JPH09198518A - 画像処理装置及びその方法 - Google Patents

画像処理装置及びその方法

Info

Publication number
JPH09198518A
JPH09198518A JP8009554A JP955496A JPH09198518A JP H09198518 A JPH09198518 A JP H09198518A JP 8009554 A JP8009554 A JP 8009554A JP 955496 A JP955496 A JP 955496A JP H09198518 A JPH09198518 A JP H09198518A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
result
division
dividing
block
image processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8009554A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3554097B2 (ja
Inventor
Kazuyuki Saito
和之 齋藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP00955496A priority Critical patent/JP3554097B2/ja
Priority to US08/786,913 priority patent/US6201894B1/en
Publication of JPH09198518A publication Critical patent/JPH09198518A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3554097B2 publication Critical patent/JP3554097B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Character Input (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 領域分割処理で生じる処理ミスの有無を容易
に判断することができ、かつ、処理ミスがある場合にそ
の処理ミスを容易に修正することができる画像処理装置
及びその方法を提供する。 【解決手段】 複数種類の戸籍文書に関するそれぞれの
フォーマット情報をROM106に記憶する。そして、
戸籍文書を複数の領域に分割し、分割される領域の特徴
に基づいて、戸籍文書の種類を識別する。識別された種
類に対応する戸籍文書のフォーマット情報に基づいて、
分割結果の正否を判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定のフォーマッ
トを有する原稿画像に含まれる属性毎に領域を抽出する
画像処理装置及びその方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の画像処理装置においては複数の罫
線を有する原稿画像に対し、その原稿画像に含まれる属
性毎に領域を分割する領域分割処理によって、罫線に囲
まれた領域を属性の一つとしてその領域を抽出してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像処理装置では、領域分割処理によって罫線に囲
まれた領域を抽出できても、領域分割処理のミスの有無
はオペレータが目視で確認する必要があった。また、原
稿画像に含まれる所望の罫線に囲まれた領域を、その原
稿画像を構成する項目の1つとして抽出しようとしても
領域分割処理にミスが有る場合は、その項目を誤って取
り出してしまうという問題点があった。
【0004】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、領域分割処理で生じる処理ミスの有無を容易
に判断することができ、かつ、処理ミスがある場合にそ
の処理ミスを容易に修正することができる画像処理装置
及びその方法を提供することを目的としている。また、
領域分割処理における操作の作業効率を向上する画像処
理装置及びその方法を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明による画像処理装置は以下の構成を備える。即
ち、所定のフォーマットを有する原稿画像に含まれる属
性毎に領域を抽出する画像処理装置であって、前記所定
のフォーマットに関するフォーマット情報を記憶する記
憶手段と、前記所定のフォーマットを有する原稿画像を
複数の領域に分割する分割手段と、前記フォーマット情
報に基づいて、前記分割手段による分割結果の正否を判
定する判定手段とを備える。
【0006】上記の他の目的を達成するため本発明によ
る画像処理装置は以下の構成を備える。即ち、所定のフ
ォーマットを有する原稿画像に含まれる属性毎に領域を
抽出する画像処理装置であって、複数種類の所定のフォ
ーマットを有する原稿画像に関するそれぞれのフォーマ
ット情報を記憶する記憶手段と、前記所定のフォーマッ
トを有する原稿画像を複数の領域に分割する分割手段
と、前記分割手段で分割される領域の特徴に基づいて、
前記所定のフォーマットを有する原稿画像の種類を識別
する識別手段と、前記識別手段で識別された種類に対応
する所定のフォーマットを有する原稿画像のフォーマッ
ト情報に基づいて、前記分割手段による分割結果の正否
を判定する判定手段とを備える。
【0007】また、好ましくは、前記判定手段の判定の
結果、前記分割手段による分割結果に否がある場合、該
分割結果の否を修正する修正手段を更に備える。修正手
段を備えることで、分割結果の否を修正することができ
るからである。また、好ましくは、前記判定手段の判定
の結果、前記分割手段による分割結果に正否を表示する
表示手段を更に備える。表示手段を備えることで、ユー
ザに分割結果の正否を知らせることができるからであ
る。
【0008】また、好ましくは、前記判定手段の判定の
結果、前記分割手段による分割結果に否がある場合、そ
の旨を報知する報知手段を更に備える。報知手段を備え
ることで、ユーザに分割結果に否があったことを知らせ
ることができるからである。また、好ましくは、前記領
域は、罫線で囲まれる矩形領域であることを特徴とする
請求項1又は請求項2に記載の画像処理装置。
【0009】また、好ましくは、前記判定手段の判定の
結果、前記分割手段による分割結果に否がある場合、分
割結果に否が生じた可能性のある領域を、分割結果に否
が生じていない領域と区別して表示する表示手段を更に
備える。区別して表示することで、ユーザに分割結果に
否が生じた可能性のある領域を把握しやすくすることが
できるからである。
【0010】上記の目的を達成するための本発明による
画像処理方法は以下の構成を備える。即ち、所定のフォ
ーマットを有する原稿画像に含まれる属性毎に領域を抽
出する画像処理方法であって、前記所定のフォーマット
に関するフォーマット情報を記憶媒体に記憶する記憶工
程と、前記所定のフォーマットを有する原稿画像を複数
の領域に分割する分割工程と、前記フォーマット情報に
基づいて、前記分割工程による分割結果の正否を判定す
る判定工程とを備える。
【0011】上記の他の目的を達成するための本発明に
よる画像処理方法は以下の構成を備える。即ち、所定の
フォーマットを有する原稿画像に含まれる属性毎に領域
を抽出する画像処理方法であって、複数種類の所定のフ
ォーマットを有する原稿画像に関するそれぞれのフォー
マット情報を記憶媒体に記憶する記憶工程と、前記所定
のフォーマットを有する原稿画像を複数の領域に分割す
る分割工程と、前記分割工程で分割される領域の特徴に
基づいて、前記所定のフォーマットを有する原稿画像の
種類を識別する識別工程と、前記識別工程で識別された
種類に対応する所定のフォーマットを有する原稿画像の
フォーマット情報に基づいて、前記分割工程による分割
結果の正否を判定する判定工程とを備える。
【0012】また、好ましくは、前記判定工程の判定の
結果、前記分割工程による分割結果に否がある場合、該
抽出ミスを修正する修正工程を更に備える。また、好ま
しくは、前記判定工程の判定の結果、前記分割工程によ
る分割結果の正否を表示する表示工程を更に備える。
【0013】また、好ましくは、前記判定工程の判定の
結果、前記分割工程による分割結果に否がある場合、そ
の旨を報知する報知工程を更に備える。また、好ましく
は、前記領域は、罫線で囲まれる矩形領域である。ま
