JPH09214415A - 光通信システム - Google Patents

光通信システム

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JPH09214415A
JPH09214415A JP2265996A JP2265996A JPH09214415A JP H09214415 A JPH09214415 A JP H09214415A JP 2265996 A JP2265996 A JP 2265996A JP 2265996 A JP2265996 A JP 2265996A JP H09214415 A JPH09214415 A JP H09214415A
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JP
Japan
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optical
spacecraft
communication
light
optical communication
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JP2265996A
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Michiharu Obayashi
通晴 大林
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、小形・軽量化を確保したうえで、
通信の多様化を図ることにある。 【解決手段】宇宙航行体40と相手側宇宙航行体41と
のランデブードッキングに供するために、これら宇宙航
行体40と相手側宇宙航行体41との相対距離、速度及
び方位角を検出する光測距用の光アンテナ10を利用し
て、宇宙航行体40と相手宇宙航行体41との間の無線
光通信を実行するように構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば人工衛
星、宇宙ステーション、宇宙往還機等の宇宙航行体間に
おいて、空間伝搬を利用して光通信を行うのに用いる光
通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、光通信システムにおいては、通
信局間を光ファイバーケーブルでケーブル接続して、こ
の光ファイバケーブルを伝送路として、相互間で光通信
を行う光ファイバ方式が採用されている。このような光
通信システムにあっては、在来からのRF通信に比して
通信容量を飛躍的に増大することが可能となる。
【0003】ところで、最近の宇宙開発の分野において
は、衛星間通信等の通信の多様化が図られており、通信
容量の増大が要請されている。そこで、宇宙開発の分野
にあっては、宇宙航行体間に光通信システムを構築し
て、通信容量の大容量化を図る構想がある。
【0004】しかしながら、上記光ファイバーケーブル
で光路を構成する光通信システムでは、光ファイバーケ
ーブルを宇宙航行体間に敷設しなければならないため
に、宇宙空間に構築することが困難であるという問題を
有する。
【0005】そこで、宇宙空間に構築する光通信システ
ムとして、光ファイバーケーブルを敷設することなく,
空間伝搬を利用して、通信光を相手局に送信して光通信
を行う方式が考えられ、研究されている。このような光
通信システムとしては、空間を伝搬した光を、光アンテ
ナを用いて送受して、光信号処理系に導かれる。この
際、光アンテナは、通信方向に高精度に指向制御され
る。
【0006】ところが、上記空間を伝播する伝搬光を利
用した光通信システムにあっては、その通信方式上、通
信の多様化の要求を満足することが可能であるが、高い
精度でアライメント調整した光アンテナを含む光学系を
備えて、この光学系を高精度な精度で指向制御する制御
系等を備える必要があるために、その構成が非常に大形
となり、重量の増加を招くという問題を有する。係る事
情は、通信の多様化の要請と共に、小形・軽量化の要請
の強い宇宙開発の分野において、今後の重大な課題の一
つとなっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、空
間の伝搬を利用した光通信システムにあっては、小形・
軽量化を確保したうえで、通信の多様化を図ることが要
