JPH09202182A - 自動車用バックミラー - Google Patents

自動車用バックミラー

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JPH09202182A
JPH09202182A JP8008623A JP862396A JPH09202182A JP H09202182 A JPH09202182 A JP H09202182A JP 8008623 A JP8008623 A JP 8008623A JP 862396 A JP862396 A JP 862396A JP H09202182 A JPH09202182 A JP H09202182A
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mirror
convex
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mirror element
recess
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H Kim Richard
リチャード・エイチ・キム
Kim Bobby
ボビー・キム
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 平面鏡と凸面鏡とをバックミラーとして選択
的に使用できるようにする。 【解決手段】 自動車用バックミラー114は、自動車
に取り付けられる取り付け台116と、鏡装置134
と、該鏡装置134と取り付け台116とを連結する取
り付けアーム118とを備える。鏡装置134は、平面
鏡136と凸面鏡138とを備える。凸面鏡138は角
度を変えることができる。運転者は、平面鏡136また
は凸面鏡138を選択的に利用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のためのバ
ックミラーに関する。より詳細に云えば、本発明は、平
面鏡と凸面鏡との表面を利用して、改善された視界を与
えるべく調整可能なバックミラーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車が出現して以来、バックミラーの
役割は非常に重要であった。自動車出現以前の馬車に比
べ、速度がずっと速く、また反応よく動くからである。
【0003】車の往来が増加し、車の速度が増加してゆ
くことによって、ますます重要な役割をなすのがバック
ミラーである。自動車を運転する場合、車の後方および
側面が最大限見えなければならないし、これに加え、前
方に現れる車も容易に見えなければならないからであ
る。
【0004】多くの車が、窓ガラスを利用して、前方の
視野部分および後方の視野部分等、自動車の周囲を見や
すいように設計されている。しかしながら、美的な設計
を優先するために実用的な面を無視し、運転者の視覚的
な問題が疎かにされている車もある。
【0005】バックミラーを自動車の前方の窓ガラスま
たはその近傍に取り付けることと、鏡の位置ないし姿勢
を調節できることとは、世界的に普遍化されている。し
かし、普通、バックミラーは表面が平面なので、自動車
の運転者が見ることができるのは限られた角度範囲の視
野だけである。バックミラーは予め決められた位置に合
わせておかれるが、視野の角度は既に決められた状態で
あるので、それ以上、より良い角度の視野を得ることは
できない。何故ならば、バックミラーの広さは基本的に
決められているためである。
【0006】運転者の後方の視野の角度を拡大するため
に、何回もの試みがなされた。ある試みによれば、車両
の側面の空間に向けて平面鏡が取り付けられた。それが
どんな役割をするかと云うと、両側の鏡の角度により、
車両運転者の後方の視野のあらゆる角度の範囲が広く見
えるようになるのである。
【0007】また、他の試みによれば、可動の凸面鏡
が、既存の自動車用平面鏡上に取り付けられた。曲面を
有する凸面鏡は、同じ大きさの平面鏡よりも後方の視野
の角度がより広くすることができる。曲面を有する凸面
鏡に設けた粘り気のある接着剤を利用して、該凸面鏡を
既存の平面鏡の上に取り付け、一定の距離および角度範
囲をより良く見えるようにした。
【0008】しかし、このような場合でも、運転者が常
に凸面鏡を使用することには相当抵抗がある。凸面鏡
は、対応する平面鏡の上全体にわたってに取り付けられ
るので、ちょうど平面鏡にとってかわるよう、その全体
