JPH09210913A - 水性試料の毒性を測定する毒性センサおよび毒性センサを含む水溶液の毒性を検査する装置 - Google Patents

水性試料の毒性を測定する毒性センサおよび毒性センサを含む水溶液の毒性を検査する装置

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JPH09210913A
JPH09210913A JP8197692A JP19769296A JPH09210913A JP H09210913 A JPH09210913 A JP H09210913A JP 8197692 A JP8197692 A JP 8197692A JP 19769296 A JP19769296 A JP 19769296A JP H09210913 A JPH09210913 A JP H09210913A
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toxicity
sensor
sample
aqueous sample
light source
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JP8197692A
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William Bartlett-Hooker
バートレット − フーカー ウィリアム
Sanath Ediriweera
エディリウィーラ サナス
Stuart Ward
ウォード スチュアート
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Yorkshire Water PLC
Siemens PLC
Strategic Diagnostics Inc
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Yorkshire Water PLC
Siemens PLC
Microbics Corp
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    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
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    • GPHYSICS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 センサの生物付着および水性試料の彩色およ
び汚濁による誤差が解消されまたは少なくともいちじる
しく減少した水性試料毒性検査装置を得ること。 【解決手段】 水性試料の毒性を測定する毒性センサで
あって、試料が通常生物発光を発生する所定濃度のバク
テリアを含む前記毒性センサは、水性試料が供給される
透明管を含む検出器セル、光源、その毒性を測定される
べき水性試料を収容する管を通過した光源からの光を受
光するように設置された光源光検出器、および中に含ま
れたバクテリアの生物発光によって発生された水性試料
からの光を受光するように設置されかつ配置された別の
光検出器を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は水性試料検査装置と
くに汚染水試料の毒性を測定する装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】自然生物発光性のバクテリアを検査すべ
き試料と混合することにより、汚染水を含む試料(すな
わち汚水、廃水または他の水を含む試料のような水性試
料)の毒性を測定することは公知であり、検査される試
料の毒性は生物発光に依存して指示される。毒性測定に
とくに適したバクテリアは、水性海中バクテリウムのフ
ォトバクテリウム・フォスフォレウムである。バクテリ
アによって発生される生物発光は、呼吸の副産物であ
る。呼吸を停止させる検査試料中の毒素は、存在する毒
性のレベルに比例して生物発光を減少させる。したがっ
て、生物発光の測定は毒性の指標として使用できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】公知の水性試料測定装