請される。この発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、簡易な構成で、小形・軽量化を確保し得、且つ、通
信の多様化を図り得るようにした光通信システムを提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、被測距部及
び光通信部が設けられる第1の宇宙航行体と、測距用レ
ーダ光を前記第1の宇宙航行体に向けて射出し、該第1
の宇宙航行体の被測距部で反射した前記レーダ光の反射
レーダ光を受光する光アンテナが指向制御自在に搭載さ
れた第2の宇宙航行体と、前記光アンテナで受光した反
射レーダ光に基づいて前記第2の宇宙航行体と前記第1
の宇宙航行体との相対距離、速度及び方位角を検出する
光測距手段と、この光測距手段で検出した前記第2の宇
宙航行体の方位角情報に基づいて前記光アンテナを前記
第1の宇宙航行体の被測距部及び光通信部に指向制御す
る制御手段と、前記光アンテナに通信光を射出して前記
第1の宇宙航行体の光通信部に送信し、且つ前記第1の
宇宙航行体の光通信部から射出された相手側通信光が前
記光アンテナを介して受信され、前記第1の宇宙航行体
の光通信部との光通信を行う光通信手段とを備えて光通
信システムを構成したものである。
【0009】上記構成によれば、第1の宇宙航行体と第
2の宇宙航行体との相対距離、速度及び方位角を検出す
るための光測距手段のレーダ光を、第2の宇宙航行体の
被測距部に送信する光アンテナを利用して、第2の宇宙
航行体の光通信手段と第1の宇宙航行体の光通信部との
光通信が実行される。従って、一つの光アンテナを用い
て光測距と、第1及び第2の宇宙航行体間の光通信とを
行うことが可能となり、構成部品の軽減が図れることに
より、小形・軽量化を確保したうえで、通信の多様化を
図るこが可能となる。
【0010】また、この発明は、レーダ光、通信光及び
相手側通信光の波長をそれぞれ異なるように設定した。
これによれば、レーダ光、通信光及び相手側通信光の分
離が容易に可能となり、構成の簡略化が図れる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面を参照して詳細に説明する。図1は、この発
明の一実施の形態に係る光通信システムを示すもので、
光アンテナ10は、例えば主反射鏡10a及び副反射鏡
10bで構成され、図2に示す宇宙航行体40に搭載さ
れる。この宇宙航行体40は、光アンテナ10を介して
相手側宇宙航行体41と光通信を実行する(図2参
照)。
【0012】上記光アンテナ10の光入出力部には、図
1に示すように走査鏡11が配設され、この走査鏡11
は、角度駆動部12を介して角度調整自在に設けられ、
その光路には光学系、例えば第1のビームスプリッタ1
3の入出力路が対向して配設される。この第1のビーム
スプリッタ13の反射光路には、第2のビームスプリッ
タ14の入出力光路が対向して配設され、この第2のビ
ームスプリッタ14の透過光路には、LD(Laser
Diode)等の通信用の第1の光発振部15が設け
られる。この第1の光発振部15には、制御信号が入力
され、この制御信号に応動して、例えば波長830nm
の通信光を出力する。
【0013】上記第2のビームスプリッタ14の反射光
路には、LD(Laser Diode)等のレーダ用
の第2の光発振部16が設けられる。この第2の光発振
部16には、制御信号が入力され、その制御信号に応動
して、例えば波長860nmのレーダ光を出力する。第
2のビームスプリッタ14は、第1の光発振部15から
の通信光を透過して第1のビームスプリッタ13の反射
光路に出力し、第2の光発振部16からのレーダ光を反
射して第1のビームスプリッタ13の反射光路に出力す
る。
【0014】また、第1のビームスプリッタ13の透過
光路には、光分配用の第3のビームスプリッタ17が設
けられる。この第3のビームスプリッタ17の反射光路
には、4分割APD(Avalanche Photo
Diode)等の角度検出用光検出器18が角度検出
用バンドパスフィルタ19、集光レンズ20を介在して
配設される。
【0015】この光検出器18には、角度制御部21の
一方の入力端が接続され、入力した反射レーダ光に基づ
いてレーダ光との角度誤差を検出して、角度制御部21
に出力する。
【0016】角度制御部21には、その他方の入力端に
走査鏡11の角度検出センサ22の出力端が接続され、
