JPH09188915A - トルマリン含有ポリビニルアルコール系繊維 - Google Patents

トルマリン含有ポリビニルアルコール系繊維

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JPH09188915A
JPH09188915A JP8001546A JP154696A JPH09188915A JP H09188915 A JPH09188915 A JP H09188915A JP 8001546 A JP8001546 A JP 8001546A JP 154696 A JP154696 A JP 154696A JP H09188915 A JPH09188915 A JP H09188915A
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polyvinyl alcohol
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alcohol fiber
fiber
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Toshio Sugihara
俊雄 杉原
Shiro Nakamura
司郎 中村
Masaki Furumiya
正樹 古宮
Tadayoshi Uchiumi
忠良 内海
Ichiro Nagashima
一朗 長嶋
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BEAM KOGYO KK
NICHIBI KK
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BEAM KOGYO KK
NICHIBI KK
Fuji Lace Industry Co Ltd
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    • Y10T428/2927Rod, strand, filament or fiber including structurally defined particulate matter

Abstract

(57)【要約】 【課題】 活性イオンを放出して、生体細胞に賦活効果
を与えるとともに、水の浄化に役立つ活性汚泥菌などを
活性化させるトルマリン含有ポリビニルアルコール系繊
維を提供する。 【解決手段】 ポリビニルアルコール系繊維中に粒子径
0.3μm未満のトルマリンを均質に分散させ、不溶化
処理を施したトルマリン含有ポリビニルアルコール系繊
維である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規なトルマリン含
有ポリビニルアルコール系繊維、さらに詳しくは、活性
イオンを放出して、生体細胞に賦活効果を与えるととも
に、水の浄化に役立つ活性汚泥菌などを活性化させるト
ルマリン含有ポリビニルアルコール系繊維に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、活性イオンは生体細胞を賦活し、
生体に対して好影響を与えることが注目されており、こ
の活性イオンを、例えば自律神経系や運動神経系の調
節、熟睡、精神安定化、疲労回復の促進などに利用する
研究が積極的になされている。
【0003】このような活性イオンを放出する物質とし
て、天然産のトルマリンが見出されており、このトルマ
リンは永久自発電気分極をしている物質で、外部電界の
影響で分極のベクトルを変えず、また鉱物の中で最も強
い永久分極特性を示すとともに、遠赤外線の放射も認め
られている。この遠赤外線は、最近の研究では、水質の
改良、食品の鮮度保持、食品の改善、植物の生育などに
有効であり、また生体の血行の循環や新陳代謝の促進効
果を有することが確認されている。
【0004】本発明者らは、このようなトルマリンの微
粒子を繊維に含有させて、衣服やサポーターを作成し、
これを装着することによって、身体の血行が良くなるこ
とを見出し、先に、トルマリンを含有するエレクトレッ
ト繊維を提案した(特公平6−104926号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このエレク
トレット繊維をさらに改良し、活性イオンを効率よく放
