JPH09191309A - マルチキャスト通信システム - Google Patents
マルチキャスト通信システムInfo
- Publication number
- JPH09191309A JPH09191309A JP8001304A JP130496A JPH09191309A JP H09191309 A JPH09191309 A JP H09191309A JP 8001304 A JP8001304 A JP 8001304A JP 130496 A JP130496 A JP 130496A JP H09191309 A JPH09191309 A JP H09191309A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- communication
- terminal
- group
- host
- multicast
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Small-Scale Networks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明はマルチキャスト通信システムに関
し、各端末はマルチキャスト通信を意識することなく、
他の端末と通信中のソースと通信を行なうことができる
マルチキャスト通信システムを提供することを目的とし
ている。 【解決手段】 ホストと複数の端末が接続されたマルチ
キャスト通信システムにおいて、前記ホスト内に、各端
末からの通信要求を受信する受信手段と、ソースの種別
と、これに対応するグループIDと、該当ソースからの
情報を通信中の端末番号とを記憶する通信状態管理テー
ブルとを設け、前記ホストは該通信状態管理テーブルの
内容に従って、マルチキャスト通信を行なうように構成
する。
し、各端末はマルチキャスト通信を意識することなく、
他の端末と通信中のソースと通信を行なうことができる
マルチキャスト通信システムを提供することを目的とし
ている。 【解決手段】 ホストと複数の端末が接続されたマルチ
キャスト通信システムにおいて、前記ホスト内に、各端
末からの通信要求を受信する受信手段と、ソースの種別
と、これに対応するグループIDと、該当ソースからの
情報を通信中の端末番号とを記憶する通信状態管理テー
ブルとを設け、前記ホストは該通信状態管理テーブルの
内容に従って、マルチキャスト通信を行なうように構成
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマルチキャスト通信
システムに関する。
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図16は従来システムの概念図である。
図において、1はホスト、2は該ホストと接続される複
数の通信端末(以下単に端末と略す:TE)、3は同じ
く前記ホスト1と接続されるソース(情報発信源)であ
る。図では、端末2が#1〜#4までの4台接続されて
いる例を示す。なお、ソース3としては、任意の端末を
用いることができる。そして、1つのソース3から全て
の端末2に情報が届くようになっている。
図において、1はホスト、2は該ホストと接続される複
数の通信端末(以下単に端末と略す:TE)、3は同じ
く前記ホスト1と接続されるソース(情報発信源)であ
る。図では、端末2が#1〜#4までの4台接続されて
いる例を示す。なお、ソース3としては、任意の端末を
用いることができる。そして、1つのソース3から全て
の端末2に情報が届くようになっている。
【0003】図では、ホスト1,端末2及びソース3が
信号線で接続されている場合を示しているが、無線等で
も同様である。マルチキャスト通信とは、1つの端末か
ら特定の複数の端末に向けて1対n通信を行なうことを
いう。1つの送り元から複数の宛先へのマルチキャスト
通信は、伝送路の利用効率を高めることになる。
信号線で接続されている場合を示しているが、無線等で
も同様である。マルチキャスト通信とは、1つの端末か
ら特定の複数の端末に向けて1対n通信を行なうことを
いう。1つの送り元から複数の宛先へのマルチキャスト
通信は、伝送路の利用効率を高めることになる。
【0004】マルチキャスト通信を実現するために、各
端末2はグループ化されており、各グループには1個の
ID(アドレス)が付される。例えば、IPマルチキャ
ストの場合、予めマルチキャスト用のID(IPアドレ
スのクラスDを使用)を各端末2に設定しておき、その
IDを基にマルチキャスト通信を行なう。4は送信デー
タフォーマットであり、グループID部4aとデータ部
4bより構成されている。
端末2はグループ化されており、各グループには1個の
ID(アドレス)が付される。例えば、IPマルチキャ
ストの場合、予めマルチキャスト用のID(IPアドレ
スのクラスDを使用)を各端末2に設定しておき、その
IDを基にマルチキャスト通信を行なう。4は送信デー
タフォーマットであり、グループID部4aとデータ部
4bより構成されている。
【0005】図に示す例は、ソース3からグループID
がAの端末にデータXXを送信している例を示す。各端
末2には、グループID(A〜D)が付されている。各
端末2は、自己がどのグループIDであるか、またマル
チキャスト通信であるかを認識しており、グループAの
#1の端末2のみがソース3からのデータXXを取り込
む。残りのグループIDの異なる端末2は、ソース3か
らのデータXXを廃棄する。
がAの端末にデータXXを送信している例を示す。各端
末2には、グループID(A〜D)が付されている。各
端末2は、自己がどのグループIDであるか、またマル
チキャスト通信であるかを認識しており、グループAの
#1の端末2のみがソース3からのデータXXを取り込
む。残りのグループIDの異なる端末2は、ソース3か
らのデータXXを廃棄する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
のマルチキャスト通信システムの場合には、各端末2
が、自己がどのグループIDであるかと、マルチキャス
ト通信であることを常に意識している必要があった。
のマルチキャスト通信システムの場合には、各端末2
が、自己がどのグループIDであるかと、マルチキャス
ト通信であることを常に意識している必要があった。
【0007】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであって、各端末はマルチキャスト通信を意識する
ことなく、他の端末と通信中のソースと通信を行なうこ
とができるマルチキャスト通信システムを提供すること
を目的としている。
ものであって、各端末はマルチキャスト通信を意識する
ことなく、他の端末と通信中のソースと通信を行なうこ
とができるマルチキャスト通信システムを提供すること
を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理ブロ
ック図である。図16と同一のものは、同一の符号を付
して示す。図に示すシステムは、ホスト1と複数の端末
2が接続されたマルチキャスト通信システムを構成して
おり、これら端末のうちの1つがソース(情報発信源)
3となっている。或いは、専用のソースであってもよ
い。図において、10は各端末2からの通信要求を受信
