JPH09211389A - 偏光性の加工による潜像等を含む画像の作製法及び潜像等を含む画像の形成装置 - Google Patents

偏光性の加工による潜像等を含む画像の作製法及び潜像等を含む画像の形成装置

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JPH09211389A
JPH09211389A JP8017493A JP1749396A JPH09211389A JP H09211389 A JPH09211389 A JP H09211389A JP 8017493 A JP8017493 A JP 8017493A JP 1749396 A JP1749396 A JP 1749396A JP H09211389 A JPH09211389 A JP H09211389A
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Akihiro Fujimura
明宏 藤村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 肉眼では一様に見えるが、偏光眼鏡をかけ
れば潜像が見える絵等を、容易に安価に生産しうるよう
にする等を目的とする。 【解決手段】 延伸したPVA(ポリビニールアルコ
ール)等の偏光板用基板に、偏光性を発現させうる沃素
入インク等で潜像を描き、それ以外の部分に偏光性を発
現させる作用はないが、色調は同じインクを塗り、目的
を達する。また、縦方向に延伸したPVA板に沃素入イ
ンクで多数の横方向平行線を印し、横方向に延伸したP
VA板に沃素入インクで多数の横方向平行線を印し、両
者の間隙が相互に補完されるように重ね、モザイク状偏
光板を得る、その他のバリエーションも得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は肉眼で見れば見えな
いが、偏光眼鏡をかけて見れば見える潜像を含む画像の
作製法及び表示装置等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】平成5年特許願第269408号「合成
画像システム」(特許出願人及び発明者藤村明宏)に
は、偏光板の上面にグラビア印刷等で半透明の潜像を描
き、その直下の偏光板の裏面に、潜像の補色の像を印刷
し、肉眼で見れば潜像は灰色に見え、かつ、偏光板の下
方に送られた紙面の、潜像の周囲に対応する部に灰色の
印刷がほどこされておれば、肉眼では全体が一様な灰色
に見えるが、偏光板と直交する偏光軸を持つ偏光眼鏡を
かけて見れば、潜像のみが見えるようになる技術が記さ
れている。
【0003】また、昭和60年特許願第194051号
「偏光板を用いた潜像を含む絵画」(特許出願人及び発
明者藤村明宏)には、偏光板中に金型を用いて潜像の形
を打ち抜き、その中に、周辺部とは辺光方向が直交する
別の偏光板をはめ込み、背面には潜像とは無関係の画像
を印した紙を張り付け、肉眼では紙面の像だけが見える
が、潜像と直交する偏光方向の眼鏡をかけて見れば、紙
面の画像上に潜像が重畳されて見える技術が記されてい
る。
【0004】前者は色彩や濃淡を任意に選んだ潜像を表
示できる利点はあるが、高度の高価な印刷技術を要し、
偏光板の厚みがあるため、斜めに見ると、表裏面の像が
ずれて見える欠点がある。後者は、技術的には容易であ
るが、金型の作製費が高価になり、細かな模様は描けな
い欠点がある。(レーザー光やウォータージェットを用
いて偏光板を切り抜いてもよいが、やはり高コストにな
る。)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の技
術の欠点を解消した、容易に、安価に製造し得る、斜め
に見ても、潜像の陽画と陰画がずれない、肉眼では見え
ないが、偏光眼鏡をかければ見える、潜像を含む画像の
作製法及びそれを応用した表示装置を得ようとするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】延伸したポリビニールア
ルコール等の偏光板の基板に、沃素等の偏光性を強化す
る物質を含むインクを用いて潜像の陽画または陰画を描
き、それ以外の基板面に偏光性を強化する作用のない同
色のインクを塗布し、色彩も濃淡も一様な面を形成させ
る等して、肉眼では見えないが、偏光眼鏡をかければ見
える潜像を簡単に、安価に製作し得るようにする。この
基本技術を応用し、縦方向に延伸したPVA板に、沃素
入インクを用いて多数の横方向平行線を描いた垂直偏光
