JPH09199102A - 鉛蓄電池のセル間接続方法及び装置 - Google Patents
鉛蓄電池のセル間接続方法及び装置Info
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- JPH09199102A JPH09199102A JP8005345A JP534596A JPH09199102A JP H09199102 A JPH09199102 A JP H09199102A JP 8005345 A JP8005345 A JP 8005345A JP 534596 A JP534596 A JP 534596A JP H09199102 A JPH09199102 A JP H09199102A
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 溶接時に不適当な状態になる極柱を初めから
排除して、良好な溶接結果が得られる極柱だけを溶接す
ることができるセル間接続方法を得る。 【解決手段】 通電前の加圧による電極10,10´を
レーザ変位計15で測定して、測定した変位量Lに応じ
て、その変位量Lが許容範囲内の場合は溶接し、それ以
外は溶接しない。
排除して、良好な溶接結果が得られる極柱だけを溶接す
ることができるセル間接続方法を得る。 【解決手段】 通電前の加圧による電極10,10´を
レーザ変位計15で測定して、測定した変位量Lに応じ
て、その変位量Lが許容範囲内の場合は溶接し、それ以
外は溶接しない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電槽内で隔壁を隔
てて隣接する各セル室に収容された極板群の極柱を該隔
壁の貫通孔の両側で対面させ、該貫通孔において相互の
極柱を抵抗溶接によりセル間接続する鉛蓄電池のセル間
接続方法及び装置に関するものである。
てて隣接する各セル室に収容された極板群の極柱を該隔
壁の貫通孔の両側で対面させ、該貫通孔において相互の
極柱を抵抗溶接によりセル間接続する鉛蓄電池のセル間
接続方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、鉛蓄電池のセル間接続には抵
抗溶接が用いられていた。即ち、図6に示すように、鉛
蓄電池においては、電槽1内が隔壁2で区画されてセル
室3,3´が隣接して形成され、これらセル室3,3´
内には極板群4,4´が収納されている。これら極板群
4,4´における同極性の極板の耳部5,5´は、スト
ラップ6,6´で接続されている。各ストラップ6,6
´の端部には、極柱7,7´が立設されている。これら
極柱7,7´は隔壁2に沿って立ち上げられ、該隔壁2
の上部の貫通孔8の両側で対面されている。
抗溶接が用いられていた。即ち、図6に示すように、鉛
蓄電池においては、電槽1内が隔壁2で区画されてセル
室3,3´が隣接して形成され、これらセル室3,3´
内には極板群4,4´が収納されている。これら極板群
4,4´における同極性の極板の耳部5,5´は、スト
ラップ6,6´で接続されている。各ストラップ6,6
´の端部には、極柱7,7´が立設されている。これら
極柱7,7´は隔壁2に沿って立ち上げられ、該隔壁2
の上部の貫通孔8の両側で対面されている。
【0003】このような鉛蓄電池でセル間接続を行うに
際しては、電極ホルダー9,9´の下部に水平向きで支
持されている電極10,10´を貫通孔8に対向する位
置で極柱7,7´の背面に配置し、電極ホルダー9,9
´を介して電極10,10´の突起で極柱7,7´の背
面を加圧して変形させ、貫通孔8内で両極柱7,7´を
接触させる。このような加圧時点より一定時間経過後
に、加圧を維持しつつ電極10,10´から溶接電流を
所定の時間通電し、そのときの電気抵抗による発熱を利
用して、貫通孔8内で極柱7,7´を溶接し、得られた
溶接部への加圧を保持しつつ冷却し、次いで加圧を解除
することにより溶接を完了していた(特公昭62−26
146号)。
際しては、電極ホルダー9,9´の下部に水平向きで支
持されている電極10,10´を貫通孔8に対向する位
置で極柱7,7´の背面に配置し、電極ホルダー9,9
´を介して電極10,10´の突起で極柱7,7´の背
面を加圧して変形させ、貫通孔8内で両極柱7,7´を
接触させる。このような加圧時点より一定時間経過後
に、加圧を維持しつつ電極10,10´から溶接電流を
所定の時間通電し、そのときの電気抵抗による発熱を利
用して、貫通孔8内で極柱7,7´を溶接し、得られた
溶接部への加圧を保持しつつ冷却し、次いで加圧を解除
することにより溶接を完了していた(特公昭62−26
146号)。
【0004】一般に、鉛蓄電池の極柱7,7´には鉛ア
ンチモン系合金を用いており、これは時効硬化性を有す
る。このような極柱7,7´は、金型内に溶湯を注入
し、次いでこの金型内の溶湯中に極板群4,4´の耳部
5,5´を浸漬することにより、複数の極板をストラッ
プ6,6´で電気的に接続するいわゆるキャストオンス
トラップ(以下、COSと記す。)時に形成される。C
OS時からセル間接続に至るまでの時間は、通常3〜4
分間程度である。その間に、極柱7,7´の硬さは変化
しており、COS後の時間の経過とともに増加してい
く。
ンチモン系合金を用いており、これは時効硬化性を有す
る。このような極柱7,7´は、金型内に溶湯を注入
し、次いでこの金型内の溶湯中に極板群4,4´の耳部
5,5´を浸漬することにより、複数の極板をストラッ
プ6,6´で電気的に接続するいわゆるキャストオンス
トラップ(以下、COSと記す。)時に形成される。C
OS時からセル間接続に至るまでの時間は、通常3〜4
分間程度である。その間に、極柱7,7´の硬さは変化
しており、COS後の時間の経過とともに増加してい
く。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】通常、セル間接続時の
溶接条件(溶接電流,通電時間,加圧力)は一定に維持
されている。しかしながら、極柱7,7´の硬さが変化
すると、溶接状態はその影響を受けて大きく変化する問
題点があった。
溶接条件(溶接電流,通電時間,加圧力)は一定に維持
されている。しかしながら、極柱7,7´の硬さが変化
すると、溶接状態はその影響を受けて大きく変化する問
題点があった。
【0006】図7(A)(B)(C)は、その状態を示
したものである。
したものである。
【0007】通常の硬さの極柱7,7´の場合には、図
7(A)に示すように、溶接時に極柱7,7´の溶融し
