JPH09190746A - スイッチアクチュエータ - Google Patents

スイッチアクチュエータ

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JPH09190746A
JPH09190746A JP8337270A JP33727096A JPH09190746A JP H09190746 A JPH09190746 A JP H09190746A JP 8337270 A JP8337270 A JP 8337270A JP 33727096 A JP33727096 A JP 33727096A JP H09190746 A JPH09190746 A JP H09190746A
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rocker
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H33/00High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
    • H01H33/60Switches wherein the means for extinguishing or preventing the arc do not include separate means for obtaining or increasing flow of arc-extinguishing fluid
    • H01H33/66Vacuum switches
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H33/00High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
    • H01H33/60Switches wherein the means for extinguishing or preventing the arc do not include separate means for obtaining or increasing flow of arc-extinguishing fluid
    • H01H33/66Vacuum switches
    • H01H33/666Operating arrangements

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電力システムで使用するスイッチ用のアクチ
ュエータを提供する。 【解決手段】 高電圧スイッチ用アクチュエータは、フ
レーム(122)に枢着されたベルクランク(134)
及びロッカを有する。ベルクランク及びロッカは、開放
ばね及び閉鎖ばねで互いに連結されている。ベルクラン
ク(134)は、高電圧スイッチの移動自在の賦勢要素
(108)とリンクしている。スイッチの閉鎖中、オペ
レータがロッカを閉鎖位置に向かって枢動するときにキ
ャッチがベルクランク(134)をその開放位置に保持
し、これによって、閉鎖ばねを伸長し、これにエネルギ
を貯えると同時に、開放ばねを弛緩させる。ロッカが閉
鎖ラッチ解除位置に到ったとき、ベルクランク(13
4)を解放し、その閉鎖位置に向かって迅速に移動しか
くしてスイッチを閉じる。開放作用は同様に行われる。
ベルクランク及びロッカは、協働して、ばねを拘束する
ためのチャンネルを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、全体として、電力
システムで使用するスイッチ用のアクチュエータに関す
る。
【0002】
【従来の技術】電力回路及び電力システム用の部分真空
型又は真空型の消弧装置を持つ高電圧スイッチアッセン
ブリは当該技術分野で周知であり、米国特許第4,56
8,804号、米国特許第3,955,167号、及び
米国特許第3,471,669号に示されている。更
に、遮断器の封入式真空型スイッチが周知であり、米国
特許第3,812,314号及び米国特許第2,87
0,298号に示されている。
【0003】このようなスイッチアッセンブリ及び遮断
器では、電流の流れを制御し且つ遮断するため、一対の
協働する接点(一方が固定接点であり、他方が可動接点
である)が設けられている。これらの接点は雰囲気制御
式接点アッセンブリ内に設けられており、このアッセン
ブリは、一般に「ボトル」と呼ばれる比較的脆性のガラ
ス製又はセラミック製のハウジングを更に含む。接点
は、ボトル内に収容されている。代表的には、金属製ベ
ローズがボトルの一端に設けられており、可動接点がベ
ローズの内側とリンクしている。ベローズの外側に取り
付けられた作動ロッドを移動させることによってボトル
の内側の可動接点を移動することができる。ボトルの内
部は、低い部分真空が作用した空気又は他のガスのよう
な制御された雰囲気に維持され、接点の開閉時の電弧に
よる損傷から接点を保護する。ボトルのガラス製又はセ
ラミック製の壁は、装置の寿命に亘って制御された雰囲
気を維持する耐浸透性包囲体を形成する。しかしなが
ら、このような制御された雰囲気を使用した場合でも、
電弧を最小にするため、接点を互いに向かって又は互い
から遠ざかるように迅速に移動しなければならない。
【0004】このような迅速な移動を提供するのに使用
するためのアクチュエータは、幾つかの必要条件を満た
さなければならない。アクチュエータは、スイッチの可
動接点を、予想可能であり且つ繰り返し可能な方法で、
摩擦及び慣性に打ち勝つのに十分な力で、接点を固定的
に閉鎖するのに十分な力で移動しなければならない。
【0005】しかしながら、アクチュエータがスイッチ
の他の構成要素を損傷しないように、アクチュエータの
移動範囲は限定されていなければならず、且つ予想でき
なければならない。電気事業システムの高圧スイッチ
は、多年に亘って開放状態又は閉鎖状態のままでなけれ
ばならない。従って、アクチュエータは、多年に亘って
動かされていなくても、架線工夫が作動したときに確実
に機能しなければならない。更に、アクチュエータは、
極端な温度、水、及び環境上の汚染物に対する露呈に耐
えることができなければならない。繰り返し作動に耐え
なければならない。更に、アクチュエータは、妥当な価
格で製造できなければならない。更に、コンパクトであ
り且つスイッチの他の構成要素に対して使用されたハウ
ジングと適合しなけれならない。これらの特徴は、地下
配電施設用のアクチュエータで特に重要である。
【0006】米国特許第3,471,669号は、地下
の用途用のこのようなスイッチを提供しようとする。米
国特許第3,471,669号によるスイッチは、部分
真空型又は真空型の制御された雰囲気を持つ接点アッセ
ンブリを含む。協働する接点用の接点アッセンブリは、
間隔が隔てられた強化ロッドを外部の周りに有し、この
接点アッセンブリは、接地を行うための導電性コーティ
ングで覆われた全体に防水性の弾性ジャケットに直接的
に封入されている。スナップ作動式ばね−トグルアッセ
ンブリがジャケット内に配置されており、接点アッセン
ブリの作動ロッドとリンクしている。絶縁材製の回転自
在のシャフトがジャケットの外部からトグルアッセンブ
リまで延びている。シャフトを回転させることによって
ばね−トグルアッセンブリを賦勢して接点を移動し、回
路の開閉を行う。しかしながら、米国特許第3,47
1,669号に記載のスイッチは、当該技術分野で広範
には採用されなかった。オデム等の地下配電施設用封入
式真空区分スイッチの開発及び試験(IEEE公開、日
付不詳)で報告されているように、熱及び圧力の作用下
で加硫したエラストマーは、米国特許第3,471,6
69号に示されたスイッチ設計及び製造プロセスでスイ
ッチのハウジングの形成に容易には使用できない。この
ようなエラストマーの成形時に遭遇する圧力により、接
点アッセンブリに組み込んだボトルの破壊が起こる。エ
ラストマーは、機構内に進入し易く、他の問題点を引き
起こし易い。
【0007】熱及び圧力で加硫した特定のエラストマー
は、地下発電システムの特に有用な絶縁材料である。E
PDM(エチレン−プロピレン−ジエンモノマー)のよ