する受信手段、20はソースの種別と、これに対応する
グループIDと、該当ソースからの情報を通信中の端末
番号とを記憶する通信状態管理テーブルである。
ック図である。図16と同一のものは、同一の符号を付
して示す。図に示すシステムは、ホスト1と複数の端末
2が接続されたマルチキャスト通信システムを構成して
おり、これら端末のうちの1つがソース(情報発信源)
3となっている。或いは、専用のソースであってもよ
い。図において、10は各端末2からの通信要求を受信
する受信手段、20はソースの種別と、これに対応する
グループIDと、該当ソースからの情報を通信中の端末
番号とを記憶する通信状態管理テーブルである。
【0009】請求項1記載の発明によれば、ホスト1は
各端末2からの通信要求を受けると、通信状態管理テー
ブル20を参照して、ソース種別毎にグループIDと通
信中端末番号の管理を行なうことにより、各端末はマル
チキャスト通信を意識することなく、他の端末と通信中
のソースと通信を行なうことができる。
各端末2からの通信要求を受けると、通信状態管理テー
ブル20を参照して、ソース種別毎にグループIDと通
信中端末番号の管理を行なうことにより、各端末はマル
チキャスト通信を意識することなく、他の端末と通信中
のソースと通信を行なうことができる。
【0010】請求項2記載の発明は、前記ホストは、端
末からの通信要求を受けると、前記通信状態管理テーブ
ルを参照し、通信要求と同じソースを検索し、存在する
場合には、そのグループIDを読み出して該当通信端末
の端末番号を通信状態管理テーブルに登録し、存在しな
い場合には新しくグループIDを作成し、グループID
及び該当端末の端末番号を通信状態管理テーブルに登録
することを特徴としている。
末からの通信要求を受けると、前記通信状態管理テーブ
ルを参照し、通信要求と同じソースを検索し、存在する
場合には、そのグループIDを読み出して該当通信端末
の端末番号を通信状態管理テーブルに登録し、存在しな
い場合には新しくグループIDを作成し、グループID
及び該当端末の端末番号を通信状態管理テーブルに登録
することを特徴としている。
【0011】この発明の構成によれば、前記ホストは、
端末からの通信要求を受けると、前記通信状態管理テー
ブルを参照し、通信要求と同じソースを検索し、存在す
る場合には、そのグループIDを読み出して該当通信端
末を通信状態管理テーブルに登録し、存在しない場合に
は新しくグループIDを作成し、グループID及び該当
端末を通信状態管理テーブルに登録することにより、ホ
スト側でグループIDの管理を統一的に行なうことで、
各端末はマルチキャスト通信を意識する必要がなくな
る。
端末からの通信要求を受けると、前記通信状態管理テー
ブルを参照し、通信要求と同じソースを検索し、存在す
る場合には、そのグループIDを読み出して該当通信端
末を通信状態管理テーブルに登録し、存在しない場合に
は新しくグループIDを作成し、グループID及び該当
端末を通信状態管理テーブルに登録することにより、ホ
スト側でグループIDの管理を統一的に行なうことで、
各端末はマルチキャスト通信を意識する必要がなくな
る。
【0012】請求項3記載の発明は、前記ホストは、ポ
イント・トウ・ポイント通信の暗号を用いて、グループ
IDと暗号キーをマルチキャストを行なう端末に通知す
ることを特徴としている。
イント・トウ・ポイント通信の暗号を用いて、グループ
IDと暗号キーをマルチキャストを行なう端末に通知す
ることを特徴としている。
【0013】この発明の構成によれば、ホスト1と端末
2とを暗号を用いたポイント・トウ・ポイント通信(1
対1通信)接続することにより、他の端末2に知られる
ことなく各端末2にグループIDと暗号キーを通知する
ことが可能となる。
2とを暗号を用いたポイント・トウ・ポイント通信(1
対1通信)接続することにより、他の端末2に知られる
ことなく各端末2にグループIDと暗号キーを通知する
ことが可能となる。
【0014】請求項4記載の発明は、前記ホストは、端
末に情報を通知するに際し、グループIDにビットフラ
グを設け、このビットフラグの値により、マルチキャス
ト通信かポイント・トウ・ポイント通信かを識別させる
ようにしたことを特徴としている。
末に情報を通知するに際し、グループIDにビットフラ
グを設け、このビットフラグの値により、マルチキャス
ト通信かポイント・トウ・ポイント通信かを識別させる
ようにしたことを特徴としている。
【0015】この発明の構成によれば、各端末でホスト
1からの通信がマルチキャスト通信であるか、ポイント
・トウ、ポイント通信であるかを速やかに認識すること
ができる。
1からの通信がマルチキャスト通信であるか、ポイント
・トウ、ポイント通信であるかを速やかに認識すること
ができる。
【0016】請求項5記載の発明は、前記ホストは、暗
号キー識別子を用いて定期的に暗号キーを変更するよう
にしたことを特徴としている。この発明の構成によれ
ば、暗号キーを定期的に変更することにより、暗号キー
が他人に知られることをより確実に防止することができ
る。
号キー識別子を用いて定期的に暗号キーを変更するよう
にしたことを特徴としている。この発明の構成によれ
ば、暗号キーを定期的に変更することにより、暗号キー
が他人に知られることをより確実に防止することができ
る。
【0017】請求項6記載の発明は、グループIDに特
別の値を設定することにより、ブロードキャストを識別
できるようにし、前記端末は、受信した信号からブロー
ドキャストの状態を検知した場合には、受信信号の復号
を行なわないようにしたことを特徴としている。
別の値を設定することにより、ブロードキャストを識別
できるようにし、前記端末は、受信した信号からブロー
ドキャストの状態を検知した場合には、受信信号の復号
を行なわないようにしたことを特徴としている。
【0018】この発明の構成によれば、各端末は受信し
た情報がマルチキャストであるかブロードキャストであ
るかを容易に認識することができる。しかも、ブロード
キャストであれば、復号する必要がないので、データを
より高速に受信処理することができる。
た情報がマルチキャストであるかブロードキャストであ
るかを容易に認識することができる。しかも、ブロード
キャストであれば、復号する必要がないので、データを
より高速に受信処理することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態例を詳細に説明する。図2は本発明の第1の実
施の形態例を示すブロック図である。図1と同一のもの
は、同一の符号を付して示す。図において、4は各端末
2内に設けられたグループIDを記憶するグループID
記憶部である。ソース3としては、例えばCATV(ケ
ーブルテレビ)や、NVOD(ビデオオンデマンド)部
が用いられる。このように構成されたシステムの動作を
説明すれば、以下の通りである。
施の形態例を詳細に説明する。図2は本発明の第1の実
施の形態例を示すブロック図である。図1と同一のもの
は、同一の符号を付して示す。図において、4は各端末
2内に設けられたグループIDを記憶するグループID
記憶部である。ソース3としては、例えばCATV(ケ
ーブルテレビ)や、NVOD(ビデオオンデマンド)部
が用いられる。このように構成されたシステムの動作を
