JPH09224744A - リュックサック - Google Patents
リュックサックInfo
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- JPH09224744A JPH09224744A JP9035111A JP3511197A JPH09224744A JP H09224744 A JPH09224744 A JP H09224744A JP 9035111 A JP9035111 A JP 9035111A JP 3511197 A JP3511197 A JP 3511197A JP H09224744 A JPH09224744 A JP H09224744A
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- JP
- Japan
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- rucksack
- connecting piece
- shoulder straps
- frame
- branches
- Prior art date
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A45—HAND OR TRAVELLING ARTICLES
- A45F—TRAVELLING OR CAMP EQUIPMENT: SACKS OR PACKS CARRIED ON THE BODY
- A45F3/00—Travelling or camp articles; Sacks or packs carried on the body
- A45F3/04—Sacks or packs carried on the body by means of two straps passing over the two shoulders
- A45F3/047—Sacks or packs carried on the body by means of two straps passing over the two shoulders with adjustable fastenings for the shoulder straps or waist belts
Landscapes
- Portable Outdoor Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 装着者に対する快適性及び装着者の背中の形
状に重点をおいた、リュックサックの肩紐調節システム
を提供する。 【解決手段】 バッグ部２と、バッグ部に固定された背
面部３と、背面部３に留め付けられた二本の肩紐２０，
２１及び腰紐１９から成る運搬用ハーネスと、を備えて
成るリュックサック１において、背面部３の外面１６
が、フレームＡの二つの分枝９，１０に対向して設けら
れた二つの連結ストリップ１７，１８を備え、二本の肩
紐２０，２１の各上端部２２，２３が、カーブした二つ
の分枝９，１０に沿ってスライド可能とされた連結ピー
ス２４に接続されており、かつ該連結ピースの前記背面
部に対向した面には、背面部３に留め付けられた前記二
つの連結ストリップ１７，１８と相互に作用するよう連
結ストリップ１７，１８に対向して配置された二つの連
結ストリップ２５，２６を備えている。
状に重点をおいた、リュックサックの肩紐調節システム
を提供する。 【解決手段】 バッグ部２と、バッグ部に固定された背
面部３と、背面部３に留め付けられた二本の肩紐２０，
２１及び腰紐１９から成る運搬用ハーネスと、を備えて
成るリュックサック１において、背面部３の外面１６
が、フレームＡの二つの分枝９，１０に対向して設けら
れた二つの連結ストリップ１７，１８を備え、二本の肩
紐２０，２１の各上端部２２，２３が、カーブした二つ
の分枝９，１０に沿ってスライド可能とされた連結ピー
ス２４に接続されており、かつ該連結ピースの前記背面
部に対向した面には、背面部３に留め付けられた前記二
つの連結ストリップ１７，１８と相互に作用するよう連
結ストリップ１７，１８に対向して配置された二つの連
結ストリップ２５，２６を備えている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は改良されたリュック
サック、より詳細には、肩紐の高さ調節を可能とする装