出して、生体細胞に賦活効果を与えるとともに、水の浄
化に役立つ活性汚泥菌などを活性化させる新規なポリビ
ニルアルコール系繊維を提供することを目的としてなさ
れたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、活性イオ
ン効率の高い繊維を開発すべく鋭意研究を重ねた結果、
ポリビニルアルコール系繊維中に超微粒子状のトルマリ
ンを均質に分散させ、不溶化処理したものが、その目的
に適合しうることを見出し、この知見に基づいて本発明
を完成するに至った。
【0007】すなわち、本発明は、ポリビニルアルコー
ル系繊維中に粒子径0.3μm未満の微粒子状トルマリ
ンを均質に分散させ、不溶化処理を施したことを特徴と
するトルマリン含有ポリビニルアルコール系繊維を提供
するものである。
【0008】本発明においては、微粒子状トルマリンの
粒子径が0.2μm以下であり、かつこの微粒子状トル
マリンを繊維に対して0.05〜0.5重量%の割合で
均質に分散させた前記トルマリン含有ポリビニルアルコ
ール系繊維が好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明のトルマリン含有ポリビニ
ルアルコール系繊維は、ポリビニルアルコール系繊維と
トルマリンとを組み合わせたものであり、このポリビニ
ルアルコール系繊維は、汚染水浄化用接触ろ材とした場
合、汚染水中に存在する微生物により破壊されないの
で、耐久性がある上、活性汚泥菌を固定化させるのに優
れた性質を有している。そして、ポリビニルアルコール
系繊維中のトルマリンから放出される活性イオンは、活
性汚泥菌を増殖させる作用を有する。また、ポリビニル
アルコール系繊維は耐候性に優れており、漁網やのりの
養殖用網、ロープ、衣服などに使用した場合には、太陽
光線の紫外線に対しても強い抵抗力をもっている。一
方、トルマリンは活性イオンを放出させ、身体の新陳代
謝や血行を促進させる作用を有するが、このトルマリン
は水砕法により超微粉状態としたものをポリビニルアル
コールと混合すると、該ポリビニルアルコールが高分子
分散剤として作用するため、粒径0.1μm以下のトル
マリンの超微粒子さえも均質に分散させることができ
る。
【0010】本発明のトルマリン含有ポリビニルアルコ
ール系繊維において用いられるトルマリンは、組成式 MX33Al3(AlSi293(O,OH,F)4 (式中のMはNa又はCa、XはAl、Fe、Li、M
g又はMnである)で表わされるものである。
【0011】トルマリンの純粋なものは、宝石として用
いられ、現在では人工的に結晶を合成することもできる
が、本発明においては、このような人工的に得られるト
ルマリンも用いることができる。このトルマリンは、永
久自発電気分極を行う物質で、外部電界の影響で分極の
ベクトルを変えない。また、トルマリンは、鉱物の中で
最も強い永久分極特性を示すと共に、遠赤外線の放射を
行うことも知られている。そして、イオン結晶が外力に
よる応力に対応して誘電分極を生じる圧電効果や、結晶
の一部を熱したとき表面に電荷が現れる焦電効果も観測
される。さらに、このトルマリンを微粒子状にして繊維
に含有させたものから、活性イオン(アニオン)が放出
されることは、すでに確認されている。
【0012】トルマリンは自発永久分極性を有するの
で、微細粒子にすればより効果的である。したがって、
本発明においては、粒子径0.3μm未満のものが用い
られ、特に粒子径が0.2μm以下で、かつ平均粒子径
0.1μm以下のものが、より一層活性イオンを放出す
るので好適である。この微粒子状トルマリンの含有量
は、ポリビニルアルコール系繊維に対して、通常0.0
1〜3重量%の範囲で選ばれる。この含有量が0.01
重量%未満では活性イオンの放出量が少なすぎて、本発
明の効果が十分に発揮されないし、3重量%を超えると
その量の割には効果の向上がみられず、むしろ経済的に
不利となる。活性イオンの放出量及び経済性のバランス
などの面から、この微粒子状トルマリンの好ましい含有
量は、ポリビニルアルコール系繊維に対して、0.05
〜0.5重量%の範囲である。
【0013】本発明のトルマリン含有ポリビニルアルコ
ール系繊維には、トルマリン以外に、所望により、他の
セラミックスを、ポリビニルアルコール系繊維に対し
て、通常10重量%以下の割合で含有させてもよい。他
のセラミックスとしては、例えばアルミナ、ケイ酸を主
