JPH09223076A - 記憶装置及び記憶装置を有するシステム - Google Patents

記憶装置及び記憶装置を有するシステム

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JPH09223076A
JPH09223076A JP8029467A JP2946796A JPH09223076A JP H09223076 A JPH09223076 A JP H09223076A JP 8029467 A JP8029467 A JP 8029467A JP 2946796 A JP2946796 A JP 2946796A JP H09223076 A JPH09223076 A JP H09223076A
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JP
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destruction
input terminal
data
operator
storage
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JP8029467A
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Koji Kakihara
宏治 垣原
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気的作用で瞬間的に破壊できる記憶装置を
提供し、この記憶装置を有するシステムが不正利用され
ることを防止できるようにする。 【解決手段】 記憶装置20は、データを記憶データと
して記憶する記憶セル10と、装置出力端子及び装置入
力端子として作用する電極11と、記憶セル10と前記
装置出力端子とに接続され、前記記憶データを前記装置
出力端子に導くデータ転送路15と、前記装置入力端子
から受けた破壊指示17に応答して、データ転送路15
を破壊する破壊装置12とを有する。破壊装置12の代
りに、前記装置入力端子から受けた破壊指示17に応答
して、記憶セル10をイニシャライズするイニシャライ
ズ装置が用いられても良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は記憶装置に関する。
また、本発明は前記記憶装置を有するシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】本発明が適用される記憶装置は、その記
憶装置を有するシステムの盗難や、紛失によってそのシ
ステムの操作を許可されていない者が操作することで、
重要な情報が漏洩することを防止する必要のある分野に
使用される。
【0003】このような、記憶装置を有するシステム
は、例えば、公安情報、国防情報等を有する電子手帳の
様な情報提供装置である。本発明は、このような情報提
供装置の盗難時の情報破壊に有効である。
【0004】記憶装置を有するシステムの別の例として
は、電子制御の自動車が挙げられる。本発明は、このよ
うな自動車の盗難、紛失時に盗難、紛失届出により、当
該自動車の電子制御部を破壊することで動かなくし、当
該自動車の犯罪への利用を防止するのに有効である。
【0005】特開平4−239945号公報には、RO
M(read-only memory)に紫外線を照射することで、この
ROM内の情報を消去する技術が開示されている。
【0006】また、一般に、盗難時の悪用を防ぐ目的と
しては、パスワード等による操作者の認証を行なうこと
が行なわれている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のROMは紫外線
消去型のものが主体であったが、昨今は、電気的に書き
込みのできるフラッシュROMや書きかえのできないマ
スクROMが主流である。これらフラッシュROMやマ
スクROMの記憶内容は、一般に、紫外線照射では消去
できない。
【0008】また、フラッシュROMやマスクROMの
記憶内容を紫外線照射で消去できたとしても、この場
合、十分な紫外線の照射時間が必要であり、盗難時の悪
用を防止するには時間がかかりすぎ、完全な消去の保証
が十分でない。
【0009】このように、紫外線消去型でないROMが
多数存在する事情から、ROM自身が自己で破壊できる
機能が求められている。また、電気的作用で瞬間的に破
壊できることが必要である。
【0010】更に、上述の特開平4−239945号公
