JPH09185171A - 銀塩拡散転写法に従い改良された印刷版を製造するための像形成要素 - Google Patents

銀塩拡散転写法に従い改良された印刷版を製造するための像形成要素

Info

Publication number
JPH09185171A
JPH09185171A JP30550196A JP30550196A JPH09185171A JP H09185171 A JPH09185171 A JP H09185171A JP 30550196 A JP30550196 A JP 30550196A JP 30550196 A JP30550196 A JP 30550196A JP H09185171 A JPH09185171 A JP H09185171A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silver
image
layer
silver halide
imaging element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP30550196A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2905156B2 (ja
Inventor
Paul Coppens
パウル・コツペンス
Der Linden Van
バート・バン・デル・リンデン
Keyzer Rene De
ルネ・デ・カイザー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Agfa Gevaert NV
Original Assignee
Agfa Gevaert NV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Agfa Gevaert NV filed Critical Agfa Gevaert NV
Publication of JPH09185171A publication Critical patent/JPH09185171A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2905156B2 publication Critical patent/JP2905156B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C8/00Diffusion transfer processes or agents therefor; Photosensitive materials for such processes
    • G03C8/02Photosensitive materials characterised by the image-forming section
    • G03C8/04Photosensitive materials characterised by the image-forming section the substances transferred by diffusion consisting of inorganic or organo-metallic compounds derived from photosensitive noble metals
    • G03C8/06Silver salt diffusion transfer
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/06Silver salts
    • G03F7/07Silver salts used for diffusion transfer

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 銀塩拡散転写法に従いオフセット印刷版を製
造するための像形成要素、およびこれを用いてオフセッ
ト印刷版を製造する方法を提供する。 【解決手段】 支持体の親水性表面上に、(i)物理的
現像核を含有する受像層、(ii)該受像層と水透過性関
係にある少なくも1種のハロゲン化銀乳剤を含有する感
光層を含んでなる像形成要素であって、ハロゲン化銀乳
剤が実質的に臭化銀を含まないこと並びに感光層の上部
に感光層と水透過性関係にありそして硬膜化されていな
