JPH09224947A - クリップアプライヤー - Google Patents

クリップアプライヤー

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Publication number
JPH09224947A
JPH09224947A JP8037875A JP3787596A JPH09224947A JP H09224947 A JPH09224947 A JP H09224947A JP 8037875 A JP8037875 A JP 8037875A JP 3787596 A JP3787596 A JP 3787596A JP H09224947 A JPH09224947 A JP H09224947A
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JP
Japan
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clip
jaw
attaching
operating
initial state
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Application number
JP8037875A
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English (en)
Inventor
Toshiya Sugai
俊哉 菅井
Yoshihito Shimizu
佳仁 清水
Shinichi Nishigaki
晋一 西垣
Naoki Uchiyama
直樹 内山
Minoru Tsuruta
稔 鶴田
Toshihiko Suzuta
敏彦 鈴田
Hiroyuki Nagami
裕之 永水
Yoshikiyo Shibata
義清 柴田
Yoshinao Ooaki
義直 大明
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Priority to US08/805,556 priority patent/US6099537A/en
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Abstract

(57)【要約】 【課題】生体組織、特に血管等の脈管組織を確実に結紮
することができ、また構造的に簡単で、部品点数の低減
を図ることができるクリップアプライヤーを提供するこ
とにある。 【解決手段】クリップを生体組織に取付けるクリップ取
付け手段3と、前記クリップ取付け手段3にクリップを
移送するクリップ送り手段と、前記クリップ送り手段と
前記クリップ取付け手段を順次駆動するための操作手段
4とを有するクリップアプライヤーにおいて、初期状態
から前記操作手段4を操作するのと連動して連続的に前
記クリップ送り手段を動作させて前記クリップを前記ク
リップ送り手段に移送する第1の動作手段と、前記クリ
ップ送り手段が作動した後、連続的に前記クリップ取付
け手段3を動作させて生体組織に前記クリップを取付け
る第2の動作手段とを具備したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主としての外科
手術において生体組織、特に血管等の脈管組織を結紮す
るためにクリップを取付けるクリップアプライヤーに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、外科手術において生体組織、特に
血管等の脈管組織を結紮するために金属製のクリップを
取付けるクリップアプライヤーが使用されている。例え
ば、USP4,509,518およびUSP5,19
7,970に示すように、クリップを連発できる連発式
クリップアプリケーターは、操作手段の操作により、弾
性部材に弾性エネルギーを蓄え、それによりクリップを
ジョーに送るようになっている。
【0003】すなわち、操作手段によってリンク機構を
作動させることによりクリップを先端部に送った後、ジ
ョーによってクリップを閉じて血管等の脈管組織を結紮
するものであり、またクリップを送り出す際にばね等の
弾性部材の弾性エネルギーにより打ち出すように構成さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の連発式クリップアプリケーターは、操作手段によっ
てリンク機構を作動させる構造であり、リンク機構等に
より機構が複雑であり、またクリップを送り出す際に弾
性エネルギーにより打ち出すため、そのタイミングが難
しく、クリップが詰まりやすく、さらに急激にクリップ
を送るためにクリップがジョーから脱落したり、クリッ
プがジョーまで送られない等の不具合もあった。
【0005】そして、特にクリッピングの直前にクリッ
プを送り出すものでは弾性エネルギーによって急激にク
リップを送り出すために、その衝撃によりクリッピング
の際にクリップアプライヤーの先端が生体組織に当たる
可能性もあった。また、このようなクリップアプライヤ
ーは一般的にディスポーザブル品であるので、その価格
を安く提供することが医療費削減にとって重要であった
が、これらの従来技術では機構が複雑なために、結果と
して高価なものとなっていた。また、金属や樹脂等の各
種材料で製造された部品を数多く組み合わせて使用して
いるので、廃棄する際にもリサイクルしにくく廃棄費用
がかさむ上に、資源の浪費や廃棄物処理の問題等、環境
にも悪影響を与えていた。
【0006】また、USP5,104,395に示すク
リップアプライヤーは、前記従来技術の状況に加え、ク
リップ送り手段という機構が存在するために、特にクリ
ップアプライヤーのクリップ取付け手段、すなわちジョ
ーが設けられている部分の構造が複雑になり、結果とし
て故障の原因となりやすかった。
【0007】さらに、前記従来技術では開放しているジ
ョーの先端部で生体組織を傷つけないように細心の注意
をはらう必要があり、USP5,104,395のよう
にジョーが引き込まれるタイプのものでは、せっかく把
持した脈管を逃がしてしまう場合が多く、使い勝手が悪
い。
【0008】また、従来のクリップアプライヤーのジョ
ーは、生体内部にクリップアプライヤーの先端を挿入す
る略細長状の部分の外径と、ジョーの外周幅がほぼ同一
の外径となる程度の開きしか有しておらず、結果として
脈管を捉えにくく、また、脈管を結紮するまで脈管を把
持できないために、脈管を逃しやすいという欠点があっ
た。
【0009】この発明は、前記事情に着目してなされた
もので、その目的とするところは、生体組織、特に血管
