JPH09202084A - リングバインダー - Google Patents
リングバインダーInfo
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- JPH09202084A JPH09202084A JP8194475A JP19447596A JPH09202084A JP H09202084 A JPH09202084 A JP H09202084A JP 8194475 A JP8194475 A JP 8194475A JP 19447596 A JP19447596 A JP 19447596A JP H09202084 A JPH09202084 A JP H09202084A
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- ring
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- B42F13/00—Filing appliances with means for engaging perforations or slots
- B42F13/16—Filing appliances with means for engaging perforations or slots with claws or rings
- B42F13/20—Filing appliances with means for engaging perforations or slots with claws or rings pivotable about an axis or axes parallel to binding edges
- B42F13/22—Filing appliances with means for engaging perforations or slots with claws or rings pivotable about an axis or axes parallel to binding edges in two sections engaging each other when closed
- B42F13/26—Filing appliances with means for engaging perforations or slots with claws or rings pivotable about an axis or axes parallel to binding edges in two sections engaging each other when closed and locked when so engaged, e.g. snap-action
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 丈夫で安価なリングバインダーを提供する。
【解決手段】 このリングバインダー10は、複数のリ
ング部材14と、リング部材を取り付けるための一対の
支持プレート12と、支持プレートを互いに連結してベ
ース部材に取り付ける固定・保持手段24と、支持プレ
ートの両端部の制御部材16とを備えている。支持プレ
ートの下面には、ロック機能を有した切欠部40と半球
部42とが設けられる。制御部材を支持プレートの下面
の傾斜部に沿ってスライドさせることにより、支持プレ
ートを回動させることができ、第1の位置でリング部材
を開くとともにロックする一方、第2の位置では、リン
グ部材を閉じるとともにロックすることができる。
ング部材14と、リング部材を取り付けるための一対の
支持プレート12と、支持プレートを互いに連結してベ
ース部材に取り付ける固定・保持手段24と、支持プレ
ートの両端部の制御部材16とを備えている。支持プレ
ートの下面には、ロック機能を有した切欠部40と半球
部42とが設けられる。制御部材を支持プレートの下面
の傾斜部に沿ってスライドさせることにより、支持プレ
ートを回動させることができ、第1の位置でリング部材
を開くとともにロックする一方、第2の位置では、リン
グ部材を閉じるとともにロックすることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リングバインダー
に関し、特に、ベース部材、例えば、フォルダや本等の
ための厚紙製、紙製若しくは金属製のカバー、に固定さ
れるようにしたリングバインダーに関する。
に関し、特に、ベース部材、例えば、フォルダや本等の
ための厚紙製、紙製若しくは金属製のカバー、に固定さ
れるようにしたリングバインダーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のリングバインダーは、実質的に硬
質の上部構造と、上部構造に支持される互いに回動運動
可能な一対の下部キャリヤプレートとを備えている。各
下部キャリヤプレートの上には、複数のハーフリングを
取り付け、リングバインダーの両端に1つずつ設けた一
対のレバーを回動させることにより、下部キャリヤプレ
ートが回動し、必要に応じてリング部材を開いたり閉じ
たりすることができる。
質の上部構造と、上部構造に支持される互いに回動運動
可能な一対の下部キャリヤプレートとを備えている。各
下部キャリヤプレートの上には、複数のハーフリングを
取り付け、リングバインダーの両端に1つずつ設けた一
対のレバーを回動させることにより、下部キャリヤプレ
ートが回動し、必要に応じてリング部材を開いたり閉じ
たりすることができる。
【0003】このような従来のリングバインダーの大き
な問題点は、リング部材の開閉運動が、スナップ運動を
利用して行われるために、使用者にとって危険な点であ
る。また、下部キャリヤプレートの回動運動中に下部キ
ャリヤプレートから加えられる力に抵抗するためには、
上部構造は、相当の厚みと剛性と強度とを備える分高価
な材料で形成する必要がある。この結果、リングバイン
ダーの原価が増すだけでなく、リングバインダーの組み
立て及び製造がより困難になる。また、リングバインダ
ーの上部構造は、例えば組み立て中に損傷しやすくな
る。さらに、リング部材は、スナップアクションによっ
て閉じられるので、リング部材の間で紙詰まりが生じや
すい。
な問題点は、リング部材の開閉運動が、スナップ運動を
利用して行われるために、使用者にとって危険な点であ
る。また、下部キャリヤプレートの回動運動中に下部キ
ャリヤプレートから加えられる力に抵抗するためには、
上部構造は、相当の厚みと剛性と強度とを備える分高価
な材料で形成する必要がある。この結果、リングバイン
ダーの原価が増すだけでなく、リングバインダーの組み
立て及び製造がより困難になる。また、リングバインダ
ーの上部構造は、例えば組み立て中に損傷しやすくな
る。さらに、リング部材は、スナップアクションによっ
て閉じられるので、リング部材の間で紙詰まりが生じや