いゼラチンを含む抗ストレス層を含んでなる像形成要
素。また、(a)像形成要素を像通りに露光し、(b)
少くも1種の現像主薬および少くも1種のハロゲン化銀
溶媒の存在下でアルカリ性水溶液を像形成要素に適用
し、(c)像形成要素を処理して受像層の上部の少くも
1つの層を除去するオフセット印刷版を製造する方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明は、銀塩拡散転写法に従い改良さ
れた平版印刷版を製造するための像形成要素に関する。
【0002】本発明はさらに、銀塩拡散転写法に従い改
良された平版印刷版を製造する方法にも関する。
【0003】
【発明の背景】以下DTR法と称する銀錯体拡散転写反
転法の原理は、例えばUS−P−2,352,014並び
に Andree Rott および Edith Weyde による書籍 "Phot
ographic Silver Halide Diffusion Processes", -The
Focal Press- London and NewYork, (1972) に記載され
ている。
【0004】DTR法では、情報通りに露光された写真
ハロゲン化銀乳剤層材料の現像されていないハロゲン化
銀をいわゆるハロゲン化銀溶媒を用いて可溶性の銀錯体
化合物に転換させ、それが受像要素の中で拡散しそして
その中で現像主薬を用いて、一般的には物理的現像核の
存在下で、還元されて、写真材料の露光された部分で得
られる黒色の銀像に関して反転された像密度値を有する
銀像(DTR像)を形成する。
【0005】DTR像を有する材料はプラノグライー印
刷版として使用することができ、そこではDTR銀像部
分が水受容性インキ反撥性背景上に水反撥性インキ受容
性部分を生ずる。
【0006】DTR像は写真ハロゲン化銀乳剤材料に関
して別個の要素であるシートもしくはウェブ材料の受像
層の中で形成でき(いわゆる2シートDTR要素)、ま
たは受像層と水透過性関係で一体となっている少なくと
も1つの写真ハロゲン化銀乳剤層を含有するモノ−シー
ト要素とも称されるいわゆる単一支持体要素の受像層の
中で形成できる。DTR法によるオフセット印刷版の製
造のために好ましいのは後者のモノ−シート方式であ
る。
【0007】モノ−シートDTRオフセット印刷版には
2つのタイプが存在する。例えばUS−P−4,722,
535およびGB−1,241,661に開示されている
第一のタイプによると、記載の順序でハロゲン化銀乳剤
層および受像層として作用する物理的現像核を含有する
層を有する支持体が提供される。情報通りの露光および
現像後に、乳剤層を除去せずに像形成要素は印刷版とし
て使用される。
【0008】第二のタイプのモノ−シートDTRオフセ
ット印刷版によると、記載の順序で物理的現像核を含有
する層およびハロゲン化銀乳剤層を有するほとんどのも
のが陽極酸化アルミニウムである親水性支持体が提供さ
れる。情報通りの露光および現像後に、像形成された要
素を処理して乳剤層を除去すると、銀像を有する支持体
が残り、それを印刷版として使用する。そのようなタイ
プの平版印刷版は例えばUS−P−3,511,656に
開示されている。
【0009】他の印刷版に関すると、第二のタイプのモ
ノ−シートDTRオフセット印刷版に属するオフセット
印刷版は良好な印刷品質、例えば高い印刷耐性、印刷部
分における良好なインキ受容性および非印刷部分におけ
るインキ非受容性(汚染なし)を有することが要求され
る。さらに、印刷版が高い解像力を示すことも望まし
い。
【0010】モノ−シートDTRオフセット印刷版の第
二のタイプに属するオフセット印刷版はほとんどの面に
おいて良好な印刷品質を有する。しかしながら、これら
の印刷は比較的低い印刷耐性の理由となる低い銀収率を
示す。従って、このタイプの印刷版の改良に関してはま
だ余地がある。
【0011】
【発明の要旨】本発明の一つの目的は、比較的高い銀収
率を有する銀塩拡散転写法に従いオフセット印刷版を製
造するための像形成要素を提供することである。
【0012】本発明の他の目的は、比較的高い銀収率を
有する該像形成要素を用いてオフセット印刷版を製造す
る方法を提供することである。
【0013】本発明の他の目的は以下の記載から明白と
なるであろう。
【0014】本発明によれば、支持体の親水性表面上に