た、好ましくは、前記判定工程の判定の結果、前記分割
工程による分割結果に否がある場合、分割結果に否が生
じた可能性のある領域を、分割結果に否が生じていない
領域と区別して表示する表示工程を更に備える。
【0014】上記の目的を達成するための本発明による
コンピュータ可読メモリは以下の構成を備える。即ち、
画像処理のプログラムコードが格納されたコンピュータ
可読メモリであって、前記所定のフォーマットに関する
フォーマット情報を記憶媒体に記憶する記憶工程のコー
ドと、前記所定のフォーマットを有する原稿画像を複数
の領域に分割する分割工程のコードと、前記フォーマッ
ト情報に基づいて、前記分割工程による分割結果の正否
を判定する判定工程のコードとを備えることを特徴とす
るコンピュータ可読メモリ。
【0015】上記の他の目的を達成するための本発明に
よるコンピュータ可読メモリは以下の構成を備える。即
ち、画像処理のプログラムコードが格納されたコンピュ
ータ可読メモリであって、複数種類の所定のフォーマッ
トを有する原稿画像に関するそれぞれのフォーマット情
報を記憶媒体に記憶する記憶工程のコードと、前記所定
のフォーマットを有する原稿画像を複数の領域に分割す
る分割工程のコードと、前記分割工程で分割される領域
の特徴に基づいて、前記所定のフォーマットを有する原
稿画像の種類を識別する識別工程のコードと、前記識別
工程で識別された種類に対応する所定のフォーマットを
有する原稿画像のフォーマット情報に基づいて、前記分
割工程による分割結果の正否を判定する判定工程のコー
ドとを備えることを特徴とするコンピュータ可読メモ
リ。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施の形態を詳細に説明する。図1は本実施の形態
の画像処理装置の機能構成を示すブロック図である。図
1において、101はスキャナであり、原稿画像に光を
照射し、その反射光を読み取り電気信号に変換する。ま
た、スキャナ101より読み込まれた原稿画像は、イメ
ージデータとしてRAM107のVRAM領域に格納さ
れる。102はスキャナインターフェースであり、スキ
ャナ101で得られた電気信号を2値のデジタル電気信
号に変換し、他の装置構成要素に伝送する。103はポ
インティングデバイスとして機能するマウスであり、マ
ウス103を移動することでディスプレイ108上に表
示されるカーソル100を移動する。また、画面に表示
されるメニューにカーソル100を位置し、そのメニュ
ー上で付帯するボタン(不図示)を用いてドラッグ操
作、クリック操作を行うことで、その内容を実行するこ
とができる。104はマウスインタフェースであり、マ
ウス103からの信号を受け、それを他の装置構成要素
に伝送する。114はKB(キーボード)であり、キー
ボードを介してデータの入力や命令の実行を行う。11
3はKBインターフェースであり、KB114からの信
号を受け、それを他の装置構成要素に伝送する。
【0017】105はCPUであり、装置全体の制御及
び後述する領域分割等の本発明で説明される処理や認識
処理を実行する。106はROMであり、CPU105
が実行する制御プログラム、各種処理プログラムやフォ
ントデータ等の各種データを格納している。107はR
AMであり、原稿画像の展開や領域分割処理のための作
業領域等として用いる。また、スキャナ101より読み
込まれたイメージデータ(2値画像データ)を格納する
ための所定の記憶領域としてVRAM領域を持つ。10
8はディスプレイであり、RAM107のVRAM領域
に格納されているイメージデータや本実施の形態で実行
された領域分割結果等を表示する。109はディスプレ
イインターフェースである。
【0018】110はFDD(フロッピーディスクドラ
イブ)であり、FDを装着しデータの読み書きが可能で
ある。また、装着されたFD(不図示)に後述する処理
フローのプログラムを書き込み、該プログラムを本装置
のRAM107に読み込むことで処理を実行させること
ができる。111はFDDインターフェースである。そ
して、112は各装置構成要素を接続するバスである。
【0019】次に本実施の形態で実行される処理につい
て、図2のフローチャートを用いて説明する。図2は本
実施の形態で実行される処理フローを示すフローチャー
トである。尚、本実施の形態で実行される処理は、あら
かじめ原稿画像を構成する罫線で囲まれる領域(以下、
この領域を項目と呼ぶ)が決まっているような、例え
ば、図11に示すような戸籍文書等に適用した場合につ
いて説明するが、これに限定されるものではない。例え
ば、構成が決まっている原稿画像であるならば、どのよ
うなものでも良い。
【0020】まず、ステップS201で、原稿画像をス
キャナ101で読み込み2値画像データに変換する。ス
テップS202で、得られた2値画像データに対して、
2値画像データに含まれる属性(写真、図形、文字等)
毎に領域を分割する領域分割処理を行う。本実施の形態
では、領域分割処理において、特に、項目を抽出した場
合、その項目の座標データ等の情報をブロックデータと
して図3のように記憶する。
【0021】ここで、図3に示されるブロックデータに
ついて説明する。図3は本実施の形態のブロックデータ
の構成を示す図である。図3は、RAM107に展開さ
れる2値画像データに含まれる項目の位置を示すための
始点座標(X1,Y1)、終点座標(X2,Y2)、有
効フラグ、項目識別ID、認識順序、属性、組方向の情
報を格納する。始点座標は、図11に示されるような各
項目の右上角の位置座標、終点座標は、各項目の左下角
の位置座標を示す。有効フラグは、抽出された項目が有
効であるか否かを示す。項目識別IDは、後述する設定
方法によって各項目の項目識別IDを格納する。認識順
序は、各項目に記入されている文字を認識する場合の認
識順序を格納する。属性は、領域分割処理で分割単位で
ある属性を格納する。本発明の場合、項目(罫線で囲ま
れた領域)を示す属性が格納される。組方向は、各項目
に記入されている文字の方向(縦書きあるいは横書き)
を示す情報を格納する。
【0022】次に、ステップS203で、原稿画像の項
目の構成を示すフォーマット情報からその原稿画像の項
目の構成を分類し、その原稿画像を構成する項目を識別
する項目識別処理を行う。尚、原稿画像の項目の構成を
識別する場合、その原稿画像を領域分割して得られるブ
ロックの位置、形状、面積、数等によって、その原稿画
像の項目の構成の種類を分類し、各項目を識別する。ま
た、フォーマット情報はあらかじめROM106に記憶
されているものとする。
【0023】また、本実施の形態の原稿画像として用い
る戸籍文書の項目を分類し識別するために、各項目を分
類し識別するためのID(項目識別ID)を図4の
(a)〜(c)のように定義する。そして、各項目のI
Dを組み合わせることによって戸籍文書の項目を分類し
識別する。ここで、図4の(a)〜(c)に示されるI
D(項目識別ID)について説明する。
【0024】図4の(a)は、戸籍文書の項目の構成
(以下、ページタイプと呼ぶ)の種別を定義するIDで
あり、戸籍文書の最上右にある罫線に囲まれたブロック
領域(図11参照)に書かれている、「筆頭者」あるい
は「非筆頭者」を種別として定義している。図4の
(b)は、戸籍文書のページの記載者の種別を定義する
IDであり、図4の(b)に示されるような種別のID
が定義されている。図4の(c)は、戸籍文書を構成す
る項目の項目名を定義するIDであり、図4の(c)に
示されるような種別のIDが定義されている。
【0025】次に、ステップS203で実行される項目
識別処理の詳細を、図6を用いて説明する。図6は本実
施の形態の項目識別処理の詳細な処理フローを示すフロ
ーチャートである。まず、ステップS601で、戸籍文
書のページタイプの種別を分類し識別する。この識別の
方法としては、戸籍文書の最右上にあるブロック(項
目)の形状によって、その戸籍文書のページタイプを識
別する。
【0026】尚、戸籍文書のページタイプ、筆頭者が記
載されているページタイプ(以下、「筆頭者タイプ」と
呼ぶ)と、筆頭者が記載されていないページタイプ(以
下、「非筆頭者タイプ」と呼ぶ)の2種類がある。ま
た、識別の方法としては、例えば、戸籍文書の最右上の
ブロックの幅がその高さよりも長い場合は「筆頭者タイ
プ」として識別し、それ以外は「非筆頭者タイプ」とし
て識別することでページタイプを識別する。あるいは、
最右上のブロックの幅が、そのブロックのY1座標と同
じY1座標を持つブロックの幅よりも大きい場合は「筆
頭者タイプ」として識別し、一方、最右上のブロックの
幅が、そのブロックのY1座標と同じY1座標を持つブ