すい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明
は、上記欠点を解消したリングバインダーを提供するこ
とを目的としている。
は、上記欠点を解消したリングバインダーを提供するこ
とを目的としている。
【0005】
【発明の要旨】本発明によれば、少なくとも1つの取り
付け手段によって、物品に固定されるように構成された
以下のようなリングバインダーが提供される。すなわ
ち、このリングバインダーは、複数のリング部材を取り
付けるための支持手段を備えている。また、リングバイ
ンダーは、リングバインダーを開いたり閉じたりするた
めの制御手段を備えている。制御手段は、第1の位置で
リングバインダーを開くように作用すると共に、第2の
位置でリングバインダーを閉じるように作用する。第1
位置と第2位置は、リングバインダーの中央から異なる
間隔をおいて設けられる。
付け手段によって、物品に固定されるように構成された
以下のようなリングバインダーが提供される。すなわ
ち、このリングバインダーは、複数のリング部材を取り
付けるための支持手段を備えている。また、リングバイ
ンダーは、リングバインダーを開いたり閉じたりするた
めの制御手段を備えている。制御手段は、第1の位置で
リングバインダーを開くように作用すると共に、第2の
位置でリングバインダーを閉じるように作用する。第1
位置と第2位置は、リングバインダーの中央から異なる
間隔をおいて設けられる。
【0006】好ましくは、制御手段は、支持手段の上面
の傾斜部に作用するように移動可能であり、これによ
り、支持手段を回動させ、リング部材を閉じる。
の傾斜部に作用するように移動可能であり、これによ
り、支持手段を回動させ、リング部材を閉じる。
【0007】制御手段は、適宜、支持手段の下面の傾斜
部に沿って移動可能であり、これにより、支持手段を回
動させ、リング部材を開く。
部に沿って移動可能であり、これにより、支持手段を回
動させ、リング部材を開く。
【0008】支持手段は、互いに回動運動可能な一対の
支持部材からなっているのが好都合である。支持部材の
内縁部は、リングバインダーを閉じる際に、互いに係合
する一方で、リングバインダーを開く際には、互いの係
合を解除するように構成されている。
支持部材からなっているのが好都合である。支持部材の
内縁部は、リングバインダーを閉じる際に、互いに係合
する一方で、リングバインダーを開く際には、互いの係
合を解除するように構成されている。
【0009】好ましくは、固定手段が設けられる。固定
手段は、支持手段を保持し、かつ、支持手段を取り付け
手段を介して物品に固定するとともに、支持手段の下方
に配置される。
手段は、支持手段を保持し、かつ、支持手段を取り付け
手段を介して物品に固定するとともに、支持手段の下方
に配置される。
【0010】制御手段は、適宜、スライド自在であり、
リング部材を、開いた状態及び/又は閉じた状態でロッ
クする。
リング部材を、開いた状態及び/又は閉じた状態でロッ
クする。
【0011】制御手段は、上記リングバインダーを開い
たり閉じたりし、また、支持手段は、制御手段と協働可
能なロック手段を有しているのが好都合である。リング
部材が開いた状態のときにリング部材に力が加えられて
も、リング部材を閉じないようにする。
たり閉じたりし、また、支持手段は、制御手段と協働可
能なロック手段を有しているのが好都合である。リング
部材が開いた状態のときにリング部材に力が加えられて
も、リング部材を閉じないようにする。
【0012】制御手段は、1回の操作で、リング部材を
開くと共にロックし、及び/又は、リング部材を閉じる
と共にロックするように移動可能であるのが好ましい。
開くと共にロックし、及び/又は、リング部材を閉じる
と共にロックするように移動可能であるのが好ましい。
【0013】制御手段は、適宜、スライド自在であり、
これにより、リング部材を開き、及び/又は、リング部
材を閉じる。
これにより、リング部材を開き、及び/又は、リング部
材を閉じる。
【0014】支持手段は、保持手段によって支持される
一対の支持部材からなり、保持手段は、一対の支持部材
の外縁部を互いに連結するのが好都合である。
一対の支持部材からなり、保持手段は、一対の支持部材
の外縁部を互いに連結するのが好都合である。
【0015】支持手段は、その上面に、実質的に縦長の
複数のリブを有していることが好ましい。
複数のリブを有していることが好ましい。
【0016】制御手段は、適宜、リングバインダーを開
いたり閉じたりし、また、支持手段は、制御手段と協働
可能なロック手段を有し、リング部材を閉じた状態でロ
ックするようにしている。
いたり閉じたりし、また、支持手段は、制御手段と協働
可能なロック手段を有し、リング部材を閉じた状態でロ
ックするようにしている。
【0017】支持手段は、一対の支持部材からなり、該
支持部材の一方は、リングバインダーを閉じる際に、他
方の支持部材と直接協働可能な少なくとも1つの係合部
材を有していることが好ましい。
支持部材の一方は、リングバインダーを閉じる際に、他
方の支持部材と直接協働可能な少なくとも1つの係合部
材を有していることが好ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施形態を図
1〜図13に従って詳細に説明する。
1〜図13に従って詳細に説明する。
【0019】図1,2は、全体を符号10で表した本発
明に係るリングバインダーを示している。リングバイン
ダー10は、一対のプレート形状を有する支持手段12
を備えている。各プレート12は、以下に説明するよう
に、それぞれの外縁部を中心として回動することができ
る。各プレート12には、3つのハーフリング14を固
設している。2つのプレート12上の相対応するハーフ
リング14は、図1,2に示すように、リングバインダ
ー10が閉じた状態のときに、係合して完全なリングを
形成する。
明に係るリングバインダーを示している。リングバイン
ダー10は、一対のプレート形状を有する支持手段12
を備えている。各プレート12は、以下に説明するよう
に、それぞれの外縁部を中心として回動することができ
る。各プレート12には、3つのハーフリング14を固
設している。2つのプレート12上の相対応するハーフ
リング14は、図1,2に示すように、リングバインダ
ー10が閉じた状態のときに、係合して完全なリングを
形成する。
【0020】各プレート12の上面の両端部には、プレ
ート12を強化するために、直立した隆起形状を有する
一対のリブ13が長手方向に延在している。隆起部13
は、プレート12の長手方向の端部に近接した位置か
ら、端部に最も近い第1ハーフリング14を越えて延在
している。プレート12の内縁部に隣接する隆起部13
は、凹部20のところでとぎれることなく、凹部20
(これについては後述する。)が形成する開口の周囲に
