JPH09205660A - 電子動画立体視システム並びに立体視鏡。 - Google Patents

電子動画立体視システム並びに立体視鏡。

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JPH09205660A
JPH09205660A JP8028756A JP2875696A JPH09205660A JP H09205660 A JPH09205660 A JP H09205660A JP 8028756 A JP8028756 A JP 8028756A JP 2875696 A JP2875696 A JP 2875696A JP H09205660 A JPH09205660 A JP H09205660A
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JP
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image
eye
display
images
stereoscopic
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JP8028756A
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Kazuyoshi Ito
藤 和 喜 伊
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SHINMEI DENKI KK
SHINMEI ELECTRIC
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SHINMEI DENKI KK
SHINMEI ELECTRIC
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    • H04N13/00Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
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    • H04N13/204Image signal generators using stereoscopic image cameras
    • H04N13/239Image signal generators using stereoscopic image cameras using two 2D image sensors having a relative position equal to or related to the interocular distance
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    • G02B30/00Optical systems or apparatus for producing three-dimensional [3D] effects, e.g. stereoscopic images
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、電子動画を低コストで容易に立
体視するシステム技術を提供することを目的としてい
る。 【解決手段】 左眼用画像1と右眼用画像2の立体視動
画データをそれぞれディスプレイ4の1フレームの大き
さに設定し、該両眼用画像の立体視動画データを左右に
並列させた状態でディスプレイ4の1フレームの大きさ
の左右幅に圧縮してフォーマットし、これをディスプレ
イ1フレームに同時に圧縮左右画像31,32として表
現し、この左右画像をゴーグル5によって左右方向に2
倍に拡大し、左眼用画像31を左眼で、右眼用画像32
を右眼でそれぞれ同時に視認重ね合わせて立体視するこ
とを特徴とする電子動画立体視システム、からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は電子動画立体視シ
ステムに係り、特に動画を低コストで容易に立体的に視
認することのできる電子動画立体視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、いわゆるテレビゲームとかパソコ
ンゲームといわれる電子映像ディスプレを使用した電子
動画ゲームが普及している。これらの動画はテレビを見
ているように中の映像そのものは立体的な色彩表現はと
られているが、浮き上がって見えるとか、動物とか物体
