JPH09195108A - 水泳用衣類 - Google Patents

水泳用衣類

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JPH09195108A
JPH09195108A JP3866196A JP3866196A JPH09195108A JP H09195108 A JPH09195108 A JP H09195108A JP 3866196 A JP3866196 A JP 3866196A JP 3866196 A JP3866196 A JP 3866196A JP H09195108 A JPH09195108 A JP H09195108A
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swimming
buoyancy
wear
swimming garment
garment
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JP3866196A
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Yasushi Yamaguchi
康 山口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 泳ぐ人の体の動きを阻害することなく、外観
は一般の水着の如くであり、且つ浮力を補助する安全な
水泳用衣類を得ることである。 【解決手段】 布その他からなる水着に於いて、水中の
着用者の浮力を補助する部材を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水泳時又は水泳練習時
に於いて着用者の浮力を補助するための水泳用衣類に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】初期の水泳のできない幼児等を水中にい
れる場合、例えば海水浴またはプール等では、浮き輪を
胴にはめて体を浮かせている。その他、浮力のある木や
プラスチックの板につかまってバタ足の練習等をしてい
る。また、体を浮かせる衣類として、発泡スチロウル等
浮力のある素材をジャケットに設けた救命用ジャケット
や発泡ポリウレタン等の単孔質体からなる平坦な素材を
そのまま用いて胴着の形状構成したもの等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術の浮き輪
を着用する場合、体を浮かせることが目的で例えば、海
水浴等に於いて泳ぎが全くできない小児等を水中に浮か
せ、又は海難事故等に於いて水中に投げ出された人を救
助することを目的としているため、浮き輪を足方向から
体にくぐらせて海やプール等の水の中にはいると、腋の
下付近で浮き輪を受け止めるため、腋の下付近に不自然
な感があり特に腕や体を動かす妨げとなる他、泳の練習
等にも不向きであるという使用感についての課題があっ
た。
【0004】浮き輪や救命胴着又は発泡ウレタン等を用
いた胴着等に於いては、何れも水に浮くための機能は有
しているが、水泳用衣類と分離されて構成されているた
め、これらの浮力を使って体を浮かせるには、水泳用衣
類とは別に浮き輪や浮力を有する胴着等を用意しなけれ
ばならず、準備が煩わしいという課題があった。
【0005】さらに、水泳用衣類と浮き輪や救命胴着が
別々に構成されているため、例えばある程度泳ぎのでき
る人であっても、水中で手足等が痙撃を起こした場合等
は体が硬直し、自らの浮力を失って水中に沈み溺死する
等思わぬ惨事を引き起こしており、非常時の安全に関す
る課題があった。
【0006】加えて、一般成人等に於いては浮き輪や救
命胴着等を着用して海水浴場等やプールに入ると、外見
だけで泳ぎができないことが判る、このため着用者の羞
恥心が働きプライドを痛く傷つける、このため浮き輪等
を着用しないで海水浴場等で海に入り、深みにはまって
溺死する等の外見に関する課題があった。
【0007】従って、泳ぐ人の体の動きを阻害すること
なく、外観は一般の水着の如くであり、且つ浮力を補助
する安全な水泳用衣類を得ることが課題である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、布又は合成樹
脂フィルム等からなる水着又は水泳用パンツに於いて、
浮力を増す手段を設けて水中における体の浮力を補助す
ることを特徴とする水泳用衣類である。
【0009】尚ここに言う浮力を増す手段とは、前記水
泳用衣類と浮力を有する部材とによって構成し、又は前
記水泳用衣類自体を浮力を有する素材を用いて構成し、
前記水泳用衣類とその着用者の体を浮かせるのに必要な
補助浮力となる程度以上の浮力を有するように構成して
ある。
【0010】さらに請求項2に於いては、多数の気泡を
内在させたしなやかな浮力部材を前記水泳用衣類に設け