置を備えたリュックサックに関する。この種のリュック
サックは、閉塞コンテナ（登山用、又はキャンプ用リュ
ックサック）内の積み荷、あるいは、例えば「子供運び
(child carriers)」として通常知られるリュックサッ
クあるいは搬送ラックでの小さい子供の運搬等のために
少なくとも一部が解放されたコンテナ内の積み荷、を運
ぶことができる。
サック、より詳細には、肩紐の高さ調節を可能とする装
置を備えたリュックサックに関する。この種のリュック
サックは、閉塞コンテナ（登山用、又はキャンプ用リュ
ックサック）内の積み荷、あるいは、例えば「子供運び
(child carriers)」として通常知られるリュックサッ
クあるいは搬送ラックでの小さい子供の運搬等のために
少なくとも一部が解放されたコンテナ内の積み荷、を運
ぶことができる。
【０００２】
【従来の技術、及び、発明が解決しようとする課題】周
知のように、リュックサックは、通常熱成形されてフレ
ームで補強された背面部を有し積み荷を収納するための
事実上のバッグ部分と、本質的に二本の肩紐及び一本の
腰紐から成り前記背面部に固定された運搬用ハーネス
（運搬用の装備）と、を備えている。
知のように、リュックサックは、通常熱成形されてフレ
ームで補強された背面部を有し積み荷を収納するための
事実上のバッグ部分と、本質的に二本の肩紐及び一本の
腰紐から成り前記背面部に固定された運搬用ハーネス
（運搬用の装備）と、を備えている。
【０００３】一般的なリュックサックは、長さが調節可
能とされた二本の肩紐を備えているものの、それら二本
の肩紐の取付け位置は前記背面部の上端部及び下端部に
おいて対称的な位置にあり、それら肩紐の高さを調節で
きるものではなかった。この種のシステムは装着者の背
中の形状が各個人で異なることを考慮していない（図１
参照）。
能とされた二本の肩紐を備えているものの、それら二本
の肩紐の取付け位置は前記背面部の上端部及び下端部に
おいて対称的な位置にあり、それら肩紐の高さを調節で
きるものではなかった。この種のシステムは装着者の背
中の形状が各個人で異なることを考慮していない（図１
参照）。
【０００４】この問題に直面し、肩紐の高さを調節でき
るようにする必要性が生じたものである。
るようにする必要性が生じたものである。
【０００５】解決策の一つは、前記背面部の上に平行な
縫い付けループを設けるものであり、このループに、肩
紐の上部が使用者に適した高さに通される。しかし、こ
の構成は、このように調節された一定長の肩紐が背の低
い人には長過ぎ、長身の人には短過ぎるため不満足なも
のである。また、その調整も不正確なものである（図２
参照）。
縫い付けループを設けるものであり、このループに、肩
紐の上部が使用者に適した高さに通される。しかし、こ
の構成は、このように調節された一定長の肩紐が背の低
い人には長過ぎ、長身の人には短過ぎるため不満足なも
のである。また、その調整も不正確なものである（図２
参照）。
【０００６】仏国特許文献 FR-A-2,637,785 には、二本
の肩紐を備え、その各々が、背面部の上部に縫い付けら
れた二本の肩紐の側縁部に作用するあぶみ片 (stirrup
piece) に接続され成るリュックサックが開示されてい
る。このタイプのシステムは、二つのあぶみ片が背面部
に存在する不快さに加えて、装着者が肩紐の高さを同時
に調節することができず、リュックサックの荷重がアン
バランスとなる。また、搬送中に揺れ、振動が生じた際
に、あぶみ片が開いて外れるおそれもある。
の肩紐を備え、その各々が、背面部の上部に縫い付けら
れた二本の肩紐の側縁部に作用するあぶみ片 (stirrup
piece) に接続され成るリュックサックが開示されてい
る。このタイプのシステムは、二つのあぶみ片が背面部
に存在する不快さに加えて、装着者が肩紐の高さを同時
に調節することができず、リュックサックの荷重がアン
バランスとなる。また、搬送中に揺れ、振動が生じた際
に、あぶみ片が開いて外れるおそれもある。
【０００７】よって問題は、正確で、両方の肩紐に同時
に適用でき、しかも装着者の背中の形態に応じて適合で
きる肩紐調節システムを提供することであった。
に適用でき、しかも装着者の背中の形態に応じて適合で
きる肩紐調節システムを提供することであった。
【０００８】本発明は、装着者に対する快適性及び装着
者の背中の形状といった双方の点に重点をおいた、リュ
