JPH09193370A - 紙種分類装置、紙種分類方法および該紙種分類装置を備えた画像形成装置 - Google Patents

紙種分類装置、紙種分類方法および該紙種分類装置を備えた画像形成装置

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JPH09193370A
JPH09193370A JP585396A JP585396A JPH09193370A JP H09193370 A JPH09193370 A JP H09193370A JP 585396 A JP585396 A JP 585396A JP 585396 A JP585396 A JP 585396A JP H09193370 A JPH09193370 A JP H09193370A
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mark
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paper
reading sensor
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JP585396A
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Inventor
Takashi Nonaka
隆 野中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複写機により、専用紙以外の汎用の普通紙あ
るいはトランスペアレンシーに対して良好な記録を行う
ためには、各記録媒体の種類に応じて画像形成プロセス
条件を変えて記録しなければならず、各記録媒体の種類
を正確に判別し分類することは非常に重要である。 【解決手段】 紙種分類の精度を上げるために従来法に
加えて次のような手法を用いる。まず、記録を開始する
前に前処理として用紙の端に目立たない程度にインクを
打つ。インクは紙種により吸収性が異なるためにそれぞ
れ特徴的な形状のドットが得られる。このドットの形状
をセンサで読み取り、解析することにより紙種分類の精
度を上げるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インク吸収特性の
相違に基づいて紙種を判別する紙種分類装置、紙種分類
方法および該紙種分類装置を備えた画像形成装置に関す
る。
【0002】なお、本願明細書中において「紙種」と
は、インクによる画像形成を行うための記録媒体の材質
をいうものとし、記録媒体には、不透明、半透明および
透明なシート状の材料の全てが含まれるものとする。
【0003】
【従来の技術】現在の複写機(特にカラーBJ複写機)
では、白色紙等の紙、透明なトランスペアレンシー等の
種々の記録媒体に対して記録が行われている。ここで、
BJはバブルジェット方式をいうものとする。
【0004】記録媒体として紙を用いる場合には、その
紙種により吸収できるインク許容量が異なるため、イン
ク吸収率の高い専用紙に吸収され得るインク量と同量の
インクを普通紙に対して吐出すると、吸収できずに普通
紙上にインクが溢れるという問題が生じる。このため、
紙種に応じてインク吐出量等の制御を変える必要から、
当該制御前には紙の種類を判別し分類しておく必要があ
る。
【0005】ところが、現状においては、紙の表面を例
えば透過光センサ等で読み取ることにより単純に紙種を
判断し分類しているため、紙の表面が白い普通紙や透明
なトランスペアレンシーといったユーザーによる外部観
察からでも明らかに異なる紙種しか判断できない。
【0006】今後、白い記録紙でも、普通紙や専用紙と
いったように紙種が増える傾向にある。この場合、前述
したような従来の単純な方法では、例えば普通紙か専用
紙かの判定に誤りを生じ易いため、判別しにくい紙種に
対しても、精度の高い判別、分類方法が求められてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように専用紙以外
の汎用の普通紙あるいはトランスペアレンシーに対して
良好な記録を行うためには、各記録媒体の種類に応じて
画像形成プロセス条件を変えて記録しなければならず、
各記録媒体の種類を正確に判別し分類することは非常に
重要である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、紙種分類の
精度を上げるために従来法に加えて次のような手法を用
