JPH09212640A - 多階調縁取りデータ生成装置及びその方法 - Google Patents
多階調縁取りデータ生成装置及びその方法Info
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Abstract
を生成すれば、生成された白抜き文字における文字部分
の色に対して、その輪郭部分の色を変更する場合、その
文字部分の階調値がその輪郭部分の階調値と同じため
に、それらを区別をすることが困難であった。 【解決手段】 3つ以上の階調である多階調により構成
され、画像を形成する多階調データにおけるその画像の
画素の各々を、所定の反転規則に従って反転して、多階
調の反転データを生成する多階調データ反転手段2と、
その多階調データを用いて得られる幅太データを送出す
る幅太データ生成手段3と、その幅太データにその反転
データの一部を上書きして、多階調の縁取りデータを生
成する反転データ上書き手段4とを備えた多階調縁取り
データ生成装置によれば、多階調データを用いて、美し
い多階調縁取りデータを容易に生成することができる。
Description
いて多階調縁取りデータを生成する多階調縁取りデータ
生成装置及びその方法に関するものである。
置においては、文字を構成する画素が例えば白と黒等の
2色のデータに縁取りを施すものである。縁取り文字
は、文字を際立たせる等の目的で文字の周囲を同一色で
取り囲んだ文字を指す。なお、この縁取り文字によく似
た文字に白抜き文字がある。白抜き文字とは、文字の輪
郭部分を残して内側をくり抜いた文字である。
を生成する方法は、特許公開番号H05-336368に記述され
ている。この方法及びその装置について説明する。図2
は従来の白抜きデータ生成装置の構成図である。5は多
階調データ保持手段、6は多階調データ反転手段、7は
多階調幅太データ生成手段、8は反転データ上書き手段
である。このように構成されている白抜きデータ生成装
置について、その方法とともにその動作を説明する。
ば図16のような白抜きを行う多階調のデータが格納さ
れている。
階調データ保持手段5に格納されている多階調データの
反転を行う(図20参照)。
で多階調幅太データの生成を行う。
3で詳細に説明する。まず、多階調データシフト手段9
でデータのシフトを行い、各々のシフトされたデータを
多階調データ合成手段11で合成を行う。そして、多階
調データ2階調化手段10で多階調データの2値化を行
う。次に2値データ上書き手段12でこの2値化された
データを合成したデータに上書きを行う。繰り返し制御
手段13によって2回繰り返して生成される幅太データ
は図21のようになる。
より、生成された幅太データに多階調反転データの上書
きを行い、図22のような多階調白抜きデータを生成す
る。
来の装置又はその方法では、生成された白抜き文字にお
ける文字部分の色に対して、その輪郭部分の色を変える
場合、その文字部分の階調値がその輪郭部分の階調値と
同じために、それらを区別をすることが困難であった。
の色をその文字部分の色と同じにして、その最外周の輪
郭部分の1つ内側の1番濃い色を別の色に変更すると、
文字に縁取りがなされたことにはならず、新たな課題が
生じる。
き文字等を別の画像上に配置する場合、その文字がその
別の画像になじまないという問題点があった。
決するもので、多階調データを用いて容易に縁取りを施
すことができ、書体や出力デバイスに応じた美しい多階
調縁取りデータを出力することを可能とする多階調縁取
りデータ生成装置及びその方法を提供することを目的と
する。
の請求項1記載の本発明は、3つ以上の階調である多階
調により構成され、画像を形成する多階調データにおけ
るその画像の画素の各々を、所定の反転規則に従って反
転して、反転データを生成する多階調データ反転手段
と、前記多階調データを用いて、幅太データを生成又は
読み出す幅太データ生成手段と、前記幅太データに前記
反転データの一部を上書きして、多階調の縁取りデータ
を生成する反転データ上書き手段とを備えたことを特徴
とする多階調縁取りデータ生成装置である。
前記幅太データとは、前記文字の輪郭よりも大きい輪郭
の文字を形成するデータであるとしてもよい。
階調データを2階調データに変更する2階調化手段と、
前記2階調データをシフトして、複数のシフトデータを
生成するデータシフト手段と、前記複数のシフトデータ
を合成して、2階調合成データを生成するデータ合成手
段と、前記多階調データに関するデータをシフトして、
複数の多階調シフトデータを生成する多階調データシフ
ト手段と、前記複数の多階調シフトデータを合成して、
多階調合成データを生成する多階調データ合成手段と、
前記多階調合成データに前記2階調合成データの全部又
は一部を上書きして、前記幅太データを生成する2階調
データ上書き手段とにより構成されるとしてもよい。
階調データの全部又は一部の画素の各々に、ブレンドフ
ラグを付与するブレンド領域フラグ付与手段を更に備
え、前記多階調データシフト手段は、前記ブレンド領域
フラグ付与手段により処理された多階調データをシフト
して、前記複数の多階調シフトデータを生成し、前記ブ
レンドフラグは少なくとも1種類あり、前記ブレンドフ
ラグが付与された画素の値は、前記多階調の縁取りデー
タにより形成される文字の画像が別の画像上に配置され
る場合、そのブレンドフラグに従って、そのブレンドフ
ラグが付与された画素に対応する前記別の画像における
画素値とブレンドされるとしてもよい。
階調データの全部又は一部の画素の各々を、ブレンド階
調値に変更するブレンド階調値化手段を更に備え、前記
多階調データシフト手段は、前記ブレンド階調値化手段
により処理された多階調データをシフトして、前記複数
の多階調シフトデータを生成し、前記ブレンド階調値は
少なくとも1種類あり、前記ブレンド階調値に変更され
た画素の値は、前記多階調の縁取りデータにより形成さ
れる文字の画像が別の画像上に配置される場合、そのブ
