JPH09222951A - ディスプレイシステム - Google Patents
ディスプレイシステムInfo
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- JPH09222951A JPH09222951A JP3080996A JP3080996A JPH09222951A JP H09222951 A JPH09222951 A JP H09222951A JP 3080996 A JP3080996 A JP 3080996A JP 3080996 A JP3080996 A JP 3080996A JP H09222951 A JPH09222951 A JP H09222951A
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- JP
- Japan
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- screen
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- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
- User Interface Of Digital Computer (AREA)
- Position Input By Displaying (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 講演者や発表者の手元にある光線ポインタ
で、拡大表示された画面の所定の位置を指示することに
より、画面操作を行なうことができ、会議発表を円滑に
行なうことができるディスプレイシステムを提供するこ
とを課題とする。 【解決手段】 １はパソコン等の画像情報源であり、２
は画像情報源１の表示画面を拡大表示する大型ディスプ
レイ等の表示手段であり、３はディスプレイ２に表示さ
れた画像の任意の位置を照射、指示する赤外線ポインタ
等の光線ポインタであり、４は表示手段２に付随して設
けられ、表示手段２に照射された光線ポインタ３の位置
を検出する検出手段であり、５は検出手段４により検出
された光線ポインタ３の位置情報に基づいて、画像情報
源１上の位置座標を生成し、画像情報源１の表示画面上
の機能を実行させる指示を行なう指示情報処理手段であ
る。
で、拡大表示された画面の所定の位置を指示することに
より、画面操作を行なうことができ、会議発表を円滑に
行なうことができるディスプレイシステムを提供するこ
とを課題とする。 【解決手段】 １はパソコン等の画像情報源であり、２
は画像情報源１の表示画面を拡大表示する大型ディスプ
レイ等の表示手段であり、３はディスプレイ２に表示さ
れた画像の任意の位置を照射、指示する赤外線ポインタ
等の光線ポインタであり、４は表示手段２に付随して設
けられ、表示手段２に照射された光線ポインタ３の位置
を検出する検出手段であり、５は検出手段４により検出
された光線ポインタ３の位置情報に基づいて、画像情報
源１上の位置座標を生成し、画像情報源１の表示画面上
の機能を実行させる指示を行なう指示情報処理手段であ
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像情報を拡大表
示するディスプレイシステムに関し、特に学術会議等で
の発表や企業内での種々のプレゼンテーションに用いら
れ、パーソナルコンピュータ（以下、パソコンと記す）
の表示画面を拡大表示するディスプレイシステムに関す
る。
示するディスプレイシステムに関し、特に学術会議等で
の発表や企業内での種々のプレゼンテーションに用いら
れ、パーソナルコンピュータ（以下、パソコンと記す）
の表示画面を拡大表示するディスプレイシステムに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】近来、学術会議での研究発表、企業内で
の新製品のプレゼンテーションや経営会議等の参考資料
の表示方法として、拡大表示された画面を赤外線ポイン