体とするコージェライトやβ‐スポジュメン、ジルコニ
ア、ジルコン、マグネシア、チタン酸アルミニウムなど
の遠赤外線放射材料などが好ましく挙げられる。さら
に、二酸化マンガン、酸化鉄、酸化クロム、酸化コバル
ト、酸化銅などの遷移金属化合物や、窒化ケイ素、炭化
ケイ素などを含有させてもよい。
【0014】本発明のトルマリン含有ポリビニルアルコ
ール系繊維の素材として用いられるポリビニルアルコー
ルは、一般に入手しうるもののなかから任意に選ぶこと
ができる。すなわちポリビニルアルコール系繊維(ビニ
ロン)に用いられているもの、例えばけん化度99モル
%以上で、かつ平均重合度1000〜2000程度のも
のを用いることができる。
【0015】本発明においては、ポリビニルアルコール
系繊維中に微粒子状トルマリンを均質に分散させて、不
溶化処理を施すことが必要である。この不溶化処理によ
り、耐水性及び耐熱性が向上するとともに、活性イオン
の放出量も増大する。この不溶化処理方法は、従来ポリ
ビニルアルコール系繊維の不溶化処理に慣用されている
方法、例えば熱処理、ホルマール化処理及びグルタルア
ルデヒド処理などが好ましく用いられる。前記ホルマー
ル化処理及びグルタルアルデヒド処理は、通常、それぞ
れ熱処理後に施される。
【0016】次に、本発明のトルマリン含有ポリビニル
アルコール系繊維の製造方法の好適な例について説明す
る。まず、トルマリンを微粉砕して粒子径0.3μm未
満、好ましくは0.2μm以下の微粒子状トルマリンを
調製する。トルマリンの微粉砕法としては、湿式法、乾
式法のいずれも用いることができるが、本発明において
は、特に水を用いた湿式法が操作性の面から有利であ
る。次いで、例えば湿式法で調製された粒子径0.3μ
m未満、好ましくは0.2μm以下の微粒子状トルマリ
ンの水分散液及び場合により用いられる他のセラミック
スなどと、けん化度99モル%以上で、かつ平均重合度
1000〜2000程度のポリビニルアルコールとを混
合し、さらに水を加えて、適当な濃度及び粘度を有する
紡糸原液を調製する。この原液には、所望により、抗菌
剤、防カビ剤、防臭剤などを適宜添加してもよい。紡糸
方法としては、湿式紡糸法、乾式紡糸法のいずれも用い
ることができるが、本発明においては特に乾式紡糸法が
好適である。乾式紡糸法を採用する場合には、紡糸原液
の濃度は、通常30〜40重量%程度に調整される。そ
して、この紡糸原液をノズルより、160〜200℃程
度の加熱空気中に吐出させて糸条を形成し、次いでその
まま加熱延伸を行ったのち、210〜240℃程度の温
度において熱処理(不溶化処理)を行う。このようにし
て、トルマリン含有ポリビニルアルコール系熱処理繊維
が得られる。
【0017】また、不溶化処理としてホルマール化処理
を施す場合には、硫酸ナトリウム、硫酸、ホルムアルデ
ヒド及び水を適当な割合で含有する公知のホルマール化
浴により、前記トルマリン含有ポリビニルアルコール系
熱処理繊維を40〜70℃程度の温度で処理することに
より、トルマリン含有ポリビニルアルコール系ホルマー
ル化処理繊維が得られる。
【0018】さらに、不溶化処理としてグルタルアルデ
ヒド処理を施す場合には、硫酸ナトリウム、硫酸、グル
タルアルデヒド及び水を適当な割合で含有する公知のア
セタール化浴により、前記トルマリン含有ポリビニルア
ルコール系熱処理繊維を30〜60℃程度の温度で処理
することにより、トルマリン含有ポリビニルアルコール
系グルタルアルデヒド処理繊維が得られる。
【0019】
【発明の効果】本発明のトルマリン含有ポリビニルアル
コール系繊維は、例えば汚染水浄化用接触ろ材に用いた
場合、この接触ろ材は、活性汚泥菌を増殖させて、汚染
水を効率よく浄化することができるとともに、耐久性に
優れていて、長期間使用することができる。また、衣服
や、生体と接触する漁網、のりの養殖用網などに用いた
場合、これらは生体細胞に賦活効果を与えるとともに、
耐久性に優れたものとなる。
【0020】
【実施例】次に、本発明を実施例によりさらに詳細に説
明するが、本発明は、これらの例によってなんら限定さ
れるものではない。
【0021】実施例1 (1)トルマリン含有ポリビニルアルコール系熱処理繊
維の製造 平均重合度1200の完全けん化ポリビニルアルコール
に対し、平均粒子径0.2μm(粒子径0.3μm以
下)に粉砕したトルマリン(水中分散状態)を、それぞ
れ0.05、0.125、0.25、1.0、3.0、