板に、横方向に延伸したPVA板に、沃素入インクを用
いて多数の横方向平行線を描いた水平偏光板を、両平行
線が相互に間隙を埋めるように重ねて張り合わせ、モザ
イク状偏光板を得る、その他のバリエーションを得る。
【0007】
【実施例】図1は本発明の作製法を実施する際に用いる
補強板付ポリビニールアルコール(PVA)板の平面
図。図2はその縦断面図。図3は顕像紙5の平面図。図
4は完成品の縦断面図である。1は厚さ0.1mm程度の
左右に延伸して分子を配向したPVA板。2はその下面
に張り付けたトリアセテート(TCA)等から成る透明
な補強板。3はPVA板の上に印した魚形の沃素を含む
インクを塗布した偏光性潜像部。4はその周囲の、潜像
部3と同色で、濃淡も同じ顔料を含むインクを塗布した
非偏光性周辺部。5はその上に張り付けた池の絵が印刷
された顕像紙である。
【0008】次に、この作製法を記す。延伸したPVA
板1に補強板2を張り付け、沃素を含む水性インクを用
いて、魚形の潜像部3を印刷する。このインクはPVA
板1の表面に染み込み、PVAのみでは僅かしか生じな
い偏光性を著しく強化する。
【0009】ついで、肉眼には沃素と同じ色に見える顔
料粒子を含む印刷インクを用いて、非偏光性周辺部4を
印刷する。この顔料粒子はPVAの分子間の狭い透き間
に入る事はできないので、表面に付着した状態となり、
PVA板の弱い偏光性に変化は起こらない。次に、粘着
性の接着剤等を塗布した顕像紙5を潜像部3と周辺部4
に張り付け、完成品を得る。
【0010】完成品の上下を逆転し、上から肉眼で見れ
ば、潜像部3と周辺部4の色及び透光率は等しく、潜像
の魚は見えず、顕像紙5の池の絵のみが見える。ここ
で、垂直偏光板を用いた偏光眼鏡をかけて見ると、顕像
紙5から反射する光は潜像部3を通過する際、水平偏光
になっており、偏光眼鏡で遮断されるが、周辺部4を通
過する光はPVA板1で、ごく弱く水平偏光になるのみ
であり、潜像部3は黒い色の魚に見え、周辺部4の透過
光による顕像紙5の池の絵は、ほとんど変化せず、池の
中に黒い魚が現れる事になる。
【0011】この顕像紙5には種々の絵を周知の印刷法
で印刷したり、写真の印画紙を用いれば、容易に造り得
るが、PVA板2に偏光性潜像部3と非偏光性周辺部4
を形成させる方法は種々可能で、次にその例を記す。図
5はオフセット印刷用の平版の平面図で、6はその上面
に通常の製版法で焼付けた魚形の親水面。7はその周辺
部に形成された親油面である。
【0012】この版をオフセット印刷機にかけ、ローラ
ーで水を版面に塗れば、親水面6に水が付き、次にロー
ラーで非偏光性顔料を含む油性インクを塗れば、インク
は親油面7にのみ付き、それをPVA板に転写し、非偏
光性周辺部4を形成させる。ついで、図5と同じ版の親
油面7に透明な油を塗り、親水面6に沃素を含む水性イ
ンクを付け、周辺部4が既に印刷されているPVA板の
空白部に転写し、偏光性潜像部3を形成させる。
【0013】なお、図5の平版にまず、沃素を含む水性
インクを塗り、親水部6に付着させ、次に親油性インク
を親油部7に付着させ、PVA板1に転写してもよい。
凸版または平版で、親水部6の版と、親油部7の版を造
り、PVA板に順次、水性インクと油性インクで印刷し
てもよい。周辺部4に対応する凸版に、水または有機溶
媒に溶かしたPVA・アセテート・パラフィン・その他
の物質を溶かしたインクを用い、PVA板1に印刷し、
バリアを形成させ、沃素を含む水性インクを全面に一様
に塗り、潜像部3の部のみで沃素を延伸したPVA板に
吸収させ、偏光性潜像を形成させてもよい。
【0014】この場合、顕像紙5に水溶性接着剤に沃素
を含ませた物を塗り、その上にバリア付のPVA板を重
ねてもよい。PVA板に、撥水性で低融点の非偏光性ト
ナーを用い、周辺部を電子複写し、残る部に沃素入水溶
性インクを塗り、偏光性潜像を形成させてもよい。錐直
な細い柄を取り付けた厚さ2mm程度の潜像形の版を造
り、沃素入インクを塗って、PVA面に押し当て、同時
にその周囲に非偏光性のインクを噴霧し、潜像と周辺部
を形成させてもよい。
【0015】透明フィルムに撥水性非偏光性インクで周
辺部を印刷し、ついで、それに沃素入インクを塗り、P
VA板に押し当ててもよい。PVA板に、沃素の色には
影響しない塩素その他の脱色剤や変色剤で、脱色や変色
を起こす非偏光性の染料を一様に塗り、沃素と脱色剤や
変色剤を含むインクをその上に塗り、潜像を形成させて
もよい。
【0016】透明板に沃素入インクを一様に塗り、乾燥
後、水のみで潜像を印刷したPVA板を重ね、沃素を含
