JPH09201343A - 覚醒状態及び睡眠深度の検出方法 - Google Patents

覚醒状態及び睡眠深度の検出方法

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JPH09201343A
JPH09201343A JP8032620A JP3262096A JPH09201343A JP H09201343 A JPH09201343 A JP H09201343A JP 8032620 A JP8032620 A JP 8032620A JP 3262096 A JP3262096 A JP 3262096A JP H09201343 A JPH09201343 A JP H09201343A
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JP
Japan
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blood flow
measurement data
flow rate
human body
skin blood
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JP8032620A
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English (en)
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Kunihiko Mitsubuchi
邦彦 満渕
Hirokazu Genno
広和 源野
Osamu Kanbara
修 神原
Ryuji Suzuki
龍司 鈴木
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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  • Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気的なノイズの影響を受けることなく、高
い信頼性で、人体が覚醒状態にあるか、睡眠状態にある
かを検出することが出来る方法を提供する。 【解決手段】 覚醒状態検出方法は、人体の皮膚血流量
を測定する血流量計から一群の測定データを採取するス
テップS1と、前記一群の測定データに周波数解析を施
すステップS2と、周波数解析の結果から0.05Hz
〜0.3Hzの周波数成分のピーク値を検出するステッ
プS3と、該ピーク値が所定の閾値を越えたとき、覚醒
状態から睡眠状態に陥ったものと判定するステップS4
とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人体の睡眠状態や
睡眠の深さを検出する方法に関し、特に電気的なノイズ
の影響を受け難い、睡眠状態及び睡眠深度の検出方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】外科手術等においては、患者が麻酔によ
ってどの程度の深さで睡眠状態に陥っているかを知るこ
とが必要であり、従来は、患者の脳波の波形や、心電図
のR−R間隔から、睡眠深度の大小が推定されている
(「自律神経機能検査」日本自律神経学会編、分光堂発
行、第25頁、第118頁〜126頁参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、脳波や
心電図による従来の睡眠深度検出方法では、検出対象と
なる信号が生体電気信号であるため、電気メス等から発
生する電気ノイズの影響を受け易く、ノイズの混入によ
って、検出結果の信頼性が著しく低下する問題があっ
た。そこで本発明の目的は、電気的なノイズの影響を受
けることなく、高い信頼性で、覚醒状態(人体が覚醒状
態にあるか、睡眠状態にあるかの区別)と、睡眠深度(睡
眠状態における睡眠の深さ)を検出することが出来る新
規な方法を提供することである。
【0004】
【課題を解決する為の手段】発明者らは、上記目的を達
成するべく鋭意研究を重ねた結果、人体の睡眠状態にお
いては、皮膚血流量の変動波形に、心臓の脈動成分(0.
8〜1.2Hz程度)とは異なる周波数成分が存在する
ことを発見し、更に、該周波数成分と睡眠の深度との関
係を調べたところ、両者には深い関係があることが明ら
かとなった。
【0005】そこで、本発明に係る覚醒状態の検出方法
においては、先ず第1ステップにて、人体の皮膚血流量