説明すれば、以下の通りである。
【0020】(1)TE−#2の追加動作 今、#1の端末2(TE−#1)では、CH1の番組を
見るためにソース3と通信を行なっているものとする。
図3は通信状態管理テーブル20の遷移を示す図で、
今、通信状態管理テーブル20は、(a)に示すような
状態であるものとする。図に示すように通信状態管理テ
ーブル20は、ソースの種別20aと、これに対応する
グループID20bと、該当ソースからの情報を通信中
の端末番号20cから構成されている。
見るためにソース3と通信を行なっているものとする。
図3は通信状態管理テーブル20の遷移を示す図で、
今、通信状態管理テーブル20は、(a)に示すような
状態であるものとする。図に示すように通信状態管理テ
ーブル20は、ソースの種別20aと、これに対応する
グループID20bと、該当ソースからの情報を通信中
の端末番号20cから構成されている。
【0021】例えば、端末番号TE−#1は、グループ
IDがXYZであり、ソースとしては、CATVのCH
1を見ている。端末番号TE−#3は、グループIDが
AXYであり、ソースとしてはCATVのCH2を見て
いる。そこに、#2の端末2(TE−#2)もCH1の
番組を見る場合を例にとって説明する。
IDがXYZであり、ソースとしては、CATVのCH
1を見ている。端末番号TE−#3は、グループIDが
AXYであり、ソースとしてはCATVのCH2を見て
いる。そこに、#2の端末2(TE−#2)もCH1の
番組を見る場合を例にとって説明する。
【0022】TE−#2は、ホスト1に対してCATV
のCH1の通信要求を行なう。ホスト1では、受信手段
10でこの要求を受信すると、現在の通信状態を管理し
ている通信状態管理テーブル20を参照する。そして、
同じソースはないか検索する。図3の(a)の状態で
は、同じソース(CATVのCH1)があるので、通信
状態管理テーブル20の該当する端末番号20cの領域
に#2の端末(TE−#2)を登録する。
のCH1の通信要求を行なう。ホスト1では、受信手段
10でこの要求を受信すると、現在の通信状態を管理し
ている通信状態管理テーブル20を参照する。そして、
同じソースはないか検索する。図3の(a)の状態で
は、同じソース(CATVのCH1)があるので、通信
状態管理テーブル20の該当する端末番号20cの領域
に#2の端末(TE−#2)を登録する。
【0023】この結果、通信状態管理テーブル20の状
態は(b)に示すようなものとなる。即ち、CATVの
CH1の通信中端末番号20cの領域に、通信中端末番
号TE−#2が登録されていることが分かる。そして、
ホスト1はこのグループID“XYZ”を用いてマルチ
キャスト通信を行なう。
態は(b)に示すようなものとなる。即ち、CATVの
CH1の通信中端末番号20cの領域に、通信中端末番
号TE−#2が登録されていることが分かる。そして、
ホスト1はこのグループID“XYZ”を用いてマルチ
キャスト通信を行なう。
【0024】上述の例では、通信状態管理テーブル20
を参照して、該当する同じソースがあった場合を示し
た。通信状態管理テーブル20に同じソースがない場
合、ホスト1は、TE−#2のためにグループIDを新
しく作成し、そのグループIDと端末番号TE−#2を
通信状態管理テーブル20に登録する。
を参照して、該当する同じソースがあった場合を示し
た。通信状態管理テーブル20に同じソースがない場
合、ホスト1は、TE−#2のためにグループIDを新
しく作成し、そのグループIDと端末番号TE−#2を
通信状態管理テーブル20に登録する。
【0025】この実施の形態例によれぱ、ホスト1は、
端末2からの通信要求を受けると、前記通信状態管理テ
ーブル20を参照し、通信要求と同じソースを検索し、
存在する場合には、そのグループIDを読み出して該当
通信端末の端末番号を通信状態管理テーブル20に登録
し、存在しない場合には新しくグループIDを作成し、
グループID及び該当端末の端末番号を通信状態管理テ
ーブル20に登録することにより、ホスト側でグループ
IDの管理を統一的に行なうことで、各端末2はマルチ
キャスト通信を意識する必要がなくなる。
端末2からの通信要求を受けると、前記通信状態管理テ
ーブル20を参照し、通信要求と同じソースを検索し、
存在する場合には、そのグループIDを読み出して該当
通信端末の端末番号を通信状態管理テーブル20に登録
し、存在しない場合には新しくグループIDを作成し、
グループID及び該当端末の端末番号を通信状態管理テ
ーブル20に登録することにより、ホスト側でグループ
IDの管理を統一的に行なうことで、各端末2はマルチ
キャスト通信を意識する必要がなくなる。
【0026】次に、マルチキャストの実現方法について
説明する。ホスト1は、TE−#2に対して、マルチキ
ャスト用のグループID“XYZ”を、制御用セル(O
AMセル)に乗せて通知する。この時のOAMセルの構
成は、図4に示すようなものとなる。即ち、宛先と、操
作と、グループIDより構成されている。TE−#2
は、このOAMセルを受け取ると、グループIDをグル
ープID記憶部4に登録する。
説明する。ホスト1は、TE−#2に対して、マルチキ
ャスト用のグループID“XYZ”を、制御用セル(O
AMセル)に乗せて通知する。この時のOAMセルの構
成は、図4に示すようなものとなる。即ち、宛先と、操
作と、グループIDより構成されている。TE−#2
は、このOAMセルを受け取ると、グループIDをグル
ープID記憶部4に登録する。
【0027】以上の処理が終了すると、ホスト1はソー
ス3からのデータ(主情報)を、その先頭にグループI
Dを付けてTE−#2に送信する。この時の、主信号セ
ルのフォーマットは、図5に示すように、宛先としての
グループID“XYZ”と主情報より構成される。端末
2は、宛先を見て自分で保持しているグループIDのセ
ルのみを内部に取り込み、CATVのCH1を見ること
ができる。
ス3からのデータ(主情報)を、その先頭にグループI
Dを付けてTE−#2に送信する。この時の、主信号セ
ルのフォーマットは、図5に示すように、宛先としての
グループID“XYZ”と主情報より構成される。端末
2は、宛先を見て自分で保持しているグループIDのセ
ルのみを内部に取り込み、CATVのCH1を見ること
ができる。
【0028】(2)TE−#1のチャネルの変更動作 TE−#1からCATVのCH1からCH2へのチャネ
ル変更要求が出されると、ホスト1の受信手段10はこ
の要求を受信する。ホスト1は、この要求を受けると、
通信状態管理テーブル20を参照して、図3の(b)に
示す状態からCATVのCH1の通信中端末からTE−
#1を削除する。若し、削除する端末2がそれだけの場
合には、その行全てを削除する。
ル変更要求が出されると、ホスト1の受信手段10はこ
の要求を受信する。ホスト1は、この要求を受けると、
通信状態管理テーブル20を参照して、図3の(b)に
示す状態からCATVのCH1の通信中端末からTE−
#1を削除する。若し、削除する端末2がそれだけの場
合には、その行全てを削除する。
【0029】ここでは、CATVのCH1には、前記追
加によりTE−#2が登録されているので、TE−#1
のみを削除することになる。ホスト1は、次にTE−#
1をCATVのCH2に登録する。図3の(c)は、以