浸させ、偏光性潜像を形成させてもよい。この場合、乾
燥前に、周辺部に粘着剤を印刷したPVA板を重ね、潜
像を形成させてもよい。PVA板に沃素入インクで潜像
を印刷し、同じインクで非偏光性の透明フィルムに周辺
部を印刷し、両者を粘着剤等で張り合わせてもよい。
【0017】PVA板に沃素入インクで潜像を印刷した
後、非偏光性で、接着性のあるインクで周辺部を印刷し
た透明フィルムを張り付けてもよい。非偏光性インクを
含むパラフィンや低融点合成樹脂の熔融液を顕像紙5上
に厚く塗り、潜像形に切り抜いたPVA板をその上に押
し当て、沃素入インクをPVA板上に噴霧してもよい。
(このようにすれば、高架なPVA板の使用量が少なく
てよい。予めPVA板に沃素入インクを塗っておいても
よい。)PVA板に沃素入インクで潜像を印刷し、同じ
インクを用いて顕像紙5に周辺部を印刷し、乾燥後、両
者を透明な接着剤で張り合わせてもよい。
【0018】周辺部のみを描いた白紙を写真撮影し、そ
のポジフィルムを顕像紙5上に張り付け、沃素入インク
で染めたPVA板を切り抜いた潜像をその上に張り付
け、透明な溶融パラフィンや粘着剤をかけ、透明板をそ
の上に重ねてもよい。PVA板1に一様に沃素を塗り、
ガラス面に黒く魚の形を描いたシャドーマスクをかぶ
せ、強いレーザーパルスを照射し、魚形の部分以外を高
温に加熱してPVAを溶融させ、配向性を消去してもよ
い。
【0019】レーザー光を照射する代わりに、加熱した
凸版を当て、PVAの配向性を消失させてもよい。PV
A板1の表面に紫外線等の光を当てれば硬化するフォト
レジストを一様に塗り、シャドーマスクをかけて光を照
射し、魚形以外の部を硬化させ、非硬化部のフォトレジ
ストを除去し、全面に一様に沃素入の水性インクを塗
り、魚形の部分のPVAのみに沃素を含浸させてもよ
い。
【0020】潜像の形、顕像紙の絵等は任意に選ぶ事が
できる。潜像3の輪郭中に、非偏光性のインクで描いた
直径0.1mm程度の多数の点や、線を印し、偏光眼鏡で
見た際、魚体に濃淡や模様が見えるようにしてもよい。
透明な補強板2に潜像を印刷し、顕像紙5を白紙にして
もよい。潜像を印刷する際、沃素に他の色の色素を加え
たり、沃素以外の偏光性色素を用いてもよい。(周辺部
には、それに合わせた色を用いる。) 図6は上記のような製法で造られた連続画像フィルムを
用いたスライドプロジェクターの主要部分の平面図であ
る。
【0021】8は映写用ランプ。9は多数のコマが撮影
されている通常のスライド用連続フィルム。10はその
前面に重ねられた、上記の方法で、種々の潜像を印され
た連続潜像フィルム。11はレンズ。12はスクリーン
である。ランプ8から出た光はフィルム9の一コマと、
フィルム10の一コマを通り、レンズ11でスクリーン
12に投映される。
【0022】スクリーンを肉眼で見れば、フィルム9の
顕像のみが見えるが、偏光眼鏡をかけて見れば、フィル
ム10中の潜像が顕像に重畳されて見える。図示しない
駆動装置で、フィルム9や10を適宜駆動すると、異な
る顕像がスクリーンに映り、偏光眼鏡をかけて見れば、
異なる潜像が現れる。なお、スライドフィルム9の代わ
りに、液晶ビデオプロジェクターを用いたり、CRT画
面を用いてもよい。
【0023】その場合、スクリーンに投映してもよい
が、フィルム10を通して、背後の画面を見るようにし
てもよい。図7は本発明を立体映画にも用い得るシステ
ムに応用した場合の平面図。図8は潜像と顕像を含むフ
ィルム14の正面図。図9はスクリーン19の拡大縦断
面図。図10はスクリーン19を構成するモザイク状垂
直偏光板21と、モザイク状水平偏光板22の正面図で
ある。
【0024】13は映写用ランプ。14は潜像と顕像を
含むフィルムで、図8のように、透光率50%程度の垂
直偏光部から成る三角形の潜像15と、透光率75%程
度の垂直偏光部から成る四角形の顕像16と、透光率5
0%程度の非偏光性周辺部17とを有する。18はレン
ズ。19はスクリーンである。図9の20はスクリーン
19の半透明散乱板で、厚さ0.1mm程度のポリエステ
ル樹脂等から成り、白色顔料を煉り込むか、後面に半径
0.05mm程度の半球形の多数の凹みを設けたスリガラ
ス状をなす。21はその後面に張り付けたモザイク状垂
直偏光板。22はその後面に張り付けたモザイク状水平
偏光板。23と24は前面に張り付けたモザイク状水平
偏光板と垂直偏光板である。
【0025】モザイク状垂直偏光板21は、図10のよ
うに、PVAから成る透明な垂直偏光板の基板の奇数行
に、基板の上下長の1/1000程度の上下幅を持つ奇
数行沃素印刷部25があり、モザイク状水平偏光板22