が画面から飛び出してくるように見えるというような立
体的映像処理はなされていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなゲームの
普及は自分でゲーム内容の設定変更のできるものまで多
岐にわたって出現しているが、それだけに、立体的な映
像、例えばロケットを打ち上げると、そのロケットがデ
ィスプレ画面から視者の方へ飛んで来るように立体的に
見えるものが求められるようになった。従来、立体写真
というものがあり、これはあらかじめ二台のカメラで左
右から写真を撮影し、これを重ね焼きして、これを左右
の異なった角度から同時に見ると、奥行きが感じられる
ものである。電子動画においてもこの原理で、左眼で見
る画像と右眼で見る画像を同一画面に映像させればよい
が、静止画面と異なって電子動画においては、ディスプ
レ画面の枠の制約と、時間的に変化するという画面処理
上の難題がある。現在知られている方法としては、ビデ
オのフォーマットを垂直方向に於いて画面面積の2分の
1に設定し、デスプレィ表現時には画面に1定時間毎に
左眼用画像と右眼用画像とを交互に造影させ、その切り
替わり時に液晶シャツタを同期させたゴーグルによって
左右の画象の区別をし、視者の網膜上の残像によって立
体感を得るというものである。このシステムではシャツ
タが不可欠なので画面がチカチカして眼が疲労する度合
いが強いという問題と、両眼で同一画面を見ているの
で、解像度が劣るという問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は前記課題を解
決するために、次のような技術的な手段を講じた。
【0005】A 左眼用画像と右眼用画像の動画データ
をそれぞれディスプレイ1フレームの大きさに設定し、
該両方の動画データを左右に並列させた状態でディスプ
レイ1フレームの大きさの左右幅に圧縮してフォーマッ
トし、これをディスプレイ1フレームに同時に画像表現
し、この画像をゴーグルによって左右方向に2倍に拡大
し、左眼用画像を左眼で、右眼用画像を右眼でそれぞれ
同時に視認し立体視することを特徴とする電子動画シス
テム。
【0006】B.電子動画を立体視するための装置であ
って、フレームの前後部にそれぞれ左右の視認孔が開設
され、内部には、前後部の視認孔と対応させて、前部視
認孔から取り込まれた映像を左右方向へ2倍に拡大して
後部視認孔へ伝達する光学拡大部材が配設されているこ
とを特徴とする電子動画立体視鏡。
【0007】
【作用】上記のように構成されたこの発明によれば、次
のような作用を有している。すなわち、電子動画を立体
視するためには、左右の眼の視角が異なっているために
左の眼で見るための画像と、右の眼で見る画像とは異な
っていなければならない。例えば、立木を見ると、左の
眼では立木の左側を遠くまで見ることができ、右の眼で
は立木の右側を遠くまで見ることができるので、左右は
異なっている。従って左眼用画像と右眼用画像の動画デ
ータをそれぞれディスプレイ1フレームの大きさに設定
する。この左右の異なった動画データを左右に並列させ
ると、その左右幅はディスプレイ1フレームの幅の2倍
になるので、これをディスプレイ1フレームの幅に圧縮
させてフォーマットする。これをディスプレイ1フレー
ムに表現すると、左眼用画像と右眼用画像の動画は通常
の動画の左右幅が2分の1になって並列して同一画面に
表現される。すなわち例えばキングコングが1つの画面
に、身長は変らず、胴周りが半分の幅になって左右に並
んで現れる。そこでこの画像をゴーグルによって左右方
向に2倍に拡大し、左眼用画像を左眼で、右眼用画像を
右眼でそれぞれ同時に視認すると、最初にディスプレイ
1フレームの大きさに設定した左眼用画像と右眼用画像
の動画データによる画像をそれぞれ左右の眼で同時に視
認しているのと同じになり、左の眼で視認した左眼用画
像と右の眼で視認した右眼用画像とが重なりあって、視
覚としては左右にそれぞれ奥行きがあるため、中央部が
浮き上って近づいて立体的に見ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図面を参
照して説明する。図1は電子動画を見るためのディスプ
レイに現れる1フレームの画像を左眼で見た状態を示し
ている左眼用画像1である。この図において球体A1か
ら出ている棒体B1は、左側面がよく現われている。図
2は同様にディスプレイに現れる1フレームの画像を右
眼で見た状態を示している右眼用画像2である。この図
において球体A2から出ている棒体B2は、右側面がよ
く現われている。この両方の動画データを左右に並列さ