置は、センサの生物付着および水性試料の彩色または汚
濁による誤差の影響をうけ易い。本発明の目的は、セン
サの生物付着および水性試料の彩色および汚濁のいずれ
か一つまたはいくつかによる誤差が解消されまたは少な
くともいちじるしく減少される、進歩した水性試料毒性
検査装置を得ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、試料が
通常生物発光を発生する所定濃度のバクテリアを含む、
水性試料の毒性を測定する毒性センサは、水性試料が供
給される透明管を含む検出器セル、光源、その毒性を測
定すべき水性試料を収容する管を通過した光源からの光
を受光するように設置された光源光検出器、および中に
含まれたバクテリアの生物発光によって発生された水性
試料からの光を受光するように設置されかつ配置された
別の光検出器を有する。光源および水性試料の透過率を
監視するため光源光検出器を使用することにより、(た
とえば生物付着による)透過率の変化を、毒性を決定す
るため水性試料の生物発光を測定するとき、考慮に入れ
ることができる。
【0005】センサは二つの検出器セルおよび各検出器
セルからの信号に応答する信号プロセッサを含む検出器
装置を有し、一方のセルは検査すべき水性試料を供給さ
れ、他方のセルは制御液体を供給され、それにより信号
の処理は水性試料の彩色および汚濁のいずれか一方また
は双方に対する補償を容易にする。二つの検出器セル
は、各検出器セルの透明管へのそれぞれ制御溶液および
水性試料の供給が促進されるように並べて取付けられか
つ配置される。しかして、一方の管は水性試料を供給さ
れ、他方の管は制御試料を供給され、それにより水性試
料の汚濁または彩色は適切に決定されかつ修正される。
二つの透明管は実質的に剛性の支持構造に並べて弾性的
に取付けられる。
【0006】二つの管は、弾性材料の環状栓によって支
持構造に取付けられ、そこを管が貫通するように配置さ
れる。各管に関連する一方の栓は、光源および管が作動
的に関連する光源光検出器を取付けるため使用され、光
源および光源光検出器は、それらが嵌合される栓内に互
いに実質的に直径方向に向合って並設される。前記別の
検出器は全体的に円筒形で、それらが光学的に関連する
透明管が直角に交差するように配置される。以下本発明
の一実施例を、単なる例示として、図面に基づいて説明
する
【0007】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、毒性を検査す
べき水性試料は、水性試料入口管2を通って、破線1内
に示された装置に供給される。入口管2は、出口孔5お
よび6を有する、三孔弁4の入口孔3に供給する。弁4
は、入口孔3が出口孔5または出口孔6のいずれかに連
通するように設定することができる。入口孔3が出口孔
5に連通するとき、水性試料は入口孔3から弁4を通っ
て、排水管8に通ずる、管7に流れる。出口孔6は水性
試料タンク9および弁10に連通し、弁10は開放また
はそうでなければ閉鎖状態に設定することができる。し
かして弁4の入口孔3が出口孔6に通じかつ弁10が閉
鎖されているとき、水性試料は、試料室9に注入するた
め、弁4の入口孔3を通って供給される。試料室9内の
水性試料の水位を制御するため水位検出装置11が設け
られ、水位検出装置11からの信号は、試料室9が必要
に応じて適切に注入されるように、制御弁4を制御すべ
く使用される。
【0008】水性試料は、試料室9から弁12を通って
混合室13に供給される。同様に、混合室13は弁14
を通って希釈液タンク15から希釈液を供給され、また
弁16を通って試薬タンク17から試薬を供給される。
試薬タンク17は、破線18で囲われた試薬貯蔵区域内
に貯蔵される。測定区域内の温度が15℃と30℃との
間に維持され一方試薬貯蔵区域は2℃±1℃の温度に維
持されるように、破線1内の測定区域および破線18内
の試薬貯蔵区域を制御する(図示しない)手段が設けら
れる。混合室13は検出器セル19に供給するように配
置され、その検出器セル19は管20および弁21,2
2を通って往復動ポンプ26に組合わされている。弁2
1は弁孔24,25および26を備え、その中で弁孔2
4および25が組合わされるかそうでなければ弁孔24