には、透明なPVAから成る水平偏光板用基板の偶数行
に、偶数行沃素印刷部26があり、両者を重ねると、奇
数行は垂直偏光、偶数行は水平偏光を通すフィルターと
なる。水平偏光板23は22と、垂直偏光板24は21
と、それぞれ同構造である。
【0026】ランプ13の光を受けたフィルム14の像
は、レンズ18でスクリーン19に投映される。その
際、潜像15の垂直偏光は偏光板22の偶数行部を透過
できないが、偏光板22、21の奇数行部を通り、半透
明散乱板20で散乱光になり、半分以上の光量が透過す
る。この散乱光は偏光性を失うが、偏光板23の非偏光
性の奇数部を通り、更に24の垂直偏光性の奇数部を通
る際、垂直偏光成分のみが通るので、やや減光するもの
の、再び垂直偏光になり、スクリーンの前方に出る。
【0027】フィルム14の非偏光性周辺部17の光の
垂直偏光成分と水平偏光成分は、偏光板21の奇数行と
22の偶数行を通り、散乱板20に達し、散乱され、そ
れぞれ偏光板24の奇数行と23の偶数行を通り、垂直
偏光と水平偏光になる。このように、潜像15の光は、
偶数行を通れないが、奇数行をあまり減少せずに透過
し、周辺部17の光は、かなり減少するが、奇数行も偶
数行も通るため、単位面積当たりの平均光量は、ほぼ等
しくなり、肉眼でスクリーン19の前方から透過散乱光
(または後方から反射散乱光)を見れば、両者の照度
は、ほぼ等しくなり、三角形の潜像15は見えない。
(結果的に、そうなるように、フィルム14の印刷の濃
度、偏光板の印刷の濃度、その他の条件を設定する。) 顕像16の透過率は大きいため、スクリーン19を透過
する光は潜像15より強く、従って、周辺部17より明
るく、肉眼では四角形の潜像のみが見える。
【0028】ここで、水平偏光眼鏡をかけて見ると、周
辺部17の像の光も、ある程度減少するが、顕像16の
光は、もっと減少し、平均照度は周辺部17に、ほぼ等
しくなり、顕像16は見えなくなり、極度に照度が小さ
くなった潜像15の三角形が、黒く見えるようになる。
ここで、もう一組、ランプ13、フィルム14、レンズ
18のような映写装置を横に設ける。ただし、フィルム
14とは異なり、水平偏光板用PVA板に、15より、
やや横にずれた水平偏光性の三角形の潜像を印し、顕像
16を省略する。
【0029】このフィルムの潜像の水平偏光は、スクリ
ーン19の各偏光板の偶数行を通り、周辺部は奇数行と
偶数行を通り、肉眼では垂直偏光の潜像と共に見えな
い。ついで、左眼に垂直偏光板、右眼に水平偏光板の眼
鏡をかけると、左眼には垂直偏光の潜像が見え、右眼に
は水平偏光の潜像が見え、両潜像は左右に少しずれてい
るので、立体的に見える。
【0030】ここで、13〜18のようなプロジェクタ
ーの代わりに、2台のビデオプロジェクターを並べ、一
方からは垂直偏光板を通して普通の陽画像をスクリーン
19に投映し、他方からは、その映像信号を補色に反転
する装置を介して得た陰画像を、水平偏光板を通して投
映する。肉眼でこれを見ると、垂直偏光の陽画と、水平
偏光の陰画とは、ほぼ重なって見え、互いに相殺し、一
様な白色にしか見えない。
【0031】垂直偏光板の眼鏡をかけて見れば、陰画は
遮断され、陽画のみが見える事になる。もちろん、ビデ
オプロジェクターの代わりに映写機を用い、ポジフィル
ムと、そのネガフィルムを、垂直偏光板と、水平偏光板
を通し、スクリーン19に投映しても同様の結果とな
る。
【0032】また、これら2台のビデオプロジェクター
または映写機で、立体映画の左眼像と右眼像を、垂直偏
光板と水平偏光板を通して、スクリーン19に投映し、
左眼に垂直偏光板、右眼に水平偏光板の眼鏡をかけて見
れば、立体映画が見える事になる。このスクリーン19
において、後面のモザイク状偏光板21と22を省略す
れば、プロジェクターからきた偏光が半透明散乱板20
に当たった際、偏光性が失なわれ、いずれのプロジェク
ターからの光も、前面の偏光板23と24の偏光部をほ
ぼ等量透過し、上記のような作用は生じない。
【0033】このような機能を次のようにして得てもよ
い。図11はスクリーン19の別の構造を示す一部拡大
縦断面図である。27〜30は半透明散乱板20の後面
または前面に張り付けられた上下幅の狭い、横長の垂直
偏光板または水平偏光板で、散乱板から遠い側が狭くな
った台形の断面をなし、27と28は奇数行の垂直偏光
板で、29と30は偶数行の水平偏光板である。
【0034】これに上記のような画像を投映すれば、偏
光板21〜24と同様の機能を果たすが、このスクリー
ンは、すだれのように巻き取りやすく、保管、運搬しや