せた状態でディスプレイ1フレームの大きさの左右幅に
圧縮してフォーマットしてディスプレイに表現した状態
の1フレームの画像が図3に示す左右並列画像3であ
る。このように、1つのディスプレイ画面に図1の左眼
用画像1と図2の右眼用画像2が左右幅のみ2分の1に
圧縮されて圧縮左眼用画像31と圧縮右眼用画像32が
並列1体に表現される。従って通常に視認すれば、この
図3に示す圧縮左眼用画像31と圧縮右眼用画像32を
並列した左右並列画像3を見ることになる。
【0009】図4は電子動画立体視鏡5(ゴーグル)を
通してディスプレイ4の左右並列画像3を見たときの光
学的模式図である。電子動画立体視鏡5はフレーム6の
前面6Aに左右の前部視認孔7A,7Bと、後面に左右
の後部視認孔8A,8Bとが対称に形成され、前部視認
孔7A,7Bと、後部視認孔8A,8Bとの間には前部
視認孔7A,7Bから取り入れられたディスプレイ4の
左右並列画像3の左右幅を二倍に拡大して後部視認孔8
A,8Bへ伝達する光学的左右拡大部材9A,9Bが配
設されている。該左の光学的左右拡大部材9Aはディス
プレイ4の左右並列画像3のうち左半分の圧縮左眼用画
像31のみ左右幅を2倍に拡大してその幅中心を電子動
画立体視鏡5の幅中心に合わせるように設定されてい
る。また右の光学的拡大部材9Aはディスプレイ4の左
右並列画像3のうち右半分の圧縮右眼用画像32のみ左
右幅を2倍に拡大してその幅中心を電子動画立体視鏡5
の幅中心に合わせるように設定されている。従って両光
学的拡大部材9A,9Bを通して視者の網膜に結像され
る画像は、左右重複画像12であり、これは図1の画像
1と図2の画像2を重ね合わせた状態になる。当然に2
分の1に圧縮されてディスプレイ4に表現いる左右並列
画像3は2倍に拡大されて普通の寸法として視認されて
いる。しかも左の眼は対象物を左方から見た視角で捕ら
え、右の眼は対象物を右方から見た視角で捕らえるの
で、左右側面に奥行きが視認されて、中央部が前に出る
ように見えるから立体的に視認される。これによってデ
ィスプレイ4に表現されている画像は2倍に拡大される
ため、片眼での解像度は2分の1になるが、左右の眼で
見る解像度が合算されて、視者に認識される解像度はデ
ィスプレイ4に表現される普通のものと同じになる。前
記光学的左右拡大部材9A,9Bは、例えばレンズをカ
マボコ型としその長手方向を上下にすることによって左
右方向のみの拡大が可能となる。また、ゴーグルとディ
スプレイとの間にW型のミラーを配して、このミラー面
をカマボコ型(その凹型も含む)の曲面とすることによ
って、左右方向のみの拡大が可能となる。
【0010】以上のように、本発明においては、ディス
プレイ4に普通に表現される動画像を左右方向に2分の
1に圧縮し、ディスプレイ4の1フレームに左視右視の
異なった視角での画像が左右に並列1体に同時に表現し
てあるもので、フオーマット上の困難性がない。この左
右並列画像3のうち左画像を左眼で、右画像を右眼でそ
れぞれ左右方向に拡大して見るだけであるので、大がか
りな装置や複雑な機具を使用することなく低コストで立
体視できる。
【0011】
【発明の効果】以上のように構成されたこの発明は次の
ようなすぐれた効果を有している。
【0012】A.1台のディスプレイでの立体視が容易
になった。
【0013】B.画像処理データの無駄が生じずフオー
マットが容易で、コストを著しく低減することができ
る。
【0014】C.大係がかりな装置や複雑な機器具を必
要とせず簡単かつ安価な光学的電子動画立体視鏡5(ゴ
ーグル)を使用するだけで立体視できるので、需要者の
負担にならず楽しむことができる。
【0015】D.視認するための画像を二分の1に縮尺
してディスプレにそのまま表現し、ゴーグルで左右方向
のみ2倍に拡大して見るので、解像度がすぐれて鮮明
で、シャツタを必要としないのでチカチカ遮光影がでな
いため眼に負担がかからない。
【0016】E.左右画像を1画素づつ交互に配置し、
パララックスバリアと称されるスノコ状の遮蔽物または
レンティキュラ板と称されるカマボコ状のレンズを用い
て立体視する立体テレビの記録方式としても、画素の並
べ変え処理のみで対応することができるので効率的であ
る。
【0017】F.自然画の立体視用撮影において、従来
方式では2台のカメラを必要としているが、本方式にお
いては、簡単なアダプタを装着するだけで1台のカメラ
で撮影することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】左眼用画像の正面図である。
【図2】右眼用画像の正面図である。
