JPH09198931A - 複合ケーブル - Google Patents
複合ケーブルInfo
- Publication number
- JPH09198931A JPH09198931A JP2582096A JP2582096A JPH09198931A JP H09198931 A JPH09198931 A JP H09198931A JP 2582096 A JP2582096 A JP 2582096A JP 2582096 A JP2582096 A JP 2582096A JP H09198931 A JPH09198931 A JP H09198931A
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- Japan
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- cable
- wire
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 増大する電源用、通信用のケーブルへの対
処。 【解決手段】 請求項１の複合ケーブルは、架空送電
線、配電線、絶縁被覆電線等の商用電源用ケーブル１の
導体線２の中心部に同軸ケーブル３が内装されてなる。
請求項２記載の複合ケーブルは、架空送電線、配電線、
絶縁被覆電線等の商用電源用ケーブル１の導体線２の中
心部に光ファイバ４が内装されてなる。
処。 【解決手段】 請求項１の複合ケーブルは、架空送電
線、配電線、絶縁被覆電線等の商用電源用ケーブル１の
導体線２の中心部に同軸ケーブル３が内装されてなる。
請求項２記載の複合ケーブルは、架空送電線、配電線、
絶縁被覆電線等の商用電源用ケーブル１の導体線２の中
心部に光ファイバ４が内装されてなる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は架空送電線、配電
線、絶縁被覆電線等の商用電源用ケーブルと光ファイバ
ケーブル、同軸ケーブル等の通信用ケーブルとに関する
ものであり、特に一般家庭やマンション等へと通じるケ
ーブルに関するものである。
線、絶縁被覆電線等の商用電源用ケーブルと光ファイバ
ケーブル、同軸ケーブル等の通信用ケーブルとに関する
ものであり、特に一般家庭やマンション等へと通じるケ
ーブルに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、架空送電線、配電線、絶縁被覆電
線等の商用電源用ケーブルと、光ファイバケーブル、同
軸ケーブル等の通信用ケーブルは夫々別々に製造され、
布設されていた。
線等の商用電源用ケーブルと、光ファイバケーブル、同
軸ケーブル等の通信用ケーブルは夫々別々に製造され、
布設されていた。
【０００３】図３は商用電源用ケーブルの例であり、複
数本の銅線やアルミ線を撚って導体線Ａとし、この導体
線Ａの外周をＰＶＣ等の絶縁体Ｂで被覆してなる。この
商用電源用ケーブルには絶縁被覆を施さない導体線Ａが
むき出しのものもある。
数本の銅線やアルミ線を撚って導体線Ａとし、この導体
線Ａの外周をＰＶＣ等の絶縁体Ｂで被覆してなる。この
商用電源用ケーブルには絶縁被覆を施さない導体線Ａが
むき出しのものもある。
【０００４】図４は通信用ケーブルのうち同軸ケーブル
の例であり、これは軟銅線の中心導体Ｃを絶縁体（ＰＥ
ＦやＰＥ等）Ｄで被覆し、その外周を軟銅線編組の外部
導体Ｅで被覆し、この外部導体Ｅの外周をさらに絶縁体
Ｆで被覆してなる。
の例であり、これは軟銅線の中心導体Ｃを絶縁体（ＰＥ
ＦやＰＥ等）Ｄで被覆し、その外周を軟銅線編組の外部
導体Ｅで被覆し、この外部導体Ｅの外周をさらに絶縁体
Ｆで被覆してなる。
【０００５】図５は通信用ケーブルのうち光ファイバの
例であり、これはコアとクラッドとからなる石英光ファ
イバＧの外周をナイロン等の樹脂Ｈで被覆してなる。
例であり、これはコアとクラッドとからなる石英光ファ
イバＧの外周をナイロン等の樹脂Ｈで被覆してなる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】最近は、ＣＡＴＶ等、
通信メディアの普及に伴い一般家庭への同軸ケーブルの
導入も増え、また高度情報化社会に向け一般家庭への光
ファイバケーブルの導入も現実みを帯びてきている。商
用電源用ケーブルの他に、通信用の同軸ケーブル、光フ
ァイバケーブル等をも布設する必要が生じているため、
これまでのように夫々のケーブルを別々に布設する布設
工事が大事であり、また布設スペースの確保が大変にな
る。従って、今後は商用電源用ケーブルと通信用ケーブ
ルを同時にしかも安価に、またスペースユーティリティ
に優れた状態で布設できるようにすることが求められ
る。特に、オフィスビルやマンションのような建物では
導入されるケーブルの本数が格段に多くなり、その場合
の布設が特に大変になる。
通信メディアの普及に伴い一般家庭への同軸ケーブルの
導入も増え、また高度情報化社会に向け一般家庭への光
ファイバケーブルの導入も現実みを帯びてきている。商
用電源用ケーブルの他に、通信用の同軸ケーブル、光フ
ァイバケーブル等をも布設する必要が生じているため、
これまでのように夫々のケーブルを別々に布設する布設
工事が大事であり、また布設スペースの確保が大変にな
る。従って、今後は商用電源用ケーブルと通信用ケーブ