た部分であるナゲット11が貫通孔8を塞ぐ形で、適度
の大きさで形成される。なお、12はナゲット11の周
囲に存在する熱影響部である。このようにナゲット11
が貫通孔8を塞ぐ形で、適度の大きさで形成されれば問
題はない。
7(A)に示すように、溶接時に極柱7,7´の溶融し
た部分であるナゲット11が貫通孔8を塞ぐ形で、適度
の大きさで形成される。なお、12はナゲット11の周
囲に存在する熱影響部である。このようにナゲット11
が貫通孔8を塞ぐ形で、適度の大きさで形成されれば問
題はない。
【0008】しかしながら、通常よりも軟らかい極柱
7,7´の場合には、図7(B)に示すように、ナゲッ
ト11が通常時よりも小さく、該ナゲット11と貫通孔
8の内壁との間に空間13が生じる。本来、セル間接続
では、隔壁2を介して両側のセル室3,3´内に存在す
る電解液が移動することを防止するように溶接しなけれ
ばならない。そのためには、貫通孔8の内壁とナゲット
11との間に空間13が存在することは好ましくない。
7,7´の場合には、図7(B)に示すように、ナゲッ
ト11が通常時よりも小さく、該ナゲット11と貫通孔
8の内壁との間に空間13が生じる。本来、セル間接続
では、隔壁2を介して両側のセル室3,3´内に存在す
る電解液が移動することを防止するように溶接しなけれ
ばならない。そのためには、貫通孔8の内壁とナゲット
11との間に空間13が存在することは好ましくない。
【0009】通常よりも硬い極柱7,7´の場合には、
図7(C)に示すように、ナゲット11が通常時よりも
成長し、該ナゲット11の周囲に存在する熱影響部12
が極柱7,7´の加圧表面部14にまで到達している。
これは、溶接時に散り(ナゲット11の飛散)が発生す
る状態であり、過剰溶融状態と判断される故、溶接状態
として好ましくない。また、該熱影響部12はCOS時
に形成された樹枝状組織中の共晶成分のみが溶融した部
分であり、微視的空間も存在したりすることから電解液
と直接接触させることは好ましくない。
図7(C)に示すように、ナゲット11が通常時よりも
成長し、該ナゲット11の周囲に存在する熱影響部12
が極柱7,7´の加圧表面部14にまで到達している。
これは、溶接時に散り(ナゲット11の飛散)が発生す
る状態であり、過剰溶融状態と判断される故、溶接状態
として好ましくない。また、該熱影響部12はCOS時
に形成された樹枝状組織中の共晶成分のみが溶融した部
分であり、微視的空間も存在したりすることから電解液
と直接接触させることは好ましくない。
【0010】このような極柱7,7´の硬さの変動は、
COS〜セル間接続に供される時間に依存することはも
ちろんであるが、それ以外にも影響を及ぼす因子が存在
する。例えば、極柱7,7´を構成している鉛合金中の
アンチモン量,COS時の金型温度,冷却水量の変動,
さらには製造工程の周囲温度などの変動や、工程トラブ
ルによるラインの停滞なども時効硬化に影響を及ぼす。
COS〜セル間接続に供される時間に依存することはも
ちろんであるが、それ以外にも影響を及ぼす因子が存在
する。例えば、極柱7,7´を構成している鉛合金中の
アンチモン量,COS時の金型温度,冷却水量の変動,
さらには製造工程の周囲温度などの変動や、工程トラブ
ルによるラインの停滞なども時効硬化に影響を及ぼす。
【0011】本発明の目的は、溶接時に不適当な状態に
なる極柱を初めから排除して、良好な溶接結果が得られ
る極柱だけを溶接することができるセル間接続方法及び
装置を提供することにある。
なる極柱を初めから排除して、良好な溶接結果が得られ
る極柱だけを溶接することができるセル間接続方法及び
装置を提供することにある。
【0012】本発明の目的は、セル間接続時の各種要因
の影響を実質的に排除し、信頼性の高い溶接部を得るこ
とができるセル間接続方法及び装置を提供することにあ
る。
の影響を実質的に排除し、信頼性の高い溶接部を得るこ
とができるセル間接続方法及び装置を提供することにあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、電槽内で隔壁
を隔てて隣接する各セル室に収容された極板群の極柱を
該隔壁の貫通孔の両側で対面させ、貫通孔の両側でこれ
ら極柱の背面より電極の突起で加圧することにより、対
面する各極柱の一部を変形させて接触させた後に電極か
ら通電して抵抗溶接する鉛蓄電池のセル間接続方法を改
良するものである。
を隔てて隣接する各セル室に収容された極板群の極柱を
該隔壁の貫通孔の両側で対面させ、貫通孔の両側でこれ
ら極柱の背面より電極の突起で加圧することにより、対
面する各極柱の一部を変形させて接触させた後に電極か
ら通電して抵抗溶接する鉛蓄電池のセル間接続方法を改
良するものである。
【0014】本発明に係る鉛蓄電池のセル間接続方法に
おいては、通電前の加圧による電極の変位量に応じて、
該変位量が許容範囲内の場合は溶接し、それ以外は溶接
しないことを特徴とする。
おいては、通電前の加圧による電極の変位量に応じて、
該変位量が許容範囲内の場合は溶接し、それ以外は溶接
しないことを特徴とする。
【0015】このようにすると、溶接時に不適当な状態
になる極柱を初めから排除することができ、良好な溶接
結果が得られる極柱だけを溶接することができる。
になる極柱を初めから排除することができ、良好な溶接
結果が得られる極柱だけを溶接することができる。
【0016】本発明においては、通電前の加圧による電
極の変位量が許容範囲内の場合は、その変位量の大きさ
に応じて溶接電流の通電時間を増減することが好まし
い。
極の変位量が許容範囲内の場合は、その変位量の大きさ
に応じて溶接電流の通電時間を増減することが好まし
い。
【0017】このようにして溶接すると、溶接時の溶融
量を増減して適当な大きさのナゲットを形成し、良好な
溶接状態にすることができる。このため、セル間接続時
の各種要因の影響を実質的に排除し、信頼性の高い溶接
部を得ることができる。
量を増減して適当な大きさのナゲットを形成し、良好な
溶接状態にすることができる。このため、セル間接続時
の各種要因の影響を実質的に排除し、信頼性の高い溶接
部を得ることができる。
【0018】また本発明においては、通電前の加圧によ
る電極の変位量が許容範囲内の場合は、その変位量の大
きさに応じて該変位量が大きい場合は溶接電流の通電時
間を増加し、該変位量が小さい場合は溶接電流の通電時
間を減少させることが好ましい。
る電極の変位量が許容範囲内の場合は、その変位量の大
きさに応じて該変位量が大きい場合は溶接電流の通電時
間を増加し、該変位量が小さい場合は溶接電流の通電時