上の処理が終わった後の通信状態管理テーブルの構成を
示している。CATVのCH1からTE−#1が削除さ
れ、CATVのCH2の端末番号20cの領域にTE−
#1が新たに登録されていることが分かる。
加によりTE−#2が登録されているので、TE−#1
のみを削除することになる。ホスト1は、次にTE−#
1をCATVのCH2に登録する。図3の(c)は、以
上の処理が終わった後の通信状態管理テーブルの構成を
示している。CATVのCH1からTE−#1が削除さ
れ、CATVのCH2の端末番号20cの領域にTE−
#1が新たに登録されていることが分かる。
【0030】図6は、この時にホスト1からTE−#1
に通知されるOAMセルの構成例を示す図である。宛先
#1の端末(TE−#1)に対して、グループID“X
YZ”の削除操作(DEL)と、グループID“AX
Y”への登録操作(SET)が含まれている。このOA
Mセルを受信したTE−#1は、グループID記憶部4
のグループID“XYZ”を削除し、新たなグループI
D“AXY”を登録する。
に通知されるOAMセルの構成例を示す図である。宛先
#1の端末(TE−#1)に対して、グループID“X
YZ”の削除操作(DEL)と、グループID“AX
Y”への登録操作(SET)が含まれている。このOA
Mセルを受信したTE−#1は、グループID記憶部4
のグループID“XYZ”を削除し、新たなグループI
D“AXY”を登録する。
【0031】図7は本発明の第2の実施の形態例を示す
ブロック図である。図2と同一のものは、同一の符号を
付して示す。この実施の形態例は、暗号キーを用いてマ
ルチキャスト通信を行なうようにしたものである。図に
おいて、30はホスト1内に設けられたポイント・トウ
・ポイント暗号キーテーブルである。
ブロック図である。図2と同一のものは、同一の符号を
付して示す。この実施の形態例は、暗号キーを用いてマ
ルチキャスト通信を行なうようにしたものである。図に
おいて、30はホスト1内に設けられたポイント・トウ
・ポイント暗号キーテーブルである。
【0032】図8はこの時のポイント・トウ・ポイント
通信暗号キーテーブル30の構成例を示す図である。
例えば、端末TE−#1に対しては“6845”が、T
E−#2に対しては“4285”が、TE−#3に対し
ては“1545”がそれぞれ割り当てられている。
通信暗号キーテーブル30の構成例を示す図である。
例えば、端末TE−#1に対しては“6845”が、T
E−#2に対しては“4285”が、TE−#3に対し
ては“1545”がそれぞれ割り当てられている。
【0033】図9は、この時の通信状態管理テーブル2
0の構成例を示す図である。図3と同一のものは、同一
の符号を付して示す。この場合には、図3に示す例に加
えて、グループID毎の暗号キー20dが設けられてい
る。例えば、グループID“ABC”に含まれる通信中
の端末は、TE−#1,TE−#2,TE−#3であ
り、これらグループに対して与えられる暗号キーは“2
456”であることを示している。
0の構成例を示す図である。図3と同一のものは、同一
の符号を付して示す。この場合には、図3に示す例に加
えて、グループID毎の暗号キー20dが設けられてい
る。例えば、グループID“ABC”に含まれる通信中
の端末は、TE−#1,TE−#2,TE−#3であ
り、これらグループに対して与えられる暗号キーは“2
456”であることを示している。
【0034】図7において、5は、各端末内に設けられ
た暗号キーテーブルであり、グループID(若しくは端
末番号)と暗号キーの関係が登録されている。このよう
に構成されたシステムの動作を説明すれば、以下の通り
である。
た暗号キーテーブルであり、グループID(若しくは端
末番号)と暗号キーの関係が登録されている。このよう
に構成されたシステムの動作を説明すれば、以下の通り
である。
【0035】ホスト1と端末2間はポイント・トウ・ポ
イント通信(1対1通信)が確立された状態(例えば制
御メッセージ通信等)とし、ホスト1側では、ポイント
・トウ・ポイント通信用の端末2側の暗号キーを保持し
ているものとする(図8参照)。ここで、前述の実施の
形態例の場合と同様に、ホスト1とTE−#1,TE−
#2,TE−#3間でのマルチキャスト通信を行なう場
合について考える。
イント通信(1対1通信)が確立された状態(例えば制
御メッセージ通信等)とし、ホスト1側では、ポイント
・トウ・ポイント通信用の端末2側の暗号キーを保持し
ているものとする(図8参照)。ここで、前述の実施の
形態例の場合と同様に、ホスト1とTE−#1,TE−
#2,TE−#3間でのマルチキャスト通信を行なう場
合について考える。
【0036】先ず、TE−#1とホスト1間が、ポイン
ト・トウ・ポイント通信状態にある場合、ホスト1は、
図10に示すようなOAMセルを用いてTE−#1に通
知する。図の斜線部分は、暗号化された部分である。即
ち、ホスト1は、操作とグループIDと暗号キーを暗号
化してTE−#1に通知する。この例では、端末TE−
#1に対して、グループIDは“ABC”であり、その
暗号キーは“2456”であることを通知している。T
E−#1は、受信した暗号キーを暗号キーテーブル5に
登録する。図7において、TE−#1の暗号キーテーブ
ル5には、自己の端末の暗号キー“6845”と、グル
ープID“ABC”の暗号キー“2456”が登録され
ている。
ト・トウ・ポイント通信状態にある場合、ホスト1は、
図10に示すようなOAMセルを用いてTE−#1に通
知する。図の斜線部分は、暗号化された部分である。即
ち、ホスト1は、操作とグループIDと暗号キーを暗号
化してTE−#1に通知する。この例では、端末TE−
#1に対して、グループIDは“ABC”であり、その
暗号キーは“2456”であることを通知している。T
E−#1は、受信した暗号キーを暗号キーテーブル5に
登録する。図7において、TE−#1の暗号キーテーブ
ル5には、自己の端末の暗号キー“6845”と、グル
ープID“ABC”の暗号キー“2456”が登録され
ている。
【0037】この実施の形態例によれば、ホスト1と端
末2とをポイント・トウ・ポイント通信接続して暗号化
して通知することにより、他の端末2に知られることな
く各端末2にグループIDと暗号キーを通知することが
可能となる。
末2とをポイント・トウ・ポイント通信接続して暗号化
して通知することにより、他の端末2に知られることな
く各端末2にグループIDと暗号キーを通知することが
可能となる。
【0038】このようにして、各端末に暗号キーを通知
し終えた後、ホスト1は、各端末2に対してソース3か
ら送られてくる情報を暗号化して送信する。図11は、
この時の主信号のフォーマット例を示す図である。宛先
を示すグループID“ABC”に対して主情報を暗号化
して送信している。グループID“ABC”を持つ端末
は、宛先のグループIDを見て、グループID記憶部4
に同じグループIDがあるか検索し、ある場合には、暗
号キー“2456”を用いて受信した主信号を復調し、
再生する。このように、主信号を暗号化して送信するこ
とにより、他の端末に情報を盗まれないようにすること
ができる。
し終えた後、ホスト1は、各端末2に対してソース3か
ら送られてくる情報を暗号化して送信する。図11は、