ルを同時にしかも安価に、またスペースユーティリティ
に優れた状態で布設できるようにすることが求められ
る。特に、オフィスビルやマンションのような建物では
導入されるケーブルの本数が格段に多くなり、その場合
の布設が特に大変になる。
【０００７】本発明の目的は商用電源用ケーブルと通信
用ケーブルとを効率良く布設できる複合ケーブルを提供
することにある。
用ケーブルとを効率良く布設できる複合ケーブルを提供
することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明のうち請求項１記
載の複合ケーブルは図１に示すように、架空送電線、配
電線、絶縁被覆電線等の商用電源用ケーブル１の導体線
２の中心部に、同軸ケーブル３が内装されてなることを
特徴とするものである。
載の複合ケーブルは図１に示すように、架空送電線、配
電線、絶縁被覆電線等の商用電源用ケーブル１の導体線
２の中心部に、同軸ケーブル３が内装されてなることを
特徴とするものである。
【０００９】本発明のうち請求項２記載の複合ケーブル
は図２に示すように、架空送電線、配電線、絶縁被覆電
線等の商用電源用ケーブル１の導体線２の中心部に、光
ファイバ４が内装されてなることを特徴とするものであ
る。
は図２に示すように、架空送電線、配電線、絶縁被覆電
線等の商用電源用ケーブル１の導体線２の中心部に、光
ファイバ４が内装されてなることを特徴とするものであ
る。
【００１０】
【発明の実施の形態１】図１は本発明の複合ケーブルの
第１の実施形態であり、商用電源用ケーブル１の導体線
２の中心に同軸ケーブル３を設けた例である。商用電源
用ケーブル１は、例えば発電所から需要家までの間に布
設される電線であり、例えば架空高圧配線用電線（Ｏ
Ｅ、ＯＣ、ＯＰ等）、高圧引下げ線（ＰＤＢ、ＰＤＣＰ
ＤＰ等）、架空低圧配線用電線（ＯＷ等）、低圧引込線
（ＤＶ等）、低圧配線用電線（ＩＶ、ＶＶ−Ｆ等）や、
地中埋設用の電線である。また同軸ケーブル３は、通信
に使われる各種のものであり、例えば幹線用同軸ケーブ
ル（９．５ｍｍ同軸）、高周波同軸コード（３Ｃ−２Ｖ
等）、テレビ共聴用同軸ケーブル（ＴＣ−１０ＣＡＦ
等）である。
第１の実施形態であり、商用電源用ケーブル１の導体線
２の中心に同軸ケーブル３を設けた例である。商用電源
用ケーブル１は、例えば発電所から需要家までの間に布
設される電線であり、例えば架空高圧配線用電線（Ｏ
Ｅ、ＯＣ、ＯＰ等）、高圧引下げ線（ＰＤＢ、ＰＤＣＰ
ＤＰ等）、架空低圧配線用電線（ＯＷ等）、低圧引込線
（ＤＶ等）、低圧配線用電線（ＩＶ、ＶＶ−Ｆ等）や、
地中埋設用の電線である。また同軸ケーブル３は、通信
に使われる各種のものであり、例えば幹線用同軸ケーブ
ル（９．５ｍｍ同軸）、高周波同軸コード（３Ｃ−２Ｖ
等）、テレビ共聴用同軸ケーブル（ＴＣ−１０ＣＡＦ
等）である。
【００１１】前記商用電源用ケーブル１は軟銅線等の導
体線２がゴム・プラスチック等の絶縁体１０で被覆され
てなり、導体線２が中空の筒状に作製されてなる。一
方、商用電源用ケーブル１の導体線２内に内装される同
軸ケーブル３は、軟銅線等の単芯の中心導体１５が絶縁
体１４で被覆され、その外周が軟銅線編組の外部導体１
３で被覆され、この外部導体１３の外周がさらに絶縁体
１２で被覆されてなる。
体線２がゴム・プラスチック等の絶縁体１０で被覆され
てなり、導体線２が中空の筒状に作製されてなる。一
方、商用電源用ケーブル１の導体線２内に内装される同
軸ケーブル３は、軟銅線等の単芯の中心導体１５が絶縁
体１４で被覆され、その外周が軟銅線編組の外部導体１
３で被覆され、この外部導体１３の外周がさらに絶縁体
１２で被覆されてなる。
【００１２】なお、前記導体線２は、多数の導体線を撚
り集めて構成した撚り線であり、この撚り線が同軸ケー
ブル３を内装可能な筒状に構成されている。前記導体線
２は、単線のものもあり、この場合は単線自体が筒状に
構成されてなる。
り集めて構成した撚り線であり、この撚り線が同軸ケー
ブル３を内装可能な筒状に構成されている。前記導体線
２は、単線のものもあり、この場合は単線自体が筒状に
構成されてなる。
【００１３】
【発明の実施の形態２】図２は本発明の複合ケーブルの
第２の実施形態であり、商用電源用ケーブル１の中心に
光ファイバ４を設けた例である。商用電源用ケーブル１
は軟銅線等の導体線２が絶縁体１０で被覆されてなり、
導体線２が中空の筒状に作製されてなる。一方、商用電
源用ケーブル１の導体線２内に内装される光ファイバ４
は、屈折率の高いコア部の外周が屈折率の低いクラッド
部で覆われ、このガラスファイバの外周がナイロン樹脂
等で被覆されてなる。ここで前記光ファイバ４はさらに
絶縁体１６で被覆され、前記商用電源用ケーブル１の導
体線２内に密着して内装されるようにしてある。
第２の実施形態であり、商用電源用ケーブル１の中心に
光ファイバ４を設けた例である。商用電源用ケーブル１
は軟銅線等の導体線２が絶縁体１０で被覆されてなり、
導体線２が中空の筒状に作製されてなる。一方、商用電
源用ケーブル１の導体線２内に内装される光ファイバ４
は、屈折率の高いコア部の外周が屈折率の低いクラッド
部で覆われ、このガラスファイバの外周がナイロン樹脂
等で被覆されてなる。ここで前記光ファイバ４はさらに
絶縁体１６で被覆され、前記商用電源用ケーブル１の導