記載の順序で、(i)物理的現像核を含有する受像層、
(ii)該受像層と水透過性関係にある1種もしくはそれ
以上のハロゲン化銀乳剤を含有する感光層を含んでなる
像形成要素であって、該1種もしくはそれ以上のハロゲ
ン化銀乳剤が実質的に臭化銀を含まないこと、並びに該
像形成要素が該感光層の上部に該感光層と水透過性関係
にありそして硬膜化されていないゼラチンを0.60〜
1.75g/m2の範囲の量で含んでなる抗ストレス層を
含んでなることを特徴とする像形成要素が提供される。
【0015】本発明によればまた、(a)本発明に従う
像形成要素を像通りに露光し、(b)1種もしくはそれ
以上の現像主薬および1種もしくはそれ以上のハロゲン
化銀溶媒の存在下でアルカリ性水溶液を像形成要素に適
用し、(c)像形成要素を処理して該受像層の上部の1
つもしくはそれ以上の層を除去し、それにより該受像層
中で形成された該銀像を出現させる段階を含んでなる銀
塩拡散転写法に従いオフセット印刷版を製造する方法も
提供される。
【0016】
【発明の詳細な記述】感光層中に、全てのものが実質的
に臭化銀を含まない1種もしくはそれ以上のハロゲン化
銀乳剤を含んでなり且つ硬膜化されていないゼラチンを
0.60〜1.75g/m2の範囲の量で含む上部(upper)
組成物(抗ストレス組成物)を含んでなる像形成要素を
使用することにより、良好な印刷品質および高い銀収率
を有する平版印刷版がDTR法に従い得られる。
【0017】本発明に従う1種もしくはそれ以上のハロ
ゲン化銀乳剤は実質的に臭化銀を含まない。実質的に臭
化銀を含まないとは、1種もしくはそれ以上の該ハロゲ
ン化銀乳剤が0.1モル%より少ない臭化銀を、好適に
は0.01モル%より少ない臭化銀を含んでなり、最も
好適には完全に臭化銀を含まないことを意味する。
【0018】本発明に従い使用される感光層は親水性コ
ロイド結合剤および少なくとも1種のハロゲン化銀乳剤
を含んでなるいずれの層であってもよく、ここでハロゲ
ン化銀乳剤の少なくとも1種は感光性であり且つハロゲ
ン化銀乳剤の全てが実質的に臭化銀を含まない。
【0019】本発明に従い使用される1種もしくはそれ
以上の写真ハロゲン化銀乳剤は、例えば P.Glafkides
による "Chimie et Physique Photographique", Paul M
ontel, Paris (1967)、G.F.Duffin による "Photograph
ic Emulsion Chemistry", TheFocal Press, London (19
66)、および V.L.Zelikman による "Making and Coatin
g Photographic Emulsion", The Focal Press, London
(1966)に記載されているような種々の方法に従い可溶性
銀塩および可溶性ハロゲン化物から製造できる。
【0020】本発明に従う使用のためには、1種もしく
はそれ以上のハロゲン化銀乳剤は原則的に塩化銀からな
っているが、ヨウ化銀部分が0.01モル%〜2モル%
の範囲で存在していてもよい。最も好適には、少なくと
も99モル%の塩化銀を含有するハロゲン化銀乳剤が使
用される。
【0021】ハロゲン化銀粒子の平均寸法は0.10〜
0.70μmの、好適には0.25〜0.45μmの範囲
であることができる。
【0022】好適には沈澱段階中にイリジウムおよび/
もしくはロジウム含有化合物または両者の混合物が加え
られる。これらの加えられる化合物の濃度は1モルのA
gNO3当たり10-8〜10-3モルの、好適には1モル
のAgNO3当たり10-7〜10-6モルの間の範囲であ
る。
【0023】乳剤は、例えば化学熟成段階中に硫黄−含
有化合物、例えばイソチオシアン酸アリル、アリルチオ
ウレア、およびチオ硫酸ナトリウムを加えることによ
り、化学増感させることができる。また、還元剤、例え
ばBE−P 493,464および568,687に記載
されている錫化合物、並びにポリアミン類、例えばジエ
チレントリアミンもしくはアミノメタン−スルホン酸の
誘導体を化学増感剤として使用することができる。他の
適する化学増感剤は貴金属および貴金属化合物、例えば
金、白金、パラジウム、イリジウム、ルテニウムおよび
ロジウムである。この化学増感方法は R.KOSLOWSKY, Z.