ロックの幅が同じである場合は「非筆頭者タイプ」とし
て識別することもできる。
【0027】再び、フローチャートの説明に戻る。ステ
ップS601において、戸籍文書の最右上のブロックの
幅がその高さよりも長い場合は「筆頭者タイプ」として
識別し、ステップS604に進む。一方、戸籍文書の最
右上のブロックの幅がその高さよりも短い場合は「非筆
頭者タイプ」として識別し、ステップS602に進む。
【0028】戸籍文書のページタイプが識別されたなら
ば、次に、更に詳細な戸籍文書の識別と項目の識別の鍵
となるブロック(以下、KEYブロックと呼ぶ)を、戸
籍文書に構成される各項目の相対的な位置関係に検出す
る。まず、ページタイプが「筆頭者タイプ」の場合、ス
テップS604で、「本籍」というタイトルがついてい
るブロックと、編製された年月日が記載されている欄の
最初の行のブロックと、入籍データ等が記載されている
欄の最初の行のブロックと、「父」というタイトルがつ
いているブロックをそれぞれKEY0〜3ブロックとし
て検出し、各ブロックデータのアドレスを図5に示すよ
うなKEYブロックデータ構造体に記憶する。
【0029】ここで図5に示すKEYブロックデータ構
造体について説明する。図5は本実施の形態のKEYブ
ロックデータ構造体の構成を示す図である。図5におい
て、KEYブロック構造体は、戸籍文書を構成する項目
の識別の鍵となる項目の情報を記憶するものであり、図
に示すような6つのKEY0〜5ブロックが存在する。
そして、ページタイプの種別に応じて検出すべきKEY
ブロックが検出され、その検出されたKEYブロックの
ブロックデータを記憶する。
【0030】次に、ステップS605で、検出したKE
Y0〜3ブロックを用いて、各KEY0〜3ブロックと
共通する情報を持つ項目毎に、更に詳細に項目を抽出
し、抽出した項目に対し、項目識別IDを設定する。こ
の設定の詳細については、図7のフローチャートを用い
て後述する。一方、ページタイプが「非筆頭者タイプ」
の場合、ステップS602で、1人目の入籍データが記
載されている欄の最初の行のブロックと、1人目の
「父」というタイトルがついているブロックと、2人目
の入籍データ等が記載されている欄の最初の行のブロッ
クと、2人目の「父」というタイトルがついているブロ
ックをそれぞれKEY2〜5ブロックとして検出し、そ
の検出されたKEY2〜5ブロックのブロックデータを
KEYブロック構造体に記憶する。
【0031】次に、ステップS603で、検出したKE
Y2〜5ブロックを用いて、各KEY2〜5ブロックと
共通する情報を持つ項目毎に、更に詳細に項目を抽出
し、抽出した項目に対し、項目識別IDを設定する。こ
の設定の詳細については、図8のフローチャートを用い
て後述する。まず、ページタイプが「筆頭者タイプ」の
場合の項目識別IDを設定する処理について、図7のフ
ローチャートを用いて説明する。
【0032】図7は本実施の形態のページタイプが「筆
頭者タイプ」の場合の項目識別IDを設定する処理の処
理フローを示すフローチャートである。まず、ステップ
S701で、KEY0ブロック(図11の「本籍」とい
うタイトルがついているブロック)の下にある3つの同
じ幅を持つブロックに対して、それぞれ項目識別IDを
設定する。ステップS702で、KEY1ブロック(図
11の編製事項が記載されている欄の最初の行のブロッ
ク)からKEY1ブロックを含めて左に4個のブロック
およびその下にあるブロックは、同じ項目群(編製事項
の欄)とみなせるブロックであるので、これらのブロッ
クに項目識別IDを設定する。
【0033】ステップS703で、KEY2ブロック
(図11の入籍データ等が記載されている欄の最初の行
のブロック)からKEY2ブロックを含めて左に10個
のブロックは、同じ項目群(入籍データ等の欄)とみな
せるブロックであるので、これらのブロックに項目識別
IDを設定する。ステップS704で、KEY2ブロッ
クを含む項目群の下にあるブロックは、KEY3ブロッ
ク(図11の「父」というタイトルがついているブロッ
ク)からKEY3ブロックを含めて左にあるKEY3ブ
ロックと同じY1座標を持つブロックが存在し、そのブ
ロック数を計数する。そして、ステップS705で、計
数されたブロック数に基づいて、KEY2ブロックを含
む項目群の下にあるブロックの項目識別IDを設定す
る。この設定の詳細については、図9のフローチャート
を用いて後述する。
【0034】次に、ページタイプが「非筆頭者タイプ」
の場合の項目識別IDを設定する処理について、図8の
フローチャートを用いて説明する。図8は本実施の形態
のページタイプが「非筆頭者タイプ」の場合の項目識別
IDを設定する処理の処理フローを示すフローチャート
である。まず、ステップS801で、KEY2ブロック
(入籍データ等が記載されている欄の最初の行のブロッ
ク)からKEY2ブロックを含めて左に9個のブロック
は、同じ項目群(入籍データ等の欄)とみなせるブロッ
クであるので、これらのブロックに項目識別IDを設定
する。
【0035】ステップS802で、KEY4ブロック
(2人目の入籍データ等が記載されている欄の最初の行
のブロック)からKEY4ブロックを含めて左に9個の
ブロックは、同じ項目群(2人目の入籍データ等の欄)
とみなせるブロックであるので、これらのブロックに項
目識別IDを設定する。ステップS803で、KEY2
ブロックを含む項目群の下にあるブロックは、KEY3
ブロック(「父」というタイトルがついているブロッ
ク)からKEY3ブロックを含めて左にあるKEY3ブ
ロックと同じY1座標を持つブロックが存在し、そのブ
ロック数を計数する。そして、ステップS804で、計
数されたブロック数に基づいて、KEY2ブロックを含
む項目群の下にあるブロックの項目識別IDを設定す
る。
【0036】ステップS805で、KEY4ブロックを
含む項目群の下にあるブロックは、KEY5ブロック
(2人目の「父」というタイトルがついているブロッ
ク)からKEY5ブロックを含めて左にあるKEY5ブ
ロックと同じY1座標を持つブロックが存在し、そのブ
ロック数を計数する。そして、ステップS806で、計
数されたブロック数に基づいて、KEY4ブロックを含
む項目群の下にあるブロックの項目識別IDを設定す
る。
【0037】次に、入籍データ等の欄の下にあるブロッ
クの項目識別IDを設定する処理の詳細について、図9
のフローチャートを用いて説明する。図9は本実施の形
態の入籍データ等の欄の下にあるブロックの項目識別I
Dを設定する処理の処理フローを示すフローチャートで
ある。尚、図9のフローチャートは、図7のフローチャ
ートのステップS704、図8のフローチャートのステ
ップS804、ステップS805で実行される処理であ
るが、ここでは図7のフローチャートのステップS70
4、つまり、ページタイプが「筆頭者タイプ」の戸籍文
書である場合を、例に挙げて説明する。また、図8のフ
ローチャートのステップS804、ステップS805、
つまり、ページタイプが「非筆頭者タイプ」の戸籍文書
である場合については、同様の処理で実現されるので、
ここでは省略する。
【0038】まず、ステップS901で、計数されたブ
ロック数を判定し、ブロック数が4の場合は、実父母の
みが記載されているタイプ(以下、「実子タイプ」と呼
ぶ)と判定して、ステップS902に進む。また、ブロ
ック数が5の場合は、養父あるいは養母のどちらか一方
のみが記載されているタイプ(以下、「養子タイプA」
と呼ぶ)と判定して、ステップS905に進む。更に、
ブロック数が6の場合は、養父および養母の両方が記載
されているタイプ(以下、「養子タイプB」と呼ぶ)と
判定して、ステップS909に進む。
【0039】計数されたブロック数が4の場合、つま
り、「実子タイプ」である場合、ステップS902で、
KEY3ブロックから左に2番目のブロックの形状が横
長であるか否かを判定する。横長である場合(ステップ
S902でYES)、「既婚(夫か妻)タイプ」と判定
して、ステップS903に進む。一方、横長でない場合
(ステップS902でNO)、「未婚タイプ」と判定し
て、ステップS904に進む。
【0040】ステップS903では、「実子タイプ」及
び「既婚(夫か妻)タイプ」として、KEY3ブロック
との相対位置関係から項目識別IDを設定する。また、
ステップS904では、「実子タイプ」及び「未婚タイ
プ」として、KEY3ブロックとの相対位置関係から項
目識別IDを設定する。計数されたブロック数が5の場
合、つまり、「養子タイプA」である場合、ステップS
905で、KEY3ブロックから左に3番目のブロック
の形状が横長であるか否かを判定する。横長である場合
(ステップS905でYES)、「既婚(夫か妻)タイ