等の脈管組織を安全かつ確実にクリッピングができると
共に、廃棄物の低減やリサイクルにも配慮したクリップ
アプライヤーを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記目的を
達成するために、クリップを生体組織に取付けるクリッ
プ取付け手段と、前記クリップを貯蔵するクリップ貯蔵
手段と、前記クリップ貯蔵手段から前記クリップ取付け
手段にクリップを移送するクリップ送り手段と、前記ク
リップ送り手段と前記クリップ取付け手段を順次駆動す
るための操作手段とを有するクリップアプライヤーにお
いて、初期状態から前記操作手段を手動で操作するのと
連動して連続的に前記クリップ送り手段を動作させて前
記クリップを前記クリップ送り手段に移送する第1の動
作手段と、前記クリップ送り手段が作動した後、連続的
に前記クリップ取付け手段を手動で動作させて生体組織
に前記クリップを取付ける第2の動作手段とを具備した
ことを特徴とする。
【0011】操作手段を手動で操作することにより、ク
リップ送り手段と前記操作手段の係合が解除され、前記
クリップ送り手段がクリップをクリップ取付け手段に送
り、続いてクリップ取付け手段を手動で動作させてクリ
ップ取付け手段によりクリップを生体組織に取付け、生
体組織を結紮する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0013】図1〜図8は第1の実施形態を示す。図1
に示すようにクリップアプライヤー本体1は内視鏡下外
科手術の際にトラカール等を介して体腔内に挿入するた
めの挿入部2を有している。この挿入部2の遠位端には
クリップを生体組織に取付けるためのクリップ取付け手
段3を有し、手元側にクリップアプライヤー本体1を操
作するための操作手段4を有しており、操作手段4は固
定ハンドル5とそれに対して回動自在に取付けられた可
動ハンドル6から構成されている。
【0014】前記挿入部2にはノブ7によって操作手段
4に対して回動自在に接続され、このノブ7を回動させ
ることによりクリップ取付け手段3を操作手段4に対し
て回動できるようになっている。
【0015】図2は初期状態の操作手段4を示す。可動
ハンドル6の回動中心には第1のギヤ8が設けられてお
り、第1のばね9によって常時開放方向に付勢されてい
る。第1のギヤ8は隣り合った第2のギヤ10に噛合し
ており、さらに、ギヤ10には第3のギヤ11が噛合し
ている。第3のギヤ11には扇形の第4のギヤ12が取
付けられている。そして、これらのギヤ8,10,1
1,12の上部にはジョー閉鎖駆動部材13が設けられ
ており、その近位端には第5のギヤ14とジョー閉鎖駆
動部材13を常時近位側に牽引する第2のばね15が取
付けられている。
【0016】また、前記可動ハンドル6にはフランジ1
6が設けられており、このフランジ16はクリップ送り
手段としてのクリップ送り駆動部材17の近位端に設け
られた爪18と係合している。この爪18は第3のばね
19によって常時下方に付勢されており、クリップ送り
駆動部材17は近位端に設けられている第4のばね20
によって常時近位側に牽引されている。
【0017】図3は初期状態のクリップ取付け手段3を
示す。クリップ取付け手段3は同一平面内で離合するジ
ョー21と、そのジョー21を駆動するジョー閉鎖部材
22及び血管保護部材21aを有し、ジョー21は二股
状となっており、それ自身の弾性力により常時開放方向
に付勢されている。ジョー21の上部にはクリップ貯蔵
手段23が設けられており、その内部には略U字状で、
その開口を先端方向に向けたクリップ24が複数個順列
に貯蔵されている。
【0018】そして、最遠位側のクリップ24はクリッ
プ押えばね25によって先端から脱落しないように押え
られている。また、最近位側のクリップ24は図示しな
いばねによって遠位方向に付勢されているバッファー2
6によって常時遠位方向に付勢されている。この結果、
クリップ24は遠位方向に常時付勢されているが、バッ
ファー26の付勢する力量よりもクリップ押えばね25
がクリップ24を押える力量の方が強いために図示され
た状態に保たれている。そして最遠位側のクリップ24
の後部には前記クリップ送り駆動部材17と連結されて
いるプッシャー27が係合している。
【0019】図4は操作手段3を第1段階まで操作した
状態を示す。可動ハンドル6を第1段階まで閉鎖方向に
操作すると、フランジ16が連動して回動して爪18を
遠位方向に付勢する。これによりクリップ送り駆動部材
17が遠位方向に駆動され、同時に第4のばね20が伸
長されることにより弾性エネルギーが蓄えられる。ま
た、可動ハンドル6の回動により第1のギヤ8が回動
し、それに連動して第2のギヤ10及び第3のギヤ11
が回動する。そして、第4のギヤ12も連動して回動し
て第5のギヤ14にその端部が噛合する。
【0020】このとき、図5に示すようにクリップ送り
駆動部材17が遠位方向に移動することにより、プッシ
ャー27が遠位方向に移動し、最遠位側のクリップ24
がジョー21内部に装填する。そして、それに伴い残り
のクリップ24はバッファー26によって最遠位側のク
リップ24がクリップ押えばね25に係合するまで遠位
方向に送られる。
【0021】図6は操作手段4を第2段階まで操作した
状態を示す。可動ハンドル6を第2段階まで閉鎖方向に
回動すると、可動ハンドル6の端部に設けられたストッ
パー28が固定ハンドル5に接触して、これ以上の回動
運動が行えないように規制される。そして、フランジ1
6が前述の第1段階よりも更に回動することにより、爪
18との係合が解除されて第4のばね20に蓄えられた
弾性エネルギーにより、クリップ送り駆動部材17は近
位方向に付勢されて初期状態に復帰する。
【0022】また、第1のギヤ8が可動ハンドル6に連
動して回動することにより、前述の第1段階で第5のギ
ヤ14と噛合していた第4のギヤ12が更に回動し、噛
合している第5のギヤ14を遠位方向に移動させる。こ
れによってジョー閉鎖駆動部材13が遠位方向に移動さ
れ、同時に第2のばね15が伸長されることによって弾
性エネルギーが蓄えられる。
【0023】その際、図7に示すようにプッシャー27
は、クリップ送り駆動部材17が初期状態に復帰するこ
とに連動して、近位側に移動してクリップ貯蔵手段23
の内部に残留しているクリップ24に最遠位側のクリッ
プ24の後部に位置する初期状態に復帰する。それと同
時にジョー閉鎖部材22はジョー閉鎖駆動部材13に連
動して遠位方向に移動するが、ここでジョー閉鎖部材2
2は、図8に示すようにコ字型をしているので、この内
周面の壁とジョー21のカム面29によるカム機構によ
って、ジョー21は互いに近接する方向に移動し、その