タ等により指示し、説明を円滑に行なうことが行なわれ
ている。図表や資料等の画像情報の拡大表示方法として
は、従来オーバーヘッドプロジェクタ（ＯＨＰ）による
方法が一般的であったが、表示資料の作成に際し、原稿
フィルムの作成が繁雑なうえ、オリジナルの図表等にお
いて手作業による書き込み、着色を施すと、拡大表示さ
れた画像は極めて貧弱で、見た目も悪く、また表現力も
劣る問題があった。近年、パソコン等の文書処理、画像
処理機器の普及により、たとえばパソコン画面上で作成
した図表等を直接拡大表示するディスプレイシステムが
開発され、会議やプレゼンテーション等に多用されてい
る。
の新製品のプレゼンテーションや経営会議等の参考資料
の表示方法として、拡大表示された画面を赤外線ポイン
タ等により指示し、説明を円滑に行なうことが行なわれ
ている。図表や資料等の画像情報の拡大表示方法として
は、従来オーバーヘッドプロジェクタ（ＯＨＰ）による
方法が一般的であったが、表示資料の作成に際し、原稿
フィルムの作成が繁雑なうえ、オリジナルの図表等にお
いて手作業による書き込み、着色を施すと、拡大表示さ
れた画像は極めて貧弱で、見た目も悪く、また表現力も
劣る問題があった。近年、パソコン等の文書処理、画像
処理機器の普及により、たとえばパソコン画面上で作成
した図表等を直接拡大表示するディスプレイシステムが
開発され、会議やプレゼンテーション等に多用されてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなディスプレイシステムにおいては、パソコン本体で
は、画面の切り替えや拡大縮小といった画面操作を行な
うことができるが、拡大表示された大型ディスプレイの
画面上では、操作を行なうことができず、必要に応じて
パソコン本体を操作するか、ワイヤレスリモートコント
ロール（ワイヤレスリモコン）等を操作して、所望の画
面表示を行なっていた。そのため、発表や説明等の円滑
な流れを妨げる要因となっていた。また、このようなデ
ィスプレイシステムを使用する際には、周囲の照明を暗
くして、参加者に対して画面表示を見易くする配慮がな
されるため、上記のような画面操作を行なう上で手元が
暗く、誤操作や誤動作を生じやすい問題があった。
うなディスプレイシステムにおいては、パソコン本体で
は、画面の切り替えや拡大縮小といった画面操作を行な
うことができるが、拡大表示された大型ディスプレイの
画面上では、操作を行なうことができず、必要に応じて
パソコン本体を操作するか、ワイヤレスリモートコント
ロール（ワイヤレスリモコン）等を操作して、所望の画
面表示を行なっていた。そのため、発表や説明等の円滑
な流れを妨げる要因となっていた。また、このようなデ
ィスプレイシステムを使用する際には、周囲の照明を暗
くして、参加者に対して画面表示を見易くする配慮がな
されるため、上記のような画面操作を行なう上で手元が
暗く、誤操作や誤動作を生じやすい問題があった。
【０００４】本発明は、このような問題点を解決し、講
演者や発表者の手元にある赤外線ポインタ等の光線ポイ
ンタで、拡大表示された画面の所定の位置を照射、指示
することにより、拡大表示された画像情報に含まれる機
能を実施する構成とし、講演途中での画面操作を手元で
行なうことができ、会議発表を円滑に行なうことができ
るディスプレイシステムを提供することを目的とする。
演者や発表者の手元にある赤外線ポインタ等の光線ポイ
ンタで、拡大表示された画面の所定の位置を照射、指示
することにより、拡大表示された画像情報に含まれる機
能を実施する構成とし、講演途中での画面操作を手元で
行なうことができ、会議発表を円滑に行なうことができ
るディスプレイシステムを提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項１記載の発明は、所定の画像情報を拡大表
示する画面を有するディスプレイシステムにおいて、該
拡大表示された画像情報の任意の位置を該画面上で指示
する光線ポインタと、該光線ポインタにより指示された
該画面上の位置を検出する検出手段と、該検出手段によ