うなエラストマーは、高い絶縁耐力及びオゾンやコロナ
放電の作用に対する優れた抵抗及び他の有用な特性を兼
ね備えている。成形され且つ熱及び圧力の作用で加硫し
たEPDM等のエラストマーは、他の地下配電システム
で使用されたハウジング用の構造の材料として広範に採
用されてきた。
【0008】グレンJ.ラッツィが本願と同日付けで出
願した「高圧スイッチ」という標題の現在継続中の一般
に譲渡された米国特許出願(以下、ラッツィの出願とい
う)は、高電圧回路で使用するための封入式スイッチを
提供する。同特許について触れたことにより、その特許
に開示されている内容は本明細書中に組み入れたものと
する。ラッツィの出願の好ましい実施例によるスイッチ
は、エラストマー材料製のハウジング、このハウジング
内に配置されており且つハウジングのエラストマー材料
とぴったりと接触した、中空の、好ましくは管状の絶縁
性強化要素、及び中空強化要素内に配置された、固定接
点及び可動接点を内部に有するボトルを含む接点アッセ
ンブリを含む。スイッチは、ハウジングのエラストマー
材料と異なる充填材をボトルと中空強化要素との間に更
に含むのがよい。強化要素及び充填材は、脆性の接点ア
ッセンブリをハウジングの成形中に遭遇する状況から保
護すると同時に、空所のない絶縁構造を提供する。
【0009】ラッツィの出願の好ましい実施例によるス
イッチは、ハウジングの外側から近付くことができ且つ
可動接点とリンクした賦勢要素を含む。かくして、ハウ
ジングは、賦勢要素が貫通した可撓性ダイヤフラムを含
む。スイッチは、更に、賦勢要素を強制的に移動するド
ライバー即ちアクチュエータを含む。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、電力
システムで使用するスイッチ用のアクチュエータを提供
することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の一つの特徴は、
ラッツィの出願及び他の文献の教示を含む、高電圧スイ
ッチで使用するのに適したアクチュエータを提供するこ
とである。本発明のこの特徴によるアクチュエータは、
ベルクランク枢軸及びベルクランク枢軸と平行であるが
ベルクランク枢軸の後方に離間されたロッカ枢軸を構成
するドライバーフレームを含む。ベルクランクは、ベル
クランク枢軸を中心として開放位置と閉鎖位置との間で
枢動するようにフレームに取り付けられている。ベルク
ランクは、開放側取り付け点及び閉鎖側取り付け点を有
する。ロッカは、ロッカ枢軸を中心として全開位置と全
閉位置との間で枢動するようにフレームに取り付けられ
ており、ロッカは、開放側取り付け点及び閉鎖側取り付
け点を有する。
【0012】開放側ばねがロッカ及びベルクランクの開
放側取り付け点間に連結されており、閉鎖側ばねがロッ
カ及びベルクランクの閉鎖側取り付け点間に連結されて
いる。取り付け点は、ロッカをその全開位置に向かって
移動したとき、ベルクランクがその閉鎖位置にとどまっ
た状態で開放側ばねが応力状態に変形し、ロッカをその
全閉位置に向かって移動したとき、ベルクランクがその
開放位置にとどまった状態で閉鎖側ばねが応力状態に変
形するように配置されている。
【0013】ベルクランクがその閉鎖位置にあるとき、
ベルクランクが開放枢動しないように拘束するため、開
放側キャッチが設けられており、閉鎖側キャッチは、ベ
ルクランクがその開放位置にあるとき、ベルクランクが
閉鎖枢動しないように拘束する。アクチュエータは、ロ
ッカがその開放移動中にその全開位置の近くの開放ラッ
チ解除位置に到ったときに開放側キャッチの係合を外
し、ロッカがその閉鎖移動中にその全閉位置の近くの閉
鎖ラッチ解除位置に到ったときに閉鎖側キャッチの係合
を外すためのキャッチ解放手段を更に有する。
【0014】アクチュエータは、フレームを高電圧スイ
ッチの本体に連結し、ベルクランクをスイッチの賦勢要
素に連結するための取り付け手段を更に有する。使用者
は、ロッカを枢動することによってスイッチを賦勢す
る。ロッカを閉鎖方向に枢動したとき、ロッカが閉鎖ラ
ッチ解除位置に至り、閉鎖側キャッチが外れるまで、閉
鎖側ばねが変形し、エネルギがこのばねに貯えられる。
閉鎖側キャッチが外れたとき、閉鎖側ばねがベルクラン
クを駆動してその閉鎖位置に向かって枢動し、スイッチ
の賦勢要素をその閉鎖位置に向かって迅速に駆動する。
ロッカを開放方向に枢動したとき、開放側ばねが変形
し、ロッカが開放ラッチ解除位置に至るまでエネルギが
開放側ばねに貯えられる。ロッカが開放ラッチ解除位置
に至ったとき、開放側キャッチが外れ、開放側ばねがベ
ルクランクを駆動してその開放位置に向かって枢動し、
これによってスイッチの賦勢要素をその閉鎖位置に向か
って迅速に駆動する。開放作動中及び閉鎖作動中、構成
要素の慣性、特定的にはベルクランクの慣性が機構の速
度を制限するのを助ける。かくして、ばねは、アクチュ
エータ自体又はスイッチの締結(binding )に打ち勝つ
のに十分強力であるのがよく、これによって、このよう
な締結が起こっていない場合には、機構の速度を破壊的
速度に到らしめることなく、確実な作動が確保される。
構成要素の慣性は、ばねに貯えられたエネルギを全開閉
移動に亘って分配するのを助ける。各開閉移動の最初の
部分に亘り、移動を促すばねは、その一杯に変形した状
態からの弛緩を開始したばかりであり、従って最大駆動
力を提供する。移動が連続するに従って、ばねのエネル
ギは移動する構成要素の運動エネルギに変換する。行程
の後の部分において、ばねは部分的に弛緩しており、従
って駆動力が小さい。しかしながら、移動する構成要素
に貯えられた運動エネルギは、行程の後の部分中に移動
を促すのを助ける。これにより、他の場合に必要とされ
るよりも小型のばねで確実な作動を行うことができ、及
びかくして機構をコンパクトにするのを助ける。
【0015】望ましくは、構成要素は、ベルクランクの
その開放位置への移動中に、開放側ばねが完全には弛緩
せず、ベルクランクのその閉鎖位置への移動中に、閉鎖
側ばねが完全には弛緩しないように構成されている。か
くして、一方のばねは、移動の終わりまで、ベルクラン
クを駆動して開放移動又は閉鎖移動させ、ベルクランク
及びこれに連結された他の構成要素は、それらの移動の
任意の部分に亘って必ずしも惰性で移動しなくてもよ
い。これは、移動の終わりの前に機構が立ち往生しない
ようにするのを確実にするのを助ける。
【0016】最も好ましくは、ベルクランク及びロッカ
の開放側取り付け点を、平面の開放側と呼ばれるベルク
ランクの枢軸及びロッカの枢軸が構成する平面の一方の
側に配置し、ベルクランク及びロッカの閉鎖側取り付け
点を、反対側の、平面の閉鎖側に配置する。ベルクラン
クの開放側取り付け点は、ベルクランクの開放移動中後
方に移動し、これに対し、閉鎖側取り付け点は、ベルク
ランクの閉鎖移動中、後方に移動する。ロッカの閉鎖側
取り付け点は、全閉位置に向かう枢動中に後方に移動
し、これに対し、開放側取り付け点は、全閉位置に向か
うロッカの枢動中に後方に移動する。かくして、閉鎖側
ばね及び開放側ばねは、大型のコイルばねのような張力
ばねであるのがよい。ベルクランクが一方のキャッチで
拘束された状態でロッカが移動したとき、一方のばねが
伸長し、他方のばねが弛緩する。
【0017】最も好ましくは、ベルクランクは、互いに
間隔が隔てられた一対の要素を有し、ロッカは、枢軸と
平行な方向に互いに間隔が隔てられた一対の要素を有す
る。ベルクランク及びロッカの要素は、協働して、平面
の閉鎖側に閉鎖側チャンネルを構成し、平面の開放側に
開放側チャンネルを構成する。ばねはこれらのチャンネ
ル内に受け入れられている。この構成は、特にコンパク
トなアッセンブリを提供する。更に、ロッカ及びベルク
ランクの要素は、ベルクランクの迅速な移動中、ばねを
案内し、拘束する。
【0018】各ばねをばねの弛緩時に案内し且つ拘束す
るのが特に望ましい。即ち、開放側ばねは、閉鎖側ばね
によるベルクランクの閉鎖移動中に案内されなければな
らず、閉鎖側ばねは、開放側ばねによるベルクランクの
開放移動中に案内されなければならない。ベルクランク
及びロッカの要素は、ロッカが閉鎖ラッチ解除位置にあ
るとき及びロッカがその開放位置にあるとき、開放側チ