内部に装填されているクリップ24を閉鎖する。これに
よって、この際にクリップ24に前もって挟んでおいた
脈管30等の生体組織にクリップ24を取付け、脈管3
0を結紮することがてきる。
【0024】そして、これら一連の操作の後に可動ハン
ドル6を開放すると、第1のばね9に蓄えられていた弾
性エネルギーによって可動ハンドル6は初期状態に復帰
する。その際にジョー閉鎖駆動部材13は第2のばね1
5に蓄えられた弾性エネルギーによって初期状態に復帰
する。また、フランジ16が初期状態に戻る際には爪1
8がいったん第3のばね19に抗して上部に押し上げて
フランジ16を爪18の後部に通過させ、その後、爪1
8がツメ14が第3のばね19の弾性力によって下方に
移動して爪18の後部にフランジ16が係合する初期状
態に復帰して図2及び図3の状態になる。
【0025】以上のように、この発明は操作手段4の操
作により、直接手動でプッシャー27を駆動してクリッ
プ24をジョー21に装填してジョー21を駆動してク
リップ24を脈管30等の生体組織に取付け、一連の操
作の後に各部に蓄えられたエネルギーによって初期状態
に復帰することを特徴とするものであり、この発明の趣
旨に沿った範囲ならばその機構に制限は無く、どのよう
なものでも構わない。
【0026】図9〜図15は第2の実施形態を示し、第
1の実施形態と同一構成部分は同一番号を付して説明を
省略する。
【0027】クリップアプライヤー本体1の全体の構成
は第1の実施形態とほぼ同様であり、挿入部2の遠位側
にクリップ取付け手段3を有し、手元側には操作手段4
を有している。
【0028】図9は操作手段4の初期状態を示す。可動
ハンドル6は固定ハンドル5に回動自在に取付けられて
おり、その上部は押圧部31によってジョー閉鎖駆動部
材13に係合しており、ジョー閉鎖駆動部材13は第2
のばね15によって常時近位側に付勢されると共に、可
動ハンドル6を開放方向に付勢している。
【0029】また、可動ハンドル6はフランジ32とス
ライド機構33を形成しており、これによりフランジ3
2は可動ハンドル6に対して摺動自在となっており、第
5のばね34によって常時上方に付勢されている。ジョ
ー閉鎖駆動部材13と同軸にクリップ送り駆動部材17
が設けられており、その近位側にはフランジ32と係合
するための係合部35が設けられている。そして、クリ
ップ送り駆動部材17は第2のばね15によって常時遠
位方向に付勢されている。
【0030】図10はクリップ取付け手段3の初期状態
を示す。基本的な構造は図3に示す第1の実施形態とほ
ぼ同様であるが、この状態においてクリップ24は既に
ジョー21の内部に装填されている。そして、プッシャ
ー27も前記クリップ送り駆動部材17が遠位方向に付
勢されていることにより、クリップ24をジョー21の
内部に装填した位置に置かれている。また、ジョー21
は後述するクリップ閉鎖動作においてプッシャー27を
挟まないように、プッシャー27に干渉しないようにな
っている。
【0031】図11は操作手段3を完全に操作した状態
を示す。可動ハンドル6を第1段階まで閉鎖方向に操作
すると、それに伴って押圧部31に付勢されてジョー閉
鎖駆動部材13が遠位方向に移動する。このとき第2の
ばね15は圧縮されて弾性エネルギーが蓄えられる。ま
た、フランジ32は可動ハンドル6に伴って遠位方向に
移動するが、その際、スライド機構33によって下方に
一度移動して係合部35を乗り越えてその前方に移動す
る。
【0032】図12及び図13はクリップ取付け手段3
の前記状態を示す。前述のようにジョー閉鎖駆動部材1
3が遠位方向に駆動されることにより、ジョー閉鎖部材
22が遠位方向に移動し、第1の実施形態と同様にジョ
ー21が閉鎖されることにより、事前にクリップ24に
挟んでおいた脈管30等の生体組織にクリップ24を取
付ける。
【0033】図14は操作手段4を初期状態に復帰させ
る途中の状態を示す。この状態において第5のばね34
の弾性エネルギーにより可動ハンドル6は開放方向に移
動するが、その際にフランジ32によって係合部35が
近位側に駆動され、クリップ送り駆動部材17が近位側
に移動する。そして、これに伴い第2のばね15が伸長
されて弾性エネルギーが蓄えられる。そして、更に可動
ハンドル6が開放されていくと、フランジ32と係合部
35の係合が外れ、係合部35は第4のばね20の弾性
エネルギーによって初期状態に復帰し、それに伴ってク
リップ送り駆動部材17も初期状態に復帰する。その
後、完全に可動ハンドル6が初期状態まで復帰し、全体
として初期状態に復帰して図11のようになる。
【0034】前記状態におけるクリップ取付け手段3の
状態を図15に示す。この状態においてジョー閉鎖部材
22は前述のようにジョー閉鎖駆動部材13が近位側に
移動することにより近位側に移動し、それに伴ってジョ
ー21は開放される。そして同時にプッシャー27はク
リップ送り駆動部材17が近位側に移動することによ
り、クリップ貯蔵手段23に貯蔵されているクリップ2
4の最遠位側のクリップ24の後部に移動して係合す
る。そして、更に前述のようにフランジ32と係合部3
5の係合が外れることにより、プッシャー27は遠位方
向に移動してクリップ24をジョー21の内部装填して
クリップアプライヤー本体1全体として初期状態に復帰
する。
【0035】以上のように、この発明はクリップ24を
生体組織に取付けた後に、クリップアプライヤーが初期
状態に復帰する際に、クリップ送り手段にエネルギーを
蓄え、完全に初期状態に復帰したときに蓄えたエネルギ
ーを放出してクリップをジョーに送るということを特徴
とするものであり、この発明の目的に沿った範囲であれ
ば、その構造に制限は無くどのようなものでも構わな
い。
【0036】図16〜図18は第3の実施形態を示し、
第1,2の実施形態と同一構成部分は同一番号を付して
説明を省略する。
【0037】図16は操作手段4の初期状態を示す。可
動ハンドル6は固定ハンドル7に回動自在であることは
前述した第1,2の実施形態と同様であるが、可動ハン
ドル6の上部は回動・摺動自在にジョー閉鎖駆動部材1
3と接続されている。そしてジョー閉鎖駆動部材13と
クリップ送り駆動部材17はほぼ同軸上に位置し、比較
的ばね定数の弱い第6のばね36によって接続されてい
る。更にクリップ送り駆動部材17は比較的ばね定数が
強い第7のばね37によって操作手段4の遠位端と接続
されている。この状態において前述の第2の実施形態と
ほぼ同様な構造となっているクリップ取付け手段3は、
ジョー21が開放しプッシャー27がクリップ貯蔵手段
23の最遠位側のクリップ24の後部に位置している。
