JPH09244187A - レンズ付きフイルムユニット - Google Patents
レンズ付きフイルムユニットInfo
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- JPH09244187A JPH09244187A JP5505596A JP5505596A JPH09244187A JP H09244187 A JPH09244187 A JP H09244187A JP 5505596 A JP5505596 A JP 5505596A JP 5505596 A JP5505596 A JP 5505596A JP H09244187 A JPH09244187 A JP H09244187A
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- Japan
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- lens
- spacer
- film unit
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- Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
Abstract
被せてガゼット袋で包んだ状態で、運搬時や梱包取り扱
い時の振動等によって、スペーサーの裏側に突出部の一
部が擦れても、削れ粉を発生しないレンズ付きフイルム
ユニットを提供する。 【解決手段】 突出部10の前面10bに、撮影窓10
aを取り囲むように突条13を一体に形成し、この突条
13でスペーサー20を裏側から支持させて、突出部1
0の前面10bが擦れないようにした。また突条13の
先端部を半円形状の断面で形成して、突条13が削られ
ないようにした。
Description
袋に密封して包装されるレンズ付きフイルムユニットに
関するものである。
できるように、本出願人から「写ルンです」(商品名)
等のレンズ付きフイルムユニットが市販されている。こ
れらのレンズ付きフイルムユニットは、購入したその場
で写真撮影ができ、また撮影後にもそのまま現像取り扱
い店に出せばよいという簡便性から一般に広く利用され
ている。
は、その製造過程で写真フイルムが装填されてしまうた
め、製造後、実際ユーザーが使用するまでの間、装填さ
れた写真フイルムを湿気や塵などから保護しておく必要
がある。このためレンズ付きフイルムユニットは、メー
カーから出荷されるときに防湿機能をもったガゼット袋
で1つ1つ密封される。
パクト化とともに薄形化が図られている。例えば「写ル
ンです Super800」(商品名)では、パトロー
ネの収容部分の外壁を前方に突出させてグリップ部と
し、さらには撮影レンズの前面を露呈させる撮影窓をレ
ンズ付きフイルムユニットの前面に設けた突出部に形成
し、所定の焦点距離をもった撮影レンズをこの突出部内
に入り込ませるように組み込んで全体的な厚みを薄くす
る工夫がなされている。
は、特に撮影窓を形成した突出部がレンズ付きフイルム
ユニットの前面から出っ張っているため、レンズ付きフ
イルムユニットの前面を覆っているガゼット袋は突出部
で盛り上がり、レンズ付きフイルムユニットの前面に密
着せずにでこぼこして、梱包時の取り扱いが面倒にな
る。またレンズ付きフイルムユニットの前面を覆ってい
るガゼット袋は弛んで皺がよりやすく、外観が見苦しい
ものになる。
における撮影レンズへの指紋や塵埃の付着を防止するた
めに、撮影レンズは、突出部の前面に設けた撮影窓から
奥まった位置に配置されているが、レンズ付きフイルム
ユニットはガゼット袋に密封されているだけなので、レ
ンズ付きフイルムユニットを輸送する際や店頭での陳列
作業中に、例えばレンズ付きフイルムユニットの角や陳
列用ハンガーの先端等の鋭い部分によって、ガゼット袋
の上から撮影レンズが押されて、撮影レンズがズレたり
破損してしまうことがあった。
すようにレンズ付きフイルムユニット2の前面側からシ
ート状のスペーサー20を被せ、スペーサー20に設け
た支持面20aでレンズ付きフイルムユニット2の前面
を突出部10を含めて覆い、支持面20aの両端に一体
に設けた折り曲げ片20b,20cを、レンズ付きフイ
ルムユニット2の上面側と下面側に沿って折り曲げて覆
った後、レンズ付きフイルムユニット2をスペーサー2
0もろともガゼット袋21で覆うようにする方法が提案
されている。
の前面を覆っているガゼット袋21がスペーサー20の
支持面20aによって内面側から支えられるので、レン
ズ付きフイルムユニット2の前面を覆うガゼット袋21
がでこぼこしたり、皺が寄ったりすることがなくなる。