レンド階調値に変更された画素に対応する前記別の画像
における画素値とブレンドされるとしてもよい。
階調データを2階調データに変更する2階調化手段と、
前記2階調データをシフトして、複数のシフトデータを
生成するデータシフト手段と、前記複数のシフトデータ
を合成して、前記幅太データを生成するデータ合成手段
とにより構成されるとしてもよい。
幅太データを記憶している幅太データ保持手段により構
成され、前記幅太データ保持手段は、前記多階調データ
に対応する幅太データを読み出すとしてもよい。
は、シフトの方向を設定するシフト方向設定手段を更に
備え、前記幅太データ生成手段は、前記シフト方向設定
手段により設定されたシフトの方向と前記多階調データ
を用いて、前記幅太データを生成するとしてもよい。
は、縁取りの階調を設定する縁取り階調値設定手段を更
に備え、前記幅太データ生成手段は、前記縁取り階調値
設定手段により設定された階調値と前記多階調データと
を用いて、前記幅太データを生成するとしてもよい。
階調データを受信して、その受信した多階調データを処
理データとして送信する繰り返し手段と、その繰り返し
手段から送信される処理データを用いて、前記幅太デー
タに関するデータを生成し、その生成したデータを前記
繰り返し手段に返信するデータ生成手段とにより構成さ
れ、前記繰り返し手段は、前記データ生成手段から返信
されるデータを受信して、その受信したデータを前記処
理データとして送信する処理を所定の回数だけ繰り返
し、前記繰り返し手段は、前記データ生成手段から返信
されるデータを受信し、その受信したデータが前記所定
の回数だけ前記処理データとして送信されたデータであ
れば、その受信したデータを前記幅太データとするとし
てもよい。
の階調値に基づいて、前記多階調データにより形成され
る画像の全部又は一部における各画素の階調値を変更し
て、前記反転データを生成する多階調データ反転階調値
算出手段により構成されるとしてもよい。
階調データをシフトすることにより前記幅太データを生
成するとしてもよい。
階調データにより形成される画像の全部又は一部におけ
る各画素に対して、その画素の値とその近傍にある各画
素値とを考慮して、前記幅太データを生成するとしても
よい。
である多階調により構成され、文字の画像を形成する多
階調データを用いて、幅太データを生成する幅太データ
生成手段と、前記幅太データにおける画素の各々が、前
記文字の輪郭内の画素であるか否かを判定する近傍画素
判定手段と、前記文字の輪郭内の画素であると判定され
た画素の各々を、その画素の値の反転階調値に変更する
多階調データ反転階調値化手段と、前記文字の輪郭内の
画素でないと判定された画素の各々に対して、その判定
された画素の近傍の各画素に前記文字の輪郭内に位置す
る画素が含まれていれば、その判定された画素の値とそ
の近傍の各画素の値とを考慮して、その判定された画素
の値を変更する縁取り付き幅太データ生成手段とを備え
たことを特徴とする多階調縁取りデータ生成装置であ
る。
調である多階調により構成され、文字の画像を形成する
多階調データにおける画像の各画素が、その文字の輪郭
内の画素であるか否かを判定する画素階調値判定手段
と、その画素階調値判定手段により前記文字の輪郭内の
画素であると判定された画素である前景画素の各々につ
いて、その前景画素の値に対する反転階調値を求めて、
その前景画素の値をその反転階調値に変更する多階調デ
ータ反転階調値化手段と、前記画素階調値判定手段によ
り前記文字の輪郭内の画素でないと判定された画素であ
る背景画素の各々について、その背景画素の近傍に位置
する各画素に前記前景の画素が含まれていれば、その背
景画素の値とその近傍に位置する各画素の値とを考慮し
て、その背景画素の値を変更する縁取り階調値設定手段
とを備えたことを特徴とする多階調縁取りデータ生成装
置である。
調である多階調により構成され、画像を形成する多階調
データにおけるその画像の画素の各々を、所定の反転規
則に従って反転して、反転データを生成し、前記多階調
データを用いて、幅太データを生成し又は読み出し、前
記幅太データに前記反転データの一部を上書きして、多
階調の縁取りデータを生成することを特徴とする多階調
縁取りデータ生成方法である。
前記幅太データとは、前記文字の輪郭よりも大きい輪郭
の文字を形成するデータであるとしてもよい。
タを2階調データに変更し、その2階調データをシフト
して、複数のシフトデータを生成し、その複数のシフト
データを合成して、2階調合成データを生成し、前記多
階調データに関するデータをシフトして、複数の多階調
シフトデータを生成し、その複数の多階調シフトデータ
を合成して、多階調合成データを生成し、その多階調合
成データに前記2階調合成データの全部又は一部を上書
きすることにより生成されるとしてもよい。
前記多階調データの全部又は一部の画素の各々に、ブレ
ンドフラグを付与し、そのブレンドフラグが付与された
多階調データをシフトすることにより生成され、前記ブ
レンドフラグは少なくとも1種類あり、前記ブレンドフ
ラグが付与された画素の値は、前記多階調の縁取りデー
タにより形成される文字の画像が別の画像上に配置され
る場合、そのブレンドフラグに従って、そのブレンドフ
ラグが付与された画素に対応する前記別の画像における
画素値とブレンドされるとしてもよい。
前記多階調データの全部又は一部の画素の各々を、ブレ
ンド階調値に変更し、そのブレンド階調値に変更された
多階調データをシフトすることにより生成され、前記ブ
レンド階調値は少なくとも1種類あり、前記ブレンド階
調値に変更された画素の値は、前記多階調の縁取りデー
タにより形成される文字の画像が別の画像上に配置され
る場合、そのブレンド階調値に変更された画素に対応す
る前記別の画像における画素値とブレンドされるとして
もよい。
タを2階調データに変更し、その2階調データをシフト
して、複数のシフトデータを生成し、その複数のシフト
データを合成することにより生成されるとしてもよい。