の位置を占めることになり、下になった平面鏡は利用で
きなくなる。しかしながら、平面鏡の代わりに使用され
る凸面鏡は、視野の助けになる反面、実際には距離感の
つかみにくさ等、或る程度の視野の障害を起こすのであ
る。それゆえ、車両の運転者は、視野範囲の狭い従来の
平面鏡のバックミラーに依存せざるを得ない面もあっ
た。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような、従来の平
面鏡の視野の狭さ、凸面鏡の起こす視野の障害の問題を
解消することが本発明の課題である。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による自動車のバ
ックミラーにおいては、種々の形態にて二つの鏡面を統
合して利用できるように設計されている。一つの鏡面は
平面であり、他の一つの鏡面は凸面である。
【0011】これら二つの種類の鏡面は互いに連結され
ている。車両の運転者は、二つの種類の鏡面の一方だけ
を使用しようと、また、両方を同時に使用しようと、い
ずれも任意であり、その使用の仕方により最大限に後方
の視野を広めることができるようにした。
【0012】本発明において、具体的には、蝶番を利用
して凸面鏡を平面鏡に連結させた。このようにして、別
個独立してそれぞれの鏡面を利用することができるよう
にした。また、他の形態においては、横に長い平面鏡に
凸面鏡を取り付けて全体の横幅を広くした。このように
して、平面鏡では車の後方を見られるようにし、凸面鏡
では車の右側または左側を拡大して良く見えるようにし
た。
【0013】また、さらに別の形態においては、凸面鏡
を平面鏡の右側または左側に取り付けて可動調節するこ
とができるようにした。この場合、平面鏡は車の後方を
見るのに使用し、また、可動調節が可能な凸面鏡を調節
することにより、車の側面部分と後方部分とを拡大して
目の前に見ることができるようにした。
【0014】本発明によるバックミラーは、車を運転中
の運転者が、車の後方の視野を拡大することができる。
さらに便利な点は、広範囲な調整が可能なことである。
【0015】別な観点は、特徴のある模様と、本発明の
技術的な説明を参照文を通じて具体的で選択できる説明
を以てより完全に理解できるようにした。
【0016】
【発明の実施の形態】図1では、自動車22の前面ガラ
ス窓26またはその近傍の内側部分に取り付けられた、
従来の平面鏡を有するバックミラー24を利用して運転
者20が見ることのできる後方の視野の角度Aが示され
ている。これから分かるように、このバックミラー24
を使用した場合には、運転者20にとって、特に自動車
22の側面部分が見えない。
【0017】運転者が自動車の前方の道路や車からほと
んど目を離さないようにして運転している場合、図示実
施例にように左ハンドルの例では、常に自動車の右側面
部分が左側面部分よりも特に見えにくい。自動車の左側
面部分は、自動車の左側の外面に取り付けたミラー28
によって比較的容易に見ることができるからである。右
ハンドルの自動車の場合は、ここで説明した左右の関係
が逆になることは容易に理解されよう。
【0018】図5に示した本発明の第1の実施例による
バックミラー30は、取り付け台32を備えている。取
り付け台32の裏面に接着物質を設け、それによって、
取り付け台32が、自動車22の前面窓ガラス26また
はその他の適当な部分の表面に接着されるようにしても
よい。もちろん、取り付け台32を自動車22の前面窓
ガラス26またはその近傍に取り付けるのに、他の適当
な手段を用いてもよい。
【0019】取り付け台32には取り付けアーム34が
固着されている。取り付けアーム34は、アーチ型をし
た部分を有し、やや下方に向かいながら、前方(自動車
の向きに対して云えば後方)に延びている。取り付けア
ーム34の先端部分は、球形部分36となっている。球
形部分36は、鏡装置38を回動可能に取り付けアーム
34に連結している。
【0020】鏡装置38は各種の部材からなる。後方
(自動車の向きに対して云えば前方)の平面部分40は
長方形状をしている。平面部分40の前面周縁には枠4
2が形成されており、該枠42により画成された凹所内
に平面鏡44が組み込まれている。
【0021】前方の位置転換部分46は、自身の位置を
転換可能な部分であり、蝶番48および50によって、
後方の平面部分40に対して回動可能に連結されてい
る。位置転換部分46の表面には凸面鏡52が設けられ
ている。凸面鏡52は、長方形状の位置転換部分46の