この角度検出センサ22の検出信号と光検出器18から
の角度誤差に基づいて方位角情報を生成して、上記走査
鏡駆動部12を駆動制御し、走査鏡11の傾き角を制御
して光アンテナ10からレーダ光及び通信光を相手側宇
宙航行体41に向けて指向制御する。そして、角度制御
部21には、ランデブードッキング制御部23が接続さ
れ、その生成した方位角情報を該ランデブードッキング
制御部23に出力する。
【0017】また、上記第3のビームスプリッタ17の
透過光路には、光分波用ダイクロイックミラーと称する
光分波器24が配設され、この光分波器24の反射光路
には、APD(Avalanche Photo Di
ode)等の通信用光検出器25がバンドパスフィルタ
26、集光レンズ27を介在して配設される。光分波器
24は、入力した反射レーダ光を透過して光検出器28
に出力し、入力した相手側通信光を反射して光検出器2
5に出力する。
【0018】光検出器25は、光分波器24で反射され
た相手側通信光がバンドパスフィルタ26、集光レンズ
27を介して入力され、ここに、その出力信号に基づい
た相手側宇宙航行体41とのいわゆる無線光通信が行わ
れる。
【0019】そして、光分波器24の透過光路には、A
PD(Avalanche Photo Diode)
等のレーダ光検出用の光検出器28がバンドパスフィル
タ29、集光レンズ30を介在して配設される。この光
検出器28の出力端には、上記ランデブードッキング制
御部23が接続される。このランデブードッキング制御
部23は、入力した出力信号より相手側宇宙航行体41
との相対距離、速度を算出して、その相対距離及び速度
と上記角度制御部21からの方位角情報とに基づいて宇
宙航行体40の駆動信号を生成して該宇宙航行体40を
航行制御し、相手側宇宙航行体41とのランデブードッ
キングを実行する。
【0020】一方、上記宇宙航行体40と光通信に供す
る相手側宇宙航行体41には、コーナキューブ・リフレ
クタと称する被測距用の反射部31が宇宙航行体40の
光アンテナ10に対応して搭載される。この反射部31
は、宇宙航行体40の光アンテナ10から射出されて宇
宙空間を伝搬して入射したレーダ光を反射して、その反
射レーダ光をレーダ光到来方向に射出する。
【0021】また、相手側宇宙航行体41には、例えば
波長800nmの通信光を出力するLD(Laser
Diode)等の通信用の光発振部32、及びAPD
(Avalanche Photo Diode)等の
通信用光検出器33がバンドパスフィルタ34及び集光
レンズ35を介在して上記宇宙航行体40の光アンテナ
10に対向して搭載される。このうち光発振部32は、
制御信号に応動して相手側通信光を上記レーダ光到来方
向に射出する。これにより、光発振部32から射出され
た相手側通信光は、宇宙航行体40の光アンテナ10に
向かって宇宙空間を伝搬される。
【0022】他方、光検出器33は、宇宙航行体40の
光アンテナ10から射出された通信光が宇宙空間を伝搬
して通信光用バンドパスフィルタ34及び集光レンズ3
5を介して入力され、ここに、その出力信号に基づいた
宇宙航行体側との無線光通信が行われる。
【0023】上記構成において、第2の光発振部16か
ら出力されたレーダ光は、第2のビームスプリッタ14
で反射されて第1のビームスプリッタ13を介して走査
鏡11に導かれ、該走査鏡11で反射されて光アンテナ
10を介して相手側宇宙航行体41に向けて射出され
る。このレーダ光は、宇宙空間を伝搬して相手側宇宙航
行体41の反射部31に導かれて、該反射部31で反射
され、反射レーダ光として、再び宇宙航行体40の光ア
ンテナ10まで伝搬されて該光アンテナ10で受信さ
れ、走査鏡11に入力される。
【0024】この反射レーダ光は、走査鏡11を介して
第1のビームスプリッタ13の透過光路に導かれ、該第
1のビームスプリッタ13を透過して第3のビームスプ
リッタ17の入力光路に導かれる。すると、この反射レ
ーダ光は、第3のビームスプリッタ17で分配されて、
光分波器24及びバンドパスフィルタ19に導かれる。
このうちバンドパスフィルタ19に導かれた反射レーダ
光は、集光レンズ20を介して光検出器18に入力され
る。
【0025】光検出器18は、入力した反射レーダ光に
基づいてレーダ光の角度誤差を求めて、角度制御部21
に出力する。同時に、角度制御部21には、角度検出セ
ンサ22の検出信号が入力され、この検出信号と角度誤