タに対応して、複数の幅太データを記憶している幅太デ
ータ記憶手段から読み出されるとしてもよい。
トの方向と前記多階調データを用いて生成されるとして
もよい。
値と前記多階調データとを用いて生成されるとしてもよ
い。
タを用いて、その幅太データを生成するための処理が所
定の回数だけ繰り返されることにより生成されるとして
もよい。
基づいて、前記多階調データにより形成される画像の全
部又は一部における各画素の階調値を変更することによ
り生成されるとしてもよい。
タをシフトすることにより生成されるとしてもよい。
タにより形成される画像の全部又は一部における各画素
に対して、その画素の値とその近傍にある各画素値とを
考慮して生成されるとしてもよい。
調である多階調により構成され、文字の画像を形成する
多階調データを用いて、幅太データを生成し、その幅太
データにおける画素の各々が、前記文字の輪郭内の画素
であるか否かを判定し、前記文字の輪郭内の画素である
と判定された画素の各々を、その画素の値の反転階調値
に変更し、前記文字の輪郭内の画素でないと判定された
画素の各々に対して、その判定された画素の近傍の各画
素に前記文字の輪郭内に位置する画素が含まれていれ
ば、その判定された画素の値とその近傍の各画素の値と
を考慮して、その判定された画素の値を変更することに
より多階調の縁取りデータを生成することを特徴とする
多階調縁取りデータ生成方法である。
調である多階調により構成され、文字の画像を形成する
多階調データにおける画像の各画素が、その文字の輪郭
内の画素であるか否かを判定し、前記文字の輪郭内の画
素であると判定された画素である前景画素の各々につい
て、その前景画素の値に対する反転階調値を求めて、そ
の前景画素の値をその反転階調値に変更し、前記文字の
輪郭内の画素でないと判定された画素である背景画素の
各々について、その背景画素の近傍に位置する各画素に
前記前景の画素が含まれていれば、その背景画素の値と
その近傍に位置する各画素の値とを考慮して、その背景
画素の値を変更することにより多階調の縁取りデータを
生成することを特徴とする多階調縁取りデータ生成方法
である。
て図面を参照しながら説明する。
の形態における多階調縁取りデータ生成方法およびその
装置について、その装置の構成図である図1を参照しな
がら説明する。図1において、1は多階調データ保持手
段、2は多階調データ反転手段、3は幅太データ生成手
段、4は反転データ上書き手段である。
施す対象となる多階調データの一例を示す図である図1
6を基にして説明する。その多階調データは、記号の
「+」を表し、予め作られたものである。多階調データ
保持手段1は、その多階調データを保持している。この
多階調データは、0から5までの合計6階調により構成
される。図16において、最小階調値である0が背景で
この例では白、最大階調値である5が前景で黒、最小階
調値と最大階調値の中間階調値である1から4までが順
に濃くなっていく灰色となっている。なお、図16で
は、これら階調の様子が疑似的に示されている。また、
階調数は、6階調以外でも構わないし、色も白、黒、灰
色ではなく、他の色でも構わない。
保持手段1に保持されている多階調データを反転して、
反転データを生成する。この場合、背景色と前景色を入
れ替え、また、中間階調色も濃いものは薄く、薄いもの
は濃くする。図20は、図16の多階調データを反転し
て生成した反転データを示す図である。この場合、それ
ぞれの画素を最大階調値5から減算を行ない、階調値0
の画素は5に、5の画素は0に、中間調色はそれぞれ1
は4、2は3、3は2、4は1となる。
1に保持されている多階調データを用いて、幅太データ
を生成する。図4は、この幅太データ生成手段3を詳細
に示した構成図である。14はブレンド領域フラグ付与
手段、15と15aはデータシフト手段、16は2階調
化手段、17は多階調データ合成手段、18は2階調値
上書き手段、20はデータ合成手段である。
の多階調データシフト手段に対応する。
調データ保持手段1に保持されている多階調データにブ
レンド領域を示すフラグ(以下、ブレンドフラグとい
う。)を付与する。図23は、図16に示す多階調デー
タにブレンドフラグを付与した例を示す図である。図2
3では、各ブレンドフラグは疑似的に示されている。図
23における0に該当する画素により構成される背景画
素には、ブレンドフラグは割り付けられない。この例で
は、それぞれ1から5までの値にそれぞれ5を加算して
6から10に変更している。これで、6から10までの
値を持つ画素はブレンド領域であることが分かる。この
ブレンドフラグは、本実施例の多階調縁取りデータ生成
装置又はその方法により生成された多階調の縁取りデー
タを、別の画像データ上に張り付ける場合に使用され
る。即ち、ブレンドフラグが付与されている多階調デー
タの各画素について、その画素に付与されているブレン
ドフラグの種類に従って、その画素の値は、その画素に
対応する前述の別の画像データの画素の値とブレンドさ
れる。
ラグ付与手段14で生成したブレンドフラグ付きの多階
調データのシフトを行う。例えば、上下左右の4方向に
1画素づつずらしてシフトを行い、シフトされた多階調
データを4つ生成する(図17参照)。このシフトを2
回繰り返して、2画素ずらした多階調データを生成す
る。データシフト手段15のシフトによって生成された
データを図37に示す。
ト手段15によりシフトが行われて生成された複数の多
階調データの合成を行う。この時に各データの同じ位置
の画素は、一番大きい階調値をその画素の階調値として
合成する。例えば、4つのシフトされた多階調データが
生成されている場合で、それぞれの各画素の階調値が
「6」「7」「8」「9」なら、「9」を採用する。多
階調データ合成手段17により合成されたブレンドフラ
グ付き多階調合成データを図38に示す。
段1に保持されている多階調データの中間調部分を全て
前景色に変更する。図19は、2階調化手段16により