この時の主信号のフォーマット例を示す図である。宛先
を示すグループID“ABC”に対して主情報を暗号化
して送信している。グループID“ABC”を持つ端末
は、宛先のグループIDを見て、グループID記憶部4
に同じグループIDがあるか検索し、ある場合には、暗
号キー“2456”を用いて受信した主信号を復調し、
再生する。このように、主信号を暗号化して送信するこ
とにより、他の端末に情報を盗まれないようにすること
ができる。
【0039】図12は本発明の第3の実施の形態例を示
す図である。この実施の形態例は、暗号キー識別子を用
いて定期的に暗号キーを変更するようにしたものであ
る。図7と同一のものは、同一の符号を付して示す。ホ
スト1から端末に送信される主信号セルには、グループ
IDと主情報の他に、暗号キー識別子Qが付加されてい
る。
す図である。この実施の形態例は、暗号キー識別子を用
いて定期的に暗号キーを変更するようにしたものであ
る。図7と同一のものは、同一の符号を付して示す。ホ
スト1から端末に送信される主信号セルには、グループ
IDと主情報の他に、暗号キー識別子Qが付加されてい
る。
【0040】そして、各端末2内に設けられた暗号キー
テーブル5には、グループIDと暗号キーに加えて暗号
キー識別子が記憶されている。例えば、TE−#1に設
けられた暗号キーテーブル5には、同じグループID
“ABC”でも、暗号キー識別子が“1”の場合には、
暗号キーが“2456”、暗号キー識別子が“2”の場
合には暗号キーが“2145”となることが示されてい
る。このように構成されたシステムの動作を説明すれ
ば、以下の通りである。
テーブル5には、グループIDと暗号キーに加えて暗号
キー識別子が記憶されている。例えば、TE−#1に設
けられた暗号キーテーブル5には、同じグループID
“ABC”でも、暗号キー識別子が“1”の場合には、
暗号キーが“2456”、暗号キー識別子が“2”の場
合には暗号キーが“2145”となることが示されてい
る。このように構成されたシステムの動作を説明すれ
ば、以下の通りである。
【0041】ホスト1と端末2間はポイント・トウ・ポ
イント通信(1対1通信)が確立された状態(例えば制
御メッセージ通信等)とし、ホスト1側では、ポイント
・トウ・ポイント通信用の端末2側の暗号キーを保持し
ているものとする(図8参照)。ここで、前述の実施の
形態例の場合と同様に、ホスト1とTE−#1,TE−
#2,TE−#3間でのマルチキャスト通信を行なう場
合について考える。
イント通信(1対1通信)が確立された状態(例えば制
御メッセージ通信等)とし、ホスト1側では、ポイント
・トウ・ポイント通信用の端末2側の暗号キーを保持し
ているものとする(図8参照)。ここで、前述の実施の
形態例の場合と同様に、ホスト1とTE−#1,TE−
#2,TE−#3間でのマルチキャスト通信を行なう場
合について考える。
【0042】先ず、TE−#1とホスト1間が、ポイン
ト・トウ・ポイント通信状態にある場合、ホスト1は、
図13に示すようなOAMセルを用いてTE−#1に通
知する。図の斜線部分は、暗号化された部分である。即
ち、ホスト1は、操作とグループIDと暗号キーに加え
て暗号キー識別子Qを暗号化してTE−#1に通知す
る。この例では、端末TE−#1に対して、グループI
Dは“ABC”であり、その暗号キーは“2145”で
あり、暗号キー識別子Qは“2”であることを通知して
いる。
ト・トウ・ポイント通信状態にある場合、ホスト1は、
図13に示すようなOAMセルを用いてTE−#1に通
知する。図の斜線部分は、暗号化された部分である。即
ち、ホスト1は、操作とグループIDと暗号キーに加え
て暗号キー識別子Qを暗号化してTE−#1に通知す
る。この例では、端末TE−#1に対して、グループI
Dは“ABC”であり、その暗号キーは“2145”で
あり、暗号キー識別子Qは“2”であることを通知して
いる。
【0043】TE−#1は、受信した暗号キーを暗号キ
ーテーブル5に登録する。以上の操作を数回繰り返すこ
とにより、暗号キーテーブル5には複数の暗号キーが登
録される。図12において、TE−#1の暗号キーテー
ブル5には、自己の端末の暗号キー“6845”には暗
号キー識別子“14”と、グループID“ABC”の暗
号キー“2456”には暗号キー識別子“1”が、グル
ープID“ABC”の暗号キー“2145”には暗号キ
ー識別子“2”がそれぞれ登録されている。
ーテーブル5に登録する。以上の操作を数回繰り返すこ
とにより、暗号キーテーブル5には複数の暗号キーが登
録される。図12において、TE−#1の暗号キーテー
ブル5には、自己の端末の暗号キー“6845”には暗
号キー識別子“14”と、グループID“ABC”の暗
号キー“2456”には暗号キー識別子“1”が、グル
ープID“ABC”の暗号キー“2145”には暗号キ
ー識別子“2”がそれぞれ登録されている。
【0044】各端末2への暗号キーテーブル5の登録が
終了したら、ホスト1は各端末2に対して主信号セルを
送信する。図14はこの時の主信号セルのフォーマット
例を示す図である。宛先であるグループID“ABC”
と主情報に加えて、暗号キー識別子“2”が付加されて
いる。端末2側では、この主信号セルを受け取ると、暗
号キーテーブル5を参照して、暗号キー識別子“2”に
対応する暗号キーである“2145”を認識し、主情報
をこの暗号キー“2145”を用いて復号化する。
終了したら、ホスト1は各端末2に対して主信号セルを
送信する。図14はこの時の主信号セルのフォーマット
例を示す図である。宛先であるグループID“ABC”
と主情報に加えて、暗号キー識別子“2”が付加されて
いる。端末2側では、この主信号セルを受け取ると、暗
号キーテーブル5を参照して、暗号キー識別子“2”に
対応する暗号キーである“2145”を認識し、主情報
をこの暗号キー“2145”を用いて復号化する。
【0045】この実施の形態例では、暗号キーをマルチ
キャストする端末全部に配布する間も、主信号が流れて
いるため、端末2側では、1つ前の暗号キーも保持す
る。ホスト1は、暗号キーをマルチキャストする端末全
部に配布すると、暗号キーを配布したものに変え、主信
号を流す。これを周期的に繰り返すことになる。
キャストする端末全部に配布する間も、主信号が流れて
いるため、端末2側では、1つ前の暗号キーも保持す
る。ホスト1は、暗号キーをマルチキャストする端末全
部に配布すると、暗号キーを配布したものに変え、主信
号を流す。これを周期的に繰り返すことになる。
【0046】この実施の形態例によれば、暗号キーを暗
号キー識別子を用いて定期的に変更することにより、暗
号キーが他人に知られることをより確実に防止すること
ができる。
号キー識別子を用いて定期的に変更することにより、暗
号キーが他人に知られることをより確実に防止すること
ができる。
【0047】また、他の実施の形態例によれば、グルー
プIDにビットフラグを設け、このビットフラグの値に
より、マルチキャスト通信かポイント・トウ・ポイント
通信であるかを端末側に識別させることができる。例え
ば、ビットフラグが“1”の場合にはマルチキャスト通
信、ビットフラグが“0”の場合にはポイント・トウ・
ポイント通信であると予め取り決めておくと、このフラ
グビットを参照するだけで、各端末2はホスト1からの
通信がマルチキャスト通信であるか、ポイント・トウ・
