JPH09196369A - 燃焼装置 - Google Patents

燃焼装置

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JPH09196369A
JPH09196369A JP594196A JP594196A JPH09196369A JP H09196369 A JPH09196369 A JP H09196369A JP 594196 A JP594196 A JP 594196A JP 594196 A JP594196 A JP 594196A JP H09196369 A JPH09196369 A JP H09196369A
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JP
Japan
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electricity
discharge
reduction rate
charging
discharging
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Pending
Application number
JP594196A
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English (en)
Inventor
Yuzuru Watanabe
譲 渡辺
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Paloma Kogyo KK
Original Assignee
Paloma Kogyo KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ニッカド蓄電池のメモリ効果に効果的に対処し
てエネルギーのロス等をなくす。 【構成】ニッカド蓄電池の放電開始時からの放電量を、
消費電流×時間で算出し、ニッカド蓄電池の電圧が放電
終止電圧に達した際、放電量が蓄電池容量の所定の割合
以下であれば、メモリ効果が現れたものとして、充電の
前に一旦完全放電させてから充電を行う。 【効果】メモリ効果が現れた時のみに効果的に対応でき
るため、充電されたエネルギーの無駄を省き、充電時間
の短縮を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二次電源としてニ
ッケル・カドミウム蓄電池を利用した燃焼装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】上記ニッケル・カドミウム蓄電池(以下
ニッカド蓄電池という)は、例えば炊飯器やテーブルこ
んろ等の燃焼装置において、交流電源を一次電源として
いる場合は、燃焼スイッチOFF時のマイコンや周辺回
路の電源として、又集積型熱電対等の熱発電素子を一次
電源としている場合は、装置の立上りの電源確保用とし
て、夫々二次電源として利用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ニッカド蓄電池への充
電は、マイコンで所定の放電量を検知した際に行われる
が、ニッカド蓄電池には、中途半端な放電深度で充放電
を繰り返すと、電池容量が低下するメモリ効果が生じる
ことがあり、ニッカド蓄電池の使用効率が悪くなる。こ
のメモリ効果を防止するためには、充電の度に一旦完全
放電させてから充電を行う必要があるが、これでは蓄え
たエネルギーが無駄になる上、充電時間も長くかかって
装置の機能低下に繋がってしまう。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、上記メ
モリ効果を効果的に防止して、ニッカド蓄電池をエネル
ギーや充電時間のロスなく有効に利用可能とした燃焼装
置を提供するもので、その構成は、前記ニッカド蓄電池
が、充電或は放電を開始してから満充電電流値或は放電
終止電圧値に達するまでの充電量或は放電量を検出する
電気量検出手段と、この電気量検出手段により得られる
電気量を本来の電池容量と比較して容量低下率を演算す
る演算手段と、その演算手段により得られる容量低下率
が所定の値を超えた場合には完全放電させる強制放電手
段とを備えたことを特徴とするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図1は炊飯器1における回路ブロッ
ク図で、100Vの交流電源からトランス3を介して供
給される電源電圧は、電圧検出回路4へ供給され、ここ
から出力される電源確認信号が、周知のCPUやRAM
等の記憶装置を内蔵したマイコン2の入力ポートIP1
入力される。マイコン2は電源確認信号を得ると、燃焼
スイッチ5のONによって、図示しないバーナへのガス
流路に設けたマグネット電磁弁6へ通電するMg電磁弁
駆動回路7及び、バーナ点火用のイグナイタ8を作動さ
せるイグナイタ駆動回路9へ夫々出力信号を送出し、点
火時に強制的に開弁されたマグネット電磁弁6を開弁保
持させると共に、イグナイタ8を作動させてバーナを点
火させる。又マイコン2には、二次電源としてのニッカ
ド蓄電池12が備えられ、出力ポートOP1 からは、交流
電源からダイオード10、抵抗11を経てニッカド蓄電
池12へ供給される電流を制御する充電スイッチ13へ
の開閉信号を出力する一方、出力ポートOP2 からは、ニ
ッカド蓄電池12の充電電流を強制放電させる放電スイ
ッチ14への開閉信号を出力するものとなっている。そ
して入力ポートIP2は、ニッカド蓄電池12の電圧をア
ナログ値で読み込むA/D 入力ポートとなっている。更に
マイコン2の外部に用意した不揮発性メモリ15(ここ