変更された図16の多階調データを示す図である。すな
わち、図16における1から4の何れかに該当する中間
調部分の画素の全ては、図19に示すように前景の階調
値である5に変更される。これにより、図16の多階調
データは、2階調化手段16により、前景の階調値であ
る5と背景の階調値である0の2階調により構成される
データに変更される。このデータをデータシフト手段1
5aを用いて、上下左右の4方向に1画素分シフトす
る。そしてシフトされた4つの2階調データをデータ合
成手段20で合成して、2階調合成データを生成する。
データ合成手段20により合成された2階調合成データ
を図28に示す。この時の合成方法は、同じ位置の画素
が前景色であれば、その画素を前景色に変更する。
うにして生成されたブレンドフラグ付き多階調合成デー
タに2階調合成データを上書きして幅太データを生成す
る。すなわち、2階調データ上書き手段18は、図28
に示す2階調合成データにおける5の階調に該当する前
景の画素の各々を、その各々の画素に対応する図38に
示す多階調合成データにおける画素の各々に上書きし
て、幅太データを生成する。2階調データ上書き手段1
8により生成された幅太データを図24に示す。この2
階調データ上書き手段18の出力が、図1に示す幅太デ
ータ生成手段3の出力となる。
手段4は、幅太データ生成手段3で生成された幅太デー
タに多階調データ反転手段2で生成された反転データを
上書きする。すなわち、反転データ上書き手段4は、図
20に示す反転データにおいて背景に該当する階調値5
以外の階調値を有する各画素を、その各画素と同一の位
置にある幅太データの各画素に上書きする。反転データ
上書き手段4により上書きされた縁取りデータを図25
に示す。
したデータとシフト前のデータと大きさが変わらない
が、この部分は、広がった分シフト前のサイズを大きく
して処理を行ってもいいし、広がった後に、広がる前の
位置情報を保持しておいて処理をしても構わない。
分の階調値が異なるため、背景部分と、背景とのブレン
ドを行う部分と、文字部分が明確に判別されるので、背
景との合成が容易となる。
実施の形態の多階調縁取りデータ生成方法およびその装
置について説明する。第1の実施の形態での幅太データ
生成手段のブレンド領域フラグ付与手段14の代わりに
ブレンド階調値化手段19を備える。
ータ生成手段を詳細に示した構成図である。ブレンド階
調化手段19は、多階調データ保持手段1に保持された
多階調データの背景色以外の階調値をある一定のブレン
ド階調値、例えば、図19の黒い部分が階調値6である
ようなデータにする。このブレンド階調値データを第1
実施の形態同様にデータシフト手段15でシフトを行
い、多階調データ合成手段20で、シフトして生成され
た複数のデータを合成する。この時の合成方法も第一実
施の形態同様に同じ位置の画素が背景以外の色、つま
り、ブレンド階調値ならその画素をブレンド階調値に変
更する。このブレンド階調値データに2階調データを上
書きし、図26のような太幅データを生成する。
施の形態と同じようにして反転データを上書きし、図2
7のような縁取りデータが生成される。
分の区別がつけられる上に、ブレンド領域を示す階調が
1つなので、第一実施の形態の縁取りデータと比べてデ
ータ量が少なくてすむ。
実施の形態の多階調縁取りデータ生成方法およびその装
置について説明する。本実施の形態における幅太データ
生成手段は、第1の実施の形態での幅太データ生成手段
3の構成図である図4の代わりに、図6の構成を持つ。
本実施の形態の幅太データ生成手段は、2階調値化手段
16と、データシフト手段15aと、データ合成手段2
0を備えた構成となる。第1の実施の形態と同様に、2
階調値化手段16は多階調データの中間階調部分を全て
前景色に変更し、データシフト手段15aはデータシフ
トを1回行なって、データ合成手段20はそのシフトに
より生成された複数の2階調データの合成を行ない、図
28のような幅太データを生成する。図1の反転データ
上書き手段4は、この太幅データに反転データを上書き
して、図29のような縁取りデータを生成する。
ず、背景とブレンドする必要のない場合において効果的
であり、第1の実施の形態又は第2の実施の形態と比較
してデータ量が少なくてすむ。
実施の形態の多階調縁取りデータ生成方法およびその装
置について説明する。図7は、本実施の形態における多
階調縁取りデータ生成装置の構成図である。第1の実施
の形態での幅太データ生成手段3ではなく、幅太データ
保持手段21を備えることにより、幅太データを生成す
るのではなく、幅太データ保持手段21に保持された既
存の幅太データを用いて縁どり処理を行う。既存の幅太
データに反転した多階調データを上書きする点は第1の
実施の形態と同じである。
実施の形態の多階調縁取りデータ生成方法およびその装
置について説明する。図8は、本実施の形態における多
階調縁取りデータ生成装置の構成図である。本実施の形
態における多階調縁取りデータ生成装置は、第1の実施
の形態の構成にシフト方向設定手段22を加えた構成で
あり、シフト方向設定手段22においてシフトする方向
を設定して幅太データ生成手段3に与えることにより、
設定されたシフト方向で幅太データを生成する。シフト
方向を変更すると、例えば上下左右の4方向でシフトを
行うと、丸みを帯びた縁どりになり、4方向と右上、右
下、左上、左下の4方向を加えて8方向にしてシフトを
行うと角ばった印象の縁どりとなる。図30がシフトを
8方向にして生成した幅太データであり、図30の幅太
データを用いて生成した8方向で縁取られたデータが図
31である。
実施の形態の多階調縁取りデータ生成方法およびその装
置について説明する。図9は、本実施の形態における多
階調縁取りデータ生成装置の構成図である。第1の実施
の形態の構成に縁取り階調値設定手段23を加えた構成
であり、縁取り階調値設定手段23において設定した縁
取り階調値を幅太データ生成手段3に与えることにより