縦方向および横方向に沿って凸状になっている。横方向
に沿った凸状湾曲の状態は図9に示されている。
【0022】図8に示すように、位置転換部分46を前
方から後方へと回動させると、凸面鏡52は向こう側を
向き、後方の平面部分40が現れる。
【0023】後方の平面部分40の裏側部分54の中央
には、取り付けアーム34の球形部分36を受け入れる
ための略球形または半球形のソケット56が形成されて
いる。裏側部分54は弾力性のある材料で作られ、取り
付けアーム34の球形部分36をソケット56内に嵌入
するときに弾性的に変形できるようにすることが望まし
い。このようにして取り付けアーム34の球形部分36
に回動可能に取り付けられた鏡装置38は、自由にその
角度位置を変えることができる。自在継手式取り付け部
材ともいうべき、このような取り付け手段は、既に周知
のものであるから、これ以上の詳細な説明は必要ないで
あろう。
【0024】凸面鏡52を有する位置転換部分46と平
面鏡44を有する平面部分40とを備えた鏡装置38
は、おおむね横方向に長い長方形をしている。平面部分
40と位置転換部分46とを互いに連結している蝶番4
8及び50のそれぞれの一方の脚58は、図5および図
7に示すように、平面部分40の水平な上面に取り付け
られている。また、図6および図8に示すように、向か
って右側の蝶番50のもう一方の脚62は、位置転換部
分46の後面64に取り付けられている。
【0025】向かって左側の蝶番48のもう一つの脚6
2は、図7に示すように、平面部分40と位置転換部分
46との間を下方に向かって延びており、雌ネジ部分6
6を有している。該雌ネジ部分66は、平面部分40に
形成された凹所68と整合して位置付けられている。雌
ネジ部分66には、調節ネジまたは調節ピン70の雄ネ
ジ端部74が螺合している。調節ピン70は、位置転換
部分46に形成された貫通孔72を通して延びており、
雄ネジ端部74と反対側に拡大頭部76を有している。
拡大頭部76は、指で手動操作可能である。外部に突出
した拡大頭部76に隣接する肩部が、凸面鏡52の表面
に当接している。位置転換部分46の後面64には凹所
80が形成されており、該凹所80は、貫通孔72と連
通し且つ整合している。止め輪82が、凹所80内に配
置されるようにして調節ピン70に固着されている。調
節ピン70を、位置転換部分46の孔72内で回転運動
させると、調節ピン70の雄ネジ部分74は蝶番48の
雌ネジ部分66に対して前後に螺進するので、位置転換
部分46の向かって左側部分は、調節ピン70ととも
に、平面部分40に相対的に前後に移動することができ
る。
【0026】このようにして、鏡装置38の向かって左
側における位置転換部分46と平面部分40との間の隙
間の大きさを調節することができる。かかる隙間の調節
により、凸面鏡52の角度が変化し、運転者が凸面鏡5
2を見たときの視野の方向を変えることができる。この
ような調節作用を可能にするため、位置転換部分46の
向かって右側の蝶番50は、位置転換部分46の上述し
たような移動をある程度許容するような態様で取り付け
られている。
【0027】運転者は、蝶番48、50を利用して位置
転換部分46を上方縁部の回りに上下に回動させること
により、バックミラー30を図5の態様または図8の態
様で選択的に利用することができる。図5の態様では、
運転者は、自動車の後方を、凸面鏡52により広げられ
た視野で見ることができる。視野の方向は、前述したよ
うに調節ピン70を回すことによって調整することがで
きる。
【0028】運転者が位置転換部分46を上方に回動さ
せて図8のようにすると、下から平面部分40が現れ
る。この状態で運転者は、平面部分40の平面鏡44を
利用して、従来のバックミラーと同様の視野を得ること
ができる。
【0029】図10に示すように、本発明の第1の実施
例によるバックミラー30の凸面鏡52を利用した場
合、自動車の後方に70度の視野を得ることができる。
平面鏡44を利用した場合には35度の視野しか得られ
ないから、凸面鏡52は視野を2倍に拡大できることに
なる。
【0030】同様のことを図2で確かめてみる。平面鏡
44を利用した場合の視野は角度Aであり、これは図1
に示すように従来の平面鏡使用のバックミラー24の視
野の角度を同じである。しかしながら、位置転換部分4
6を下方に回動させて凸面鏡52を利用すると、角度
A’の広い視野を得ることができ、自動車の右側をより
良く見ることができる。なお、右ハンドル車の場合は、