ックサックの肩紐調節のためのシステムに関するもので
ある。
者の背中の形状といった双方の点に重点をおいた、リュ
ックサックの肩紐調節のためのシステムに関するもので
ある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明によるリュックサ
ックは、事実上のバッグ部と、前記バッグ部に固定され
た背面部であって、逆Ｕ字形のフレームにより補強さ
れ、該フレームの剛性を有したカーブした二つの分枝部
が、前記Ｕ字形の二つの分枝部の接続部を介し該背面部
の上端部に、かつ前記二つの分枝部の各端部を介し該背
面部の下端部にそれぞれ留められて成る背面部と、前記
背面部に留め付けられた二本の肩紐及び腰紐から成る運
搬用ハーネスと、を備えて成るリュックサックにおい
て、前記背面部の露出した外面が、前記フレームの前記
二つの分枝部に対向して設けられた二つの結合ストリッ
プを備え、前記二本の肩紐の各上端部が、前記カーブし
た二つの分枝部に沿ってスライド可能とされた連結ピー
スに接続されており、かつ該連結ピースの前記背面部に
対向した面には、前記背面部に留め付けられた前記二つ
の結合ストリップと相互に作用するよう該結合ストリッ
プに対向配置された二つの結合ストリップを備えている
ことを特徴としている。
ックは、事実上のバッグ部と、前記バッグ部に固定され
た背面部であって、逆Ｕ字形のフレームにより補強さ
れ、該フレームの剛性を有したカーブした二つの分枝部
が、前記Ｕ字形の二つの分枝部の接続部を介し該背面部
の上端部に、かつ前記二つの分枝部の各端部を介し該背
面部の下端部にそれぞれ留められて成る背面部と、前記
背面部に留め付けられた二本の肩紐及び腰紐から成る運
搬用ハーネスと、を備えて成るリュックサックにおい
て、前記背面部の露出した外面が、前記フレームの前記
二つの分枝部に対向して設けられた二つの結合ストリッ
プを備え、前記二本の肩紐の各上端部が、前記カーブし
た二つの分枝部に沿ってスライド可能とされた連結ピー
スに接続されており、かつ該連結ピースの前記背面部に
対向した面には、前記背面部に留め付けられた前記二つ
の結合ストリップと相互に作用するよう該結合ストリッ
プに対向配置された二つの結合ストリップを備えている
ことを特徴としている。
【００１０】すなわち、このリュックサックの背面部に
は、剛性フレームの二つ分枝部のレベルで縫われた平行
な二つの雄型結合ストリップが設けられ、この雄型結合
ストリップが、二本の肩紐の端部に接続された連結ピー
スに構成された二つの雌型結合ストリップと相互に作用
し、連結ピースが、前記フレームの前記分枝部に沿って
移動できるようになっている。
は、剛性フレームの二つ分枝部のレベルで縫われた平行
な二つの雄型結合ストリップが設けられ、この雄型結合
ストリップが、二本の肩紐の端部に接続された連結ピー
スに構成された二つの雌型結合ストリップと相互に作用
し、連結ピースが、前記フレームの前記分枝部に沿って
移動できるようになっている。
【００１１】二本の肩紐の高さを同時に調節するには、
連結ピースをこのリュックサックの背面部から取り外し
て、それを前記フレームに沿って所要の位置までスライ
ドさせるだけでよい。
連結ピースをこのリュックサックの背面部から取り外し
て、それを前記フレームに沿って所要の位置までスライ
ドさせるだけでよい。
【００１２】調整が正確に行われるように、結合ストリ
ップはリュックサックの背面部に連続的に縫い付けられ
ている。ここで、リュックの装着者は連結ピースの高
さ、つまり両肩紐の高さを希望通りに正確に変化させる
ことができる。
ップはリュックサックの背面部に連続的に縫い付けられ
ている。ここで、リュックの装着者は連結ピースの高
さ、つまり両肩紐の高さを希望通りに正確に変化させる
ことができる。
【００１３】すなわち、連結ピースの高さは装着者の背
丈に合わせて調節される。装着者の背が低くければ連結
ピースはそれだけフレームの上端部から離れて位置され
ることになる。逆に、装着者の背が高ければ連結ピース
はそれだけフレームの上端部に接近して位置されること
になる。
丈に合わせて調節される。装着者の背が低くければ連結
ピースはそれだけフレームの上端部から離れて位置され
ることになる。逆に、装着者の背が高ければ連結ピース
はそれだけフレームの上端部に接近して位置されること
になる。
【００１４】二本の肩紐が連結ピースに対して対称的に
留められていれば、それら二本の肩紐は連結ピースの位