間を減少させることが好ましい。
【0019】このようにすると、極柱の硬さが通常より
も軟らかく、加圧による電極の変位量が大きい場合に
は、通電前の極柱同士の接触部の面積が大きくなって接
触抵抗が小さくなるため、通常の通電時間では発熱量が
不足するゆえ通電時間を増加して溶接できる。逆に、極
柱の硬さが通常よりも硬く、加圧による電極の変位量が
小さい場合には、通電前の極柱同士の接触部の面積が小
さくなって接触抵抗が大きくなるため、通常の通電時間
では発熱量が過剰になるゆえ通電時間を減少して溶接で
きる。それ故、適当な大きさのナゲットを形成して、良
好な溶接状態にすることができる。
も軟らかく、加圧による電極の変位量が大きい場合に
は、通電前の極柱同士の接触部の面積が大きくなって接
触抵抗が小さくなるため、通常の通電時間では発熱量が
不足するゆえ通電時間を増加して溶接できる。逆に、極
柱の硬さが通常よりも硬く、加圧による電極の変位量が
小さい場合には、通電前の極柱同士の接触部の面積が小
さくなって接触抵抗が大きくなるため、通常の通電時間
では発熱量が過剰になるゆえ通電時間を減少して溶接で
きる。それ故、適当な大きさのナゲットを形成して、良
好な溶接状態にすることができる。
【0020】また本発明は、電槽内で隔壁を隔てて隣接
する各セル室に収容された極板群の極柱を該隔壁の貫通
孔の両側で対面させ、貫通孔の両側でこれら極柱の背面
より電極の突起で加圧することにより、対面する各極柱
の一部を変形させて接触させた後に電極から通電して抵
抗溶接する鉛蓄電池のセル間接続装置を改良するもので
ある。
する各セル室に収容された極板群の極柱を該隔壁の貫通
孔の両側で対面させ、貫通孔の両側でこれら極柱の背面
より電極の突起で加圧することにより、対面する各極柱
の一部を変形させて接触させた後に電極から通電して抵
抗溶接する鉛蓄電池のセル間接続装置を改良するもので
ある。
【0021】本発明に係る鉛蓄電池のセル間接続装置に
おいては、通電前の加圧による電極の変位量を測定する
変位計と、該変位計で測定した変位量に応じて、該変位
量が許容範囲内の場合は溶接し、それ以外は溶接しない
判定をした後、該変位量が許容範囲内の場合は、該変位
量の大きさに応じて溶接電流の通電時間を増減する溶接
機制御器とを備えていることを特徴とする。
おいては、通電前の加圧による電極の変位量を測定する
変位計と、該変位計で測定した変位量に応じて、該変位
量が許容範囲内の場合は溶接し、それ以外は溶接しない
判定をした後、該変位量が許容範囲内の場合は、該変位
量の大きさに応じて溶接電流の通電時間を増減する溶接
機制御器とを備えていることを特徴とする。
【0022】このようなセル間接続装置においては、変
位計で通電前の加圧による電極の変位量を測定して、溶
接機制御器でその変位量により該変位量が許容範囲内の
場合は溶接し、それ以外は溶接しない判定をするので、
溶接時に不適当な状態になる極柱を初めから排除して、
良好な溶接結果が得られる極柱だけを溶接することがで
きる。また、溶接機制御器では、変位量が許容範囲内の
場合は、該変位量の大きさに応じて溶接電流の通電時間
を増減する制御を行うので、適当な大きさのナゲットを
形成でき、良好な溶接結果を得ることができる。このた
め、セル間接続時の各種要因の影響を実質的に排除し、
信頼性の高い溶接部を得ることができる。
位計で通電前の加圧による電極の変位量を測定して、溶
接機制御器でその変位量により該変位量が許容範囲内の
場合は溶接し、それ以外は溶接しない判定をするので、
溶接時に不適当な状態になる極柱を初めから排除して、
良好な溶接結果が得られる極柱だけを溶接することがで
きる。また、溶接機制御器では、変位量が許容範囲内の
場合は、該変位量の大きさに応じて溶接電流の通電時間
を増減する制御を行うので、適当な大きさのナゲットを
形成でき、良好な溶接結果を得ることができる。このた
め、セル間接続時の各種要因の影響を実質的に排除し、
信頼性の高い溶接部を得ることができる。
【0023】また本発明に係る鉛蓄電池のセル間接続装
置においては、通電前の加圧による電極の変位量を測定
する変位計と、該変位計で測定した変位量に応じて、該
変位量が許容範囲内の場合は溶接し、それ以外は溶接し
ない判定をした後、該変位量が許容範囲内で該変位量が
大きい場合は溶接電流の通電時間を増加し、該変位量が
許容範囲内で該変位量が小さい場合は溶接電流の通電時
間を減少させるように制御する溶接機制御器とを備えて
いることを特徴とする。
置においては、通電前の加圧による電極の変位量を測定
する変位計と、該変位計で測定した変位量に応じて、該
変位量が許容範囲内の場合は溶接し、それ以外は溶接し
ない判定をした後、該変位量が許容範囲内で該変位量が
大きい場合は溶接電流の通電時間を増加し、該変位量が
許容範囲内で該変位量が小さい場合は溶接電流の通電時
間を減少させるように制御する溶接機制御器とを備えて
いることを特徴とする。
【0024】このようなセル間接続装置においては、変
位計で通電前の加圧による電極の変位量を測定して、溶
接機制御器でその変位量により該変位量が許容範囲内の
場合は溶接し、それ以外は溶接しない判定をするので、
溶接時に不適当な状態になる極柱を初めから排除して、
良好な溶接結果が得られる極柱だけを溶接することがで
きる。また、溶接機制御器では、変位量が許容範囲内で
該変位量が大きい場合は溶接電流の通電時間を増加し、
該変位量が許容範囲内で該変位量が小さい場合は溶接電
流の通電時間を減少させる制御を行うので、極柱の硬さ
が通常よりも軟らかく、加圧による電極の変位量が大き
い場合には、通電前の極柱同士の接触部の面積が大きく
なって接触抵抗が小さく、通常の通電時間では発熱量が
不足するゆえ通電時間を増加して溶接でき、逆に、極柱
の硬さが通常よりも硬く、加圧による電極の変位量が小
さい場合には、通電前の極柱同士の接触部の面積が小さ
くなって接触抵抗が大きく、通常の通電時間では発熱量
が過剰になるゆえ通電時間を減少して溶接でき、それ
故、適当な大きさのナゲットを形成して、良好な溶接状
態にすることができる。
位計で通電前の加圧による電極の変位量を測定して、溶
接機制御器でその変位量により該変位量が許容範囲内の
場合は溶接し、それ以外は溶接しない判定をするので、
溶接時に不適当な状態になる極柱を初めから排除して、
良好な溶接結果が得られる極柱だけを溶接することがで
きる。また、溶接機制御器では、変位量が許容範囲内で
該変位量が大きい場合は溶接電流の通電時間を増加し、
該変位量が許容範囲内で該変位量が小さい場合は溶接電
流の通電時間を減少させる制御を行うので、極柱の硬さ