延在している。隆起部13があることにより、例えば組
み立て工程中に、プレート12は損傷を受けにくい。各
隆起部13の長さは、リングバインダー10の全長の約
1/3である。各組の隆起部13は、プレート12の上
面に形成されたくぼみ部15を越えて延在している。く
ぼみ部15は、プレート12の下面に形成した半球部4
2(後述する。)により構成される。
ート12を強化するために、直立した隆起形状を有する
一対のリブ13が長手方向に延在している。隆起部13
は、プレート12の長手方向の端部に近接した位置か
ら、端部に最も近い第1ハーフリング14を越えて延在
している。プレート12の内縁部に隣接する隆起部13
は、凹部20のところでとぎれることなく、凹部20
(これについては後述する。)が形成する開口の周囲に
延在している。隆起部13があることにより、例えば組
み立て工程中に、プレート12は損傷を受けにくい。各
隆起部13の長さは、リングバインダー10の全長の約
1/3である。各組の隆起部13は、プレート12の上
面に形成されたくぼみ部15を越えて延在している。く
ぼみ部15は、プレート12の下面に形成した半球部4
2(後述する。)により構成される。
【0021】リングバインダー10の長手方向の各端部
には、制御部材16の形態をとった制御手段が、リング
バインダー10の長手軸方向にスライド自在に備えられ
ている。プレート12の両長手端部は、下方に傾斜する
ランプ18を備えている。制御部材16が、最も外側の
位置から最も内側の位置へと内側方向に移動するとき、
制御部材16のベース部の下面は、ランプ18の内縁部
に作用して、プレート12を回動させ、その結果、ハー
フリング14を閉じることができる。図1,2では、リ
ングバインダー10は閉じた状態であり、かつ、制御部
材16が最も内側の位置にあるとき、各制御部材16の
ベース部の下面は、プレート12の上面に支持される。
特に、リングバインダー10は、閉じた状態でロックさ
れる。すなわち、ハーフリング14を開けようとして圧
力を加えても、プレート12の端部が、両制御部材16
のベース部の下に保持されているので、リングバインダ
ー10を開くことができない。このように、リングバイ
ンダー10は、プレート12と単独で協働する制御部材
16によって、閉じた状態にロックされる。
には、制御部材16の形態をとった制御手段が、リング
バインダー10の長手軸方向にスライド自在に備えられ
ている。プレート12の両長手端部は、下方に傾斜する
ランプ18を備えている。制御部材16が、最も外側の
位置から最も内側の位置へと内側方向に移動するとき、
制御部材16のベース部の下面は、ランプ18の内縁部
に作用して、プレート12を回動させ、その結果、ハー
フリング14を閉じることができる。図1,2では、リ
ングバインダー10は閉じた状態であり、かつ、制御部
材16が最も内側の位置にあるとき、各制御部材16の
ベース部の下面は、プレート12の上面に支持される。
特に、リングバインダー10は、閉じた状態でロックさ
れる。すなわち、ハーフリング14を開けようとして圧
力を加えても、プレート12の端部が、両制御部材16
のベース部の下に保持されているので、リングバインダ
ー10を開くことができない。このように、リングバイ
ンダー10は、プレート12と単独で協働する制御部材
16によって、閉じた状態にロックされる。
【0022】リングバインダー10の両端部の近傍に
は、各プレート12の内縁部に、実質的に半円状の前記
凹部20を設けている。図2にさらに分かりやすく示し
ているように、リングバインダーの同一端部において、
2つのプレート12の2つの半円状凹部20は、組み合
わさって実質的に円形の開口を形成する。この開口は、
リベット等の固定手段(図示せず)を受け入れて、固定
・保持手段24(これについては後述する。)の連結プ
レート26に係止させるようにする。これにより、リン
グバインダー10を、厚紙製、紙製若しくは金属製のフ
ォルダ又は本用のカバー(図示せず)に固定することが
できる。各プレート12の外縁部には、一対の第1側方
凹部22を設け、各側方凹部22は、固定・保持手段2
4の端部を受け入れる。
は、各プレート12の内縁部に、実質的に半円状の前記
凹部20を設けている。図2にさらに分かりやすく示し
ているように、リングバインダーの同一端部において、
2つのプレート12の2つの半円状凹部20は、組み合
わさって実質的に円形の開口を形成する。この開口は、
リベット等の固定手段(図示せず)を受け入れて、固定
・保持手段24(これについては後述する。)の連結プ
レート26に係止させるようにする。これにより、リン
グバインダー10を、厚紙製、紙製若しくは金属製のフ
ォルダ又は本用のカバー(図示せず)に固定することが
できる。各プレート12の外縁部には、一対の第1側方
凹部22を設け、各側方凹部22は、固定・保持手段2
4の端部を受け入れる。
【0023】以下に説明するように、制御部材16は、
互いに離れる方向に移動させることにより、ハーフリン
グ14を開くことができ、図3,4に示すように、ハー
フリング14を開いた状態にロックする。このリングが
開いた状態で、制御部材16のベース部の下面は、リン
グバインダーが開いた状態でプレート12が回動する範
囲を制限するために、ベース部がランプ18の内縁部に
接触したままであるが、プレート12と、特にランプ1
8と、全体的な接触はしなくなる。
互いに離れる方向に移動させることにより、ハーフリン
グ14を開くことができ、図3,4に示すように、ハー
フリング14を開いた状態にロックする。このリングが
開いた状態で、制御部材16のベース部の下面は、リン
グバインダーが開いた状態でプレート12が回動する範
囲を制限するために、ベース部がランプ18の内縁部に
接触したままであるが、プレート12と、特にランプ1
8と、全体的な接触はしなくなる。
【0024】図5,6に示すように、2つのプレート1
2は、所定位置に保持され、プレート12の外縁部は、
プレート12の下方の2つの固定・保持手段24を介し
て互いに連結している。各固定・保持手段は、連結プレ
ート26と管状の2つの連結手段28とからなり、連結
プレート26の各側部に1つの管部28が備わってい
る。プレート12の各側部の外縁部は、また、溝30を
形成するように構成される。固定・保持手段24の管部
28は、プレート12の側方凹部22に受け入れられ、
溝30と共に実質的に連続する一対の通路を形成する。
この通路内では、制御部材16の水平部材を移動させる
ことができる。このように、プレート12の外縁部は、
保持手段24によって回動自在に支持され、また、プレ
ート12の内縁部は、回動中(すなわち、リングバイン
ダーを開く際)に互いに離れる方向に移動することがで
きる。
2は、所定位置に保持され、プレート12の外縁部は、
プレート12の下方の2つの固定・保持手段24を介し
て互いに連結している。各固定・保持手段は、連結プレ
