JPH09233990A - 水面上に落下した獲物を回収する装置 - Google Patents

水面上に落下した獲物を回収する装置

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JPH09233990A
JPH09233990A JP7107096A JP7107096A JPH09233990A JP H09233990 A JPH09233990 A JP H09233990A JP 7107096 A JP7107096 A JP 7107096A JP 7107096 A JP7107096 A JP 7107096A JP H09233990 A JPH09233990 A JP H09233990A
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JP
Japan
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float
prey
water
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fishing rod
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Withdrawn
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JP7107096A
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Masanobu Sugiyama
昌伸 杉山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 獲物が岸辺から遠く離れた水面上に落下した
ときでも、小舟等を用いることなく該獲物を容易且つ確
実に回収することができるようにした携行しやすい装置
を提供する。 【解決手段】 釣竿(1)に備えさせた釣糸(3)の先
端に可撓性の線状体(7)の一端を連結し、該線状体に
は浮き(9)を該線状体の長さ方向に位置調節自在に取
り付け、該浮きの周囲には複数本の針(15)を突設
し、該線状体の他端には重り(19)を取り付けたこと
を特徴とする、水面上に落下した獲物を回収する装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、狩猟において水面
上に落下した獲物を回収する装置に関するものであり、
更に詳しくは、ハンターが鴨等の鳥、或いはリス、猿、
ムササビ、ハクビシン等の小動物を撃ち、その獲物が
湖、ダム湖、池、河川等の水面上に落下したときに、該
獲物を回収するための装置に係るものである。
【0002】
【従来の技術】狩猟においては、ハンターが撃った獲物
が水面上に落下することが往々にしてある。獲物が岸辺
附近の水面上に落下したときには、ハンターは適宜の棒
等を用いて獲物を容易に回収することができる。ところ
が、獲物はしばしば岸辺から遠く離れた水面上に落下す
るものである。しかして、岸辺から遠く離れた水面上に
落下した獲物を回収するための好ましい装置は従来知ら
れていない。もとより、岸辺から遠く離れた水面上に落
下した獲物も小舟等を使用することが可能であれば該獲
物を容易に回収することができることはいうまでもな
い。しかるに、猟場における湖、ダム湖、池、河川等で
ハンターが小舟等を借用し得ることは稀であり、一方、
ハンターが猟場に小舟を携行することも現実的ではな
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上の如き状況に鑑
み、本発明は、獲物が岸辺から遠く離れた水面上に落下
したときでも、小舟等を用いることなく該獲物を容易且
つ確実に回収することができるようにした携行しやすい
装置を提供しようとしてなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は下記の装置を提供する。
【0005】(1)釣竿に備えさせた釣糸の先端に可撓
性の線状体の一端を連結し、該線状体には浮きを該線状
体の長さ方向に位置調節自在に取り付け、該浮きの周囲
には複数本の針を突設し、該線状体の他端には重りを取
り付けたことを特徴とする、水面上に落下した獲物を回
収する装置(請求項1)。特許請求の範囲を含む本明細
書において、「釣竿」とは魚釣に用いられる釣竿と同様
のものをいい、「釣糸」とは魚釣に用いられる釣糸と同
様のものをいう。
【0006】(2)釣竿に備えさせた釣糸には浮きを該
釣糸の長さ方向に位置調節自在に取り付け、該浮きの周
囲には複数本の針を突設し、該釣糸の先端には重りを取
り付けたことを特徴とする、水面上に落下した獲物を回
収する装置(請求項2)。
【0007】
【作用】
[請求項1の装置]請求項1の装置により水面上に落下
した獲物を回収する際には、装置の使用者は岸辺にて釣
竿を手に持ち、投げ釣の要領で本装置を獲物に向かって
投げるのである。このとき、釣糸の先端に一端を連結し
た線状体の他端には重りが取り付けられているため、針
を備えた浮きは遠くまで容易に飛ばすことができると共
に着水した浮きは釣竿側の端部を水面上に突出させ、重
り側の端部を水中に没した状態で水面に浮ぶ(図2参
照)。このように浮きは釣竿側の端部を水面上に突出さ
せた状態で水面上で立つ。従って、(イ)浮きは岸辺の
使用者からよく見えるため、釣竿を操作することにより
浮きを容易に獲物に当接させることができ、(ロ)風を
利用して浮きを風上から風下に移動させることにより、
浮きを獲物の方向に動かし、或いは枝等の浮遊物を避け
ることができ、更には、(ハ)浮きにおける針の位置又
は重りの数若しくは重さを調節することにより、浮きが
水面上に立ったときに針を水面下に位置させ、以て針が
枝等の浮遊物に引っ掛からないようにすることができ
る。
【0008】水面上に浮遊する獲物を回収するに当って
は、水面上に立っている浮きを釣竿の操作、風の利用等
により獲物に当接させ、浮きの周囲に突設されている針
を獲物に引っ掛け、釣竿等の操作により獲物を浮きと共
に岸辺に引き寄せてこれを回収するのである。
【0009】浮きの周囲に突設されている針を獲物に引