自動車の左側がより良く見えるよう、凸面鏡52が設計
される。
【0031】本発明の第2の実施例によるバックミラー
84が図11ないし図14に示されている。取り付け台
86の裏面には接着物質が設けられ、自動車22の全面
ガラス窓26またはその近傍にバックミラー84を接着
により取り付けることができるようになっている。取り
付けアーム88は、アーチ状となって取り付け台86か
らやや下向きに前方(自動車の向きでいえば後方)へ延
びており、その先端には球形部分90を形成している。
鏡装置92の後面板94の表面100の中央付近には、
球形または半球形のソケット102が形成されている。
ソケット102を形成する部材は弾力性があり、該ソケ
ット102内に取り付けアーム88の球形部分90を嵌
合しやすくなっている。球形部分90とソケット102
との嵌合により、鏡装置92は取り付けアーム88に対
して回動可能に支持される。
【0032】鏡装置92の全面周縁にはほぼ長方形の枠
98が形成されており、該枠98内に鏡96が固定的に
取り付けられている。図11および図12から容易に理
解されるように、鏡96は、向かって右側の部分の除い
て平坦であり、平面鏡部分110を形成しており、右側
の部分では徐々に後面板94に向かうように湾曲して凸
面鏡部分112を形成している。図示実施例において、
横方向長さに関する割合は、平面鏡部分110が約4分
の3に対し、凸面鏡部分112は約4分の1である。図
13に示すごとく、凸面鏡部分112は縦方向の沿って
も湾曲している。
【0033】球形部分90とソケット102との間の回
動可能な嵌合連結により、バックミラー84の鏡装置9
2全体の角度は、運転者が手動で調節できる。図14に
示すように、運転者20は広い視野角度で自動車の後方
を見ることができる。平面鏡部分110を利用して見る
ことができるのは、自動車のほぼ中央後方の角度35度
の範囲の視野である。一方、凸面鏡部分112を利用す
ると、さらに自動車の右側部分を角度35度の範囲にわ
たってよく見ることができる。
【0034】同様のことが図3に示されている。角度A
は、バックミラー84の4分の3を占める平面鏡部分1
10によって見ることのできる範囲であり、角度Bは、
4分の1を占める凸面鏡部分112によって見ることの
できる範囲である。
【0035】本発明の第3の実施例によるバックミラー
114を図15ないし図17に示す。矩形の取り付け台
116の裏面には接着物質が設けられ、自動車の全面ガ
ラス窓またはその周辺に取り付けやすくなっている。取
り付けアーム118は下方かつ前方(自動車の向きでい
うと後方)に延びてアーチ状となっており、その先端に
は球形部分120が形成されている。弾力性のある材料
で球形または半球形のソケット124が形成され、該ソ
ケット124内に球形部分120を嵌合させることによ
り、鏡装置122を取り付けアーム118上に回動可能
に取り付ける態様は、前述した実施例の場合と同様であ
る。鏡装置122の後面板126の占める領域すなわち
鏡用ハウジングは、仕切り板131によって二つに分割
されている。全体の約4分の3を占める、後面板126
の向かって左側の部分は、仕切り板131とともに第1
の凹所128を画成する。一方、残りの約4分の1を占
める、後面板126の向かって右側の部分は、仕切り板
131とともに第2の凹所130を画成する。図16か
ら分かるように、仕切り板131付近から右側の後面板
126の部分134は、やや後方(自動車の向きでいえ
ば前方)に傾斜して延びている。
【0036】第1の凹所には平面鏡136が固定的に嵌
め込まれ、第2の凹所130内には凸面鏡138が配置
される。後面板126の右側部分134の裏面には支持
板144が取り付けられている。支持板144は、短い
取り付けアーム143によって球形部分142を支持し
ている。一方、凸面鏡138の裏面には、球形または半
球形のソケット140が形成されている。このソケット
140は、ソケット124と同様、弾力性のある材料で
形成されており、球形部分142を容易に嵌合して相対
的に回動可能な連結状態をつくる。このようにして、凸
面鏡138は後面板126の右側部分134に対して回
動可能に支持されるので、運転者は、手動で凸面鏡13
8の角度を任意に変えることができる。
【0037】第3の実施例によるバックミラー114を
利用して運転者が見ることのできる視野は図4および図
17で説明されている。図4において、角度Aは平面鏡
136で見ることのできる視野の角度を示す。一方、角