り検出された該画面上の位置情報に基づいて、前記画像
情報に対応する位置座標を生成し、前記画像情報に含ま
れる機能の実行を指示する指示情報処理手段とを具備す
ることを特徴とする。
めに、請求項１記載の発明は、所定の画像情報を拡大表
示する画面を有するディスプレイシステムにおいて、該
拡大表示された画像情報の任意の位置を該画面上で指示
する光線ポインタと、該光線ポインタにより指示された
該画面上の位置を検出する検出手段と、該検出手段によ
り検出された該画面上の位置情報に基づいて、前記画像
情報に対応する位置座標を生成し、前記画像情報に含ま
れる機能の実行を指示する指示情報処理手段とを具備す
ることを特徴とする。
【０００６】このような構成により、大型ディスプレイ
（以下、ディスプレイと記す）に拡大表示されたパソコ
ン等の画面上の画像情報に対し、赤外線等の光源を有す
る光線ポインタにより、ディスプレイ上の任意の位置を
照射、指示すると、ディスプレイ上に設置された受光セ
ンサー、あるいはディスプレイ全体の画像を撮像するビ
デオカメラ等により構成される検出手段が、光線ポイン
タが照射、指示したディスプレイ上の位置を検出し、検
出された位置情報に基づいて、マイクロプロセッサ等に
より構成される指示情報処理手段が、位置座標を生成処
理し、パソコンに対してカーソルやマウスポインタの位
置座標として入力することにより、パソコン画面上に表
示された画像情報に含まれるアイコンやコマンドメニュ
ー等の機能の実行を指示する。
（以下、ディスプレイと記す）に拡大表示されたパソコ
ン等の画面上の画像情報に対し、赤外線等の光源を有す
る光線ポインタにより、ディスプレイ上の任意の位置を
照射、指示すると、ディスプレイ上に設置された受光セ
ンサー、あるいはディスプレイ全体の画像を撮像するビ
デオカメラ等により構成される検出手段が、光線ポイン
タが照射、指示したディスプレイ上の位置を検出し、検
出された位置情報に基づいて、マイクロプロセッサ等に
より構成される指示情報処理手段が、位置座標を生成処
理し、パソコンに対してカーソルやマウスポインタの位
置座標として入力することにより、パソコン画面上に表
示された画像情報に含まれるアイコンやコマンドメニュ
ー等の機能の実行を指示する。
【０００７】したがって、ディスプレイ上に拡大表示さ
れたパソコンの画像情報に対して、あたかもカーソルや
マウスポインタによりパソコンを操作するかのように、
光線ポインタで所望の位置、たとえばディスプレイ上の
アイコン等を照射、指示することにより、拡大表示され
た画面上で画面操作を行なうことが可能となる。
れたパソコンの画像情報に対して、あたかもカーソルや
マウスポインタによりパソコンを操作するかのように、
光線ポインタで所望の位置、たとえばディスプレイ上の
アイコン等を照射、指示することにより、拡大表示され
た画面上で画面操作を行なうことが可能となる。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。図１は、本発明に係るディスプレイシ
ステムの基本概念を示す図である。図１において１はパ
ソコン等の画像情報源であり、２は画像情報源１の表示
画面を拡大表示する大型ディスプレイ等の表示手段であ
る。３はディスプレイ２に表示された画像の任意の位置
を照射、指示する赤外線ポインタ等の光線ポインタであ
り、４は表示手段２に付随して設けられ、表示手段２に
照射された光線ポインタ３の位置を検出する検出手段で
あり、５は検出手段４により検出された光線ポインタ３
の位置情報に基づいて、画像情報源１上への位置座標を
生成し、画像情報源１の表示画面上の機能を実行させる
指示を行なう指示情報処理手段である。
づいて説明する。図１は、本発明に係るディスプレイシ
ステムの基本概念を示す図である。図１において１はパ
ソコン等の画像情報源であり、２は画像情報源１の表示
画面を拡大表示する大型ディスプレイ等の表示手段であ
る。３はディスプレイ２に表示された画像の任意の位置
を照射、指示する赤外線ポインタ等の光線ポインタであ
り、４は表示手段２に付随して設けられ、表示手段２に