差に基づいて相手側宇宙航行体の方位角を算出し、その
方位角情報により走査鏡駆動部12を駆動制御して、走
査鏡11の傾き角を制御し、光アンテナ10の指向方向
を制御する。この際、角度制御部21は、算出した方位
角情報をランデブードッキング制御部23に出力する。
【0026】他方、光分波器24は、入力した反射レー
ダ光を透過して、この反射レーダ光をバンドパスフィル
タ29及び集光レンズ30を介して光検出器28に出力
する。光検出器28は、入力した反射レーダ光に基づい
た出力信号をランデブードッキング制御部23に出力す
る。
【0027】ランデブードッキング制御部23は、入力
した出力信号に基づいて相手側宇宙航行体41との相対
距離及び速度を算出して、この相対距離、速度及び上記
方位角情報とに基づいて宇宙航行体40を航行制御し
て、相手側宇宙航行体41とのランデブードッキングを
実行する。
【0028】同時に、第1の光発振部15から出力され
た通信光は、第2のビームスプリッタ14を透過して第
1のビームスプリッタ13に導かれて、走査鏡11に導
かれ、該走査鏡11で反射されて光アンテナ10を介し
て相手側宇宙航行体41に向けて射出される。
【0029】この通信光は、宇宙空間を伝搬して相手側
宇宙航行体41の光検出器33にバンドパスフィルタ3
4及び集光レンズ35を介して入力される。この光検出
器33は、入力した通信光に基づいた出力信号を生成
し、ここに、宇宙航行体40との無線光通信が実行され
る。
【0030】また、相手側宇宙航行体41は、その光発
振部32がレーダ光の到来方向に相手側通信光を射出す
る。すると、相手側通信光は、指向制御されている宇宙
航行体40の光アンテナ10に向かって宇宙空間を伝搬
して光アンテナ10に導かれる。この光アンテナ10で
受信した相手側通信光は、走査鏡11を介して第1のビ
ームスプリッタ13の透過光路に入力される。
【0031】第1のビームスプリッタ13は、相手側通
信光を第3のビームスプリッタ17に出力する。第3の
ビームスプリッタ17は、相手側通信光を透過して光分
波器24に出力する。光分波器24は、入力した通信光
をバンドパスフィルタ26及び集光レンズ27を介して
光検出器25に出力する。この光検出器25は、入力し
た相手側通信光に基づいた出力信号を生成し、ここに、
相手側宇宙航行体41との無線光通信が実行される。
【0032】そして、上記ランデブードッキング制御部
23により、宇宙航行体40及び相手側宇宙航行体41
は、ランデブードッキングが完了されると、その完了状
態において、宇宙航行体40の第1の発振部15からの
通信光が上記光アンテナ10を含む光路で相手側宇宙航
行体41の光検出器33に入力され、無線光通信が実行
される。同時に、相手側宇宙航行体41の光発振部32
から射出される相手側通信光は、光アンテナ10を含む
光路で同様に宇宙航行体40の光検出器25に入力され
て無線光通信が行われる。
【0033】このランデブードッキング状態において、
宇宙航行体40の走査鏡11は、その傾き角が収束状態
となり、以後、その傾き角を制御することなく、光アン
テナ10を介して相互の通信光及び相手側通信光の送受
が行われて光通信が可能となる。
【0034】このように、上記光通信システムは、宇宙
航行体40と相手側宇宙航行体41とのランデブードッ
キングに供するために、これら宇宙航行体40と相手側
宇宙航行体41との相対距離、速度及び方位角を検出す
る光測距用の光アンテナ10を利用して、これら宇宙航
行体40と相手宇宙航行体41との間の無線光通信を実
行するように構成した。
【0035】これによれば、一つの光アンテナ10を用
いて光測距と、光通信とを構成することが可能となるこ
とにより、その構成部品が軽減されるため、宇宙航行体
システムの小形・軽量化を確保したうえで、最近の宇宙
開発において研究されている通信の多様化が実現され
る。
【0036】また、光アンテナ10を含む光測距系を、
ランデブードッキング系と兼用することが可能となるこ
とにより、搭載部品の軽減が図れるために、宇宙開発で
強く要請されている省電力化の促進と共に、宇宙航行体
設計上の自由度の向上が図れる。
【0037】なお、上記実施の形態では、相手側宇宙航
行体41との相対距離、速度及び方位角を検出してラン
デブードットキング動作に供するための光測距系を利用
して構成した場合で説明したが、これに限ることなく、
他の目的で宇宙航行体間を光測距する光測距手段を利用