たものである。
【0011】又、請求項3に於いては、中空状の部材か
らなる素材で、前記中空状の部材が密封されて浮力を有
し、着用者の浮力を補助するように構成された水泳用衣
類である。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態は、しなやか
で多くの気泡が内在する浮力部材を布又は合成樹脂フィ
ルム等で構成された水着等水泳用衣類の面に一部固着す
る。
【0013】この時、前記浮力部材は、複数個に分割し
前記水泳用衣類の部材に前記浮力部材の周縁部を接合す
るとよく、前記水泳用衣類と前記浮力部材を一体に構成
し、前記水泳用衣類を着用して水中に入ると着用者の体
に密着する。
【0014】従って、本発明の水泳用衣類は前記浮力部
材の前記周縁部は部材に接合しさらに、水中に於いて前
記浮力部材と前記水泳用衣類を一部固着して一体にし、
前記一部固着された前記浮力部材の前記一部固着する方
法として縫着してもよく、この糸によって引き締められ
た前記浮力部材は他の部分に比較して厚みが薄くなり、
曲がりやすくなってしなやかさが増す。前記水泳用衣類
の外側から水圧を受けると、薄くなってしなやかさを増
した前記浮力部材は肌身に密着して体の動きを阻害する
ことなく構成してある。
【0015】さらに、前記浮力部材に内在する多くの気
泡の作用により浮力が発生し、前記水泳用衣類と共にそ
の着用者に浮力を与え且つ、外観から前記浮力部材の存
在をる必要がないから外見から泳げないという認識が得
られない水泳用衣類を得ることができ、前記水泳用衣類
を着用している限りに於いて、常に浮力補助機能が働き
水中における不慮の事故を未然に防止し、外見もよく、
自然な感覚で水泳練習も可能となるから、上達の速度が
極めて早い。
【0016】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
すると、図1は第1実施例を示す正面図、図2は第1実
施例の浮力部材と水泳用衣類の一部固着状態を示す拡大
断面図で、水泳用衣類1の内面に多数の気泡を内在させ
たしなやかな浮力部材2と、部材1Aを一部固着3させ
て一体に構成してある。この時、浮力部材2はしなやか
な素材で、例えば発泡ポリウレタン又はスポンジその
他、(図示しないが)合成樹脂フィルム等を複数かさ
ね、小さな気泡を設けながら結合させた素材等を用いて
もよい。
【0017】浮力部材2は水泳用衣類1を構成する部材
1Aに一部固着3する場合、浮力部材2を予め複数個に
裁断し、浮力部材2の周縁部5を部材1Aに接合5A
し、この時接合5Aの方法としては達着等により水泳用
衣類1を構成し、浮力部材2の面から部材1Aが部分的
に離れて水中でのだぶつきを防止し、且つ浮力部材2が
しなやかさを増し、水圧により折れ曲がり肌身に密着す
る作用をするように一部固着3を設けるとよく、この一
部固着3はキルティング状に逢着してもよく、この一部
固着3を構成する糸3Aによって浮力部材2の一部が押
し潰されて体積が減少し、浮力部材2の他の部分に比較
して厚みが薄くなり折り曲がりやすくなるためしなやか
さを増し、水泳用衣類1を着用して水中に入った場合、
外側から受ける水圧によって水泳用衣類1は体に向かっ
て若干押し当てられ、水泳用衣類1と共に浮力部材2は
身体に馴染む結果、浮き輪や救命胴着と異なり違和感が
全くなく自然な感じで水泳等の練習をすることができる
効果がある。さらに、水着や海水パンツ等の水泳用衣類
1の内側に於いて、浮力部材2を設けて一体に構成され
ているから、浮き輪等の浮力補助的な用具を別に用意す
る必要がなく準備の頬わしさは不用となり、外見は一般
の水着と異ならないから泳ぎができるかいなかについて
外観から判別することは不可能となり、それによる羞恥
心を感ずることは無くなるばかりか、例えば水泳中に手
や足が痙撃を起こし体が硬直して、浮力を失った場合に
於いても浮力部材2の浮力によって、体を浮かせ続ける
ことが可能であるから、溺死等不慮の事故はなくなり、
安全に海水浴や泳ぎ等を楽しむことができる。
【0018】図3、図4、図5は本発明の第2実施例を
示すもので、合成樹脂等からなる中空状の部材6によっ
て構成された、布状の部材4Aに高周波溶着又は熱溶着
又は接着等の方法を用いて多数の密封部8を設け、密封
部8に依って仕切られ、適宜な大きさに密封された多数
の中空部9が構成してある。
【0019】この時、図4のように中空状の部材6は中
空糸6Aであってもよく、この中空糸等の布状の部材4
Aを織る前に予め多数の密封部8を構成した後、織り上
げて多数の中空部9を構成することもでき、その方法と
しては、中空糸6Aの適宜位置を圧しながら熱溶着又は
接着等の方法を用いてもよい。したがって、図3のよう
に、布状の部材4Aを用いて水泳用衣類1、図5を縫製
すると、水泳用衣類1全体に空気を内在しているため浮
力もあり、しなやかな水泳用衣類を得ることができるも
