JPH09223044A - 分散オブジェクト監視装置 - Google Patents

分散オブジェクト監視装置

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Publication number
JPH09223044A
JPH09223044A JP8027071A JP2707196A JPH09223044A JP H09223044 A JPH09223044 A JP H09223044A JP 8027071 A JP8027071 A JP 8027071A JP 2707196 A JP2707196 A JP 2707196A JP H09223044 A JPH09223044 A JP H09223044A
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JP
Japan
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monitoring
distributed
object monitoring
objects
host computer
Prior art date
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Application number
JP8027071A
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English (en)
Inventor
Tomohiro Fujisaki
智宏 藤崎
Takashi Arano
高志 荒野
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 分散オブジェクトの存在を監視することによ
りシステムの信頼性を向上するとともに、監視装置自身
をも監視し得る分散オブジェクト監視装置を提供する。 【解決手段】 分散オブジェクト型情報処理システムを
構成すべくホストコンピュータ1,5に分散して設けら
れた複数のオブジェクト7,9はホストコンピュータ1
に設けられた主監視モードの第1の分散オブジェクト監
視装置11によって存在が監視されるとともに、第1の
分散オブジェクト監視装置11はホストコンピュータ3
に設けられた二次監視モードの第2の分散オブジェクト
監視装置13の存在も監視し、二次監視モードの第2の
分散オブジェクト監視装置13は主監視モードの第1の
分散オブジェクト監視装置11の存在のみを監視してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のホストコン
ピュータに分散されて協調動作する複数のオブジェクト
を監視する分散オブジェクト監視装置に関し、更に詳し
くは、ネットワークを介して互いに接続された複数のホ
ストコンピュータ上にそれぞれ分散して設けられた複数
のオブジェクトが協調動作する分散オブジェクト型情報
処理システムにおいて前記各オブジェクトを監視する分
散オブジェクト監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】分散オブジェクト型情報処理システムで
は、複数のホストコンピュータに分散して設けられた複
数の実行主体であるオブジェクトが協調動作して、1つ
のシステムを構成しているため、この複数のオブジェク
トが1つでも故障などにより動作しなくなると、システ
ム全体の動作に支障を来すことになる。なお、各オブジ
ェクトは、複数のホストコンピュータからなるネットワ
ーク上で位置透過性を有し、実体の物理的な場所に制約
されずに動作可能である。
【0003】したがって、このように分散配置された複
数のオブジェクトからなるシステムでは、複数の分散オ
ブジェクトの各々が正常に動作していることがシステム
の信頼性を向上するために重要なことである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の分散オブジェク
ト指向システムでは、複数の分散オブジェクトの各々の
存在を監視することによりシステムの信頼性を向上させ
るという手法はなく、従来は、例えば分散オブジェクト
を多重化するなどの方法がとられているが、このような
方法では、装置構成が複雑化し、非経済的であるという
問題がある。
【0005】また、一般的な監視装置では、装置自身の
障害対策として、多くは人手によるものであり、一部で
装置の二重化なども行っているが、人手によるものは十
分な障害対策を行うことができず、また装置の二重化は
上述した多重化と同様に装置構成が複雑化し、非経済的
であるなどの問題がある。
【0006】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、分散オブジェクトの存在を監
視することによりシステムの信頼性を向上するととも
に、監視装置自身をも監視し得る分散オブジェクト監視