ート26と管状の2つの連結手段28とからなり、連結
プレート26の各側部に1つの管部28が備わってい
る。プレート12の各側部の外縁部は、また、溝30を
形成するように構成される。固定・保持手段24の管部
28は、プレート12の側方凹部22に受け入れられ、
溝30と共に実質的に連続する一対の通路を形成する。
この通路内では、制御部材16の水平部材を移動させる
ことができる。このように、プレート12の外縁部は、
保持手段24によって回動自在に支持され、また、プレ
ート12の内縁部は、回動中(すなわち、リングバイン
ダーを開く際)に互いに離れる方向に移動することがで
きる。
【0025】図7により分かりやすく示しているよう
に、制御部材16は、上方に延在するタブ32と、フレ
ーム部材34とを備えている。タブ32は、プレート1
2の各端部に位置決めし、リングバインダーの長手軸に
垂直な平面上に配置する。フレーム部材34は、四角形
状のワイヤループの一端部を曲げることによって形成さ
れ、実質的にL字状の部材を形成している。フレーム部
材34の上方に短く延在する部分は、タブ32に受け入
れられる一方、フレーム部材34の長い方の水平部分
は、プレート12の下方に延在し、プレート12の溝3
0と固定・保持手段24の側方管部28とによって形成
した通路に受け入れられる。制御部材16の外側方向へ
の移動の範囲は、プレート12の外縁部に設ける一対の
第2側方凹部36の長さに応じて決まる。
に、制御部材16は、上方に延在するタブ32と、フレ
ーム部材34とを備えている。タブ32は、プレート1
2の各端部に位置決めし、リングバインダーの長手軸に
垂直な平面上に配置する。フレーム部材34は、四角形
状のワイヤループの一端部を曲げることによって形成さ
れ、実質的にL字状の部材を形成している。フレーム部
材34の上方に短く延在する部分は、タブ32に受け入
れられる一方、フレーム部材34の長い方の水平部分
は、プレート12の下方に延在し、プレート12の溝3
0と固定・保持手段24の側方管部28とによって形成
した通路に受け入れられる。制御部材16の外側方向へ
の移動の範囲は、プレート12の外縁部に設ける一対の
第2側方凹部36の長さに応じて決まる。
【0026】フレーム部材34は、また、一対の第2側
方凹部36の2つの末端の間で移動自在なクロスバー3
8を有している。制御部材16の内側への移動は、制御
部材16のタブ32が、溝30の最も内側の端部に接し
たとき、あるいは、制御部材16のクロスバー38(こ
れについては後述する。)が、プレート12の切欠部4
0(これについては後述する。)の内側に押し込まれた
ときに、止まる。制御部材16の外側への移動は、タブ
32が溝30の最も外側の端部に接したときに止まる。
この後者の位置において、制御部材16のベース部は、
ランプ18と完全に接触しているのではなく、ランプ1
8の内縁部のみに接触することによって、プレート12
の回動を制限している。その結果、制御部材16の異な
る方向の移動がそれぞれ最大であるときに、リングは開
いたロック状態と、閉じられたロック状態とになる。
方凹部36の2つの末端の間で移動自在なクロスバー3
8を有している。制御部材16の内側への移動は、制御
部材16のタブ32が、溝30の最も内側の端部に接し
たとき、あるいは、制御部材16のクロスバー38(こ
れについては後述する。)が、プレート12の切欠部4
0(これについては後述する。)の内側に押し込まれた
ときに、止まる。制御部材16の外側への移動は、タブ
32が溝30の最も外側の端部に接したときに止まる。
この後者の位置において、制御部材16のベース部は、
ランプ18と完全に接触しているのではなく、ランプ1
8の内縁部のみに接触することによって、プレート12
の回動を制限している。その結果、制御部材16の異な
る方向の移動がそれぞれ最大であるときに、リングは開
いたロック状態と、閉じられたロック状態とになる。
【0027】図5〜7に分かりやすく示すように、連結
プレート26は、2つの半円形状の凹部20によって形
成された実質的に円形の開口と実質的に一致する開口2
7を備えている。これにより、リベット形状の固定手段
を貫通させて、リングバインダー10をベース部材に固
定することができる。変形例として、連結プレート26
は、孔を有していないが、リベットを貫通させることに
より孔を形成するものであってもよい。また他の方法と
して、連結プレート26の開口27は、リングバインダ
ー10をカバーに固定するために、下方に延在する複数
の把持部材を有していてもよい。
プレート26は、2つの半円形状の凹部20によって形
成された実質的に円形の開口と実質的に一致する開口2
7を備えている。これにより、リベット形状の固定手段
を貫通させて、リングバインダー10をベース部材に固
定することができる。変形例として、連結プレート26
は、孔を有していないが、リベットを貫通させることに
より孔を形成するものであってもよい。また他の方法と
して、連結プレート26の開口27は、リングバインダ
ー10をカバーに固定するために、下方に延在する複数
の把持部材を有していてもよい。
【0028】図面に示すように、プレート12の内縁部
は、下方に曲がり、互いに対向している。図5,6,1
0,11に示すようなハーフリングを閉じた状態では、
プレート12の最も内側の縁部は、リングバインダー1
0の長手軸に沿って互いに接し、クロスバー38を有す
る制御部材16が最も内側の位置にあるときに、プレー
ト12を整列させることによって、リングを閉じるよう
にする。開いた状態では、図8,9,12,13に示す
ように、プレートの最も内側の縁部は、互いに離れる。
は、下方に曲がり、互いに対向している。図5,6,1
0,11に示すようなハーフリングを閉じた状態では、
プレート12の最も内側の縁部は、リングバインダー1
0の長手軸に沿って互いに接し、クロスバー38を有す
る制御部材16が最も内側の位置にあるときに、プレー
ト12を整列させることによって、リングを閉じるよう
にする。開いた状態では、図8,9,12,13に示す
ように、プレートの最も内側の縁部は、互いに離れる。
【0029】図6にさらに分かりやすく示すように、ク
ロスバー38の中央部は、プレート12の下面、特にプ
レート12の内縁部、に形成する実質的にJ字状の切欠
部40に受け入れられる。切欠部40は、2つの傾斜部
からなる。リングバインダー10の中央に近い方の傾斜
部は、張り出したフック部材の形状を有していて、リン
グバインダー10の端部に近い方の他方の傾斜部は、直
線の傾斜形状を有している。制御部材16を互いに近接
する方向に押すことによって、ハーフリング14を閉じ
るとき、クロスバー38は、切欠部40のフック部に受
け入れられ、プレート12の相対的な回動運動によって
ハーフリング14が開かないようにする。切欠部40の
フック部内のクロスバー38は、また、閉じた状態のリ