が通常よりも軟らかく、加圧による電極の変位量が大き
い場合には、通電前の極柱同士の接触部の面積が大きく
なって接触抵抗が小さく、通常の通電時間では発熱量が
不足するゆえ通電時間を増加して溶接でき、逆に、極柱
の硬さが通常よりも硬く、加圧による電極の変位量が小
さい場合には、通電前の極柱同士の接触部の面積が小さ
くなって接触抵抗が大きく、通常の通電時間では発熱量
が過剰になるゆえ通電時間を減少して溶接でき、それ
故、適当な大きさのナゲットを形成して、良好な溶接状
態にすることができる。
【0025】この場合、変位計としてレーザ変位計を用
いることが好ましい。
いることが好ましい。
【0026】このようにレーザ変位計を用いると、非接
触状態で、微小変位でも容易に検出することができる。
触状態で、微小変位でも容易に検出することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る鉛蓄電池の
セル間接続装置の実施の形態の一例における溶接機の電
極部付近の構成を示したものである。
セル間接続装置の実施の形態の一例における溶接機の電
極部付近の構成を示したものである。
【0028】本例の鉛蓄電池のセル間接続装置において
は、通電前に、電槽1における隔壁2の貫通孔8の両側
に配置された各極柱7,7´の背面より電極10,10
´の突起で加圧する際の電極10の変位量を、該電極1
0に対応する電極ホルダー9の背面9aを基準として測
定するために、変位計としてレーザ変位計15が変位計
ホルダー16を介して設けられている。電極部付近のそ
の他の構成は、前述した図6(A)(B)と同様であ
る。
は、通電前に、電槽1における隔壁2の貫通孔8の両側
に配置された各極柱7,7´の背面より電極10,10
´の突起で加圧する際の電極10の変位量を、該電極1
0に対応する電極ホルダー9の背面9aを基準として測
定するために、変位計としてレーザ変位計15が変位計
ホルダー16を介して設けられている。電極部付近のそ
の他の構成は、前述した図6(A)(B)と同様であ
る。
【0029】本発明者等は、図1に示す電極部付近の構
造をもつセル間接続装置を用いて、次に述べるような鉛
蓄電池のセル間接続の実験を行った。
造をもつセル間接続装置を用いて、次に述べるような鉛
蓄電池のセル間接続の実験を行った。
【0030】このときに用いた鉛蓄電池は、55D23
形で、隔壁2の厚みは1.4mm 、隔壁2の貫通孔8の内径
は9.5mm 、極柱7,7´の厚みは4.8mm である。
形で、隔壁2の厚みは1.4mm 、隔壁2の貫通孔8の内径
は9.5mm 、極柱7,7´の厚みは4.8mm である。
【0031】また、溶接条件は、加圧力600kg 、通電前
の加圧時間200ms 、通電電流8kAであり、本例の通電時
間の標準は4サイクルである。
の加圧時間200ms 、通電電流8kAであり、本例の通電時
間の標準は4サイクルである。
【0032】上記溶接装置を用い、COS〜セル間接続
に至るまでの時間が異なる極柱7,7´について電極1
0の変位量Lをレーザ変位計15で測定しながら溶接し
た。そのときの極柱7,7´のSb含有量は2.7 wt%
で、COS〜セル間接続に至るまでの時間は1分(極柱
a)、2分(極柱b)、4分(極柱c)、6分(極柱
d)、30分(極柱e)である。これら極柱a,b,
c,d,eは、COS〜セル間接続に至るまでの時間が
長くなるにつれて徐々に硬化しているので、加圧時の電
極10の変位量は徐々に小さくなっており、このときの
通電サイクル数は極柱a〜極柱e共に4サイクルであっ
た。
に至るまでの時間が異なる極柱7,7´について電極1
0の変位量Lをレーザ変位計15で測定しながら溶接し
た。そのときの極柱7,7´のSb含有量は2.7 wt%
で、COS〜セル間接続に至るまでの時間は1分(極柱
a)、2分(極柱b)、4分(極柱c)、6分(極柱
d)、30分(極柱e)である。これら極柱a,b,
c,d,eは、COS〜セル間接続に至るまでの時間が
長くなるにつれて徐々に硬化しているので、加圧時の電
極10の変位量は徐々に小さくなっており、このときの
通電サイクル数は極柱a〜極柱e共に4サイクルであっ
た。
【0033】図2は、これらの溶接に先立って、貫通孔
8の両側で極柱7,7´の背面を電極10,10´によ
り所定の加圧力で両側から加圧したときの電極10の変
位量Lの時間的変化を示したものである。この図2か
ら、電極10の変位量Lは、加圧がかかるにつれて増加
するが、COS〜セル間接続に至るまでの時間が長いも
のほどゆっくり増加し、その到達値も小さいことがわか
る。そして、加圧開始後100ms 程度経過した時点では、
電極10の変位量はそれぞれ一定の値を示している。そ
こで、本例では、100ms 時点での変位量により、通電時
間を増減、あるいは通電の中止を行うことにした。
8の両側で極柱7,7´の背面を電極10,10´によ
り所定の加圧力で両側から加圧したときの電極10の変
位量Lの時間的変化を示したものである。この図2か
ら、電極10の変位量Lは、加圧がかかるにつれて増加
するが、COS〜セル間接続に至るまでの時間が長いも
のほどゆっくり増加し、その到達値も小さいことがわか
る。そして、加圧開始後100ms 程度経過した時点では、
電極10の変位量はそれぞれ一定の値を示している。そ
こで、本例では、100ms 時点での変位量により、通電時
間を増減、あるいは通電の中止を行うことにした。
【0034】図3は、通電時間を一定とした場合の前述
した各極柱a〜eの溶接状態を示した。極柱cは溶接結
果が良好であるが、極柱aではナゲット11が全く小さ
く、強度も小さい。極柱bでは良好な溶接状態の極柱c
のものに比べてナゲット11がわずかに小さい。これら
極柱a,bの場合は、いずれも貫通孔8の内壁とナゲッ
ト11との間に欠陥である空間13が生じている。ま
た、極柱dは入熱がやや過剰で、極柱eになるとナゲッ
ト11が過大に成長し、欠陥である散りも出ている。そ
こで、極柱bでは1サイクル通電時間を延ばし、極柱d
では逆に1サイクル通電時間を短くしたところ、溶接状
態は極柱cと同様になった。なお、極柱aの場合には硬
さ不足のために加圧による極柱7,7´の変形が著しく
なるため、また極柱eではサイクル数の調整だけでは好
ましい溶接ができないため、いずれも良好な溶接結果が
得られなかった。
した各極柱a〜eの溶接状態を示した。極柱cは溶接結
果が良好であるが、極柱aではナゲット11が全く小さ
く、強度も小さい。極柱bでは良好な溶接状態の極柱c
のものに比べてナゲット11がわずかに小さい。これら