ャンネルを境界付ける実質的に連続した壁を形成し、ロ
ッカが開放ラッチ解除位置にあるとき及びベルクランク
が前記閉鎖位置にあるとき、閉鎖側チャンネルを境界付
ける実質的に連続した壁を形成するように互いに噛み合
う。かくして、連続壁は、前記ベルクランクの閉鎖移動
中、開放ばねを拘束し、前記ベルクランクの開放移動
中、閉鎖ばねを拘束する。
【0019】取り付け手段は、望ましくは、賦勢要素の
移動とベルクランクの移動との間に非均等な比を形成す
るため、ベルクランクをスイッチの賦勢要素とリンクす
る非均等なリンク機構手段を有する。望ましくは、ベル
クランクの移動の各増分は、ベルクランクがその閉鎖位
置と隣接している場合には、賦勢要素を比較的小さく移
動し、ベルクランクがその開放位置と隣接している場合
には、賦勢要素を比較的大きく移動する。これによっ
て、ベルクランクは、スイッチの可動接点を衝撃を最小
にする妥当な閉鎖速度で、しかし確実に閉じるための大
きな力で着座させる。非均等リンク機構手段は、ベルク
ランク、フレーム、及びリンクが協働して4棒リンク機
構を構成するように、互いに、ベルクランクに、及びフ
レームに連結された複数のリンクを含むのがよい。
【0020】当業者は、添付図面を参照して以下の説明
を読むことによって、本発明の他の目的及び利点を更に
よく理解するであろう。
【0021】
【発明の実施の形態】図1に示すスイッチは、上述のラ
ッツィの出願に記載された高電圧スイッチである。スイ
ッチ自体の構造は、本発明の部分を構成せず、これは、
専ら本明細書を完全にするために記載されている。本開
示において装置に関して使用されているように、「高電
圧」という用語は、3kV以上の公称システム電圧で作動
するようになった装置を意味する。かくして、「高電
圧」という用語は、電気事業で、例えば一般に「配電」
システムと呼ばれる約3kV乃至約38kVの公称電圧で作
動するシステムで使用するのに適した器機、並びに約3
8kV以上の公称電圧で作動する「送電」システムで使用
するための器機を含む。スイッチは、熱及び圧力の作用
下で加硫した絶縁性エラストマー、例えばエチレン−プ
ロピレン−ジエンモノマー(EPDM)エラストマーで
形成されたハウジング10を含む。ハウジングは、軸線
14と平行に端方向に延びる細長いボア12を構成す
る。ハウジングは、固定端16及び固定端と反対側の第
2端18を有する。本明細書中、第2端を作動端と呼
ぶ。以下に論じる理由のため、固定端16に沿って軸線
14と平行な方向を、本明細書中、閉鎖端に向かう方向
と呼ぶ。これに対し、作動端18に向かう反対側の端に
向かう方向を開放端に向かう方向と呼ぶ。ハウジング
は、テーパしたブッシュ20を固定端に有し、別のテー
パしたブッシュ22が端方向軸線に対して垂直方向に延
びている。ブッシュ22は、軸線14に対して垂直方向
にブッシュ22を通ってボア12まで延びる金属製管状
電流搬送要素を有する。テーパしたブッシュ20と作動
端18との間に配置されたハウジング10の部分は全体
に円筒形の外面を有し、この力でのハウジングの壁は全
体に円筒形のチューブの形態である。
【0022】ハウジング10は、ハウジングの他の部分
と一体に形成されたダイヤフラム26を更に有する。ダ
イヤフラム26はハウジングの管状壁と接合する周囲部
分、ハウジングの軸線14と隣接した中央部分30、及
び周囲部分と中央部分との間の環状回旋部28を有す
る。かくして、ダイヤフラムの周囲部分はハウジング壁
に固定されているが、中央部分30は、回旋部28が撓
むときにハウジングの残りの部分に対して自由に動くこ
とができる。
【0023】ダイヤフラム26は、耐全電圧性(full v
oltage withstand capability )を提供するのに十分な
厚さを有する。即ち、ダイヤフラム26の厚さは、使用
中又は障害状態中、スイッチの電流搬送要素と接地との
間に加わる最大電圧にダイヤフラムが耐えるように選択
される。例えば、相間で公称25kVで作動するように設
計されたスイッチでは、耐全体電圧性を提供するように
なったダイヤフラム及び他の部品は、少なくとも約1
4.4kVの電圧に連続的に耐えることができなければな
らない。ハウジングには、導電性挿入体32が設けられ
ている。この挿入体は、ハウジングの残りの部分につい
て使用されたのと同じエラストマーとカーボンブラック
のような導電性材料との混合物から形成される。挿入体
32は、ボア12の内壁をダイヤフラム26からボア2
4を越えた所定の箇所まで覆っている。挿入体32は、
更に、ダイヤフラム26の内面に沿って短い距離に亘っ
て半径方向内方に延びている。挿入体は、電流搬送要素
58の外側に沿って延びる短い管状区分33を更に有す
る。
【0024】剛性管状強化要素36がハウジング10及
びボア12のほぼ全長に亘って延びている。強化要素3
6は、繊維強化熱硬化性ポリマー、繊維強化熱可塑性ポ
リマー、及び高強度ポリマーのような物理的強さが大き
い絶縁材から形成されている。このような材料のうち、
ガラス繊維強化エポキシ、ポリアミド、ポリ塩化ビニ
ル、超高分子量ポリエチレンを使用できる。強化要素に
は、固定端16に向かう方向に面した環状肩部38が設
けられている。肩部38は、固定端16に向かって閉鎖
端に向かう方向に面している。強化要素36は、固定端
16のところで円錐形部分20の先端を僅かに越えて突
出している。強化要素は、装置の固定端のところに雌ね
じ40を備えている。強化要素の穴37は、ブッシュ2
2のボア24と整合している。
【0025】管状外部支持要素42は、作動端18と隣
接したハウジングの領域でハウジング10の外面とぴっ
たりと重なっている。外部支持要素は、更に、ハウジン
グの作動端18を越えて、開放端に向かう方向に延びて
いる。外部支持要素42は、ステンレス鋼又は他の金属
のような剛性の導電性材料で形成されている。ブッシュ
22は、ハウジングから外部支持要素の穴45を通って
延びている。
【0026】外部支持体42は、ハウジング10の外側
にぴったりと空所を形成することなく接触しており、ハ
ウジングの絶縁性エラストマーに固定的に結合されてい
る。同様に、半導体ライニング32が絶縁性エラストマ
ーにぴったりと結合されている。強化要素36は、作動
端18と隣接したその長さの一部に亘って挿入体32と
ぴったりと空所を形成することなく接触しており、その
長さの残りの部分に亘ってハウジングの絶縁性エラスト
マーとぴったりと空所を形成することなく接触してい
る。
【0027】これらの構成要素は、インサート成形によ
って形成される。かくして、強化要素36を、一般にコ
アと呼ばれる内部マンドレル上に配置する。コア及び強
化要素を成形キャビティ内に置く。コアには、回旋部2
8と対応する溝が形成された面が設けられている。更
に、コアは、強化要素に設けられた37を通って延びて
いる。エラストマーとカーボンの混合物を金型に強化要
素及びコアの周りに注入し、熱及び圧力の作用で硬化
し、挿入体を形成する。次いで、アッセンブリをハウジ
ング10の形状を持つ別の金型に送る。金型内には外部
支持要素もまた配置されている。その結果、挿入体、強
化要素、及び強化要素内のコアが外部支持要素内に配置
される。更に、電流搬送要素58が金型内に位置決めさ
れている。次いで、絶縁性エラストマーを金型内に強化
要素及び挿入体の周りに外部支持要素42内に注入す
る。エラストマーは、EPDMの局在化(localizatio
n)に一般に使用される状態を使用することによって、
熱及び圧力が加わった状態に維持される。結合を促すた
め、外部支持要素42の内面及び強化要素36の外面を
従来の接着促進剤で処理するのがよい。成形プロセス
は、支持要素、挿入体、絶縁性エラストマーハウジン
グ、及び外部支持要素からなる永久的な、空所のないア
ッセンブリを形成する。次いで、サブアッセンブリを以
下に論じる他の構成要素と組み立てる。
【0028】スイッチは、作動端バットレス46を更に
有する。作動端バットレスは、導電性金属材料、好まし
くは、銅又は銅合金、から形成されている。作動端バッ
トレスの第1面48は、装置の作動端に面しており、強
化要素の肩部38と係合している。作動端バットレス
は、更に、固定端16に面した第2面50を有する。ハ