および26が組合わされる。一方弁22は弁孔27,2
8および29を備え、その中で弁孔28および29が組
合わされるか、または弁孔27および29が組合わされ
る。弁21の弁孔25は、管30を通って混合室13の
上方部分13aに連通し、一方混合室13の下方部分1
3bは管31および弁32を通って大気に通じている。
【0009】水性試料の毒性の測定をしようとすると
き、下記のように操作が実施される。測定を開始する
前、弁4の弁孔3および5は、水性試料液が管7から排
水管8に供給されるように組合わされ、試料タンク9は
すでに弁10を通って排水管8に排出されている。測定
の開始に当たって弁4の弁孔3および6が組合わされ、
弁10は、水性試料液が水位センサ11によって決定さ
れる水位まで試料タンク9に注入するため弁4を通って
供給されるように、閉鎖される。混合室13が空であり
かつ希釈液タンク15および試薬タンク17がそれぞれ
塩水液および試薬液を注入されており、さらに弁32,
14および16が閉鎖されているとすると、往復動ポン
プは弁22の弁孔29および27および弁21の弁孔2
4および25を通って検出器セル19に連通し、弁12
は開いている。そこで、所定容積の水性試料が、弁12
を所定期間開放することにより、試料タンク9から弁1
2を通って混合室13にポンプ23の作用によって移送
される。ついで弁12が閉鎖され、その後引き続いて弁
14および16が所定期間開放され、それにより所要の
容積の希釈液および試薬がそれぞれタンク15および1
7からそれぞれ混合室に往復動ポンプ23の連続した作
用によって移送される。弁12,14および16が閉鎖
され、弁32が大気に開放される。ついで往復動ポンプ
23の連続した作用の結果、空気は混合室13の上方部
分13aから吸込まれ、それにより大気が混合室13の
下方部分13bに置換のため管31を通って供給され
る。しかして気泡は混合室13内を上昇し、混合室13
内の水性試料、希釈液および試薬を完全に混合する。
【0010】混合の後、弁21は弁孔26が弁孔24に
組合わされ、したがって往復動ポンプ23がさらに作動
され、試料、希釈液および試薬を含む混合された成分が
混合室13から検出器セル19を通って引出される。検
出器セル19が混合物を注入されている期間中、毒性に
関する読みが下記に説明するように実施される。連続し
た測定が完了すると、(ピストンポンプである)往復動
ポンプ23は、そのシリンダ内の収容物が弁22を通っ
て配水管8に排出されるように切換えられる。弁21,
22および32も、つぎの操作の準備のため混合室を排
出すべく適切に操作される。さらに、もし要すれば、希
釈液がつぎの測定の前に混合室を洗浄するため使用さ
れ、洗浄は弁14およびポンプ23の適切な操作によっ
て実施することができる。往復動ポンプ23(前記のよ
うに、往復動ポンプは単なるピストンポンプである)を
使用することにより、その吸込み工程において、適切な
割合の水性試料、希釈液および試薬が、所定の期間適切
に弁12,14および16を開放するだけで混合室に容
易に移送し得ることが認められるであろう。さらに、測
定を実施する前に混合物を通して空気を吸込むためポン
プを使用することによって、成分の完全な混合が確実に
なる。
【0011】図1に示すように、測定区域1は、二重破
線1aによって、二部分AおよびBに分割されている。
この分割は単に説明のためで、部分AおよびBで示され
た装置が測定区域内に互いに並んで設置されていること
を理解すべきである。しかして下記にさらに詳細に説明
する装置は、部分Aの二重破線1a上方に図示され、水
性試料、希釈液および試薬を混合室13内で混合する装
置を備えている。しかしながら、試料の彩色、混濁およ
び生物発光の自然の変化を補償するため、部分Bに、二
重破線1a下方に、混合室13′および希釈液および試
薬のみをそれぞれタンク15および17から供給される
制御セル19′を含む装置が設けられている。部分Bに
示された装置の作用は、作用の態様が部分Aにおける対
応する装置の作用と実質的に同じであるため、詳細に記
載はしないが、種々の部分は対応する参照符号に記号
“ダッシュ”を付することだけによって区別している。
しかして、部分Bに示された装置は、混合室13′にお
いて希釈液および試薬のみを混合するため空気を使用
