JPH09225233A - フィルタ締付装置 - Google Patents
フィルタ締付装置Info
- Publication number
- JPH09225233A JPH09225233A JP5843696A JP5843696A JPH09225233A JP H09225233 A JPH09225233 A JP H09225233A JP 5843696 A JP5843696 A JP 5843696A JP 5843696 A JP5843696 A JP 5843696A JP H09225233 A JPH09225233 A JP H09225233A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter
- spring
- mounting frame
- sliding plate
- frame
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- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、フィルタ装置のフィルタ取付フレー
ムへの装着作業を短時間に行え、また、狭い空間での装
着作業を可能にするために、フィルタ枠より外方向への
出っ張り部分を小さくすることを目的とする。 【解決手段】気流中のじん埃等を除去するフィルタ装置
を、フィルタ取付フレームに装着するフィルタ締付装置
において、前記フィルタ取付フレームに、ばねを内蔵し
たばね筒の一端を固定し、前記ばねは、前記ばね筒の内
側端面と、前記ばね筒の内面を移動可能とした摺動板と
に挟まれ、引張棒を前記ばね筒の他端を貫通させて配設
し、前記引張棒の一端を前記摺動板に固定するとともに
他端を前記フィルタ装置のフィルタ枠に引掛けるための
鈎形部とし、前記ばねによって、前記摺動板を前記フィ
ルタ取付フレーム側に付勢することにより、前記フィル
タ装置を前記フィルタ取付フレームに密着させることを
特徴とするフィルタ締付装置。
ムへの装着作業を短時間に行え、また、狭い空間での装
着作業を可能にするために、フィルタ枠より外方向への
出っ張り部分を小さくすることを目的とする。 【解決手段】気流中のじん埃等を除去するフィルタ装置
を、フィルタ取付フレームに装着するフィルタ締付装置
において、前記フィルタ取付フレームに、ばねを内蔵し
たばね筒の一端を固定し、前記ばねは、前記ばね筒の内
側端面と、前記ばね筒の内面を移動可能とした摺動板と
に挟まれ、引張棒を前記ばね筒の他端を貫通させて配設
し、前記引張棒の一端を前記摺動板に固定するとともに
他端を前記フィルタ装置のフィルタ枠に引掛けるための
鈎形部とし、前記ばねによって、前記摺動板を前記フィ
ルタ取付フレーム側に付勢することにより、前記フィル
タ装置を前記フィルタ取付フレームに密着させることを
特徴とするフィルタ締付装置。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、特にフィルタの使
用台数が多い空調用やガスタービン吸気用に用いられる
フィルタ装置を、フィルタ取付フレームに装着するため
のフィルタ締付装置に関する。
用台数が多い空調用やガスタービン吸気用に用いられる
フィルタ装置を、フィルタ取付フレームに装着するため
のフィルタ締付装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のフィルタ締付装置を図３に示す。
同図に示すように、フィルタ１０を備えたフィルタ装置
１１には、貫通孔を有するフィルタ押え具１２を設け、
フィルタ取付フレーム１３には、フィルタ支持具１４と
フィルタ締付ボルト１５を設けている。図中、１６はフ
ィルタ締付ボルト１５と嵌合する締付ナットである。上
記構成において、フィルタ装置１１をフィルタ取付フレ
ーム１３に取付ける場合には、フィルタ装置１１をフィ
ルタ支持具１４に沿ってスライドさせながらフィルタ取