置に関係なく常に同じ高さとなる。この特徴により、荷
重の配分がアンバランスとならないようになっている。
留められていれば、それら二本の肩紐は連結ピースの位
置に関係なく常に同じ高さとなる。この特徴により、荷
重の配分がアンバランスとならないようになっている。
【００１５】結合ストリップは、都合よく、面ファスナ
ー (pile/hook contact closure)タイプのものとなって
いる。
ー (pile/hook contact closure)タイプのものとなって
いる。
【００１６】本発明のさらなる特徴によれば、連結ピー
スは二つの剛性プレートから形成されている。これら剛
性プレートは、前記二つの剛性分枝部を包むために該プ
レートの側端部で接合されたものとなっている。これら
二つのプレートは縫い合わされているか、あるいは一体
ものとして射出成形されたものとすることもできる。
スは二つの剛性プレートから形成されている。これら剛
性プレートは、前記二つの剛性分枝部を包むために該プ
レートの側端部で接合されたものとなっている。これら
二つのプレートは縫い合わされているか、あるいは一体
ものとして射出成形されたものとすることもできる。
【００１７】すなわち、連結ピースは、前記フレームの
両分枝部の曲線に沿ってスライドできるよう形成されて
いる。
両分枝部の曲線に沿ってスライドできるよう形成されて
いる。
【００１８】前記連結ピース及び該リュックサックの背
面部の双方に設けられた前記結合ストリップが、横方向
についての調節は行わないでも相互に正確に作用し合え
るように、前記二つのプレートの幅は、フレームの前記
二つの分枝部の間隔よりも若干広いものとなっている。
二つのプレートの側端は、フレームの二つの分枝部を包
み込むよう、かつ連結ピースがそれら分枝部に沿って移
動できるように互いに縫い合わされている。
面部の双方に設けられた前記結合ストリップが、横方向
についての調節は行わないでも相互に正確に作用し合え
るように、前記二つのプレートの幅は、フレームの前記
二つの分枝部の間隔よりも若干広いものとなっている。
二つのプレートの側端は、フレームの二つの分枝部を包
み込むよう、かつ連結ピースがそれら分枝部に沿って移
動できるように互いに縫い合わされている。
【００１９】連結ピースの外側のプレートは、都合よく
装着者の背中に接触できるようにされた圧縮可能な安楽
部材を備えており、肩紐の上端部がこの圧縮性ピースの
上部に前記分枝部の高さで接続されている。
装着者の背中に接触できるようにされた圧縮可能な安楽
部材を備えており、肩紐の上端部がこの圧縮性ピースの
上部に前記分枝部の高さで接続されている。
【００２０】連結ピースの外側プレートに安楽部材が設
けられていることにより、装着者の背中へのショック、
特に揺れが吸収される。また、このピースにより、装着
者の背中とフレームの分枝部との苦痛を伴う接触が防止
される。
けられていることにより、装着者の背中へのショック、
特に揺れが吸収される。また、このピースにより、装着
者の背中とフレームの分枝部との苦痛を伴う接触が防止
される。
【００２１】上述したように、両肩紐はその上端によっ
てこの圧縮性ピースの上端部に、フレームの各分枝部に
対向して留められている。
てこの圧縮性ピースの上端部に、フレームの各分枝部に
対向して留められている。
【００２２】都合よく、各肩紐の外面には、背面部上端
部に接続された調節ストラップが設けられている。
部に接続された調節ストラップが設けられている。
【００２３】このストラップにより、リュックサックの
上端部が装着者の背中に対して平に保持され、荷重が良
好に分配されるものとなる。
上端部が装着者の背中に対して平に保持され、荷重が良
好に分配されるものとなる。
【００２４】本発明を実施する手法及びそれによる優位
点は、添付図面を参照した下記の実施形態によりさらに
明かとされる。
点は、添付図面を参照した下記の実施形態によりさらに
明かとされる。
【００２５】
【発明の実施の形態】図１は、肩紐の高さ調節を行うこ
とのできなシステムを有したリュックサックの背面を示
した図；図２は、従来技術に係るリュックサックの背面
部の概略斜視図；図３は、本発明に係るリュックサック
の背面部の概略斜視図；図４は、本発明によるリュック
サックの背面部及び腰紐の詳細図；図５は、本発明に係
るフレーム及び連結ピースの詳細図；図６は、リンクピ
ースの縦断面図；である。