Wiss. Photogr. Photophys. Photochem.,46, 65-72 (1
951) の論文中に記載されている。
【0024】DTR要素のハロゲン化銀乳剤はDTR要
素用に設計されている露光源の分光放射に応じて分光増
感させることができる。
【0025】可視分光領域用に適する増感染料には、例
えば F.M.Hamer により "The Cyanine Dyes and Relate
d Compounds", 1964, John Wiley & Sons に記載されて
いるようなメチン染料が包含される。この目的のために
使用できる染料には、シアニン染料、メロシアニン染
料、複合シアニン染料、複合メロシアニン染料、同極性
シアニン染料、ヘミシアニン染料、スチリル染料および
ヘミオキソノール染料が包含される。特に価値ある染料
は、シアニン染料、メロシアニン染料、複合メロシアニ
ン染料に属するものである。
【0026】一般的な光源、例えばタングステン光の場
合には、緑色増感染料が必要である。アルゴンイオンレ
ーザーによる露光の場合には、青色増感染料が加えられ
る。赤色発光源、例えばLEDまたはHeNeレーザー
による露光の場合には、赤色増感染料が使用される。半
導体レーザーによる露光の場合には、近赤外線用に適す
る特殊な分光増感染料が必要である。適当な赤外線増感
染料は例えばUS−P2,095,854、2,095,8
56、2,955,939、3,482,978、3,55
2,974、3,573,921、3,582,344、3,
623,881および3,695,888に開示されてい
る。
【0027】本発明に関して好適な青色増感染料、緑色
増感染料、赤色増感染料および赤外増感染料はEP−A
−554,585に記載されている。
【0028】赤色または近赤外線領域における感度を高
めるためには、いわゆる強色増感剤を赤色または近赤外
増感染料と組み合わせて使用できる。適切な強色増感剤
はResearch Disclosure, Vol 289, May 1988, item 289
52 に記載されている。分光増感剤を写真乳剤に対して
水溶液、有機溶媒中溶液または分散液の形態で加えるこ
とができる。
【0029】ハロゲン化銀乳剤は一般的な乳化安定剤を
含有できる。適する乳化安定剤は、アザインデン類、好
適にはテトラ−またはペンタ−アザインデン類、特にヒ
ドロキシまたはアミノ基で置換されたものである。この
種類の化合物は BIRR によりZ. Wiss. Photogr. Photop
hys. Photochem., 47, 2-27 (1952) に記載されてい
る。他の適する安定剤は例えば複素環式メルカプト化合
物である。
【0030】本発明に関する1つもしくはそれ以上のハ
ロゲン化銀乳剤層の中の結合剤としては一般的には蛋白
質、好適にはゼラチンが使用される。しかしながら、ゼ
ラチンを部分的にまたは全体的に合成、半合成、または
天然重合体により置換することもできる。好適には、ハ
ロゲン化銀乳剤層はゼラチンの10重量%水溶液が36
℃およびpH6において1000s-1の剪断速度で20
mPa.sより低い粘度を有するゼラチンをそれより高
い粘度のゼラチンと組み合わせて含有する。該低粘度ゼ
ラチン対高粘度ゼラチンの重量比は好適には>0.5で
ある。
【0031】好適には、1つもしくはそれ以上のゼラチ
ン層は実質的に硬膜化されていない。実質的に硬膜化さ
れていないということは、下塗りされたポリエチレンテ
レフタレートフィルムベース上にそのようなゼラチン層
を1.2g/m2の乾燥厚さでコーテイングし、57℃お
よび35%相対湿度において3日間乾燥しそして30℃
の水中に浸漬した時に、該ゼラチン層の95%以上が5
分間以内に溶解することを意味する。
【0032】ハロゲン化銀乳剤はpH調節成分を含有す
ることができる。好ましくは、該ゼラチン含有コーテイ
ング層と以下に記載されている中間層との間の相互作用
を避けるために少なくとも1つのゼラチン含有層はゼラ
チンの等電点以上のpH値においてコーテイングされ
る。より好ましくは、該中間層に隣接するゼラチン層は
ゼラチンの等電点以上のpH値においてコーテイングさ
れる。最も好ましくは、全てのゼラチン含有層はそれら
のゼラチンの等電点以上のpH値においてコーテイング
される。例えばかぶり防止剤、現像促進剤、湿潤剤、お
よびゼラチン用の硬膜剤の如き他の成分類も存在でき