し、かつ所定の割合の希釈液および試薬を混合室13′
に供給するため定時の弁作動および往復動ポンプ23′
を使用して、作動される。図1に示された弁およびポン
プの作動は、中央処理装置(CPU)43の制御の下で
実施され、制御ライン44は種々の弁およびポンプと接
続するため設けられている。試料検出器セル19および
制御検出器セル19′からの信号は、ライン45を通っ
てCPUに伝送され、毒性を示すデータ出力信号は出力
ライン46によって伝送される。
【0012】さて、図2の(a),(b)および(c)
を参照して、試薬タンク17への注入方法を説明する。
この実施例において、試薬タンク17に収容される試薬
は所定量の再形成食塩水と混合された冷凍乾燥フォトバ
クテリウム・フォスフォレウムを含んでいる。図1の各
部分に対応する各部分が同じ参照符号を付された図2の
(a),(b)および(c)に示すように、冷凍乾燥バ
クテリアは、真空下のガラスびん33に収容され、再形
成溶液は容器34に収容されている。ガラスびん33は
弾性栓35によってシールされ、一対の中空針36およ
び37の下方に設置され、中空針36は中空針37より
かなり長く、それより突出している。針の対は並んで配
置され、かつ(略示された)装置37aに作動的に連結
され、装置37aは必要のとき針が下降して連続的に下
降しうるように、すなわち中空針36が中空針37より
前に栓35を貫通するように、一対の針を必要の際上下
させるべく作用する。栓35の穿孔に先立って、装置は
図2の(a)に示すように、ガラスびん33は中空針3
6,37の下方に設置される。試薬タンク17に注入す
るため、図2の(b)に示すように、中空針36,37
は中空針36のみが栓35に穿孔するように下降せしめ
られる。中空針36が栓35に穿孔するとき、再形成溶
液は、ガラスびん33内の真空により、容器34から管
38およびポンプ39を通って吸引される。このときポ
ンプ作用は必要なく、容器34からガラスびん33への
再形成溶液の移送はそれらの間の圧力差のみによって実
施されることが認められるであろう。二本の中空針がさ
らに下降するとき、中空針37は栓35を穿孔し、そこ
でバクテリアのびんを洗浄するため再形成溶液が管38
を通ってガラスびん33に給送されるようにポンプ39
にスイッチが入れられ、バクテリアは再形成溶液ととも
に管40を通って試薬タンク17に移送される。この実
施例においてポンプ39は容器34と針36との間に組
合わされているが、別の配置においてポンプ39を針3
7とタンク17との間に連結することができる。試薬タ
ンク17は水位センサ41を設けられ、そこからの信号
はタンク17が所定水位まで注入されるようにポンプ3
9の作用を制御するため使用される。図1に基づいて説
明したように、タンク17に貯蔵されている試薬の所定
容積が必要なときに管42を通って移送され、管42は
試薬を弁16および混合室13に供給する。図2の
(a),(b)および(c)に示されたように、再形成
バクテリアを注入される試薬タンクを利用することによ
り、手作業の場合に導入されるおそれのある誤差の可能
性なしに正確な希釈液を得ることができ、完全な混合が
実施されることが認められるであろう。通常、バクテリ
アは2%食塩水懸濁液に再形成される。
【0013】図1に示された試料検出器セル19および
制御検出器19′は、図3の(a)および(b)に示さ
れたように検出器ブロック47に一緒に取付けられてい
る。試料検出器19は、混合室13からの混合物が通過
する透明管48を有する。この実施例では発光ダイオー
ドである、光源49からの光は、混合物を収容する管4
8を通過して光検出器50に達するように配置されてい
る。しかして、光検出器50の出力が管48内の試料の
彩色および混濁のいずれか一方または双方によって決定
されることが認められるであろう。混合物内のバクテリ
アの生物発光によって放出される光を検出するため、生
物発光光検出器51が設けられている。制御検出器1
9′も同様に構成され、試料検出器セル19に使用され
たものに対応するが“ダッシュ“の記号によって区別さ
れる部品を含んでいる。種々の光検出器からの信号およ
び光源を付勢する信号は、CPU43によって適切に伝
送される。試料検出器セル19および制御セル19′