度B’は凸面鏡138で見ることのできる視野の角度を
示す。凸面鏡138は、自動車の右側を特によく見える
ようにするのに役立つ。前述したように凸面鏡138を
後面板126に相対的に動かすことによって、角度B’
の方向を変えることができる。例えば、角度B’の範囲
の領域を、角度Aの範囲の領域にもっと近づけることも
できるし、角度Aの範囲の領域と一部重なるようにして
もよい。角度B’の大きさ自体を調節して変えることは
できない。
【0038】図17に示すように、平面鏡136によっ
て見ることのできる視野領域の角度は35度であり、凸
面鏡138によって見ることのできる視野領域の角度も
やはり35度である。しかしながら、双方の鏡136、
138で見ることのできる視野領域どうしを互いに隣接
させるようにすると、平面鏡136と凸面鏡138との
間の連続視野領域を約5度の角度範囲で作り出すことが
できる。
【0039】本発明によるバックミラーは、特に左ハン
ドルの車に設置することを前提にして説明されてきた
が、右ハンドルの車に適用する場合には、左右が逆の構
成となることは容易に理解されよう。例えば、図11に
おける凸面鏡部分112の位置、および図15における
凸面鏡138の位置は、向かって左側となろう。
【0040】
【発明の効果】本発明によるバックミラーは、平面鏡と
凸面鏡とを組み合わせて用いることにより、運転者がい
ずれかを選択的に利用することができる。したがって、
従来のバックミラーで得られる視野範囲で十分なときに
は、距離感の正確な平面鏡を用い、平面鏡では見にくい
自動車の側部をよく見たいときには、凸面鏡を用いると
いうような使用方法が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】既存の平面鏡バックミラーを備えた自動車の模
式的な平面図。
【図2】図5ないし図10に示した本発明の第1の実施
例によるバックミラーを備えた自動車の模式的な平面
図。
【図3】図11ないし図14に示した本発明の第2の実
施例によるバックミラーを備えた自動車の模式的な平面
図。
【図4】図15ないし図17に示した本発明の第3の実
施例によるバックミラーを備えた自動車の模式的な平面
図。
【図5】本発明の第1の実施例によるバックミラーの斜
視図。
【図6】図5における線6−6に沿った断面図。
【図7】図5における線7−7に沿った断片断面図。
【図8】図5におけるバックミラーの前面の凸面鏡を蝶
番を利用して移動させ、後面の平面鏡を見せた状態の斜
視図。
【図9】図8における線9−9に沿った断面図。
【図10】図5に示したバックミラーによる視野を説明
するための模式的断片平面図。
【図11】本発明の第2の実施例によるバックミラーの
斜視図。
【図12】図11における線12−12に沿った断面
図。
【図13】図11における線13−13に沿った断片断
面図。
【図14】図11に示したバックミラーによる視野を説
明するための模式的断片平面図。
【図15】本発明の第3の実施例によるバックミラーの
斜視図。
【図16】図15における線16−16に沿った断面
図。
【図17】図15に示したバックミラーによる視野を説
明するための模式的断片平面図。
【符号の説明】
30,84,114 バックミラー、 32,86,1
16 取り付け台、 34,88,118 取り付けア
ーム、 38,92,134 鏡装置、 44,11
0,136 平面鏡、 52,112,138 凸面
鏡。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596008389 10075 East Warren Ave nue,Denver,Colorado 80231,United States of America (71)出願人 596008390 12331 East Arkansas A venue,Denver,Colora do 80012,United State s of America (72)発明者 リチャード・エイチ・キム アメリカ合衆国コロラド州80231,デンバ ー,イースト・ウォーレン・アベニュー 10075 (72)発明者 ボビー・キム アメリカ合衆国コロラド州80012,デンバ ー,イースト・アーカンソー・アベニュー 12331

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車用バックミラーにして、 自動車の乗務員に見られる位置で自動車に取り付けられ
    る取り付け台と、 該取り付け台に取り付けられる鏡装置であって、前記乗