照射された光線ポインタ３の位置を検出する検出手段で
あり、５は検出手段４により検出された光線ポインタ３
の位置情報に基づいて、画像情報源１上への位置座標を
生成し、画像情報源１の表示画面上の機能を実行させる
指示を行なう指示情報処理手段である。
【０００９】次に、本発明に係るディスプレイシステム
の第１の実施例を図２に示して説明する。パソコン１１
の画面上に表示された画像情報は、ディスプレイ１２に
拡大表示される。ディスプレイ１２上のたとえば上辺部
等の領域には、たとえばＣＣＤ（電荷結合素子）センサ
ー等の受光素子を配列した受光センサー部１４（検出手
段）が設けられている。受光素子は、赤外線ポインタ１
３から発射される赤外光の波長のみを感知し、その配列
は、予め拡大表示される画像情報中のアイコンやコマン
ドメニューに対応して設けられる。赤外線ポインタ１３
により受光センサー部１４の特定の位置が照射、指示さ
れると、マイクロプロセッサ１５（以下、ＭＰＵと記
す：指示情報処理手段）が、指示点Ｐの位置情報をパソ
コン１１上の位置座標に変換処理し、パソコン１１に入
力する。
の第１の実施例を図２に示して説明する。パソコン１１
の画面上に表示された画像情報は、ディスプレイ１２に
拡大表示される。ディスプレイ１２上のたとえば上辺部
等の領域には、たとえばＣＣＤ（電荷結合素子）センサ
ー等の受光素子を配列した受光センサー部１４（検出手
段）が設けられている。受光素子は、赤外線ポインタ１
３から発射される赤外光の波長のみを感知し、その配列
は、予め拡大表示される画像情報中のアイコンやコマン
ドメニューに対応して設けられる。赤外線ポインタ１３
により受光センサー部１４の特定の位置が照射、指示さ
れると、マイクロプロセッサ１５（以下、ＭＰＵと記
す：指示情報処理手段）が、指示点Ｐの位置情報をパソ
コン１１上の位置座標に変換処理し、パソコン１１に入
力する。
【００１０】このような構成において、講演者は、手元
の赤外線ポインタ１３によりディスプレイ１２上の所望
の位置を照射することにより、説明を円滑に行なう。加
えて、講演者は、現在ディスプレイ１２上に表示されて
いる画像を切り替え、あるいは拡大縮小する画面操作の
必要が生じた場合には、赤外線ポインタ１３の指示点Ｐ
を受光センサー部１４の所定の位置に照射するととも
に、赤外線ポインタ１３に付属するクリックボタン１３
ａを押して（ＯＮ）、ディスプレイ１２上に表示されて
いるコマンドを指示する。クリックボタン１３ａの押下
により、受光センサー部１４の受光素子を感知状態とす
るための指示信号が赤外線ポインタ１３から発信され
る。ＭＰＵ１５は、赤外線ポインタ１３からの指示信号
を受信素子１５ａにより受信し、ディスプレイ１２上の
指示点Ｐにより指示されている位置情報を受光センサー
部１４から取り込む。ＭＰＵ１５は、取り込んだ位置情
報に基づいて、パソコン１１の画面上での位置座標を生
成し、パソコン１１に入力する。パソコン１１は、ＭＰ
Ｕ１５からの位置座標に表示されたコマンドメニューや
アイコン等の機能を実行する。
の赤外線ポインタ１３によりディスプレイ１２上の所望
の位置を照射することにより、説明を円滑に行なう。加
えて、講演者は、現在ディスプレイ１２上に表示されて
いる画像を切り替え、あるいは拡大縮小する画面操作の
必要が生じた場合には、赤外線ポインタ１３の指示点Ｐ
を受光センサー部１４の所定の位置に照射するととも
に、赤外線ポインタ１３に付属するクリックボタン１３
ａを押して（ＯＮ）、ディスプレイ１２上に表示されて
いるコマンドを指示する。クリックボタン１３ａの押下
により、受光センサー部１４の受光素子を感知状態とす
るための指示信号が赤外線ポインタ１３から発信され
る。ＭＰＵ１５は、赤外線ポインタ１３からの指示信号
を受信素子１５ａにより受信し、ディスプレイ１２上の
指示点Ｐにより指示されている位置情報を受光センサー
部１４から取り込む。ＭＰＵ１５は、取り込んだ位置情
報に基づいて、パソコン１１の画面上での位置座標を生
成し、パソコン１１に入力する。パソコン１１は、ＭＰ
Ｕ１５からの位置座標に表示されたコマンドメニューや