幅太データを生成する。第1の実施の形態の2階調化手
段16で、多階調データ保持手段1に保持された多階調
データの中間階調部分を全て設定された階調値に変更し
て幅太データを生成する。これより、縁取り部分が任意
の階調値を持つ多階調縁取りデータが生成される。
実施の形態の多階調縁取りデータ生成方法およびその装
置について説明する。図10は、本実施の形態における
多階調縁取りデータ装置の構成図である。本実施の形態
における多階調縁取りデータ装置は、第1の実施の形態
の構成にシフト方向縁取り階調値設定手段24を加えた
構成であり、シフト方向縁取り階調値設定手段24にお
いて設定した縁取り階調値とシフト方向を幅太データ生
成手段3に与えることにより幅太データを生成する。
8、上下左右の方向は階調値6を、右上、右下、左上、
左下の方向は階調値5の設定で生成されている。この幅
太データで生成された縁取り文字は図33のようにな
り、階調値5に設定する輝度を上げるにつれて縁取りが
丸みを帯び、下げるにつれて角ばった印象の縁取りにな
るので、第5の実施の形態よりもさらに適用範囲が広が
る。
実施の形態の多階調縁取りデータ生成方法およびその装
置について説明する。図11は、本実施の形態における
多階調縁取りデータ生成装置の構成図である。本実施の
形態における多階調縁取りデータ生成装置は、第1の実
施の形態の構成に繰り返し手段25を加えた構成であ
り、データ生成手段3aで生成された幅太データを繰り
返し手段25により再度データ生成手段3aの入力とし
て与えて幅太データを生成することにより、繰り返した
分太い幅を持った縁どりが施される。図34は8方向で
3回くり返して生成した幅太データであり、図34を使
用して縁取られたデータが図35である。このように、
縁取り幅を調整することができる。
実施の形態の多階調縁取りデータ生成方法およびその装
置について説明する。図12は、本実施の形態における
多階調縁取りデータ生成装置の構成図である。本実施の
形態における多階調縁取りデータ生成装置は、第1の実
施の形態の多階調データ反転手段2と反転データ上書き
手段4の代わりに、多階調データ反転階調値算出手段2
6と上書き手段4aを備えている。多階調データ反転階
調値算出手段26は、多階調データにより形成される画
像における画素の各々に対して、その画素が背景以外の
画素であれば、最高階調値からその画素値を減算して反
転階調値を算出する。上書き手段4aは、多階調データ
反転階調値算出手段26により算出された反転階調値を
幅太データ生成手段3で生成された幅太データに上書き
する。
用メモリが少なくかつ高速に縁取りデータが生成され
る。
実施の形態の多階調縁取りデータ生成方法およびその装
置について説明する。図13は、本実施の形態における
多階調縁取りデータ生成装置の構成図である。1は多階
調データ保持手段、3bは幅太データ生成手段、26a
は多階調データ反転階調値化手段、29aは近傍画素判
定手段、28は縁取り付き幅太データ生成手段である。
多階調データ保持手段1には縁取りを施す多階調データ
が保持されている。
ータから幅太データを生成する。幅太データ生成手段3
bは、第1の実施の形態のようにシフトして幅太データ
を生成するのではなく、多階調データにより形成される
画像における各画素の周囲に位置する画素(以後、近傍
画素という。)を考慮にいれて、幅太データを作成す
る。幅太データ生成手段3bは、第1の実施の形態にお
ける1回シフトにより作成される幅太データと同じもの
である(図18参照)。
を示す。近傍画素判定手段29は、その多階調データに
より形成される画像における各画素について、その画素
(以後、着目画素という。)の階調値と、その着目画素
の周囲に位置する各画素(以後、近傍画素という。)の
階調値を読み込む。画素階調値設定手段30は、その着
目画素の階調値とその近傍画素の階調値のうちの最大の
階調値をその着目画素の値に設定する。例えば、図36
の例では、着目画素をAとすると、その着目画素の階調
値と、その近傍のB,C,D,Eの画素の階調値とを比
較する。AからEまでの中で最も高い階調値はDの階調
値3なので、着目画素Aは階調値3となる。近傍を上下
左右の4画素で判定を行うと、上下左右4方向にシフト
して合成した時と同じデータになり、図36のデータ
は、図18と同一になる。8近傍で行う場合には、着目
画素の右上、右下、左上、左下の4画素を更に加えて判
定を行えば、8方向にシフトした時と同じデータにな
る。また、端の画素は、4画素若しくは8画素全てが揃
わないが、存在する画素の中で判断を行う。
傍画素判定手段29aと縁取り付き幅太データ生成手段
28は、幅太データ生成手段3bにより作成された幅太
データの何れかの画素値を、ブレンド階調値又は反転階
調に設定して縁取りデータを作成する(図25参照)。
画素の各々が、文字の輪郭内の画素(以後、前景の画素
という。)であるか、そうでない画素(以後、背景の画
素という。)であるかを判定する。
は、近傍画素判定手段29aにより前景の画素であると
判定された画素の反転階調値を計算して、その反転階調
値をその画素の値とする。
傍画素判定手段29aにより背景の画素であると判定さ
れた画素に対して縁取りデータ作成の処理を行う。即
ち、縁取り付き幅太データ生成手段28は、近傍画素判
定手段29aにより背景の画素であると判定された画素
に対して、その画素(以後、着目画素という。)の周囲
に位置する各画素(以後、近傍画素という。)が前景の
画素であるか背景の画素であるかを判定する。縁取り付
き幅太データ生成手段28は、近傍画素の全てが背景の
画素である場合、その着目画素に対しては何も行わな
い。これに対して、縁取り付き幅太データ生成手段28
は、近傍画素の何れかが前景の画素である場合、その着
目画素の階調値とその近傍画素の階調値のうちの最大の
階調値をその着目画素の値とするとともにブレンドフラ
グを付与し、又はその着目画素の値を所定のブレンド階
調値に変更する。