或いは皮膚血流量に直接に関係するその他の生理量の時
間変化を測定する測定手段から一群の測定データを採取
し、第2ステップにて、前記一群の測定データに周波数
解析を施し、第3ステップにて、周波数解析の結果に基
づいて人体が覚醒状態であるか、睡眠状態であるかを判
定する。尚、皮膚血流量に直接に関係するその他の生理
量としては、皮膚温、血圧、脈波等が採用可能である。
【0006】発明者らの実験結果によれば、被験者の睡
眠がある程度深くなって、被験者が完全に睡眠状態に陥
った場合、上述の生理量の変化に、ある特定の周波数成
分が発生することが明らかとなっている。従って、生理
量の測定データに周波数解析を施せば、睡眠が浅い場合
には、上述の周波数成分は現われないが、睡眠がある程
度深くなると、上述の周波数成分がピークとなって現わ
れることになる。そこで、該ピークの有無によって、人
体が覚醒状態にあるか、睡眠状態にあるかを判定するこ
とが出来る。
【0007】具体的には、第1ステップでは、人体の皮
膚血流量の測定データが採取され、第3ステップでは、
0.05Hz乃至0.3Hzの周波数成分のピーク値を検
出し、該ピーク値が所定の閾値を越えているとき、睡眠
状態であると判定する。
【0008】生理量として、人体の皮膚血流量を採用し
た場合には、睡眠がある程度深くなると、0.05Hz
乃至0.3Hzの周波数帯域にピークが現われる。そこ
で、該ピーク値を検出し、該ピーク値が所定の閾値を越
えていれば、睡眠状態であると判定することによって、
覚醒状態であるか、睡眠状態であるかを確実に判別する
ことが出来る。
【0009】又、本発明に係る睡眠深度の検出方法は、
人体の皮膚血流量或いは皮膚血流量に直接に関係するそ
の他の生理量の時間変化を測定する測定手段から一群の
測定データを採取する第1ステップと、前記一群の測定
データに周波数解析を施す第2ステップと、周波数解析
の結果に基づいて人体の睡眠深度の大小を判定する第3
ステップとを有している。
【0010】発明者らの実験結果によれば、被験者の睡
眠がある程度深くなって、被験者が完全に睡眠状態に陥
った場合、生理量の変化には、上述の特定周波数とは異
なる周波数位置にピークが発生し、更に睡眠が深くなる
につれて、該ピーク位置がより高周波数側に移動するこ
とが明らかとなっている。従って、周波数解析の結果を
時間の経過に伴って観測し、ピーク位置がより高周波数
側に発生していれば、睡眠深度はより大きくなっている
ものと判定することが出来る。
【0011】具体的には、第1ステップでは、人体の皮
膚血流量の測定データが採取され、第3ステップでは、
周波数解析の結果から0.4Hz乃至0.75Hzの周波
数成分のピーク位置を検出し、該ピーク位置が高周波数
側に発生する程、より睡眠深度が大きいと判定する。
【0012】生理量として、人体の皮膚血流量を採用し
た場合には、睡眠がある程度深くなると、0.4Hz乃
至0.75Hzの周波数帯域内にピークが現われ、該ピ
ーク位置は、睡眠深度が大きくなるにつれて、より高周
波数側に移動する。従って、該ピーク位置によって、睡
眠深度の大小を判定することが出来る。
【0013】
【発明の効果】本発明に係る覚醒状態及び睡眠深度の検
出方法によれば、測定対象が皮膚血流量等の非電気的生
体信号であるから、測定時に電気的なノイズの影響を受
けることがない。従って、高い信頼性で、覚醒状態及び
睡眠深度を検出することが出来る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につ
き、図面に沿って具体的に説明する。図1は、睡眠深度
検出装置の全体構成を表わしており、人体の皮膚血流量
を測定するためのレーザ式血流量計(1)の出力端が、F
FT解析装置(2)へ接続され、FFT解析装置(2)の出
力端はモニター(3)へ接続されている。
【0015】レーザ式血流量計(1)は、人体の皮膚へ向
けて特定周波数のレーザ光を照射して、その反射光の強
度に基づいて、皮膚血管内を流れる血液の流量を測定す
るものである。FFT解析装置(2)は、皮膚血流量の測
定データに高速フーリエ変換を施して、皮膚血流量の変
化の周波数成分を解析するものである。又、モニター
(3)は、FFT解析装置(2)による周波数解析の結果を
表示するものである。
【0016】一方、図2は、上記装置による睡眠深度検
出手順を表わしている。先ずステップS1にて、レーザ
式血流量計から皮膚血流量の測定データを採取し、ステ
ップS2では、時間の経過に伴って周期的に得られる複
数の測定データ群を対象として、各測定データ群に周波