【図3】左右並列画像の正面図である。
【図4】電子動画立体視鏡(ゴーグル)を通してディス
プレイの左右並列画像を見たときの光学的模式図であ
る。
【符号の説明】
1 左眼用画像 2 右眼用画像 3 左右並列画像 4 ディスプレ 5 電子動画立体視鏡(ゴーグル) 6 フレーム 7A,7B 前部視認孔 8A,8B 後部視認孔 9A,9B 光学的左右拡大部材 31 圧縮左眼用画像 32 圧縮右眼用画像 12 左右重複画像 A,A1,A2 球体 B,B1,B2 棒体
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年12月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 電子動画立体視システム並びに立体
視鏡。
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は電子動画立体視シ
ステムと電子動画立体視鏡に係り、特に動画を低コスト
で容易に立体的に視認することのできる電子動画立体視
システムと電子動画立体視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、いわゆるテレビゲームとかパソコ
ンゲームといわれる電子映像ディスプレイを使用した電
子動画ゲームが普及している。これらの動画はテレビを
見ているように中の映像そのものは立体的な色彩表現は
とられているが、浮き上がって見えるとか、動物とか物
体が画面から飛び出してくるように見えるというような
立体的映像処理はなされていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなゲームの
普及は自分でゲーム内容の設定変更のできるものまで多
岐にわたって出現しているが、それだけに、立体的な映
像、例えばロケットを打ち上げると、そのロケットがデ
ィスプレ画面から視者の方へ飛んで来るように立体的に
見えるものが求められるようになった。従来、立体写真
というものがあり、これはあらかじめ二台のカメラで左
右から写真を撮影し、これを重ね焼きして、これを左右
の異なった角度から同時に見ると、奥行きが感じられる
ものである。電子動画においてもこの原理で、左眼で見
る画像と右眼で見る画像を同一画面に映像させればよい
が、静止画面と異なって電子動画においては、ディスプ
レ画面の枠の制約と、時間的に変化するという画面処理
上の難題がある。現在知られている方法としては、ビデ
オのフォーマットを垂直方向に於いて画面面積の2分の
1に設定し、デスプレィ表現時には画面に1定時間毎に
左眼用画像と右眼用画像とを交互に造影させ、その切り
替わり時に液晶シャツタを同期させたゴーグルによって
左右の画象の区別をし、視者の網膜上の残像によって立
体感を得るというものである。このシステムではシャツ
タが不可欠なので画面がチカチカして眼が疲労する度合
いが強いという問題と、両眼で同一画面を見ているの
で、解像度が劣るという問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は前記課題を解
決するために、次のような技術的な手段を講じた。
【0005】A 左眼用画像と右眼用画像の動画データ
をそれぞれディスプレイ1フレームの大きさに設定し、
該両方の動画データを左右に並列させた状態でディスプ
レイ1フレームの大きさの左右幅に圧縮してフォーマッ
トし、これをディスプレイ1フレームに同時に画像表現
し、この画像を立体視ゴーグルによって左右方向に2倍
に拡大し、左眼用画像を左眼で、右眼用画像を右眼でそ
れぞれ同時に視認し立体視することを特徴とする電子動
画システム。
【0006】B.電子動画を立体視するための装置であ
って、フレームの前後部にそれぞれ左右の視認孔が開設
され、内部には、前後部の視認孔と対応させて、前部視
認孔から取り込まれた映像を左右方向へ2倍に拡大して
後部視認孔へ伝達する光学拡大部材が配設されているこ
とを特徴とする電子動画立体視鏡。
【0007】
【作用】上記のように構成されたこの発明によれば、次
のような作用を有している。すなわち、電子動画を立体
視するためには、左右の眼の視角が異なっているために
左の眼で見るための画像と、右の眼で見る画像とは異な
っていなければならない。例えば、立木を見ると、左の
眼では立木の左側を遠くまで見ることができ、右の眼で
は立木の右側を遠くまで見ることができるので、左右は
異なっている。従って左眼用画像と右眼用画像の動画デ
ータをそれぞれディスプレイ1フレームの大きさに設定
する。この左右の異なった動画データを左右に並列させ