極柱a,bの場合は、いずれも貫通孔8の内壁とナゲッ
ト11との間に欠陥である空間13が生じている。ま
た、極柱dは入熱がやや過剰で、極柱eになるとナゲッ
ト11が過大に成長し、欠陥である散りも出ている。そ
こで、極柱bでは1サイクル通電時間を延ばし、極柱d
では逆に1サイクル通電時間を短くしたところ、溶接状
態は極柱cと同様になった。なお、極柱aの場合には硬
さ不足のために加圧による極柱7,7´の変形が著しく
なるため、また極柱eではサイクル数の調整だけでは好
ましい溶接ができないため、いずれも良好な溶接結果が
得られなかった。
【0035】そこで、通電前の加圧による電極の変位量
に応じて通電時間を増減する本例による鉛蓄電池のセル
間接続装置では、表1に示すような判定基準を設けて溶
接を行った。この場合には、通電前の加圧による電極の
変位量が、:1.00未満の場合、:1.00以上〜1.04未
満の場合、:1.04以上〜1.08未満の場合、:1.08以
上〜1.12未満の場合、:1.12以上の場合の5つに区分
して、溶接するか否かの判定と、溶接する場合には通電
時間(サイクル)の指定を行った。その結果、電極10
の変位量Lが及びの場合はいずれもの場合と同じ
良好な溶接状態となった。
に応じて通電時間を増減する本例による鉛蓄電池のセル
間接続装置では、表1に示すような判定基準を設けて溶
接を行った。この場合には、通電前の加圧による電極の
変位量が、:1.00未満の場合、:1.00以上〜1.04未
満の場合、:1.04以上〜1.08未満の場合、:1.08以
上〜1.12未満の場合、:1.12以上の場合の5つに区分
して、溶接するか否かの判定と、溶接する場合には通電
時間(サイクル)の指定を行った。その結果、電極10
の変位量Lが及びの場合はいずれもの場合と同じ
良好な溶接状態となった。
【0036】
【表1】 図4は、このような通電前の加圧による電極の変位量に
よる溶接するか否かの判定と、溶接する場合には通電時
間(サイクル)の指定を行う本例の鉛蓄電池のセル間接
続装置における実施の形態の一例を示したものである。
よる溶接するか否かの判定と、溶接する場合には通電時
間(サイクル)の指定を行う本例の鉛蓄電池のセル間接
続装置における実施の形態の一例を示したものである。
【0037】本例の鉛蓄電池のセル間接続装置において
は、図1に示すレーザ変位計15で測定した電極10の
変位量に応じて溶接機17を制御する溶接機制御器18
を備えている。特に、本例の溶接機制御器18は、レー
ザ変位計15で測定した変位量に応じて、該変位量が許
容範囲内の場合は溶接し、それ以外は溶接しない判定を
した後、該変位量が許容範囲内で該変位量が大きい場合
は溶接電流の通電時間を増加し、該変位量が許容範囲内
で該変位量が小さい場合は溶接電流の通電時間を減少さ
せるように制御する構成になっている。
は、図1に示すレーザ変位計15で測定した電極10の
変位量に応じて溶接機17を制御する溶接機制御器18
を備えている。特に、本例の溶接機制御器18は、レー
ザ変位計15で測定した変位量に応じて、該変位量が許
容範囲内の場合は溶接し、それ以外は溶接しない判定を
した後、該変位量が許容範囲内で該変位量が大きい場合
は溶接電流の通電時間を増加し、該変位量が許容範囲内
で該変位量が小さい場合は溶接電流の通電時間を減少さ
せるように制御する構成になっている。
【0038】このような溶接機制御器18は、本例では
マイクロコンピュータ19と、電流制御タイマ20と、
溶接機制御用シーケンサ21とで構成されている。
マイクロコンピュータ19と、電流制御タイマ20と、
溶接機制御用シーケンサ21とで構成されている。
【0039】マイクロコンピュータ19は、レーザ変位
計15が計測した変位量が許容範囲内の場合は溶接し、
それ以外は溶接しない判定をすると共に、該変位量が許
容範囲内の場合は、該変位量の大きさに応じて溶接時の
通電サイクル数を決定するようになっている。
計15が計測した変位量が許容範囲内の場合は溶接し、
それ以外は溶接しない判定をすると共に、該変位量が許
容範囲内の場合は、該変位量の大きさに応じて溶接時の
通電サイクル数を決定するようになっている。
【0040】電流制御タイマ20は、マイクロコンピュ
ータ19が決定した通電サイクル数の通電を溶接機制御
用シーケンサ21に指令するようになっている。
ータ19が決定した通電サイクル数の通電を溶接機制御
用シーケンサ21に指令するようになっている。
【0041】溶接機制御用シーケンサ21は、電極1
0,10´とレーザ変位計15とを図1に示すような状
態にセットした状態で、作業者からのスタート指令がマ
イクロコンピュータ19を経て与えられると、溶接機1
7に加圧指令を出すと共に、マイクロコンピュータ19
にレーザ変位計15からの変位量の測定データの読取り
指令を出し、電流制御タイマ20から通電サイクル数の
通電が指令されると、溶接機17に所要のシーケンスに
従った溶接指令を出すようになっている。
0,10´とレーザ変位計15とを図1に示すような状
態にセットした状態で、作業者からのスタート指令がマ
イクロコンピュータ19を経て与えられると、溶接機1
7に加圧指令を出すと共に、マイクロコンピュータ19
にレーザ変位計15からの変位量の測定データの読取り
指令を出し、電流制御タイマ20から通電サイクル数の
通電が指令されると、溶接機17に所要のシーケンスに
従った溶接指令を出すようになっている。
【0042】次に、このような図1及び図4に示す鉛蓄
電池のセル間接続装置を用いたセル間接続の具体例を、
図5に示すフローチャートと図2に示す極柱の硬さと加
圧時の電極変位の時間的変化を示す図とを参照して説明
する。
電池のセル間接続装置を用いたセル間接続の具体例を、
図5に示すフローチャートと図2に示す極柱の硬さと加
圧時の電極変位の時間的変化を示す図とを参照して説明
する。
【0043】電極10,10´とレーザ変位計15とを
図1に示すような状態にセットした状態で、作業者がマ
イクロコンピュータ19を経て溶接機制御用シーケンサ
21にスタート指令を与えると、該溶接機制御用シーケ
ンサ21はステップST1に示すように溶接機17に加
圧指令を出す。この指令により溶接機17は、図示しな
い加圧手段で電極ホルダー9,9´を介して電極10,
10´を相互に接近する方向に移動させ、貫通孔8に対
向する位置の極柱7,7´の背面をこれら電極10,1
0´で加圧する。この加圧により、貫通孔8に対向する
位置の極柱7,7´が相互に接近する方向に変形され、
接触部22での接触状態になる。
図1に示すような状態にセットした状態で、作業者がマ