ングバインダー10のロック機能をさらに高める。
ロスバー38の中央部は、プレート12の下面、特にプ
レート12の内縁部、に形成する実質的にJ字状の切欠
部40に受け入れられる。切欠部40は、2つの傾斜部
からなる。リングバインダー10の中央に近い方の傾斜
部は、張り出したフック部材の形状を有していて、リン
グバインダー10の端部に近い方の他方の傾斜部は、直
線の傾斜形状を有している。制御部材16を互いに近接
する方向に押すことによって、ハーフリング14を閉じ
るとき、クロスバー38は、切欠部40のフック部に受
け入れられ、プレート12の相対的な回動運動によって
ハーフリング14が開かないようにする。切欠部40の
フック部内のクロスバー38は、また、閉じた状態のリ
ングバインダー10のロック機能をさらに高める。
【0030】制御部材16を互いに離れる方向に移動さ
せるとき、クロスバー38は、移動して切欠部40の直
線状傾斜部に接し、これにより、プレート12の内縁部
が持ち上がると共にその外縁部を中心として回動するよ
うになり、その結果、ハーフリング14が開く。
せるとき、クロスバー38は、移動して切欠部40の直
線状傾斜部に接し、これにより、プレート12の内縁部
が持ち上がると共にその外縁部を中心として回動するよ
うになり、その結果、ハーフリング14が開く。
【0031】他の方法として、クロスバー38は、移動
してプレート12の下面の一対の半球部42の表面に係
合し、これにより、ハーフリング14を開いてもよい。
この場合、クロスバー38は、リングバインダーを開く
ときに、切欠部40の直線状傾斜部から外れ、リングバ
インダーの中心側に対面する半球部の表面に係合する。
プレート12の下面に備わった半球部42は、また、加
えられた圧力を、リングバインダーの長手軸から離れる
方向に容易に分散させることにより、バインダーの開閉
が容易になるように、構成される。
してプレート12の下面の一対の半球部42の表面に係
合し、これにより、ハーフリング14を開いてもよい。
この場合、クロスバー38は、リングバインダーを開く
ときに、切欠部40の直線状傾斜部から外れ、リングバ
インダーの中心側に対面する半球部の表面に係合する。
プレート12の下面に備わった半球部42は、また、加
えられた圧力を、リングバインダーの長手軸から離れる
方向に容易に分散させることにより、バインダーの開閉
が容易になるように、構成される。
【0032】制御部材16を最も外側の位置にスライド
移動させることによって、ハーフリング14が開かれた
とき、図3,4,8,9に示すように、各クロスバー3
8は、2つの半球部42のベース部に支持される一方、
プレート12は互いに離れる方向を向く。クロスバー3
8は、溝30の最も外側の端部に支持されているので、
2つの半球部42の丸みのあるベース部に接することが
できる(すなわち、2つの半球部の丸みのあるベース部
は、溝30の最も外側の端部に隣接して位置決めされ
る)。この状態で、リングバインダー10は、また、ハ
ーフリング14を同時に押すことでプレート12を閉じ
た状態へ戻そうとする回動運動が、クロスバー38に接
する半球部42のベース部によって防止できるように、
ロックされる。特に、ハーフリング14を閉じようとし
て加えられる全ての圧力は、プレート12を介して、ク
ロスバー38に対する、半球部42のベース部を通る圧
力に変換される。したがって、制御部材16を移動させ
て、図1,2,5,6に示した状態に戻すことによって
のみ、ハーフリング14を閉じることが可能である。
移動させることによって、ハーフリング14が開かれた
とき、図3,4,8,9に示すように、各クロスバー3
8は、2つの半球部42のベース部に支持される一方、
プレート12は互いに離れる方向を向く。クロスバー3
8は、溝30の最も外側の端部に支持されているので、
2つの半球部42の丸みのあるベース部に接することが
できる(すなわち、2つの半球部の丸みのあるベース部
は、溝30の最も外側の端部に隣接して位置決めされ
る)。この状態で、リングバインダー10は、また、ハ
ーフリング14を同時に押すことでプレート12を閉じ
た状態へ戻そうとする回動運動が、クロスバー38に接
する半球部42のベース部によって防止できるように、
ロックされる。特に、ハーフリング14を閉じようとし
て加えられる全ての圧力は、プレート12を介して、ク
ロスバー38に対する、半球部42のベース部を通る圧
力に変換される。したがって、制御部材16を移動させ
て、図1,2,5,6に示した状態に戻すことによって
のみ、ハーフリング14を閉じることが可能である。
【0033】上記説明から、制御部材16の1回の外側
への移動は、1つの操作で、リングバインダー12を開
くと共にロックすることができ、また、制御部材16の
1回の内側への移動は、1つの操作で、リングバインダ
ー12を閉じると共にロックすることができ、リングバ
インダーを開閉した直後に、ロック機能が働くことが明
らかである。
への移動は、1つの操作で、リングバインダー12を開
くと共にロックすることができ、また、制御部材16の
1回の内側への移動は、1つの操作で、リングバインダ
ー12を閉じると共にロックすることができ、リングバ
インダーを開閉した直後に、ロック機能が働くことが明
らかである。
【0034】特に、制御部材16は、第1の位置(すな
わち、半球部42の切欠部40の直線状傾斜部)で、リ
ングバインダーを開けるように作用し、第2位置(すな
わちランプ18)では、リングバインダーを閉じるよう
に作用する。2つの位置は、リングバインダーの長手沿
いに異なる間隔をおいて配置される(すなわち、リング
バインダーの中央部から異なる間隔をおいて配置され
る)。
わち、半球部42の切欠部40の直線状傾斜部)で、リ
ングバインダーを開けるように作用し、第2位置(すな
わちランプ18)では、リングバインダーを閉じるよう
に作用する。2つの位置は、リングバインダーの長手沿
いに異なる間隔をおいて配置される(すなわち、リング
バインダーの中央部から異なる間隔をおいて配置され
る)。
【0035】図10〜13に示すように、各プレート1
2の内縁部は、リングバインダー10を閉じるときに、
他方のプレート12の内縁部と協働可能である。詳細に
は、各プレート12は、2つの突出形状の係合部材44
と、2つの開口部46とを備えている。突出部44は、
プレート12の上面と実質的に平行である。プレート1
2の各突出部44は、他方のプレート12に備わった対
応する開口部46に受け入れられる。この構成によっ
て、プレート12の相対的な回動運動中の正確な整列、
特にプレート12を閉じる際の相対的な整列、がさらに
向上する。プレート12を開くとき、突出部44は、対
応する開口部46から外れ、これにより、プレート12
は、その外縁部を中心として回動することができるよう
になる。
2の内縁部は、リングバインダー10を閉じるときに、