ウジング及び強化要素の軸線14と実質的に同軸のボア
52が作動端バットレスを通って延びている。ボア52
は拡大区分54を有する。作動端バットレスは、更に、
ねじ山を備えた継手56を有する。電流搬送要素58内
にはボルト57が配置されており、ねじ山を備えた継手
56と螺合する。以下に更に詳細に説明するように、作
動端バットレスは、スイッチを通る電流を通すための端
子として役立つ。ボルト57は、電流搬送要素58とバ
ットレス46との間で導通を維持するのに役立つ。
【0029】接点アッセンブリ60が作動端バットレス
46と装置の固定端16との間に配置されている。接点
アッセンブリ60は、管状セラミックボトル62を含
み、このボトルの一端には、金属製固定端閉鎖体64が
配置されており、反対側のボトルの作動端には、作動端
閉鎖体66が配置されている。作動端閉鎖体66は、伸
長可能な可撓性金属ベローズを含む。固定端接点68
は、固定端閉鎖体64に取り付けられており且つボトル
62内に突出しており、これに対し、可動の即ち作動端
接点70は作動端閉鎖体66のベローズに取り付けられ
ている。アッセンブリは、ベローズ66の外側に配置さ
れたロッド状作動要素72を更に含み、この要素は、可
動端子の延長部を形成する。同様に、ねじ山を備えた固
定端スタブ接点74が固定端接点68に一体に形成され
ており、固定端閉鎖体64を越えて外方に突出してい
る。接点アッセンブリ60は、更に、接点の部分を取り
囲む金属製シールド76を含む。シールドは、ボトル6
2を貫通した金属製フレーム78によってハウジング内
に支持されている。この目的のため、ボトル62は幾つ
かの区分に分けて形成されているのがよく、両区分は金
属製フレームに接合されている。ボトル62は、気密封
止されている。かくして、端部閉鎖体間の接合部、接
点、及びボトルは気密になっている。
【0030】接点を取り囲むボトル62の内部空間は、
制御された雰囲気を内部に有する。本開示で使用されて
いるように「制御された雰囲気」という用語は、標準大
気圧の空気以外の雰囲気を意味する。最も好ましくは、
ボトル62内の雰囲気は部分真空状態である。更に、雰
囲気の組成は、標準大気と異なっているのがよい。ボト
ル内には、SF6 のような電弧抑制ガスが入っているのが
よい。接点アッセンブリ60全体は、従来の、多くの供
給源から商業的に入手可能な種類の、制御された雰囲気
を持つ接点アッセンブリであるのがよい。このような接
点アッセンブリの一つは、ニューヨーク州ホースヘッド
のカトラー−ハンマー社からWL−35590の表示で
手に入れることができる。
【0031】ボトル62の外径は、強化要素36の内径
よりも僅かに小さく、そのため、ボトルの外側と強化要
素の内側との間に環状空間が形成される。この環状空間
は、ボトルの外側と強化要素の内側との間に実質的に空
所のない境界を形成するように、絶縁性充填材80で完
全に充填されている。充填材80は、ハウジング10の
絶縁材と異なる絶縁材で形成されている。最も好ましく
は、絶縁性充填材80は、高温や高圧を加えることなく
配置でき且つその最終形態にすることができる材料であ
る。作動中、絶縁性充填材には大きな機械的応力が加わ
らない。従って、充填材は、機械的応力、アブレーショ
ン、等に対するその耐久性とほぼ無関係に選択できる。
充填材は、絶縁耐力が優れていなければならない。好ま
しい充填材には、石油を基材としたグリス及びシリコー
ンを基材としたグリス等のグリス、シリコーンゲル等の
ゲル、及び室温加硫型エラストマー即ち「RTV」エラ
ストマーと呼ばれる種類の硬化性エラストマーが含まれ
る。充填材とハウジング10のゴムとの間の適合性にも
考慮を払わなければならない。石油を基材とした材料
は、EDPMで膨潤する傾向がある。従ってEDPMハ
ウジングに関して石油を基材とした充填材を使用する場
合には、使用中、充填材をハウジングから離しておかな
ければならない。絶縁性強化要素により、このような離
間を行うことができる。同様に、シリコーンを基材とし
た充填材は、シリコーンゴムを膨潤する傾向がある。充
填材は、ゴム又は他のポリマーをゆっくりと膨潤させる
ことによっても形成できる。かくして、ボトル62の外
側と強化要素36の内側との間の空間は、EDPMやシ
リコーンゴム等の膨潤可能なポリマーで緩く充填でき
る。緩い充填は、中実のチューブ又はマスとして、顆粒
又はペレットとして、又はフォームやスポンジといった
任意の他の形態で提供できる。次いで、EDPMの場合
の鉱油(石油)又はシリコーンゴムの場合のシリコーン
オイルといった、使用された特定のポリマーを膨潤でき
る液体を空間に導入する。液体によりポリマーを膨潤さ
せ、全空間を充填し、これによって、空所のない境界面
を形成する。この技術は、他の機械的アッセンブリにも
同様に適用できる。
【0032】金属製固定端バットレス82は、強化要素
36のねじ山40と係合し、接点アッセンブリの固定端
閉鎖体64と係合する。固定端バットレスの中央ボアに
は、スタブ接点74が受け入れられている。更に、固定
端バットレスには、以下に説明する組み立てプロセス中
に使用するための追加の穴86が設けられている。固定
端バットレスは、ボトル62を作動端18に向かって開
放方向に押圧し、ボトルの作動端並びに作動端閉鎖体6
6の周囲を固定端バットレス46の第2面50としっか
りと係合した状態に保持する。かくして、ボトル62は
圧縮状態に維持される。金属製第2端子88がスタブ端
子74に取り付けられており、及び従って接点の固定端
68に取り付けられている。スイッチは、絶縁性エラス
トマーで形成された固定端カバー90及び半導体エラス
トマーで形成された電気応力除去要素92を更に含む。
固定端カバー90は、固定端カバーの内部テーパがハウ
ジングの固定端の円錐形の座20としっかりと係合する
ように、及び固定端電気応力除去要素が接点アッセンブ
リの第2端子88、スタブ端子74、固定端バットレス
40、及び固定端閉鎖体64を取り囲むように、ハウジ
ング10に位置決めされている。固定端キャップには、
第2管状金属製電流搬送要素94が取り付けられてい
る。電流搬送要素内に配置されたボルト95は、第2端
子88と螺合している。
【0033】リンク98が作動端バットレス46のボア
52内に摺動自在に受け入れられている。リンク98
は、接点アッセンブリの作動要素72と螺合しており、
螺合部は、螺合した要素を通って延びるピン(図示せ
ず)等で、使用中に動かないように係止されている。一
般に「ルーバー付き」接点と呼ばれる種類の環状接点1
00がリンク98を取り囲んでいる。接点100は、そ
の内面及び外面に突起を有する。接点100に設けられ
た可撓性突起は、バットレス46及びリンクと当接し、
これによって、バットレスとリンクとの間に摺動自在の
電気接点を形成する。かくして、接点アッセンブリの移
動自在の接点70は、第1端子即ちバットレス46に電
気的に接続される。変形例では、銅製編組ストラップの
ような金属製可撓性ストラップをリンク98と第1端バ
ットレス即ち第1端子46との間に接続してもよい。ヨ
ーク102は、リンク98と摺動自在に係合している。
圧縮コイルばね104が、ヨーク102とリンク98の
端部との間に配置されており、その結果、閉鎖方向へ
の、固定端16に向かう、図1で右方へのヨークの移動
は、リンク98に伝達され、及び従ってばねによって可
動接点70に伝達される。ボルト106がリンク及びヨ
ークと係合しており、そのため、反対の開放方向への
(図1の長さに対して)ヨークの移動は、リンク98及
び可動接点70にボルト106を通して伝達される。ボ
ルト106は、望ましくは、ばね104に予負荷を加
え、その結果、ばねは常に圧縮状態のままである。
【0034】エポキシ強化繊維ガラスのような、強固で
剛性の絶縁材で形成された賦勢要素108が、ダイヤフ
ラム26の中央30を通って延びている。賦勢要素10
8は、ダイヤフラムの中央30に固定的に取り付けられ
ており且つ結合されている。好ましくは、賦勢要素10
8は、ダイヤフラムの成形時に賦勢要素を金型内に位置
決めすることによって、ダイヤフラムにインサート成形
される。上述のインサート成形プロセス中、化学結合剤
を賦勢要素の表面に付着する。化学結合剤は、ゴムの成