イクロコンピュータ19を経て溶接機制御用シーケンサ
21にスタート指令を与えると、該溶接機制御用シーケ
ンサ21はステップST1に示すように溶接機17に加
圧指令を出す。この指令により溶接機17は、図示しな
い加圧手段で電極ホルダー9,9´を介して電極10,
10´を相互に接近する方向に移動させ、貫通孔8に対
向する位置の極柱7,7´の背面をこれら電極10,1
0´で加圧する。この加圧により、貫通孔8に対向する
位置の極柱7,7´が相互に接近する方向に変形され、
接触部22での接触状態になる。
【0044】このときの電極10,10´の変位量Lが
電極ホルダー9の背面の変位量Lとしてレーザ変位計1
5で測定される。
電極ホルダー9の背面の変位量Lとしてレーザ変位計1
5で測定される。
【0045】また、溶接機制御用シーケンサ21は、こ
のときマイクロコンピュータ19にレーザ変位計15か
らの変位量の測定データの読取り指令を出す。この指令
によりマイクロコンピュータ19は、ステップST2に
示すようにレーザ変位計15からの変位量の測定データ
の読取りを開始する。
のときマイクロコンピュータ19にレーザ変位計15か
らの変位量の測定データの読取り指令を出す。この指令
によりマイクロコンピュータ19は、ステップST2に
示すようにレーザ変位計15からの変位量の測定データ
の読取りを開始する。
【0046】レーザ変位計15からの変位量の測定デー
タを読取ったマイクロコンピュータ19は、ステップS
T3に示すようにレーザ変位計15が計測した変位量L
が許容範囲内か、許容範囲内でないかを判定する。
タを読取ったマイクロコンピュータ19は、ステップS
T3に示すようにレーザ変位計15が計測した変位量L
が許容範囲内か、許容範囲内でないかを判定する。
【0047】本例では、通電前の加圧による電極10の
変位量Lが、からの範囲でなく、で示す許容範囲
以外のときは、ステップST4に示すように溶接せず、
その鉛蓄電池を不良品として扱う。
変位量Lが、からの範囲でなく、で示す許容範囲
以外のときは、ステップST4に示すように溶接せず、
その鉛蓄電池を不良品として扱う。
【0048】電極10の変位量Lが、ステップST5に
示すようにで示す許容範囲のときは、ステップST6
に示すようにマイクロコンピュータ19が決定した4サ
イクル数の通電を溶接機制御用シーケンサ21に指令す
る。溶接機制御用シーケンサ21は、200ms の加圧後
に、ステップST7に示すように通電時間の標準サイク
ルである4サイクルの通電を溶接機17に行わせる。
示すようにで示す許容範囲のときは、ステップST6
に示すようにマイクロコンピュータ19が決定した4サ
イクル数の通電を溶接機制御用シーケンサ21に指令す
る。溶接機制御用シーケンサ21は、200ms の加圧後
に、ステップST7に示すように通電時間の標準サイク
ルである4サイクルの通電を溶接機17に行わせる。
【0049】電極10の変位量Lが、で示す範囲では
なく、ステップST8に示すようにで示す許容範囲の
ときは、ステップST9に示すようにマイクロコンピュ
ータ19が決定した3サイクル数の通電を溶接機制御用
シーケンサ21に指令する。溶接機制御用シーケンサ2
1は、200ms の加圧後に、ステップST7に示すように
3サイクルの通電を溶接機17に行わせる。
なく、ステップST8に示すようにで示す許容範囲の
ときは、ステップST9に示すようにマイクロコンピュ
ータ19が決定した3サイクル数の通電を溶接機制御用
シーケンサ21に指令する。溶接機制御用シーケンサ2
1は、200ms の加圧後に、ステップST7に示すように
3サイクルの通電を溶接機17に行わせる。
【0050】電極10の変位量Lが、で示す範囲では
なく、ステップST10に示すようにで示す許容範囲
のときは、ステップST11に示すようにマイクロコン
ピュータ19が決定した5サイクル数の通電を溶接機制
御用シーケンサ21に指令する。溶接機制御用シーケン
サ21は、200ms の加圧後に、ステップST7に示すよ
うに5サイクルの通電を溶接機17に行わせる。
なく、ステップST10に示すようにで示す許容範囲
のときは、ステップST11に示すようにマイクロコン
ピュータ19が決定した5サイクル数の通電を溶接機制
御用シーケンサ21に指令する。溶接機制御用シーケン
サ21は、200ms の加圧後に、ステップST7に示すよ
うに5サイクルの通電を溶接機17に行わせる。
【0051】電極10の変位量Lが、からの範囲で
なく、で示す許容範囲以外のときは、ステップST4
に示すように溶接せず、その鉛蓄電池を不良品として扱
う。
なく、で示す許容範囲以外のときは、ステップST4
に示すように溶接せず、その鉛蓄電池を不良品として扱
う。
【0052】このようにすると、通電前の加圧による電
極の変位量がかであって許容範囲外の場合には、溶
接しなので、溶接時に不適当な状態になる極柱を初めか
ら排除して、良好な溶接結果が得られる極柱だけを溶接
することができる。
極の変位量がかであって許容範囲外の場合には、溶
接しなので、溶接時に不適当な状態になる極柱を初めか
ら排除して、良好な溶接結果が得られる極柱だけを溶接
することができる。
【0053】また、通電前の加圧による電極の変位量が
からの範囲で許容範囲外の場合には、その変位量の
大きさに応じて溶接電流の通電時間を増減するので、溶
接時の溶融量を増減して適当な大きさのナゲットを形成
し、良好な溶接状態にすることができる。このため、セ
ル間接続時の各種要因の影響を実質的に排除し、信頼性
の高い溶接部を得ることができる。
からの範囲で許容範囲外の場合には、その変位量の
大きさに応じて溶接電流の通電時間を増減するので、溶
接時の溶融量を増減して適当な大きさのナゲットを形成
し、良好な溶接状態にすることができる。このため、セ
ル間接続時の各種要因の影響を実質的に排除し、信頼性
の高い溶接部を得ることができる。
【0054】なお、溶接するか否かの判定と、溶接する
場合の通電時間の指定は、表1に示す区分範囲と値に限
定されるものではなく、極柱7,7´の材質等に応じて
適宜定めることができる。
場合の通電時間の指定は、表1に示す区分範囲と値に限
定されるものではなく、極柱7,7´の材質等に応じて
適宜定めることができる。
【0055】
【発明の効果】本発明に係る鉛蓄電池のセル間接続方法
においては、通電前に、電槽における隔壁の貫通孔の両
側に配置された各極柱の背面より電極の突起で加圧する
際の電極の変位量に応じて、該変位量が許容範囲内の場
合は溶接し、それ以外は溶接しないようにするので、溶