いる。まず、記録を開始する前に前処理として用紙の端
に目立たない程度にインクを打つ。インクは紙種により
吸収性が異なるためにそれぞれ特徴的な形状のドットが
得られる。このドットの形状をセンサで読み取り、解析
することにより紙種分類の精度を上げるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】上記課題を解決するために、本発
明の第1の態様は、記録媒体のインク吸収特性の違いを
利用して2以上の種類を判別し分類する紙種分類装置で
あって、分類対象となる記録媒体上に予め形成されたマ
ークを読み取る読取センサと、該読取センサにより得ら
れた前記マークに関するデータを演算し前記記録媒体の
種類を判定する紙種判定手段とを有することを特徴とす
る。
【0010】本発明の第2の態様は、前記第1の態様に
おいて、前記記録媒体上にマークを、インクを吐出する
ことにより形成するマーク形成手段をさらに含むことを
特徴とする。
【0011】本発明の第3の態様は、前記第2の態様に
おいて、前記マーク形成手段は、前記マークとして、複
数のパターンのうちから少なくとも1つを選択するもの
であることを特徴とする。
【0012】本発明の第4の態様は、前記第2または第
3の態様において、前記マーク形成手段は、前記記録媒
体の表裏面のうち少なくとも一方の面に前記マークを形
成するものであることを特徴とする。
【0013】本発明の第5の態様は、前記第4の態様に
おいて、前記読取センサは、前記記録媒体の表裏面の少
なくとも一方の面に形成された前記マークを読み取るも
のであることを特徴とする。
【0014】本発明の第6の態様は、前記第5の態様に
おいて、前記紙種判定手段は、前記読取センサにより読
み取られた前記記録媒体の表裏面の双方に形成された前
記マークに関するデータの少なくとも一方を選択して前
記記録媒体の種類を判定するものであることを特徴とす
る。
【0015】本発明の第7の態様は、前記第2の態様に
おいて、前記紙種判定手段は、1画素の形で前記読取セ
ンサにより読み取られた前記マークに関するデータを利
用して前記記録媒体の種類を判定するものであることを
特徴とする。
【0016】本発明の第8の態様は、前記第2の態様に
おいて、前記紙種判定手段は、前記読取センサにより読
み取られた前記マークの所定面積における濃度に関する
データを利用して前記記録媒体の種類を判定するもので
あることを特徴とする。
【0017】本発明の第9の態様は、前記第8の態様に
おいて、前記紙種判定手段は、前記読取センサにより読
み取られた前記マークの絶対値濃度に関するデータを利
用して前記記録媒体の種類を判定するものであることを
特徴とする。
【0018】本発明の第10の態様は、前記第8または
第9の態様において、前記紙種判定手段は、前記読取セ
ンサにより読み取られた前記マークのうち、前記記録媒
体の地の濃度と前記インク吐出部分の濃度の比率に関す
るデータを利用して前記記録媒体の種類を判定するもの
であることを特徴とする。
【0019】本発明の第11の態様は、前記第2の態様
において、前記マーク形成手段は、印字可能な最小ドッ
ト径で多値印字するものであることを特徴とする。
【0020】本発明の第12の態様は、前記第2の態様
において、前記マーク形成手段は、印字可能な最淡色の
インクで多値印字するものであることを特徴とする。
【0021】本発明の第13の態様は、前記第1の態様
において、前記読取センサが前記マークを読み取る際
に、光強度の変化が可能な光源をさらに含むことを特徴
とする。
【0022】本発明の第14の態様は、記録媒体のイン
ク吸収特性の違いを利用して2以上の種類を判別し分類
する紙種分類方法であって、分類対象となる記録媒体上
に該記録媒体の種類を識別するためのマークを形成する
工程と、該マークを読み取る工程と、該読み取られた前
記マークに関するデータを演算し前記記録媒体の種類を
判定する工程とを含むことを特徴とする。
【0023】本発明の第15の態様は、前記第14の態
様において、前記マーク形成工程は、前記記録媒体上
に、インクを吐出することにより前記マークを形成する
ことを特徴とする。
【0024】本発明の第16の態様は、前記第15の態
様において、前記マーク読取工程は、前記マークを1画
素の形で読み取ることを特徴とする。
【0025】本発明の第17の態様は、前記第14の態
様において、前記マーク読取工程は、前記マークを読み
取る際に、光源の光強度を変化させ、複数回、前記マー