る。ハロゲン化銀乳剤層は、拡散光を吸収し且つその結
果として像の鮮鋭度を促進させる光−遮蔽染料を含んで
なることもできる。適する光−吸収染料は例えばUS−
P 4,092,168、US−P 4,311,787およ
びDE−P 2,453,217に記載されている。
【0033】本発明に従う使用に適するハロゲン化銀乳
剤の組成、製造およびコーテイングに関するさらに詳細
な事項は例えば Product Licensing Index, Vol.92, De
cember 1971, publication 9232, p.107-109 に見られ
る。
【0034】本発明に従う抗ストレス組成物は硬膜化さ
れていないゼラチンを0.60〜1.75g/m2の範囲
の量で、より好適には0.80〜1.25g/m2の量で
含んでなる。
【0035】好適には該硬膜化されていないゼラチンの
少なくとも50重量%、より好適には少なくとも75重
量%、最も好適には少なくとも90重量%は、その10
重量%水溶液が40℃およびpH6において1000s
-1の剪断速度で20mPasより低い、より好適には1
5mPasより低い粘度を有する。
【0036】抗ストレス組成物はその10重量%水溶液
が40℃およびpH6において1000s-1の剪断速度
で20mPasより低い粘度を有する1種より多い硬膜
化されていないゼラチンを含有することもできるが、実
用的な理由のために該組成物が1種だけの該ゼラチンを
含有することが好ましい。硬膜化されていないゼラチン
類の混合物が使用される時には、硬膜化されていないゼ
ラチン類の該混合物は40℃およびpH6において10
00s-1の剪断速度で好適には20mPasより低い粘
度を有する。
【0037】抗ストレス組成物は該抗ストレス組成物中
の処理溶液の拡散性を改良するために小粒子、例えば
0.2〜10μmの間の平均直径を有する無光沢剤、を
含有してもよい。
【0038】抗ストレス組成物は1つより多い層を含ん
でなることもできるが、実用的な理由のために該層が1
つの層からなることが好ましい。
【0039】本発明に従う抗ストレス層は像形成要素中
の該受像層と水透過性関係でなければならない。互いに
水透過的に接触している層は、互いに隣接しているかま
たは1つもしくはそれ以上の水透過性層によってのみ分
離されている層である。水透過性層の性質は、それが水
または水溶液中に含有される化合物、例えば現像主薬も
しくは錯化された銀、の拡散を実質的に抑制または制限
しないようなものである。
【0040】像形成要素は好適には、異なる層を支持体
の親水性表面上にコーテイングすることにより製造され
る。或いは、US−P 5,068,165に開示されて
いるように逆の順序で層を有する一時的ベースから異な
る層を該受像層に積層してもよい。
【0041】支持体の該親水性表面は、柔軟な支持体上
にコーテイングされた親水性結合剤および硬膜剤を含有
する硬膜化された親水性層であることができる。
【0042】そのような親水性結合剤は例えば引用によ
り本発明の内容となるEP−A 450,199に開示さ
れている。好適な硬膜化された親水性層は引用により本
発明の内容となるEP−A 514,990に開示されて
いるアルデヒドで硬膜化された部分的に改質されたデキ
ストラン類またはプルランを含んでなる。より好適な親
水性層は、例えば引用により本発明の内容となるGB−
P 1,419,512、FR−P 2,300,354、U
S−P−3,971,660、US−P 4,284,70
5、EP−A 405,016およびEP−A 450,1
99に開示されているオルト珪酸テトラアルキルで硬膜
化されそして好適にはSiO2および/またはTiO2
含有しているポリビニルアルコールの層であり、ここで
該ポリビニルアルコールと該オルト珪酸テトラアルキル
の間の重量比は0.5〜5の間である。
【0043】本発明に従う使用に適する支持体は不透明
であってもまたは透明であってもよく、例えば紙支持体
または樹脂支持体であることができる。紙支持体が使用
される時には、一面または両面がアルファ−オレフィン
重合体でコーテイングされているものが好ましい。有機
樹脂支持体、例えばポリ(エチレンテレフタレート)フィ
ルムまたはポリ−アルファ−オレフィンフィルムを使用
することもできる。そのような有機樹脂フィルムの厚さ
は好適には0.07〜0.35mmの間である。これらの