    務員に相対的な該鏡装置の角度を選択的に変えることが
    できるよう、前記取り付け台に調節可能に取り付けられ
    る鏡装置と、を備え、 前記鏡装置が、実質的な平面を有する平面鏡要素と、凸
    面を有する凸面鏡要素と、前記平面鏡要素と凸面鏡要素
    との間の関係を関係を変えるための調節機構とを含んで
    おり、それによって、前記乗務員が自動車の後方をいず
    れかの鏡要素を利用して見ることができるようにした、
    自動車用バックミラー。
  2. 【請求項2】 前記鏡装置の前記凸面鏡要素を前記平面
    鏡要素に回動可能に連結するための蝶番装置をさらに備
    える、請求項1に記載の自動車用バックミラー。
  3. 【請求項3】 前記凸面鏡要素および前記平面鏡要素
    は、互いに平行な状態となるように選択的に重なり合う
    位置をとることができ、前記調節機構が、前記凸面鏡要
    素および前記平面鏡要素の角度関係を選択的に変えるべ
    く該凸面鏡要素および平面鏡要素の双方と係合可能な調
    節手段を備えている、請求項2に記載の自動車用バック
    ミラー。
  4. 【請求項4】 前記凸面鏡要素および前記平面鏡要素
    が、水平方向に長く延びた形状をしており、かつ、水平
    方向に沿って互いに間隔をおかれた二つの端部を画成し
    ており、前記調節手段は、該二つの端部の一方に隣接し
    て位置付けられて、かつ、前記凸面鏡要素および前記平
    面鏡要素間に、水平面内での、前記二つの端部の他方の
    回りの、相対的な回動を選択的に生じさせるようになさ
    れている、請求項3に記載の自動車用バックミラー。
  5. 【請求項5】 前記凸面鏡要素および前記平面鏡要素の
    それぞれが、上方縁部を有しており、前記蝶番装置が、
    該上方縁部回りの回動および前記二つの端部の前記他方
    回りの回動を許容するようにして、前記上方縁部に沿っ
    て前記凸面鏡要素および前記平面鏡要素を互いに連結し
    ている、請求項4に記載の自動車用バックミラー。
  6. 【請求項6】 前記調節手段が、細長いネジ付きピンを
    備えており、該ピンは、一端に指で手動操作可能な頭部
    を有しており、該ピンは、前記凸面鏡要素および前記平
    面鏡要素の一方を貫通し且つ該一方に対して回転可能な
    ように延びており、前記凸面鏡要素および前記平面鏡要
    素の他方と螺合している、請求項3に記載の自動車用バ
    ックミラー。
  7. 【請求項7】 前記凸面鏡要素が、前記平面鏡要素から
    水平方向に延長された部分に形成されている、請求項1
    に記載の自動車用バックミラー。
  8. 【請求項8】 前記鏡装置が後面板を有しており、前記
    凸面鏡要素を前記後面板に連結するための回動取り付け
    部材がさらに設けられている、請求項7に記載の自動車
    用バックミラー。
  9. 【請求項9】 前記平面鏡要素が、前記後面板と一体に
    なって移動するよう、該後面板に固定的に取り付けられ
    ている、請求項8に記載の自動車用バックミラー。
  10. 【請求項10】 前記回動取り付け部材が、自在継手式
    取り付け部材である、請求項9に記載の自動車用バック
    ミラー。
  11. 【請求項11】 内部の自動車用バックミラーにして、 自動車の乗務員に見られる位置で自動車に取り付けられ
    る取り付け台と、 前記取り付け台から延びる取り付けアームであって、先
    端に球状部分を有する取り付けアームと、 鏡用ハウジングであって、左側部分および右側部分を有
    する後面板を備えており、該左側部分および右側部分の
    一方が他方よりも後方に延び、該他方に対して所定の角
    度をなしており、さらに、前記後面板の前記左側部分の
    前方に第1の凹所を画成し且つ前記右側部分の前方に第
    2の凹所を画成すべく内部に仕切り板を備えている、ハ
    ウジングと、 前記第1の凹所および第2の凹所の一方内で前記鏡用ハ
    ウジングに固定されたソケットであって、前記取り付け
    アームの前記球状部分を受け入れ、それによって前記鏡
    ハウジングを前記取り付けアームに対して調節可能に取
    り付けるようになされたソケットと、 前記鏡ハウジングと一体に移動するよう、前記第1の凹
    所および第2の凹所の前記一方内に固定的に設けられた