【0038】図17は操作手段4を第1段階まで操作し
た状態を示す。可動ハンドル6を第1段階まで閉鎖操作
することにより、ジョー閉鎖駆動部材13が第1段階ま
で前進し、それにより第6のばね36が圧縮され弾性エ
ネルギーが蓄えられる。このとき取付り手段3はジョー
閉鎖部材22が第1段階まで前進することにより、ジョ
ー21を部分的に閉鎖する。これにより予めジョー21
に挟んでおいた脈管30等の生体組織を逃さないように
軽く把持する。
【0039】図18は操作手段4を完全に操作した状態
を示す。前述の第1段階から更に可動ハンドル6を完全
に操作すると、第6のばね36が既に圧縮されているた
めに、クリップ送り駆動部材17とジョー閉鎖駆動部材
13が同時に遠位方向に駆動され、第7のばね37が圧
縮されて弾性エネルギーが蓄えられる。このとき、クリ
ップ取付け手段3はジョー21の内部に前述の最遠位側
のクリップ24が装填されると同時に、ジョー21が閉
鎖されて脈管30等の生体組織にクリップ24が取付け
られる。その後、可動ハンドル6を第6及び第7のばね
36,37の弾性力により開放すると、第1の実施形態
と同様にジョー21が開放され、プッシャー27はクリ
ップ貯蔵手段23の内部に残留しているクリップ24の
最遠位側のものの後部に移動し、クリップアプライヤー
本体1全体として初期状態に復帰する。
【0040】以上のように、この発明は、先ずジョー2
1を部分的に閉鎖して目的の組織を逃さないようにし、
続いてクリップ24をジョー21の内部に装填すると共
に、ジョー21を閉鎖することによりクリップ24を組
織に取付けることを特徴とするものであり、この発明の
目的に沿った範囲であれば、その構造に制限は無くどの
ようなものでも構わない。
【0041】図19〜図21は第4の実施形態を示し、
第1〜3の実施形態と同一構成部分は同一番号を付して
説明を省略する。
【0042】図19はクリップ取付け手段3の初期状態
を示す。ジョー21は図21に示すように第1の実施形
態と同様に二股形状をしている。そして、シース38に
覆われた状態でシース38の内部に格納されている。こ
のとき、ジョー21の遠位側にはクリップ24が装填さ
れており、その上に更にクリップ24が重なっており、
クリップ押えばね25により押え付けられている。そし
て、ジョー21の上部にはクリップ貯蔵手段23が設け
られており、その内部には複数のクリップ24が貯蔵さ
れていて、図示しないばね等により、第1〜第3の実施
形態と同様に遠位方向に付勢されているが、その最遠位
側のクリップ24はクリップ押えばね25によって押え
られている。また、ジョー21にはプッシャー27が設
けられているが、この状態においてはジョー21の内部
に格納されている。
【0043】図20はクリップ取付け手段2が第1段階
まで操作された状態を示す。このとき、ジョー21自体
が前方に移動し、ジョー21に設けられているカム面2
9とシース38の内周に設けられている突起部39の傾
斜面が接合する。それと同時にプッシャー27も前進す
ると共にその弾性により上方に起き上がり、クリップ貯
蔵手段23の最遠位側のクリップ24をクリップ押えば
ね25に抗して遠位方向に移動させる。
【0044】図21はクリップ取付け手段3が完全に操
作された状態を示す。この状態においてはジョー21が
更に前進し、シース38の突起部39により閉鎖される
ことにより、装填されているクリップ24が閉鎖して目
的の組織に取付ける。この際にプッシャー27は前述の
クリップ24を規定の位置まで移動させる。そして、こ
の状態から初期状態に復帰するとジョー21が初期の位
置まで後退し、開放されることにより、その上部に置か
れている2つのクリップ24の内、下部にある一つがク
リップ押えばね25によりジョー21の内部に装填さ
れ、上部の一つは次の装填のための待機位置に移動され
る。それと同時にプッシャー27も後退してジョー21
の内部に格納されてクリップ貯蔵手段23の内部に残留
しているクリップ24の最遠位側のクリップ24を移動
するための待機位置につき、クリップアプライヤー本体
1全体として初期状態に復帰する。
【0045】以上のようにジョー21に対してクリップ
24を上部から装填すると共に、ジョー21は常時格納
されており、クリップ24の取付け時のみ突出するよう
にし、簡単な構造のクリップアプライヤー本体1を実現
するという、この発明の目的に沿った範囲であればその
構造に制限は無く、どのようなものでも構わない。
【0046】図22〜図25は第5の実施形態を示し、
第1〜4の実施形態と同一構成部分は同一番号を付して
説明を省略する。
【0047】図22はクリップ取付け手段40の初期状
態を示す。クリップアプライヤー本体1の全体構成は第
1〜第4の実施形態と同様である。ジョー21は常時閉
鎖されており、その後方にクリップ24が順列状態でク
リップ貯蔵手段23に貯蔵されている。本実施形態では
クリップ貯蔵手段23には計20個のクリップ24a〜
24tが貯蔵されており、その最後部のクリップ24t
がクリップ押しばね41によって前方に付勢されてお
り、それにより順列状態のクリップ24a〜24tの全
体が前方へ付勢されている。そのために最前部のクリッ
プ24aはクリップ押えばね25によって前方へ脱落し
ないように押えられている。
【0048】また、クリップ取付け手段40の後部には
挿入部2につながるシース38が接続されており、ジョ
ー21はジョー固定ピン42によってシース38に固定
されている。また、ジョー21は第1〜第4の実施形態
と同様に二股形状となっており、その弾性力により前述
のように常時閉鎖状態となっている。そして、このジョ
ー21の外周にはジョー閉鎖部材43が設けられ、それ
に接続されたジョー駆動ピン44がジョー21の二股の
内側に設けられている。ジョー21にはこのジョー駆動
ピン44と係合してカム機構を形成するためのカム面2
9、第2カム面45、第3カム面46が形成されてお
り、後述するようにジョー21の開閉運動を行う。
【0049】図23にクリップ取付け手段40の第1段
階操作状態を示す。第1の実施形態の図1に示す操作手
段4の可動ハンドル6を第1段階まで操作することによ
り、ジョー閉鎖部材43が前進し、ジョー駆動ピン44
も同時に前進する。これによりジョー駆動ピン44と第
2カム面45が係合し、ジョー21が開放されると同時
にクリップ押えばね25がジョー閉鎖部材43の端面に
よって下方に付勢され、クリップ24a〜24tがクリ
ップ押しばね41によって前進し、最前部のクリップ2
4aがジョー21の内部に装填される。
【0050】続いて更に可動ハンドル6を操作して完全
に操作した状態にすると、それに連動してジョー閉鎖部
材43が更に前進し、ジョー閉鎖部材43の端面とカム