とのできなシステムを有したリュックサックの背面を示
した図；図２は、従来技術に係るリュックサックの背面
部の概略斜視図；図３は、本発明に係るリュックサック
の背面部の概略斜視図；図４は、本発明によるリュック
サックの背面部及び腰紐の詳細図；図５は、本発明に係
るフレーム及び連結ピースの詳細図；図６は、リンクピ
ースの縦断面図；である。
【００２６】本発明は、装着者の背中の形状、及び装着
者の快適性を重視した肩紐調節システムを備えたリュッ
クサックに関するものである。
者の快適性を重視した肩紐調節システムを備えたリュッ
クサックに関するものである。
【００２７】図２は従来技術に係る周知のリュックサッ
クを示している。符号１で示されるこのリュックサック
は、積み荷を収容するための事実上のバッグ部２と、こ
のバッグ部に対して位置され通常は熱成形により成る背
面部３と、を備えている。背面部３には、二本の肩紐
５，６及び一本の腰紐７を備えた運搬用ハーネス４が備
えられている。前記背面部の上部に平行なループ８が縫
い付けてあり、これら肩紐５，６の高さを調節するため
にこれら肩紐５，６が一つあるいはそれ以上のループ８
に挿入し得るようになっている。図１及び図２に示した
腰紐７は、リュックサックの前記背面部３の底部に縫い
付けてある。
クを示している。符号１で示されるこのリュックサック
は、積み荷を収容するための事実上のバッグ部２と、こ
のバッグ部に対して位置され通常は熱成形により成る背
面部３と、を備えている。背面部３には、二本の肩紐
５，６及び一本の腰紐７を備えた運搬用ハーネス４が備
えられている。前記背面部の上部に平行なループ８が縫
い付けてあり、これら肩紐５，６の高さを調節するため
にこれら肩紐５，６が一つあるいはそれ以上のループ８
に挿入し得るようになっている。図１及び図２に示した
腰紐７は、リュックサックの前記背面部３の底部に縫い
付けてある。
【００２８】図３には本発明によるリュックサック１の
背面図が示してあり、このリュックサックはバッグ部２
に取り付けられた背面部３を有している。この背面部３
は、剛性を有した二本の分枝部９，１０が一本の接続部
１１において接続されて成る倒立Ｕ形をしたフレームＡ
により補強されている。この剛性フレームＡは、二本の
分枝部９，１０の前記接続部１１によって、前記背面部
３の上部に留め付けられている。より詳しくは、接続部
１１は、この目的で背面部３に設けられたポケット１２
内に挿入されている。また、このフレームＡは、分枝部
９，１０の各端部１３，１４において、背面部３の底部
に留め付けられている。
背面図が示してあり、このリュックサックはバッグ部２
に取り付けられた背面部３を有している。この背面部３
は、剛性を有した二本の分枝部９，１０が一本の接続部
１１において接続されて成る倒立Ｕ形をしたフレームＡ
により補強されている。この剛性フレームＡは、二本の
分枝部９，１０の前記接続部１１によって、前記背面部
３の上部に留め付けられている。より詳しくは、接続部
１１は、この目的で背面部３に設けられたポケット１２
内に挿入されている。また、このフレームＡは、分枝部
９，１０の各端部１３，１４において、背面部３の底部
に留め付けられている。
【００２９】本発明の本質的な特徴によれば、前記背面
部３の露出した外面１６には、フレームＡの二本の分枝
部９，１０に対向するように二本の結合ストリップ１
７，１８が設けられている。これら二本の結合ストリッ
プ１７，１８は、フレームＡの分枝部９，１０の高さと
等しい位置にわたって、背面部３の前記外面に縫い付け
られている。
部３の露出した外面１６には、フレームＡの二本の分枝
部９，１０に対向するように二本の結合ストリップ１
７，１８が設けられている。これら二本の結合ストリッ
プ１７，１８は、フレームＡの分枝部９，１０の高さと
等しい位置にわたって、背面部３の前記外面に縫い付け
られている。
【００３０】図４に示す如く、これら結合ストリップは
好都よく、背面部３の高さの三分の二以上にわたって縫
い付けられている。
好都よく、背面部３の高さの三分の二以上にわたって縫
い付けられている。
【００３１】また、本発明によるこのリュックサック
は、腰紐１９と、上端部２２，２３が連結ピース２４に
接続された二本の肩紐２０，２１と、を備えて成る搬送
用ハーネスを有している。
は、腰紐１９と、上端部２２，２３が連結ピース２４に
接続された二本の肩紐２０，２１と、を備えて成る搬送
用ハーネスを有している。