数解析を施す。
【0017】次にステップS3では、各測定データ群に
ついて、0.05Hz〜0.3Hzの周波数成分のピーク
値を検出し、続いてステップS4にて、該ピーク値を所
定の閾値と比較することによって、測定データ群毎に覚
醒状態を判定する。即ち、ピーク値が閾値を下回ってい
るときは、覚醒状態と判定し、ピーク値が閾値を上回っ
ているときは、睡眠状態と判定するのである。
【0018】一方、ステップS5では、各測定データ群
について0.4Hz〜0.75Hzの周波数成分のピーク
位置を検出し、続いてステップS6にて、各測定データ
群についてのピーク位置を相互に比較することによっ
て、睡眠深度の大小を判定する。即ち、ピーク位置が高
周波数側へ移動している程、睡眠深度がより大きくなっ
ていると判定するのである。尚、リアルタイムに睡眠深
度を検出する場合は、その時点の測定データ群について
のピーク位置を、過去の1或いは複数の測定データ群に
ついてのピーク位置と比較して、ピーク位置の時間変化
を観測すればよい。
【0019】最後にステップS7にて、覚醒状態の判定
結果と睡眠深度の判定結果に基づいて、総合判定を行な
う。
【0020】図4(a)〜(d)は、41歳の女性の患者が
麻酔薬の投与によって覚醒状態から深い睡眠状態に陥る
過程における、指部皮膚血流量の実測値をグラフ化した
ものである。尚、各グラフは、測定開始(麻酔薬の投与
時点)から0分後、20分後、40分後、及び60分後
を時間軸の原点として、夫々約500秒間における血流
量の変化を表わしたものである。
【0021】そして、図4(a)〜(d)に示す500秒間
毎の測定データ群に夫々周波数解析を施した結果をグラ
フ化したものが、図3(a)〜(d)である。図3(a)は、
測定開始後0分から500秒間における測定データにつ
いての解析結果を表わしており、0.05Hz〜0.3H
zの周波数帯域と0.4Hz〜0.75Hzの周波数帯域
の何れにも、大きなピークは現われていない。従って、
この時点で、患者は未だ覚醒状態にあると判定すること
が出来る。
【0022】図3(b)は、測定開始後20分から500
秒間における測定データについての解析結果を表わして
おり、0.15Hz付近には、所定の閾値を越える大き
なピークを有する周波数成分W1が発生している。従っ
て、この時点で、患者は睡眠状態に陥ったものと判定す
ることが出来る。しかし、0.4Hz〜0.75Hzの周
波数帯域には、大きなピークは現われていないので、睡
眠状態は浅いものと判定することが出来る。
【0023】又、図3(c)は、測定開始後40分から5
00秒間における測定データについての解析結果を表わ
しており、0.15Hz付近に大きなピークを有する周
波数成分W1が発生していると共に、0.68Hz付近
にも所定の閾値を越える大きなピークを有する周波数成
分W2が発生している。従って、睡眠状態は、図3(b)
の場合よりも深まったものと判定出来る。しかし、後者
の周波数成分W2のピーク位置は、後述する図3(d)の
場合よりも低周波数側に発生しているので、睡眠深度は
比較的小さいものと判定される。尚、周波数成分W1及
びW2についての閾値は経験的に適切な値に決定するこ
とが出来る。
【0024】更に、図3(d)は、測定開始後60分から
500秒間における測定データについての解析結果を表
わしており、0.15Hz付近に大きなピークを有する
周波数成分W1が発生していると共に、0.75Hz付
近にも大きなピークを有する周波数成分W2が発生して
いる。この場合、後者の周波数成分W2のピーク位置
は、前述の図3(c)の場合よりも高周波数側に移動して
いるので、睡眠深度は充分に大きいものと判定される。
【0025】図6(a)〜(d)は、同上の患者が麻酔薬の
投与によって睡眠状態に陥る過程における額部皮膚血流
量の実測値をグラフ化したものである。同様に各グラフ
は、測定開始(麻酔薬の投与時点)から0分後、20分
後、40分後、及び60分後を時間軸の原点として、夫
々約500秒間における血流量の変化を表わしたもので
ある。
【0026】そして、図6(a)〜(d)に示す500秒間
毎の測定データ群に夫々周波数解析を施した結果をグラ
フ化したものが、図5(a)〜(d)である。図5(a)は、
測定開始後0分から500秒間における測定データにつ
いての解析結果を表わしており、0.05Hz〜0.3H
zの周波数帯域と0.4Hz〜0.75Hzの周波数帯域
の何れにも、大きなピークは現われていない。従って、
この時点で、患者は未だ覚醒状態にあると判定すること