面29が係合してジョー21が付勢されて閉鎖する。こ
れによりジョー21に装填されているクリップ24aが
閉鎖され、予めジョー21の内部に挟んでおいた脈管3
0にクリップ24aを取付けることができる。
【0051】そして、前述の状態から可動ハンドル6を
開放していくと、それに連動してジョー閉鎖部材43が
後退し、ジョー閉鎖部材43の端面とカム面29との係
合が外れると共に、ジョー駆動ピン44と第3カム面4
7が係合してジョー21を付勢しジョー21を開放させ
る。この状態でクリップ24aを放出してクリップ取付
け手段3を脈管30から取り外す。そして、更に可動ハ
ンドル6を開放させることにより、図22に示すような
初期状態に復帰する。
【0052】以上のように、常時ジョー21が閉鎖して
おり、必要な時のみ開放されるというこの発明の目的に
沿っているならば、その構造に制限は無くどのようなも
のでも構わない。
【0053】前述した実施形態によれば、次のような構
成が得られる。
【0054】(付記1)クリップを生体組織に取付ける
クリップ取付け手段と、前記クリップを貯蔵するクリッ
プ貯蔵手段と、前記クリップ貯蔵手段から前記クリップ
取付け手段にクリップを移送するクリップ送り手段と、
前記クリップ送り手段と前記クリップ取付け手段を順次
駆動するための操作手段とを有するクリップアプライヤ
ーにおいて、初期状態から前記操作手段を手動で操作す
るのと連動して連続的に前記クリップ送り手段を動作さ
せて前記クリップを前記クリップ送り手段に移送する第
1の動作手段と、前記クリップ送り手段が作動した後、
連続的に前記クリップ取付け手段を手動で動作させて生
体組織に前記クリップを取付ける第2の動作手段とを具
備したことを特徴とするクリップアプライヤー。
【0055】(付記2)クリップを生体組織に取付ける
クリップ取付け手段と、前記クリップを貯蔵するクリッ
プ貯蔵手段と、前記クリップ貯蔵手段から前記クリップ
取付け手段にクリップを移送するクリップ送り手段と、
前記クリップ送り手段と前記クリップ取付け手段を順次
駆動するための操作手段とを有するクリップアプライヤ
ーにおいて、前記クリップ取付け手段を手動で動作させ
て生体組織に前記クリップを取付ける動作手段を具備し
たことを特徴とするクリップアプライヤー。
【0056】(付記3)付記1において、前記クリップ
送り手段を初期状態に復帰させるための、クリップ送り
復帰手段と、前記クリップ取付け手段を初期状態に復帰
させるための、クリップ取付け復帰手段を備え、初期状
態から操作手段を操作することによってクリップ送り手
段を直接駆動することにより、このクリップ送り復帰手
段にエネルギーを蓄え、さらに前記操作手段を操作する
ことにより、前記クリップ送り手段と前記操作手段の係
合が解除され、前記クリップ送り手段が前記クリップ送
り復帰手段によって初期状態に復帰し、続いて前記クリ
ップ取付け手段が駆動されて生体組織に前記クリップを
取付け、このクリップ取付け復帰手段にエネルギーを蓄
え、一連のクリップ取付け動作終了後に前記操作手段が
初期状態に復帰することにより、前記クリップ取付け手
段が、前記クリップ取付け復帰手段により初期状態に復
帰し、前記クリップアプライヤー本体の全体の動作が初
期状態に復帰するように構成したことを特徴とするクリ
ップアプライヤー。
【0057】(付記4)付記1,3において、前記クリ
ップ送り復帰手段と前記クリップ取付け復帰手段が弾性
部材から成るエネルギー貯蔵・放出手段であることを特
徴とするクリップアプライヤー。
【0058】(付記5)付記4において、前記弾性部材
が概ばね状部材から成ることを特徴とするクリップアプ
ライヤー。
【0059】(付記6)付記1〜5において、前記クリ
ップ送り手段は、クリップ送り復帰手段により常時近位
側に付勢されており、前記操作手段の操作により前記ク
リップ送り復帰手段の弾性部材を伸長させ、前記クリッ
プ送り復帰手段に弾性エネルギーを蓄え、更に前記操作
手段を操作することにより、前記クリップ送り手段と前
記操作手段の係合が解除され、前記クリップ送り復帰手
段に蓄えられたエネルギーにより、前記クリップ送り手
段を初期状態に復帰させることを特徴とするクリップア
プライヤー。
【0060】(付記7)付記4〜6において、前記操作
手段の操作により、前記クリップ取付け手段を駆動する
クリップ取付け駆動手段を有し、前記クリップ取付け駆
動手段は、前記クリップ取付け復帰手段により常時近位
側に付勢されており、前記操作手段の操作により、前記
クリップ取付け復帰手段の弾性部材を伸長させ、前記ク
リップ取付け復帰手段に弾性エネルギーを蓄え、一連の
クリップ取付け操作を終了し、前記操作手段を初期状態
に復帰させることにより、前記クリップ取付け駆動手段
と前記操作手段の係合が解除され、前記クリップ取付け
復帰手段に蓄えられた弾性エネルギーにより、前記クリ
ップ取付け手段を初期状態に復帰させることを特徴とす
るクリップアプライヤー。
【0061】(付記8)主に外科手術において使用され
るクリップアプライヤーにおいて、クリップアプライヤ
ー本体と、このクリップアプライヤー本体に設けられた
クリップを生体組織に取り付けるクリップ取付け手段を
有し、前記クリップアプライヤー本体の内部に複数のク
リップを貯蔵するクリップ貯蔵手段を有し、前記クリッ
プ貯蔵手段から前記クリップ取付け手段にクリップを移
送するクリップ送り手段を有し、前記クリップ取付け手
段とクリップ送り手段を選択的あるいは連続的に駆動す
るための操作手段をクリップアプライヤー本体に有し、
前記クリップを生体組織に取付ける操作が終了し、前記
操作手段を初期状態に復帰させる過程において、前記操
作手段により前記クリップ送り手段が駆動されると同時
にクリップ送り手段を初期状態に復帰させるクリップ送
り復帰手段にエネルギーを蓄え、前記クリップ貯蔵手段
から前記クリップが前記クリップ取付け手段に移送さ
れ、前記操作手段が初期状態に復帰すると、前記クリッ
プ送り手段と前記操作手段の係合が解除され、前記クリ
ップ送り手段が前記クリップ送り復帰手段に蓄えられた
エネルギーにより初期状態に復帰することを特徴とする
クリップアプライヤー。
【0062】(付記9)付記8において、初期状態から
前記操作手段を操作することにより、前記クリップ取付
け手段を駆動して前記クリップを生体組織に取り付け、
同時にクリップ取付け手段を初期状態に復帰させるため
の、クリップ取付け復帰手段にエネルギーを蓄え、前記
クリップを生体組織に取付ける操作が終了し、前記操作
手段を初期状態に復帰させる過程において、前記クリッ
プ取付け手段と前記操作手段の係合が解除され、前記ク
リップ取付け復帰手段により、前記クリップ取付け手段
