JPH09201162A - いかを固定する器具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来は、いかを切り開く場合、手で固定し包
丁で切り開いていた。したがって、能率が悪かった。そ
れを、いかを固定する器具を使用することにより、解消
した。 【構成】 柔軟性の素材を使った器具の先端（１）をい
かの身（３）に差し込み頭部（４）の部分を器具の後部
（２）に押し込みいかを固定する。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はいかを切り開くための、いかを固定する器具
である。従来、いかを、切り開いて加工する場合、軟体
生物であるため、人が手でいかを持つか、手でいかをま
な板に押さえつけて包丁で切り開く手作業であった。そ
のため能率も非常に悪かった。切り開く機械はあった
が、最新のハイテク技術が必要なため、非常に高価で、
構造も複雑であった。大衆魚で、低価格のいかの加工に
使用すると、原価も高額になるため、使用する人はほと
んどなかった。現在、手作業で加工している人の年代は
５０才位から、６０才位までがほとんどで、若年層から
は、汚く、臭いがするため敬遠され、一次処理の人手不
足に悩まされていた。本発明は、その欠点を除くために
発明されたもので、これを図面について説明すれば、い
かの身の部分（３）の中に、固定する器具の先端（１）
を差し込み、いかの頭部の部分（４）を固定する金具の
後部（２）に押し込み固定する。固定したいかを、丸刃
（５）を付けたコンベアー（６）に流すことにより、い
かの身も頭部も切り開くことができる。尚、柔軟性のあ
る素材を使用することにより、先端部（１）はいかの身
（３）の内部で外側に開こうとするため、いかを固定す
ることができる。後部（２）も同素材を使うことによ
り、頭部（４）を押し込み固定できる。丸刃（５）の数
を増やし、コンベアー（６）に取り付ける器具（７）も
増やすことにより一度に、大量のいかの身（３）と頭部
（４）を切り開くことができる。いかの大きさにより、
器具の大きさを変えることにより、大きさに対応でき
る。本発明は、このようにしたので、構造も簡単になり
安価にでき、人手不足も解消でき、能率も良くなる効果
がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明の斜視図である。

【図２】 いかの平面図である。

【図３】 本発明の断面図である。

【図４】 本発明の平面図である。

【図５】 丸刃と器具を付けたコンベアーの斜視図であ
る。

【符号の説明】

１は器具の先端 ２は器具の後部 ３はいか
の身 ４はいかの頭部 ５は丸刃 ６はコン
ベアー ７は固定する器具

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】柔軟性のある素材をいかの中身に差し込
   み、足を押さえ付けて、いかを固定する器具