報のように、ROMの外部に消去のための必須な紫外線
発光部を持つ場合、盗難等の場合、その外付の部分を容
易に取りはずされROMの消去が機能しなくなったり、
働かなくなってしまう問題がある。
【0011】また、上述した従来のパスワード等による
操作者の認証を行なう方式では、直接その盗難装置の利
用はできないものの分解して内蔵情報を読み出すことま
では防止できない。また、何度か試みることで偶然パス
ワードが一致し、盗難装置が悪用できる可能性もある。
【0012】それ故、本発明の目的は、電気的作用で瞬
間的に破壊できる記憶装置を提供し、この記憶装置を有
するシステムが不正利用されることを防止できるように
することにある。
【0013】本発明の別の目的は、電気的作用で瞬間的
に破壊できる記憶装置を有するシステムを提供し、この
記憶装置を有するシステムが不正利用されることを防止
できるようにすることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様によ
れば、データを記憶データとして記憶する記憶セルと、
装置出力端子と、前記記憶セルと前記装置出力端子とに
接続され、前記記憶データを前記装置出力端子に導くデ
ータ出力路と、破壊指示を受ける装置入力端子と、この
装置入力端子に接続され、前記破壊指示に応答して、前
記データ出力路を破壊する破壊装置とを有することを特
徴とする記憶装置。
【0015】本発明の第2の態様によれば、データを記
憶データとして記憶する記憶セルと、破壊指示を受ける
装置入力端子と、この装置入力端子に接続され、前記破
壊指示に応答して、前記記憶セルをイニシャライズする
イニシャライズ装置とを有することを特徴とする記憶装
置が得られる。
【0016】本発明の第3の態様によれば、記憶装置を
有するシステムにおいて、前記記憶装置は、データを記
憶データとして記憶する記憶セルと、装置出力端子と、
前記記憶セルと前記装置出力端子とに接続され、前記記
憶データを前記装置出力端子に導くデータ出力路と、破
壊指示を受ける装置入力端子と、この装置入力端子に接
続され、前記破壊指示に応答して、前記データ出力路を
破壊する破壊装置とを有し、前記システムは、更に、操
作者の情報を表す操作者情報を受け、この操作者情報に
よって表された操作者が認証された操作者か否かを判定
し、前記操作者情報によって表された操作者が認証され
た操作者でないと判定した時、前記破壊指示を前記装置
入力端子に送出する認証部を有することを特徴とする、
記憶装置を有するシステムが得られる。
【0017】本発明の第4の態様によれば、記憶装置を
有するシステムにおいて、前記記憶装置は、データを記
憶データとして記憶する記憶セルと、破壊指示を受ける
装置入力端子と、この装置入力端子に接続され、前記破
壊指示に応答して、前記記憶セルをイニシャライズする
イニシャライズ装置とを有し、前記システムは、更に、
操作者の情報を表す操作者情報を受け、この操作者情報
によって表された操作者が認証された操作者か否かを判
定し、前記操作者情報によって表された操作者が認証さ
れた操作者でないと判定した時、前記破壊指示を前記装
置入力端子に送出する認証部を有することを特徴とす
る、記憶装置を有するシステムが得られる。
【0018】本発明の第5の態様によれば、記憶装置を
有すると共に、特有のシステム番号を有するシステムに
おいて、前記記憶装置は、データを記憶データとして記
憶する記憶セルと、装置出力端子と、前記記憶セルと前
記装置出力端子とに接続され、前記記憶データを前記装
置出力端子に導くデータ出力路と、破壊指示を受ける装
置入力端子と、この装置入力端子に接続され、前記破壊
指示に応答して、前記データ出力路を破壊する破壊装置
とを有し、前記システムは、更に、破壊対象システムの
システム番号と前記破壊指示とを含む無線信号を受信信
号として受信し、この受信信号に含まれている前記破壊
対象システムのシステム番号が前記特有のシステム番号
に一致した時に、前記受信信号に含まれている前記破壊
指示を前記装置入力端子に送出する受信部を有すること
を特徴とする、記憶装置を有するシステムが得られる。
【0019】本発明の第6の態様によれば、記憶装置を
有すると共に、特有のシステム番号を有するシステムに
おいて、前記記憶装置は、データを記憶データとして記
憶する記憶セルと、破壊指示を受ける装置入力端子と、
この装置入力端子に接続され、前記破壊指示に応答し
て、前記記憶セルをイニシャライズするイニシャライズ
装置とを有し、前記システムは、更に、破壊対象システ
ムのシステム番号と前記破壊指示とを含む無線信号を受
信信号として受信し、この受信信号の前記破壊対象シス