プ」と判定して、ステップS906に進む。一方、横長
でない場合(ステップS905でNO)、「未婚タイ
プ」と判定して、ステップS907に進む。
【0041】ステップS906では、「実子タイプ」及
び「既婚(夫か妻)タイプ」として、KEY3ブロック
との相対位置関係から項目識別IDを設定する。また、
ステップS907では、「実子タイプ」及び「未婚タイ
プ」として、KEY3ブロックとの相対位置関係から項
目識別IDを設定する。計数されたブロック数が6の場
合、つまり、「養子タイプB」である場合、ステップS
909で、KEY3ブロックから左に4番目のブロック
の形状が横長であるか否かを判定する。横長である場合
(ステップS909でYES)、「既婚(夫か妻)タイ
プ」と判定して、ステップS910に進む。一方、横長
でない場合(ステップS909でNO)、「未婚タイ
プ」と判定して、ステップS911に進む。
【0042】ステップS910では、「実子タイプ」及
び「既婚(夫か妻)タイプ」として、KEY3ブロック
との相対位置関係から項目識別IDを設定する。また、
ステップS911では、「実子タイプ」及び「未婚タイ
プ」として、KEY3ブロックとの相対位置関係から項
目識別IDを設定する。再び、図2のフローチャートの
説明に戻る。
【0043】ステップS204で、上述のステップS2
03の項目識別処理によって得られた項目に基づいて、
上述のステップS202の領域分割処理の処理結果のエ
ラーの有無を判定する領域分割判定処理を行う。この領
域分割判定処理の詳細を、図10のフローチャートを用
いて説明する。図10は本実施の形態の領域分割判定処
理の詳細な処理フローを示すフローチャートである。
【0044】まず、ステップS1001で、ページタイ
プの識別結果のチェックを行う。ステップS1002
で、識別結果にエラーがあるか否かを判定する。エラー
がある場合、ステップS1008に進む。一方、エラー
がない場合、ステップS1003に進む。例えば、戸籍
文書の最右上のブロックの幅が、他の同じY1座標を持
つブロックの幅よりも大きいのに「非筆頭者タイプ」と
識別されたり、逆に最右上のブロックの幅が他の同じY
1座標を持つブロックの幅と同じ幅であるのに「筆頭者
タイプ」と識別された場合は、罫線のかすれやテキスト
の一部を罫線と誤解する等による領域分割処理のミスで
あると判定する。そして、ステップS1008で、エラ
ーコードとして「1」をセットし、領域分割判定処理を
強制終了する。
【0045】次に、ステップS1003で、KEYブロ
ックの識別結果のチェックを行う。ステップS1004
で、識別結果にエラーがあるか否かを判定する。エラー
がある場合、ステップS1008に進む。一方、エラー
がない場合、ステップS1005に進む。例えば、戸籍
文書のページタイプが「筆頭者タイプ」の場合なのに、
KEYブロックが(KEY0、KEY1、KEY2、K
EY3)と揃わなかった場合や、「非筆頭者タイプ」の
場合なのにKEYブロックが(KEY2、KEY3、K
EY4、KEY5)と揃わなかった場合等は、領域分割
のミスであると判定する。そして、ステップS1008
で、エラーコードとして「1」をセットし、領域分割判
定処理処理を強制終了する。
【0046】次に、ステップS1005で、ページタイ
プ毎に項目の詳細な識別結果のチェックを行う。ステッ
プS1006で、識別結果にエラーがあるか否かを判定
する。エラーがある場合、ステップS1008に進む。
一方、エラーがない場合、ステップS1007に進む。
例えば、ページタイプが「筆頭者タイプ」の場合、KE
Y0ブロックの下の同じ幅を持ったブロックが3つでな
い場合は、領域分割処理にミスがあると判定する。そし
て、ステップS1008で、エラーコードとして「1」
をセットし、領域分割判定処理を強制終了する。
【0047】あるいは、KEY1ブロックからKEY1
ブロックを含めて左に4個のブロックが同じ幅でない場
合は、領域分割処理のミスであると判定する。そして、
ステップS1008で、エラーコードとして「1」をセ
ットし、領域分割判定処理を強制終了する。また、KE
Y2ブロックからKEY2ブロックを含めて左に10個
ブロックが同じ幅でない場合は、領域分割処理のミスで
あると判定する。そして、ステップS1008で、エラ
ーコードとして「1」をセットし、領域分割判定処理を
強制終了する。
【0048】また、KEY3ブロックからKEY3ブロ
ックを含めて左にあるKEY3ブロックと同じY1座標
を持つブロック個数が3個以下または7個以上である場
合は、領域分割処理のミスであると判定される。そし
て、ステップS1008で、エラーコードとして「1」
をセットし、領域分割判定処理を強制終了する。同様に
して、ページタイプが「非筆頭者タイプ」の場合の詳細
な識別結果のチェックを行う。
【0049】以上の識別結果のチェックによって項目識
別処理が正常に終了したと判定された場合は、領域分割
処理にミスはなかったとして、ステップS1007で、
エラーコードとして「0」をセットし、領域分割判定処
理を終了する。再び、図2のフローチャートの説明に戻
る。ステップS205で、領域分割判定処理の処理結果
をディスプレイ108に表示する領域分割判定結果表示
処理を行う。ステップS206で、領域分割判定結果表
示処理の処理結果より、領域分割処理にミスがあるか否
かを判定する。領域分割処理にミスがない場合、つま
り、エラーコードに「0」がセットしてある場合、ミス
がないと判定される。そして、正常終了した旨をディス
プレイ108に表示し、全ての処理を終了する。一方、
領域分割処理にミスがある場合、つまり、エラーコード
に「1」がセットしてある場合、領域分割処理にミスが
あった旨をディスプレイ108に表示し、領域分割処理
のミスの修正をオペレータに促す。
【0050】ステップS207で、領域分割判定結果表
示処理によって領域分割処理のミスがあった旨が表示さ
れた後、元原稿画像上に現在のブロックの領域分割状態
が表示される。そして、オペレータは修正対象を拡大、
縮小、移動、削除するか、新しいブロックを作成する等
の画像処理によって領域分割処理の処理結果を修正する
領域分割ミス修正処理を行う。
【0051】修正した結果は、オペレータがマウス10
3で修正終了ボタンを押す等によって指示することで、
修正された項目に対応するブロックデータが更新された
後、再度項目識別処理が実行される。修正した結果が正
しければ、領域分割判定処理の処理結果として、エラー
コードに「0」がセットされ、全ての処理が正常終了す
る。
【0052】次に、上述の図2のフローチャートにおい
て実行される具体的な処理の過程を、図11〜図15を
用いて説明する。まず、原稿画像の領域分割による属性
毎の領域の抽出にミスがなかった場合の例を示す。例え
ば、図11のような戸籍文書の原稿画像に対して、図2
のステップS202で説明される領域分割処理を施した
結果として、図12に示すような複数の項目のブロック
B1201〜B1236が得られたとする。そして、図
12の領域分割結果に対し、図2のステップS203で
説明される項目識別処理を行うと、この場合、最右上の
ブロックB1201の幅が高さより長く、かつ他の同じ
Y1座標を持つブロックの幅とは異なるので「筆頭者タ
イプ」と判定される。
【0053】そして、ページタイプが「筆頭者タイプ」
と判定されたので、最右上のブロックB1201を
『「本籍」というタイトルがついているブロック(KE
Y0)』とみなし、KEYブロックデータとしてそのア
ドレスを記録する。次に、KEY0ブロックの左に隣接
し、KEY0ブロックのY1座標が同じブロックB12
05を『編製事項が記載されている欄の最初の行のブロ
ック(KEY1)』とみなし、KEYブロックデータと
してそのアドレスを記憶する。
【0054】次に、KEY0ブロックのY1座標と同じ
Y1座標を持ち、KEY1ブロックよりも高さが大き
く、そのX2座標が最も右にあるブロックB1209を
『入籍データ等が記載されている欄の最初の行のブロッ
ク(KEY2)』とみなし、KEYブロックデータとし
てそのアドレスを記録する。さらにそのブロックB12
09の下に隣接するブロックB1223を『「父」とい
うタイトルがついているブロック(KEY3)』とみな
して、KEYブロックデータとしてそのアドレスを記憶
する。
【0055】次に、上述のように検出した各KEYブロ
ックと共通する情報を持つ項目毎に、更に詳細にブロッ
クを抽出する。そして、抽出した各ブロックに項目識別
IDを設定する。まず、ページタイプが「筆頭者タイ
プ」であるので、KEY0ブロックの下には3つの同じ
幅を持ったブロックB1202〜B1204が存在す