は、透明管48および48′が貫通、配置される弾性的
保持栓52によって支持されている。
【0014】作用において、水性試料、希釈液および試
薬は試料検出器セル19の管48を通され、一方希釈液
および試薬だけが制御検出器セル19′の管48′を通
される。検出器ブロック47はいくつかの機能を奏す
る。ブロック47は物理的にセル19,19′、光源4
9,49′及び光検出器50,50′,51,51′の
取付け部を構成し、また各光検出器を他のセルにおいて
発生した光から遮るのに役立つ。またブロック47は、
測定区域内部の空気温度のいかなる小さい変動をも緩衝
するのを助ける熱的質量を形成する。光源によって発生
される光の波長は、バクテリアによって放出される光の
波長に近くなるように選択され、したがってその特性が
人工的光源からの光を吸収またはそうでなければそれに
作用する試料成分は、バクテリアによって発生される光
に類似する作用を奏するであろう。二つの検出器19お
よび19′の出力を比較することによって、各測定の初
めに、彩色または混濁修正係数が計算される。
【0015】制御検出器セルにも見られたバクテリアの
作用が除去された後の試料による光出力減少量は、試料
に存在する毒素の濃度に直接関連し、それはガンマ
(Γ)と称せられる。毒素の指標として使用されるガン
マ(Γ)の基本的計算式は下記のとおりである。
【数1】 ここに、losは試料流セルの最初の光出力、ltsは
時刻tにおける流セルの光出力、locは制御流セルの
最初の光出力、ltcは時刻tにおける制御流セルの光
出力である。
【0016】彩色および混濁修正は、一旦毒素測定の初
めに測定された試料透過率および記録された他の残留偏
差が考慮されるとき、losの値が試料検出器セル19
において見られた最初の光に基づいていかにあるべきか
を計算することによって達成される。観察された最初の
光と計算された最初の光の差は毒性によるものである。
したがって、毒性を計算するのに使用される式は下記の
とおりである。
【数2】 ここに、Ktcは人工的光検出器からの出力から計算さ
れた、彩色および混濁修正係数で、
【数3】 ここに、Asは試料吸収/透過係数である。これは生物
付着およびバクテリアが再形成されるときはいつも実施
されるテスト中最後の読みと比較することによる残留偏
差に対して修正されるとき、人工光検出器の出力から計
算される。Cはバクテリア光検出器から見たバクテリア
の最初の光出力と一旦生物付着が補償されたときの光出
力との間の残留偏差に対する修正係数である。
【0017】
【数4】 ここに、Vsは試料が存在するときに実施される測定の
初めにおける試料検出器セル19の人工的光検出器50
の出力である。Vcは試料が測定されるときの、制御検
出器セル19′の人工的光検出器50′の出力である。
Vsrは希釈液のみによるテスト中の試料検出器セル1
9の人工的光検出器50の出力である。Vcrは希釈液
のみによるテスト中の制御検出器セル19′の人工的光
検出器50′の出力である。制御セルにおいても見られ
るバクテリアの作用が除去された後の、試料による光出
力減少量は、試料に存在する毒素の濃度に直接関連し、
ガンマと称せられる。
【0018】装置の作用において、作用を二つの基本的
モード、すなわち研修モードおよび監視モードで実施す
べく、装置が配置される。研修モードにおいて、装置
は、希釈液の三つの異なった濃度で試料の測定を反復
し、試料のEC50濃度(すなわちバクテリアからの光
出力において50%損失を生ずると思われる、実施され
た三つの異なった測定から推定される濃度)を得ること
により水性試料を監視するように配置される。EC50
濃度の平均値は、監視モードにおける試料の希釈度とし
て使用される。監視モードは、その一つの濃度において
水性試料を反復測定するための装置の使用を含み、測定
されたガンマ図における変動を求める。研修モードにお
いて与えられた静的基準を超過するガンマ(Γ)の値
は、器具をして毒素警報を発生させ、これらの図面を製
造するための計算がCPUにおいて実施される。
【図面の簡単な説明】
【図1】水性試料毒性測定装置の全体的略線図。
【図2】(a),(b),(c)は、タンクに充填する
装置を備えた、操作の三つの段階を示す図1に示す試薬
貯蔵タンクの、いくぶん略したブロック線図。