のである。
【0020】多数の密封部8に依って構成された多数の
中空部9は、水泳用衣類1を縫製する場合、裁断に依っ
て切り裂かれ、又は逢着時の針によって射し貫かれても
多数の中空部9のほんの一部に過ぎず、多数の中空部9
に内在する空気等を多量に流出して浮力を失うことはな
く、水泳用衣類1の浮力は水泳用衣類1の着用者の浮力
を補助することができるから、第1実施例と同様の効果
が得られる。
【0021】図6は本発明の第3実施例を示す平面図
で、細かな気泡を内在するしなやかで薄く浮力を有する
部材4を水泳用衣類1の外面に逢着又は接着等によって
設けてもよく、浮力を有する部材4の設ける方法として
は他には、(図示しないが)ベルトを巻くように胴の周
りに巻き止めてもよく、この実施例では他の実施例と併
用してさらに浮力を増すことができる。又この時、浮力
を有する部材4の表面に意匠的デザインや色彩等を施
し、例えば水泳用衣類1の面に、面ファスナー又はボタ
ン又はスナップ等(図示しない)に依って着脱可能に設
けることにより、例えば浮力を有する部材4を複数種類
用意することにより一着の水泳用衣類で複数のバリエー
シヨンを楽しむことができるほか、浮力を有する部材4
は一般の水泳用衣類と併用することができる等効果は大
きい。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明の水泳用衣類
によれば、水泳用衣類としなやかで浮力を有する部材を
一体で体に密着するように構成してあるから水中での体
の動きを妨げることなく、使用感がよく水泳の練習等が
無理なくできる。さらに、水泳用衣類と一体に構成して
あるから、浮き輪や浮力のある胴着や板等を別戸に用意
する必要がなく、準備や持ち運びの煩わしさから完全に
解放される。又、海水浴やプールサイド等で着用する水
泳用意類が着用者の体の浮力を補助するから、水中で手
や足その他が痙攣を起こした場合、体が硬直して浮力を
失っても、体の浮力を補助され着用者は水中に没するこ
とはなく、非常の場合に於いても溺死等の危険は消滅し
安全に海水浴や水泳を楽しむことができる。さらに、浮
力部材が水泳用衣類の素材に一体となるよう構成されて
いるから外観からは気付かない程度に構成されているか
ら浮力部材を設けてあることも、泳ぎができないことも
見分けることができないから恥ずかしいとか羞恥心を抱
く等のことは全くないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す平面図である。
【図2】本発明の第1実施例の部材と浮力部材の固着状
態を示す断面図である。
【図3】本発明の第2実施例の布状の部材示す平面図で
ある。
【図4】本発明の第2実施例の中空糸の密封状態を示す
拡大断面図である。
【図5】本発明の第2実施例の水泳用衣類を示す平面図
である。
【図6】本発明の第3実施例を示す平面図である。
【符号の説明】 1 水泳用衣類 1A 部材 2 浮力部材 5 周縁部 5A 接合 3 一部固着 3A 糸 4A 布状の部材 6 中空状の部材 6A 中空糸 8 密封部 9 中空部 4 浮力を有する部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 布又は合成樹脂フィルム等からなる水着
    又は水泳用パンツ等の水泳用衣類に於いて、浮力を増す
    手段を設けて水中における体の浮力を補助することを特
    徴とする水泳用衣類。
  2. 【請求項2】 多数の気泡を内在させたしなやかな浮力
    部材を、前記水泳用衣類に設けた請求項1記載の水泳用
    衣類。
  3. 【請求項3】 中空状の部材からなる素材の、前記中空
    状の部分が密封されて浮力を有し、着用者の浮力を補助
    するように構成された請求項1記載の水泳用衣類。
JP3866196A 1996-01-19 1996-01-19 水泳用衣類 Pending JPH09195108A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012202007A (ja) * 2011-03-25 2012-10-22 Foot Mark Kk クロール練習用水着
JP2015200043A (ja) * 2014-04-07 2015-11-12 ヤスヲ 中村 スイミングバランサー
CN108354239A (zh) * 2018-04-26 2018-08-03 苏州市远凌纺织有限公司 一种具有漂浮作用的泳衣面料

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JP2012202007A (ja) * 2011-03-25 2012-10-22 Foot Mark Kk クロール練習用水着
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