る。そのため、KEY0ブロックも含めてそれぞれのブ
ロックに項目識別IDを設定する。例えば、ブロックB
1201の項目識別IDは図4の(a)〜(c)を用い
ると、 1000(ページタイプが筆頭者)+000(筆頭者の
ページの記載者)+10(本籍というタイトル)=10
10 が項目識別IDとして設定される。同様にして、他のブ
ロックB1202〜B1204の項目識別IDはそれぞ
れ1011〜1013が設定される。
【0056】次に、KEY1ブロックからKEY1ブロ
ックを含めて左に4個のブロックB1205〜B120
8及びその下にあるブロックB1219〜B1222は
KEY1ブロックと共通する情報を持つブロックである
ので、それぞれのブロックに対応する項目識別IDを設
定する。この場合、それぞれの項目識別IDは1020
〜1027が設定される。
【0057】次に、KEY2ブロックからKEY2ブロ
ックを含めて左に10個のブロックB1209〜B12
18はKEY2ブロックと共通する情報を持つブロック
であるので、それぞれのブロックに対応する項目識別I
Dを設定する。この場合、それぞれの項目識別IDは1
209〜1218が設定される。次に、KEY2ブロッ
クの下にあるブロックはKEY3ブロックからKEY2
ブロックを含めて左にある個数によって、更に項目識別
IDを設定する。
【0058】図11に示される戸籍文書の場合は、その
個数が6個であるので、養父および養母の両方が記載さ
れているタイプ(「養父タイプB」)であると判定され
る。また、更にKEY3ブロックから左に4番目のブロ
ックB1233の形状が横長であるので、「既婚(夫か
妻)タイプ」であると判定される。その結果、KEY3
ブロックのY1座標と同じY1座標をもつブロックに対
して右から、ブロックB1223はKEY3ブロックそ
のものであり『「父」とタイトルがついているブロッ
ク』と判定され、項目識別IDは1030が設定され
る。
【0059】また、ブロックB1226は『「母」とタ
イトルがついているブロック』と判定され、項目識別I
Dは1032が設定される。ブロックB1229は
『「養父」とタイトルがついているブロック』と判定さ
れ、項目識別IDは1040が設定される。ブロックB
1232は『「養母」とタイトルがついているブロッ
ク』と判定され、項目識別IDは1042が設定され
る。ブロックB1233は『「夫」または「妻」と記載
されるブロック』と判定され、項目識別IDは1050
が設定される。ブロックB1235は『「出生」とタイ
トルがついているブロック』と判定され、項目識別ID
は1070が設定される。
【0060】次に、「父」、「母」、「養父」、「養
母」、「夫」または「妻」、「出生」の各ブロックの直
下のブロックは、各々の「名前」または「出生年月日」
が記載されているブロックと判定され、ブロックB12
24には、項目識別IDとして1031が設定される。
ブロックB1227には、項目識別IDとして1033
が設定される。ブロックB1228には、項目識別ID
として1041が設定される。ブロックB1231に
は、項目識別IDとして1043が設定される。ブロッ
クB1234には、項目識別IDとして1051が設定
される。ブロックB1236には、項目識別IDとして
1071が設定される。
【0061】次に、ブロックB1224とB1227の
直下のブロックB1225は「続柄」が記載されている
ブロックと判定され、ブロックB1225には、項目識
別IDとして1034が設定される。また、ブロックB
1228とB1231の直下のブロックB1230は
「続柄」が記載されているブロックと判定され、ブロッ
クB1230には、項目識別IDとして1034が設定
される。
【0062】このようにして、各項目は図13に示すよ
うな項目識別IDが設定されることになる。そして、項
目識別処理の結果から領域分割判定処理を行う。この場
合、領域分割処理にミスがないので、領域分割判定結果
表示処理によってディスプレイ108にその旨が表示さ
れた後、正常終了する。
【0063】一方、原稿画像の領域分割による属性毎の
領域の抽出にミスがあった場合の例を示す。例えば、図
11のような戸籍文書の原稿画像に対して、図2のステ
ップS202で説明される領域分割処理を施した結果と
して、図14に示すような領域分離処理結果が得られた
とする。そして、図14の処理結果に対し、図2のステ
ップS203で説明される項目識別処理を行うと、この
場合、罫線1401がかすれていることでブロックB1
402がひとまとまりになっている。そのため、最右上
のブロックB1402は、高さが幅より長いので「非筆
頭者タイプ」と識別される。そして、項目識別処理にお
いて、「非筆頭者タイプ」と識別されたにもかかわら
ず、ブロックB1402のY1座標と同じY1座標を有
する他のブロックとは幅が異なるので、「非筆頭者タイ
プ」として識別することに矛盾が生じる。その結果、こ
の場合は、領域分割処理のミスとして判定され、エラー
コードに「1」がセットされ、領域分割判定処理が強制
終了される。
【0064】次に、領域分割判定結果表示処理におい
て、領域分割処理にミスがあった旨がディスプレイ10
8に表示され、元原稿画像(図11の戸籍文書)の上に
処理結果(図14)が表示される。元原稿画像画像上に
現在の処理結果(図14)が表示されると、オペレータ
はその中から、間違っているブロックB1402(図1
4)を図15に示すようなブロックB1502の形に縮
小しかつ、新しいブロックB1501を作成する。
【0065】そして、オペレータがマウス103で修正
終了のボタン1503を指示することによって、修正さ
れた項目のブロックの内容は対応するブロックデータに
更新され、再度、項目識別処理が実行される。そして、
項目識別処理の結果から領域分割判定処理を行う。この
場合、領域分割処理のミスが修正されたので、領域分割
判定結果表示処理によってディスプレイ108にその旨
が表示された後、正常終了する。
【0066】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、戸籍文書に含まれる項目の構成を識別することで、
領域分割処理の処理ミスの有無を判定することができ
る。また、領域分割処理の処理ミスがある場合でも、そ
の処理ミスを修正することができる。また、上述の領域
分割処理と、項目識別処理と、領域分割判定処理と、領
域分割判定結果表示処理と、領域分割ミス修正処理を設
けて領域分割のミスの修正を行うことができるようにす
ることにより、ミスの有無の判断が容易になり、操作性
を向上し、処理全体の時間の短縮が図ることができる。
【0067】尚、領域分割判定処理において、エラーが
あると判定された場合は、一律にエラーコードとして
「1」をセットすることで、領域分割判定結果表示処理
において、その旨をオペレータに表示する構成であった
が、これに限らない。例えば、各種ミスの種類別に個別
にエラーコードを設定することでミスの種類を特定し、
領域分割判定結果表示処理において具体的にミスの種類
をテキストや音声で示すことも可能である。
【0068】例えば、図16のフローチャートに示され
るような領域分割判定処理を行っても良い。図16は本
実施の形態の他の構成による領域分割判定処理の詳細な
処理フローを示すフローチャートである。まず、ステッ
プS1601で、ページタイプの識別結果のチェックを
行う。ステップS1602で、識別結果にエラーがある
か否かを判定する。エラーがある場合、ステップS16
08に進む。一方、エラーがない場合、ステップS16
03に進む。
【0069】例えば、戸籍文書の最右上のブロックの幅
が、他の同じY1座標を持つブロックの幅よりも大きい
のに「非筆頭者タイプ」と識別されたり、逆に最右上の
ブロックの幅が他の同じY1座標を持つブロックの幅と
同じ幅であるのに「筆頭者タイプ」と識別された場合
は、罫線のかすれやテキストの一部を罫線と誤解するな
どによる領域分割処理のミスであると判定する。そし
て、ステップS1608で、エラーコードとして「1」
をセットし、領域分割判定処理を強制終了する。
【0070】次に、ステップS1603で、KEYブロ
ックの識別結果のチェックを行う。ステップS1604
で、識別結果にエラーがあるか否かを判定する。エラー
がある場合、ステップS1609に進む。一方、エラー
がない場合、ステップS1605に進む。例えば、戸籍
文書のページタイプが「筆頭者タイプ」の場合なのに、
KEYブロックが(KEY0、KEY1、KEY2、K
EY3)と揃わなかった場合や、「非筆頭者タイプ」の
場合なのにKEYブロックが(KEY2、KEY3、K
EY4、KEY5)と揃わなかった場合等は、領域分割