装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の本発明は、ネットワークを介して互
いに接続された複数のホストコンピュータ上にそれぞれ
分散して設けられた複数のオブジェクトが協調動作する
分散オブジェクト型情報処理システムにおいて前記各オ
ブジェクトを監視する分散オブジェクト監視装置であっ
て、各ホストコンピュータに設けられ、各ホストコンピ
ュータに割り当てられたオブジェクトと互いに協調動作
すべく自己に割り当てられたオブジェクトを含む前記複
数のオブジェクトを記憶するオブジェクト記憶手段と、
任意のホストコンピュータに設けられ、各ホストコンピ
ュータに割り当てられた動作中の前記複数のオブジェク
トが正常に動作しているか否かを判定すべく前記複数の
オブジェクトの存在を監視する存在監視手段、および該
存在監視手段によりオブジェクトが存在しないことが検
出された場合、該オブジェクトを前記オブジェクト記憶
手段から読み出して再立ち上げさせる再立ち上げ手段を
含有するオブジェクト監視手段とを有することを要旨と
する。
【0008】請求項1記載の本発明にあっては、オブジ
ェクト監視手段の存在監視手段により各ホストコンピュ
ータに割り当てられた動作中の複数のオブジェクトの存
在を監視して、各オブジェクトが正常に動作しているか
否かを判定し、正常に動作しないオブジェクトがある場
合、すなわちオブジェクトが存在しないことが検出され
た場合、該オブジェクトを各ホストコンピュータに設け
られているオブジェクト記憶手段から読み出して再立ち
上げさせている。
【0009】また、請求項2記載の本発明は、請求項1
記載の発明において、前記オブジェクト監視手段が複数
設けられ、該複数のオブジェクト監視手段の各存在監視
手段が前記複数のオブジェクトに加えて、自己のオブジ
ェクト監視手段以外の他のすべてのオブジェクト監視手
段も監視対象とし、この監視対象であるオブジェクト監
視手段が正常に動作しているか否かを判定する判定手段
を有することを要旨とする。
【0010】請求項2記載の本発明にあっては、オブジ
ェクト監視手段を複数設け、該複数のオブジェクト監視
手段の各存在監視手段は、オブジェクトの監視に加え
て、自己のオブジェクト監視手段以外の他のすべてのオ
ブジェクト監視手段も監視対象として、各オブジェクト
監視手段が正常に動作しているか否かを判定している。
【0011】更に、請求項3記載の本発明は、請求項2
記載の発明において、前記複数のオブジェクト監視手段
が主監視モードと二次監視モードとを有し、複数のオブ
ジェクト監視手段のうちの1つのみが主監視モードに設
定され、その他のオブジェクト監視手段は二次監視モー
ドに設定され、主監視モードに設定されたオブジェクト
監視手段のみが前記複数のオブジェクトの存在および前
記その他のオブジェクト監視手段を監視し、二次監視モ
ードに設定されたその他のオブジェクト監視手段は主監
視モードに設定されたオブジェクト監視手段の不在のみ
を監視し、この主監視モードに設定されたオブジェクト
監視手段の不在を検出した場合、二次監視モードから主
監視モードに移行するように構成されていることを要旨
とする。請求項3記載の本発明にあっては、主監視モー
ドにあるオブジェクト監視手段のみがオブジェクトの存
在およびその他のオブジェクト監視手段を監視し、二次
監視モードにあるその他のオブジェクト監視手段は主監
視モードに設定されたオブジェクト監視手段の不在のみ
を監視し、このオブジェクト監視手段の不在を検出した
場合、二次監視モードから主監視モードに移行する。
【0012】請求項4記載の本発明は、請求項1ないし
3のいずれかに記載の発明において、ホストコンピュー
タの記憶手段に記憶されたオブジェクトを他のホストコ
ンピュータに転送する転送手段を有することを要旨とす
る。
【0013】請求項4記載の本発明にあっては、ホスト
コンピュータの記憶手段に記憶されたオブジェクトを他
のホストコンピュータに転送することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態について説明する。
【0015】図1は、本発明の一実施形態に係る分散オ
ブジェクト監視装置を適用した分散オブジェクト型情報
処理システムの全体構成を示す図である。同図に示すシ
ステムでは、複数のホストコンピュータ1,3,5がネ
ットワーク15を介して互いに接続されて設けられ、こ
れらの複数のホストコンピュータのうち2つのホストコ
ンピュータ1,5にそれぞれオブジェクト、すなわち監
視対象オブジェクト7,9が分散して設けられるととも
に、これらのオブジェクト7,9の存在を監視するため
の第1の分散オブジェクト監視装置11がホストコンピ
ュータ1に設けられ、更にこの第1の分散オブジェクト
監視装置11の存在を監視するための第2の分散オブジ
ェクト監視装置13がホストコンピュータ3に設けら
れ、これにより分散オブジェクト監視装置自身の多重化
も行っている。なお、第1の分散オブジェクト監視装置
11はこの第2の分散オブジェクト監視装置13の存在
も監視するようになっている。