また、ガゼット袋21が直方体形状になるから、梱包時
の取り扱いが簡便になる。また、突出部10がスペーサ
ー20で覆われるので、撮影レンズの保護が完全に行わ
れる他、スペーサー20に取り扱い説明や使用上の注意
事項等を印刷して表示させることもできる。
ペーサー20の支持面20aは折り曲げ片20b,20
cで支持されている。突出部10は先端に向かって先細
になっており、その先端にレンズ付きフイルムユニット
2の前面と平行に前面10bが形成されている。この前
面10bがスペーサー20の裏面側に接触して、スペー
サー20を裏側から支持し、運搬時や梱包取り扱い時
に、ガゼット袋21の外観が不格好にならないようにな
っている。
には、突出部10の前面10bとこの端縁エッジがスペ
ーサー20の裏面側に擦れて、突出部10の一部が削ら
れてしまうといった問題があった。また、そこで発生し
た粉が撮影レンズ12に付着し、撮影した写真に写って
しまうといった問題があった。またスペーサー20の裏
面側が擦れて、スペーサ20の裏側に行われた印刷が見
にくくなってしまうといった問題があった。
で、スペーサーの裏面側に突出部の前面が擦れて、突出
部の一部が削れて削れ粉が発生しないようにしたレンズ
付きフイルムユニットを提供することを目的とするもの
である。
するために、突出部の前面に撮影窓を取り囲むように突
条を形成し、ガゼット袋に包装した状態で突条がスペー
サシートを裏面側から支持するようにした。またスペー
サシートに接触する突条先端部の断面を半円形状にして
いるので、スペーサーがレンズ鏡筒と擦れた際に突出部
の一部が削られてしまうことがなくなった。
説明する。なお、従来の技術の説明及び発明が解決する
ための課題の欄で用いた図面及び符号を一部重複して使
用する。図4は本発明のレンズ付きフイルムユニットの
外観斜視図を示すものである。レンズ付きフイルムユニ
ット2はユニット本体3を外装用の紙箱4で覆ったもの
である。ユニット本体3には、パトローネ及びこれから
引き出してロール状にした写真フイルムを内蔵するとと
もに撮影機構が組み込まれている。紙箱4の所要部には
開口部が設けられ、ユニット本体3に設けられた突出部
10,シャッタボタン5,フイルムカウンタ窓6,ファ
インダ窓7,巻上げノブ8が露呈している。
には、ユニット本体3の薄形化のために、パトローネを
収納したパトローネ室に倣って前方に突出したグリップ
部18と、前面2aから突出して突出部10とが形成さ
れている。突出部10は先端に向かって先細りになって
おり、その先端には平坦な前面10bが形成されてい
る。前面10bには、撮影レンズ12を露呈した撮影窓
10aが設けられている。撮影窓10aの奥には撮影レ
ンズ12が配置されており、塵埃や指紋の付着が低減さ
れている。前面10bには、この撮影窓10aを取り囲
むように一体に突条13が形成されている。
て、突条13は突出部10の前面10bの端縁に形成さ
れており、その先端部の断面は半円形状になっている。
この突条13の先端部は例えば半径0.1mmの半円で
形成されている。
を包装する様子を表している。レンズ付きフイルムユニ
ット2は、防湿性を有するガゼット袋21で包装される
前に、その前面2a側にスペーサー20が被せられる。
ガゼット袋21は、防湿のためにアルミニウムシートが
器材として用いられた多層構造のシート材で作られ、そ
の表面にはレンズ付きフイルムユニット2の機種を表す
表示やデザイン模様等が印刷されており、その裏面には
レンズ付きフイルムユニット2の取り扱い説明や使用上
の注意事項等が印刷されている。
のセンターシール部21aはレンズ付きフイルムユニッ
ト2の前面側にくるようになっており、しかも突出部1
0の上に重なる方向に折り曲げられ、包装状態で撮影レ
ンズ12を保護するようになっている。
トで作られ、その中央部には、レンズ付きフイルムユニ
ット2の前面2aを前述した突出部10を含めて覆い得
る広さの支持面20aが設けられている。この支持面2
0aには折り曲げ片20b,20cが一体に連設されて
おり、各々の境界に入れられた切込みやミシン目で折り
曲げられている。折り曲げ片20b,20cの折り曲げ
位置から先端縁までの幅は、突出部10の先端からレン
ズ付きフイルムユニット2の背面までの幅と同じかわず
か短くなっている。また適宜にスペーサ20の各コーナ
ー部分は丸められている。
ット2をガゼット袋21で包装する前に充分な乾燥処理
を施した後に、レンズ付きフイルムユニット2の前面に
被せられる。支持面20aはレンズ付きフイルムユニッ
ト2の前面2aを突出部10を含めて覆い、折り曲げ片
20b,20cはレンズ付きフイルムユニット2の上面
及び下面に沿わされる。
ット2はスペーサ20ごとガゼット袋21で包まれる。