処理のミスであると判定する。そして、ステップS16
09で、エラーコードとして「2」をセットし、領域分
割判定処理を強制終了する。
【0071】次に、ステップS1605で、ページタイ
プ毎に項目の詳細な識別結果のチェックを行う。ステッ
プS1606で、識別結果にエラーがあるか否かを判定
する。エラーがある場合、ステップS1610に進む。
一方、エラーがない場合、ステップS1607に進む。
例えば、ページタイプが「筆頭者タイプ」の場合、KE
Y0ブロックの下の同じ幅を持ったブロックが3つでな
い場合は、領域分割処理のミスであると判定する。そし
て、ステップS1610で、エラーコードとして「3」
をセットし、領域分割判定処理を強制終了する。
【0072】あるいは、KEY1ブロックからKEY1
ブロックを含めて左に4個のブロックが同じ幅でない場
合は、領域分割処理のミスであると判定する。そして、
ステップS1610で、エラーコードとして「3」をセ
ットし、領域分割判定処理を強制終了する。また、KE
Y2ブロックからKEY2ブロックを含めて左に10個
ブロックが同じ幅でない場合は、領域分割処理のミスで
あると判定する。そして、ステップS1610で、エラ
ーコードとして「3」をセットし、領域分割判定処理を
強制終了する。
【0073】また、KEY3ブロックからKEY3ブロ
ックを含めて左にあるKEY3ブロックと同じY1座標
を持つブロック個数が3個以下または7個以上である場
合は、領域分割処理のミスであると判定する。そして、
ステップS1610で、エラーコードとして「4」をセ
ットし、領域分割判定処理を強制終了する。同様にし
て、ページタイプが「非筆頭者タイプ」の場合の詳細な
識別結果のチェックを行う。
【0074】以上の識別結果のチェックによって項目識
別処理が正常に終了したと判定された場合は、領域分割
処理にエラーはなかったとして、ステップS1607
で、エラーコードとして「0」をセットし、領域分割判
定処理を終了する。また、具体的にミスの種類を表示す
ると同時に、領域分割ミス修正処理において元原稿画像
の上に表示する矩形画像の内、間違っている可能性のあ
る矩形に対して、色や形や形状を変えて表示することも
可能である。
【0075】例えば、図14の場合、ページタイプの識
別チェックの結果において、領域分割処理にミスがある
と判定されたので、ブロックB1402に対して、「赤
色の枠にする」や「領域内を赤色にする」や「枠を点線
にする」や「枠を点滅させる」等の表示をすることも可
能である。尚、本発明は、複数の機器(例えばホストコ
ンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリンタ
等)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器
からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置等)
に適用してもよい。
【0076】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0077】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が上述した実施の形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。プログラムコードを供
給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピディ
スク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、
CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモ
リカード、ROMなどを用いることができる。
【0078】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能
が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0079】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その
処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
【0080】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになるが、簡単に説
明すると、図17あるいは図18のメモリマップ例に示
す各モジュールを記憶媒体に格納することになる。すな
わち、図17では、少なくとも「記憶モジュール」、
「分割モジュール」および「判定モジュール」の各モジ
ュールのプログラムコードを記憶媒体に格納すればよ
い。
【0081】尚、「記憶モジュール」は、所定のフォー
マットに関するフォーマット情報を記憶媒体に記憶す
る。「分割モジュール」は、所定のフォーマットを有す
る原稿画像を複数の領域に分割する。「判定モジュー
ル」は、フォーマット情報に基づいて、分割結果の正否
を判定する。また、図18では、少なくとも「記憶モジ
ュール」、「分割モジュール」、「識別モジュール」お
よび「判定モジュール」の各モジュールのプログラムコ
ードを記憶媒体に格納すればよい。
【0082】尚、「記憶モジュール」は、複数種類の所
定のフォーマットを有する原稿画像に関するそれぞれの
フォーマット情報を記憶媒体に記憶する。「分割モジュ
ール」は、所定のフォーマットを有する原稿画像を複数
の領域に分割する。「識別モジュール」は、分割される
領域の特徴に基づいて、所定のフォーマットを有する原
稿画像の種類を識別する。識別された種類に対応する所
定のフォーマットを有する原稿画像のフォーマット情報
に基づいて、分割結果の正否を判定する。
【0083】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明によれば、領域分割処理で生じる処理ミスの有無を容
易に判断することができ、かつ、処理ミスがある場合に
その処理ミスを容易に修正することができる画像処理装
置及びその方法を提供できる。また、領域分割処理にお
ける操作の作業効率を向上する画像処理装置及びその方
法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の画像処理装置の機能構成を示す
ブロック図である。
【図2】本実施の形態で実行される処理の処理フローを
示すフローチャートである。
【図3】本実施の形態のブロックデータの構成を示す図
である。
【図4】本実施の形態の項目識別IDの構成を示すであ
る。
【図5】本実施の形態のKEYブロックデータ構造体の
構成を示す図である。
【図6】本実施の形態の項目識別処理の詳細な処理フロ
ーを示すフローチャートである。
【図7】本実施の形態のページタイプが「筆頭者タイ
プ」の場合の項目識別IDを設定する処理の処理フロー
を示すフローチャートである。
【図8】本実施の形態のページタイプが「非筆頭者タイ
プ」の場合の項目識別IDを設定する処理の処理フロー
を示すフローチャートである。
【図9】本実施の形態の入籍データ等の欄の下にあるブ
ロックに項目識別IDを設定する処理の処理フローを示
すフローチャートである。
【図10】本実施の形態の領域分割判定処理の詳細な処
理フローを示すフローチャートである。
【図11】本実施の形態の原稿画像の例を示す図であ
る。
【図12】本実施の形態の原稿画像に対して実行した領
域分割処理の処理結果を示す図である。
【図13】本実施の形態の原稿画像に対して設定した項
目識別IDの設定結果を示す図である。
【図14】本実施の形態の原稿画像に対して実行した領
域分割処理にミスがあった時の処理結果を示す図であ
る。
【図15】本実施の形態の原稿画像に対して実行した領
域分割処理にミスがあった時の処理結果を修正する処理
を示す図である。
【図16】本実施の形態の他の構成による領域分割判定
処理の詳細な処理フローを示すフローチャートである。
【図17】本発明で実行される処理フローのプログラム
を記憶させたFDのメモリマップの構造を示す図であ
る。
【図18】本発明で実行される処理フローのプログラム
を記憶させたFDのメモリマップの構造を示す図であ
る。
【符号の説明】
101 スキャナ 102 スキャナインタフェース 103 マウス 104 マウスインタフェース 105 CPU 106 ROM 107 RAM 108 ディスプレイ 109 ディスプレイインタフェース 110 FDD 111 FDDインタフェース 112 バス 113 KBインタフェース 114 KB