テムのシステム番号が前記特有のシステム番号に一致し
た時に、前記受信信号の前記破壊指示を前記装置入力端
子に送出する受信部を有することを特徴とする、記憶装
置を有するシステムが得られる。
【0020】本発明の第7の態様によれば、記憶装置を
有すると共に、特有のシステム番号を有するシステムに
おいて、前記記憶装置は、データを記憶データとして記
憶する記憶セルと、装置出力端子と、前記記憶セルと前
記装置出力端子とに接続され、前記記憶データを前記装
置出力端子に導くデータ出力路と、破壊指示を受ける装
置入力端子と、この装置入力端子に接続され、前記破壊
指示に応答して、前記データ出力路を破壊する破壊装置
とを有し、前記システムは、更に、操作者の情報を表す
操作者情報を受け、この操作者情報によって表された操
作者が認証された操作者か否かを判定し、前記操作者情
報によって表された操作者が認証された操作者でないと
判定した時、前記破壊指示を前記装置入力端子に送出す
る認証部と、破壊対象システムのシステム番号と前記破
壊指示とを含む無線信号を受信信号として受信し、この
受信信号に含まれている前記破壊対象システムのシステ
ム番号が前記特有のシステム番号に一致した時に、前記
受信信号に含まれている前記破壊指示を前記装置入力端
子に送出する受信部とを有することを特徴とする、記憶
装置を有するシステムが得られる。
【0021】本発明の第8の態様によれば、記憶装置を
有すると共に、特有のシステム番号を有するシステムに
おいて、前記記憶装置は、データを記憶データとして記
憶する記憶セルと、破壊指示を受ける装置入力端子と、
この装置入力端子に接続され、前記破壊指示に応答し
て、前記記憶セルをイニシャライズするイニシャライズ
装置とを有し、前記システムは、更に、操作者の情報を
表す操作者情報を受け、この操作者情報によって表され
た操作者が認証された操作者か否かを判定し、前記操作
者情報によって表された操作者が認証された操作者でな
いと判定した時、前記破壊指示を前記装置入力端子に送
出する認証部と、破壊対象システムのシステム番号と前
記破壊指示とを含む無線信号を受信信号として受信し、
この受信信号に含まれている前記破壊対象システムのシ
ステム番号が前記特有のシステム番号に一致した時に、
前記受信信号に含まれている前記破壊指示を前記装置入
力端子に送出する受信部とを有することを特徴とする、
記憶装置を有するシステムが得られる。
【0022】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施例について図面
を参照して説明する。
【0023】図1を参照すると、本発明の第1の実施例
による記憶装置20は、データを記憶データとして記憶
する記憶セル10と、電極11と、データ転送路15
と、破壊装置12とを有する。
【0024】データ転送路15は、記憶セル10と、こ
の記憶装置20の装置出力端子として作用する電極11
とに接続されている。データ転送路15は、記憶セル1
0の記憶データを電極11(装置出力端子)に導くデー
タ出力路として作用する。電極11は、また、破壊指示
17を受ける装置入力端子としても作用する。電極11
は、破壊指示17をそのまま破壊指示18として破壊装
置12に送出する。破壊装置12は、電極11に接続さ
れ、破壊指示18に応答して、データ転送路15の破壊
領域14を破壊する。この際、破壊装置12は、データ
転送路15の前記データ出力路を破壊する。
【0025】図2を参照すると、本発明の第2の実施例
による記憶装置20´は、同様の参照符号で示された同
様の部分を含む。この記憶装置20´は、破壊装置12
(図1)の代りにイニシャライズ装置32を含む。この
イニシャライズ装置32は、電極11に接続され、破壊
指示18に応答して、記憶セル10を初期化する。
【0026】図3を参照すると、図1の記憶装置20又
は図2の記憶装置20´を記憶装置101として有する
システムが管理対象装置100として示されている。こ
のシステム(管理対象装置100)には、特有のシステ
ム番号が割り当てられている。この特有のシステム番号
は、予め、記憶装置101(詳しくは、図1の記憶装置
20の記憶セル10あるいは図2の記憶装置20の記憶
セル10に記憶されている。このシステム(管理対象装
置100)は、更に、認証部102と、受信部104と
を有する。
【0027】認証部102は、操作者の情報を表す操作
者情報を認識入力107として受ける。認証部102
は、この操作者情報によって表された操作者が認証され
た操作者か否かを判定する。認証された操作者の情報