が出来る。
【0027】図5(b)は、測定開始後20分から500
秒間における測定データについての解析結果を表わして
おり、0.15Hz付近に大きなピークを有する周波数
成分W1が発生している。従って、この時点で、患者は
睡眠状態に陥ったものと判定することが出来る。しか
し、0.4Hz〜0.75Hzの周波数帯域には、大きな
ピークは現われていないので、睡眠状態は浅いものと判
定することが出来る。
【0028】又、図5(c)は、測定開始後40分から5
00秒間における測定データについての解析結果を表わ
しており、0.15Hz付近に大きなピークを有する周
波数成分W1が発生していると共に、0.68Hz付近
にも大きなピークを有する周波数成分W2が発生してい
る。従って、睡眠状態は、図5(b)の場合よりも深まっ
たものと判定出来る。しかし、後者の周波数成分W2の
ピーク位置は、後述する図5(d)の場合よりも低周波数
側に発生しているので、睡眠深度は比較的小さいものと
判定される。
【0029】更に、図5(d)は、測定開始後60分から
500秒間における測定データについての解析結果を表
わしており、0.15Hz付近に大きなピークを有する
周波数成分W1が発生していると共に、0.75Hz付
近にも大きなピークを有する周波数成分W2が発生して
いる。この場合、後者の周波数成分W2のピーク位置
は、前述の図5(c)の場合よりも高周波数側に移動して
いるので、睡眠深度は充分に大きいものと判定される。
【0030】図8(a)(b)は、71歳の男性が自然に睡
眠に陥る過程における指部皮膚血流量の実測値をグラフ
化したものである。各グラフは、測定開始から0分後及
び20分後を時間軸の原点として、夫々約500秒間に
おける血流量の変化を表わしたものである。
【0031】そして、図8(a)(b)に示す500秒間毎
の測定データ群に夫々周波数解析を施した結果をグラフ
化したものが、図7(a)(b)である。即ち、図7(a)
は、測定開始後0分から500秒間における測定データ
についての解析結果を表わしており、0.05Hz〜0.
3Hzの周波数帯域と0.4Hz〜0.75Hzの周波数
帯域の何れにも、大きなピークは現われていない。従っ
て、この時点で、患者は未だ覚醒状態にあると判定する
ことが出来る。
【0032】一方、図7(b)は、測定開始後20分から
500秒間における測定データについての解析結果を表
わしており、0.3Hz付近に大きなピークを有する周
波数成分W1が発生していると共に、0.57Hz付近
にも比較的大きなピークを有する周波数成分W2が発生
している。従って、この時点で、患者は睡眠状態に陥っ
たものと判定することが出来る。
【0033】図10(a)(b)は、66歳の男性が自然に
睡眠に陥る過程における鼻部皮膚血流量の実測値をグラ
フ化したものである。同様に各グラフは、測定開始から
0分後及び20分後を時間の原点として、夫々約500
秒間における血流量の変化を表わしたものである。
【0034】そして、図10(a)(b)に示す500秒間
毎の測定データ群に夫々周波数解析を施した結果をグラ
フ化したものが、図9(a)(b)である。図9(a)は、測
定開始後0分から500秒間における測定データについ
ての解析結果を表わしており、0.05Hz〜0.3Hz
の周波数帯域には、大きなピークは現われていない。一
方、0.42Hz付近には、比較的大きなピークを有す
る周波数成分W2が現われているが、そのピーク位置
は、後述する図9(b)の場合よりも低周波数側に発生し
ているので、睡眠状態は極く浅く、覚醒状態に近いもの
と判定される。
【0035】一方、図9(b)は、測定開始後20分から
500秒間における測定データについての解析結果を表
わしており、0.05Hz〜0.3Hzの周波数帯域に関
しては、ピークの有無が判然としない。しかし、0.5
Hz付近に大きなピークを有する周波数成分W2が発生
しており、そのピーク位置は、前述の図9(a)の場合よ
りも高周波数側に移動しているので、被験者は、睡眠状
態に陥ったものと判定される。尚、図9(a)(b)に現わ
れている0.8Hz付近のピークは、心臓の脈動による
周波数成分である。
【0036】上述の如く、本発明に係る覚醒状態及び睡
眠深度の検出方法によれば、測定対象が非電気的な皮膚
血流量であるから、測定時に電気的なノイズの影響を受
けることがない。従って、高い信頼性で、覚醒状態及び
睡眠深度を検出することが出来る。
【0037】睡眠深度の検出に有効な非電気的な生理量
としては、皮膚血流量の他に、皮膚温、血圧、脈波等が