付フレーム１３に当接させる。この時フィルタ締付ボル
ト１５をフィルタ押え具１２の貫通孔に挿入する。そし
て締付ナット１６をフィルタ締付ボルト１５にねじ込ん
でフィルタ装置１１をフィルタ取付フレーム１３に圧接
させて取付けていた。
同図に示すように、フィルタ１０を備えたフィルタ装置
１１には、貫通孔を有するフィルタ押え具１２を設け、
フィルタ取付フレーム１３には、フィルタ支持具１４と
フィルタ締付ボルト１５を設けている。図中、１６はフ
ィルタ締付ボルト１５と嵌合する締付ナットである。上
記構成において、フィルタ装置１１をフィルタ取付フレ
ーム１３に取付ける場合には、フィルタ装置１１をフィ
ルタ支持具１４に沿ってスライドさせながらフィルタ取
付フレーム１３に当接させる。この時フィルタ締付ボル
ト１５をフィルタ押え具１２の貫通孔に挿入する。そし
て締付ナット１６をフィルタ締付ボルト１５にねじ込ん
でフィルタ装置１１をフィルタ取付フレーム１３に圧接
させて取付けていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のような締付ボルトを利用したフィルタ締付装置で
は、フィルタ交換時はその都度スパナ等によるナットの
取外し及び締付作業を伴うことになる。そしてこれらの
作業は通常はフィルタチャンバなどの狭い空間で行われ
るので作業が非常に面倒である。又、装着フィルタの台
数が多くなると、フィルタ交換作業に要する時間も多く
なり、交換に要する費用も増大する。そこで本発明は、
フィルタ装置のフィルタ取付フレームへの装着作業を短
時間に行えるフィルタ締付装置を提供することを目的と
する。また本発明のフィルタ締付装置は、狭い空間での
装着作業を可能にするために、フィルタ枠より外方向へ
の出っ張り部分を小さくすることを目的とする。
来のような締付ボルトを利用したフィルタ締付装置で
は、フィルタ交換時はその都度スパナ等によるナットの
取外し及び締付作業を伴うことになる。そしてこれらの
作業は通常はフィルタチャンバなどの狭い空間で行われ
るので作業が非常に面倒である。又、装着フィルタの台
数が多くなると、フィルタ交換作業に要する時間も多く
なり、交換に要する費用も増大する。そこで本発明は、
フィルタ装置のフィルタ取付フレームへの装着作業を短
時間に行えるフィルタ締付装置を提供することを目的と
する。また本発明のフィルタ締付装置は、狭い空間での
装着作業を可能にするために、フィルタ枠より外方向へ
の出っ張り部分を小さくすることを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、気流中
のじん埃等を除去するフィルタ装置を、フィルタ取付フ
レームに装着するフィルタ締付装置において、前記フィ
ルタ取付フレームにばねを内蔵したばね筒の一端を固定
し、前記ばねは、前記ばね筒の内側端面と前記ばね筒の
内面を移動可能とした摺動板とに挟まれ、引張棒を前記
ばね筒の他端を貫通させて配設し、前記引張棒の一端を
前記摺動板に固定するとともに、他端を前記フィルタ装
置のフィルタ枠に引掛けるための鈎形部としたことを特
徴とする。
のじん埃等を除去するフィルタ装置を、フィルタ取付フ
レームに装着するフィルタ締付装置において、前記フィ
ルタ取付フレームにばねを内蔵したばね筒の一端を固定
し、前記ばねは、前記ばね筒の内側端面と前記ばね筒の
内面を移動可能とした摺動板とに挟まれ、引張棒を前記
ばね筒の他端を貫通させて配設し、前記引張棒の一端を
前記摺動板に固定するとともに、他端を前記フィルタ装
置のフィルタ枠に引掛けるための鈎形部としたことを特
徴とする。
【０００５】また、前記ばねは、前記ばね筒の他端の内
側端面と摺動板とに挟まれ、前記引張棒は前記ばね内を
貫通させることが好ましい。
側端面と摺動板とに挟まれ、前記引張棒は前記ばね内を
貫通させることが好ましい。
【０００６】また、前記フィルタ装置を前記フィルタ取
付フレームの下部に設けたフィルタ支持具により受ける