なく、第一実施の形態に比べて、メモリが少なく、か
つ、高速に生成することができる。
1の実施の形態の多階調縁取りデータ生成方法およびそ
の装置について説明する。図15は、本実施の形態にお
ける多階調縁取りデータ生成装置の構成図である。1は
多階調データ保持手段、26bは多階調データ反転階調
値化手段、27は画素階調値判定手段、29bは近傍画
素判定手段、31は縁取り階調値設定手段である。多階
調データ保持手段1には縁取りを施す多階調データが保
持されている。
により形成される画像における画素の各々が、その画像
の文字の輪郭内の画素(以後、前景の画素という。)で
あるか、そうでない画素(以後、背景の画素という。)
であるかを判定する。
画素階調値判定手段27により前景の画素であると判定
された画素について、その画素の反転階調値を計算し
て、その画素値をその反転階調値に変更する。
定手段27により背景の画素であると判定された画素に
ついて、その画素(以後、着目画素という。)の周囲に
位置する画素(以後、近傍画素という。)に前景の画素
が存在しているか否かを判定する。
定手段29bにより前景の画素が存在していると判定さ
れた場合、その着目画素とその近傍画素のうちの最大の
階調値をその着目画素の値とする。これに対して、縁取
り階調値設定手段31は、近傍画素判定手段29bによ
り前景の画素が存在しないと判定された場合、その着目
画素の値を変更せずにそのままの値とする。
レンドフラグが付与されていない図29のようなデータ
が、シフトデータや幅太データを生成することなく、第
3の実施の形態に比べて、メモリが少なく、かつ高速に
生成することができる。
多階調データを用いて、美しい多階調縁取りデータを容
易に生成することができる。
付与された多階調の縁取りデータを生成することができ
る。この縁取りデータを用いれば、別の画像とのブレン
ドが可能となり、より自然な画像の創作が可能となる。
変更された画素を有する多階調の縁取りデータを生成す
ることができる。この場合も別の画像とのブレンドが可
能となり、より自然な画像の創作が可能となる。また、
そのブレンド階調値を1つに限定すれば、縁取りデータ
のデ−タ量を少なくすることができ、画像処理における
メモリ使用量を削減することができる。
だけが多階調となる縁取りデータを生成することができ
る。この場合、ブレンド情報を持つ必要がなく、縁取り
データのデータ量を少なくすることができ、画像処理に
おけるメモリ使用量を削減することができる。
成した幅太データを利用して、またはそれを生成せず
に、予め記憶している複数の幅太データの内の該当する
幅太データを利用して、多階調の縁取りデータを生成す
ることができるため、幅広い用途に適用可能となる。
に設定できるので、例えば、4方向や8方向等の設定に
より、多階調データの持つ字形に適した縁取りデータを
生成することができる。
な階調値に設定できるので、その設定された縁取り階調
値を用いて幅太デ−タを生成することにより、多階調デ
ータの持つ字形に適した縁取りデータを生成することが
できる。
り階調値とを設定すれば、シフト方向によって縁取りす
る階調値を変更することができるので、多階調データの
持つ字形に適した縁取りデータを生成することができ
る。例えば、端の階調値に設定する輝度を調整して縁取
りの丸みを調整できるなど、さらに適した縁取りを施す
ことができる。
けることで、任意の縁取り幅をもった多階調縁取りデー
タを生成することができる。
成される画像における画素の各々に対して、その画素と
その近傍の各画素との比較に基づいて幅太データを生成
すれば、画像処理におけるメモリ使用量を削減すること
ができ、かつ高速に縁取りデ−タを生成することができ
る。
することなく縁取りデータを生成できるので、画像処理
におけるメモリ使用量を削減することができ、かつ高速
に縁取りデータを生成することができる。
りデータ生成装置の構成図
細な構成図
生成手段3の詳細な構成図
生成手段の詳細な構成図
生成手段の詳細な構成図
りデータ生成装置の構成図
りデータ生成装置の構成図
りデータ生成装置の構成図
取りデータ生成装置の構成図
取りデータ生成装置の構成図
取りデータ生成装置の構成図
縁取りデータ生成装置の構成図
縁取りデータ生成装置の構成図
トした時の図
タの図
タの図
タの図
タの図
タの図
タの図
たデータの例を示す図
されたデータの例を示す図
Claims (20)
- 【請求項1】 3つ以上の階調である多階調により構成
され、画像を形成する多階調データにおけるその画像の
画素の各々を、所定の反転規則に従って反転して、反転
データを生成する多階調データ反転手段と、 前記多階調データを用いて、幅太データを生成又は読み
出す幅太データ生成手段と、 前記幅太データに前記反転データの一部を上書きして、
多階調の縁取りデータを生成する反転データ上書き手段
とを備えたことを特徴とする多階調縁取りデータ生成装
置。 - 【請求項2】 前記画像とは、文字の画像であり、 前記幅太データとは、前記文字の輪郭よりも大きい輪郭
の文字を形成するデータであることを特徴とする請求項
1記載の多階調縁取りデータ生成装置。 - 【請求項3】 前記幅太データ生成手段は、 前記多階調データを2階調データに変更する2階調化手
段と、 前記2階調データをシフトして、複数のシフトデータを
生成するデータシフト手段と、 前記複数のシフトデータを合成して、2階調合成データ
を生成するデータ合成手段と、 前記多階調データに関するデータをシフトして、複数の
多階調シフトデータを生成する多階調データシフト手段
と、 前記複数の多階調シフトデータを合成して、多階調合成
データを生成する多階調データ合成手段と、 前記多階調合成データに前記2階調合成データの全部又
は一部を上書きして、前記幅太データを生成する2階調
データ上書き手段とにより構成されることを特徴とする
請求項2記載の多階調縁取りデータ生成装置。 - 【請求項4】 前記幅太データ生成手段は、前記多階調
データの全部又は一部の画素の各々に、ブレンドフラグ