この包み込み工程の後に、ガゼット袋21の開放端がエ
ンドシールされて包装状態となる。
面20aによって内部から支えられているため、凹凸が
できたり皺ができたりすることがない。外形がほぼ直方
体形状になるので、梱包時の取り扱いが良好となり、撮
影レンズ12がスペーサ20で完全に覆われて保護され
る。
ト2をスペーサ20ごとガゼット袋21で包装した状態
では、図1に示すように、突条13がスペーサー20の
裏側に接触して、前述した折り曲げ片20b,20cと
ともに裏側からスペーサー20を支持する。
生じると、スペーサー20がズレを生じるが、突条13
でスペーサー20を突出部10の前面10bから浮かせ
て支持するので、スペーサー20の裏面側が突出部10
の前面10bに擦れることがない。その際、突条13は
スペーサー20の裏面側に擦れるが、突条13は表面が
曲面で接触面積が小さくなっているので強く擦れること
がなく、突出部10の削れを防止することができる。ま
た、スペーサー20の裏面側に印刷した取り扱い説明や
使用上の注意事項等を良好に保つことができる。
ト本体3を覆ったレンズ付きフイルムユニット2を示し
ているが、外装用ラベルでユニット本体3を覆うように
したレンズ付きフイルムユニットに本発明を適用しても
よい。
出部の前面に撮影窓を取り囲むように突条を形成し、ガ
ゼット袋に包装した状態で突条がスペーサシートを裏面
側から支持するようにしたから、運搬時や梱包取り扱い
時等により生じた振動でスペーサーが突出部の前面と擦
れることがなくなり、レンズ鏡筒が削られてその削れ粉
が撮影レンズに付着することがなくなり、良好な包装状
態を維持することができる。またスペーサシートに接触
する突条先端部の断面を半円形状にしているので、強く
擦れることがなく、突条の削れを防止することができ
る。
にスペーサーを被せてガゼット袋で包んだ状態の要部を
示す側面断面図である。
の要部を示す側面側断面図である。
トを示す前面側斜視図である。
せてガゼット袋で包んだ状態を示す側面側断面図であ
る。
せてガゼット袋で包んだ状態の要部を示す側面側断面図
である。
Claims (2)
- 【請求項1】 写真フイルムが予め装填されるとともに
撮影レンズ及びシャッタ機構が組み込まれたユニット本
体の前面に突出部が設けられ、この突出部に前記撮影レ
ンズの前面を露呈させる撮影窓が形成され、この撮影窓
を覆うようにユニット本体の前面にスペーサシートを被
せてから防湿性のガゼット袋で包装されるレンズ付きフ
イルムユニットにおいて、 前記突出部の前面に撮影窓を取り囲むように突条を形成
し、前記ガゼット袋に包装した状態で前記突条がスペー
サシートを裏面側から支持するようにしたことを特徴と
するレンズ付きフイルムユニット。 - 【請求項2】 前記スペーサシートに接触する突条先端
部の断面を半円形状にしたことを特徴とする請求項1記
載のレンズ付きフイルムユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05505596A JP3713091B2 (ja) | 1996-03-12 | 1996-03-12 | レンズ付きフイルムユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05505596A JP3713091B2 (ja) | 1996-03-12 | 1996-03-12 | レンズ付きフイルムユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09244187A true JPH09244187A (ja) | 1997-09-19 |
JP3713091B2 JP3713091B2 (ja) | 2005-11-02 |
Family
ID=12988005
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05505596A Expired - Lifetime JP3713091B2 (ja) | 1996-03-12 | 1996-03-12 | レンズ付きフイルムユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3713091B2 (ja) |
-
1996
- 1996-03-12 JP JP05505596A patent/JP3713091B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3713091B2 (ja) | 2005-11-02 |
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