すい利点もある。なお、偏光板27〜30の断面を長方
形にし、上下間にわずかづつ間隙を設け、間隙部の散乱
板20の後面には黒い塗料を塗り、ほぼ同様の光学的機
能と、巻き取りやすさを与えてもよい。
【0035】図12は大型スクリーンを用いた投映シス
テムの平面図。図13はそのビデオプロジェクター中の
部品の拡大正面図である。31はスクリーン19と同構
造のスクリーンで、縦×横が3×4mあり、奇数行と偶
数行の偏光部分の合計は数千本ある。32はその後方に
平行に立てた壁面。33〜36はその前面の左上部、右
上部、左下部、右下部に取り付けたコンピューター内蔵
のビデオプロジェクター。37は後面に取り付けたコン
ピューター内蔵の複数のビデオテープの再生も可能なビ
デオデッキである。
【0036】ビデオプロジェクター33〜36内には、
図13のように、走査線数525本、水平走査周波数1
5750HzのCRT38があり、その直前には、走査線
2本分の上下幅を持つ垂直偏光部を132本設けたモザ
イク状水直偏光板と、水平偏光部を161本持つ同様の
水平偏光板を重ねたモザイク状偏光板39を置き、図示
しない2組のレンズを経て、CRTの画面をスクリーン
31に正立像として投映する。
【0037】NTSC方式で普通に撮影した1本のビデ
オテープをビデオデッキ37で再生し、その映像信号を
デッキ内のコンピューターでディジタル信号に変換し、
時間的に振分け、プロジェクター33〜36の内蔵コン
ピューターに送信する。この525本の水平走査線に対
応する映像信号を送る1フレーム走査期間(1/30
秒)中のステップは、 奇数ヒールド走査で、第1〜261行(奇数ヒール
ド走査の第131本まで)の各水平走査期間の前半の映
像信号(1/31500秒分)をプロジェクター33に
送り、各水平走査期間の後半の映像信号(1/3150
0秒分)をプロジェクター34に送る事を約1/120
秒、反覆する 奇数ヒールド走査で、第263〜525行の各水平
走査期間の前半の映像信号をプロジェクター35に送
り、後半の映像信号をプロジェクター36に送る事を約
1/120秒反復する。
【0038】 偶数ヒールド走査で、第2〜262行
の各水平走査期間の前半の映像信号をプロジェクター3
3に送り、後半の映像信号をプロジェクター34に送る
事を約1/120秒反復する。 偶数ヒールド走査で、第264〜524行の各水平
走査期間の前半の映像信号をプロジェクター35に送
り、後半の映像信号をプロジェクター36に送る事を約
1/120秒反復する。
【0039】この4ステップを反復する事により、プロ
ジェクター33〜36内のコンピューターのメモリー
に、一つのビデオ画面の左上部、右上部、左下部、右下
部が入力される事になる。各プロジェクターはそれぞ
れ、525本の走査線を奇数ヒールドと偶数ヒールドに
分け、15750Hzの水平偏光周波数で表示する。
【0040】その際、プロジェクター33では、メモリ
ー中の原映像信号の第1行の前半の1/31500秒分
の信号を2倍の1/15750秒かけて読み出し、CR
Tの第1行全体に表示し、同じ信号を偶数ヒールドの第
2行に、もう一度同様に表示し、CRTの第1行と第2
行に原映像信号の第1行を拡大表示する。原信号の第3
行目(奇数ヒールドの2本目)は同様にCRTの第5行
と第6行に拡大表示する。
【0041】以下、同様の動作により、奇数ヒールドの
映像信号の第131本目までの左半部の像は、CRTの
第521行と522行までに表示される。また、メモリ
ーから読み出された偶数ヒールドの1本目の信号は、C
RTの第3行と4行に、2本目は第7行と8行に表示さ
れる等、原信号の131本が、CRTの第523行と5
24行に表示される。
【0042】これらCRTの画面の光は、直前の偏光板
39を通り、図示しないレンズを二組経て、正立像にな
り、スクリーン31の左上部の1/4の面積に投映さ
れ、前方から見る人の肉眼には、奇数ヒールドの像は垂
直偏光で、偶数ヒールドの像は水平偏光で入る。プロジ
ェクター34の像は、ほぼ同様の動作でスクリーン31
の右上部に投映され、プロジェクター35と36の像
も、スクリーン31の左下部と右下部に投映される。
【0043】CRTの1本の走査線の映像はスクリーン
31の数本の垂直偏光部または水平偏光部を通過する。
なお、実際には、各プロジェクターの画面の周辺部に
は、水平・垂直帰線消去期間による黒枠が生ずるが、プ
ロジェクターの位置の調整等により、スクリーン31上
で一つながりの画面として、投映する事ができる。
【0044】この例では4台のプロジェクターを用いた