ことが好ましい。
付フレームの下部に設けたフィルタ支持具により受ける
ことが好ましい。
【０００７】本発明によれば、引張棒を引張ることによ
りばねを伸縮し、前記鈎形部をフィルタ枠に引掛けるこ
とにより、フィルタ装置をフィルタ取付フレームに密着
固定することができる。また、引張棒の先端は装着する
フィルタの枠端面に引掛けられるよう鈎形部に曲げられ
ただけの構成であり、この部分をフィルタ枠に引掛ける
だけで固定するために、フィルタ枠より外方向への出っ
張り部分は小さく、狭い空間での締付作業も容易に行う
ことができる。
りばねを伸縮し、前記鈎形部をフィルタ枠に引掛けるこ
とにより、フィルタ装置をフィルタ取付フレームに密着
固定することができる。また、引張棒の先端は装着する
フィルタの枠端面に引掛けられるよう鈎形部に曲げられ
ただけの構成であり、この部分をフィルタ枠に引掛ける
だけで固定するために、フィルタ枠より外方向への出っ
張り部分は小さく、狭い空間での締付作業も容易に行う
ことができる。
【０００８】また、前記ばねを、前記ばね筒の他端の内
側端面と摺動板との間に位置させ、ばねの圧縮に対する
反撥力を利用することにより、ばねの引っ張りに対する
反撥力を利用する場合に比較して、ばね筒の長さは短く
構成することができる。
側端面と摺動板との間に位置させ、ばねの圧縮に対する
反撥力を利用することにより、ばねの引っ張りに対する
反撥力を利用する場合に比較して、ばね筒の長さは短く
構成することができる。
【０００９】また、フィルタ支持具をフィルタ取付フレ
ームの下部に設け、フィルタ装置をこのフィルタ支持具
に沿ってスライドさせながら、フィルタ取付フレームに
当接させるとともにフィルタ支持具により受けることに
より、狭い空間での締付作業をさらに容易に行うことが
できる。
ームの下部に設け、フィルタ装置をこのフィルタ支持具
に沿ってスライドさせながら、フィルタ取付フレームに
当接させるとともにフィルタ支持具により受けることに
より、狭い空間での締付作業をさらに容易に行うことが
できる。
【００１０】
【発明の実施の形態】本発明のフィルタ締付装置の一実
施例を図面に基づいて説明する。図１は同装置を示す断
面図、図２は同装置の使用状態を示す斜視図である。図
１に示すように、円柱形状のばね筒１の中には、ばね２
が入れてあり、ばね２の端部には円板形状の摺動板３を
設けている。そしてこの摺動板３には引張棒４の一端が
固定されている。ばね筒１は、このように、ばね２、摺
動板３及び引張棒４を配設した状態でその一端をフィル
タ取付フレーム５に固定されている。また、ばね筒１の
他端には、孔１Ａが設けられている。ばね２は、コイル
ばねを用い、ばね筒１の他端の内側端面と摺動板３との
間に配設されている。引張棒４は、前述のように一端を
摺動板３に固定され、ばね２内および孔１Ａを貫通し、
他端にはフィルタ枠６に引掛けるための鈎形部４Ａを形
成している。
施例を図面に基づいて説明する。図１は同装置を示す断
面図、図２は同装置の使用状態を示す斜視図である。図
１に示すように、円柱形状のばね筒１の中には、ばね２
が入れてあり、ばね２の端部には円板形状の摺動板３を
設けている。そしてこの摺動板３には引張棒４の一端が
固定されている。ばね筒１は、このように、ばね２、摺
動板３及び引張棒４を配設した状態でその一端をフィル
タ取付フレーム５に固定されている。また、ばね筒１の
他端には、孔１Ａが設けられている。ばね２は、コイル
ばねを用い、ばね筒１の他端の内側端面と摺動板３との
間に配設されている。引張棒４は、前述のように一端を
摺動板３に固定され、ばね２内および孔１Ａを貫通し、
他端にはフィルタ枠６に引掛けるための鈎形部４Ａを形
成している。
【００１１】上記のように構成されたフィルタ締付装置
を使用し、フィルタ装置をフィルタ取付フレーム５に取
付ける場合には、引張棒４の鈎形部４Ａを引張り、この
鈎形部４Ａをフィルタ枠６に掛けることにより行う。こ