クを読み取ることを特徴とする。
【0026】本発明の第18の態様は、画像形成装置で
あって、記録媒体のインク吸収特性の違いを利用して2
以上の種類を判別し分類する紙種分類手段と、該紙種分
類手段により分類された前記記録媒体のインク吸収特性
に適した量のインクを吐出する画像形成手段とを有し、
前記紙種分類手段は、前記記録媒体上に予め形成され、
かつ、該記録媒体の種類を識別するためのマークを読み
取るマーク読取センサと、該マーク読取センサにより得
られた前記マークに関するデータを演算し前記記録媒体
の種類を判定する紙種判定手段とを含むことを特徴とす
る。
【0027】本発明の第19の態様は、前記第18の態
様において、前記紙種分類手段は、前記記録媒体上にマ
ークを、インクを吐出することにより形成するマーク形
成手段をさらに含むことを特徴とする。
【0028】本発明の第20の態様は、前記第19の態
様において、前記マーク形成手段は、前記画像形成手段
を兼ねるものであることを特徴とする。
【0029】本発明の第21の態様は、前記第19の態
様において、前記画像形成手段が形成すべき画像を読み
取る画像読取センサをさらに含み、該画像読取センサは
前記マーク読取センサを兼ねるものであることを特徴と
する。
【0030】本発明の第22の態様は、前記第18の態
様において、前記記録媒体と前記マーク読取センサとを
相対的に移動する移動手段をさらに含み、該移動手段に
より前記記録媒体と前記マーク読取センサとの相対速度
を減じながら前記マーク読取センサによる前記マークの
読み取りを行うことを特徴とする。
【0031】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0032】[実施例1]以下に、紙種分類手段を含む
画像形成装置としてのカラー複写機での実施例をもとに
本発明の詳細な説明を行う。
【0033】カラー複写機では専用紙を使用することが
多い。特にカラーBJ方式の場合には、複数のインクを
記録紙に吐出して画像を形成するために、それぞれのイ
ンクを吸収できる性能を記録紙が持っていなければなら
ない。そのため、通常は記録紙として吸収性能の高い専
用紙を用いる。一方、ユーザー側からすれば、専用紙を
通常使用しているカラー複写機により汎用の普通紙に良
好な印字を行いたいという要望も強い。また、同様に、
プレゼンテーション等に用いられるトランスペアレンシ
ーへの対応も必要である。このような記録媒体に対して
は、それぞれインクの吸収特性に相違があるため、画像
形成プロセス条件を変えて記録しなければならず、各記
録媒体を正確に分類することは非常に重要である。
【0034】図1は、複数種類の記録媒体に対応するた
めの紙種分類手段を備えた画像形成装置としてのカラー
複写機の構造を示す平面図である。このカラー複写機
は、原稿上の画像の形状、色彩等を光学的に読み取り、
この読み取られた画像情報を、インクジェット方式を採
用したプリンタにより記録媒体上に再現、すなわちコピ
ーするタイプの複写機である。
【0035】図1において、符号1は複写機本体を示
し、2は複写機本体1のマーク読取領域を示し、3はマ
ーク読取領域2まで送られてきた記録媒体上のマークを
読み取るマーク読取センサを示し、4はマーク読取セン
サ3により読み取られるマークを記録媒体としての記録
紙P上に形成するマーク形成手段としての記録ヘッドで
ある。この記録ヘッド4はイエロー、マゼンタ、シア
ン、ブラックの各色のインクを吐出できるマルチカラー
ヘッドである。なお、各インクのタンクは、記録ヘッド
4を搭載し図1の矢印A方向およびその逆方向に移動可
能なキャリッジ(図示略)上に搭載されているが、図示
しない。また、タンクは記録ヘッド4とはチューブで接
続してキャリッジ等の移動体以外の位置に据え置くこと
も可能である。
【0036】まず、上記カラー複写機におけるコピー動
作時のプリンタ側の動作を説明する。複写機本体1にお
いて通常コピー動作を開始すると、マーク読取領域2上
に配された記録紙Pが図1の矢印M方向に送られる。こ
のとき、記録紙Pの先端部分が記録ヘッド4による記録
領域R内にかかった時点で、記録紙Pは一旦停止する。
次に、記録ヘッド4は、既に読取センサ3により読み取
られた原稿の画像情報に応じて、図1の矢印A方向に移
動しながら記録ヘッド4の吐出口列の幅分の画像を記録
紙P上に形成する。このとき、記録ヘッド4の吐出口列
の幅分だけ、記録紙Pを矢印M方向に送る。次に、記録
ヘッド4は、矢印A方向とは逆の方向に移動しながら、
同様に記録ヘッド4の吐出口列の幅分の画像を記録紙P
上に形成する。このような記録ヘッド4の往復走査と、
その間の紙送りという一連の作業を繰り返して記録紙P
に原稿1頁分の画像を再現する。
【0037】次に、このようなカラー複写機を用いて本
発明の紙種分類方法を説明する。
【0038】ここで、上記カラー複写機は、着脱可能な
給紙カセットからの自動連続給紙も可能な構成を採るこ
ともできるが、ここで、説明の簡略化のために、手差し
給紙による場合について説明する。
【0039】まず、図1において、記録紙Pが矢印S方
向に手差し給紙口5から複写機本体1内に給紙され、記
録ヘッド4の記録領域Rにかかった時点で一旦停止す
る。
【0040】次に、記録ヘッド4は矢印A方向に走査さ
れ、図1では記録紙Pの左上端部に、後述する特定パタ
ーンのマーク6を形成する。このマーク6は、記録紙P
のインク吸収特性を判定するためのものであり、原稿の
画像にはないものであるので、最小限の大きさで、例え
ばイエローインクなどを用いて目立たないようにする。
なお、図1では、記録紙Pの左上端に印字するように示
しているが、勿論、記録紙Pの右上端部でもよい。ま
た、本実施例では、コピー用の画像形成手段としての記
録ヘッド4がマーク形成手段を兼ねているが、それぞれ
別体であってもよい。
【0041】次に、マーク6の形成を終了すると、記録
紙Pに対する手差し給紙動作を再開し、記録紙Pの左上
端のマーク6が読取センサ3の下側に達するまで記録紙
Pを矢印S方向に送る。上述のコピー動作を開始する前
に、読取センサ3は矢印B方向に移動しながらマーク6
を読み取る。なお、本実施例では、マーク読取センサ3
と、図示しない原稿画像読取センサとはそれぞれ別体で
ある。また、本実施例では、矢印B方向、すなわち記録
ヘッド4の走査方向に直交する方向に沿ってマーク読取
センサ3が移動するようにしたが、勿論、矢印B方向に
直交する方向に沿って読取りを行ってもよい。
【0042】マーク読取センサ3により読み取られたマ
ーク6の形状等に関するデータは、後述するように、そ
のマーク6が形成された記録紙Pのインク吸収特性の相
違に基づいて現れるものである。
【0043】読取センサ3により読み取られたデータは
複写機本体1内のメモリに記憶され、紙種判定手段でデ
ータの演算等を施した上で、紙種が判定される。この判
定結果は、紙種が判定された記録媒体に対する記録動作
時のプロセス条件に反映される。
【0044】ここで、記録媒体の紙種によるインク吸収
特性の違いについて説明する。
【0045】上述のように、インク吸収特性の相違は読
取センサで得られたデータの違いとして現れることにな
る。図2(a)〜(c)は、それぞれ異なる種類の記録
媒体P1、P2、P3に対して形成されたマークの画素
単位の様子を拡大表示した平面図である。
【0046】まず、図2(a)に示すように上述のカラ
ー複写機の専用紙である記録媒体P1に形成されたマー
クは、その専用紙がインク濃度が高くなるように加工さ
れた紙であることから、高濃度となる。マークの形状は
多少真円からは崩れた形となる。
【0047】次に、図2(b)に示すように汎用の普通
紙である記録媒体P2に形成されたマークは、インク濃
度が専用紙の場合に比べて多少低くなると共に、マーク
を構成するインクが記録媒体P2の紙繊維に沿って不規
則に染み込んでいくために、枝葉の延びたような不規則
形状をとる。
【0048】次に、図2(c)に示すようにトランスペ
アレンシーのようなインク吸収性のない記録媒体P3に
形成されたマークは、その記録媒体P3の中にインクが
浸透することがなく、普通紙のように周りに不規則に染
み込むこともないことから、多少小さめであるが、非常
に真円に近い形状をとる。
【0049】以上のことから、紙種により、同じ種類の
インクを吐出したにもかかわらず、 相違点(1)1画素の形状が異なる点 相違点(2)マーク上のインク濃度が異なる点 という相違を見い出すことができる。
【0050】そこで、これらの違いを検出しやすくする
ために、図3(a)〜(c)に示すような種々のパター
ンを紙検知用のマークとして記録ヘッドで形成する。
【0051】まず、図3(a)に示すように、マークと
して単純に1画素印字する場合を説明する。これは、上
記相違点(1)を検出するためのパターンである。図2
(a)および(b)に示すように記録媒体の種類によ
り、1画素の形状が異なるため、その違いを検知するこ
とができる。しかし、1画素は直径100μm程度の小
さな点であるため、高度の読取精度が必要であり、それ
だけの解像度のセンサで読み取る必要がある。
【0052】次に、図3(b)に示すように、中央に記
録媒体の地が残るようなパターン、すなわち、例えば六
角形の角部にそれぞれ1画素ずつ打ち込み、その中心部
分を打ち込まずに、計6個の画素で構成するパターンを
マークとして形成する場合を説明する。これは、インク
吸収特性の違いによりマークの中央部分に記録媒体の地
が残るか否かにより1画素の形状の違いを判定し易くし
ようとするものである。すなわち、1画素の形状の違い
を直接判定するには読取精度の点で高精度のセンサを必
要とするが、その1画素の形状の違いを上記のようなパ
ターンの形状の違いに置換することにより高精度のセン
サを用いることなく、読取精度を上げることができる。
【0053】具体的には、トランスペアレンシーのよう
なインク吸収特性のない記録媒体に対して図3(b)に
示すパターンのマークを形成すると、1画素は多少小さ
めであるが、非常に真円に近い形状をとることから、マ
ークの中央には明らかに記録媒体の地が残る。
【0054】一方、汎用の普通紙のようなインクが周り
ににじむ場合には、マークの中央の記録媒体の地の部分
がなくなる。
【0055】このようにマーク中央の地の部分の有無を
基準にすれば、インク滴の形の違いを判別することがで
き、これにより記録媒体のインク吸収特性から記録媒体
の種類を判定することができる。
【0056】次に、図3(c)に示すようにマーク上の
インク濃度の違いをもって記録媒体の相違を判定する場
合を説明する。これは、上記相違点(2)を検出し、そ
の相違によるインク濃度の違いを使って判定する場合
に、所定の領域でインクを均一なパターンでベタ打ち
し、その領域内では均一な読取精度で読み取れるように
したものである。これにより、読み取り位置の精度をあ
る程度ラフにし、自由度を高めることができる。
【0057】勿論、図3(a)〜(c)に示すような種
々のパターンを互いに干渉しない範囲で組み合わせて紙
検知用のマークとすることは可能である。
【0058】本実施例の説明では、二値印字用のインク
印字手段をマーク形成手段とし、インク径やインク濃度
を一定とした。
【0059】上記インク印字手段により多値印字が可能
である場合には、印字可能な最小ドット径、あるいは印
字可能な最淡色を印字する。これは、紙検知用のマーク
のパターンが本来は記録させるべきでない領域に形成さ
れることから、なるべくマークが人間の目では検知でき
ないようにすることが望ましいためである。
【0060】以上説明したように、紙検知用のマーク形
成手段により形成されたマークのパターンは、読取セン
サにより読み取られる。この読取センサに対しては、高
精度に読み取ることが要求される。それを実現する手法
として、画像を拡大して読み取りする方法がある。具体
的には、記録媒体の移動が停止している間に、センサの
移動速度を遅くして高解像度で読み取るものである。こ
れは、センサ自体を高解像度のものにする必要はなく、
速度制御により実現可能である。この場合、センサの移
動速度を遅くしたが、センサと記録媒体との相対速度を
遅くなれば高解像度を達成できるので、記録媒体の移動
中にマークの読取を行う場合には、その記録媒体の移動
を遅くしてもよい。
【0061】また、マークの読取を複数回行い、平均値
演算などの加工を加えるか、あるいは光源の強度、ある
いは種類の異なる複数個の光源を用い、複数回読み取り
の一回毎に光強度を変化させて、データ取りして、紙種
判定手段に用いることも可能である。
【0062】次に、上記の読取センサにより読み取られ
たデータを紙種判定手段により処理する方法について図
3(d)〜(f)を参照して説明する。
【0063】図3(d)は図3(a)に示したパターン
のマークを、トランスペアレンシーおよび普通紙に形成
した場合において、図3(a)のa−a線に沿う断面に
おけるマークの濃度分布を示すグラフである。図3
(d)において、d1はトランスペアレンシーの場合で
あり、d2は普通紙の場合である。
【0064】d1とd2とから明らかなように、d1で
はマークの中心部分に際だったピークがあり、d2では
その中心部分には特にピークはない。これらの違いを定
量的に検出するには、絶対値のピーク同士の差を検知す
ればよい。また、別の検出方法としては、ピーク値の幅
を検出し、ピーク幅の広い方を普通紙であると判断する
こともできる。
【0065】但し、上述したように、1画素では読取り
に高精度が必要となる。そのため、図3(c)に示した
ように、所定のエリアに一定濃度のマークを形成してお
けば、図3(f)のf1とf2ではピーク幅が比較的広
いので、ピーク値の絶対値比較を行うことが可能とな
り、読取精度を上げることができる。
【0066】次に、図3(e)は図3(b)に示したパ
ターンのマークを、トランスペアレンシーおよび普通紙
に形成した場合において、図3(b)のb−b線に沿う
断面におけるマークの濃度分布を示すグラフである。図
3(e)において、e1はトランスペアレンシーの場合
であり、e2は普通紙の場合である。
【0067】e1では際だったピーク値と中央部分の極
小値との差が明確であり、読取精度を上げることができ
る。一方、e2のピークはe1と比べて特に明確ではな
い。これは、普通紙の場合、高濃度が出ないばかりでな
く、周囲にインクがにじむために中央部でも比較的濃度
が高くなるためである。
【0068】そこで、この場合には、 1)ピークの絶対値比較 2)中央の極小値の絶対値比較 3)それぞれの極小値とピーク値の比率 という3つの比較が可能である。
【0069】1)は図3(a)および(c)に示した場
合と同様の検出ができると言うことである。2)は極小
の差を見るものであり、図3(b)に示した場合のみ可
能であり、他のパターンでは検出できない。さらに、
3)は上記1)と2)の両者を比率で比較して求めるも
のである。この場合、図3(e)のe1ではピーク値が
最小値の5倍程度であることから、ピーク値/極小値は
5となるが、e2ではピーク値と極小値がほとんど同じ
なので1程度になり、違いを検知することができる。
【0070】以上説明したような方法により、紙種を判
定し、分類することができる。
【0071】[実施例2]先の実施例1では、マークの
うち、インク吐出部分の濃度について比較していたが、
本実施例では、記録媒体の地の部分を比較して紙種の分
類を行う。これは、記録媒体によっては、地の部分の
色、濃度が異なるものが多数存在するため、その地の部
分をも考慮しなければマークの読取の精度向上に限界が
あるからである。本実施例では、特に言及しない限りは
先の実施例1と同一の構成を有するものとする。
【0072】以下、図4(a)〜(c)を参照して本実
施例を説明する。
【0073】記録媒体には、図4(a)に示すような真
っ白のものや、図4(b)に示すような少し着色したよ
うなものも存在する。このような記録媒体に対して図3
(a)に示したようなマークとして1画素を印字した場
合、図4(a)および(b)のa−a線およびb−b線
に沿う断面における濃度分布は、c1とc2に示すよう
なグラフとなる。
【0074】c1は、図3(d)のd1と同様の濃度分
布を示している。これに対して、図4(b)に示した記
録媒体に関する濃度分布を示すc2は、マークの周囲の
印字されていない部分においても、ある程度、濃度が高
いことがわかる。ピーク値は図4(c)ではc2の方が
低くなっているが、c1と同じになることも考えられ
る。実際には図4(b)に示すような着色した(黄色が
かった)ような記録紙の場合には再生紙などが考えら
れ、普通紙のように周囲ににじむことも考えられ、図4
(c)のようにc2のピーク値が多少低くなるものと考
えられる。
【0075】そこで、ピーク値と下地(白地)の部分と
の比をとり、それらを比較することにより紙種の分類を
することができる。これは、図3(a)で説明した分類
方法を改善することにもなる。
【0076】[実施例3]先の実施例1および2では、
マーク読取センサとして、原稿画像読取センサとは別体
の専用のセンサを用いていた。
【0077】本実施例では、マーク読取センサを、原稿
読取センサと兼用する場合の画像形成装置の内部構造を
説明する。
【0078】図5(a)および(b)は本実施例に係る
画像形成装置の構成を示す図であって、(a)は上面図
であり、(b)は側断面図である。
【0079】手差し給紙トレイ50から給紙された記録
紙は前述したように、一旦記録ヘッド51の記録領域内
に記録紙の先端部がかかった時点で停止する。次に、記
録ヘッド51は必要に応じて給紙方向に直交する方向に
移動した後、所定のパターンのマークを目立たない色の
インクで形成する。この後、記録紙はEで示した点線の
位置まで紙送りされる。原稿画像読取センサ52は、矢
印N方向に往復移動可能であり、そのセンサ部52aは
図5(a)の画像読取範囲53に対向して上方に位置し
ている。原稿画像読取センサ52は、図5(b)に示す
54の位置まで移動したところで、反射鏡55および5
6を通して記録紙の端部に形成されたマークのパターン
を読み込むことが可能となる。パターン読取位置54は
上記画像読取範囲53の外側にあり、原稿画像読取セン
サ52で原稿を読取るときは、その範囲内で矢印N方向
に移動させるので、パターン読取位置54は原稿の読取
り作業に支障を与えない。
【0080】本実施例では、原稿画像読取センサ52を
マーク読取センサとして兼用するので、新たにセンサを
追加することなく紙種分類方法の精度を上げることが可
能である。
【0081】また、紙種によれば、記録紙の裏面にイン
クが浸透するものと、全く浸透しないものとがあるの
で、記録紙の裏面から紙種の情報を取り出すことも可能
である。その方法を図5(b)を参照して説明する。
【0082】Eの位置まで送られた記録をFの位置まで
戻した時点で、反射鏡57および58を通して記録紙の
裏の情報を読み取ることができる。
【0083】これら表面および裏面の双方の情報の組み
合わせを紙種の分類条件に加えることにより、紙種分類
の精度を向上させることができる。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
記録媒体のインク吸収特性の相違を利用して記録媒体の
種類を容易にかつ高精度で分類することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の一実施例を示す平面図
である。
【図2】(a)〜(c)は、いずれも各記録媒体のイン
ク吸収特性の違いをドットの形状で表した平面図であ
る。
【図3】(a)〜(c)は、紙種分類の情報を得るため
のマークの形成方法を示す平面図であり、(d)〜
(f)は、(a)〜(c)に示したマークの形成方法を
実施して得られたマークの濃度分布を示すグラフであ
る。
【図4】(a)〜(c)は、紙種分類に与える記録媒体
の下地の影響を加味した判定方法を示すもので、(a)
および(b)は下地が白色の場合と着色している場合の
マークの平面図であり、(c)は、(a)および(b)
のマークの濃度分布を示すグラフである。
【図5】(a)および(b)は画像読取センサとマーク
読取センサとを兼用とする画像形成装置の構成を示すも
ので、(a)は上面図であり、(b)は側断面図であ
る。
【符号の説明】
1 複写機本体(画像形成装置) P 記録紙(記録媒体) 2 マーク読取領域 3 マーク読取センサ 4 記録ヘッド(マーク形成手段) 5 記録領域 6 マーク 50 給紙トレイ 51 印字ヘッド 52 原稿画像読取センサ 53 画像読取範囲 54 パターン読取位置 55 反射鏡 56 反射鏡 57 反射鏡 58 反射鏡 E 記録紙表面情報読み取り位置 F 記録紙裏面情報読み取り位置

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体のインク吸収特性の違いを利用
    して2以上の種類を判別し分類する紙種分類装置であっ
    て、分類対象となる記録媒体上に予め形成されたマーク
    を読み取る読取センサと、該読取センサにより得られた
    前記マークに関するデータを演算し前記記録媒体の種類
    を判定する紙種判定手段とを有することを特徴とする紙
    種分類装置。
  2. 【請求項2】 前記記録媒体上にマークを、インクを吐
    出することにより形成するマーク形成手段をさらに含む
    ことを特徴とする請求項1記載の紙種分類装置。
  3. 【請求項3】 前記マーク形成手段は、前記マークとし
    て、複数のパターンのうちから少なくとも1つを選択す
    るものであることを特徴とする請求項2記載の紙種分類
    装置。
  4. 【請求項4】 前記マーク形成手段は、前記記録媒体の
    表裏面のうち少なくとも一方の面に前記マークを形成す
    るものであることを特徴とする請求項2または3に記載
    の紙種分類装置。
  5. 【請求項5】 前記読取センサは、前記記録媒体の表裏
    面の少なくとも一方の面に形成された前記マークを読み
    取るものであることを特徴とする請求項4記載の紙種分
    類装置。
  6. 【請求項6】 前記紙種判定手段は、前記読取センサに
    より読み取られた前記記録媒体の表裏面の双方に形成さ
    れた前記マークに関するデータの少なくとも一方を選択
    して前記記録媒体の種類を判定するものであることを特
    徴とする請求項5記載の紙種分類装置。
  7. 【請求項7】 前記紙種判定手段は、1画素の形で前記
    読取センサにより読み取られた前記マークに関するデー
    タを利用して前記記録媒体の種類を判定するものである
    ことを特徴とする請求項2記載の紙種分類装置。
  8. 【請求項8】 前記紙種判定手段は、前記読取センサに
    より読み取られた前記マークの所定面積における濃度に
    関するデータを利用して前記記録媒体の種類を判定する
    ものであることを特徴とする請求項2記載の紙種分類装
    置。
  9. 【請求項9】 前記紙種判定手段は、前記読取センサに
    より読み取られた前記マークの絶対値濃度に関するデー
    タを利用して前記記録媒体の種類を判定するものである
    ことを特徴とする請求項8記載の紙種分類装置。
  10. 【請求項10】 前記紙種判定手段は、前記読取センサ
    により読み取られた前記マークのうち、前記記録媒体の
    地の濃度と前記インク吐出部分の濃度の比率に関するデ
    ータを利用して前記記録媒体の種類を判定するものであ
    ることを特徴とする請求項8または9に記載の紙種分類
    装置。
  11. 【請求項11】 前記マーク形成手段は、印字可能な最
    小ドット径で多値印字するものであることを特徴とする
    請求項2記載の紙種分類装置。
  12. 【請求項12】 前記マーク形成手段は、印字可能な最
    淡色のインクで多値印字するものであることを特徴とす
    る請求項2記載の紙種分類装置。
  13. 【請求項13】 前記読取センサが前記マークを読み取
    る際に、光強度の変化が可能な光源をさらに含むことを
    特徴とする請求項1記載の紙種分類装置。
  14. 【請求項14】 記録媒体のインク吸収特性の違いを利
    用して2以上の種類を判別し分類する紙種分類方法であ
    って、分類対象となる記録媒体上に該記録媒体の種類を
    識別するためのマークを形成する工程と、該マークを読
    み取る工程と、該読み取られた前記マークに関するデー
    タを演算し前記記録媒体の種類を判定する工程とを含む
    ことを特徴とする紙種分類方法。
  15. 【請求項15】 前記マーク形成工程は、前記記録媒体
    上に、インクを吐出することにより前記マークを形成す
    ることを特徴とする請求項14記載の紙種分類方法。
  16. 【請求項16】 前記マーク読取工程は、前記マークを
    1画素の形で読み取ることを特徴とする請求項15記載
    の紙種分類方法。
  17. 【請求項17】 前記マーク読取工程は、前記マークを
    読み取る際に、光源の光強度を変化させ、複数回、前記
    マークを読み取ることを特徴とする請求項14記載の紙
    種分類方法。
  18. 【請求項18】 記録媒体のインク吸収特性の違いを利
    用して2以上の種類を判別し分類する紙種分類手段と、
    該紙種分類手段により分類された前記記録媒体のインク
    吸収特性に適した量のインクを吐出する画像形成手段と
    を有し、 前記紙種分類手段は、前記記録媒体上に予め形成され、
    かつ、該記録媒体の種類を識別するためのマークを読み
    取るマーク読取センサと、該マーク読取センサにより得
    られた前記マークに関するデータを演算し前記記録媒体
    の種類を判定する紙種判定手段とを含むことを特徴とす
    る画像形成装置。
  19. 【請求項19】 前記紙種分類手段は、前記記録媒体上
    にマークを、インクを吐出することにより形成するマー
    ク形成手段をさらに含むことを特徴とする請求項18記
    載の画像形成装置。
  20. 【請求項20】 前記マーク形成手段は、前記画像形成
    手段を兼ねるものであることを特徴とする請求項19記
    載の画像形成装置。
  21. 【請求項21】 前記画像形成手段が形成すべき画像を
    読み取る画像読取センサをさらに含み、該画像読取セン
    サは前記マーク読取センサを兼ねるものであることを特
    徴とする請求項19記載の画像形成装置。
  22. 【請求項22】 前記記録媒体と前記マーク読取センサ
    とを相対的に移動する移動手段をさらに含み、該移動手
    段により前記記録媒体と前記マーク読取センサとの相対
    速度を減じながら前記マーク読取センサによる前記マー
    クの読み取りを行うことを特徴とする請求項18記載の
    画像形成装置。
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