して構成することも可能であり、略同様の効果が期待さ
れる。
【0038】また、上記実施の形態では、レーダ光、通
信光及び相手側通信光の波長を異なるように構成した
が、これに限ることなく、同一波長のレーダ光、通信光
及び相手側通信光を用いて構成することも可能である。
但し、この場合、宇宙航行体側に電気的に信号を分離す
る機能を備える必要がある。よって、この発明は、上記
実施の形態に限ることなく、その他、この発明の要旨を
逸脱しない範囲で種々の変形を実施し得ることは勿論の
ことである。
【0039】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、簡易な構成で、小形・軽量化を確保し得、且つ、通
信の多様化を図り得るようにした光通信システムを提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態に係る光通信システム
を示した図。
【図2】図1の宇宙航行体と相手側宇宙航行体との光通
信状態を示した図。
【図3】図1の相手側宇宙航行体の構成を示した図。
【符号の説明】
10…光アンテナ。 10a…主反射鏡。 10b…副反射鏡。 11…走査鏡。 12…走査鏡駆動部。 13…第1のビームスプリッタ。 14…第2のビームスプリッタ。 15…第1の光発振部。 16…第2の光発振部。 17…第3のビームスプリッタ。 18,25,28,33…光検出器。 19,26,29,34…バンドパスフィルタ。 20,27,30,35…集光レンズ。 21…角度制御部。 22…角度検出センサ。 23…ランデブードッキング制御部。 24…光分波器。 31…反射部。 32…光発振部。 40…宇宙航行体。 41…相手側宇宙航行体。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測距部及び光通信部が設けられる第1
    の宇宙航行体と、 測距用レーダ光を前記第1の宇宙航行体に向けて射出
    し、該第1の宇宙航行体の被測距部で反射した前記レー
    ダ光の反射レーダ光を受光する光アンテナが指向制御自
    在に搭載された第2の宇宙航行体と、 前記光アンテナで受光した反射レーダ光に基づいて前記
    第2の宇宙航行体と前記第1の宇宙航行体との相対距
    離、速度及び方位角を検出する光測距手段と、 この光測距手段で検出した前記第2の宇宙航行体の方位
    角情報に基づいて前記光アンテナを前記第1の宇宙航行
    体の被測距部及び光通信部に指向制御する制御手段と、 前記光アンテナに通信光を射出して前記第1の宇宙航行
    体の光通信部に送信し、且つ前記第1の宇宙航行体の光
    通信部から射出された相手側通信光が前記光アンテナを
    介して受信され、前記第1の宇宙航行体の光通信部との
    光通信を行う光通信手段とを具備した光通信システム。
  2. 【請求項2】 前記レーダ光、通信光及び相手側通信光
    は、それぞれ波長が異なることを特徴とする請求項1記
    載の光通信システム。
  3. 【請求項3】 前記測距手段は、第2の宇宙航行体と第
    1の宇宙航行体とのランデブードッキングに供するラン
    デブードッキングシステムを構成することをことを特徴
    とする請求項1又は2記載の光通信システム。
  4. 【請求項4】 前記光アンテナは、第2の宇宙航行体と
    第1の宇宙航行体とがドッキングした状態において、相
    互間の光通信に供する光路を構成することを特徴とする
    請求項3記載の光通信システム。
JP2265996A 1996-02-08 1996-02-08 光通信システム Pending JPH09214415A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023163039A1 (ja) * 2022-02-22 2023-08-31 株式会社ワープスペース 通信計画装置、衛星、および衛星システム

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WO2023163039A1 (ja) * 2022-02-22 2023-08-31 株式会社ワープスペース 通信計画装置、衛星、および衛星システム

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