有機樹脂支持体は好適には、例えばシリカまたは二酸化
チタンの如き水不溶性粒子を含有していてもよい親水性
接着層でコーテイングされている。
【0044】支持体の該親水性表面は好適には親水性金
属支持体、例えばアルミニウム箔である。
【0045】本発明に従う使用のためのアルミニウム支
持体は純粋アルミニウム製であってもまたはアルミニウ
ム合金製であってもよく、合金のアルミニウム含有量は
少なくとも95%である。支持体の厚さは一般的には約
0.13〜約0.50mmの範囲である。
【0046】平版オフセット印刷用のアルミニウムまた
はアルミニウム合金箔の製造は下記の段階:すなわち箔
の粒状化、陽極酸化、および場合により密封を含んでな
る。
【0047】本発明により高品質の印刷を製造しうる平
版印刷版を得るためには箔の粒状化および陽極酸化が必
要である。密封は必ずしも必要でないが、印刷結果をさ
らに改良することがある。好適にはアルミニウム箔は
0.2〜1.5μmの間のCLA値の粗さを有し、陽極酸
化層は0.4〜2.0μmの間の厚さを有しそして炭酸水
素水溶液で後処理される。
【0048】本発明によると、アルミニウム箔の粗面化
は先行技術で既知の方法に従い行うことができる。アル
ミニウム基質の表面を機械的、化学的もしくは電気化学
的粒状化によりまたはこれらの組み合わせにより粗面化
して、アルミニウム支持体に対するハロゲン化銀乳剤層
の満足のいく接着性を得て且つ版表面上の非印刷部分を
形成する部分に対して良好な水保持性を与えうる。
【0049】電気化学的粒状化法が好ましく、その理由
はそれが平版印刷版用に使用される時に一般的に望まし
い非常に微細で且つ均一な粒子を有する大きい平均表面
積を有する均一な表面粗さを形成するからである。
【0050】粗面化は好適には、主として脂肪物質をア
ルミニウム箔の表面から除去するための脱脂処理により
行われる。
【0051】従って、アルミニウム箔を表面活性剤およ
び/またはアルカリ性水溶液を用いる脱脂処理にかける
ことができる。
【0052】好適には粗面化後に酸を含有する水溶液を
用いる化学的エッチング工程が行われる。化学的エッチ
ングは好適には少なくとも30℃の温度において、より
好適には少なくとも40℃においてそして最も好適には
少なくとも50℃において行われる。
【0053】粗面化および任意の化学的エッチング後
に、アルミニウム箔は陽極酸化され、それは下記の如く
行うことができる。
【0054】酸を含有する溶液中に陽極として浸漬され
ている粒状化されたアルミニウム箔に電流を通す。1〜
70重量%の電解質濃度を0−70℃の温度範囲内で使
用することができる。陽極電流密度は1−50A/dm
2に変えられそして電圧は1−100Vの範囲内で変え
られ、1−8g/m2のAl23.H2Oの陽極酸化され
たフィルム重量を得ることができる。陽極酸化されたア
ルミニウム箔を次に脱塩水で10−80℃の温度範囲内
ですすいでもよい。
【0055】陽極酸化工程後に、例えば密封を陽極表面
に適用することもできる。陽極酸化により製造される酸
化アルミニウム層の孔の密封はアルミニウム陽極酸化技
術分野の専門家に既知の技術である。この技術は例えば
"Belgisch-Nederlands tijdschrift voor Oppervlakte
technieken van materialen", 24ste jaargang/januari
1980 に "Sealing-kwaliteit en sealing-controle va
n geanodiseerd Aluminum" の標題で記載されている。
種々のタイプの多孔性の陽極酸化されたアルミニウム表
面が存在する。
【0056】好適には、引用することにより本発明の内
容となるEP−A 567178に開示されているよう
に粒状化されそして陽極酸化されたアルミニウム支持体
を炭酸水素塩を含有する水溶液で処理することにより行
われる。
【0057】好適には上記の各工程は、特定工程で使用
される液体がその前の工程のもので汚染されるのを避け
るため、すすぎ工程により分離されている。
【0058】像の鮮鋭度およびその結果としての最終的
な印刷されたコピーの鮮鋭度を増すために、例えばJA
−Pu−58−14,797に記載されている如く陽極
酸化層を全体的に抗ハレーション染料または顔料で着色
してもよい。