他方のプレート12の内縁部と協働可能である。詳細に
は、各プレート12は、2つの突出形状の係合部材44
と、2つの開口部46とを備えている。突出部44は、
プレート12の上面と実質的に平行である。プレート1
2の各突出部44は、他方のプレート12に備わった対
応する開口部46に受け入れられる。この構成によっ
て、プレート12の相対的な回動運動中の正確な整列、
特にプレート12を閉じる際の相対的な整列、がさらに
向上する。プレート12を開くとき、突出部44は、対
応する開口部46から外れ、これにより、プレート12
は、その外縁部を中心として回動することができるよう
になる。
【0036】上記説明から、本発明によって、品質の劣
った材料を使用しても、公知の構成と同一の強度と剛性
を得られることが明らかである。例えば、従来のリング
バインダーにおいては、4B鋼を使用しなければならな
いが、本発明に係るリングバインダーを製造するために
は、8B鋼を使用してもよいことが分かった。同一寸法
のリングバインダーについて、公知のリングバインダー
は70グラムもの重量を有する場合があるが、本発明に
係るリングバインダーは、55グラムにすぎないという
こともあり得る。このことは、原価を大いに削減するこ
とができるというだけではなく、材料の節約は、環境学
的にも影響のある問題である。さらに、本発明において
は、スナップアクションが生じないので、従来構成と比
較すると、非常に穏やかにリングバインダーを開閉する
ことができる。その結果、リング部材の間に紙が詰まる
可能性は、大いに削減される。
った材料を使用しても、公知の構成と同一の強度と剛性
を得られることが明らかである。例えば、従来のリング
バインダーにおいては、4B鋼を使用しなければならな
いが、本発明に係るリングバインダーを製造するために
は、8B鋼を使用してもよいことが分かった。同一寸法
のリングバインダーについて、公知のリングバインダー
は70グラムもの重量を有する場合があるが、本発明に
係るリングバインダーは、55グラムにすぎないという
こともあり得る。このことは、原価を大いに削減するこ
とができるというだけではなく、材料の節約は、環境学
的にも影響のある問題である。さらに、本発明において
は、スナップアクションが生じないので、従来構成と比
較すると、非常に穏やかにリングバインダーを開閉する
ことができる。その結果、リング部材の間に紙が詰まる
可能性は、大いに削減される。
【0037】以上の記載は、本発明の実施の形態を説明
するものであり、本発明の範囲内で形態や細部を変形で
きることは明らかである。
するものであり、本発明の範囲内で形態や細部を変形で
きることは明らかである。
【図1】 本発明に係るリングバインダーのハーフリン
グを閉じた状態の平面斜視図である。
グを閉じた状態の平面斜視図である。
【図2】 図1のリングバインダーの一端部の拡大図で
ある。
ある。
【図3】 図1のリングバインダーのハーフリングを開
いた状態の平面斜視図である。
いた状態の平面斜視図である。
【図4】 図3のリングバインダーの一端部の拡大図で
ある。
ある。
【図5】 図1のリングバインダーの底面斜視図であ
る。
る。
【図6】 図5のリングバインダーの一端部の拡大図で
ある。
ある。
【図7】 図1のリングバインダーのタブとフレーム部
材と連結部材との分解図である。
材と連結部材との分解図である。
【図8】 図3のリングバインダーの底面斜視図であ
る。
る。
【図9】 図8のリングバインダーの一端部の拡大図で
ある。
ある。
【図10】 図1のリングバインダーの一部をさらに拡
大した底面斜視図である。
大した底面斜視図である。
【図11】 図10のリングバインダーの一部分解図で
ある。
ある。
【図12】 図3のリングバインダーの一部をさらに拡
大した底面斜視図である。
大した底面斜視図である。
【図13】 図12のリングバインダーの一部分解図で
ある。
ある。
10 リングバインダー 12 プレート 13 隆起部 14 ハーフリング 15 くぼみ部 16 制御部材 18 ランプ 20 凹部 22 側方凹部 24 固定・保持手段 26 連結プレート 27 開口 28 管部 30 溝 32 タブ 34 フレーム部材 36 側方凹部 38 クロスバー 40 切欠部 42 半球部 44 突出部 46 開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロー・チュン・チェン 香港ニュー・テリトリーズ、シャタン、プ リスティン・ビラ、ブロック2、ファース ト・フロアー、シー(番地の表示なし)
Claims (35)
- 【請求項1】 少なくとも1つの取り付け手段によっ
て、物品に固定されるように構成され、複数のリング部
材(14)を取り付けるための支持手段(12)を備え
たリングバインダーにおいて、 該リングバインダーを開いたり閉じたりするための制御
手段(16)を備え、該制御手段(16)は、第1の位
置でリングバインダーを開くように作用すると共に、第
2の位置でリングバインダーを閉じるように作用し、 上記第1位置と上記第2位置は、上記リングバインダー
の長手沿いの異なる位置に設けられることを特徴とする
リングバインダー。 - 【請求項2】 上記制御手段(16)は、上記支持手段
(12)の上面の傾斜部に作用するように移動可能であ
り、これにより、上記支持手段(12)を回動させ、上
記リング部材(14)を閉じることを特徴とする請求項
1記載のリングバインダー。 - 【請求項3】 上記制御手段(16)は、上記支持手段
(12)の下面の傾斜部に沿って移動可能であり、これ
により、上記支持手段(12)を回動させ、上記リング
部材(14)を開くことを特徴とする請求項1又は2記
載のリングバインダー。 - 【請求項4】 上記支持手段(12)は、互いに回動運
動可能な一対の支持部材(12)を備え、 該支持部材(12)の内縁部は、上記リングバインダー
を閉じる際に、互いに係合する一方で、上記リングバイ
ンダーを開く際には、互いの係合を解除するように構成
されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに
記載のリングバインダー。 - 【請求項5】 固定手段(24)が設けられ、該固定手
段(24)は、上記支持手段(12)を保持し、かつ、
該支持手段(12)を上記取り付け手段を介して物品に
固定するとともに、上記支持手段(12)の下方に配置
されることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載
のリングバインダー。 - 【請求項6】 上記制御手段(16)は、スライド自在
であり、上記リング部材(14)を、開いた状態及び/
又は閉じた状態でロックすることを特徴とする請求項1
〜5のいずれかに記載のリングバインダー。 - 【請求項7】 上記制御手段(16)は、上記リングバ