ではEEPROMが使用される)には、後述するメモリ
効果の解消制御プログラムに利用される充電要求フラグ
及びメモリ効果フラグが夫々書き込まれている。尚16
は電磁リレー、17は電磁リレー16の切換接点で、交
流電源の投入時には、電磁リレー16がONして切換接
点17はVcc側にあって、交流電源からVDDを供給さ
せ、交流電源が投入されていない場合には、電磁リレー
16はOFFとなり、切換接点17はVBATT側にあっ
て、ニッカド蓄電池12からVDDを得ることになる。
【0006】そしてマイコン2には、ニッカド蓄電池1
2のメモリ効果を検出すると、一旦完全放電させてから
再充電させるメモリ効果の解消制御機能が備えられてい
る。以下にこのメモリ効果の解消制御機能を図2,3に
示すフローチャートに従って説明する。まずステップ1
(以下単にS1と記す)で、交流電源が投入されている
か否かが判断される。ここで交流電源が投入されていな
い場合は、S2で先述のように電磁リレー16はOFF
して切換接点17はVBATT側に接続され、ニッカド蓄電
池12からVDD電源が供給される。よって電圧検出回路
4からの電源確認信号はマイコン2へ入力されない。そ
してニッカド蓄電池12の電圧は、マイコン2のA/D 入
力ポートIP2 に入力され、アナログ値で読み込まれる。
同時にここで消費される放電量が、消費電流×時間でカ
ウントされるが、ここでは燃焼スイッチ5の開閉状態に
よりカウントの方法が異なる。即ち、
【0007】 燃焼スイッチOFFの場合 放電量=(マイコンの消費電流+周辺回路の消費電流)
×時間 燃焼スイッチONの場合 放電量=の放電量+イグナイター消費電流×5秒+マ
グネット電磁弁の消費電流×時間
【0008】で計算されることとなる。次にS3におい
ては、カウントされる放電量が、ニッカド蓄電池12の
電池容量の所定の割合(n1 %)以上に達したか否かが
判断される。例えばこの炊飯器1では、ニッカド蓄電池
12の電池容量が600mAhであれば、上記の燃焼
スイッチOFF状態が24時間継続した場合の放電量
に、2回の炊飯可能分を加えた量を確保するとして、約
390mAhが算出されるが、これが600mAhの6
5%に当るため、n1 は35%となる。よってここでの
チェックで所定の割合(n1 %)以上に達していれば、
後の電源投入時に充電を行わせるために、S4で不揮発
性メモリ15の充電要求フラグをONさせておく。この
S4の後、或はS3のチェックで放電量がn1 %に達し
ていない場合には、S5でニッカド蓄電池12の電圧V
BATTが、終止設定電圧VEND (ここでは1個あたり1.
0V)以下となったか否かを判断し、YESであれば、
S6で、そこまでカウントした放電量と電池容量とを比
較し、続くS7で、放電量が電池容量のn2 %以上とな
っているか否かを判断する。尚このn2 は、n1 の値に
5%程のマージンを上乗せした値とし、前記でn1 が3
5%のとき、n2 は40%となる。ここでn2 %を超え
ていない場合は、得られる電圧が終止設定電圧VEND
下になっても、放電量はn2 %(40%)を超えていな
い訳であるから、電池容量が低下するメモリ効果が生じ
たものとして、S8で不揮発性メモリ15内のメモリ効
果フラグをONさせ、n2 %を超えている場合は、S9
でメモリ効果フラグをOFFさせる。このS3からS9
までが、S10で交流電源が投入されるまで繰り返さ
れ、S10のチェックで交流電源が投入されていると、
S11で放電量のカウントが停止されることになる。
【0009】続く図3において、S1或はS10のチェ
ックで交流電源が投入されていると、まずS12で、電
磁リレー16がONするため切換接点17がVCC側へ切
り換わり、交流電源からVDDが供給されると共に、電源
確認信号が入力ポートIP1 へ入力され、先述の点火制御
が可能となる。次にS13及びS14で、不揮発性メモ
リ15内の充電要求フラグ、メモリ効果フラグが共にO
Nされているか否かがチェックされ、両方ともONであ
れば、メモリ効果を解消するために、S15で出力ポー
トOP2 からの出力信号で放電スイッチ14をONにし、
ニッカド蓄電池12を完全放電させる。これは次のS1
6で、ニッカド蓄電池12の電圧VBATTが、終止設定電
圧VEND から0.3Vを除いた値以下になるまで継続さ
れる。そしてVBATT≦VEND −0.3V以下になると、
S17で放電スイッチ14はOFFされ、続いて行われ
る充電量のカウントが開始されて、S18では、出力ポ
ートOP1 からの出力信号で充電スイッチ13をONさせ
て、充電を開始する。尚この充電量も、充電電流×時間
で算出され、充電電流iは、電圧VCCからダイオード1
0の端子電圧VD1と電圧VBATTとを除いた値を、抵抗1
1の電気抵抗値で割った値となる。次にこの充電がS1
9で満充電電圧以上になったことが確認されると、S2
0で充電スイッチ13がOFFされると共に、充電要求
フラグもOFFされ、ここで充電量のカウントが停止さ
れる。そしてS21で、S18からの充電量と電池容量
とを比較し、続くS22で、満充電までの充電量が電池
容量のn3 %以上であるか否かを判断する。尚n3 は、
充電効率を考慮すれば150%の充電量が必要となる
が、ここでは20%のマージンを含めて130%として
いる。よってここで充電量が130%以上であれば、メ
モリ効果は解消されたものとして、S23でメモリ効果
フラグをOFFさせ、充電量が130%を下回った場合
は、メモリ効果がまだ残っているものとして、S24で
メモリ効果フラグをONさせたまま、Bへ戻ってS1で
AC100V確認後、再びAのS12〜S22までの動
作が繰り返される。この動作の繰り返しによってメモリ
効果は解消されることになる。
【0010】尚先のS14でのチェックでメモリ効果フ