【００３２】この連結ピース２４は前記フレームＡの分
枝部９，１０の曲がりに沿ってスライドできるものとな
っている。図６に示す如く、この連結ピース２４は二つ
の結合ストリップ２５，２６を備えており、これら結合
ストリップ２５，２６は、バッグ部２の背面部３に縫い
付けられた前記二本の結合ストリップ１７，１８と相互
に作用し合えるようにそれら結合ストリップ１７，１８
に対向して設けられている。つまり、これらの結合スト
リップが互いに対向しているために、連結ピースを正確
な位置に留めることができるわけである。
枝部９，１０の曲がりに沿ってスライドできるものとな
っている。図６に示す如く、この連結ピース２４は二つ
の結合ストリップ２５，２６を備えており、これら結合
ストリップ２５，２６は、バッグ部２の背面部３に縫い
付けられた前記二本の結合ストリップ１７，１８と相互
に作用し合えるようにそれら結合ストリップ１７，１８
に対向して設けられている。つまり、これらの結合スト
リップが互いに対向しているために、連結ピースを正確
な位置に留めることができるわけである。
【００３３】これらの結合ストリップは、都合よく、
「面ファスナー (pile/hook contactclosure)」タイプ
のものとなっている。
「面ファスナー (pile/hook contactclosure)」タイプ
のものとなっている。
【００３４】図６に示すように、前記連結ピース２４
は、前記フレームＡの二つの分枝部９，１０を包むよう
に各側端部２９，３０，３１，３２によって互いに接続
された二つの剛性プレート２７，２８から構成されてい
る。連結ピース２４を形成しているこれら二つの剛性プ
レート２７，２８の幅Ｌは、フレームＡの二つの分枝部
９，１０を隔てている距離Ｄより僅かに大きいものとな
っている。
は、前記フレームＡの二つの分枝部９，１０を包むよう
に各側端部２９，３０，３１，３２によって互いに接続
された二つの剛性プレート２７，２８から構成されてい
る。連結ピース２４を形成しているこれら二つの剛性プ
レート２７，２８の幅Ｌは、フレームＡの二つの分枝部
９，１０を隔てている距離Ｄより僅かに大きいものとな
っている。
【００３５】剛性プレート２７，２８の側端部２９，３
０と３１，３２とは互いに縫い合わされている。縫い合
わせは、分枝部９，１０の外縁より一定の寸法を隔てて
なされており、これにより前記連結ピースが前記フレー
ムに沿ってスムーズにスライドできるものとなってい
る。
０と３１，３２とは互いに縫い合わされている。縫い合
わせは、分枝部９，１０の外縁より一定の寸法を隔てて
なされており、これにより前記連結ピースが前記フレー
ムに沿ってスムーズにスライドできるものとなってい
る。
【００３６】実際には、縫い合わせはフレームＡの外縁
から１センチメートルの部分でなされている。
から１センチメートルの部分でなされている。
【００３７】本発明のさらなる特徴によれば、前記外側
プレート２４は、着用者の背中に接触することになる圧
縮可能な安楽部材３１を備えている。この圧縮性部材３
１は肩紐２０，２１の上端部２２，２３に接続されてい
る。従って、肩紐２０，２１は、フレームＡの分枝部
９，１０のレベルに縫い付けられていることになる。
プレート２４は、着用者の背中に接触することになる圧
縮可能な安楽部材３１を備えている。この圧縮性部材３
１は肩紐２０，２１の上端部２２，２３に接続されてい
る。従って、肩紐２０，２１は、フレームＡの分枝部
９，１０のレベルに縫い付けられていることになる。
【００３８】図示しない一実施形態では、各肩紐２０，
２１の外面に、背面部３の上端部に接続された可調スト
ラップが設けられている。都合よく、そのストラップの
一端は、肩紐両端の中間に留められている。
２１の外面に、背面部３の上端部に接続された可調スト
ラップが設けられている。都合よく、そのストラップの
一端は、肩紐両端の中間に留められている。
【００３９】すなわち、本発明は肩紐の高さ調整を簡単
に可能とするものである。また、この調節は両肩紐につ
いて同時に行われ、よって荷重のアンバランスを一切生
じない。従ってこのシステムは使用者のどのような背中
の形態にも適応するものとなる。よって、背負い心地が
さらに向上する。
に可能とするものである。また、この調節は両肩紐につ
いて同時に行われ、よって荷重のアンバランスを一切生
じない。従ってこのシステムは使用者のどのような背中