ると、その左右幅はディスプレイ1フレームの幅の2倍
になるので、これをディスプレイ1フレームの幅に圧縮
させてフォーマットする。これをディスプレイ1フレー
ムに表現すると、左眼用画像と右眼用画像の動画は通常
の動画の左右幅が2分の1になって並列して同一画面に
表現される。すなわち例えばキングコングが1っの画面
に、身長は変らず、胴周りが半分の幅になって左右に並
んで現れる。そこでこの画像を立体視ゴーグルによって
左右方向に2倍に拡大し、左眼用画像を左眼で、右眼用
画像を右眼でそれぞれ同時に視認すると、最初にディス
プレイ1フレームの大きさに設定した左眼用画像と右眼
用画像の動画データによる画像をそれぞれ左右の眼で同
時に視認しているのと同じになり、左の眼で視認した左
眼用画像と右の眼で視認した右眼用画像とが重なりあっ
て、視覚としては左右にそれぞれ奥行きがあるため、中
央部が浮き上って近づいて立体的に見ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図面を参
照して説明する。図1は電子動画を見るためのディスプ
レイに現れる1フレームの画像を左眼で見た状態を示し
ている左眼用画像1である。この図において球体A1か
ら出ている棒体B1は、左側面がよく現われている。図
2は同様にディスプレイに現れる1フレームの画像を右
眼で見た状態を示している右眼用画像2である。この図
において球体A2から出ている棒体B2は、右側面がよ
く現われている。この両方の動画データを左右に並列さ
せた状態でディスプレイ1フレームの大きさの左右幅に
圧縮してフォーマットして、ディスプレイに表現した状
態の1フレームの画像が図3に示す左右並列画像3であ
る。このように、1っのディスプレイ画面に図1の左眼
用画像1と図2の右眼用画像2が左右幅のみ2分の1に
圧縮されて圧縮左眼用画像31と圧縮右眼用画像32が
並列1体に表現される。従って通常に視認すれば、この
図3に示す圧縮左眼用画像31と圧縮右眼用画像32を
並列した左右並列画像3を見ることになる。
【0009】図4は電子動画立体視鏡5(ゴーグル)を
通してディスプレイ4の左右並列画像3を見たときの光
学的模式図である。電子動画立体視鏡5はフレーム6の
前面6Aに左右の前部視認孔7A,7Bと、後面に左右
の後部視認孔8A,8Bとが対称に形成され、前部視認
孔7A,7Bと、後部視認孔8A,8Bとの間には前部
視認孔7A,7Bから取り入れられたディスプレイ4の
左右並列画像3の左右幅を二倍に拡大して後部視認孔8
A,8Bへ伝達する光学的左右拡大部材9A,9Bが配
設されている。該左の光学的左右拡大部材9Aはディス
プレイ4の左右並列画像3のうち左半分の圧縮左眼用画
像31のみ左右幅を2倍に拡大して、その幅中心を電子
動画立体視鏡5の幅中心に合わせるように設定されてい
る。また右の光学的拡大部材9Aはディスプレイ4の左
右並列画像3のうち右半分の圧縮右眼用画像32のみ左
右幅を2倍に拡大して、その幅中心を電子動画立体視鏡
5の幅中心に合わせるように設定されている。従って両
光学的拡大部材9A,9Bを通して視者の網膜に結像さ
れる画像は、左右重複画像33であり、これは図1の画
像1と図2の画像2を重ね合わせた状態になる。当然に
2分の1に圧縮されてディスプレイ4に表現している左
右並列画像3は2倍に拡大されて、普通の寸法として視
認されている。しかも左の眼は対象物を左方から見た視
角で捕らえ、右の眼は対象物を右方から見た視角で捕ら
えるので、左右側面に奥行きが視認されて、中央部が前
に出るように見えるから立体的に視認される。これによ
ってディスプレイ4に表現されている画像は2倍に拡大
されるため、片眼での解像度は2分の1になるが、左右
の眼で見る解像度が合算されて、視者に認識される解像
度はディスプレイ4に表現される普通のものと同じにな
る。前記光学的左右拡大部材9A,9Bは、例えばレン
ズをカマボコ型とし、その長手方向を上下にすることに
よって左右方向のみの拡大が可能となる。また、ゴーグ
ルとディスプレイとの間にW型のミラーを配して、この
ミラー面をカマボコ型(その凹型も含む)の曲面とする
ことによって、左右方向のみの拡大が可能となる。図5
は電子動画立体視鏡(映像記録用)34でフイルムにシ
ーン35の幅縮尺の立体画像を並列した写真を記録する
該略を示す。ハウジング36には、左右の幅縮尺レンズ
38A,38Bの前部に位置して左右に視認孔37A,
37Bが設けられている。該左右視認孔37A,37B
の間隔は人の左右の眼の距離と等しい方が好ましい。左
右の幅縮尺レンズ38A,38Bは光学的補助レンズ部
品(図示せず)により左右に幅縮尺縦並列画像39A,