が初期状態に復帰すると共に、前記操作部材により前記
クリップ送り手段が駆動され、前記クリップ貯蔵手段か
ら前記クリップが前記クリップ取付け手段に移送され、
同時にクリップ送り手段を初期状態に復帰させるクリッ
プ送り復帰手段にエネルギーを蓄え、前記操作手段が初
期状態に復帰すると、前記クリップ送り手段と前記操作
手段の係合が解除され、前記クリップ送り手段が前記ク
リップ送り復帰手段により初期状態に復帰し、前記クリ
ップアプライヤー全体の動作が初期状態に復帰すること
を特徴とするクリップアプライヤー。
【0063】(付記10)付記8,9において、前記ク
リップ送り復帰手段と前記クリップ取付け復帰手段が、
弾性部材から成るエネルギー貯蔵・放出手段であること
を特徴とするクリップアプライヤー。
【0064】(付記11)付記10において、前記弾性
部材が概ばね状部材であることを特徴とするクリップア
プライヤー。
【0065】(付記12)付記10,11において、前
記クリップ送り手段は、前記クリップ復帰手段により常
時遠位側に付勢されており、前記操作手段が初期状態に
復帰する過程において、前記クリップ送り手段の弾性部
材を伸長させ、前記クリップ送り復帰手段に弾性エネル
ギーを蓄え、前記操作手段が初期状態に復帰すると、前
記クリップ送り手段と前記操作手段の係合が解除され、
前記クリップ送り復帰手段に蓄えられた弾性エネルギー
により、前記クリップ送り手段を初期状態に復帰させる
ことを特徴とするクリップアプライヤー。
【0066】(付記13)付記10〜12において、前
記操作手段の操作により、前記クリップ取付け手段を駆
動するクリップ取付け駆動手段を有し、前記クリップ取
付け駆動手段は、前記クリップ取付け復帰手段により常
時近位側に付勢されており、前記操作手段の操作によ
り、前記クリップ取付け復帰手段の弾性部材を伸長さ
せ、前記クリップ取付け復帰手段に弾性エネルギーを蓄
え、前記クリップを生体組織に取付ける操作が終了し、
前記操作手段を初期状態に復帰させる過程において、前
記クリップ取付け駆動手段と前記操作手段の係合が解除
され、前記クリップ取付け復帰手段により、前記クリッ
プ取付け手段が前記クリップ取付け復帰手段に蓄えられ
た弾性エネルギーにより、初期状態に復帰すると共に、
前記クリップアプライヤー全体の動作が初期状態に復帰
することを特徴とするクリップアプライヤー。
【0067】(付記14)付記10〜13において、前
記操作手段は、同一平面内で離合運動する可動と固定の
2つのハンドルから成り、前記可動ハンドルには、前記
クリップ取付け手段が駆動するクリップ取付け駆動手段
を、操作するための係合部であるフランジが設けられ、
前記可動ハンドルには前記可動ハンドルとカム機構を形
成し、相互に摺動・回動自在に接続され、ばねにより近
位側に付勢されている可動板が設けられ、前記可動板に
は前記クリップ送り手段を駆動するために、前記クリッ
プ送り手段と係合するフランジが設けられ、前記可動ハ
ンドルは前記固定ハンドルに対して、常時相対的に開放
された位置にばねによって付勢され、前記クリップ取付
け駆動手段と前記クリップ送り手段は、それぞれ前記ば
ねにより近位側に付勢され、前記可動ハンドルをばねに
抗して、前記固定ハンドルと相対的に閉鎖する方向に操
作すると、前記フランジと前記クリップ取付け駆動手段
が係合し、前記フランジにより前記クリップ取付け駆動
手段がばねに抗して遠位方向に駆動され、それにより前
記クリップ取付け手段が駆動されて、前記クリップが生
体組織に取り付けられ、その際に前記可動板は前記可動
ハンドルに連動して、クリップ送り手段のフランジと係
合する突き当て部の遠位側に移動し、続いて前記可動ハ
ンドルを前記固定ハンドルに対してばねの弾性エネルギ
ーにより相対的に解放すると、前記クリップ取付け駆動
手段がばねにより、近位側に移動して初期状態に復帰
し、それと同時に前記可動板のフランジも前記可動ハン
ドルに連動して近位側に移動し、前記突き当て部と係合
して前記突き当て部を近位側に駆動することにより、前
記クリップ送り手段をばねに抗して近位側に移動させ
て、次に取付ける前記クリップの近位側に配置して、前
記クリップを前記クリップ取付け手段に移送する準備を
し、更に前記可動ハンドルが解放すると、前記フランジ
と前記突き当て部の係合が解除され、前記クリップ送り
手段がばねの弾性エネルギーにより遠位側に移動し、そ
れに伴って前記クリップを前記クリップ取付け手段に移
送され、完全に前記可動ハンドルが前記固定ハンドルに
対して解放され、前記クリップアプライヤー本体の全体
の動作が初期状態に復帰することを特徴とするクリップ
アプライヤー。
【0068】(付記15)付記14において、前記クリ
ップ送り手段の遠位側は、前記クリップ取付け手段が作
動する際に、前記クリップ取付け手段の動作に支障を来
さないように、前記クリップ取付け手段から退避する
か、あるいは、前記クリップ取付け手段に前記クリップ
送り手段の遠位側を回避する手段が設けられていること
を特徴とするクリップアプライヤー。
【0069】(付記16)主に外科手術において使用さ
れるクリップアプライヤーにおいて、クリップアプライ
ヤー本体と、このクリップアプライヤー本体に設けられ
たクリップを生体組織に取付ける略ジョー状の部材から
なるクリップ取付け手段を有し、前記クリップアプライ
ヤー本体に前記ジョーを操作するための操作手段が設け
られ、前記クリップアプライヤー本体の内部に複数の前
記クリップを貯蔵するクリップ貯蔵手段を有し、前記ク
リップ貯蔵手段に貯蔵されている前記クリップは、順番
に一つずつ前記略ジョー状の部材に装填されるようにな
っており、前記略ジョー状の部材が解放状態にある時に
前記クリップが装填されることを特徴とするクリップア
プライヤー。
【0070】(付記17)付記16において、前記クリ
ップ取付け手段は、一組の同一平面内で離合することに
より前記クリップを変形させて生体組織に取付けるため
のジョーであり、前記クリップが前記貯蔵手段の内部に
順列状態で貯蔵されており、前記クリップが最後に前記
クリップ取付け手段に移送されるものから、最初に前記
クリップ取付け手段に移送されるものの方向へ弾性部材
により付勢されており、前記クリップ貯蔵手段の遠位端
は、最初に移送される前記クリップが前記弾性部材の付
勢により、前記クリップが前記ジョー上部に圧着される
ように通路が設けてあり、前記ジョーが解放状態の際に
前記クリップが前記ジョー内部に装填され、前記ジョー
が閉鎖することにより前記クリップを生体組織に取付
け、前記操作手段の操作により、前記ジョーが再び解放
して次の前記クリップが前記ジョーに装填されるもので
あり、以上の動作が連続あるいは間欠的に行われること