は、予め、記憶装置101(詳しくは、図1の記憶装置
20の記憶セル10あるいは図2の記憶装置20の記憶
セル10に記憶されている。認証部102は、認識入力
107のとして受けた前記操作者情報と、記憶された認
証された操作者の情報の各々との一致を検出し、一致が
検出された場合は、前記操作者情報によって表された操
作者が認証された操作者であると判定する。また、認証
部102は、一致が検出されなかった場合、前記操作者
情報によって表された操作者が認証された操作者でない
と判定する。このようにして、認証部102は、前記操
作者情報によって表された操作者が認証された操作者で
ないと判定した時、破壊指示103を破壊指示17(図
1又は図2)として前述の装置入力端子として作用する
電極11(図1又は図2)に送出する。
【0028】受信部104は、破壊対象システムのシス
テム番号と破壊指示とを含む無線信号109を、アンテ
ナ106を介して、受信信号として受信する。そして、
受信部104は、この受信信号に含まれている前記破壊
対象システムのシステム番号が、記憶装置101(詳し
くは、図1の記憶装置20の記憶セル10あるいは図2
の記憶装置20の記憶セル10)に記憶されている前記
特有のシステム番号に一致した時に、前記受信信号に含
まれている破壊指示を破壊指示17(図1又は図2)と
して前述の装置入力端子として作用する電極11(図1
又は図2)に送出する。
【0029】次に、図3及び図1を参照して、図3の記
憶装置101として図1の記憶装置20を用いた場合の
図3のシステム(管理対象装置100)の動作を説明す
る。
【0030】図1において、記憶装置20の記憶セル1
0は、プログラムやデータ等、図3のシステム(管理対
象装置100)が動くための情報及び図3のシステム
(管理対象装置100)で参照するデータを前記記憶デ
ータとして記憶している。通常、図3のシステム(管理
対象装置100)は、データバス16及び電極11を通
して記憶セル10に対するデータのリード及びライトを
行なう。記憶セル10に対するデータのリードを行なう
際には、記憶セル10内の記憶データは、データ転送路
15及び電極11を経由してデータバス16へ転送され
る。
【0031】このシステム(管理対象装置100)が、
自身が不正使用された又は盗難、紛失されたことを検出
した時、システム(管理対象装置100)は破壊指示1
7を記憶装置20に出し、破壊装置12が、この破壊指
示17に応答して、データ転送路15の破壊部分14を
物理的に焼切る等で破壊し、データの転送を不能にす
る。このことで記憶セル10へのリードは不能になり、
このシステム(管理対象装置100)の悪用が防止され
る。
【0032】図3のシステム(管理対象装置100)の
記憶装置101として図2の記憶装置20´を用いた場
合には、破壊指示17によりイニシャライズ装置32が
記憶セル10をイニシャライズし、記憶セル10内の記
憶データを全て消去し、図3のシステム(管理対象装置
100)がリードアクセスしても、前述の記憶データが
読み出せないことで悪用を防止する。
【0033】図3のシステム(管理対象装置100)
は、特定の許可された操作者にのみ利用できる様に認証
部102を持ち、パスワード等のキー入力、IDカー
ド、ICカード、指紋や音声、顔や目等の映像による操
作者の情報により、操作者が許可された者かどうか認証
し登録認証者でない場合、破壊指示103を記憶装置1
01に与えることで記憶装置101内の記憶セルを破壊
する。このため、許可されていない操作者に情報の盗用
はできない。
【0034】また、図3のシステム(管理対象装置10
0)は、管理システム108によって管理されている。
図3のシステム(管理対象装置100)が盗難又は紛失
された場合には、許可された操作者が図3のシステム
(管理対象装置100)の盗難又は紛失を管理システム
108に届出ることで管理システム108は前述の無線
信号109により図3のシステム(管理対象装置10
0)に破壊指示を伝える。図3のシステム(管理対象装
置100)において、その破壊指示は、アンテナ106
及び受信部104を経由し記憶装置101に伝えられ、
記憶装置101を破壊又はイニシャライズする。このた
め、図3のシステム(管理対象装置100)を拾った
り、盗んだりして不正に利用しようとする者は、情報の
盗用はできない。
【0035】また、この図3のシステム(管理対象装置
100)では記憶装置101の破壊又はイニシャライズ
後であれば分解して記憶装置101内を直接読み出すこ
とも困難であり、分解して情報を盗むことに対しても十