形の技術分野で周知である。一つの適当な化学結合剤
は、ケムロック(Chemlok )205の商標で販売されて
いる。賦勢要素自体及び賦勢要素とダイヤフラムとの間
の接合部は、耐全電圧性を各々備えていなければならな
い。
【0035】変形例では、賦勢要素をダイヤフラムに組
み立ててもよい。これは、賦勢要素の直径よりも小さい
穴を持つダイヤフラムを成形し、次いで、賦勢要素の表
面とこれを取り囲むダイヤフラムの部分との間にぴった
りとした結合部が形成されるように賦勢要素を穴にプレ
ス嵌めすることによって行うことができる。賦勢要素
の、ダイヤフラムの一方の側部には肩部が形成されてお
り、ナット及びワッシャのようなファスナがダイヤフラ
ムの他方の側部に形成されている。ファスナ及び肩部
は、ダイヤフラムの中央部分を圧縮状態に保持し、賦勢
要素をダイヤフラムに対して固定位置に保持する。この
ような圧縮継手により、賦勢要素とダイヤフラムとの間
に固定された境界面を形成する。
【0036】賦勢要素108は、スナップ係合連結でヨ
ーク102に連結されている。かくして、ヨーク102
には、装置の作動端に最も近いヨークの端部に穴が設け
られており、このような穴の壁には溝110が形成され
ている。賦勢要素108の周囲に亘って周溝112が延
びている。賦勢要素をリンクとともに端方向に移動する
ようにリンクに連結するため、弾性スナップリング11
4がこれらの溝と係合している。
【0037】本発明の一実施例によるアクチュエータ即
ちドライバーアッセンブリ120がスイッチの他の要素
に取り付けられている。アクチュエータ120は、スイ
ッチのハウジング10に取り付けられたドライバーフレ
ーム122、賦勢要素108に連結された可動要素12
4、及び可動要素を開閉方向に移動して賦勢要素を移動
し、これによって可動接点70(図1参照)を移動し、
かくしてスイッチの開閉を行うための機構126を有す
る。
【0038】ドライバーフレーム124は、ステンレス
鋼又は他の適当な耐蝕性金属又は他の材料で形成されて
いるのがよい。ドライバーフレームは、前端に形成され
た環状カラー128及び別のカラー129を有する。カ
ラー128は、管状外部支持要素42(図1参照)内に
嵌まるような大きさになっている。機械ねじ130がカ
ラー128及び従ってドライバーフレーム122を、外
部支持要素に対して、及びかくしてエラストマーハウジ
ング10に対して、組み立てられた位置に保持する。別
の円筒形ハウジング131(図2参照)がカラー129
の上に嵌まっており、ドライバーの機構を覆っている。
図2には、ハウジング131の小さな部分だけが示して
あり、残りの部分は、明瞭化を図るために除去してあ
る。更に、カバー131は、図3乃至図6では省略して
ある。
【0039】ドライバーフレーム122及びカラー12
8は、ハウジング10の作動端18と隣接して配置され
ている。賦勢要素108の外端は、カラーアッセンブリ
128を通ってドライバーフレーム122内に延びてお
り、ドライバーフレーム内では、賦勢要素は、調節状態
に係止するためのピン又は他の適当な係止装置を備えた
ねじ連結部のような調節自在の連結部によって、ドライ
バーアッセンブリの可動要素124に連結されている。
【0040】ドライバーフレーム122は、一対のプレ
ート130及び132(図2参照)を含む。これらのプ
レート130間を延びるベルクランクシャフト138に
一対のベルクランク要素134a及び134bが取り付
けられており、その結果、ベルクランク要素は、シャフ
ト138と一致するベルクランク軸線を中心としてフレ
ームに対して枢動自在である。ベルクランク要素138
は、それらの間を延びるプレート139によって互いに
しっかりと連結されている。開放側ピン135及び閉鎖
側ピン137が、両側に設けられた機構の前端と隣接し
てベルクランク要素134間を延びている。以下に更に
詳細に論じたように、ピン135及び137は、ばねを
ベルクランクに連結するための取り付け点を形成する。
図3乃至図6で最もよくわかるように、各ベルクランク
要素は、ノッチ140を備えた全体に円弧状の表面を有
する。
【0041】作動シャフト142が、プレート130及
び132のベアリング(図示せず)を通って延びてお
り、そのため、作動シャフトは、ドライバーフレームに
関して回転自在である。作動シャフト142は、作動ハ
ンドル145が係合するための多角形ヘッド144を一
端に有する。一対のカムプレート146が作動シャフト
142に固定的に取り付けられている。カムプレート1
46は、協働してロッカを構成する。ロッカは、シャフ
ト142と一致するロッカ軸線を中心としてフレーム1
22に関して枢動するように、シャフト142によって
取り付けられている。ロッカ軸線142は、ベルクラン
ク軸線138の後方にこの軸線と平行に配置されてお
り、これらの軸線は、協働して、スイッチの中央軸線1
4と一致する共通平面を構成する。参照を便利にするた
め、平面の一方の側の領域(図2乃至図6の各々におい
て平面の上方にあり且つ軸線14の上方にある領域)を
平面の開放側にある領域と呼び、これに対し、図2乃至
図6でわかるように、反対側にあり且つ平面及び軸線1
4の下にある領域を平面の閉鎖側にある領域と呼ぶ。
【0042】ロッカの各カムプレートは、カラー128
に向かって前方に延びる一対の主突起148及び150
(図4参照)、及び後方に延びる一対のキャッチ面15
2及び154(図3及び図4参照)を有する。図2及び
図3で最もよくわかるように、カムプレート146の開
放側突起148は、機構が図2及び図3に示す閉鎖位置
にあるとき、ベルクランク要素134間を延びている。
同様に、閉鎖側突起150は、機構が図5に示す開放位
置にあるとき、ベルクランク要素間を延びている。開放
側ピン即ち取り付け点153は、プレートの開放側突起
と隣接して、共通平面14の開放側でロッカのカムプレ
ート146間を延びている。閉鎖側ピン即ち取り付け点
155は、閉鎖側突起150と隣接してロッカ146カ
ムプレート間を延びている。
【0043】開放側主ばね156がベルクランクの開放
側ピン135とカム146の開放側ピン153との間を
延びている。図2で最もよくわかるように、開放側ばね
156は、ベルクランク要素間の空間及びカムプレート
の突起間の空間を実質的に占有する大型で強力なばねで
ある。更に、ピンと係合したばね156のループの内径
は、ピン自体よりもかなり大きい。同様の閉鎖側ばね1
58がカムプレート146の閉鎖側ピン155とベルク
ランクの閉鎖側ピン137との間を延びている。閉鎖側
ばね158は、図3乃至図6には概略にしか示してない
が、閉鎖側ばねもまた、ベルクランク要素間の空間及び
カムプレートの閉鎖側突起150間の空間の大部分を占
有する大型の強力なばねである。
【0044】一対の案内リンクプレート160が、プレ
ート130及び132と隣接してドライバーフレームに
ピン162(図3及び図4参照)で 枢着されている。
一対の駆動リンクプレート166がフレームプレート1
30及び132と隣接して延びている。主ピン168が
案内リンクプレート162を駆動リンクプレート166
に連結し、更に、これらのリンクプレートを駆動機構の
可動要素124に連結する。駆動リンクプレート166
は、別のピン171でベルクランク要素に連結されてい
る。ドライバーフレーム122、案内リンクプレート1
60、駆動リンク166、及びベルクランク要素134
は、一般に「4棒」リンク機構と呼ばれる種類の機構を
構成する。
【0045】開放キャッチ170(図3及び図4参照)
は、作動シャフト142に回転自在に取り付けられてい
る。開放キャッチ170は、機構の一方の側で、カムプ
レート146とベルクランクプレート134bと隣接し
た空間173に配置されている。キャッチ170は、図
2、図5、及び図6では、明瞭化を図るため、省略して
ある。開放キャッチ170は、ローラーを備えたチップ
174を有する。開放キャッチ170は、フィンガ17
6及びばねマウント178を更に有する。キャッチばね
182が、ばねマウント178とドライバーフレームの
キャップ129との間に係合している。ばね182は、
開放キャッチ170を図3及び図4で見て時計廻り方向
に押圧し、及びかくしてキャッチのチップ174を押圧