【図3】(a),(b)は、図1に示された流れセル検
出器ブロックの各部分を詳細に示す、それぞれ正面図お
よび上面図。
【符号の説明】
1 破線または測定区域 2 入口管 3 入口孔 4 弁 5 出口孔 6 出口孔 7 管 8 排水管 9 水性試料タンク 10 弁 11 水位検出装置(センサ) 12 弁 13 混合室 14 弁 15 希釈液タンク 16 弁 17 試薬タンク 19 検出器セル 19′制御検出器セル 20 管 21 弁 22 弁 23 往復動ポンプ 24 弁孔 25 弁孔 26 弁孔 27 弁孔 28 弁孔 29 弁孔 33 ガラスびん 34 容器 35 バング 36 中空針 37 中空針 38 管 39 ポンプ 40 管 41 水位センサ 42 管 43 CPU 44 制御ライン 45 検出器信号入力ライン 46 データ出力ライン 47 検出ブロック 48 管 49 光源 50 光検出器 51 光検出器 52 弾性的保持バング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596110235 マイクロビクス コーポレイション アメリカ合衆国カリフォルニア州カールス バッド,ルサーフォード ロード 2232 (72)発明者 ウィリアム バートレット − フーカー イギリス国ドーセット,ウィムボーン,ヘ イズ,シダー ドライブ 48 (72)発明者 サナス エディリウィーラ イギリス国ドーセット,プール,オークデ イル,ウィムボーン ロード 292 (72)発明者 スチュアート ウォード イギリス国ドーセット,バーンマウス,リ ーダム ロード 10

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料が通常生物発光を生ずる所定濃度の
    バクテリアを含む、水性試料の毒性を測定する毒性セン
    サにおいて、装置は水性試料が供給される透明管を含む
    検出器セル、光源、その毒性を測定すべき水性試料を収
    容する管を通過した光源からの光を受光するように設置
    された光源光検出器、および中に含まれたバクテリアの
    生物発光によって発生された水性試料からの光を受光す
    るように設置されかつ配置された別の光検出器を有する
    前記水性試料の毒性を測定する毒性センサ。
  2. 【請求項2】 前記二つの検出器セルを含む検出器装置
    を有する請求項1に記載された毒性センサ。
  3. 【請求項3】 各検出器セルからの信号に応答する信号
    プロセッサを含み、セルの一方は検査すべき水性試料を
    供給され、セルの他方は制御液体を供給される請求項2
    に記載された毒性センサ。
  4. 【請求項4】 二つの検出器セルが各検出器セルの透明
    管へのそれぞれ制御液体および水性試料の供給が促進さ
    れるように並べて取付けられかつ配置された請求項3に
    記載された毒性センサ。
  5. 【請求項5】 二つの透明管が実質的に剛性の支持構造
    に並べて弾性的に取付けられた請求項4に記載された毒
    性センサ。
  6. 【請求項6】 二つの管が弾性材料の環状栓によって支
    持構造に弾性的に取付けられ、そこを管が貫通する請求
    項5に記載された毒性センサ。
  7. 【請求項7】 各管に関連した栓の一つは光源および管
    が作動的に関連する光源光検出器を取付けるため使用さ
    れ、光源および光源光検出器はそれらが取付けられる栓
    内に実質的に直径方向に向合って並設される請求項6に
    記載された毒性センサ。
  8. 【請求項8】 前記別の光検出器が全体的に円筒形でそ
    れらが作動的に関連する透明管が直角に交差するように
    配置された請求項1から7のいずれか一項に記載された
    毒性センサ。
  9. 【請求項9】 請求項1から8のいずれか一項に記載さ
    れた毒性センサを含む水溶液の毒性を検査する装置。
JP8197692A 1995-07-29 1996-07-26 水性試料の毒性を測定する毒性センサおよび毒性センサを含む水溶液の毒性を検査する装置 Pending JPH09210913A (ja)

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