アイコン等の機能を実行する。
【００１１】そのため、赤外線ポインタ１３によるディ
スプレイ１２上での指示により、パソコン１１上の画像
情報を操作することができる。なお、本実施例ではディ
スプレイ１２画面上の受光センサー部１４の配置を上辺
に設けたものについて説明したが、本発明はこれに限定
されるものではなく、ディスプレイ１２の画面全体に受
光素子を配置してもよい。この場合、配列の密度はディ
スプレイ１２の画面サイズと拡大表示される画像情報に
おけるアイコンやコマンドメニュー等の大きさに応じて
適宜設定する。また、受光素子の配列の密度を粗く設定
した場合であっても、赤外線ポインタ１３から照射され
る赤外光の集束度をクリックボタンの１３ａの押下に応
じて低下させ、指示点Ｐを中心とする所定の領域を照射
するように赤外線ポインタ１３の光学系を構成すること
により、ディスプレイ１２上での機能指示を確実に受光
素子に感知させることができる。
スプレイ１２上での指示により、パソコン１１上の画像
情報を操作することができる。なお、本実施例ではディ
スプレイ１２画面上の受光センサー部１４の配置を上辺
に設けたものについて説明したが、本発明はこれに限定
されるものではなく、ディスプレイ１２の画面全体に受
光素子を配置してもよい。この場合、配列の密度はディ
スプレイ１２の画面サイズと拡大表示される画像情報に
おけるアイコンやコマンドメニュー等の大きさに応じて
適宜設定する。また、受光素子の配列の密度を粗く設定
した場合であっても、赤外線ポインタ１３から照射され
る赤外光の集束度をクリックボタンの１３ａの押下に応
じて低下させ、指示点Ｐを中心とする所定の領域を照射
するように赤外線ポインタ１３の光学系を構成すること
により、ディスプレイ１２上での機能指示を確実に受光
素子に感知させることができる。
【００１２】次に、本発明に係るディスプレイシステム
の第２の実施例を図３に示して説明する。図において上
述した第１の実施例と同一の構成については説明を省略
する。本実施例においては、ＭＰＵ１５での位置座標の
生成処理を簡易にするために、透過性のフィルム構造を
持つ光センサーシート１４ａおよび１４ｂにより受光セ
ンサー部１４を構成する。光センサーシート１４ａおよ
び１４ｂは受光素子が方向性を有して配列されており、
見かけ上ディスプレイ１２上に照射される指示点Ｐは、
前方に設けられた光センサーシート１４ａによって、Ｘ
方向の指示座標ＰXが抽出され、光センサーシート１４
ｂによって、Ｙ方向の指示座標ＰYが抽出される。
の第２の実施例を図３に示して説明する。図において上
述した第１の実施例と同一の構成については説明を省略
する。本実施例においては、ＭＰＵ１５での位置座標の
生成処理を簡易にするために、透過性のフィルム構造を
持つ光センサーシート１４ａおよび１４ｂにより受光セ
ンサー部１４を構成する。光センサーシート１４ａおよ
び１４ｂは受光素子が方向性を有して配列されており、
見かけ上ディスプレイ１２上に照射される指示点Ｐは、
前方に設けられた光センサーシート１４ａによって、Ｘ
方向の指示座標ＰXが抽出され、光センサーシート１４
ｂによって、Ｙ方向の指示座標ＰYが抽出される。
【００１３】このような構成により、ＭＰＵ１５は受光
センサー部１４からＸ（ＰX）、Ｙ（ＰY）の各座標情報
として位置情報を受け取ることができるため、パソコン
１１上への位置座標の生成処理が簡単になる。次に、本
発明に係るディスプレイシステムの第３の実施例を図４
に示して説明する。図において上述した第１の実施例と
同一の構成については説明を省略する。
センサー部１４からＸ（ＰX）、Ｙ（ＰY）の各座標情報
として位置情報を受け取ることができるため、パソコン
１１上への位置座標の生成処理が簡単になる。次に、本
発明に係るディスプレイシステムの第３の実施例を図４
に示して説明する。図において上述した第１の実施例と
同一の構成については説明を省略する。
【００１４】本実施例においては、上述した実施例とは
異なり、ディスプレイ１２上に受光センサー部１４が設
けられていない。受光センサー部１４に相当する構成と