してベルクランク要素134bの円弧状の表面と係合さ
せる。
【0046】同様の閉鎖キャッチ186(図5及び図6
参照)が、ベルクランク要素134aと隣接した空間1
88(図2参照)内で作動シャフト142に回転自在に
取り付けられている。閉鎖キャッチ186は、図面の明
瞭化を図るため、図2、図3、及び図4では省略してあ
る。閉鎖キャッチ186は、対応する開放キャッチの要
素と同様に、ローラーを備えたチップ190、ばねアー
ム192、及びフィンガ194を有する。キャッチばね
196は、閉鎖キャッチをシャフト142を中心として
反時計廻り方向に押圧し、及びかくしてチップ190を
押圧してベルクランクプレート134aと係合させるよ
うに、閉鎖キャッチのばねアーム192とフレームのキ
ャップ129との間に係合している。一対の突起198
a及び198b(図2参照)を持つフリッパープレート
196が、フレームプレート130と132との間を延
びる中間シャフト200を介してドライバーフレームに
枢着されている。プレートの枢動は、ストップ202
(図3乃至図6参照)によって制限される。シャフト2
00は、シャフト138、及び142と平行であり且つ
同一平面内にある。
【0047】作動では、電流搬送要素58及び94を通
して、及び従って端子46及び88を通してスイッチを
回路に接続する。挿入体32は、第1端子46に電気的
に接続されている。かくして、挿入体は、第1端子即ち
バットレス46と同じ電位に維持される。リンク98及
びヨーク102は同じ電位にあり、及び従って挿入体3
2によって包囲された空間内には電位差がない。同様
に、応力除去要素92は、スイッチの固定端にある全て
の構成要素を第2端子88の電位に維持する。
【0048】図1、図2、及び図3に示す位置では、ス
イッチは閉じられている。ピン171は、ベルクランク
シャフト138及びピン168と整合した状態で軸線1
4上に配置されている。開放キャッチのチップ174
は、ベルクランク要素134bのスロット140と係合
している。ロッカ即ちカムプレート146は、その全閉
位置にある。スイッチを開くため、架線工夫は、ハンド
ル145(図2参照)を係合させ、ハンドルを廻してカ
ムプレート146を図3及び図4で見て反時計廻り方向
に回転する。架線工夫がロッカを廻すと、ロッカの開放
側取り付け点即ちピン153が後方に移動し、これに対
し閉鎖側取り付け点即ちピン155が前方に移動する。
ベルクランク134は、キャッチ174によって所定位
置に保持される。かくして、開放ばね156が、ピン1
53と135との間で伸長し、これに対し、閉鎖ばね1
58が弛緩する。ロッカを移動し続けると、機構は、図
4に示す開放ラッチ解除位置に到達する。この位置で
は、カムプレートの閉鎖側突起150がベルクランク要
素134間に係合する。かくして、カムプレート及びベ
ルクランク要素は、実質的に連続したチャンネルを形成
し、壁がその両側で閉鎖ばね158を境界付ける。
【0049】ロッカが図3の全閉位置から図4の開放ラ
ッチ解除位置まで移動するとき、ロッカは、開放ラッチ
解除位置に至る直前に開放開始位置を通過する。ロッカ
が開放開始位置に到ったとき、ロッカのカムプレート1
46の表面154がフリッパープレート196と係合
し、フリッパープレートをシャフト200を中心として
時計廻り方向に廻す。プレート196に設けられた突起
は、開放キャッチのフィンガ176と係合し、これによ
って開放キャッチをばね182の押圧力に抗して反時計
廻り方向に押圧する。キャッチのローラーチップ174
がベルクランク134bのスロット140から持ち上げ
られて外れる。カム146が反時計廻り方向回転移動の
ほぼ終わりにくるまで、キャッチ面154はフリッパー
プレートと係合せず、フリッパープレートはフィンガ1
76と係合しないということは理解されるべきである。
ローラーチップ174を持ち上げてスロット140から
外す全作用は、開放開始位置と開放ラッチ解除位置との
間のロッカ146の非常に短い回転移動に亘って生じ
る。
【0050】ローラーチップ174がスロット140か
ら外れると、開放ばね156がベルクランク134を駆
動し、図5に示す位置に至るまで、ベルクランク要素を
閉鎖方向に、即ち図3及び図4でわかるように反時計廻
り方向に回転する。構成要素は、ベルクランクの開放移
動中に亘り、開放ばねに張力が加わった状態のままであ
るような寸法になっている。かくして、図3の全閉位置
から図5の全開位置までのロッカの開放側取り付けピン
153の後方への移動即ち開放スロー(opening throw
)は、ベルクランクに設けられた開放側取り付けピン
135の後方への移動即ち開放行程よりも大きい。逆
に、ロッカの閉鎖側ピン155の前方への移動は、ベル
クランクの対応するピン137の前方への移動よりも大
きい。従って、閉鎖側ばねは、弛緩した状態になり、ベ
ルクランクが図5に示す開放位置に到達したとき、弛緩
したままである。閉鎖側ばねを一杯に弛緩した状態にす
るのに必要な移動量以上のピン155の過剰の移動は、
ばねの端ループ内でのピンの移動によって吸収され、閉
鎖側ばねは、圧縮状態に置かれない。開放移動に亘って
開放側ばねに張力が連続的に存在することによって、開
放行程中に機構が任意の中間位置で立ち往生しないよう
にする。実際には、端ループ及びピンは、ベルクランク
及びロッカの開放側取り付け点間で開放側ばね156と
直列に連結された空動きリンク機構として役立ち、ベル
クランク及びロッカの閉鎖側取り付け点間で閉鎖側ばね
158に直列に連結された別の空動きリンク機構として
役立つ。
【0051】ベルクランクに設けられたピン171は、
駆動リンク166を引っ張り、及び従って駆動機構の可
動要素124を開放方向(添付図面で見て左方)に移動
する。かくして可動要素は、賦勢要素108、ヨーク1
02(図1参照)、ボルト106、リンク98、及び作
動要素72を開放方向に引っ張る。かくして、可動接点
70がその開放位置まで移動する。この移動はいきなり
起こり、これによって、接点間で電弧が発生する可能性
を小さくする。ベルクランク要素が図5の開放位置に移
動したとき、閉鎖キャッチ186のチップ190がばね
196の作用でベルクランク要素134aのスロット1
40と係合する。これによって、機構を図5に示す開放
位置に係止する。
【0052】閉鎖作動は、同様に、しかし逆回転で行わ
れる。かくして、架線工夫はハンドルを動かして作動シ
ャフト及びロッカ146を閉鎖方向即ち時計廻り方向に
廻し、ロッカの閉鎖側ピン155が後方に移動すると
き、開放ばね156を弛緩させ、閉鎖ばね158を伸長
する。機構は、図6の閉鎖ラッチ解除位置に近付くと
き、閉鎖開始位置を通過し、この位置で、カムのキャッ
チ面152がフリッパープレート196と係合し、その
結果、プレートの突起198aが閉鎖キャッチのフィン
ガ194と係合し、これによってローラーチップ190
を持ち上げてベルクランク要素134aのスロット14
0と係合した状態から外す。ロッカが閉鎖ラッチ解除位
置に到り、チップ190がスロットを越えたとき、閉鎖
ばね158がベルクランクの閉鎖側取り付けピン137
を引っ張り、及びかくして、ベルクランクが図3に示す
閉鎖位置に達するまで、ベルクランク134aを閉鎖方
向、即ち添付図面で見て時計廻り方向に回転駆動する。
ベルクランクは、閉鎖位置に回転するとき、ピン171
及び従って駆動リンク166及び可動要素124を閉鎖
方向に押圧し、かくして、スイッチの全ての他の要素を
押圧し、最終的には、可動接点70を図1に示す閉鎖位
置まで閉鎖方向に押圧する。閉鎖側ばねは、閉鎖サイク
ルに亘って張力が加わった状態に維持され、ベルクラン
クが閉鎖位置に到達したとき、張力が加わった状態のま
まである。このような張力を提供するため、ロッカの閉
鎖側取り付け点155の後方への移動即ちスローは、ベ
ルクランクの閉鎖側取り付け点137の後方への移動即
ち行程よりも大きい。
【0053】カムプレート40の閉鎖方向への回転は、
ストップ202及びフリッパープレート196によって
拘束される。ベルクランクの閉鎖移動(図6の位置から
図3の位置まで)により、ピン171をピン138及び
168と整合させる。ピン171がこの位置に近付くに