【0059】上記の如き支持体の親水性層の製造後に、
該親水性層を直ちに物理的現像核を含有する溶液でコー
テイングすることもでき、またはその後の段階で該溶液
でコーテイングすることもできる。
【0060】受像層は好適には物理的現像核を0.1m
g〜20mg/m2の範囲の量で含んでなる。物理的現
像核を含有する受像層は親水性結合剤を含まなくてもよ
いが、好適には層の親水性を改良するために該層の合計
重量の80重量%までの量の親水性コロイド、例えばポ
リビニルアルコールを含んでなる。
【0061】本発明に従う使用に好適な現像核は、重金
属の硫化物、例えばアンチモン、ビスマス、カドミウ
ム、コバルト、鉛、ニッケル、パラジウム、白金、銀、
および亜鉛の硫化物である。本発明に関して特に適する
現像核は硫化パラジウム核である。他の適する現像核は
塩類、例えばセレン化物、ポリセレン化物、ポリ硫化
物、メルカプタン類、およびハロゲン化錫(II)であ
る。重金属、好適には銀、金、白金、パラジウム、およ
び水銀はコロイド形で使用できる。
【0062】好適には、像形成要素は支持体の親水性表
面上の受像層と感光層(パケット)との間に中間層を含
んで該層(パケット)の除去を促進させそれにより像形
成要素を処理することにより受像層中で形成された銀像
を出現させてもよい。
【0063】一つの態様では、中間層はEP−A−41
0500に開示されているような0.01〜2.0g/m
2の比でコーテイングされており且つ少なくとも1種の
非蛋白質系親水性膜生成重合体、例えばポリビニルアル
コールを含んでなりそして場合により抗ハレーション染
料または顔料を含んでいてもよい水−膨潤性中間層であ
る。
【0064】他の態様では、中間層は0.2μm以上の
平均直径を有しそして少なくとも1種のエチレン系不飽
和単量体の重合により製造される疎水性重合体ビーズを
含んでなる層である。好適には、該中間層は乾燥状態で
該疎水性重合体ビーズをその合計重量の80%までの量
で含む。さらに詳細な事項はEP−A−483415に
開示されている。
【0065】該ハロゲン化銀乳剤含有層と該水−膨潤性
中間層または疎水性重合体ビーズを含んでなる該中間層
との間に存在してもよい補助中間層は、1種もしくはそ
れ以上の成分、例えば抗ハレーション染料または顔料、
現像主薬、ハロゲン化銀溶媒、ベース前駆体、および腐
食防止物質を含んでいてもよい。
【0066】感光層を含んでなる層パケットを受像層上
に積層することにより像形成要素が製造される時には、
1つもしくはそれ以上の中間層が1つもしくはそれ以上
の感光層、水−膨潤性中間層または0.2μm以上の平
均直径を有し且つ少なくとも1種のエチレン系不飽和単
量体の重合により製造される疎水性重合体ビーズを含ん
でなる中間層の上に付与される。
【0067】本発明によると、像生成要素をその特定用
途に応じた装置の中で情報通りに露光する。感光性ハロ
ゲン化銀乳剤を露光するためのカメラの広い選択が市場
に存在する。水平、垂直および暗室タイプのカメラ並び
に接触露光装置をリプログラフィー作業用に利用でき
る。本発明によると、像生成要素を例えばレーザー記録
計および陰極線タイプを用いて露光することもできる。
【0068】本発明によると、感光層中で銀像を形成し
そして還元されていないハロゲン化銀または生成したそ
の錯体を感光層から受像層に像通りに拡散させてその中
で銀像を生成するための情報通りに露光された像形成要
素の現像および拡散転写は、1種もしくはそれ以上の現
像主薬および1種もしくはそれ以上の別のハロゲン化銀
溶媒の存在下で行われる。1種もしくはそれ以上の現像
主薬および/または1種もしくはそれ以上のハロゲン化
銀溶媒はアルカリ性水溶液中および/または像形成要素
中に加えることができる。
【0069】好適には、アルカリ性水溶液中のハロゲン
化銀溶媒は0.05重量%〜5重量%の間の、そしてよ
り好適には0.5重量%〜2重量%の間の量で使用され
る。ハロゲン化銀用の錯化剤として作用するハロゲン化
銀溶媒は好適には水溶性チオ硫酸塩またはチオシアン化
物、例えばチオ硫酸ナトリウム、カリウムもしくはアン
モニウム、およびチオシアン化ナトリウム、カリウムも
しくはアンモニウムである。
【0070】本発明に関して使用できる他のハロゲン化
銀溶媒は、例えば、亜硫酸塩、アミン類、2−メルカプ
ト安息香酸、環式イミド化合物、例えばウラシルおよび