の時フィルタ取付フレーム５に固定されたばね筒１の中
のばね２は、圧縮され、その反撥力がフィルタ枠６をフ
ィルタ取付フレーム５に密着させる力となる。なお、こ
れらのばね筒１、摺動板３、引張棒４には一般に鉄材が
使われ、ばね２にはばね鋼が使われる。
を使用し、フィルタ装置をフィルタ取付フレーム５に取
付ける場合には、引張棒４の鈎形部４Ａを引張り、この
鈎形部４Ａをフィルタ枠６に掛けることにより行う。こ
の時フィルタ取付フレーム５に固定されたばね筒１の中
のばね２は、圧縮され、その反撥力がフィルタ枠６をフ
ィルタ取付フレーム５に密着させる力となる。なお、こ
れらのばね筒１、摺動板３、引張棒４には一般に鉄材が
使われ、ばね２にはばね鋼が使われる。
【００１２】上記のようなフィルタ締付装置は、図２に
示すようにフィルタ装置１台に対し４ヶ所使用すること
が好ましいが、２ヶ所又はフィルタの寸法が大きな場合
には側面だけでなく、上下面に追加することもできる。
示すようにフィルタ装置１台に対し４ヶ所使用すること
が好ましいが、２ヶ所又はフィルタの寸法が大きな場合
には側面だけでなく、上下面に追加することもできる。
【００１３】又、一つのフィルタ締付装置で相隣れるフ
ィルタ装置に共用することもできる。この場合はフィル
タ締付装置の数を増やすか、又はばねの力を増やすこと
が必要となり、又鈎形部の形も二つのフィルタ枠に掛か
るよう形状を変えることは勿論である。
ィルタ装置に共用することもできる。この場合はフィル
タ締付装置の数を増やすか、又はばねの力を増やすこと
が必要となり、又鈎形部の形も二つのフィルタ枠に掛か
るよう形状を変えることは勿論である。
【００１４】また、本実施例では、ばね２をばね筒１の
他端と摺動板３との間に配設し、ばね２の圧縮に対する
反撥力を利用したもので説明したが、ばね２をばね筒１
の一端と摺動板３との間に配設し、ばね２の引張りに対
する反撥力を利用したものであってもよい。なお、この
場合には、ばね筒１の長さは、本実施例に比較して長く
構成する必要がある。さらに、ばね２をばね筒１の他端
と摺動板３との間に配設するとともに、ばね筒１の一端
と摺動板３との間にも配設するものであってもよい。こ
の場合には、ばねの圧縮と引張り力との双方を利用でき
るために、ばね筒１の長さをさらに短く構成することが
可能となる。
他端と摺動板３との間に配設し、ばね２の圧縮に対する
反撥力を利用したもので説明したが、ばね２をばね筒１
の一端と摺動板３との間に配設し、ばね２の引張りに対
する反撥力を利用したものであってもよい。なお、この
場合には、ばね筒１の長さは、本実施例に比較して長く
構成する必要がある。さらに、ばね２をばね筒１の他端
と摺動板３との間に配設するとともに、ばね筒１の一端
と摺動板３との間にも配設するものであってもよい。こ
の場合には、ばねの圧縮と引張り力との双方を利用でき
るために、ばね筒１の長さをさらに短く構成することが
可能となる。
【００１５】また、本実施例では、ばね筒１を円柱形状
のもので説明したが、多角柱状のものであってもよい。
また摺動板３の形状も、ばね筒１の内面を摺動できるも
のであれば円板形状に限られるものではなく、多角形状
のものでもよい。また、本実施例では、フィルタ枠６の
側面部のみの締付のもので説明したが、図３に示すよう
なフィルタ支持具をフィルタ取付フレーム５の下部の両
角部に設け、フィルタ装置をこのフィルタ支持具に沿っ
てスライドさせながら、フィルタ取付フレーム５に当接
させるとともにフィルタ支持具により受けるものでもよ
い。
のもので説明したが、多角柱状のものであってもよい。
また摺動板３の形状も、ばね筒１の内面を摺動できるも
のであれば円板形状に限られるものではなく、多角形状
のものでもよい。また、本実施例では、フィルタ枠６の
側面部のみの締付のもので説明したが、図３に示すよう
なフィルタ支持具をフィルタ取付フレーム５の下部の両
角部に設け、フィルタ装置をこのフィルタ支持具に沿っ
てスライドさせながら、フィルタ取付フレーム５に当接