を付与するブレンド領域フラグ付与手段を更に備え、 前記多階調データシフト手段は、前記ブレンド領域フラ
グ付与手段により処理された多階調データをシフトし
て、前記複数の多階調シフトデータを生成し、 前記ブレンドフラグは少なくとも1種類あり、 前記ブレンドフラグが付与された画素の値は、前記多階
調の縁取りデータにより形成される文字の画像が別の画
像上に配置される場合、そのブレンドフラグに従って、
そのブレンドフラグが付与された画素に対応する前記別
の画像における画素値とブレンドされることを特徴とす
る請求項3記載の多階調縁取りデータ生成装置。 - 【請求項5】 前記幅太データ生成手段は、前記多階調
データの全部又は一部の画素の各々を、ブレンド階調値
に変更するブレンド階調値化手段を更に備え、 前記多階調データシフト手段は、前記ブレンド階調値化
手段により処理された多階調データをシフトして、前記
複数の多階調シフトデータを生成し、 前記ブレンド階調値は少なくとも1種類あり、 前記ブレンド階調値に変更された画素の値は、前記多階
調の縁取りデータにより形成される文字の画像が別の画
像上に配置される場合、そのブレンド階調値に変更され
た画素に対応する前記別の画像における画素値とブレン
ドされることを特徴とする請求項3記載の多階調縁取り
データ生成装置。 - 【請求項6】 前記幅太データ生成手段は、 前記多階調データを2階調データに変更する2階調化手
段と、 前記2階調データをシフトして、複数のシフトデータを
生成するデータシフト手段と、 前記複数のシフトデータを合成して、前記幅太データを
生成するデータ合成手段とにより構成されることを特徴
とする請求項2記載の多階調縁取りデータ生成装置。 - 【請求項7】 前記幅太データ生成手段は、複数の幅太
データを記憶している幅太データ保持手段により構成さ
れ、 前記幅太データ保持手段は、前記多階調データに対応す
る幅太データを読み出すことを特徴とする請求項2記載
の多階調縁取りデータ生成装置。 - 【請求項8】 前記幅太データ生成手段は、 前記多階調データを受信して、その受信した多階調デー
タを処理データとして送信する繰り返し手段と、 その繰り返し手段から送信される処理データを用いて、
前記幅太データに関するデータを生成し、その生成した
データを前記繰り返し手段に返信するデータ生成手段と
により構成され、 前記繰り返し手段は、前記データ生成手段から返信され
るデータを受信して、その受信したデータを前記処理デ
ータとして送信する処理を所定の回数だけ繰り返し、 前記繰り返し手段は、前記データ生成手段から返信され
るデータを受信して、その受信したデータが前記所定の
回数だけ前記処理データとして送信されたデータであれ
ば、その受信したデータを前記幅太データとすることを
特徴とする請求項2記載の多階調縁取りデータ生成装
置。 - 【請求項9】 3つ以上の階調である多階調により構成
され、文字の画像を形成する多階調データを用いて、幅
太データを生成する幅太データ生成手段と、 前記幅太データにおける画素の各々が、前記文字の輪郭
内の画素であるか否かを判定する近傍画素判定手段と、 前記文字の輪郭内の画素であると判定された画素の各々
を、その画素の値の反転階調値に変更する多階調データ
反転階調値化手段と、 前記文字の輪郭内の画素でないと判定された画素の各々
に対して、その判定された画素の近傍の各画素に前記文
字の輪郭内に位置する画素が含まれていれば、その判定
された画素の値とその近傍の各画素の値とを考慮して、
その判定された画素の値を変更する縁取り付き幅太デー
タ生成手段とを備えたことを特徴とする多階調縁取りデ
ータ生成装置。 - 【請求項10】 3つ以上の階調である多階調により構
成され、文字の画像を形成する多階調データにおける画
像の各画素が、その文字の輪郭内の画素であるか否かを
判定する画素階調値判定手段と、 その画素階調値判定手段により前記文字の輪郭内の画素
であると判定された画素である前景画素の各々につい
て、その前景画素の値に対する反転階調値を求めて、そ
の前景画素の値をその反転階調値に変更する多階調デー
タ反転階調値化手段と、 前記画素階調値判定手段により前記文字の輪郭内の画素
でないと判定された画素である背景画素の各々につい
て、その背景画素の近傍に位置する各画素に前記前景の
画素が含まれていれば、その背景画素の値とその近傍に
位置する各画素の値とを考慮して、その背景画素の値を
変更する縁取り階調値設定手段とを備えたことを特徴と
する多階調縁取りデータ生成装置。 - 【請求項11】 3つ以上の階調である多階調により構
成され、画像を形成する多階調データにおけるその画像
の画素の各々を、所定の反転規則に従って反転して、反
転データを生成し、 前記多階調データを用いて、幅太データを生成し又は読
み出し、 前記幅太データに前記反転データの一部を上書きして、
多階調の縁取りデータを生成することを特徴とする多階
調縁取りデータ生成方法。 - 【請求項12】 前記画像とは、文字の画像であり、 前記幅太データとは、前記文字の輪郭よりも大きい輪郭
の文字を形成するデータであることを特徴とする請求項
11記載の多階調縁取りデータ生成方法。 - 【請求項13】 前記幅太データは、 前記多階調データを2階調データに変更し、 その2階調データをシフトして、複数のシフトデータを
生成し、 その複数のシフトデータを合成して、2階調合成データ
を生成し、 前記多階調データに関するデータをシフトして、複数の
多階調シフトデータを生成し、 その複数の多階調シフトデータを合成して、多階調合成
データを生成し、 その多階調合成データに前記2階調合成データの全部又
は一部を上書きすることにより生成されることを特徴と
する請求項12記載の多階調縁取りデータ生成方法。 - 【請求項14】 前記複数の多階調シフトデータは、 前記多階調データの全部又は一部の画素の各々に、ブレ
ンドフラグを付与し、 そのブレンドフラグが付与された多階調データをシフト