4.8、11.0重量%の割合で添加し、十分にかきま
ぜ混合したもの各34重量部とイオン交換水66重量部
をニーダーに仕込み、加熱溶解して濃度34〜34.5
重量%、80℃の粘度が340〜420ポイズの紡糸原
液を調製した。
【0022】この紡糸原液をそれぞれ個別に常法の乾式
紡糸により、孔径0.09mm、孔数30個のノズルを
使用して、180℃の加熱空気中に吐出して糸条を形成
させ、次いで4.5倍延伸後、225℃で熱処理して、
繊度120〜125d/30f、乾強度3.2〜3.6
g/d、乾伸度12〜16%、水中軟化点82〜87℃
の範囲の物性を有するトルマリン含有量の種々異なるポ
リビニルアルコール系熱処理糸を得た。
【0023】(2)水の電気伝導度の変化の測定 前記(1)で得た各種トルマリン含有ポリビニルアルコ
ール系熱処理糸を用いて、下記のようにして活性イオン
を発生させ、水の電気伝導度の変化を測定した。図1
は、活性イオンの発生状況を調べるための実験装置の概
要図であり、試料活性装置における試料活性器2の内部
に設けた試料装着部3に各試料を装着する。送風ポンプ
1から試料活性器2に、脱二酸化炭素などの処理が施さ
れた清浄な空気を100ml/分の速度で導入する。こ
の際、試料装着部3の試料は、試料活性器2に設けたセ
ラミックスなどの発熱体4により、37℃に保持する。
この温度調節のために、試料活性器2には、温度計5と
温度センサー6が装備されている。
【0024】試料装着部3を通過した空気は、ビーカー
9中に収容されている蒸留水10(恒温槽8により、2
1℃に保持され、21℃における電気伝導度1.7μs
/cm)の水面上に吹き付けられる。蒸留水10には白
金棒11が挿入されており、その電気伝導度の変化を、
電気伝導度計12(ヒューレットパッカード社製,プレ
シジョンLCRメーター4285A)で測定した。な
お、7は電源である。3時間後の電気伝導度とトルマリ
ン含有量との関係を図2にグラフ曲線Aとして示す。
【0025】実施例2 (1)トルマリン含有ポリビニルアルコール系ホルマー
ル化処理繊維の製造 実施例1(1)で得たトルマリン含有量の異なる各種の
ポリビニルアルコール系熱処理糸を、それぞれホルムア
ルデヒド4重量%、硫酸20重量%、硫酸ナトリウム2
0重量%及び水56重量%の組成のホルマール化浴によ
り、浴比1:40にて60℃で2時間処理し、ホルマー
ル化度38〜40モル%、乾強度2.6〜3.1g/
d、乾伸度18〜23%、水中軟化点109〜112℃
のトルマリン含有量が異なる各種のポリビニルアルコー
ル系ホルマール化処理糸を得た。
【0026】(2)水の電気伝導度の変化の測定 前記(1)で得た各種トルマリン含有ポリビニルアルコ
ール系ホルマール化処理糸を用い、実施例1(2)と同
様にして、水の電気伝導度の変化を測定した。3時間後
の電気伝導度とトルマリン含有量との関係を図2にグラ
フ曲線Bとして示す。
【0027】実施例3 (1)トルマリン含有ポリビニルアルコール系グルタル
アルデヒド処理繊維の製造 実施例1(1)で得たトルマリン含有量の異なる各種の
ポリビニルアルコール系熱処理糸を、それぞれグルタル
アルデヒド0.5重量%、硫酸20重量%、硫酸ナトリ
ウム15重量%及び水64.5重量%の組成のアセター
ル化浴により、浴比1:30にて40℃で1時間処理
し、乾強度1.9〜2.3g/d、乾伸度9〜13%、
水中軟化点109〜115℃のトルマリン含有ポリビニ
ルアルコール系グルタルアルデヒド処理糸を得た。
【0028】(2)水の電気伝導度の変化の測定 前記(1)で得た各種トルマリン含有ポリビニルアルコ
ール系グルタルアルデヒド処理糸を用い、実施例1
(2)と同様にして、水の電気伝導度の変化を測定し
た。3時間後の電気伝導度とトルマリン含有量との関係
を図2にグラフ曲線Cとして示す。
【0029】図2から、トルマリン含有ポリビニルアル
コール系繊維は、いずれも活性イオンを多量に放出して
いることが分かる。放出量はホルマール化処理したもの
が最も高く、次いでグルタルアルデヒド処理したもの、
熱処理のみのものの順になっている。
【0030】また、トルマリン含有量が0.5重量%を
超えて増加しても、いずれも活性イオンの放出量は増加
していない。逆に0.05〜0.5重量%の範囲では、
活性イオンが極めて多量に放出されていることが分か
る。
【0031】一方、トルマリン0.25重量%及び4.