39Bをフイルムもしくはビデオカメラ40の画像面上
に作り出す。左右の幅縮尺レンズ38A,38Bは図示
するように画像を円筒形に凹ませたり円筒形にに凸出さ
せたりする光学系部材であり前記本願発明の技術的範囲
に属するものである。
【0010】以上のように、本発明においては、ディス
プレイ4に普通に表現される動画像を左右方向に2分の
1に圧縮し、ディスプレイ4の1フレームに左視右視の
異なった視角での画像が左右に並列1体に同時に表現し
てあるもので、フオーマット上の困難性がない。この左
右並列画像3のうち左画像を左眼で、右画像を右眼でそ
れぞれ左右方向に拡大して見るだけであるので、大がか
りな装置や複雑な機具を使用することなく低コストで立
体視できる。
【0011】
【発明の効果】以上のように構成されたこの発明は次の
ようなすぐれた効果を有している。
【0012】A.1台のディスプレイでの立体視が容易
になった。
【0013】B.画像処理データの無駄が生じずフオー
マットが容易で、コストを著しく低減することができ
る。
【0014】C.大がかりな装置や複雑な機器具を必要
とせず簡単かつ安価な光学的電子動画立体視鏡5(ゴー
グル)を使用するだけで立体視できるので、需要者の負
担にならず楽しむことができる。
【0015】D.視認するための画像を二分の1に縮尺
してディスプレィにそのまま表現し、ゴーグルで左右方
向のみ2倍に拡大して見るので、解像度がすぐれて鮮明
で、シャッタを必要としないのでチカチカ遮光影がでな
いため眼に負担がかからない。
【0016】E.左右画像を1画素づつ交互に配置し、
パララックスバリアと称されるスノコ状の遮蔽物または
レンティキュラ板と称されるカマボコ状のレンズを用い
て立体視する立体テレビの記録方式としても、画素の並
べ変え処理のみで対応することができるので効率的であ
る。
【0017】F.自然画の立体視用撮影において、従来
方式では2台のカメラを必要としているが、本方式にお
いては、簡単なアダプタを装着するだけで1台のカメラ
で撮影することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】左眼用画像の正面図である。
【図2】右眼用画像の正面図である。
【図3】左右並列画像の正面図である。
【図4】電子動画立体視鏡(ゴーグル)を通してディス
プレイの左右並列画像を見たときの光学的模式図であ
る。
【図5】電子動画立体視鏡(映像記録用)の構成概略平
面図である。
【符号の説明】 1 左眼用画像 2 右眼用画像 3 左右並列画像 4 ディスプレィ 5 電子動画立体視鏡(ゴーグル) 6 フレーム 7A,7B 前部視認孔 8A,8B 後部視認孔 9A,9B 光学的左右拡大部材 31 圧縮左眼用画像 32 圧縮右眼用画像 33 左右重複画像 A,A1,A2 球体 B,B1,B2 棒体 34 電子動画立体視鏡(映像記録用) 35 シーン 36 ハウジング 37A,37B 視認孔 38A,38B 幅縮尺レンズ 39A,39B 幅縮尺並列画像 40 カメラ
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図 1】
【図 2】
【図 3】
【図 4】
【図 5】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左眼用画像と右眼用画像の立体視動画デ
    ータをそれぞれディスプレイ1フレームの大きさに設定
    し、該両眼用画像の立体視動画データを左右に並列させ
    た状態でディスプレイ1フレームの大きさの左右幅に圧
    縮してフォーマットし、これをディスプレイ1フレーム
    に同時に画像表現し、この左右画像をゴーグルによって
    左右方向に2倍に拡大し、左眼用画像を左眼で、右眼用
    画像を右眼でそれぞれ同時に視認して立体視することを
    特徴とする電子動画立体視システム。
  2. 【請求項2】 電子動画を立体視するための装置であっ
    て、フレームの前後部にそれぞれ左右の視認孔が開設さ
    れ、内部には前後部の視認孔と対応させて、前部視認孔
    から取り込まれた映像を左右方向へのみ2倍に拡大して
    後部視認孔へ伝達する光学的左右拡大部材が配設されて
    いることを特徴とする電子動画立体視鏡。
JP8028756A 1996-01-24 1996-01-24 電子動画立体視システム並びに立体視鏡。 Pending JPH09205660A (ja)

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