つれて、リンク機構が大きな機械的利点を提供し、可動
要素124を大きな力で閉鎖方向に駆動する。ドライバ
ー機構の閉鎖移動の完了の直前に可動接点70が固定接
点68と係合するように可動要素124と賦勢要素10
8との間の連結部を調節する。接点の係合後のドライバ
ー機構の最終移動は、ヨーク102(図1参照)がばね
104の押圧力に抗してリンク98に対して摺動するこ
とによって吸収される。この移動により、接点に加わる
機械的衝撃荷重を最小にする。
【0054】閉鎖移動中に接点アッセンブリに加わわる
荷重は、固定接点68、端閉鎖体64、固定端バットレ
ス82を通して強化要素36にねじ山付き連結部40を
介して伝達される。これらの荷重のうち、ボトル62に
加わるものは本質的に全くない。強化要素36に加わわ
った荷重は、この強化要素をドライバーフレームに対し
て閉鎖方向(図1で右方)に移動する傾向がある。しか
しながら、外部強化要素42は、カラー28でドライバ
ーフレームに固定されている。外部強化要素は、ハウジ
ング10を拘束し、ハウジング10は強化要素を拘束す
る。内部強化要素36及び外部強化要素42は互いに入
れ子になっており、大きな表面積に亘ってハウジング1
0と係合しており、ハウジングのエラストマーの薄い環
状部分だけがこれらの強化要素間に配置されている。こ
れにより、剛性の耐応力継手は形成され 。この継手
は、強化要素36が動かないようにしっかりと支持す
る。
【0055】上述のドライバー機構即ちアクチュエータ
は、大きな利点を提供する。上述のドライバー機構は、
接点を、電弧を最小にするように、開放位置と閉鎖位置
との間で迅速に移動する。ドライバー機構は極めてコン
パクトである。全機構が、スイッチの外部強化要素と本
質的に同じ直径の管状ハウジング内に収容されている。
ドライバー機構の要素を保護する耐候性シールを形成す
るため、O−リング又は他の従来のシール(図示せず)
をドライバー管状ハウジング131とカラー128及び
129との間に設けることができる。更に、ドライバー
ハウジング131には、ハンドル145を通すための穴
(図示せず)が設けられている。この穴には、適当なシ
ールが設けられている。
【0056】アクチュエータは、任意の高電圧スイッチ
に合わせて本質的にどのような大きさにでもつくること
ができるが、一つの有用なアクチュエータは、ばね定数
が約175.2N/m (1インチ当たり160ポンド)の
開放主ばね及び閉鎖主ばねを有し、ベルクランク軸線を
中心とした慣性モーメントが約0.0009kg-m2 (1
平方インチ当たり約3.3ポンド)のベルクランクを有
する。各主ばねは、開放ラッチ解除位置又は閉鎖ラッチ
解除位置へのロッカの移動中、約25mm(約0.97イ
ンチ)伸長する。ベルクランク軸線とロッカ軸線との間
の距離は、約51mm(約2インチ)であり、ロッカ軸線
142から開放側取り付けピン153及び閉鎖側取り付
けピン154の各々までの半径方向距離は、約35mm
(約1.39インチ)である。ベルクランク軸線138
から開放側取り付けピン135及び閉鎖側取り付けピン
137の各々までの半径方向距離は、約40mm(約1.
57インチ)である。
【0057】以上から理解されるように、上文中に論じ
た特徴の多くの変更及び組み合わせを、特許請求の範囲
に定義された本発明から逸脱することなく、使用でき
る。例えば、ラッツィの出願に開示されたスイッチ以外
のスイッチをアクチュエータと関連して使用できる。更
に、アクチュエータのロッカ146は、手動作動でなく
自動装置で枢動駆動できる。ばね端ループを使用する空
動き装置の代わりに、他の形態の空動きリンク機構を使
用できる。従って、好ましい実施例の以上の説明は、本
発明を限定しようとするものでなく、例示を行うもので
あるということは理解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】スイッチの一部を示す部分断面図である。
【図2】本発明の一実施例によるアクチュエータを図1
のスイッチと組み立てた状態で示す、図面の明瞭化を図
るためにアクチュエータの幾つかの部分が除去してあ
る、概略部分平面図である。
【図3】図2に示すアクチュエータの概略正面図であ
る。
【図4】図3と同様であるが、アクチュエータを別の作
動位置で示す概略正面図である。
【図5】図3と同様であるが、アクチュエータを別の作
動位置で示す概略正面図である。
【図6】図3と同様であるが、アクチュエータを別の作
動位置で示す概略正面図である。
【符号の説明】
10 ハウジング 16 固定端 18 作動端 20 ブッシュ 26 ダイヤフラム 32 導電性挿入体 36 強化要素 46 作動端バットレス 60 接点アッセンブリ 62 管状セラミックボトル 68 固定接点 70 可動接点 72 ロッド状作動要素 82 固定端バットレス 98 リンク 102 ヨーク 108 賦勢要素 120 ドライバーアッセンブリ 122 フレーム 134 ベルクランク要素 146 カムプレート
フロントページの続き (71)出願人 595038062 Route 24,Hackettstow n,New Jersey 07840,Un ited States ofAmeri ca

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高電圧スイッチ用アクチュエータにおい
    て、 (a)ベルクランク枢軸及び該ベルクランク枢軸と平行
    であり且つ前記ベルクランク枢軸から後方に間隔が隔て
    られた平行なロッカ枢軸を構成するドライバーフレー
    ム、 (b)前記ベルクランク枢軸を中心として枢動自在に前
    記フレームに取り付けられたベルクランク、ベルクラン
    ク要素は、開放側取り付け点及び閉鎖側取り付け点を持
    ち、前記ベルクランクは開放位置と閉鎖位置との間で枢
    動自在である、ベルクランク、 (c)前記ロッカ枢軸を中心として枢動自在に前記フレ
    ームに取り付けられたロッカであって、開放側取り付け
    点を有し、前記ロッカは全閉位置と全開位置との間で枢
    動自在である、ロッカ、 (d)前記ロッカ及び前記ベルクランクの開放側取り付
    け点間に連結された開放側ばね、及び前記ロッカ及び前
    記ベルクランクの閉鎖側取り付け点間に連結された閉鎖
    側ばねであって、ベルクランクがその閉鎖位置にとどま
    った状態でロッカをその全閉位置からその全開位置に向
    かって移動するとき、前記開放側ばねが変形してエネル
    ギがこのばねに貯えられ、ベルクランクがその開放位置
    にとどまった状態でロッカをその全開位置からその全閉
    位置に向かって移動するとき、前記閉鎖側ばねが変形し
    てエネルギがこのばねに貯えられる、開放側ばね及び閉
    鎖側ばね、 (e)前記ベルクランクが前記閉鎖位置にあるとき、前
    記ベルクランクが開放方向に枢動しないように拘束する
    ための開放側キャッチ、及び前記ベルクランクが前記開
    放位置にあるとき、前記ベルクランクが閉鎖方向に枢動
    しないように拘束するための閉鎖側キャッチ、 (f)前記ロッカの開放移動中、前記ロッカが前記全開
    位置に近い開放ラッチ解除位置に到ったとき、前記開放
    側キャッチを係合状態から外し、前記ロッカの閉鎖移動
    中、前記ロッカが前記全閉位置に近い閉鎖ラッチ解除位
    置に到ったとき、前記閉鎖側キャッチを係合状態から外
    すためのキャッチ解放手段、 (g)前記フレームを高電圧スイッチの本体に連結し、
    前記ベルクランクを前記スイッチの賦勢要素に連結し、
    これによって、前記ロッカを閉鎖移動で枢動するとき、
    前記ロッカが閉鎖ラッチ解除位置に至るまで前記閉鎖側
    ばねが変形し、このとき、閉鎖側ばねがベルクランクを
    駆動してその閉鎖位置に向かって枢動し、スイッチの賦
    勢要素をその閉鎖位置に向かって迅速に駆動し、ロッカ
    を開放移動で枢動するとき、ロッカが開放ラッチ解除位
    置に至るまで前記開放側ばねが変形し、このとき、開放
    側ばねがベルクランクを駆動してその開放位置に向かっ