分な防止効果がある。
【0036】このように、記憶装置を有するシステムが
盗難され、悪用されることを防ぐために、記憶装置内自
身に自身の破壊又はイニシャライズの機能をもった記憶
装置を利用することで、パスワード入力等により盗難者
による不正な操作を検出した場合、システム自身が記憶
装置の破壊を瞬間的に行ない盗難品の悪用、分解解析を
防止する。
【0037】また、記憶装置を有するシステムの盗難状
況を管理システムによって監理されている場合、盗難、
紛失の届出のあったシステムに対して監理システムから
電波等の指示により、盗難されたシステムに記憶装置の
破壊又はイニシャライズを指示することで、盗難又は紛
失品の悪用を未然に防ぐことができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明による第1の
効果は、記憶装置を有するシステムが盗難で悪用される
時、瞬時に記憶装置が破壊又はイニシャライズされ、読
み出しが防止される。その理由は、記憶装置が電気的な
破壊方法により瞬時に記憶情報を破壊するからである。
【0039】本発明による第2の効果は、記憶装置を有
するシステムを分解して破壊又はイニシャライズ機能を
停止させた状態で動かすことが困難であり、よって、確
実に破壊可能であることである。
【0040】その理由は、破壊又はイニシャライズ機能
が外付の照射装置等でなく、記憶装置に内蔵されている
ため、分解しても取りはずしできない。
【0041】本発明による第3の効果は、盗難システム
を分解して内容を読み出そうとしても盗難システムの認
識部或いは受信部により、盗難システムの分解の前に盗
難システム内の記憶装置を破壊又はイニシャライズして
おくことができ、悪用を未然に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による記憶装置のブロッ
ク図である。
【図2】本発明の第2の実施例による記憶装置のブロッ
ク図である。
【図3】図1又は図2の記憶装置を有するシステムのブ
ロック図である。
【符号の説明】
10 記憶セル 11 電極(装置出力端子及び装置入力端子) 12 破壊装置 14 破壊領域 15 データ転送路 16 データバス 17 破壊指示 20 記憶装置 20´ 記憶装置 32 イニシャライズ装置 100 管理対象装置(記憶装置を有するシステム) 101 記憶装置 102 認証部 103 破壊指示 104 受信部 106 アンテナ 107 認識入力 108 管理システム 109 無線信号

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを記憶データとして記憶する記憶
    セルと、 装置出力端子と、 前記記憶セルと前記装置出力端子とに接続され、前記記
    憶データを前記装置出力端子に導くデータ出力路と、 破壊指示を受ける装置入力端子と、 この装置入力端子に接続され、前記破壊指示に応答し
    て、前記データ出力路を破壊する破壊装置とを有するこ
    とを特徴とする記憶装置。
  2. 【請求項2】 データを記憶データとして記憶する記憶
    セルと、 破壊指示を受ける装置入力端子と、 この装置入力端子に接続され、前記破壊指示に応答し
    て、前記記憶セルをイニシャライズするイニシャライズ
    装置とを有することを特徴とする記憶装置。
  3. 【請求項3】 記憶装置を有するシステムにおいて、 前記記憶装置は、 データを記憶データとして記憶する記憶セルと、 装置出力端子と、 前記記憶セルと前記装置出力端子とに接続され、前記記
    憶データを前記装置出力端子に導くデータ出力路と、 破壊指示を受ける装置入力端子と、 この装置入力端子に接続され、前記破壊指示に応答し
    て、前記データ出力路を破壊する破壊装置とを有し、 前記システムは、更に、 操作者の情報を表す操作者情報を受け、この操作者情報
    によって表された操作者が認証された操作者か否かを判
    定し、前記操作者情報によって表された操作者が認証さ
    れた操作者でないと判定した時、前記破壊指示を前記装
    置入力端子に送出する認証部を有することを特徴とす
    る、記憶装置を有するシステム。
  4. 【請求項4】 記憶装置を有するシステムにおいて、 前記記憶装置は、 データを記憶データとして記憶する記憶セルと、 破壊指示を受ける装置入力端子と、 この装置入力端子に接続され、前記破壊指示に応答し
    て、前記記憶セルをイニシャライズするイニシャライズ
    装置とを有し、 前記システムは、更に、 操作者の情報を表す操作者情報を受け、この操作者情報