【0016】なお、図1においては、図の簡単化のため
に、3台のホストコンピュータおよび2つのオブジェク
トのみが示されているが、これらは更に多数のものがあ
ってもよいし、またオブジェクトは3台のホストコンピ
ュータのうち2台にのみ設けられているが、すべてのホ
ストコンピュータにオブジェクトが設けられてもよい
し、更に1台のホストコンピュータの複数のオブジェク
トが設けられてもよい。
【0017】図1では、2つのオブジェクト7,9の協
調動作により1つのシステム、すなわち分散オブジェク
ト型情報処理システムを構成しており、これらのオブジ
ェクト7,9は例えばプログラムで構成され、第1のオ
ブジェクト7は例えば第1のプログラムに対応し、第2
のオブジェクト9は第2のプログラムに対応するもので
あるが、オブジェクト7を有するホストコンピュータ1
は該オブジェクト7のみでなく、すなわち該オブジェク
ト7に対応するプログラムのみでなく、ホストコンピュ
ータ5に設けられているオブジェクト9、すなわちオブ
ジェクト9に対応するプログラムをも有している。また
同様に、オブジェクト9を有するホストコンピュータ5
は該オブジェクト9のみでなく、ホストコンピュータ1
に設けられているオブジェクト9をも有しているもので
ある。そして、更に、図1では、動作中のオブジェクト
を有していないホストコンピュータ3もオブジェクト
7,9を有しているものである。
【0018】すなわち、各ホストコンピュータ1,3,
5は、自己のホストコンピュータ上で動作するオブジェ
クトに限らず、分散オブジェクト型情報処理システムを
構成するすべてのオブジェクト7,9をその記憶手段に
記憶しているものである。また、同様のことは、分散オ
ブジェクト監視装置にも適用し得ることであり、各ホス
トコンピュータ1,3,5はそれぞれ分散オブジェクト
監視装置を記憶手段に記憶して備えているものである。
【0019】更に、上述したように、分散オブジェクト
監視装置として、第1の分散オブジェクト監視装置11
と第2の分散オブジェクト監視装置13を設けて、分散
オブジェクト監視装置自身の多重化を行っているが、こ
の場合に装置の複雑化を防止するために、主監視モード
と二次監視モードを設け、主監視モードに設定され得る
分散オブジェクト監視装置は1台とし、その他の分散オ
ブジェクト監視装置は二次監視モードに設定している。
すなわち、主監視モードの分散オブジェクト監視装置は
システムで1台だけ存在し、二次監視モードの分散オブ
ジェクト監視装置は複数存在している。
【0020】主監視モードに設定された分散オブジェク
ト監視装置、すなわち図1において第1の分散オブジェ
クト監視装置11のみが複数のオブジェクト7,9の存
在の監視と二次監視モードに設定されたその他の分散オ
ブジェクト監視装置、すなわち図1において第2の分散
オブジェクト監視装置13の存在を監視するように設定
している。また、二次監視モードに設定された第2の分
散オブジェクト監視装置13は主監視モードにある第1
の分散オブジェクト監視装置11の存在のみを監視する
ようにしている。
【0021】そして、二次監視モードにある第2の分散
オブジェクト監視装置13が主監視モードの第1の分散
オブジェクト監視装置11の存在を監視し、この第1の
分散オブジェクト監視装置11の不在を検知した場合に
は、第2の分散オブジェクト監視装置13は二次監視モ
ードから主監視モードに移行するようになっている。こ
のようにして、主監視モードに移った第2の分散オブジ
ェクト監視装置13は、自身の状態遷移により不在とな
った二次監視モードに移った第1の分散オブジェクト監
視装置11の立ち上げを行うとともに、一般監視対象オ
ブジェクトの立ち上げも行う。
【0022】以上のように構成される分散オブジェクト
監視装置において、主監視モードにある第1の分散オブ
ジェクト監視装置11が複数のオブジェクト7,9およ
び二次監視モードにある第2の分散オブジェクト監視装
置13のそれぞれの存在を常時監視している状態におい
て、例えばオブジェクト7の不在を検知したとすると、
第1の分散オブジェクト監視装置11はこの不在となっ
たオブジェクト7と同じオブジェクトを適当なホストコ
ンピュータ、例えばホストコンピュータ3の記憶手段か
ら読み出して、この読み出したオブジェクト7をホスト
コンピュータ3上で動作するように起動し、これにより
分散オブジェクト型情報処理システム全体の安定動作を
保証し、システムの非稼働時間を最小限にとどめてい
る。
【0023】また、ホストコンピュータ3上に設けられ
ている二次監視モードにある第2の分散オブジェクト監
視装置13が主監視モードの第1の分散オブジェクト監
視装置11の存在を常時監視している状態において、例
えば第1の分散オブジェクト監視装置11がダウンし、
第2の分散オブジェクト監視装置13がこの第1の分散
オブジェクト監視装置11の不在を検知した場合には、
第2の分散オブジェクト監視装置13は二次監視モード
から主監視モードに移行し、例えばホストコンピュータ
5の記憶手段に記憶されている分散オブジェクト監視装