接時に不適当な状態になる極柱を初めから排除すること
ができ、良好な溶接結果が得られる極柱だけを溶接する
ことができる。
においては、通電前に、電槽における隔壁の貫通孔の両
側に配置された各極柱の背面より電極の突起で加圧する
際の電極の変位量に応じて、該変位量が許容範囲内の場
合は溶接し、それ以外は溶接しないようにするので、溶
接時に不適当な状態になる極柱を初めから排除すること
ができ、良好な溶接結果が得られる極柱だけを溶接する
ことができる。
【0056】また本発明に係る鉛蓄電池のセル間接続方
法おいては、通電前に、電槽における隔壁の貫通孔の両
側に配置された各極柱の背面より電極の突起で加圧する
際の電極の変位量が許容範囲内の場合は、その変位量の
大きさに応じて溶接電流の通電時間を増減するので、溶
接時の溶融量を増減して適当な大きさのナゲットを形成
し、良好な溶接状態にすることができる。このため、セ
ル間接続時の各種要因の影響を実質的に排除し、信頼性
の高い溶接部を得ることができる。
法おいては、通電前に、電槽における隔壁の貫通孔の両
側に配置された各極柱の背面より電極の突起で加圧する
際の電極の変位量が許容範囲内の場合は、その変位量の
大きさに応じて溶接電流の通電時間を増減するので、溶
接時の溶融量を増減して適当な大きさのナゲットを形成
し、良好な溶接状態にすることができる。このため、セ
ル間接続時の各種要因の影響を実質的に排除し、信頼性
の高い溶接部を得ることができる。
【0057】また本発明に係る鉛蓄電池のセル間接続方
法おいては、通電前に、電槽における隔壁の貫通孔の両
側に配置された各極柱の背面より電極の突起で加圧する
際の電極の変位量が許容範囲内の場合は、その変位量の
大きさに応じて該変位量が大きい場合は溶接電流の通電
時間を増加し、該変位量が小さい場合は溶接電流の通電
時間を減少させるので、通電前の極柱同士の接触部の面
積が大きさに基づく接触抵抗の大きさ応じて、接触抵抗
が小さいときには通電時間を増加して溶接でき、接触抵
抗が大きいときには通電時間を減少して溶接でき、それ
故、適当な大きさのナゲットを形成して、良好な溶接状
態を容易に得ることができる。
法おいては、通電前に、電槽における隔壁の貫通孔の両
側に配置された各極柱の背面より電極の突起で加圧する
際の電極の変位量が許容範囲内の場合は、その変位量の
大きさに応じて該変位量が大きい場合は溶接電流の通電
時間を増加し、該変位量が小さい場合は溶接電流の通電
時間を減少させるので、通電前の極柱同士の接触部の面
積が大きさに基づく接触抵抗の大きさ応じて、接触抵抗
が小さいときには通電時間を増加して溶接でき、接触抵
抗が大きいときには通電時間を減少して溶接でき、それ
故、適当な大きさのナゲットを形成して、良好な溶接状
態を容易に得ることができる。
【0058】また本発明に係る鉛蓄電池のセル間接続装
置においては、変位計で通電前の加圧による電極の変位
量を測定して、溶接機制御器でその変位量により該変位
量が許容範囲内の場合は溶接し、それ以外は溶接しない
判定をするので、溶接時に不適当な状態になる極柱を初
めから排除して、良好な溶接結果が得られる極柱だけを
溶接することができる。また、溶接機制御器では、変位
量が許容範囲内の場合は、該変位量の大きさに応じて溶
接電流の通電時間を増減する制御を行うので、適当な大
きさのナゲットを形成でき、良好な溶接結果を得ること
ができる。このため、セル間接続時の各種要因の影響を
実質的に排除し、信頼性の高い溶接部を得ることができ
る。
置においては、変位計で通電前の加圧による電極の変位
量を測定して、溶接機制御器でその変位量により該変位
量が許容範囲内の場合は溶接し、それ以外は溶接しない
判定をするので、溶接時に不適当な状態になる極柱を初
めから排除して、良好な溶接結果が得られる極柱だけを
溶接することができる。また、溶接機制御器では、変位
量が許容範囲内の場合は、該変位量の大きさに応じて溶
接電流の通電時間を増減する制御を行うので、適当な大
きさのナゲットを形成でき、良好な溶接結果を得ること
ができる。このため、セル間接続時の各種要因の影響を
実質的に排除し、信頼性の高い溶接部を得ることができ
る。
【0059】また本発明に係る鉛蓄電池のセル間接続装
置の溶接機制御器で、変位量が許容範囲内で該変位量が
大きい場合は溶接電流の通電時間を増加し、該変位量が
許容範囲内で該変位量が小さい場合は溶接電流の通電時
間を減少させる制御を行うと、通電前の極柱同士の接触
部の面積が大きさに基づく接触抵抗の大きさ応じて、接
触抵抗が小さいときには通電時間を増加して溶接でき、
接触抵抗が大きいときには通電時間を減少して溶接で
き、それ故、適当な大きさのナゲットを形成して、良好
な溶接状態を容易に得ることができる。
置の溶接機制御器で、変位量が許容範囲内で該変位量が
大きい場合は溶接電流の通電時間を増加し、該変位量が
許容範囲内で該変位量が小さい場合は溶接電流の通電時
間を減少させる制御を行うと、通電前の極柱同士の接触
部の面積が大きさに基づく接触抵抗の大きさ応じて、接
触抵抗が小さいときには通電時間を増加して溶接でき、
接触抵抗が大きいときには通電時間を減少して溶接で
き、それ故、適当な大きさのナゲットを形成して、良好
な溶接状態を容易に得ることができる。
【0060】この場合、変位計としてレーザ変位計を用
いると、非接触状態で、微小変位でも容易に検出するこ
とができる。
いると、非接触状態で、微小変位でも容易に検出するこ
とができる。
【図1】本発明に係る鉛蓄電池のセル間接続装置の実施
の形態の一例における溶接機の電極部付近の構成を示し
た縦断面図である。
の形態の一例における溶接機の電極部付近の構成を示し
た縦断面図である。
【図2】極柱の硬さと加圧時の電極変位の時間的変化を
示した線図である。
示した線図である。
【図3】図2の関係を溶接部断面の状態について見た縦
断面図である。
断面図である。
【図4】本例の鉛蓄電池のセル間接続装置における溶接
機制御器の構成を示すブロック図である。
機制御器の構成を示すブロック図である。
【図5】本例の鉛蓄電池のセル間接続装置における溶接
機制御器の動作を示すフローチャートである。
機制御器の動作を示すフローチャートである。
【図6】従来の鉛蓄電池のセル間接続装置における溶接
機の電極部付近の構成を示した縦断面図である。
機の電極部付近の構成を示した縦断面図である。
【図7】(A)〜(C)は極柱の硬さに応じた溶接部の
断面の関係を示す縦断面図である。
断面の関係を示す縦断面図である。