インダーを開いたり閉じたりし、 上記支持手段(12)は、上記制御手段(16)と協働
可能なロック手段(40,42)を有し、上記リング部
材(14)が開いた状態のときに該リング部材(14)
に力が加えられても、該リング部材(14)を閉じない
ようにしたことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに
記載のリングバインダー。 - 【請求項8】 上記制御手段(16)は、1回の操作
で、上記リング部材(14)を開くと共にロックし、及
び/又は、上記リング部材(14)を閉じると共にロッ
クするように移動可能であることを特徴とする請求項1
〜7のいずれかに記載のリングバインダー。 - 【請求項9】 上記制御手段(16)は、スライド自在
であり、これにより、上記リング部材(14)を開き、
及び/又は、該リング部材(14)を閉じることを特徴
とする請求項1〜8のいずれかに記載のリングバインダ
ー。 - 【請求項10】 上記支持手段(12)は、保持手段
(24)によって支持される一対の支持部材(12)か
らなり、上記保持手段(24)は、上記一対の支持部材
(12)の外縁部を互いに連結することを特徴とする請
求項1〜9のいずれかに記載のリングバインダー。 - 【請求項11】 上記支持手段(12)は、その上面
に、実質的に縦長の複数のリブ(13)を有しているこ
とを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載のリン
グバインダー。 - 【請求項12】 上記制御手段(16)は、上記リング
バインダーを開いたり閉じたりし、 上記支持手段(12)は、上記制御手段(16)と協働
可能なロック手段(40,42)を有し、上記リング部
材(14)を閉じた状態でロックするようにしたことを
特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載のリングバ
インダー。 - 【請求項13】 上記制御手段(16)は、上記リング
バインダーを開いたり閉じたりし、かつ、第1の位置で
上記リングバインダーを開くように作用すると共に、第
2の位置で上記リングバインダーを閉じるように作用
し、 上記第1位置と上記第2位置は、上記リングバインダー
の中央から異なる間隔をおいて設けられることを特徴と
する請求項1〜12のいずれかに記載のリングバインダ
ー。 - 【請求項14】 上記第1位置は、上記リングバインダ
ーの端部にあることを特徴とする請求項1〜13のいず
れかに記載のリングバインダー。 - 【請求項15】 上記第2位置は、上記リングバインダ
ーの端部から離れて設けられていることを特徴とする請
求項1〜14のいずれかに記載のリングバインダー。 - 【請求項16】 上記制御手段(16)は、上記第1位
置と第2位置との間に延在することを特徴とする請求項
1〜15のいずれかに記載のリングバインダー。 - 【請求項17】 上記第2位置は、上記リングバインダ
ーの端部と該リングバインダーの中央とのほぼ中間にあ
ることを特徴とする請求項1〜16のいずれかに記載の
リングバインダー。 - 【請求項18】 上記制御手段(16)は、上記第1位
置に設けた開放部材と、上記第2位置に設けた閉鎖部材
とを有していることを特徴とする請求項1〜17のいず
れかに記載のリングバインダー。 - 【請求項19】 少なくとも1つの取り付け手段によっ
て、物品に固定されるように構成され、複数のリング部
材(14)を取り付けるための支持手段(12)を備え
たリングバインダーにおいて、 上記支持手段(12)は、互いに回動自在な一対の支持
部材(12)からなり、該支持部材(12)の内縁部
は、上記リングバインダーを閉じる際に、互いに係合す
る一方で、上記リングバインダーを開く際には、互いの
係合を解除するように構成されていることを特徴とする
リングバインダー。 - 【請求項20】 さらに、上記支持手段(12)の上面
の傾斜部に作用するように移動可能な制御手段(16)
を備え、これにより、上記支持手段(12)を回動さ
せ、上記リング部材(14)を閉じることを特徴とする
請求項19記載のリングバインダー。 - 【請求項21】 さらに、上記支持手段(12)の下面
の傾斜部に沿って移動可能な制御手段(16)を備え、
これにより、上記支持手段(12)を回動させ、上記リ
ング部材(14)を開くことを特徴とする請求項19又
は20記載のリングバインダー。 - 【請求項22】 固定手段(24)が設けられ、該固定
手段(24)は、上記支持手段(12)を保持し、か
つ、該支持手段(12)を上記取り付け手段を介して物
品に固定するとともに、上記支持手段(12)の下方に
配置されることを特徴とする請求項19〜21のいずれ
かに記載のリングバインダー。 - 【請求項23】 さらに、スライド自在な制御手段(1
6)を備え、これにより、上記リング部材(14)を、
開いた状態及び/又は閉じた状態でロックすることを特
徴とする請求項19〜22のいずれかに記載のリングバ
インダー。 - 【請求項24】 上記リングバインダーを開いたり閉じ
たりするための制御手段(16)が設けられ、 上記支持手段(12)は、上記制御手段(16)と協働
可能なロック手段(40,42)を有し、上記リング部
材(14)が開いた状態のときに該リング部材(14)
に力が加えられても、該リング部材(14)を閉じない
ようにしたことを特徴とする請求項19〜23のいずれ
かに記載のリングバインダー。 - 【請求項25】 さらに、移動可能な制御手段(16)
を備え、これにより、1回の操作で、上記リング部材
(14)を開くと共にロックし、及び/又は、上記リン
グ部材(14)を閉じると共にロックすることを特徴と
する請求項19〜24のいずれかに記載のリングバイン
ダー。 - 【請求項26】 さらに、スライド自在な制御手段(1
6)を備え、これにより、上記リング部材(14)を開
き、及び/又は、該リング部材(14)を閉じることを
特徴とする請求項19〜25のいずれかに記載のリング
バインダー。 - 【請求項27】 上記支持手段(12)は、保持手段
(24)によって支持される一対の支持部材(12)か
らなり、上記保持手段(24)は、上記一対の支持部材
(12)の外縁部を互いに連結することを特徴とする請
求項19〜26のいずれかに記載のリングバインダー。 - 【請求項28】 上記支持手段(12)は、その上面
に、複数の実質的に縦長のリブ(13)を有しているこ
とを特徴とする請求項19〜27のいずれかに記載のリ
ングバインダー。 - 【請求項29】 上記リングバインダーを開いたり閉じ
たりするための制御手段(16)が設けられ、 上記支持手段(12)は、上記制御手段(16)と協働
可能なロック手段(40,42)を有し、上記リング部
材(14)を閉じた状態でロックするようにしたことを
特徴とする請求項19〜28のいずれかに記載のリング
バインダー。 - 【請求項30】 上記リングバインダーを開いたり閉じ