させるとともにフィルタ支持具により受けるものでもよ
い。
【００１６】
【実施例】以下本発明の一実施例によるフィルタ締付装
置に用いるばね筒及びばねについて説明する。フィルタ
装置をフィルタ取付フレームに密着させるのに必要な加
圧力は、標準的なフィルタ装置の寸法（６１０mm巾×６
１０mm高さ×２９０mm奥行）のもので約１００〜１５０
ｋｇ程度である。本実施例によるフィルタ締付装置をフ
ィルタ装置１台当り４ヶ使用すると仮定すると、フィル
タ締付装置１ヶ当りの負担荷重は、約２５〜３７．５ｋ
ｇとなる。従って、フィルタ締付装置に使用するばね
は、前記数値を満足するように設計すればよい。例え
ば、ばねに必要な力を２５ｋｇとした場合、ばねの線径
２ｍｍ、ばね外径１４．５ｍｍ、ばね巻数１０．５回と
するとばね常数は１ｋｇ／ｍｍとなる。即ちばねを２５
ｍｍ圧縮すればばねの反撥力は２５ｋｇとなる。又２５
ｍｍ圧縮可能とするためのばねの自由高さは、５０ｍｍ
あれば良い。従ってこのばねを収納するばね筒の外形寸
法は直径約２０ｍｍ、長さは１００ｍｍ程度であり、従
来のフィルタ取付フレームに十分使用できる大きさであ
り、実用上何ら支障ないものである。
置に用いるばね筒及びばねについて説明する。フィルタ
装置をフィルタ取付フレームに密着させるのに必要な加
圧力は、標準的なフィルタ装置の寸法（６１０mm巾×６
１０mm高さ×２９０mm奥行）のもので約１００〜１５０
ｋｇ程度である。本実施例によるフィルタ締付装置をフ
ィルタ装置１台当り４ヶ使用すると仮定すると、フィル
タ締付装置１ヶ当りの負担荷重は、約２５〜３７．５ｋ
ｇとなる。従って、フィルタ締付装置に使用するばね
は、前記数値を満足するように設計すればよい。例え
ば、ばねに必要な力を２５ｋｇとした場合、ばねの線径
２ｍｍ、ばね外径１４．５ｍｍ、ばね巻数１０．５回と
するとばね常数は１ｋｇ／ｍｍとなる。即ちばねを２５
ｍｍ圧縮すればばねの反撥力は２５ｋｇとなる。又２５
ｍｍ圧縮可能とするためのばねの自由高さは、５０ｍｍ
あれば良い。従ってこのばねを収納するばね筒の外形寸
法は直径約２０ｍｍ、長さは１００ｍｍ程度であり、従
来のフィルタ取付フレームに十分使用できる大きさであ
り、実用上何ら支障ないものである。
【００１７】
【発明の効果】本発明によれば、引張棒を引張ることに
よりばねを伸縮し、前記鈎形をフィルタ枠に引掛けるこ
とにより、フィルタ装置をフィルタ取付フレームに密着
固定することができる。また、引張棒の先端は装着する
フィルタの枠端面に引掛けられるよう鈎形に曲げられた
だけの構成であり、この部分をフィルタ枠に引掛けるだ
けで固定するために、フィルタ枠より外方向への出っ張
り部分は小さく、狭い空間での締付作業も容易に行うこ
とができる。
よりばねを伸縮し、前記鈎形をフィルタ枠に引掛けるこ
とにより、フィルタ装置をフィルタ取付フレームに密着
固定することができる。また、引張棒の先端は装着する
フィルタの枠端面に引掛けられるよう鈎形に曲げられた
だけの構成であり、この部分をフィルタ枠に引掛けるだ
けで固定するために、フィルタ枠より外方向への出っ張
り部分は小さく、狭い空間での締付作業も容易に行うこ
とができる。
【図１】本発明の一実施例によるフィルタ締付装置の断
面図
面図
【図２】同装置の使用状態を示す斜視図
【図３】従来のフィルタ締付装置を示す斜視図
１ ばね筒 ２ ばね ３ 摺動板 ４ 引張棒 ４Ａ 鈎形部 ５ フィルタ取付フレーム ６ フィルタ枠
Claims (3)
- 【請求項１】 気流中のじん埃等を除去するフィルタ装
置を、フィルタ取付フレームに装着するフィルタ締付装
置において、前記フィルタ取付フレームに、ばねを内蔵
したばね筒の一端を固定し、前記ばねは、前記ばね筒の
内側端面と、前記ばね筒の内面を移動可能とした摺動板
とに挟まれ、引張棒を前記ばね筒の他端を貫通させて配
設し、前記引張棒の一端を前記摺動板に固定するととも