8重量%を含有するポリビニルアルコール系ホルマール
化処理繊維を、それぞれ高分解能透過型電子顕微鏡(T
EM、日本電子社製JEM−200CX)で、加速電圧
160keVにて観察したところ、トルマリン含有量が
0.25重量%のものは、トルマリン粒子の粒径が0.
02〜0.2μmの範囲であり、かつ大部分が0.1μ
m以下で、しかも均一に分散している。これに対し、ト
ルマリン含有量が4.8重量%のものは、トルマリンの
0.1μm以下の微粒子が凝集した状態となっており、
この凝集体の大きさは0.2〜1.8μmのものが大部
分を占めている。すなわち、トルマリン含有量が少ない
と極めて均一に分散するが、トルマリン含有量が多すぎ
ると凝集が起こりやすいことを示している。このこと
は、図2で示すように、トルマリン含有量が0.05〜
0.5重量%の範囲で電気伝導度が著しく増大している
事実と符合している。
【0032】応用例1 サーモグラフィによる皮膚温度
の測定 サーモグラフィは皮膚温度を超高感度の赤外線カメラで
とらえ、温度分布(サーモグラム)を10色のカラーに
置き換えて表示するものである。恒温シールド室内にお
いて、実施例2で得られたトルマリン0.25重量%含
有ポリビニルアルコール系ホルマール化処理繊維を用い
て作成した敷マット(素材の3時間後の水の電気伝導度
3.7μs/cm)とトルマリンを含有しないポリビニ
ルアルコール系繊維を用いて作成した敷マット(この素
材の3時間後の水の電気伝導度1.9μs/cm)の上
に、それぞれ健康成人の被験者を抑臥位とし、サーモグ
ラム(皮膚温分布)の測定を行った。その結果、前者の
トルマリン含有敷マットでは、仰臥中及びその後におい
ても、両足の皮膚温は上昇(1.0℃)し、皮下血行を
盛んにしていることが分かる。一方、後者のトルマリン
を含有しない敷マットでは、仰臥中及びその後において
ほとんど皮膚温に変化がみられず、むしろ温度低下を示
した。
【0033】この知見により、トルマリン含有ポリビニ
ルアルコール系繊維は皮膚温を上昇させ、皮下血行を盛
んにさせることが判明するとともに、水の電気伝導度を
測定することによって、生体細胞に対する賦活効果、す
なわち、皮下血行の活性度合いを推測できることが分か
った。
【0034】応用例2 汚染水の浄化 (1)汚染水浄化用接触ろ材の製造 図3は、本発明のトルマリン含有ポリビニルアルコール
系繊維を使用した汚染水浄化用接触ろ材の1例の一部断
面斜視図であって、鎖網目列糸31が縦方向に並行状態
に並び、横方向には太くて弾力性の強いモノフィラメン
ト32が並行して配設され、このモノフィラメント32
の間に活性汚泥菌が付着しやすい横細糸33が密に配設
されている。このような粗目のシート状編地34を円筒
状に巻き、この中空部35に発泡スチロール製の浮子3
6が配設され、また、この円筒状のシート状編地34の
下部は下留金具37でまとめられている。留金具37の
下部はねじ部38が設けられており、固定具(図示して
いない)にこの接触ろ材が複数個(例えば100個)固
定される。一方、円筒状のシート状編地34の上部は上
留金具39により、浮子36が脱出しないように束ねら
れている。
【0035】上記した各糸として、いずれも実施例2で
得られたトルマリン0.5重量%含有ポリビニルアルコ
ール系ホルマール化処理糸を用い、上記構造の汚染水浄
化用接触ろ材を製造した。このトルマリン含有ポリビニ
ルアルコール系繊維を使用した接触ろ材を複数個林立さ
せた状態で汚染水の中に放置することにより、活性汚泥
菌が付着し、さらに増殖して汚染水の中の有機物を二酸
化炭素、硝酸態窒素、窒素ガス、水などに変化させ、汚
染水を浄化させる。
【0036】(2)汚染水の浄化試験 図4は汚染水浄化実験装置の概要図であって、第一タン
ク41には汚染水200リットルが収容されており、ま
た、上記(1)で作成したトルマリン0.5重量%含有
ポリビニルアルコール系ホルマール化処理繊維製接触ろ
材42が基台43に5個取付けられている。一方、第二
タンク44には、第一タンク41からオーバーフローし
た汚染水が入れられ、コンプレッサー45から調節機4
6を介して空気が送られ、エアレーション装置47から
気泡を吹き出してエアレーションを行う。そして、第二
タンク44のエアレーションされた水はポンプ48によ
り再び第一タンク41内に送られ、循環される。
【0037】まず、第一タンク41から、接触ろ材42
を装着せずに第1回目の汚染水を採取し、BOD(生物
化学的酸素要求量)を測定した。そのBODは4.6m
g/リットルであった。次いで、トルマリン0.5重量
%含有ポリビニルアルコール系ホルマール化処理繊維製
接触ろ材42を装着し、24時間経過後、第一タンク4
1から汚染水を採取し、BODを測定した。そのBOD
値は2.1mg/リットルであり、その除去率は54.
3%で良好な結果が得られた。
【0038】一方、比較のために、トルマリンを含有し
ていないポリプロピレン繊維製接触ろ材を使用して、上
記と同様な実験を行った。接触ろ材装着前のBOD値は
4.5mg/リットルであり、接触ろ材を装着し、24
時間経過後のBOD値は3.9mg/リットルで、その
除去率は13.3%と低かった。
【0039】以上の結果から、トルマリン含有ポリビニ
ルアルコール系繊維製接触ろ材は極めて良好な汚染水の
浄化能力を有することが分かった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 活性イオンの発生状況を調べるための実験装
置の概要図。
【図2】 実施例1〜3で得られたトルマリン含有ポリ
ビニルアルコール系繊維におけるトルマリン含有量と水
の電気伝導度との関係を示すグラフ。
【図3】 汚染水浄化用接触ろ材の1例の一部断面斜視
図。
【図4】 汚染水浄化実験装置の概要図。
【符号の説明】
1 送風ポンプ 2 試料活性器 3 試料装着部 4 発熱体 8 恒温槽 9 ビーカー 10 蒸留水 12 電気伝導計 31 鎖編目列糸 32 モノフィラメント 33 横細糸 34 シート状編地 36 浮子 41 第一タンク 42 接触ろ材 43 基台 44 第二タンク 45 コンプレッサー 47 エアレーション装置 48 ポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 司郎 東京都渋谷区千駄ケ谷4−10−8 ビーム 工業株式会社内 (72)発明者 古宮 正樹 東京都渋谷区千駄ケ谷4−10−8 ビーム 工業株式会社内 (72)発明者 内海 忠良 静岡県志田郡大井川町上泉612−280 (72)発明者 長嶋 一朗 静岡県藤枝市音羽町3−10−25

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリビニルアルコール系繊維中に粒子径
    0.3μm未満の微粒子状トルマリンを均質に分散さ
    せ、不溶化処理を施したことを特徴とするトルマリン含
    有ポリビニルアルコール系繊維。
  2. 【請求項2】 微粒子状トルマリンの粒子径が0.2μ
    m以下であり、かつこの微粒子状トルマリンを繊維に対
    して0.05〜0.5重量%の割合で均質に分散させた
    請求項1記載のトルマリン含有ポリビニルアルコール系
    繊維。
  3. 【請求項3】 不溶化処理が熱処理である請求項1又は
    2記載のトルマリン含有ポリビニルアルコール系繊維。
  4. 【請求項4】 不溶化処理がホルマール化処理である請
    求項1又は2記載のトルマリン含有ポリビニルアルコー
    ル系繊維。
  5. 【請求項5】 不溶化処理がグルタルアルデヒド処理で
    ある請求項1又は2記載のトルマリン含有ポリビニルア
    ルコール系繊維。
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