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のフォーマットを有する原稿画像に
    含まれる属性毎に領域を抽出する画像処理装置であっ
    て、 前記所定のフォーマットに関するフォーマット情報を記
    憶する記憶手段と、 前記所定のフォーマットを有する原稿画像を複数の領域
    に分割する分割手段と、 前記フォーマット情報に基づいて、前記分割手段による
    分割結果の正否を判定する判定手段とを備えることを特
    徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 所定のフォーマットを有する原稿画像に
    含まれる属性毎に領域を抽出する画像処理装置であっ
    て、 複数種類の所定のフォーマットを有する原稿画像に関す
    るそれぞれのフォーマット情報を記憶する記憶手段と、 前記所定のフォーマットを有する原稿画像を複数の領域
    に分割する分割手段と、 前記分割手段で分割される領域の特徴に基づいて、前記
    所定のフォーマットを有する原稿画像の種類を識別する
    識別手段と、 前記識別手段で識別された種類に対応する所定のフォー
    マットを有する原稿画像のフォーマット情報に基づい
    て、前記分割手段による分割結果の正否を判定する判定
    手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記判定手段の判定の結果、前記分割手
    段による分割結果に否がある場合、該分割結果の否を修
    正する修正手段を更に備えることを特徴とする請求項1
    又は請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記判定手段の判定の結果、前記分割手
    段による分割結果の正否を表示する表示手段を更に備え
    ることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像
    処理装置。
  5. 【請求項5】 前記判定手段の判定の結果、前記分割手
    段による分割結果に否がある場合、その旨を報知する報
    知手段を更に備えることを特徴とする請求項1又は請求
    項2に記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記領域は、罫線で囲まれる矩形領域で
    あることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画
    像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記判定手段の判定の結果、前記分割手
    段による分割結果に否がある場合、分割結果に否が生じ
    た可能性のある領域を、分割結果に否が生じていない領
    域と区別して表示する表示手段を更に備えることを特徴
    とする請求項1又は請求項2に記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 所定のフォーマットを有する原稿画像に
    含まれる属性毎に領域を抽出する画像処理方法であっ
    て、 前記所定のフォーマットに関するフォーマット情報を記
    憶媒体に記憶する記憶工程と、 前記所定のフォーマットを有する原稿画像を複数の領域
    に分割する分割工程と、 前記フォーマット情報に基づいて、前記分割工程による
    分割結果の正否を判定する判定工程とを備えることを特
    徴とする画像処理方法。
  9. 【請求項9】 所定のフォーマットを有する原稿画像に
    含まれる属性毎に領域を抽出する画像処理方法であっ
    て、 複数種類の所定のフォーマットを有する原稿画像に関す
    るそれぞれのフォーマット情報を記憶媒体に記憶する記
    憶工程と、 前記所定のフォーマットを有する原稿画像を複数の領域
    に分割する分割工程と、 前記分割工程で分割される領域の特徴に基づいて、前記
    所定のフォーマットを有する原稿画像の種類を識別する
    識別工程と、 前記識別工程で識別された種類に対応する所定のフォー
    マットを有する原稿画像のフォーマット情報に基づい
    て、前記分割工程による分割結果の正否を判定する判定
    工程とを備えることを特徴とする画像処理方法。
  10. 【請求項10】 前記判定工程の判定の結果、前記分割
    工程による分割結果に否がある場合、該分割結果の否を
    修正する修正工程を更に備えることを特徴とする請求項
    8又は請求項9に記載の画像処理方法。
  11. 【請求項11】 前記判定工程の判定の結果、前記分割
    工程による分割結果の正否を表示する表示工程を更に備
    えることを特徴とする請求項8又は請求項9に記載の画
    像処理方法。
  12. 【請求項12】 前記判定工程の判定の結果、前記分割
    工程による分割結果に否がある場合、その旨を報知する
    報知工程を更に備えることを特徴とする請求項8又は請
    求項9に記載の画像処理方法。
  13. 【請求項13】 前記領域は、罫線で囲まれる矩形領域
    であることを特徴とする請求項8又は請求項9に記載の
    画像処理方法。
  14. 【請求項14】 前記判定工程の判定の結果、前記分割
    工程による分割結果に否がある場合、分割結果に否が生
    じた可能性のある領域を、分割結果に否が生じていない
    領域と区別して表示する表示工程を更に備えることを特
    徴とする請求項8又は請求項9に記載の画像処理方法。
  15. 【請求項15】 画像処理のプログラムコードが格納さ
    れたコンピュータ可読メモリであって、 前記所定のフォーマットに関するフォーマット情報を記
    憶媒体に記憶する記憶工程のコードと、 前記所定のフォーマットを有する原稿画像を複数の領域
    に分割する分割工程のコードと、 前記フォーマット情報に基づいて、前記分割工程による
    分割結果の正否を判定する判定工程のコードとを備える
    ことを特徴とするコンピュータ可読メモリ。
  16. 【請求項16】 画像処理のプログラムコードが格納さ
    れたコンピュータ可読メモリであって、 複数種類の所定のフォーマットを有する原稿画像に関す
    るそれぞれのフォーマット情報を記憶媒体に記憶する記
    憶工程のコードと、 前記所定のフォーマットを有する原稿画像を複数の領域
    に分割する分割工程のコードと、 前記分割工程で分割される領域の特徴に基づいて、前記
    所定のフォーマットを有する原稿画像の種類を識別する
    識別工程のコードと、 前記識別工程で識別された種類に対応する所定のフォー
    マットを有する原稿画像のフォーマット情報に基づい
    て、前記分割工程による分割結果の正否を判定する判定
    工程のコードとを備えることを特徴とするコンピュータ
    可読メモリ。
JP00955496A 1996-01-23 1996-01-23 画像処理装置及びその方法 Expired - Fee Related JP3554097B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00955496A JP3554097B2 (ja) 1996-01-23 1996-01-23 画像処理装置及びその方法
US08/786,913 US6201894B1 (en) 1996-01-23 1997-01-22 Method and apparatus for extracting ruled lines or region surrounding ruled lines