たりするための制御手段(16)が設けられ、該制御手
段(16)は、第1の位置で上記リングバインダーを開
くように作用すると共に、第2の位置で上記リングバイ
ンダーを閉じるように作用し、 上記第1位置と上記第2位置は、上記リングバインダー
の中央から異なる間隔をおいて設けられることを特徴と
する請求項19〜29のいずれかに記載のリングバイン
ダー。 - 【請求項31】 上記支持手段(12)は、一対の支持
部材(12)からなり、 該支持部材(12)の一方は、上記リングバインダーを
閉じる際に、他方の支持部材(12)と直接協働可能な
少なくとも1つの係合部材(44,46)を有している
ことを特徴とする請求項19〜30のいずれかに記載の
リングバインダー。 - 【請求項32】 上記各内縁部の最下端部は、上記リン
グバインダーを閉じる際に、互いに係合することを特徴
とする請求項19〜31のいずれかに記載のリングバイ
ンダー。 - 【請求項33】 上記内縁部同士は、上記リングバイン
ダーの長手軸に沿って接していることを特徴とする請求
項19〜32のいずれかに記載のリングバインダー。 - 【請求項34】 上記各内縁部は、上記リングバインダ
ーの長手のほぼ全体に沿って係合していることを特徴と
する請求項19〜33のいずれかに記載のリングバイン
ダー。 - 【請求項35】 整列手段(44,46)が備えられ、
これにより、上記リングバインダーを閉じる際に、上記
各支持部材(12)の内縁部を整列させることを特徴と
する請求項19〜34のいずれかに記載のリングバイン
ダー。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB9601434A GB2309435A (en) | 1996-01-24 | 1996-01-24 | A lockable ring binder |
GB9601434 | 1996-01-24 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09202084A true JPH09202084A (ja) | 1997-08-05 |
Family
ID=10787508
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8194475A Pending JPH09202084A (ja) | 1996-01-24 | 1996-07-24 | リングバインダー |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5788391A (ja) |
JP (1) | JPH09202084A (ja) |
CA (1) | CA2179706A1 (ja) |
GB (1) | GB2309435A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5895164A (en) * | 1997-04-30 | 1999-04-20 | Wu; Ming-Chuan | Paper binding device |
TW328265U (en) * | 1997-04-30 | 1998-03-11 | Profy Internat Corp | Document binder |
US5971649A (en) * | 1998-01-26 | 1999-10-26 | World Wide Stationery Manufacturing Co. Ltd. | Ring binder mechanism |
US6916134B2 (en) * | 2003-05-22 | 2005-07-12 | Hong Kong Stationery Manufacturing Co., Ltd. | Safety ring binder having sliding actuators |
WO2005086116A1 (en) * | 2004-03-02 | 2005-09-15 | Mattel, Inc. | Interactive electronic learning system with tactile objects |
CN103009863B (zh) * | 2012-12-27 | 2015-03-25 | 东莞市新原文具有限公司 | 一种新型环夹 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US842851A (en) * | 1904-12-05 | 1907-02-05 | Charles G Boden | Binder. |
US813753A (en) * | 1905-05-24 | 1906-02-27 | Sieber & Trussell Mnfg Co | Loose-leaf binder. |
US904777A (en) * | 1906-09-25 | 1908-11-24 | Harold E Hawkins | Loose-leaf book. |
US919497A (en) * | 1908-01-20 | 1909-04-27 | Trussell Mfg Co | Temporary binder. |
US1150719A (en) * | 1915-03-05 | 1915-08-17 | Boorum & Pease Loose Leaf Book Company | Loose-leaf binder. |
US1215371A (en) * | 1915-08-30 | 1917-02-13 | Ross Hawkins | Loose-leaf holder. |
US2439675A (en) * | 1944-08-21 | 1948-04-13 | Wilson Jones Co | Loose-leaf binder |
US2612169A (en) * | 1948-06-14 | 1952-09-30 | Wilson Jones Co | Slidably actuated loose-leaf binder |
US4566817A (en) * | 1984-01-16 | 1986-01-28 | Barrett Jr Arthur M | Ring binder |
US4919557A (en) * | 1988-10-14 | 1990-04-24 | Dennison Manufacturing Company | Looseleaf binder with sliding lock mechanism |
US5158386A (en) * | 1991-07-09 | 1992-10-27 | Mann Jr John C | Ring binder separator |
-
1996
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