長の短い周波数帯が適用可能であり、広
帯域を確保し、しかも該無線区間についてのアンテナや
無線装置を小型化することができる。
【0042】図19は、さらに他の接続方法を示すもの
である。この方法は、その垂直方向位置を変位させるこ
とのできる台座92に搭載されたアンテナ91から、地
上に固定設置された他の通信設備97へ、空間ビーム伝
送101により接続する方法を示すものである。ここ
で、反射鏡(あるいはレンズ)102を組み合わせたビ
ーム伝送系により、アンテナの移動を妨げることなく、
RF信号を地上に固定された通信装置(送受信機)97
へ直接送受信することができる。
【0043】図では、副反射鏡103により主反射鏡1
04の裏側に達した電波がさらに、ビーム給電反射鏡に
より反射され、アンテナの台座92の電気的な間隙
(穴)を通過して、送受信機97に接続された一次放射
器105にビームが集束されている模様を示している。
【0044】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、複数の通信衛星の軌道情報に基づいて、移動
機構の動作を制御することにより、低仰角の衛星にアク
セスするビームが他のアンテナで遮蔽されないように、
アンテナの相互の配置位置を制御することができるの
で、固定地球局を構成する多数のアンテナを、限定され
た敷地面積に設置することができるようになるという効
果がある。
【0045】また、本発明は、フェーズアレイアンテナ
のように、広い周波数帯域幅について位相を精確に制御
する可変位相器や、多素子のアンテナを用いる必要がな
いので、比較的簡単かつ安価に構成することができ、実
用的であるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態の構成図である。
【図2】 天空を横切って動く10個の中高度周回衛星
の軌跡を示す図である。
【図3】 10個の衛星のうちの仰角が5度以上となる
衛星の個数と、それら衛星を5基のアンテナに順次割り
当てた場合の各アンテナの指向方向の方位角、および仰
角を示す図である。
【図4】 第1の実施形態の台座の回転の制御角度と、
本実施形態により実現される最小クリアランスを示す図
である。
【図5】 本発明の第2の実施形態の構成図である。
【図6】 該第2の実施形態の台座の相対高さと、本実
施形態により実現される最小クリアランスを示す図であ
る。
【図7】 該10個の衛星のうちの仰角が5度以上とな
る衛星の個数と、それら衛星を4基のアンテナに順次割
り当てた場合の各アンテナの指向方向の方位角、および
仰角を示す図である。
【図8】 本発明の第3の実施形態の構成図である。
【図9】 本発明の第4の実施形態の構成図である。
【図10】 本発明の第5の実施形態の構成図である。
【図11】 本発明の第6の実施形態の構成図である。
【図12】 該第6の実施形態の第1実施例における台
車上のアンテナの位置を、岐路番号1〜6の変化として
表わした図と、本実施形態により実現される最小クリア
ランスを示す図である。
【図13】 該第6の実施形態の第2実施例における台
車上のアンテナの位置を、岐路番号1〜6の変化として
表わした図と、本実施形態により実現される最小クリア
ランスを示す図である。
【図14】 本発明の第7の実施形態の構成図である。
【図15】 該第7の実施形態における4つのアンテナ
の位置をループの中心に対して北から時計回りに測った
角度の変化として表す図と、本実施形態により実現され
る最小クリアランスを示す図である。
【図16】 本発明の第8の実施形態の構成図である。
【図17】 本発明の第9の実施形態の構成図である。
【図18】 第9の実施形態の変形例を示す図である。
【図19】 第9の実施形態の他の変形例を示す図であ
る。
【図20】 従来の固定地球局のアンテナ配置の説明図
である。
【符号の説明】
1a〜1e、11a〜11d、21a〜21c、31a
〜31c、41a〜41d、61a〜61d、71、8
1、91…アンテナ、2…台座、3…駆動部、4…制御
部、5a〜5e…アンテナ制御部、12a〜12d…台
座、13…制御部、13a〜c…台座駆動制御信号線、
14a〜14d…アンテナ制御部、15a〜15d…台
座駆動部、22a〜22c…台座、23a〜23c…車
両、24…運行制御部、25a〜27a…車両制御部、
25b〜27b…アンテナ制御部、32a〜32c、4
2a〜d、62a〜d…台車、33a、33b…軌道、
34…運行制御部、35b…アンテナ制御部、36b…
台車制御部、43…軌道、44…ターンテーブル、63
…軌道、77…固定通信設備。51a〜b、52a〜
b、53a〜b…アンテナ制御信号線、46a〜f…岐
路、64a〜f…スライド機構、72…台座、73…台
車、74…軌道、78…光ファイバ、82、92…台
座、83…車両、93…台座駆動部、87…固定通信設