して、ディスプレイ１２とは別構成のビデオカメラ等の
撮像機器１６が設けられ、ディスプレイ１２に表示され
る画像を撮像して、ＭＰＵ１５に画像情報として入力す
る。ここで、撮像機器１６の光学系には、たとえばディ
スプレイ１２に照射される赤外光のみを透過し、ディス
プレイ１２上に表示された画像光を遮断する光学フィル
タが設けられており、ＭＰＵ１５には指示点Ｐの画像
（位置）情報のみが取り込まれる。ＭＰＵ１５は、取り
込んだ画像情報中の指示点Ｐを抽出して、座標化処理を
施し、パソコン１１上での位置座標を生成する。
異なり、ディスプレイ１２上に受光センサー部１４が設
けられていない。受光センサー部１４に相当する構成と
して、ディスプレイ１２とは別構成のビデオカメラ等の
撮像機器１６が設けられ、ディスプレイ１２に表示され
る画像を撮像して、ＭＰＵ１５に画像情報として入力す
る。ここで、撮像機器１６の光学系には、たとえばディ
スプレイ１２に照射される赤外光のみを透過し、ディス
プレイ１２上に表示された画像光を遮断する光学フィル
タが設けられており、ＭＰＵ１５には指示点Ｐの画像
（位置）情報のみが取り込まれる。ＭＰＵ１５は、取り
込んだ画像情報中の指示点Ｐを抽出して、座標化処理を
施し、パソコン１１上での位置座標を生成する。
【００１５】このように、本発明のディスプレイシステ
ムにおいては、検出手段として、受光センサー以外に種
々の手段を適用することができる。また、指示情報処理
手段として上述したようなＭＰＵを用いることにより、
パソコン等の画像情報源の機器に組み込むことができ
る。ＭＰＵを用いず、別装置として構成してもよい。な
お、実施例中では、光線ポインタとして赤外光を発する
赤外線ポインタを示したが、ＬＥＤ（発光ダイオ−ド）
や可視光レ−ザ−等のディスプレイ画面から発しない特
異な波長を有する光線を発する光源であればよい。当然
受光素子は、このような光線ポインタが発する波長の光
を感知するものであることはいうまでもない。また、画
像情報源としてパソコンを示したが、本発明はこれに限
定されるものではなく、画像情報を処理することができ
るあらゆる機器に適用が可能であることはいうまでもな
い。
ムにおいては、検出手段として、受光センサー以外に種
々の手段を適用することができる。また、指示情報処理
手段として上述したようなＭＰＵを用いることにより、
パソコン等の画像情報源の機器に組み込むことができ
る。ＭＰＵを用いず、別装置として構成してもよい。な
お、実施例中では、光線ポインタとして赤外光を発する
赤外線ポインタを示したが、ＬＥＤ（発光ダイオ−ド）
や可視光レ−ザ−等のディスプレイ画面から発しない特
異な波長を有する光線を発する光源であればよい。当然
受光素子は、このような光線ポインタが発する波長の光
を感知するものであることはいうまでもない。また、画
像情報源としてパソコンを示したが、本発明はこれに限
定されるものではなく、画像情報を処理することができ
るあらゆる機器に適用が可能であることはいうまでもな
い。
【００１６】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、大型デ
ィスプレイに拡大表示された、たとえばパソコンの画面
上の画像情報に対し、光線ポインタにより、ディスプレ
イ上の任意の位置を照射、指示すると、検出手段が光線
ポインタの照射、指示した位置を検出し、検出された位
置情報に基づいて、マイクロプロセッサ等により構成さ
れる指示情報処理手段が、パソコン上での位置座標を生
成処理し、カーソルやマウスポインタの位置座標として
入力することにより、パソコン画面上に表示された画像
情報に含まれるアイコンやコマンドメニュー等の機能の
実行を指示することができる。
ィスプレイに拡大表示された、たとえばパソコンの画面
上の画像情報に対し、光線ポインタにより、ディスプレ
イ上の任意の位置を照射、指示すると、検出手段が光線
ポインタの照射、指示した位置を検出し、検出された位
置情報に基づいて、マイクロプロセッサ等により構成さ
れる指示情報処理手段が、パソコン上での位置座標を生
成処理し、カーソルやマウスポインタの位置座標として