    て枢動し、スイッチの賦勢要素をその閉鎖位置に向かっ
    て迅速に駆動するための取り付け手段、を有する、 高電圧スイッチ用アクチュエータ。
  2. 【請求項2】 前記枢軸は共通平面を構成し、前記ロッ
    カ及び前記ベルクランクの前記開放側取り付け点は、前
    記共通平面の開放側に配置され、前記ロッカ及び前記ベ
    ルクランクの前記閉鎖側取り付け点は、前記開放側と反
    対側の前記共通平面の閉鎖側に配置され、前記ベルクラ
    ンクの開放側取り付け点は、前記ベルクランクが前記開
    放位置に向かって枢動するとき、後方に移動し、前記ベ
    ルクランクの閉鎖側取り付け点は、前記ベルクランクが
    前記閉鎖位置に向かって枢動するとき、後方に移動し、
    前記ロッカの閉鎖側取り付け点は、前記ロッカがその全
    閉位置に向かって枢動するとき、後方に移動し、前記ロ
    ッカの開放側取り付け点は、前記ロッカがその全開位置
    に向かって枢動するとき、後方に移動する、請求項1に
    記載のアクチュエータ。
  3. 【請求項3】 前記ベルクランクは、互いに間隔が隔て
    られた一対の要素を含み、前記ロッカは、互いに間隔が
    隔てられた一対の要素を含み、前記ベルクランクの前記
    プレート及び前記ロッカの前記プレートは、協働して、
    閉鎖側チャンネルを前記平面の前記閉鎖側に形成し、開
    放側チャンネルを前記プレートの前記開放側に形成し、
    前記ばねは前記チャンネルに受け入れられている、請求
    項2に記載のアクチュエータ。
  4. 【請求項4】 前記ばねの各々は、引っ張りコイルばね
    である、請求項3に記載のアクチュエータ。
  5. 【請求項5】 前記ベルクランク及び前記ロッカの前記
    要素は、前記ロッカが前記閉鎖ラッチ解除位置にあると
    き、前記開放側チャンネルの両側に実質的に連続した壁
    を形成するように、及び前記ロッカが前記開放ラッチ解
    除位置にあるとき、前記閉鎖側チャンネルの両側に実質
    的に連続した壁を形成するように互いに噛み合ってお
    り、これによって、前記連続壁は、前記ベルクランクの
    閉鎖移動中、前記開放ばねを拘束し、前記ベルクランク
    の開放移動中、前記閉鎖ばねを拘束する、請求項4に記
    載のアクチュエータ。
  6. 【請求項6】 前記キャッチ解放手段は、前記全閉位置
    から前記開放ラッチ解除位置に近い開放開始位置までの
    前記ロッカの開放移動中、前記開放キャッチを係合状態
    のままにし、前記全開位置から前記開放ラッチ解除位置
    に近い閉鎖開始位置までの前記ロッカの閉鎖移動中、前
    記閉鎖キャッチを係合状態のままにするように構成され
    ている、請求項1に記載のアクチュエータ。
  7. 【請求項7】 前記キャッチ解放手段は、フレームに対
    して第1方向に移動したときに開放キャッチを移動し、
    第2方向に移動したときに閉鎖キャッチを移動するよう
    に前記フレームに移動自在に取り付けられたフリッパー
    を含み、前記ロッカは、前記ロッカが開放移動において
    開放開始位置に到ったとき、前記フリッパーと係合して
    前記フリッパーを前記第1方向に移動するようになった
    開放突起、及び前記ロッカが閉鎖移動において閉鎖開始
    位置に到ったとき、前記フリッパーと係合する閉鎖突起
    を含み、前記閉鎖突起は、前記ロッカが閉鎖移動におい
    て閉鎖開始位置に到ったときフリッパーと係合する、請
    求項6に記載のアクチュエータ。
  8. 【請求項8】 前記キャッチは、前記ロッカ軸線を中心
    として移動するように前記フレームに枢着されており、
    前記フリッパーは、前記フレームに前記ロッカ軸線と平
    行なフリッパー軸線に枢着されている、請求項7に記載
    のアクチュエータ。
  9. 【請求項9】 前記ベルクランクは、ノッチを備えた少
    なくとも一つの全体に円弧状の表面を構成し、前記キャ
    ッチの各々は、一つの前記ノッチと係合できるチップを
    含む、請求項8に記載のアクチュエータ。
  10. 【請求項10】 前記取り付け手段は、前記ベルクラン
    クの移動の増分毎に、前記ベルクランクがその閉鎖位置
    と隣接している場合には前記賦勢要素を比較的小さく移
    動し、前記ベルクランクがその開放位置と隣接している
    場合には前記賦勢要素を比較的大きく移動するように、
    前記賦勢要素の移動と前記ベルクランクの移動との間
    に、非均等な比を提供するように、前記ベルクランクを
    前記スイッチの前記賦勢要素とリンクするための非均等
    なリンク機構手段を含む、請求項1に記載のアクチュエ
    ータ。
  11. 【請求項11】 前記非均等なリンク機構手段は、互い
    に、前記ベルクランクに、及び前記フレームに連結され
    た複数のリンクを含み、前記ベルクランク、フレーム、
    及びリンクは、協働して、4棒リンク機構を構成する、
    請求項10に記載のアクチュエータ。
  12. 【請求項12】 前記ロッカ、前記ベルクランク、及び
    前記ばねは、前記ベルクランクの全開放移動中、前記開
    放側ばねが前記ベルクランクを前記開放位置に向かって
    押圧し続け、前記ベルクランクの全閉鎖移動中、前記閉
    鎖側ばねが前記ベルクランクを前記閉鎖位置に向かって
    押圧し続けるように構成されており且つ配置されてい
    る、請求項1に記載のアクチュエータ。
  13. 【請求項13】 前記ばねは引っ張りばねであり、前記
    ロッカの前記開放側取り付け点は、全閉位置から全開位
    置までのロッカの移動中、開放スロー距離に亘って移動
    し、前記ベルクランクの前記開放側取り付け点は、開放
    行程距離に亘って移動し、前記開放スロー距離は、前記
    開放行程距離よりも大きく、前記ロッカの前記閉鎖側取
    り付け点は、全閉位置から全開位置までの前記ロッカの
    移動中閉鎖スロー距離に亘って移動し、前記ベルクラン
    クの前記閉鎖側取り付け点は、閉鎖行程距離に亘って移
    動し、前記閉鎖スロー距離は、前記閉鎖行程距離よりも
    大きい、請求項12に記載のアクチュエータ。
  14. 【請求項14】 前記開放側取り付け点間で前記開放側
    ばねに直列に連結された開放側空動き機構、及び前記閉
    鎖側取り付け点間で前記閉鎖側ばねに直列に連結された
    閉鎖側空動き機構を更に有する、請求項13に記載のア
    クチュエータ。
  15. 【請求項15】 前記ばねの各々は、所定の内径を持つ
    少なくとも一つの端ループを含み、前記開放側取り付け
    点の少なくとも一方は、前記開放側ばねの前記端ループ
    の一方に受け入れられた、このような端ループの内径よ
    りも小さい外径を持つピンを含み、前記閉鎖側取り付け
    点のうちの少なくとも一方は閉鎖側ばねの前記端ループ
    の一方に受け入れられた、このような端ループの内径よ
    りも小さい外径を持つピンを含み、前記空動き機構は前
    記端ループ及び前記ピンを含む、請求項14に記載のア
    クチュエータ。
  16. 【請求項16】 取り付け点の上述の構成要素を取り囲
    む全体に管状のハウジングを更に有する、請求項1に記
    載のアクチュエータ。
  17. 【請求項17】 前記フレームは、前記ハウジング内で
    前方及び後方に延びる一対のプレートを含み、前記プレ
    ートは、前記軸線に対して横方向に延び且つ互いから間
    隔が隔てられており、前記ベルクランク及び前記ロッカ
    は前記プレート間に配置されている、請求項16に記載
    のアクチュエータ。
  18. 【請求項18】 前記フレームは、前記プレートの前記
    前端及び前記後端に一対のカラーを有し、前記管状ハウ
    ジングは、前記カラー上に支持されている、請求項17
    に記載のアクチュエータ。
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