を特徴とするクリップアプライヤー。
【0071】(付記18)付記16,17において、前
記ジョーは解放位置において前記クリップアプライヤー
本体の内部に収納され、閉鎖位置において前記クリップ
アプライヤー本体より突出することを特徴とするクリッ
プアプライヤー。
【0072】(付記19)主に外科手術において使用さ
れるクリップアプライヤーにおいて、クリップアプライ
ヤー本体とクリップアプライヤー本体に設けられてクリ
ップを生体組織に取り付けるクリップ取付け手段を有
し、前記クリップ取付け手段は、同一平面内で開閉自在
となっている一組のジョーであり、前記クリップアプラ
イヤー本体には複数の前記クリップを貯蔵しておくため
のクリップ貯蔵手段を有し、前記クリップを順に前記ジ
ョーに装填するクリップ送り手段を有し、前記クリップ
アプライヤー本体に前記クリップ取付け手段及びクリッ
プ送り手段を操作する操作部を有し、前記ジョーは通常
閉鎖状態となっており、前記操作手段の操作によりまず
解放され、続いて前記ジョー内部に前記クリップが装填
され、更に前記操作手段を操作することにより、前記ジ
ョーが閉鎖して前記クリップを変形させることにより生
体組織に取付け、前記一連の操作終了後に前記操作手段
を初期状態に復帰させる過程において前記ジョーがいっ
たん解放し、更に前記操作手段が初期状態に復帰するこ
とにより、前記ジョーが再び閉鎖されることを特徴とす
るクリップアプライヤー。
【0073】(付記20)付記19において、前記クリ
ップは前記クリップ貯蔵手段の内部に順列状態で貯蔵さ
れ、前記クリップは順列の最後尾のものから最前部のも
のの方向に弾性部材により付勢されており、最前部の前
記クリップを順に前記ジョーに装填するクリップ送り手
段を有することを特徴とするクリップアプライヤー。
【0074】(付記21)付記19,20において、前
記操作手段の操作により、前記ジョーを駆動するクリッ
プ取付け駆動手段を有し、前記クリップ取付け手段に前
記ジョーの初期状態を閉鎖状態と解放状態に切り換える
切換手段を有することを特徴とするクリップアプライヤ
ー。
【0075】(付記22)付記19〜21において、前
記クリップアプライヤー本体は前記操作手段を有する近
位部分と、前記クリップ取付け手段を有する遠位側と、
前記クリップ貯蔵手段を有する中間部からなり、前記遠
位側と前記中間部は内視鏡治療に適した略円筒形状の断
面を有する体内に挿入されるための挿入部となってお
り、前記操作手段から遠位方向に伸長しており、前記ジ
ョーは解放状態において、前記挿入部の外周よりも外周
方向に突出しており、閉鎖状態においては前記挿入部の
外周に対して同等以下の径となることを特徴とするクリ
ップアプライヤー。
【0076】(付記23)付記1〜22において、前記
クリップが前記クリップ貯蔵手段の内部に順列状態で貯
蔵されており、前記クリップが最後に前記クリップ取付
け手段に移送されるものから、最初に前記クリップ取付
け手段に送付されるものの方向へ弾性部材により付勢さ
れていることを特徴とするクリップアプライヤー。
【0077】(付記24)主に外科手術において使用さ
れるクリップアプライヤーにおいて、クリップアプライ
ヤー本体と、このクリップアプライヤー本体に設けられ
たクリップを生体組織に取り付けるクリップ取付け手段
を有し、前記クリップ取付け手段は、同一平面内で離合
することより前記クリップを生体組織に取付ける略ジョ
ー部材であり、前記クリップアプライヤー本体内に複数
の前記クリップを貯蔵するクリップ貯蔵手段を有し、前
記クリップ貯蔵手段から前記クリップ取付け手段に前記
クリップを移送するクリップ送り手段を有し、前記クリ
ップ取付け手段と前記クリップ送り手段を選択的あるい
は連続的に駆動するための操作手段をクリップアプライ
ヤー本体に有し、前記操作手段の操作により、前記ジョ
ー部材が少なくとも部分的に閉鎖方向に移動し、更に前
記操作手段を操作することにより、前記クリップ送り手
段が作動して前記クリップを前記ジョー部材に装填し、
更に操作手段を操作すると、それに連動して前記ジョー
部材が閉鎖することにより、前記クリップが生体組織に
取付けられるいることを特徴とするクリップアプライヤ
ー。
【0078】(付記25)付記24において、前記操作
手段は少なくとも一つの可動ハンドルを有し、前記クリ
ップ取付け手段は前記可動ハンドルに直接連動し、前記
クリップ送り手段は前記可動ハンドルに比較的弱い弾性
係数を有する第1の弾性部材を介して連動し、前記可動
ハンドルを初期状態に復帰させるための比較的強い弾性
係数を有する第2の弾性部材を有し、前記可動ハンドル
の操作により、まずクリップ取付け手段が少なくとも部
分的に作動し、同時に前記第1の弾性部材が変形するこ
とにより、多少の遅れを伴って前記クリップ送り手段が
作動し、更に前記可動ハンドルを作動させることによ
り、クリップ取付け手段とクリップ送り手段を完全に作
動させ、同時に前記第2の弾性部材を変形させて弾性エ
ネルギーを蓄え、その弾性エネルギーにより前記可動ハ
ンドルを初期状態に復帰させることを特徴とするクリッ
プアプライヤー。
【0079】(付記26)付記1〜25において、前記
クリップ送り手段が前記クリップアプライヤー本体の近
位側から遠位側に移動することにより、前記クリップを
順次一つずつ前記クリップ取付け手段に送付することを
特徴とするクリップアプライヤー。
【0080】(付記27)付記1〜26において、前記
クリップ貯蔵手段が前記近位側から遠位方向に前記クリ
ップを順列に貯蔵し、前記クリップは最遠位側のものか
ら順に前記クリップ送り手段により、クリップ取付け手
段に移送されることを特徴とするクリップアプライヤ
ー。
【0081】(付記28)付記1〜27において、前記
クリップ取付け手段が、同一平面内で相対的に離合運動
をする、概ジョー状のクリップ閉鎖手段であり、前記ク
リップが前記クリップ閉鎖手段により、圧縮あるいは曲
げ変形されて生体組織に取付けられることを特徴とする
クリップアプライヤー。
【0082】(付記29)付記1〜28において、前記
操作手段が2つの概ハンドル状の部材から成り、前記ハ
ンドル状部材は同一平面内で相対的に離合運動し、前記
ハンドル状部材が近接運動することにより、前記一連の
クリップ取付け動作が行われることを特徴とするクリッ
プアプライヤー。
【0083】(付記30)付記1〜21及び付記23〜
28において、前記クリップアプライヤー本体は前記操
作手段を有する近位部分と、前記クリップ取付け手段を
有する遠位側と、前記クリップ貯蔵手段を有する中間部
からなり、前記遠位側と前記中間部は内視鏡治療に適し
た略円筒形状の挿入部となっており、前記操作手段から