っ掛ける際には、獲物における使用者から離れた部分に
浮きを当接させて釣竿の操作により浮きを手前に引けば
よい。しかるときは、浮きは獲物の周囲に沿って手前方
向に動き、浮きの周囲に突設されている針が獲物に突き
刺さる(図3参照)。しかして、獲物が例えば鴨等の鳥
の場合、これを後に剥製化するときには、針により首、
羽根等に傷が付くと商品価値が低下することになるた
め、足の水かき部に針を引っ掛けることが望ましい。即
ち、鳥が足を下にした状態で水面上に浮いているときに
は、釣竿の操作、重りの調節等により浮きを水面下の水
かき部に当接させてこれに針を引っ掛けるのである(図
4参照)。また、鳥が足を上にした状態で水面上に浮い
ているときには、釣竿の操作により浮きをジャンプさせ
て針を足の水かき部に引っ掛けるのである(図5)。更
に、釣竿の操作により獲物に対し浮きを斜め方向に動か
して針を獲物に引っ掛けることも可能である(図6参
照)。なお、獲物が浮いている水面の水深等により浮き
を線状体の長さ方向に位置調節することにより、浮きと
重りとの間の距離を調節することができる。
【0010】[請求項2の装置]請求項2の装置は請求
項1における線状体を釣糸と一体化させ、釣糸に直接浮
きと重りを取り付けたものであって、請求項1の装置と
同様の作用を有する。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を添付
図面に従って説明する。符号1に示すものは釣竿、符号
3は該釣竿1に備えさせた釣糸、符号5は該釣竿1に取
り付けられた釣糸3の巻取・繰出用リールである。釣糸
3の先端には可撓性の線状体7の一端7aを適宜の連結
具8を介して連結する。線状体7は例えばゴム、柔軟な
ワイヤ等により形成する。線状体7には浮き9を該線状
体7の長さ方向に位置調節自在に取り付ける。図示の事
例においては、細長い浮き9の両端部9a、9bに2個
の透孔11、13を形成し、これらの透孔11、13に
線状体7を挿通させている。浮き9の周囲には複数本の
針15、15・・・を突設する。各針15は釣針状のも
のを使用し、針先を浮き9における釣竿1側の端部9a
方向に向けた状態で浮き9に固定することが望ましい。
線状体7の他端7bには適宜の連結具17を介して重り
19を取り付ける。
【0012】また、前記線状体7を釣糸3と一体化さ
せ、釣糸3に直接浮き9と重り19を取り付けてもよ
い。即ち、釣竿1に備えさせた釣糸3には浮き9を該釣
糸3の長さ方向に位置調節自在に取り付け、該浮き9の
周囲には複数本の針15、15・・・を突設し、該釣糸
3の先端に重り19を取り付けてもよい。
【0013】図7に示す事例においては、浮き9におけ
る釣竿1側の端部9aの一側面を傾斜させ、或いは浮き
9における釣竿1側の端部9aに傾斜板22を取り付け
ている。この事例においては、針15、15・・・が枝
等の浮遊物21に引っ掛かることを防止し、或いは鳥2
3が足25を下にした状態で水面上に浮いているときに
針15、15・・・を水面下の水かき部に引っ掛けるた
めに、釣竿1の操作により浮き9を水面下に沈ませるこ
とが可能である。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の装置を使
用すれば、獲物が岸辺から遠く離れた水面上に落下した
ときでも、小舟等を用いることなく該獲物を容易且つ確
実に回収することができる。また、本発明の装置は軽量
であって携行に適していると共に極めて安価に提供する
ことができる。
【0015】また、本発明の装置においては、釣糸の先
端又は線状体の前記他端には重りが取り付けられている
ため、針を備えた浮きは遠くまで容易に飛ばすことがで
きると共に着水した浮きは釣竿側の端部を水面上に突出
させ、重り側の端部を水中に没した状態で水面に浮ぶ。
従って、(イ)浮きは岸辺の使用者からよく見えるた
め、釣竿を操作することにより浮きを容易に獲物に当接
させることができる、(ロ)風を利用して浮きを風上か
ら風下に移動させることにより、浮きを獲物の方向に動
かし、或いは枝等の浮遊物を避けることができる、
(ハ)浮きにおける針の位置又は重りの数若しくは重さ
を調節することにより、浮きが水面上に立ったときに針
を水面下に位置させ、以て針が枝等の浮遊物に引っ掛か
らないようにすることができる、等の効果も発揮され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による装置の使用状態の一例を示す説明
図である。
【図2】同上装置の一例を示す断面図である。
【図3】同上装置と獲物とを示す説明図である。
【図4】同上装置と獲物とを示す別の説明図である。
【図5】同上装置と獲物とを示す更に別の説明図であ
る。
【図6】同上装置と獲物とを示す更に別の説明図であ
る。
【図7】本発明による装置の別の一例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 釣竿 3 釣糸 5 巻取・繰出用リール 7 線状体 7a 一端 7b 他端 8 連結具 9 浮き 9a 端部 9b 端部 11 透孔 13 透孔 15 針 17 連結具 19 重り 21 浮遊物 22 傾斜板 23 鳥 25 足

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 釣竿に備えさせた釣糸の先端に可撓性の
    線状体の一端を連結し、該線状体には浮きを該線状体の
    長さ方向に位置調節自在に取り付け、該浮きの周囲には
    複数本の針を突設し、該線状体の他端には重りを取り付
    けたことを特徴とする、水面上に落下した獲物を回収す
    る装置。
  2. 【請求項2】 釣竿に備えさせた釣糸には浮きを該釣糸
    の長さ方向に位置調節自在に取り付け、該浮きの周囲に
    は複数本の針を突設し、該釣糸の先端には重りを取り付
    けたことを特徴とする、水面上に落下した獲物を回収す
    る装置。
JP7107096A 1996-03-01 1996-03-01 水面上に落下した獲物を回収する装置 Withdrawn JPH09233990A (ja)

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