    によって表された操作者が認証された操作者か否かを判
    定し、前記操作者情報によって表された操作者が認証さ
    れた操作者でないと判定した時、前記破壊指示を前記装
    置入力端子に送出する認証部を有することを特徴とす
    る、記憶装置を有するシステム。
  5. 【請求項5】 記憶装置を有すると共に、特有のシステ
    ム番号を有するシステムにおいて、 前記記憶装置は、 データを記憶データとして記憶する記憶セルと、 装置出力端子と、 前記記憶セルと前記装置出力端子とに接続され、前記記
    憶データを前記装置出力端子に導くデータ出力路と、 破壊指示を受ける装置入力端子と、 この装置入力端子に接続され、前記破壊指示に応答し
    て、前記データ出力路を破壊する破壊装置とを有し、 前記システムは、更に、 破壊対象システムのシステム番号と前記破壊指示とを含
    む無線信号を受信信号として受信し、この受信信号に含
    まれている前記破壊対象システムのシステム番号が前記
    特有のシステム番号に一致した時に、前記受信信号に含
    まれている前記破壊指示を前記装置入力端子に送出する
    受信部を有することを特徴とする、記憶装置を有するシ
    ステム。
  6. 【請求項6】 記憶装置を有すると共に、特有のシステ
    ム番号を有するシステムにおいて、 前記記憶装置は、 データを記憶データとして記憶する記憶セルと、 破壊指示を受ける装置入力端子と、 この装置入力端子に接続され、前記破壊指示に応答し
    て、前記記憶セルをイニシャライズするイニシャライズ
    装置とを有し、 前記システムは、更に、 破壊対象システムのシステム番号と前記破壊指示とを含
    む無線信号を受信信号として受信し、この受信信号の前
    記破壊対象システムのシステム番号が前記特有のシステ
    ム番号に一致した時に、前記受信信号の前記破壊指示を
    前記装置入力端子に送出する受信部を有することを特徴
    とする、記憶装置を有するシステム。
  7. 【請求項7】 記憶装置を有すると共に、特有のシステ
    ム番号を有するシステムにおいて、 前記記憶装置は、 データを記憶データとして記憶する記憶セルと、 装置出力端子と、 前記記憶セルと前記装置出力端子とに接続され、前記記
    憶データを前記装置出力端子に導くデータ出力路と、 破壊指示を受ける装置入力端子と、 この装置入力端子に接続され、前記破壊指示に応答し
    て、前記データ出力路を破壊する破壊装置とを有し、 前記システムは、更に、 操作者の情報を表す操作者情報を受け、この操作者情報
    によって表された操作者が認証された操作者か否かを判
    定し、前記操作者情報によって表された操作者が認証さ
    れた操作者でないと判定した時、前記破壊指示を前記装
    置入力端子に送出する認証部と、 破壊対象システムのシステム番号と前記破壊指示とを含
    む無線信号を受信信号として受信し、この受信信号に含
    まれている前記破壊対象システムのシステム番号が前記
    特有のシステム番号に一致した時に、前記受信信号に含
    まれている前記破壊指示を前記装置入力端子に送出する
    受信部とを有することを特徴とする、記憶装置を有する
    システム。
  8. 【請求項8】 記憶装置を有すると共に、特有のシステ
    ム番号を有するシステムにおいて、 前記記憶装置は、 データを記憶データとして記憶する記憶セルと、 破壊指示を受ける装置入力端子と、 この装置入力端子に接続され、前記破壊指示に応答し
    て、前記記憶セルをイニシャライズするイニシャライズ
    装置とを有し、 前記システムは、更に、 操作者の情報を表す操作者情報を受け、この操作者情報
    によって表された操作者が認証された操作者か否かを判
    定し、前記操作者情報によって表された操作者が認証さ
    れた操作者でないと判定した時、前記破壊指示を前記装
    置入力端子に送出する認証部と、 破壊対象システムのシステム番号と前記破壊指示とを含
    む無線信号を受信信号として受信し、この受信信号に含
    まれている前記破壊対象システムのシステム番号が前記
    特有のシステム番号に一致した時に、前記受信信号に含
    まれている前記破壊指示を前記装置入力端子に送出する
    受信部とを有することを特徴とする、記憶装置を有する
    システム。
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