置を読み出し、この読み出した分散オブジェクト監視装
置を二次監視モードの分散オブジェクト監視装置として
ホストコンピュータ5上で立ち上げ、これによりシステ
ムの安定な監視状態に戻り、システムを動作し続けるこ
とができる。
【0024】なお、この状態が図2に示されているが、
ホストコンピュータ3の主監視モードになった第2の分
散オブジェクト監視装置13によって立ち上げられたホ
ストコンピュータ5の分散オブジェクト監視装置が符号
17として示されている。
【0025】図2に示す状態は、ホストコンピュータ1
が例えば障害などによりダウンしたことにより、ホスト
コンピュータ1上で動作していたオブジェクト7および
第1の分散オブジェクト監視装置11が不在状態になっ
た場合のものであり、この場合には上述したようにホス
トコンピュータ3上の第2の分散オブジェクト監視装置
13が第1の分散オブジェクト監視装置11の不在を検
知し、二次監視モードから主監視モードに移行し、ホス
トコンピュータ5の分散オブジェクト監視装置17を二
次監視モードとして立ち上げるとともに、ホストコンピ
ュータ1上で不在となったオブジェクト7に対応するオ
ブジェクトをホストコンピュータ3の記憶手段から読み
出して、これを起動して立ち上げた状態を示しているも
のである。
【0026】更に、対象オブジェクトの数が増大した場
合に対応するために、分散オブジェクト監視装置自身を
監視対象オブジェクトとして位置づけ、階層構造を取る
ことが可能である。
【0027】すなわち、複数の分散オブジェクト監視装
置を階層的に設けることにより、監視対象オブジェクト
の数の増加に対応するために、第1層の分散オブジェク
ト監視装置群の監視対象に第2層の分散オブジェクト監
視装置群を加え、第2層の分散オブジェクト監視装置群
の監視対象に第3層の分散オブジェクト監視装置群を加
えるというように階層構造を構築することが容易に可能
である。
【0028】また、分散オブジェクト監視装置のオブジ
ェクト再起動機能を利用することにより、分散オブジェ
クト型情報処理システムを構成しているオブジェクト自
身が自らの動作を終了し、このオブジェクトと同じオブ
ジェクトを別のホストコンピュータの分散オブジェクト
監視装置で再起動してもらうことにより、オブジェクト
マイグレーション、すなわちオブジェクトの移動を行う
ことができる。このオブジェクトの移動は、例えば動的
な負荷の分散、定期点検などで一部のホストコンピュー
タを落とさなければならない場合でもオブジェクトを移
動することでシステムを動かし続けることができたり、
ネットワークの多くの点で情報を収集したり、通信量を
見積ってから移動することで通信の最適化を行ったり、
昼間は複数の監視地点で管理作業を分担して行い、夜間
にはどこか一点で監視を行ったり、または監視地点を増
大する場合でもシステムを停止させることなく、監視機
能を再分散することができるなどの多くの利点を有す
る。
【0029】また、本分散オブジェクト監視装置では、
各ホストコンピュータに設けられたオブジェクトおよび
分散オブジェクト監視装置をネットワーク15を介して
他のホストコンピュータに転送することができるように
構成されているが、このように構成することにより、オ
ブジェクトおよび/または分散オブジェクト監視装置を
すべてのホストコンピュータに設ける代わりに、複数の
主要なホストコンピュータにのみ設け、このホストコン
ピュータに設けられたオブジェクトおよび/または分散
オブジェクト監視装置を必要なホストコンピュータに転
送することができ、このように構成することにより、オ
ブジェクトや分散オブジェクト監視装置を記憶するため
のホストコンピュータの記憶手段の記憶容量を低減する
ことができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の本
発明によれば、オブジェクト監視手段の存在監視手段に
より各ホストコンピュータに割り当てられた動作中の複
数のオブジェクトの存在を監視して、各オブジェクトが
正常に動作しているか否かを判定し、正常に動作しない
オブジェクトがある場合、すなわちオブジェクトが存在
しないことが検出された場合、該オブジェクトを各ホス
トコンピュータに設けられているオブジェクト記憶手段
から読み出して再立ち上げしているので、システムの安
定動作を継続して行うことができ、システムの非稼働時
間を最小限にし、信頼性を大幅に向上させることができ
る。
【0031】また、請求項2記載の本発明によれば、オ
ブジェクト監視手段を複数設け、該複数のオブジェクト
監視手段の各存在監視手段は、オブジェクトの監視に加
えて、自己のオブジェクト監視手段以外の他のすべての
オブジェクト監視手段も監視対象として、各オブジェク
ト監視手段が正常に動作しているか否かを判定している
ので、分散オブジェクト監視装置自身の障害にも適確に
対応し、システムを安定に動作させ続けることができ
る。
【0032】更に、請求項3記載の本発明によれば、主
監視モードにあるオブジェクト監視手段のみがオブジェ