1 電槽 2 隔壁 3,3´ セル室 4,4´ 極板群 5,5´ 極板の耳部 6,6´ ストラップ 7,7´ 極柱 8 貫通孔 9,9´ 電極ホルダー 10,10´ 電極 11 ナゲット 12 熱影響部 13 空間 14 加圧表面部 15 レーザ変位計 16 変位計ホルダー 17 溶接機 18 溶接機制御器 19 マイクロコンピュータ 20 電流制御タイマ 21 溶接機制御用シーケンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 駄原 清隆 東京都中央区日本橋本町二丁目8番7号 新神戸電機株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 電槽内で隔壁を隔てて隣接する各セル室
に収容された極板群の極柱を該隔壁の貫通孔の両側で対
面させ、前記貫通孔の両側でこれら極柱の背面より電極
の突起で加圧することにより、対面する前記各極柱の一
部を変形させて接触させた後に前記電極から通電して抵
抗溶接する鉛蓄電池のセル間接続方法において、 通電前の前記加圧による前記電極の変位量に応じて、該
変位量が許容範囲内の場合は溶接し、それ以外は溶接し
ないことを特徴とする鉛蓄電池のセル間接続方法。 - 【請求項2】 通電前の前記加圧による前記電極の変位
量が許容範囲内の場合は、その変位量の大きさに応じて
溶接電流の通電時間を増減することを特徴とする請求項
1に記載の鉛蓄電池のセル間接続方法。 - 【請求項3】 通電前の前記加圧による前記電極の変位
量が許容範囲内の場合は、その変位量の大きさに応じて
該変位量が大きい場合は溶接電流の通電時間を増加し、
該変位量が小さい場合は溶接電流の通電時間を減少させ
るように制御することを特徴とする請求項1に記載の鉛
蓄電池のセル間接続方法。 - 【請求項4】 電槽内で隔壁を隔てて隣接する各セル室
に収容された極板群の極柱を該隔壁の貫通孔の両側で対
面させ、前記貫通孔の両側でこれら極柱の背面より電極
の突起で加圧することにより、対面する前記各極柱の一
部を変形させて接触させた後に前記電極から通電して抵
抗溶接する鉛蓄電池のセル間接続装置において、 通電前の加圧による前記電極の変位量を測定する変位計
と、 前記変位計で測定した変位量に応じて、該変位量が許容
範囲内の場合は溶接し、それ以外は溶接しない判定をし
た後、該変位量が許容範囲内の場合は、該変位量の大き
さに応じて溶接電流の通電時間を増減する溶接機制御器
とを備えていることを特徴とする鉛蓄電池のセル間接続
装置。 - 【請求項5】 電槽内で隔壁を隔てて隣接する各セル室
に収容された極板群の極柱を該隔壁の貫通孔の両側で対
面させ、前記貫通孔の両側でこれら極柱の背面より電極
の突起で加圧することにより、対面する前記各極柱の一
部を変形させて接触させた後に前記電極から通電して抵
抗溶接する鉛蓄電池のセル間接続装置において、 通電前の加圧による前記電極の変位量を測定する変位計
と、 前記変位計で測定した変位量に応じて、該変位量が許容
範囲内の場合は溶接し、それ以外は溶接しない判定をし
た後、該変位量が許容範囲内で該変位量が大きい場合は
溶接電流の通電時間を増加し、該変位量が許容範囲内で
該変位量が小さい場合は溶接電流の通電時間を減少させ
るように制御する溶接機制御器とを備えていることを特
徴とする鉛蓄電池のセル間接続装置。 - 【請求項6】 前記変位計がレーザ変位計である請求項
4または5に記載の鉛蓄電池のセル間接続装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8005345A JPH09199102A (ja) | 1996-01-17 | 1996-01-17 | 鉛蓄電池のセル間接続方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8005345A JPH09199102A (ja) | 1996-01-17 | 1996-01-17 | 鉛蓄電池のセル間接続方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09199102A true JPH09199102A (ja) | 1997-07-31 |
Family
ID=11608630
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8005345A Withdrawn JPH09199102A (ja) | 1996-01-17 | 1996-01-17 | 鉛蓄電池のセル間接続方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09199102A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002324574A (ja) * | 2001-04-24 | 2002-11-08 | Japan Storage Battery Co Ltd | 鉛蓄電池の検査方法 |
JP2006253057A (ja) * | 2005-03-14 | 2006-09-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 鉛蓄電池の製造方法および製造装置 |
WO2017159299A1 (ja) * | 2016-03-15 | 2017-09-21 | 株式会社Gsユアサ | 鉛蓄電池 |
-
1996
- 1996-01-17 JP JP8005345A patent/JPH09199102A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002324574A (ja) * | 2001-04-24 | 2002-11-08 | Japan Storage Battery Co Ltd | 鉛蓄電池の検査方法 |
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WO2017159299A1 (ja) * | 2016-03-15 | 2017-09-21 | 株式会社Gsユアサ | 鉛蓄電池 |
JPWO2017159299A1 (ja) * | 2016-03-15 | 2019-01-31 | 株式会社Gsユアサ | 鉛蓄電池 |
US11145847B2 (en) | 2016-03-15 | 2021-10-12 | Gs Yuasa International Ltd. | Lead-acid battery |
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