体線２内に密着して内装されるようにしてある。
【００１４】
【発明の実施の形態３】前記図２の複合ケーブルにおい
ては、商用電源用ケーブル１の導体線２内に直径の細い
光ファイバ４を２本以上挿入することができる。この場
合は、複数本の光ファイバ４を樹脂被覆する等して多芯
光ファイバケーブルとするとよい。また光ファイバ４は
外圧を受けると伝送特性が劣化することがあるため、光
ファイバ４を緩衝材等で被覆して外圧を受けにくくする
ことも適切な手段である。
ては、商用電源用ケーブル１の導体線２内に直径の細い
光ファイバ４を２本以上挿入することができる。この場
合は、複数本の光ファイバ４を樹脂被覆する等して多芯
光ファイバケーブルとするとよい。また光ファイバ４は
外圧を受けると伝送特性が劣化することがあるため、光
ファイバ４を緩衝材等で被覆して外圧を受けにくくする
ことも適切な手段である。
【００１５】
【発明の効果】本発明の複合ケーブルによれば次のよう
な効果がある。 １．商用電源用ケーブルと通信用の同軸ケーブル或いは
光ファイバを同時に布設することができ、布設の手間と
コストを低減することができる。 ２．電柱、地下共同構における布設ケーブルの本数を減
らすことができ、電柱においては景観を良くする効果も
ある。 ３．手間がかかり、またスペースの限られる地下へのケ
ーブル布設も効率良く行なえる。
な効果がある。 １．商用電源用ケーブルと通信用の同軸ケーブル或いは
光ファイバを同時に布設することができ、布設の手間と
コストを低減することができる。 ２．電柱、地下共同構における布設ケーブルの本数を減
らすことができ、電柱においては景観を良くする効果も
ある。 ３．手間がかかり、またスペースの限られる地下へのケ
ーブル布設も効率良く行なえる。
【図１】本発明の複合ケーブルの第１の実施形態を示し
た説明図。
た説明図。
【図２】本発明の複合ケーブルの第２の実施形態を示し
た説明図。
た説明図。
【図３】商用電源用ケーブルの説明図。
【図４】同軸ケーブルの説明図。
【図５】光ファイバの説明図。
１ 商用電源用ケーブル ２ 導体線 ３ 同軸ケーブル ４ 光ファイバ
Claims (2)
- 【請求項１】架空送電線、配電線、絶縁被覆電線等の商
用電源用ケーブル（１）の導体線（２）の中心部に、同
軸ケーブル（３）が内装されてなることを特徴とする複
合ケーブル。 - 【請求項２】架空送電線、配電線、絶縁被覆電線等の商
用電源用ケーブル（１）の導体線（２）の中心部に、光
ファイバ（４）が内装されてなることを特徴とする複合
ケーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2582096A JPH09198931A (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | 複合ケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2582096A JPH09198931A (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | 複合ケーブル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09198931A true JPH09198931A (ja) | 1997-07-31 |
Family
ID=12176507
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2582096A Pending JPH09198931A (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | 複合ケーブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09198931A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008011809A1 (fr) * | 2006-07-18 | 2008-01-31 | Yibing Wang | Interface de transfert, support de transmission par cocâble, réseau lan intégrant énergie et communication et son procédé de raccordement par réseau |
-
1996
- 1996-01-19 JP JP2582096A patent/JPH09198931A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008011809A1 (fr) * | 2006-07-18 | 2008-01-31 | Yibing Wang | Interface de transfert, support de transmission par cocâble, réseau lan intégrant énergie et communication et son procédé de raccordement par réseau |
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