JPH09224742A - 使い捨て口紅 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 一回ずつ使い捨てることにより、衛生的でか
つ経済的な口紅を提供する。 【構成】 厚紙１の上に口紅２を付着させた袋３を設
け、厚紙１に糊付け部４と折れ線５と切り取り線６を設
けることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、厚紙に一回分の口紅
を付けた使い捨て口紅に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、棒状の使い捨てでない口紅があっ
た。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】これらは、次のような
欠点があった。 （イ） 一度買うと使い切るのに時間がかかり、色々な
色彩や種類を楽しめず、また使い切れず捨てることもあ
り不経済であった。 （ロ） 他人に貨すのが衛生上、嫌であった。 （ハ） 化粧品メーカーの販売促進用口紅は衛生上、手
につけるのが一般的で、実際に唇につけた時に色合いが
違い後悔することもよくあった。 本発明は、これらの欠点を除く為になされたものであ
る。

【０００４】

【課題を解決する為の手段】厚紙１の片面に空気の入っ
た袋３を設け、袋３の表面に口紅２を付着させる。厚紙
１の同じ面の四辺に糊付け部４を設け、厚紙１の二等分
線付近に折れ線５を設け、袋３が内側になるように半分
に折り、折れ線５と平行の糊付けした辺に切り取り線６
を設ける。本発明は、以上のような構成よりなる使い捨
て口紅である。

【０００５】

【作用】切り取り線６を切りとって中を開け、内側が外
側になるように折れ線５で折り返す。 折れ線５に口を
もっていき唇を口紅２にあてることで、空気の入った袋
３が唇の形になじんで口紅２をつける。

【０００６】

【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。 （イ） 厚紙１の両面にビニール等でコーティング加工
を施す。 （ロ） 弾力性のあるビニール等でできた袋３に空気を
半分程入れて密封する。 （ハ） 厚紙１の片面に袋３を設け、袋３の表面に口紅
２を付着させる。 （ニ） 厚紙１の同じ面の四辺に糊付け部４を設ける。 （ホ） 厚紙１の中心線付近に折れ線５を設け、袋３が
内側になるように半分に折り、糊付け部４を糊付けす
る。 （ヘ） 折れ線５と平行の糊付け部４に切り取り線６を
設ける。 本発明は以上のような構造で、これを使用する時は、切
り取り線６で糊付け部４を切り取り、中を開け内側を外
側になるように折れ線５で折り返す。折れ線５に口をも
っていき唇を口紅２にあてることで袋３が唇の形になじ
んで変形し唇全体に口紅２をつける。なお、袋３の中身
は空気の代わりに液体性のもの、半固形性のもの、また
はスポンジ等を使ってもよい。また厚紙１を折りたたん
だ後、糊付けせず密封性のある袋に包装してもよい。

【０００７】

【発明の効果】口紅が一回一回使えるので衛生的であ
る。色々な種類を必要な数だけ購入できるので経済的で
ある。また、厚紙の外表紙に情報を印刷できるのでメー
カーの新作プロモーション用として活用できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の斜視図である。

【図２】本発明の使用前の図面である。

【図３】本発明の使用時の図面である。

【符号の説明】

１．厚紙 ２．口紅 ３．袋 ４．糊付け部 ５．折れ線 ６．切り取り線

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 厚紙１の上に口紅２を付着させた袋３を
   設け、厚紙１に糊付け部４と折れ線５と切り取り線６を
   設けた使い捨て口紅。