    平面鏡要素と、 前記第1の凹所および第2の凹所の他方内で前記後面板
    に取り付けられた第2の取り付けアームであって、前記
    後面板の前方に突出している球状部分を有する第2の取
    り付けアームと、 ソケットを有する凸面鏡であって、前記第2の取り付け
    アームの前記球状部分を受け入れて該凸面鏡を前記第2
    の凹所内で調節可能に装架し、凸面鏡を前記鏡用ハウジ
    ングとは独立して移動可能なようにする前記ソケットを
    有する凸面鏡と、を備えてなる自動車用バックミラー。
  12. 【請求項12】 前端部および後端部を有する自動車用
    の内部のバックミラーにして、 自動車に取り付けられるようになされた取り付け台と、 前記取り付け台から延びる取り付けアームであって、先
    端に球状部分を有する取り付けアームと、 鏡用ハウジングであって、左側部分および右側部分を有
    する後面板を備えており、該左側部分および右側部分の
    一方が前記取り付け台に向かって後方に延びて前記左側
    部分および右側部分の他方に対して所定の角度をなし、
    それによって自動車の右側または左側の視野の角度を広
    げるようになされており、さらに、前記後面板の前記左
    側部分の前方に第1の凹所を画成し且つ前記右側部分の
    前方に第2の凹所を画成すべく内部に仕切り板を備えて
    いる、ハウジングと、 前記第1の凹所および第2の凹所の一方内で前記鏡用ハ
    ウジングに固定されたソケットであって、前記取り付け
    アームの前記球状部分を受け入れ、それによって前記鏡
    ハウジングを前記取り付けアームに対して調節可能に取
    り付けるようになされたソケットと、 前記鏡ハウジングと一体に移動するよう、前記第1の凹
    所および第2の凹所の前記一方内に固定的に設けられた
    平面鏡要素と、 前記第1の凹所および第2の凹所の他方内で前記後面板
    に取り付けられた第2の取り付けアームであって、前記
    後面板の前方に突出している球状部分を有する第2の取
    り付けアームと、 ソケットを有する凸面鏡であって、前記第2の取り付け
    アームの前記球状部分を受け入れて該凸面鏡を前記第1
    の凹所および第2の凹所の前記他方内で調節可能に装架
    し、凸面鏡を前記鏡用ハウジングとは独立して移動可能
    なようにする前記ソケットを有する凸面鏡と、を備えて
    なる自動車用バックミラー。
JP8008623A 1993-12-08 1996-01-22 自動車用バックミラー Pending JPH09202182A (ja)

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US08/235,250 US5517367A (en) 1993-12-08 1994-04-29 Rear view mirror for automotive vehicle
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EP96630014A EP0796762A1 (en) 1994-04-29 1996-03-20 Rear view mirror for automotive vehicle
AU54376/96A AU5437696A (en) 1994-04-29 1996-03-29 Rear view mirror for automotive vehicle
CA002221355A CA2221355A1 (en) 1994-04-29 1996-03-29 Rear view mirror for automotive vehicle
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AU (1) AU5437696A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013224149A (ja) * 2013-07-05 2013-10-31 Yupiteru Corp ルームミラー装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013224149A (ja) * 2013-07-05 2013-10-31 Yupiteru Corp ルームミラー装置

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