ポイント通信であるかを速やかに認識することができ
る。
プIDにビットフラグを設け、このビットフラグの値に
より、マルチキャスト通信かポイント・トウ・ポイント
通信であるかを端末側に識別させることができる。例え
ば、ビットフラグが“1”の場合にはマルチキャスト通
信、ビットフラグが“0”の場合にはポイント・トウ・
ポイント通信であると予め取り決めておくと、このフラ
グビットを参照するだけで、各端末2はホスト1からの
通信がマルチキャスト通信であるか、ポイント・トウ・
ポイント通信であるかを速やかに認識することができ
る。
【0048】図15は、本発明による端末の割り当ての
他の説明図である。グループID毎に2バイト(16ビ
ット)の宛先情報領域を設け、各ビットには図に示すよ
うに端末を対応させる。つまり、各ビットと端末とを1
対1に対応させる。そして、マルチキャストする宛先に
はビット“1”を、マルチキャストしない宛先には
“0”を入れ込んでおくものである。
他の説明図である。グループID毎に2バイト(16ビ
ット)の宛先情報領域を設け、各ビットには図に示すよ
うに端末を対応させる。つまり、各ビットと端末とを1
対1に対応させる。そして、マルチキャストする宛先に
はビット“1”を、マルチキャストしない宛先には
“0”を入れ込んでおくものである。
【0049】図に示す例では、グループID“ABC”
に属するTE−#1〜TE−#4までの端末に対してマ
ルチキャストする場合を示している。TE−#1〜TE
−#3まではビット“1”であるので、マルチキャスト
通信を行ない、TE−#4はビット“0”であるので、
マルチキャスト通信を行なわない。各端末2は、この宛
先情報を受信して、自己に割り当てられているビット位
置の値が“1”であるか“0”であるかを認識し、
“1”である場合には情報を受信し、“0”である場合
には情報を廃棄する。
に属するTE−#1〜TE−#4までの端末に対してマ
ルチキャストする場合を示している。TE−#1〜TE
−#3まではビット“1”であるので、マルチキャスト
通信を行ない、TE−#4はビット“0”であるので、
マルチキャスト通信を行なわない。各端末2は、この宛
先情報を受信して、自己に割り当てられているビット位
置の値が“1”であるか“0”であるかを認識し、
“1”である場合には情報を受信し、“0”である場合
には情報を廃棄する。
【0050】また、本発明の他の実施の形態例によれ
ば、グループIDに特別の値を設定することにより、ブ
ロードキャストを識別させるようにすることができる。
例えば、グループIDが8ビットで“FF”H (H は1
6進を示す)を配布し、このグループID“FF”H の
場合には、ブロードキャスト通信であると認識して、受
信した信号を復号しないようにすることができる。
ば、グループIDに特別の値を設定することにより、ブ
ロードキャストを識別させるようにすることができる。
例えば、グループIDが8ビットで“FF”H (H は1
6進を示す)を配布し、このグループID“FF”H の
場合には、ブロードキャスト通信であると認識して、受
信した信号を復号しないようにすることができる。
【0051】この実施の形態例によれば、各端末は受信
した情報がマルチキャストであるブロードキャストであ
るかを容易に認識することができ、しかもブロードキャ
ストであれば、復号する必要がないので、データをより
高速に受信処理することができる。
した情報がマルチキャストであるブロードキャストであ
るかを容易に認識することができ、しかもブロードキャ
ストであれば、復号する必要がないので、データをより
高速に受信処理することができる。
【0052】上述の実施の形態例では、ソースとしてC
ATVを用いた場合を例にとったが、本発明はこれに限
るものではなく、NVODやその他の書類のソースを用
いることができる。
ATVを用いた場合を例にとったが、本発明はこれに限
るものではなく、NVODやその他の書類のソースを用
いることができる。
【0053】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、請求項1
記載の発明によれば、ホストと複数の端末が接続された
マルチキャスト通信システムにおいて、前記ホスト内
に、各端末からの通信要求を受信する受信手段と、ソー
スの種別と、これに対応するグループIDと、該当ソー
スからの情報を通信中の端末番号とを記憶する通信状態
管理テーブルとを設け、前記ホストは該通信状態管理テ
ーブルの内容に従って、マルチキャスト通信を行なうこ
とにより、ホストは各端末からの通信要求を受けると、
通信状態管理テーブルを参照して、ソース種別毎にグル
ープIDと通信中端末番号の管理を行なうことにより、
各端末はマルチキャスト通信を意識することなく、他の
端末と通信中のソースと通信を行なうことができる。
記載の発明によれば、ホストと複数の端末が接続された
マルチキャスト通信システムにおいて、前記ホスト内
に、各端末からの通信要求を受信する受信手段と、ソー
スの種別と、これに対応するグループIDと、該当ソー
スからの情報を通信中の端末番号とを記憶する通信状態
管理テーブルとを設け、前記ホストは該通信状態管理テ
ーブルの内容に従って、マルチキャスト通信を行なうこ
とにより、ホストは各端末からの通信要求を受けると、
通信状態管理テーブルを参照して、ソース種別毎にグル
ープIDと通信中端末番号の管理を行なうことにより、
各端末はマルチキャスト通信を意識することなく、他の
端末と通信中のソースと通信を行なうことができる。
【0054】請求項2記載の発明によれば、前記ホスト
は、端末からの通信要求を受けると、前記通信状態管理
テーブルを参照し、通信要求と同じソースを検索し、存
在する場合には、そのグループIDを読み出して該当通
信端末の端末番号を通信状態管理テーブルに登録し、存
在しない場合には新しくグループIDを作成し、グルー
プID及び該当端末の端末番号を通信状態管理テーブル
に登録することにより、前記ホストは、端末からの通信
要求を受けると、前記通信状態管理テーブルを参照し、
通信要求と同じソースを検索し、存在する場合には、そ
のグループIDを読み出して該当通信端末を通信状態管
理テーブルに登録し、存在しない場合には新しくグルー
プIDを作成し、グループID及び該当端末を通信状態
管理テーブルに登録することにより、ホスト側でグルー
プIDの管理を統一的に行なうことで、各端末はマルチ
キャスト通信を意識する必要がなくなる。
は、端末からの通信要求を受けると、前記通信状態管理
テーブルを参照し、通信要求と同じソースを検索し、存
在する場合には、そのグループIDを読み出して該当通
信端末の端末番号を通信状態管理テーブルに登録し、存
在しない場合には新しくグループIDを作成し、グルー
プID及び該当端末の端末番号を通信状態管理テーブル
に登録することにより、前記ホストは、端末からの通信
要求を受けると、前記通信状態管理テーブルを参照し、
通信要求と同じソースを検索し、存在する場合には、そ
のグループIDを読み出して該当通信端末を通信状態管
理テーブルに登録し、存在しない場合には新しくグルー
プIDを作成し、グループID及び該当端末を通信状態
管理テーブルに登録することにより、ホスト側でグルー
プIDの管理を統一的に行なうことで、各端末はマルチ