が、4×4=16台、その他任意の台数で、一ビデオ信
号を表示してもよい。これらの場合、縦に並べる台数に
比例して、原映像信号の1本の走査線を各プロジェクタ
ーの複数の走査線で表示できるため、偏光板39の1枚
に設ける垂直偏光部と水平偏光部の本数が少なくなり、
製作しやすくなる利点が生ずる。
【0045】ここで、ビデオデッキ37の機能を選択ス
イッチで切り替えれば、映像信号の奇数ヒールド走査期
間の信号は、前述のように、各プロジェクター33〜3
6に送られる。一方、デッキ内の色相反転回路で補色の
陰画に変換され、デッキ内のメモリーに記録される。
【0046】偶数ヒールド走査期間には、メモリーの陰
画像のみを各プロジェクターに送る。その結果、陽画像
は各プロジェクターのモザイク偏光板39と、スクリー
ン31の垂直偏光部を通り、陰画像は水平偏光部を通
り、肉眼で見れば、両像は合成され、一様な白色に見え
るが、垂直偏光眼鏡をかけて見れば、陽画像のみが見え
る事になる。
【0047】ここで、奇数ヒールドに左眼像、偶数ヒー
ルドに右眼像が入った立体ビデオテープをデッキ37で
再生すると、左眼像はCRTの第1・2行、第5・6
行、第9・10行・・・に表示され、右眼像は第3・4
行、第7・8行・・・に表示され、左眼に垂直偏光板、
右眼に水平偏光板を用いた眼鏡でスクリーン31を見る
と、立体映画が見える事になる。
【0048】ついで、デッキ37、プロジェクター33
〜36内のコンピューターの機能を切り替える等し、デ
ッキ37で再生する1本のテープの奇数ヒールドの像
を、プロジェクター33と34の第1・2、5・6行等
に表示し、偶数ヒールドの像は省略し、奇数ヒールドの
像の陰画像を第3・4、7・8行等に表示し、横長では
あるが、スクリーン31に投映すれば、陽画像は垂直偏
光になり、陰画像は水平偏光になり、肉眼には一様な白
色に見える。
【0049】デッキ37に別のビデオテープをかけ、そ
の偶数ヒールド信号だけをプロジェクター35と36に
送り、スクリーン31に垂直偏光の像を投映する。肉眼
で見れば、スクリーンの下方の映像だけが見えるが、水
平偏光眼鏡をかけて見れば、下方の像は消え、上方の陽
画像のみが見える事になる。なお、各プロジェクターに
用いるモザイク偏光板を各々が、合計525本の垂直・
水平偏光板から成る高精細度の物に代え、スクリーン3
1の偏光板数も倍増し、通常の映像信号の奇数ヒールド
は各CRTの第1・5・9・・・行に、偶数ヒールドは
第3・7・11・・・・行に表示し、その陰画の奇数ヒ
ールドは2・6・8・・・行に、偶数ヒールドは4・8
・12・・・行に表示し、立体映画の左眼像の奇数ヒー
ルドは1・5・9・・・行に、偶数ヒールドは3・7・
11・・・行に、右眼像の奇数ヒールドは2・6・10
・・・行に、偶数ヒールドは4・8・12・・・行に表
示するようにし、映像の精細度を高めてもよい。
【0050】立体映画の場合、左眼像と右眼像を別のテ
ープに記録し、両者の映像信号を同時にデッキ37内の
二つのメモリー領域に記憶させ、奇数ヒールド走査期間
の前半には、両像の左半部をプロジェクター33内の二
つのメモリー領域に送り、右半部をプロジェクター34
の二つのメモリー領域に送り込み、後半はプロジェクタ
ー35と36のメモリーに送り、偶数ヒールドの際も、
それに準ずる。
【0051】各メモリーからの読み出しは上記のような
行に対応するよう、各信号を順次送り出す。この2本の
テープの同期を取るため、両テープの縁や、垂直同期信
号の前後等に、ビデオカメラ内の時計による時刻信号
や、フレーム番号をディジタル信号で記録しておき、再
生時に、デッキ37内のコンピューターでその値を読み
取り、両テープにずれがあれば、一方の速度を落とした
り、速めたりして、同期を取るようにすればよい。
【0052】1本のテープに左眼像と右眼像を1水平走
査ごとに、または1フレーム走査ごとに収めたり、2個
のビデオヘッドにより、別のトラックに記録する等して
もよい。陽画像または左眼像を、一様な垂直偏光板をか
けたプロジェクター33〜36で、スクリーン31に投
映し、陰画像または右眼像を、それらの横に新設した一
様な水平偏光板をかけたプロジェクターで、スクリーン
31に投映してもよい。
【0053】液晶プロジェクターでは、垂直偏光を投映
光として出す物と、水平偏光を出す物とがあるが、同じ
機種で、両者を生産する事が行ないにくい場合には、同
じ機種を2台並べ、1方には偏光軸が左上から右下に傾
斜した偏光板をかけ、他方にはその逆の偏光板をかけ、
間に合わせてもよい。(スクリーン31の奇数行には、
偏光軸が左上から右下に向かう偏光板を設け、偶数行に