クトの存在およびその他のオブジェクト監視手段を監視
し、二次監視モードにあるその他のオブジェクト監視手
段は主監視モードに設定されたオブジェクト監視手段の
不在のみを監視し、このオブジェクト監視手段の不在を
検出した場合、二次監視モードから主監視モードに移行
するように構成されててるので、装置の複雑化を低減
し、効率的で信頼性の高い動作を確保することができ
る。
【0033】請求項4記載の本発明によれば、ホストコ
ンピュータの記憶手段に記憶されたオブジェクトを他の
ホストコンピュータに転送することができるので、ホス
トコンピュータの記憶手段の記憶容量を低減し、経済化
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る分散オブジェクト監
視装置を適用した分散オブジェクト型情報処理システム
の全体構成を示す図であり、特に分散オブジェクト型情
報処理システムの安定監視状態を示す図である。
【図2】図1に示すシステムの故障時の状態を示す説明
図である。
【符号の説明】
1,3,5 ホストコンピュータ 7,9 オブジェクト 11,13 分散オブジェクト監視装置 15 ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 15/16 470 G06F 15/16 470G

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して互いに接続された
    複数のホストコンピュータ上にそれぞれ分散して設けら
    れた複数のオブジェクトが協調動作する分散オブジェク
    ト型情報処理システムにおいて前記各オブジェクトを監
    視する分散オブジェクト監視装置であって、 各ホストコンピュータに設けられ、各ホストコンピュー
    タに割り当てられたオブジェクトと互いに協調動作すべ
    く自己に割り当てられたオブジェクトを含む前記複数の
    オブジェクトを記憶するオブジェクト記憶手段と、 任意のホストコンピュータに設けられ、各ホストコンピ
    ュータに割り当てられた動作中の前記複数のオブジェク
    トが正常に動作しているか否かを判定すべく前記複数の
    オブジェクトの存在を監視する存在監視手段、および該
    存在監視手段によりオブジェクトが存在しないことが検
    出された場合、該オブジェクトを前記オブジェクト記憶
    手段から読み出して再立ち上げさせる再立ち上げ手段を
    含有するオブジェクト監視手段とを有することを特徴と
    する分散オブジェクト監視装置。
  2. 【請求項2】 前記オブジェクト監視手段は、複数設け
    られ、該複数のオブジェクト監視手段の各存在監視手段
    は、前記複数のオブジェクトに加えて、自己のオブジェ
    クト監視手段以外の他のすべてのオブジェクト監視手段
    も監視対象とし、この監視対象であるオブジェクト監視
    手段が正常に動作しているか否かを判定する判定手段を
    有することを特徴とする請求項1記載の分散オブジェク
    ト監視装置。
  3. 【請求項3】 前記複数のオブジェクト監視手段は、主
    監視モードと二次監視モードとを有し、複数のオブジェ
    クト監視手段のうちの1つのみが主監視モードに設定さ
    れ、その他のオブジェクト監視手段は二次監視モードに
    設定され、主監視モードに設定されたオブジェクト監視
    手段のみが前記複数のオブジェクトの存在および前記そ
    の他のオブジェクト監視手段を監視し、二次監視モード
    に設定されたその他のオブジェクト監視手段は主監視モ
    ードに設定されたオブジェクト監視手段の不在のみを監
    視し、この主監視モードに設定されたオブジェクト監視
    手段の不在を検出した場合、二次監視モードから主監視
    モードに移行するように構成されていることを特徴とす
    る請求項2記載の分散オブジェクト監視装置。
  4. 【請求項4】 ホストコンピュータの記憶手段に記憶さ
    れたオブジェクトを他のホストコンピュータに転送する
    転送手段を有することを特徴とする請求項1ないし3の
    いずれかに記載の分散オブジェクト監視装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000242609A (ja) * 1999-02-23 2000-09-08 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 分散オブジェクト動的配置制御方法及び装置
JP2008123262A (ja) * 2006-11-13 2008-05-29 Hitachi Software Eng Co Ltd 情報処理装置、及びシステム監視方法、並びにシステム監視方法をコンピュータに実行させるためのプログラム

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