ラグがOFFの場合は、メモリ効果が現れなかったもの
として、強制放電は行われず、充電要求フラグのONに
従い、S25で直ちに充電スイッチ13がONされて、
S26で満充電電圧になるまで充電され、S27で充電
スイッチ13と充電要求フラグが共にOFFされること
になる。このように本実施の形態によれば、放電時の放
電電流×時間による放電量を演算して、電圧が終止設定
電圧に達した際、その放電量をニッカド蓄電池12の電
池容量と比較し、電池容量に対する放電量の割合が一定
の値以下の場合にのみ、完全放電させてから満充電させ
るようにしたことで、メモリ効果が現れた時のみに効果
的に対応する構成となる。よって充電されたエネルギー
の無駄を省き、充電時間の短縮を図ることができるので
ある。
【0011】尚上記実施の形態では、放電時の放電電流
×時間による放電量を演算して、ニッカド蓄電池の電池
容量と比較し、メモリ効果を検出して対処する構成とし
たが、逆に充電時の充電電流×時間による充電量に基づ
いて、上記と同様にメモリ効果の検出と対処とを行うこ
ともできる。又上記では交流電源を備えた炊飯器等の燃
焼装置に本発明を適用した例で説明したが、集積型熱電
対等の熱発電素子をニッカド蓄電池と組み合わせて電源
とするテーブルこんろ等の他の燃焼装置においても本発
明は適用可能である。
【0012】
【発明の効果】以上本発明によれば、ニッカド蓄電池が
満充電電流値或は放電終止電圧値に達するまでの充電量
或は放電量を検出する電気量検出手段と、ここで得られ
る電気量を本来の電池容量と比較して容量低下率を演算
する演算手段と、その演算手段による容量低下率が所定
の値を超えた場合には完全放電させる強制放電手段とを
備えたことで、メモリ効果が現れたときのみ完全放電さ
せて充電する形態となる。よってエネルギーのロスは最
小限に止まり、充電時間の短縮も図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】炊飯器の回路ブロック図である。
【図2】メモリ効果解消制御のフローチャートである。
【図3】メモリ効果解消制御のフローチャートである。
【符号の説明】 1・・炊飯器、2・・マイコン、4・・電圧検出回路、
5・・燃焼スイッチ、6・・マグネット電磁弁、7・・
マグネット電磁弁駆動回路、8・・イグナイタ、9・・
イグナイタ駆動回路、10・・ダイオード、11・・抵
抗、12・・ニッケル・カドミウム蓄電池、13・・充
電スイッチ、14・・放電スイッチ、15・・不揮発性
メモリ、16・・電磁リレー、17・・切換接点。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二次電源としてニッケル・カドミウム蓄
    電池を利用した燃焼装置において、 前記ニッケル・カドミウム蓄電池が、充電或は放電を開
    始してから満充電電流値或は放電終止電圧値に達するま
    での充電量或は放電量を検出する電気量検出手段と、こ
    の電気量検出手段により得られる電気量を本来の電池容
    量と比較して容量低下率を演算する演算手段と、その演
    算手段により得られる容量低下率が所定の値を超えた場
    合には完全放電させる強制放電手段とを備えたことを特
    徴とする燃焼装置。
JP594196A 1996-01-17 1996-01-17 燃焼装置 Pending JPH09196369A (ja)

Priority Applications (1)

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JP594196A JPH09196369A (ja) 1996-01-17 1996-01-17 燃焼装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP594196A JPH09196369A (ja) 1996-01-17 1996-01-17 燃焼装置

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JPH09196369A true JPH09196369A (ja) 1997-07-29

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ID=11624937

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JP (1) JPH09196369A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0973224A1 (en) * 1997-09-30 2000-01-19 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method for measuring residual capacity of secondary cell having nickel hydroxide positive plate

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0973224A1 (en) * 1997-09-30 2000-01-19 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method for measuring residual capacity of secondary cell having nickel hydroxide positive plate

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040330