することにより生成され、 前記ブレンドフラグは少なくとも1種類あり、 前記ブレンドフラグが付与された画素の値は、前記多階
調の縁取りデータにより形成される文字の画像が別の画
像上に配置される場合、そのブレンドフラグに従って、
そのブレンドフラグが付与された画素に対応する前記別
の画像における画素値とブレンドされることを特徴とす
る請求項13記載の多階調縁取りデータ生成方法。 - 【請求項15】 前記複数の多階調シフトデータは、 前記多階調データの全部又は一部の画素の各々を、ブレ
ンド階調値に変更し、 そのブレンド階調値に変更された多階調データをシフト
することにより生成され、 前記ブレンド階調値は少なくとも1種類あり、 前記ブレンド階調値に変更された画素の値は、前記多階
調の縁取りデータにより形成される文字の画像が別の画
像上に配置される場合、そのブレンド階調値に変更され
た画素に対応する前記別の画像における画素値とブレン
ドされることを特徴とする請求項13記載の多階調縁取
りデータ生成方法。 - 【請求項16】 前記幅太データは、 前記多階調データを2階調データに変更し、 その2階調データをシフトして、複数のシフトデータを
生成し、 その複数のシフトデータを合成することにより生成され
ることを特徴とする請求項12記載の多階調縁取りデー
タ生成方法。 - 【請求項17】 前記幅太データは、前記多階調データ
に対応して、複数の幅太データを記憶している幅太デー
タ保持手段から読み出されることを特徴とする請求項1
2記載の多階調縁取りデータ生成方法。 - 【請求項18】 前記幅太データは、前記多階調データ
を用いて、その幅太データを生成するための処理が所定
の回数だけ繰り返されることにより生成されることを特
徴とする請求項12記載の多階調縁取りデータ生成方
法。 - 【請求項19】 3つ以上の階調である多階調により構
成され、文字の画像を形成する多階調データを用いて、
幅太データを生成し、 その幅太データにおける画素の各々が、前記文字の輪郭
内の画素であるか否かを判定し、 前記文字の輪郭内の画素であると判定された画素の各々
を、その画素の値の反転階調値に変更し、 前記文字の輪郭内の画素でないと判定された画素の各々
に対して、その判定された画素の近傍の各画素に前記文
字の輪郭内に位置する画素が含まれていれば、その判定
された画素の値とその近傍の各画素の値とを考慮して、
その判定された画素の値を変更することにより多階調の
縁取りデータを生成することを特徴とする多階調縁取り
データ生成方法。 - 【請求項20】 3つ以上の階調である多階調により構
成され、文字の画像を形成する多階調データにおける画
像の各画素が、その文字の輪郭内の画素であるか否かを
判定し、 前記文字の輪郭内の画素であると判定された画素である
前景画素の各々について、その前景画素の値に対する反
転階調値を求めて、その前景画素の値をその反転階調値
に変更し、 前記文字の輪郭内の画素でないと判定された画素である
背景画素の各々について、その背景画素の近傍に位置す
る各画素に前記前景の画素が含まれていれば、その背景
画素の値とその近傍に位置する各画素の値とを考慮し
て、その背景画素の値を変更することにより多階調の縁
取りデータを生成することを特徴とする多階調縁取りデ
ータ生成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04048996A JP3673002B2 (ja) | 1996-02-02 | 1996-02-02 | 多階調縁取りデータ生成装置及びその方法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04048996A JP3673002B2 (ja) | 1996-02-02 | 1996-02-02 | 多階調縁取りデータ生成装置及びその方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09212640A true JPH09212640A (ja) | 1997-08-15 |
JP3673002B2 JP3673002B2 (ja) | 2005-07-20 |
Family
ID=12582008
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04048996A Expired - Fee Related JP3673002B2 (ja) | 1996-02-02 | 1996-02-02 | 多階調縁取りデータ生成装置及びその方法 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007192752A (ja) * | 2006-01-20 | 2007-08-02 | Horon:Kk | エッジ検出方法およびエッジ検出装置 |
KR100760088B1 (ko) * | 1999-06-29 | 2007-09-18 | 마츠시타 덴끼 산교 가부시키가이샤 | 비트맵데이터 생성장치 및 지시장치 |
-
1996
- 1996-02-02 JP JP04048996A patent/JP3673002B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
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---|---|---|---|---|
KR100760088B1 (ko) * | 1999-06-29 | 2007-09-18 | 마츠시타 덴끼 산교 가부시키가이샤 | 비트맵데이터 생성장치 및 지시장치 |
JP2007192752A (ja) * | 2006-01-20 | 2007-08-02 | Horon:Kk | エッジ検出方法およびエッジ検出装置 |
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