入力することにより、パソコン画面上に表示された画像
情報に含まれるアイコンやコマンドメニュー等の機能の
実行を指示することができる。
【００１７】したがって、ディスプレイ上に拡大表示さ
れたパソコンの画像情報に対して、カーソルやマウスポ
インタによりパソコンを操作する場合と同様に、講演者
が手元の光線ポインタでディスプレイ上の所望のアイコ
ン等を照射、指示することにより、拡大表示された画面
上で画面操作を行なうことができ、会議発表を円滑に行
なうことができる。
れたパソコンの画像情報に対して、カーソルやマウスポ
インタによりパソコンを操作する場合と同様に、講演者
が手元の光線ポインタでディスプレイ上の所望のアイコ
ン等を照射、指示することにより、拡大表示された画面
上で画面操作を行なうことができ、会議発表を円滑に行
なうことができる。
【図１】本発明のディスプレイシステムの基本概念を説
明する図である。
明する図である。
【図２】本発明のディスプレイシステムの第１の実施例
を示す図である。
を示す図である。
【図３】本発明のディスプレイシステムの第２の実施例
を示す図である。
を示す図である。
【図４】本発明のディスプレイシステムの第３の実施例
を示す図である。
を示す図である。
１ 画像情報源 ２ 表示手段 ３ 光線ポインタ ４ 検出手段 ５ 指示情報処理手段 １１ パソコン １２ 大型ディスプレイ １３ 赤外線ポインタ １３ａ クリックボタン １４ 受光センサー部 １４ａ、１４ｂ 光センサーシート １５ ＭＰＵ １５ａ 受信素子 １６ 撮像機器
Claims (1)
- 【請求項１】所定の画像情報を拡大表示する画面を有す
るディスプレイシステムにおいて、該拡大表示された画
像情報の任意の位置を該画面上で指示する光線ポインタ
と、該光線ポインタにより指示された該画面上の位置を
検出する検出手段と、該検出手段により検出された該画
面上の位置情報に基づいて、前記画像情報に対応する位
置座標を生成し、前記画像情報に含まれる機能の実行を
指示する指示情報処理手段とを具備することを特徴とす
るディスプレイシステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3080996A JPH09222951A (ja) | 1996-02-19 | 1996-02-19 | ディスプレイシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3080996A JPH09222951A (ja) | 1996-02-19 | 1996-02-19 | ディスプレイシステム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09222951A true JPH09222951A (ja) | 1997-08-26 |
Family
ID=12314027
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3080996A Pending JPH09222951A (ja) | 1996-02-19 | 1996-02-19 | ディスプレイシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09222951A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000242257A (ja) * | 1999-02-22 | 2000-09-08 | Canon Inc | 表示装置、画像表示方法及び記憶媒体 |
| US6798926B2 (en) | 2000-02-22 | 2004-09-28 | Seiko Epson Corporation | System and method of pointed position detection, presentation system, and program |
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