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00955496A JP3554097B2 (ja) 1996-01-23 1996-01-23 画像処理装置及びその方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09198518A true JPH09198518A (ja) 1997-07-31
JP3554097B2 JP3554097B2 (ja) 2004-08-11

Family

ID=11723507

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP00955496A Expired - Fee Related JP3554097B2 (ja) 1996-01-23 1996-01-23 画像処理装置及びその方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3554097B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2379293B (en) * 2001-08-31 2005-07-06 Discreet Logic Inc Processing Data in an Application comprising a plurality of Application Modules

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11508173B2 (en) * 2019-10-30 2022-11-22 Adobe Inc. Machine learning prediction and document rendering improvement based on content order

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2379293B (en) * 2001-08-31 2005-07-06 Discreet Logic Inc Processing Data in an Application comprising a plurality of Application Modules
US7877749B2 (en) 2001-08-31 2011-01-25 Autodesk, Inc. Utilizing and maintaining data definitions during process thread traversals

Also Published As

Publication number Publication date
JP3554097B2 (ja) 2004-08-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6201894B1 (en) Method and apparatus for extracting ruled lines or region surrounding ruled lines
US20090123071A1 (en) Document processing apparatus, document processing method, and computer program product
JP2835178B2 (ja) 文書読取装置
JP5080432B2 (ja) 画像処理装置及び方法、並びにプログラム
JP2004258706A (ja) 帳票定義データ作成方法および帳票処理装置
US20150131925A1 (en) Image processing apparatus, image processing method, and non-transitory computer readable recording medium
JP4655824B2 (ja) 画像認識装置、画像認識方法および画像認識プログラム
JP5080872B2 (ja) 採点システム及び採点プログラム
EP1202213A2 (en) Document format identification apparatus and method
JP6221220B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理プログラム
JP2019159932A (ja) 情報処理装置及びプログラム
JPH09198518A (ja) 画像処理装置及びその方法
US11588945B2 (en) Data input support apparatus that displays a window with an item value display area, an overview image display area, and an enlarged image display area
JP3412999B2 (ja) 画像処理装置及びその方法
JPH11110479A (ja) 文字処理方法及び装置及び記憶媒体
JP5673277B2 (ja) 画像処理装置およびプログラム
US8059138B2 (en) Image processing and arranging system, image processing and arranging method, and computer readable medium for image processing and arranging
JPH09204419A (ja) 画像処理装置及びその方法
JP6682827B2 (ja) 情報処理装置及び情報処理プログラム
JP3412998B2 (ja) 画像処理装置及びその方法
JP2001028032A (ja) 画像情報処理装置及びマークシート
US20170171427A1 (en) Document camera device and cutout assistance method
US11206336B2 (en) Information processing apparatus, method, and non-transitory computer readable medium
JP2007295320A (ja) 追記情報処理方法、追記情報処理装置、およびプログラム
JP2006293970A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040419

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040506

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090514

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100514

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100514

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110514

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120514

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120514

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140514

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees