JPH09192488A - 基体上に分散された触媒金属および非酸性促進剤を含む触媒並びにその製造方法 - Google Patents

基体上に分散された触媒金属および非酸性促進剤を含む触媒並びにその製造方法

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JPH09192488A
JPH09192488A JP8000959A JP95996A JPH09192488A JP H09192488 A JPH09192488 A JP H09192488A JP 8000959 A JP8000959 A JP 8000959A JP 95996 A JP95996 A JP 95996A JP H09192488 A JPH09192488 A JP H09192488A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、第VIII金属と非酸性促進剤を同時
に基体上に分散させた、各種炭化水素の転化並びに選択
性の優れた触媒並びにその製造方法を提供するものであ
る。 【解決手段】 キレート化剤、促進剤金属塩の第1溶
液、第VIII金属化合物の第2溶液を調製し、この混合液
を熟成した後固体担体に含浸させ、焼成、還元して得た
触媒並びにその製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、炭化水素転化プロ
セスに用いる触媒特に、固体耐火性酸化物基体上に分散
された第VIII族金属および非酸性促進剤を含有した触媒
およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】第VIII族金属とアルカリ金属、錫、ゲル
マニウム、鉛、インジウム、ガリウムなどの変性剤を含
んだ触媒は先行技術においてよく知られている。例え
ば、米国特許出願4914075は第VIII族金属成分、アルカ
リまたはアルカリ土類金属成分、および、錫、ゲルマニ
ウム、鉛、インジウム、ガリウム、タリウム、あるいは
それらの混合物から選ばれる成分で構成される脱水素化
触媒を開示している。この触媒は基体に望ましい成分を
含浸させてつくられる。また、金属を基体上に含浸させ
るためにキレート化配位子を用いることができることも
知られている。例えば、米国特許出願4719196はエチレ
ン・ジアミンテトラ酢酸(EDTA)、貴金属、および
アンモニアを含んだ溶液を用いた触媒の調製について開
示している。
【0003】現在では、第VIII族金属および非酸性促進
剤金属を同時に含浸させるために、キレート化配位子の
使用を伴う触媒調製のプロセスも知られている。このプ
ロセスはEDTAなどのキレート化配位子と促進剤金属
を含んだ溶液をつくるプロセスを含んでいる。この溶液
を加熱し、次に、第VIII族金属金属化合物と含んだ溶液
と混合して、その結果できる混合溶液を熟成させる。こ
の熟成した溶液を用いてΘ−アルミナなどの耐火性酸化
物基体に含浸させ、次に、焼成、還元を行って促進剤金
属と第VIII族金属の両方が基体上に分散された触媒を得
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は第VIII族金属
と非酸性の変性金属を分散して、固体耐火性酸性物質基
体上に同時に含浸させた触媒並びにその製法を提供する
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、第VIII族金属
と非酸性促進剤を含んだ触媒が、キレート化剤と促進剤
金属塩を含む80℃からその沸点までの温度に加熱されて
調製された第1溶液と、第VIII族金属化合物を含んだ第
2の水溶液とを混合し、40〜100℃の温度で5分〜4時
間熟成し、次に固体耐火性酸性基体上に含浸させ、この
固体担体を300〜850℃で10分〜8時間焼成し、この焼成
触媒を300〜850℃で30分〜8時間還元して製造した触媒
並びにこれを製造する方法である。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の1実施態様は、a)キレ
ート化剤と少なくともひとつの促進剤金属塩を含み、80
℃から沸点の温度範囲に加熱された第1の溶液と、少な
くともひとつの第VIII族金属金属化合物を含んだ第2の
溶液と混合するステップと、b)その混合溶液を5分か
ら4時間、40〜100℃の温度下で熟成させるステップ
と、c)該混合溶液を固体耐火性酸化物基体上に含浸さ
せて、(金属としての)基体内の含浸固体パーセントを
それぞれ0.1〜1重量%、および0.5〜3重量%とさせる
ステップと、d)含浸された固体基体を300〜850℃の温
度で10分〜8時間焼成して、焼成された触媒を得るステ
ップと、そしてe)焼成された触媒を300〜850℃の温度
で還元して、該触媒を得るステップとで構成されてい
る。
【0007】別の実施態様では、上述のプロセスが300
〜850℃の温度下で、30分〜8時間、塩化水素/塩素の
ストリームで行われる。
【0008】さらに別の実施態様では、塩化アルミニウ
ムを該触媒上に沈着させるようにしてもよい。
【0009】本発明によって製造される触媒は、その上
に少なくとも1種の第VIII族金属と非酸性促進剤金属が
分散されている固体耐火性酸化物基体で構成されてい
る。この基体は、アルミナ類、シリカ/アルミナ、チタ
ニア、ジルコニア、およびゼオライトなどを含む先行技
術で公知の基体のいずれでもよい。基体として用いるこ
とができるアルミナ類にはガンマ・アルミナ、テータ・
アルミナ、デルタ・アルミナ、およびアルファ・アルミ
ナなどがあり、この内、ガンマおよびテータ・アルミナ
が好ましい。これらアルミナには、錫、ジルコニウム、
チタニウム、およびりん酸等の変性物を含むアルミナ類
が含まれる。また使用可能なゼオライトには、フォージ
ャサイト、ゼオライト・ベータ、L−ゼオライト、ZS
M−5,ZSM−8,ZSM−11,ZSM−12,および
ZSM−35などがある。基体は、球状、錠剤、ケーキ
上、押出成形物、粉末、粒状など、望ましいいずれの形
状ででも用いることができる。好ましい形状は直径が1.
59ミリメートルの粒子サイズの粒状であるが、0.79ミリ
メートル程度の小ささの粒子でも用いることができる。
球状アルミナ基体を作成するひとつの方法は、良く知ら
れている、本明細書に引例として組み込まれている米国
特許出願2629314に述べられているような油滴法によっ
て行う方法である。この油滴法は先行技術で教示されて
いる方法のいずれかを用い、さらに好ましくは、アルミ
ニウム金属を塩化水素酸と反応させてアルミニウム・ヒ
ドロゾルを形成するステップと、このヒドロゾルを適切
なゲル化剤と結合させるステップと、そして、その結果
できる混合物を加熱した油浴内に滴下させるステップと
で構成されている。混合物の油滴は、それらが安定して
ヒドロゲル球をつくるまで油浴中に保持される。次に、
これらの球を油浴から継続的に引き出して、通常は、オ
イルおよびアンモニア性溶液内で特殊な熟成、乾燥処理
を行って、さらに、物理的な特性を改善する。その結果
得られる熟成、ゲル化された球を水洗し、80〜260℃の
範囲の比較的低い温度で乾燥させて、さらに、455〜705
℃の温度で、1〜20時間焼成する。この処理で、ヒドロ
ゲルが対応する結晶性ガンマ・アルミナに転化する。テ
ータ・アルミナが望ましい場合は、ヒドロゾル球を950
〜1100℃の温度で焼成する。
【0010】1種類、または複数の種類の第VIII族金属
は、望ましい基体上に、以下のようにして分散される。
まず最初に、キレート化配位子および少なくとも一種類
の非酸性促進剤の水溶液を調製する。本発明によるプロ
セスで用いることができるキレート化配位子には、分解
しても、基体上に硫黄などの劣悪化成分を残さないアミ
ノ酸などがある。これらアミノ酸の具体的な例として
は、エチレンジアミンテトラ酢酸、ニトリロトリ酢酸、
N−メチルアミノジ酢酸、グリシン、アラニン、サルコ
シン、α−アミノイソブチル酸、N,N−ジメチルグリ
シン、α,β−ジアミノプロピオネート、アスパルテー
ト、グルタメート、ヒスチジン、およびメチオニンなど
がある。この第1の溶液のもうひとつの必要成分は非酸
性金属促進剤である。この金属促進剤はアルカリおよび
アルカリ土類金属で構成されるグループから選択され
る。使用可能なこれら促進剤金属の塩の例としては、水
酸化カルシウム、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、
水酸化セシウム、水酸化マグネシウムなどがある。その
結果できる溶液を80℃程度からその沸点までの温度範
囲、好ましくは90〜102℃の温度に加熱する。キレート
化配位子と金属塩の比率は1:8から、好ましくは1.5
〜4の範囲で変動する。
【0011】第1の溶液は、次に、少なくとも1種類の
第VIII族金属成分を含む第2の水溶液と混合される。望
ましい基体上に分散させられる第VIII族金属としては、
ロジウム、パラジウム、白金、ニッケル、コバルト、お
よび鉄が好ましく、ロジウム、パラジウム、および白金
が最も好ましい。本発明のプロセスで用いることができ
る第VIII族金属の例としては、塩化白金酸、パラジック
酸、塩化テトラアミン白金、塩化テトラアミン・パラジ
ウム、臭素白金酸、塩化ロジウム、塩化ルテニウム、硝
酸ガリウム、塩化ニッケル、硝酸ニッケル、硝酸コバル
ト、硝酸鉄、および塩化鉄などである。第1および第2
の溶液の混合によって、第VIII族金属とキレート化配位
子との間の錯体が形成される。金属促進剤もこの錯体の
一部に組み込まれる場合もある。この錯体を形成するた
めには、キレート化配位子と第VIII族金属との間の比率
を0.5〜30、好ましくは5〜13の範囲に設定する。この
比率は、促進剤金属および第VIII族金属の濃度に依存
し、金属の濃度が高いほど、この比率も高い方が好まし
い。第VIII族金属および促進剤金属の濃度はかなり変動
するが、通常は、(金属としての)基体の重量%で、そ
れぞれ0.2〜1重量%、および0.5〜3重量%に設定す
る。
【0012】上に述べたこの第1の溶液は、水酸化アン
モニウム、およびNR123R4+-の化学式を有し、
1,R2,R3,R4をそれぞれメチル、エチル、プロピ
ル、ブチル、またはt−ブチルとし、Xを水酸化物とす
る四価アンモニウム化合物で構成されるグループから選
択される塩基性化合物を含んでいてもよい。これら塩基
性化合物のひとつ、あるいはそれ以上を付加する目的
は、金属の分布を変えるための溶液のpHの調製である。
つまり、いくつかの例では、金属を均一に分散させるの
が望ましいかもしれないし、他の例では、表面上の濃度
をより大きくする方が望ましいかもしれない。さらに、
第VIII族金属の分布は促進剤金属の分布によっても違っ
てくる。何らかの理論にしばられることは望んでいない
が、基体上の等電点(IEP)と含浸溶液のpHとの間に
は関係があるように思われる。IEPが、例えば8など
と高く、pHが低い(1〜2)場合、強い結合あるいは化
学吸着が金属の表面含浸をもたらす可能性がある。pHを
6〜9の範囲に高めると、かなり均一の分布が得られ
る。同様に、IEPとpHの両方が低いと、金属の均一の
分布がもたらされる。
【0013】混合溶液を得た後、40〜100℃の温度下
で、5分〜4時間熟成される。次に、熟成された混合溶
液は先行技術で公知の方法で基体上に金属を沈着させる
ために用いられる。この方法には、噴霧含浸および蒸着
含浸などの方法がある。噴霧含浸は少量の混合溶液を取
ってそれを、基体が移動している間に基体上に噴霧する
ステップを含んでいる。噴霧が終了すると、湿った基体
を乾燥したり、仕上げステップのために他の装置に移す
ことができる。蒸着含浸のひとつの具体的な方法として
は、スチーム・ジャケットした回転ドライアーの使用を
伴う。この方法では、基体はドライアー内に配置された
含浸溶液内に浸し、基体をドライアーの回転運動でころ
がさせる。ころがっている基体に接触した溶液の蒸発
は、ドライアー・ジャケットにスチームを加えることで
促進される。次に、含浸された基体を60〜300℃程度の
温度で乾燥し、さらに、300〜850℃の温度範囲で30分〜
8時間焼成して、焼成された触媒を得る。最後に、焼成
された触媒を、還元性雰囲気、好ましくは水素の下で、
300〜850℃の温度下で、30分〜8時間程度触媒を加熱す
る。これによって、第VIII族金属が金属、あるいはゼロ
価状態になる。
【0014】本発明による上記プロセスのひとつの適用
可能なステップとして、上記還元ステップ前に上記焼成
触媒をオキシ塩素化するステップがある。こうしたステ
ップが望ましい場合は、この焼成触媒を反応器に入れ
て、その触媒上を、塩酸または塩素を含んだガス性スチ
ームを、2〜40lb/時間の流量、300〜850℃、10分〜6
時間流させる。このガス性スチームは塩化水素/塩素ス
チーム、水/HClスチーム、水/Cl2スチーム、あ
るいは塩素スチームなどである。このステップの目的
は、第VIII族金属を最適に分散させて、最終的な触媒上
に一定の量の塩素を含ませることである。上の触媒成分
に加えて、他の成分をこの触媒に加えることもできる。
例えば、錫、ゲルマニウム、鉛、インジウム、ガリウ
ム、タリウム、およびそれらの混合物で構成されるグル
ープから選択される第2の変性剤金属をこの触媒に加え
ることができる。この第2の変性剤金属は、例えば、金
属成分の溶液をヒドロゾルに加えることによって、基体
の調製中に加えることもできるし、あるいは、第VIII族
金属および脾臓細胞促進剤による含浸の前、あるいは後
に基体上に含浸させることもできる。基体上への含浸
は、第2の変性剤金属のための適切な含浸溶液を用い
て、上に述べたのと同様の方法で実行することができ
る。
【0015】この触媒をアルキル化のために用いる場合
は、この触媒はフリーデル−クラフト活性を有する金属
ハロゲン化物も含むことになる。ここでいうアルキル化
とは、C2〜C6オレフィン類を4〜6個の炭素原子を
含むアルカン類でアルキル化することを意味している。
このタイプのアルキル化は、通常、自動車燃料アルキル
化と呼ばれている。この金属ハロゲン化物は、触媒を焼
成し、必要ならばオキシ塩素化し、さらに還元した後に
触媒上に沈着させる。フィーデル−クラフト活性を有す
る金属としてはアルミニウム、ジルコニウム、錫、タン
タルム、チタニウム、ガリウム、アンチモニー、および
それらの混合物などがある。好ましい金属はアルミニウ
ム、ガリウム、硼素、およびそれらの混合物である。適
切なハロゲン化物はふっ素化物、塩素化物、および臭素
化物である。こうした金属ハロゲン化物の代表的なもの
としては、塩化アルミニウム、臭化アルミニウム、塩化
鉄、臭化鉄、塩化ジルコニウム、臭化ジルコニウム、三
ふっ化硼素、四塩化チタニム、塩化ガリウム、四塩化
錫、ふっ化アンチモン、塩化タルタルなどである。これ
らの金属ハロゲン化物のうちで、アルミニウムハロゲン
化物が好ましく、特に塩化アルミニウムが好ましい。三
ふっ化硼素を除けば、塩化物が一般的には好ましいハロ
ゲン化物である。
【0016】これらの金属ハロゲン化物は基体の結合ヒ
ドロキシル類と反応する。したがって、この種のアルキ
ル化触媒にとっては、基体が結合ヒドロキシル類を有し
ていることが必要である。金属ハロゲン化物と結合表面
ヒドロキシル基との間の反応は、例えば、その金属ハロ
ゲン化物を、基体の粒子の表面に昇華、あるいは蒸着さ
せることによって、確実に達成される。この反応にとも
なって、その上に吸着されている金属ハロゲン化物1モ
ルあたり、0.5〜2.0モル程度のハロゲン化水素が消失す
る。反応温度は、金属ハロゲン化物がガス相で反応する
場合は、金属ハロゲン化物の反応性およびその昇華温度
あるいは沸点などの変数に依存し、また、基体の性質に
も依存している。例えば、実例に示されているように塩
化アルミニウムとアルミナを用いた場合、反応は190〜6
00℃の温度で確実に起きる。基体の結合表面ヒドロキシ
ル基と反応する金属ハロゲン化物の量は、一般的には、
この複合物上のフリーデル−クラフト金属の重量パーセ
ントで示される。この量は用いられる基体のタイプ、基
体の結合表面ヒドロキシルの相対的な数(用いられる特
定の酸化物に関連している場合がある)、用いられる具
体的なフリーデル−クラフト金属ハロゲン化物、それ
に、フリーデル−クラフト・タイプの金属ハロゲン化物
と結合表面ヒドロキシルとの間の反応を起こさせるため
に用いられる具体的な手順などに応じて変わる。一例と
して、アルミナ上のアルミニウムに関する経験則から、
最終的な複合物内のアルミニウム重量パーセントとして
表現される塩化アルミニウムの量は0.1強〜2.5%の範囲
で、このレベルは基本的に基体上の結合表面ヒドロキシ
ル基の数の関数となっている。
【0017】本発明のプロセスによって製造される種々
の触媒は、多数の炭化水素転化プロセスにとって有益で
ある。例えば、第VIII金属、特に白金と、第1の変性金
属、第2の変性金属、特に錫、を含んだ触媒は、脱水素
化触媒として用いられる。炭化水素の脱水素化は触媒を
脱水素化条件に維持された脱水素化ゾーン内で脱水素化
可能な炭化水素と接触させるプロセスを含んでいる。こ
の接触は、固定触媒床システム、移動触媒床システム、
流動床システム、あるいはバッチ・タイプ・システムの
いずれかを用いて行うことができ、固定床システムが好
ましい。脱水素化できる炭化水素には、パラフィン類、
アルキル芳香炭化水素化合物、ナフテン類、それにオレ
フィン類などを含む、炭素原子数が2〜30以上の脱水素
化可能炭化水素が含まれる。特に好ましい脱水素化可能
炭化水素はC2〜C6パラフィン類、プロパン、および
ブタン類である。脱水素化条件には、400〜900℃の温
度、1〜1013kPa(0.01〜10絶対大気圧)の圧力、およ
び0.1〜0.01時間の液体時間空間速度(LHSV)が含
まれる。脱水素化プロセスを行う上でのその他の条件お
よび一般的な配慮は先行技術において公知であり、例え
ば、本明細書に引例として組み込まれている米国特許出
願4914075に具体的に述べられている。金属ハロゲン化
物の機能を加えることによって、本発明による触媒は自
動車燃料アルキル化のためにも用いることができる。自
動車燃料アルキル化はアルカン類およびアルケン類の原
料混合物と取って、それをアルキル化条件で望ましい触
媒と反応させることによって行われる。アルキル化の条
件には、低い方では−10℃、そして高い方では100℃の
温度が含まれ、この温度は用いられる具体的な原料と触
媒の性質によって決まる。10〜50℃の範囲の温度が好ま
しい。この反応は液相内で反応物を維持するのに十分な
圧力の下で行われる。アルキル化反応ゾーンは、通常、
望ましい触媒の床を用い、液相反応物混合物を0.1〜0.2
時間のLHSVで通過させる。
【0018】
【実施例1】純水262.5gを入れたフラスコ内に、22.3
gの水酸化カリウム溶液(39.5%KOH)と11.6gのE
DTAと合して溶液をつくった。この溶液を沸騰するま
で加熱して、次に、温度が70℃に制御されている回転蒸
発器に移した。この蒸発器に79.1gの純水と86gの塩素
白金酸(2.92%Pt)を含んだ溶液86gと含む第2の溶
液を加えた。混合溶液を蒸発器内で45分間熟成させた。
熟成させた溶液に、0.3重量%の錫を含み、米国特許出
願4914075(実施例1)に述べられているような方法で
つくられたガンマ・アルミナ球を283.5g加えた。温度
を100℃まで上げ、基体を5時間回転した。次に、含浸
された基体を乾燥した空気中で565℃の温度まで加熱し
た。この温度に到達した時に、HClおよびCl2を含
んだエア・ストリームを触媒中に6時間通過させた。最
後に、触媒上に純粋な水素を562℃の温度下で2.5時間流
して、触媒を還元した。この触媒を分析したところ、0.
75重量%のPtと2.2重量%のKを含んでいることが示さ
れた。白金は基体内に非常に均一に分散していたが、カ
リウムは表面から内部に向けて多少の分布勾配があった
(表面の方が高い)。この触媒を触媒Aとする。
【0019】
【実施例2】276.7gの純水を入れたフラスコに、8.1g
の水酸化カリウム溶液(39%KOH)、および4.2gの
EDTAを合して溶液をつくった。この溶液を沸点まで
加熱して、次に、温度を70℃に維持した回転蒸発器に入
れた。この蒸発器に、102.7gの純水と、塩素白金酸
(2.92%Pt)を含んだ溶液62.4gの溶液を含んだ第2
の溶液を加えた。この混合溶液を蒸発器内部で45分間熟
成させた。この熟成させた溶液に0.3重量%の錫を含
み、最初に、米国特許出願4914075(実施例1)に述べ
られている方法でガンマ・アルミナ球(プラス錫)をつ
くり、次に基体を565℃の温度に2時間加熱してつくっ
たテータ・アルミナ球310.5gを加えた。温度を100℃に
上げて、基体を5時間回転させた。次に、含浸された基
体を乾燥空気中で565℃の温度に加熱した。この温度に
到達した後、HClおよびCl2を含んだエア・ストリ
ームを触媒中に6時間流した。最後に、純粋な水素を触
媒上に562℃の温度下で2.5時間流して、この触媒を還元
した。触媒を分析した結果、0.60重量%のPtと0.73%
のKが含まれていることが分かった。この触媒を触媒B
とした。この触媒では白金は均一に分散されていること
が分かったが、カリウムは表面の方に集中していた。
【0020】
【実施例3】純水276.8gを含んでいるフラスコに7.9g
の水酸化カリウム溶液(39.5%KOH)、EDTA4.17
g、そして水酸化テトアメチルアンモニウム4.0gを加
えて溶液をつくった。この溶液を沸騰するまで加熱し
て、次に、温度を70℃に維持した回転蒸発器に移した。
この蒸発器に、102.34gの純水と塩素白金酸(2.92%P
t)を含んだ第2の溶液62.8gを加えた。この混合溶液
を蒸発器内で45分間熟成させた。この熟成した溶液に、
0.3重量%の錫を含み、まず最初に米国特許出願4914075
(実施例1)に述べられている方法でガンマ・アルミナ
球をつくり、次に基体を1037℃の温度に2時間焼成して
つくったテータ・アルミナ球310.5gを加えた。温度を1
00℃に上げて、基体を5時間回転させた。次に、含浸さ
れた基体を乾燥空気中で565℃の温度に加熱した。この
温度に到達した後、HClとCl2を含んだエア・スト
リームを触媒中に6時間流した。最後に、この触媒上に
純粋の水素を562℃の温度下で2.5時間流して、この触媒
を還元した。この触媒を分析した結果、0.6重量%のPt
と、0.7重量%のKが含まれていることがわかった。白
金とカリウムの両方とも、基体全体に均一に分布してい
た。この触媒を触媒Cとする。
【0021】
【実施例4】触媒A、B、およびCの脱水素化活性に関
するテストを行った。垂直反応器内に、532℃に加熱し
た20ccの触媒を入れた。反応器を通じて、イソブタンと
水素をH2/HC比で1.0モル/モルの比率で含んだ原料
スロチームを0.05時間のLHSVで流した。このストリ
ームを流した時間を基準として転化率を測定した。この
テストによって得られた各触媒についての結果を下表に
示す。
【0022】
【表1】 このデータから、白金とカリウムが均一に分散した触媒
Cが、最高の転化率と選択性を示していることが分か
る。
【0023】
【発明の効果】本発明は各種炭化水素の転化触媒として
極めて優れた転化率と選択性を有する触媒並びにその製
造方法を提供する工業的に有用な効果を有する発明であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 11/02 6958−4H C07C 11/02 // C07B 61/00 300 C07B 61/00 300 (72)発明者 トーマス ケイ.マクブライド,ジュニア ー. アメリカ合衆国 60005 イリノイズ,ア ーリンタン ハイツ,サウス セイラム レイン 1211 (72)発明者 カール ジー.スタイグリーダー アメリカ合衆国 60137 イリノイズ,グ レン エリン,ウエスタン 772

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)キレート化剤と少なくとも1つの促
    進剤金属塩を含む、80℃から沸点の範囲に加熱された第
    1の水溶液と、少なくとも1種の第VIII族金属化合物を
    含んだ第2の水溶液とを混合して混合液を調製し、 b)40〜100℃の温度範囲下で、5分〜4時間上記溶液
    を熟成し、 c)該混合溶液を固体耐火性酸性基体上に含浸させて含
    浸固体基体を調製し、 d)該固体基体を300〜850℃の温度で10分〜8時間焼成
    し、 e)該焼成触媒を300〜850℃の温度で30分〜8時間還元
    して製造した触媒。
  2. 【請求項2】 固体耐火性酸化物基体上に分散された第
    VIII族金属および非酸性促進剤を含んだ触媒を製造する
    方法において、 a)キレート化剤と少なくとも1つの促進剤金属塩を含
    んでおり、80℃〜沸点の範囲に加熱された第1の水溶液
    と、少なくとも1種類の第VIII族金属化合物を含んだ第
    2の水溶液とを混合して混合溶液をつくるプロセスと、 b)40℃〜100℃の範囲の温度下で、5分〜4時間、上
    記溶液を熟成させるプロセスと、 c)該混合溶液を固体耐火性酸性基体上に含浸させて含
    浸固体基体をつくるプロセスと、 d)該固体基体を300〜850℃の温度で10分〜8時間焼成
    して、焼成触媒をつくるプロセスと、 e)上記焼成触媒を300〜850℃程度の温度で30分〜8時
    間程度還元して、該触媒を調製するプロセスよりなるこ
    とを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 上記非酸性促進剤がアルカリ金属、ある
    いはアルカリ土類金属塩で構成されるグループから選択
    され、上記第VIII族金属が白金、パラジウム、ロジウ
    ム、ルテニウム、コバルト、ニッケル、および鉄で構成
    されるグループから選択される請求項2の方法。
  4. 【請求項4】 上記第VIII族金属が白金であり、上記促
    進剤がカリウムである請求項2または3の方法。
  5. 【請求項5】 上記第1の溶液が水酸化アンモニウムお
    よびNR1234 +-の化学式(R1,R2,R3,R4
    がそれぞれメチル、エチル、プロピル、ブチル、あるい
    はt−ブチルであり、Xが水酸化物である)よりなるグ
    ループから選択された塩基性化合物を含む請求項2,3
    または4の方法。
  6. 【請求項6】 ステップ(d)後に、上記触媒をHCl
    /Cl2、水/HCl、水/Cl2およびCl2で構成さ
    れるグループから選択されるストリームで、2lb/時間
    〜40lb/時間の割合で、300〜850℃程度の温度下で、10
    分〜6時間処理する請求項2〜請求項5のいずれかの方
    法。
  7. 【請求項7】 ステップ(e)後に、フィーデル−クラ
    フト活性を有する金属ハロゲン化物を、上記金属ハロゲ
    ン化物を上記基体上で結合表面水酸基と反応させること
    によって、上記基体の表面上に沈着させることを特徴と
    する請求項2〜請求項6のいずれかの方法。
  8. 【請求項8】 上記金属ハロゲン化物がアルミニウム、
    ガリウム、ホウ素のハロゲン化物、あるいはそれらの混
    合物であることを特徴とする請求項7の方法。
  9. 【請求項9】 上記キレート化剤および促進剤金属塩が
    1〜8の割合で上記第1の溶液内に存在している請求項
    2〜8のいずれかの方法。
  10. 【請求項10】 上記耐火性酸性基体が錫、ゲルマニウ
    ム、鉛、インジウム、ガリウム、タリウム、およびそれ
    らの混合物から選択される変性剤金属を含んでいる請求
    項2〜9のいずれかの方法。
  11. 【請求項11】 上記第1の溶液内で用いられるキレー
    ト化剤がエチレンジアミンテトラ酢酸、N−メチルアミ
    ノジ酢酸、イミノジ酢酸、グリシン、アラニン、サルコ
    シン、α−アミノイソブチル酸、N,N−ジメチルグリ
    シン、α,β−ジアミノプロピオネート、アスパルテー
    ト、グルタメート、ヒスチジン、およびメチオニンより
    なるグループから選択される請求項2〜10のいずれかの
    方法。
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KR100816485B1 (ko) * 2006-11-09 2008-03-24 한국화학연구원 귀금속 담지 유-무기 메조세공체의 물질을 이용한 특정물질제거 방법

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