の形態にも適応するものとなる。よって、背負い心地が
さらに向上する。
【００４０】このように、本発明は、登山用又はキャン
プ用リュックサックに、さらにより一般には、特に子供
運び又は運搬ラック等の運搬具に好都合に適用できる。
プ用リュックサックに、さらにより一般には、特に子供
運び又は運搬ラック等の運搬具に好都合に適用できる。
【図１】 肩紐の高さ調節の行うことのできなシステム
を有したリュックサックの背面図である。
を有したリュックサックの背面図である。
【図２】 従来技術に係るリュックサックの背面部の概
略斜視図である。
略斜視図である。
【図３】 本発明に係るリュックサックの背面部の概略
斜視図である。
斜視図である。
【図４】 本発明によるリュックサックの背面部及び腰
紐の詳細図である。
紐の詳細図である。
【図５】 本発明に係るフレーム及び連結ピースの詳細
図である。
図である。
【図６】 リンクピースの縦断面図である。
１ リュックサック ２ バッグ部 ３ 背面部 ９，１０ 分枝部 １１ 接続部 １３，１４ 端部 １６ 外面 １７，１８ 結合ストリップ １９ 腰紐 ２０，２１ 肩紐 ２２，２３ 上端部 ２４ 連結ピース ２５，２６ 結合ストリップ ２７，２８ 剛性プレート ２９，３０，３１，３２ 側端部 ３１ 安楽部材 Ａ フレーム
Claims (5)
- 【請求項１】 事実上のバッグ部（２）と、 前記バッグ部に固定された背面部（３）であって、逆Ｕ
字形のフレーム（Ａ）により補強され、該フレームのカ
ーブした剛性を有した二つの分枝部（９，１０）が、前
記Ｕ字形の二つの分枝部の接続部（１１）を介し該背面
部の上端部に、かつ前記二つの分枝部（９，１０）の各
端部（１３，１４）を介し該背面部の下端部に、それぞ
れ留められて成る背面部（３）と、 前記背面部（３）に留め付けられた二本の肩紐（２０，
２１）及び腰紐（１９）から成る運搬用ハーネスと、を
備えて成るリュックサック（１）において、 前記背面部（３）の露出した外面（１６）が、前記フレ
ーム（Ａ）の前記二つの分枝部（９，１０）に対向して
設けられた二つの結合ストリップ（１７，１８）を備
え、 前記二本の肩紐（２０，２１）の各上端部（２２，２
３）が、前記カーブした二つの分枝部（９，１０）に沿
ってスライド可能とされた連結ピース（２４）に接続さ
れており、かつ該連結ピースの前記背面部に対向した面
には、前記背面部（３）に留め付けられた前記二つの結
合ストリップ（１７，１８）と相互に作用するよう該結
合ストリップ（１７，１８）に対向して配置された二つ
の結合ストリップ（２５，２６）が設けられていること
を特徴とするリュックサック。 - 【請求項２】 請求項１記載のリュックサックにおい
て、前記結合ストリップ（１７，１８，２５，２６）は
面ファスナータイプのものであることを特徴とするリュ
ックサック。 - 【請求項３】 請求項１又は２記載のリュックサックに
おいて、前記連結ピース（２４）は二つの剛性プレート
（２７，２８）から形成され、これら剛性プレートが、
前記二つの剛性分枝部（９，１０）を包むためにそれら
剛性プレートの側端部（２９，３０，３１，３２）どう
しで接合されていることを特徴とするリュックサック。 - 【請求項４】 請求項１ないし３の何れかに記載のリュ
ックサックにおいて、前記連結ピース（２４）の外側プ
レート（２８）は、装着者の背中に接触するよう構成さ
れた安楽部材（３１）を備え、前記肩紐（２０，２１）
の各上端（２２，２３）が、前記分枝部（９，１０）の
高さにおいてこの安楽部材（３１）の上端部に接続され
ていることを特徴とするリュックサック。 - 【請求項５】 請求項１ないし４の何れかに記載のリュ
ックサックにおいて、前記各肩紐（２０，２１）の外面
には、前記背面部（３）の上端部に接続された調節可能
なストラップが設けられていることを特徴とするリュッ
クサック。
Applications Claiming Priority (2)
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| FR9602293 | 1996-02-20 | ||
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| JP (1) | JPH09224744A (ja) |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040511 |