備、89…無線伝送、97…送受信器、101…空間ビ
ーム伝送、102…反射鏡、103…副反射鏡、104
…主反射鏡、201a〜b…アンテナ、202…ビー
ム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原 一央 東京都新宿区西新宿2丁目3番2号 国際 電信電話株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可視領域内の異なった方向に存在する複
    数の通信衛星と同時に通信を可能とするために独立にそ
    のビーム方向を変化可能な複数のアンテナを具備する固
    定地球局であって、 該複数のアンテナの一部または全部を搭載する移動機構
    と、 前記複数の通信衛星の軌道情報に基づいて、低仰角の衛
    星にアクセスするビームが他のアンテナで遮蔽されない
    ように、前記移動機構の動作を制御する信号を生成する
    制御部と、 少なくとも前記通信衛星の軌道情報に基づいて、アンテ
    ナの向きを制御するアンテナ制御部とを具備し、 該アンテナは、天空に現れた通信衛星を捕捉し、追尾す
    るようにしたことを特徴とする固定地球局。
  2. 【請求項2】 請求項1または2の固定地球局におい
    て、 前記複数のアンテナは自動追尾装置を具備しており、前
    記アンテナ制御部は天空に出現した通信衛星を捕捉し、
    その後は該自動追尾装置が該通信衛星を追尾するように
    したことを特徴とする固定地球局。
  3. 【請求項3】 請求項1または2の固定地球局におい
    て、 前記移動機構は回動する台座であり、前記複数のアンテ
    ナが該回動する台座の上に搭載され、該台座は前記制御
    部から出力された制御信号により、その回動を制御され
    ることを特徴とする固定地球局。
  4. 【請求項4】 請求項1または2の固定地球局におい
    て、 前記移動機構は垂直方向に移動して地上高を変えること
    ができる機構であり、 前記複数のアンテナの少なくとも1つが、前記垂直方向
    に移動して地上高を変えることができる機構上に搭載さ
    れ、該機構は前記制御部から出力された制御信号によ
    り、その高さを制御されることを特徴とする固定地球
    局。
  5. 【請求項5】 請求項1または2の固定地球局におい
    て、 前記移動機構は地上を自走できる車両であり、前記複数
    のアンテナの少なくとも1つが、該車両上に搭載され、
    該車両は前記制御部から出力された制御信号により、そ
    の位置を制御されることを特徴とする固定地球局。
  6. 【請求項6】 請求項1または2の固定地球局におい
    て、 前記移動機構は地上に敷設された軌道上を移動できる機
    構であり、前記複数のアンテナの少なくとも1つが、該
    機構上に搭載され、該機構は前記制御部から出力された
    制御信号により、その位置を制御されることを特徴とす
    る固定地球局。
  7. 【請求項7】 請求項6の固定地球局において、 前記複数のアンテナの少なくとも1つが、地上に敷設さ
    れた放射状の軌道とこれを連結するターンテーブル上を
    移動できる機構上に搭載されていることを特徴とする固
    定地球局。
  8. 【請求項8】 請求項6の固定地球局において、 前記アンテナ群の少なくとも1つが、地上に敷設された
    ループ形状を含む軌道上を移動できる機構上に搭載され
    ていることを特徴とする固定地球局。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれかの固定地球局に
    おいて、 通信設備の少なくとも一部が地上に固定的に設置され、
    前記複数のアンテナと該固定的に設置された通信設備と
    の通信信号経路の少なくとも一部の区間を、光ファイバ
    により実現したことを特徴とする固定地球局。
  10. 【請求項10】 請求項1〜8のいずれかの固定地球局
    において、 通信設備の少なくとも一部が地上に固定的に設置され、
    前記複数のアンテナと該固定的に設置された通信設備と
    の通信信号経路の少なくとも一部の区間を、無線伝送路
    により実現したことを特徴とする固定地球局。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10のいずれかの固定地球
    局において、 前記複数のアンテナの少なくとも一つは、反射鏡アンテ
    ナであって、該反射鏡を給電する一次放射器が地上に固
    定的に設置され、前記一次放射器と前記反射鏡とがビー
    ム伝送系で結合されていることを特徴とする固定地球
    局。
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