はそれに偏光軸が直交する偏光板を設ける。)なお、各
プロジェクター33〜36のCRTの映像を縮小レンズ
で結像させ、そこに縮尺したモザイク状偏光板39に投
映し、その透過光を拡大レンズを通して、スクリーン3
1に投映するようにし、偏光板39の小型化を図っても
よい。
【0054】モザイク状偏光板39や、スクリーン1
9、スクリーン31等に取り付けるモザイク状偏光板を
作製する場合、縦方向に延伸したPVA膜の表面に、例
えば、上下に1mmのすき間を開けつつ、沃素を含むイン
クを用い、上下幅1mmの横線を多数印して垂直偏光部を
造り、横方向に延伸したPVA膜に、同様に沃素を用い
たインクで多数の横線を印して水平偏光部を造り、両者
のインクの付いた部分が相互に補完し合うように重ねて
張り付け、垂直偏光部が奇数行にあり、水平偏光部が偶
数行にある、モザイク状偏光板を造ればよい。
【0055】この場合、沃素入インクを塗った面から、
インクが上下に広がるのを防ぐため、PVA内における
拡散速度と乾燥速度が、ほぼ沃素入インクに等しい有機
溶媒等を用い、沃素入インクの間隙に塗り、両者の境界
面より、沃素入インクが上下に拡散しないようにしても
よい。このようなモザイク状偏光板を1m角等に切り、
同大に切った散乱板の表裏面に張り付け、更に数m角の
透明フィルムの片面に多数並べて張り付け、折りたたみ
が可能な大型スクリーンを得てもよい。
【0056】偏光板39の各偏光部と、スクリーン31
の偏光部とを、1対1に対応させるようにした場合、両
者の位置合わせが非常に困難になるので、上記のように
細い偏光部を造りやすい方法で造った多数の偏光部を持
つスクリーンを用い、偏光板39上の1本の偏光部の透
過光が、スクリーン上の数本の偏光部に投映されるよう
にし、細かな位置合わせの必要がないようにできる事は
すでに述べた通りである。
【0057】プロジェクター33〜36の映像を、モザ
イク状偏光板39を通して、反射率の大きい散乱板の一
面にのみモザイク状偏光板を張り付けたスクリーン、ま
たは通常の立体映画用偏光スクリーンに投映し、反射像
を見るようにしてもよい。(CRT38の水平偏光コイ
ルの通電方向を切り替えて、映像の左右を反転する必要
があるが。) 縦方向に延伸し、潜像部を沃素を含むインクで描いた垂
直偏光板と、横方向に延伸したPVA層に、潜像の陰画
を沃素を含むインクで描いた水平偏光板とを張り合わ
せ、図1〜4の偏光性潜像部3と、非偏光性周辺部4を
印したPVA板1と、ほぼ同じ作用を示す、潜像を含む
偏光板を造ってもよい。(垂直偏光眼鏡をかけて見れ
ば、潜像の光が見え、周辺部は黒くなり、水平偏光眼鏡
で見れば、その逆に見える。また、偏光角の異なる3枚
の陽画と陰画を含む偏光板を重ねてもよい。) PVAと沃素の代わりに、PET(ポリエチレンテレフ
タレート)と、アゾ色素の組み合わせ、その他の偏光材
料を用いてもよい。
【0058】PVA膜をなるべく薄くするため、PVA
水溶液を天然ゴム、その他のゴムの膜面に塗り、適度に
乾燥させた後、ゴム膜と共にPVAを延伸し、ゴム膜か
ら、はがし、薄いPVA膜を得、上記の用途に用いても
よい。その他、種々の設計変更が可能である。
【0059】
【発明の効果】本発明を実施すれば、肉眼では見えない
が、偏光眼鏡をかければ見える潜像を印した画像や、そ
のような画像を映写したり、立体映画を映写したりする
際に用いるモザイク状偏光板等を、容易に、安価に造る
事ができるようになる利点が生ずる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の作製法を実施する際に用いる補強板付
PVA板の平面図。
【図2】その縦断面図。
【図3】顕像紙5の平面図。
【図4】完成品の縦断面図。
【図5】オフセット印刷用の平版の平面図。
【図6】スライドプロジェクターの主要部分の平面図。
【図7】本発明を立体映画にも用いうるシステムに応用
した場合の平面図。
【図8】潜像と顕像を含むフィルム14の正面図。
【図9】スクリーン19の拡大縦断面図。
【図10】スクリーン19を構成するモザイク状垂直偏
光板21と、モザイク状水平偏光板22の正面図。
【図11】スクリーン19の別の構造を示す一部拡大縦
断面図。
【図12】大型スクリーンを用いた投映システムの平面
図。
【図13】ビデオプロジェクター中の部品の拡大正面
図。
【符号の説明】