採用可能であり、皮膚温はサーミスタ温度計によって、
血圧は、皮膚に圧力をかけた状態でLEDからの光を照
射する方式の血圧計によって、脈波は、皮膚にLEDか
らの光を照射する方式の脈波計によって、夫々測定する
ことが出来る。
【0038】上記実施の形態の説明は、本発明を説明す
るためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を
限定し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。
又、本発明の各部構成は上記実施の形態に限らず、特許
請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能で
あることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る睡眠深度検出装置の構成を表わす
ブロック図である。
【図2】本発明に係る覚醒状態及び睡眠深度の検出方法
を表わす工程図である。
【図3】ある被験者についての指部皮膚血流量を測定対
象とする周波数解析の結果を表わすグラフである。
【図4】該被験者の指部皮膚血流量の変化を表わすグラ
フである。
【図5】該被験者についての額部皮膚血流量を測定対象
とする周波数解析の結果を表わすグラフである。
【図6】該被験者の額部皮膚血流量の変化を表わすグラ
フである。
【図7】他の被験者についての指部皮膚血流量を測定対
象とする周波数解析の結果を表わすグラフである。
【図8】該被験者の指部皮膚血流量の変化を表わすグラ
フである。
【図9】更に他の被験者についての鼻部皮膚血流量を測
定対象とする周波数解析の結果を表わすグラフである。
【図10】該被験者の鼻部皮膚血流量の変化を表わすグ
ラフである。
【符号の説明】
(1) レーザ式血流量計 (2) FFT解析装置 (3) モニター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 源野 広和 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 神原 修 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 鈴木 龍司 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人体の皮膚血流量或いは皮膚血流量に直
    接に関係するその他の生理量の時間変化を測定する測定
    手段から一群の測定データを採取する第1ステップと、
    前記一群の測定データに周波数解析を施す第2ステップ
    と、周波数解析の結果に基づいて人体が覚醒状態である
    か、睡眠状態であるかを判定する第3ステップとを有す
    る覚醒状態の検出方法。
  2. 【請求項2】 第1ステップでは、人体の皮膚血流量の
    測定データが採取され、第3ステップでは、0.05H
    z乃至0.3Hzの周波数成分のピーク値を検出し、該
    ピーク値が所定の閾値を越えているとき、睡眠状態であ
    ると判定する請求項3に記載の覚醒状態の検出方法。
  3. 【請求項3】 人体の皮膚血流量或いは皮膚血流量に直
    接に関係するその他の生理量の時間変化を測定する測定
    手段から一群の測定データを採取する第1ステップと、
    前記一群の測定データに周波数解析を施す第2ステップ
    と、周波数解析の結果に基づいて人体の睡眠深度の大小
    を判定する第3ステップとを有する睡眠深度の検出方
    法。
  4. 【請求項4】 第1ステップでは、人体の皮膚血流量の
    測定データが採取され、第3ステップでは、周波数解析
    の結果から0.4Hz乃至0.75Hzの周波数成分のピ
    ーク位置を検出し、該ピーク位置がより高周波数側に発
    生する程、より睡眠深度が大きいと判定する請求項3に
    記載の睡眠深度の検出方法。
JP8032620A 1996-01-26 1996-01-26 覚醒状態及び睡眠深度の検出方法 Pending JPH09201343A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105890117A (zh) * 2016-04-28 2016-08-24 北京小米移动软件有限公司 控制空调的方法、装置及服务器
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