に他端を前記フィルタ装置のフィルタ枠に引掛けるため
の鈎形部とし、前記ばねによって、前記摺動板を前記フ
ィルタ取付フレーム側に付勢することにより、前記フィ
ルタ装置を前記フィルタ取付フレームに密着させるよう
にしたことを特徴とするフィルタ締付装置。 - 【請求項２】 前記ばねは、前記ばね筒の他端の内側端
面と摺動板とに挟まれ、前記引張棒は前記ばね内を貫通
させたことを特徴とする請求項１記載のフィルタ締付装
置。 - 【請求項３】 前記フィルタ装置を前記フィルタ取付フ
レームの下部に設けたフィルタ支持具により受けたこと
を特徴とする請求項１又は２に記載のフィルタ締付装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5843696A JPH09225233A (ja) | 1996-02-21 | 1996-02-21 | フィルタ締付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5843696A JPH09225233A (ja) | 1996-02-21 | 1996-02-21 | フィルタ締付装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09225233A true JPH09225233A (ja) | 1997-09-02 |
Family
ID=13084355
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5843696A Pending JPH09225233A (ja) | 1996-02-21 | 1996-02-21 | フィルタ締付装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09225233A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006071503A1 (en) * | 2004-12-29 | 2006-07-06 | 3M Innovative Properties Company | Air filter assembly |
| JP2009002169A (ja) * | 2007-06-19 | 2009-01-08 | Hitachi Ltd | 吸気フィルタ固定装置 |
| CN111744293A (zh) * | 2019-03-26 | 2020-10-09 | 康斐尔公司 | 壁安装系统 |
-
1996
- 1996-02-21 JP JP5843696A patent/JPH09225233A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006071503A1 (en) * | 2004-12-29 | 2006-07-06 | 3M Innovative Properties Company | Air filter assembly |
| US7393272B2 (en) | 2004-12-29 | 2008-07-01 | 3M Innovative Properties Company | Air filter assembly |
| JP2009002169A (ja) * | 2007-06-19 | 2009-01-08 | Hitachi Ltd | 吸気フィルタ固定装置 |
| CN111744293A (zh) * | 2019-03-26 | 2020-10-09 | 康斐尔公司 | 壁安装系统 |
| CN111744293B (zh) * | 2019-03-26 | 2023-04-18 | 康斐尔集团公司 | 壁安装系统 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
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