1 PVA板。 2 透明補強板。 3 偏光性潜像部。 4 非偏光性周辺部。 5 顕像紙。 6 親水部。 7 親油部。 8 映写用ランプ。 9 通常の映像フィルム。 10 連続潜像フィルム。 11 レンズ。 12 スクリーン。 13 映写用ランプ。 14 潜像と顕像を含むフィルム。 15 潜像。 16 顕像。 17 非偏光性周辺部。 18 レンズ。 19 スクリーン。 20 半透明散乱板。 21 モザイク状垂直偏光板。 22 モザイク状水平偏光板。 23 モザイク状水平偏光板。 24 モザイク状垂直偏光板。 25 奇数行沃素印刷部。 26 偶数行沃素印刷部。 27〜28 奇数行の垂直偏光板。 29〜30 偶数行の水平偏光板。 31 スクリーン。 32 壁面。 33〜36 ビデオプロジェクター。 37 ビデオデッキ。 38 CRT。 39 モザイク状偏光板。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 延伸したポリビニールアルコール(P
    VA)等の偏光板の基板に、沃素等の偏光性を強化する
    物質を含むインクを用いて潜像の陽画または陰画を描
    き、それ以外の基板面に偏光性を強化する事ができない
    同色のインクを塗布し、色彩も濃淡も一様な面を形成さ
    せて成る、肉眼では見えないが偏光眼鏡をかければ見え
    る、潜像を含む画像の作成法。
  2. 【請求項2】 沃素で染めた延伸したポリビニールア
    ルコール等から成る偏光板の一部に、水・有機溶媒・熱
    等を加え、偏光性を消去して、潜像の陽画または陰画を
    形成させる、請求項1に記載の潜像を含む画像の作製
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記す方法で
    作製した潜像を含む画像に、潜像とは異なる静止画また
    は動画から成る顕像を重畳する顕像表示装置を設けて成
    る、肉眼では顕像のみが見え、偏光眼鏡をかけて見れ
    ば、顕像に潜像が重畳されて見えるか、顕像のみが見え
    る、潜像を含む画像の作製装置。
  4. 【請求項4】 半透明散乱板20の表裏面に、横長の
    多数の垂直偏光部を有するモザイク状垂直偏光板21、
    23等を取り付け、垂直偏光部の間隙を補完する水平偏
    光部を有するモザイク状水平偏光板22、24等を取り
    付けて成る、請求項1に記載の方法で造った潜像を含む
    画像等の偏光性映像を投映するための、映写用スクリー
    ン。
  5. 【請求項5】 縦方向に延伸したPVA等の偏光板
    の基板に、沃素等の偏光性を強化する物質を含むインク
    で図形や多数の平行線を描いた垂直偏光板に、横方向に
    延伸した偏光板の基板に、沃素等の偏光性を強化する物
    質を含むインクで、垂直偏光板の陰画を描いた水平偏光
    板を張り合わせて成る、請求項1に記載の方法で造った
    モザイク状偏光板。
JP8017493A 1996-02-02 1996-02-02 偏光性の加工による潜像等を含む画像の作製法及び潜像等を含む画像の形成装置 Pending JPH09211389A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003107406A (ja) * 2001-09-28 2003-04-09 Akihiro Fujimura 画像表示システム
KR100584991B1 (ko) * 2001-01-13 2006-05-29 가부시키가이샤 아리사와 세이사쿠쇼 3d 영상표시체의 제조방법
JP2008256740A (ja) * 2007-03-30 2008-10-23 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 画像表示装置およびディスプレイシステム。
JP2013088495A (ja) * 2011-10-14 2013-05-13 Dainippon Printing Co Ltd 立体視画像形成体および立体視用具

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JP2003107406A (ja) * 2001-09-28 2003-04-09 Akihiro Fujimura 画像表示システム
JP2008256740A (ja) * 2007-03-30 2008-10-23 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 画像表示装置およびディスプレイシステム。
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