キャスト通信を意識する必要がなくなる。
【0055】請求項3記載の発明によれば、前記ホスト
は、ポイント・トウ・ポイント通信の暗号を用いて、グ
ループIDと暗号キーをマルチキャストを行なう端末に
通知することにより、ホストと端末とを暗号を用いたポ
イント・トウ・ポイント通信(1対1通信)接続するこ
とにより、他の端末に知られることなく各端末にグルー
プIDと暗号キーを通知することが可能となる。
は、ポイント・トウ・ポイント通信の暗号を用いて、グ
ループIDと暗号キーをマルチキャストを行なう端末に
通知することにより、ホストと端末とを暗号を用いたポ
イント・トウ・ポイント通信(1対1通信)接続するこ
とにより、他の端末に知られることなく各端末にグルー
プIDと暗号キーを通知することが可能となる。
【0056】請求項4記載の発明によれば、前記ホスト
は、端末に情報を通知するに際し、グループIDにビッ
トフラグを設け、このビットフラグの値により、マルチ
キャスト通信かポイント・トウ・ポイント通信かを識別
させるようにすることにより、各端末でホストからの通
信がマルチキャスト通信であるか、ポイント・トウ、ポ
イント通信であるかを速やかに認識することができる。
は、端末に情報を通知するに際し、グループIDにビッ
トフラグを設け、このビットフラグの値により、マルチ
キャスト通信かポイント・トウ・ポイント通信かを識別
させるようにすることにより、各端末でホストからの通
信がマルチキャスト通信であるか、ポイント・トウ、ポ
イント通信であるかを速やかに認識することができる。
【0057】請求項5記載の発明によれば、前記ホスト
は、暗号キー識別子を用いて定期的に暗号キーを変更す
ることにより、暗号キーを定期的に変更することで、暗
号キーが他人に知られることをより確実に防止すること
ができる。
は、暗号キー識別子を用いて定期的に暗号キーを変更す
ることにより、暗号キーを定期的に変更することで、暗
号キーが他人に知られることをより確実に防止すること
ができる。
【0058】請求項6記載の発明によれば、グループI
Dに特別の値を設定することにより、ブロードキャスト
を識別できるようにし、前記端末は、受信した信号から
ブロードキャストの状態を検知した場合には、受信信号
の復号を行なわないようにすることにより、各端末は受
信した情報がマルチキャストであるかブロードキャスト
であるかを容易に認識することができ、しかも、ブロー
ドキャストであれば、復号する必要がないので、データ
をより高速に受信処理することができる。
Dに特別の値を設定することにより、ブロードキャスト
を識別できるようにし、前記端末は、受信した信号から
ブロードキャストの状態を検知した場合には、受信信号
の復号を行なわないようにすることにより、各端末は受
信した情報がマルチキャストであるかブロードキャスト
であるかを容易に認識することができ、しかも、ブロー
ドキャストであれば、復号する必要がないので、データ
をより高速に受信処理することができる。
【0059】このように、本発明によれば、ホストに通
信状態管理テーブルを持たせることにより、各端末はマ
ルチキャスト通信を意識することなく、他の端末と通信
中のソースと通信を行なうことができるマルチキャスト
通信システムを提供することができる。
信状態管理テーブルを持たせることにより、各端末はマ
ルチキャスト通信を意識することなく、他の端末と通信
中のソースと通信を行なうことができるマルチキャスト
通信システムを提供することができる。
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態例を示すブロック図
である。
である。
【図3】通信状態管理テーブルの遷移を示す図である。
【図4】OAMセルの構成例を示す図である。
【図5】主信号セルのフォーマット例を示す図である。
【図6】OAMセルの他の構成例を示す図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態例を示すブロック図
である。
である。
【図8】ポイント・トウ・ポイント通信暗号キーテーブ
ルの構成例を示す図である。
ルの構成例を示す図である。
【図9】通信状態管理テーブルの他の構成例を示す図で
ある。
ある。
【図10】OAMセルの他の構成例を示す図である。
【図11】主信号セルの他のフォーマット例を示す図で
ある。
ある。
【図12】本発明の第3の実施の形態例を示すブロック
図である。
図である。
【図13】OAMセルの他の構成例を示す図である。
【図14】主信号セルの他のフォーマット例を示す図で
ある。
ある。
【図15】本発明による端末の割り当ての他の説明図で
ある。
ある。
【図16】従来システムの概念図である。
1 ホスト 2 端末 3 ソース 10 受信手段 20 通信状態管理テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤井 泰希 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 中条 孝文 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 ホストと複数の端末が接続されたマルチ
キャスト通信システムにおいて、 前記ホスト内に、各端末からの通信要求を受信する受信
手段と、 ソースの種別と、これに対応するグループIDと、該当
ソースからの情報を通信中の端末番号とを記憶する通信
状態管理テーブルとを設け、 前記ホストは該通信状態管理テーブルの内容に従って、
マルチキャスト通信を行なうことを特徴とするマルチキ
ャスト通信システム。 - 【請求項2】 前記ホストは、端末からの通信要求を受
けると、前記通信状態管理テーブルを参照し、通信要求
と同じソースを検索し、存在する場合には、そのグルー
プIDを読み出して該当通信端末の端末番号を通信状態
管理テーブルに登録し、存在しない場合には新しくグル
ープIDを作成し、グループID及び該当端末の端末番
号を通信状態管理テーブルに登録することを特徴とする
請求項1記載のマルチキャスト通信システム。 - 【請求項3】 前記ホストは、ポイント・トウ・ポイン
ト通信の暗号を用いて、グループIDと暗号キーをマル
チキャストを行なう端末に通知することを特徴とする請
求項1記載のマルチキャスト通信システム。 - 【請求項4】 前記ホストは、端末に情報を通知するに
際し、グループIDにビットフラグを設け、このビット
フラグの値により、マルチキャスト通信かポイント・ト
ウ・ポイント通信かを識別させるようにしたことを特徴
とする請求項3記載のマルチキャスト通信システム。 - 【請求項5】 前記ホストは、暗号キー識別子を用いて
定期的に暗号キーを変更するようにしたことを特徴とす
る請求項3記載のマルチキャスト通信システム。 - 【請求項6】 グループIDに特別の値を設定すること
により、ブロードキャストを識別できるようにし、前記
端末は、受信した信号からブロードキャストの状態を検
知した場合には、受信信号の復号を行なわないようにし
たことを特徴とする請求項1記載のマルチキャスト通信
システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8001304A JPH09191309A (ja) | 1996-01-09 | 1996-01-09 | マルチキャスト通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8001304A JPH09191309A (ja) | 1996-01-09 | 1996-01-09 | マルチキャスト通信システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09191309A true JPH09191309A (ja) | 1997-07-22 |
Family
ID=11497754
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8001304A Withdrawn JPH09191309A (ja) | 1996-01-09 | 1996-01-09 | マルチキャスト通信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09191309A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000332796A (ja) * | 1999-03-31 | 2000-11-30 | Alcatel | アクセスネットワークで、分配対話式サービスを同報通信する同報通信装置 |
WO2002056549A1 (fr) * | 2001-01-12 | 2002-07-18 | Graphin Co., Ltd. | Dispositif de communication et procede de communication |
JP2002319933A (ja) * | 2001-04-20 | 2002-10-31 | Sony Corp | 通信システム |
JP2008199391A (ja) * | 2007-02-14 | 2008-08-28 | Hitachi Ltd | 暗号通信システム及び暗号通信装置 |
US7437413B2 (en) | 1998-08-06 | 2008-10-14 | Fujitsu Limited | Text messaging system and method |
JP2016051921A (ja) * | 2014-08-28 | 2016-04-11 | 株式会社東芝 | 通信システム |
-
1996
- 1996-01-09 JP JP8001304A patent/JPH09191309A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7437413B2 (en) | 1998-08-06 | 2008-10-14 | Fujitsu Limited | Text messaging system and method |
JP2000332796A (ja) * | 1999-03-31 | 2000-11-30 | Alcatel | アクセスネットワークで、分配対話式サービスを同報通信する同報通信装置 |
WO2002056549A1 (fr) * | 2001-01-12 | 2002-07-18 | Graphin Co., Ltd. | Dispositif de communication et procede de communication |
JP2002319933A (ja) * | 2001-04-20 | 2002-10-31 | Sony Corp | 通信システム |
JP2008199391A (ja) * | 2007-02-14 | 2008-08-28 | Hitachi Ltd | 暗号通信システム及び暗号通信装置 |
JP2016051921A (ja) * | 2014-08-28 | 2016-04-11 | 株式会社東芝 | 通信システム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6594758B1 (en) | System, method, and medium for broadcasting service contents | |
JP3798031B2 (ja) | 個人用プログラムの送受信方法 | |
JP4273535B2 (ja) | データ伝送制御方法、データ伝送システム、データ受信装置及びデータ送信装置 | |
JP2812312B2 (ja) | 暗号化システム | |
JPH1155322A (ja) | 暗号通信システム | |
US8050209B2 (en) | Group communication method, communication device and management device | |
JPH11187013A (ja) | 暗号鍵配信システム | |
US7680110B2 (en) | Communication device, communication system, and communication method | |
JPH10215244A (ja) | 情報伝送装置及び方法並びに情報受信装置及び方法並びに情報記憶媒体 | |
JP2007005997A (ja) | マルチキャスト通信装置及びこれを用いたponシステム | |
CN111669270A (zh) | 一种基于标签交换的量子加密传输方法及装置 | |
JP3446482B2 (ja) | 暗号化装置 | |
JPH0637750A (ja) | 情報転送方式 | |
JPH09191309A (ja) | マルチキャスト通信システム | |
JP3986956B2 (ja) | 親局及び子局及び通信システム及び通信プログラム及び通信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 | |
CA2349460A1 (en) | Apparatus and method for limiting unauthorized access to a network multicast | |
JP4889984B2 (ja) | 通信システムおよび通信方法 | |
JP3794050B2 (ja) | データ伝送装置およびその方法とデータ受信装置 | |
US20030005293A1 (en) | Information transceiver system | |
JP2004260556A (ja) | 局側装置、加入者側装置、通信システムおよび暗号鍵通知方法 | |
US20200304992A1 (en) | Radio device, control method of radio device, and non-transitory computer-readable recording medium | |
CN111917534A (zh) | 一种在报文中嵌入密文策略的组播数据传输方法 | |
JPH04274636A (ja) | ローカルエリアネットワークにおける暗号化方式 | |
JP2003110549A (ja) | 情報伝送システム、受信装置、暗号鍵検索装置及び暗号鍵検索方法 | |
JPH11262069A (ja) | 移動通信ダイナミックセキュアグルーピング通信方式 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030401 |