遠位方向に伸長していることを特徴とするクリップアプ
ライヤー。
【0084】(付記31)付記22,30において、前
記挿入部が前記操作手段に対して、前記挿入部の略挿入
軸方向を中心とした回動運動が可能であることを特徴と
するクリップアプライヤー。
【0085】付記1〜14及び付記21〜25によれ
ば、この発明により従来技術の問題点である、弾性エネ
ルギー利用のクリップチャージによるクリップ装填の不
確実さ、あるいは装填時の衝撃による生体組織の影響、
そして複雑な機構と数多くの多様な部品を使用している
ことによる価格の高さとリサイクルや資源浪費について
解決することができる。
【0086】付記14及び付記20〜25によれば、こ
の発明により従来技術の問題点である、クリップ送り手
段という複雑で故障の元となりやすい機構について簡略
化し、故障の原因を取り除くことができる。
【0087】付記15によれば、この発明により従来技
術の問題点である、解放しているジョーにより生体組織
との接触あるいは一度捉えた生体組織を逃してしまう等
という点について解決することができる。
【0088】付記16,17及び21〜25によれば、
この発明により従来技術の問題点である、解放されてい
るジョーと生体組織との接触を防止できる。
【0089】付記18,19及び26によれば、この発
明により従来技術の問題点である、ジョーの開き量が少
ないために目的の生体組織を捉えにくいという点を解決
することができる。
【0090】付記20〜26によれば、この発明により
従来技術の問題点である、目的の生体組織を逃しやすい
という点について解決することができる。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ばね等の弾性部材を用いることなく、クリップを生
体組織、特に血管等の脈管組織に結紮でき、安全かつ確
実に結紮することができる。また構造的に簡単で、部品
点数の低減を図ることができる。したがって、廃棄する
際にもリサイクルしやすく廃棄費用が廉価である上に、
資源の浪費や廃棄物処理の問題等、環境問題を解消でき
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態のクリップアプライヤー全体の
側面図。
【図2】第1の実施形態の操作手段の初期状態の断面
図。
【図3】第1の実施形態の取付け手段の初期状態を示
し、(a)は平面図、(b)はA−A´線に沿う断面
図。
【図4】第1の実施形態の操作手段の第1段階操作状態
の断面図。
【図5】第1の実施形態の取付け手段の第1段階操作状
態を示し、(a)は平面図、(b)はB−B´線に沿う
断面図。
【図6】第1の実施形態の操作手段の完全操作状態の断
面図。
【図7】第1の実施形態の取付け手段の完全操作状態を
示し、(a)は平面図、(b)は側面図。
【図8】第1の実施形態の取付け手段の完全操作状態を
示し、図7のC−C´線に沿う断面図。
【図9】第2の実施形態の操作手段の初期状態の断面
図。
【図10】第2の実施形態の取付け手段の初期状態を示
し、(a)は平面図、(b)はD−D´線に沿う断面
図。
【図11】第2の実施形態の操作手段の完全操作状態の
断面図。
【図12】第2の実施形態の取付け手段の完全操作状態
を示し、(a)は平面図、(b)は側面図。
【図13】第2の実施形態の取付け手段の完全操作状態
を示し、図12のE−E´線に沿う断面図。
【図14】第2の実施形態の操作手段の初期状態復帰過
程の断面図。
【図15】第2の実施形態の取付け手段の初期状態復帰
過程を示し、(a)は平面図、(b)はF−F´線に沿
う断面図。
【図16】第3の実施形態の操作手段の初期状態の断面
図。
【図17】第3の実施形態の操作手段の第1段階操作状
態の断面図。
【図18】第3の実施形態の操作手段の完全操作状態の
断面図。
【図19】第4の実施形態の取付け手段の初期状態を示
し、(a)は縦断平面図、(b)縦断側面図。
【図20】第4の実施形態の取付け手段の第1段階操作
状態を示し、(a)は縦断平面図、(b)縦断側面図。
【図21】第4の実施形態の取付け手段の完全操作状態
を示し、(a)は縦断平面図、(b)縦断側面図。
【図22】第5の実施形態の取付け手段の初期状態を示
し、(a)は縦断側面図、(b)縦断平面図。断面図。
【図23】第5の実施形態の取付け手段の第1段階操作
状態の断面図。
【図24】第5の実施形態の取付け手段の完全操作状態
の断面図。
【図25】第5の実施形態の取付け手段の初期状態の復
帰過程の断面図。
【符号の説明】
1…クリップアプライヤー本体 2…挿入部 3…クリップ取付け手段 4…操作手段 13…ジョー閉鎖駆動部材 17…クリップ送り駆動部材 24…クリップ
フロントページの続き (72)発明者 内山 直樹 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 鶴田 稔 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 鈴田 敏彦 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 永水 裕之 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 柴田 義清 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 大明 義直 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クリップを生体組織に取付けるクリップ
    取付け手段と、前記クリップを貯蔵するクリップ貯蔵手
    段と、前記クリップ貯蔵手段から前記クリップ取付け手
    段にクリップを移送するクリップ送り手段と、前記クリ
    ップ送り手段と前記クリップ取付け手段を順次駆動する
    ための操作手段とを有するクリップアプライヤーにおい
    て、 初期状態から前記操作手段を手動で操作するのと連動し
    て連続的に前記クリップ送り手段を動作させて前記クリ
    ップを前記クリップ送り手段に移送する第1の動作手段
    と、前記クリップ送り手段が作動した後、連続的に前記
    クリップ取付け手段を手動で動作させて生体組織に前記
    クリップを取付ける第2の動作手段とを具備したことを
    特徴とするクリップアプライヤー。
JP8037875A 1996-02-26 1996-02-26 クリップアプライヤー Pending JPH09224947A (ja)

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