5,5−ジアルキルヒダントイン類、アルキルスルホン
類並びにオキサソリドン類である。
【0071】本発明に関する使用のために好ましい他の
ハロゲン化銀溶媒はアルカノールアミン類である。本発
明に関して使用できるアルカノールアミン類の例は下記
式:
【0072】
【化1】
【0073】[式中、XおよびX′は独立して水素、ヒ
ドロキシル基またはアミノ基を表し、lおよびmは0ま
たは1もしくはそれ以上の整数を表し、そしてnは1も
しくはそれ以上の整数を表す]に相当する。該アルカノ
ールアミン類はアルカリ性処理液中に好適には0.1〜
5重量%の間の濃度で存在できる。しかしながら、アル
カノールアミンの一部または全部が像形成要素の1つも
しくはそれ以上の層の中に存在することもできる。
【0074】本発明に関する使用のためのさらに他の好
ましいハロゲン化銀溶媒はチオエーテル類である。好適
に使用されるチオエーテル類は下記の一般式: Z−(R1−S)t−R2−S−R3−Y [式中、ZおよびYは各々独立して水素、アルキル基、
アミノ基、アンモニウム基、ヒドロキシル、スルホ基、
カルボキシル、アミノカルボニルまたはアミノスルホニ
ルを表し、R1、R2およびR3は各々独立してアルキレ
ンを表し、それは置換されていてもよく且つ場合により
酸素架橋を含有していてもよく、そしてtは0〜10の
整数を表す]に相当する。上記の式に相当するチオエー
テル化合物の例は例えばUS−P−4.960.683お
よびEP−A 554,585に開示されている。
【0075】さらに他の適当なハロゲン化銀溶媒は1,
2,4−トリアゾリウム−3−チオレート類、好適には
少なくとも3個の弗素原子を含有するC1−C8アルキル
基、少なくとも3個の弗素原子を含有するC1−C8アル
キル基で置換されたC4−C10炭化水素基および4−ア
ミノ基並びに/またはC4−C10炭化水素基よりなる群
から選択される少なくとも1つの置換基で置換された
1,2,4−トリアゾリウム−3−チオレート類である。
【0076】異なるハロゲン化銀溶媒の組み合わせを使
用することもでき、そして少なくとも1種のハロゲン化
銀溶媒を像形成要素の適当な層の中に加えること並びに
少なくとも1種の他のハロゲン化銀溶媒を現像溶液に加
えることも可能である。
【0077】アルカリ性処理液は、1種またはそれ以上
の現像主薬を含有することができる。この場合には、ア
ルカリ性処理液は現像液と称される。他方では、1種ま
たはそれ以上の現像主薬の一部または全部が写真材料ま
たは像生成要素の1つもしくはそれ以上の層の中に存在
することもできる。現像主薬の全部が像生成要素中に含
まれている時には、アルカリ性処理液は活性化剤または
活性化液と称される。
【0078】本発明に従う使用のためのハロゲン化銀現
像主薬は好適にはp−ジヒドロキシベンゼンタイプのも
の、例えばヒドロキノン、メチルヒドロキノンまたはク
ロロヒドロキノンであり、それらは好適には現像副薬と
組み合わされており、該現像副薬は1−フェニル−3−
ピラゾリジノンタイプ現像薬および/またはp−モノメ
チルアミノフェノールである。特に有用な現像副薬は1
−フェニル−3−ピラゾリドン類である。さらに好適に
は、特にそれらを写真材料中に加える時には、水溶解度
が親水性置換基、例えばヒドロキシ、アミノ、カルボン
酸基、スルホン酸基など、により高められた1−フェニ
ル−3−ピラゾリドン類である。1種もしくはそれ以上
の親水性基で置換された1−フェニル−3−ピラゾリド
ン類の例は、例えば、1−フェニル−4,4−ジメチル
−2−ヒドロキシ−3−ピラゾリジノン、1−(4−カ
ルボキシフェニル)−4,4−ジメチル−3−ピラゾリド
ンなどである。しかしながら、他の現像薬を使用するこ
ともできる。
【0079】ヒドロキノンタイプの現像主薬の好適量は
1リットル当たり0.05モル〜0.40モルの範囲であ
り、そして1種もしくはそれ以上の現像副薬の好適量は
1リットル当たり1.8×10-3〜2.0×10-2モルの
範囲である。
【0080】本発明に従うアルカリ性水溶液はさらに亜
硫酸塩、例えば亜硫酸ナトリウムを1リットル当たり4
0g〜180gの、好適には1リットル当たり60〜1
60gの範囲の量で、他のハロゲン化銀溶媒と組み合わ
せて、含んでいてもよい。
【0081】現像主薬、ハロゲン化銀溶媒、および亜硫
酸塩に関して記載されている量的範囲は、これらの化合
物がアルカリ性水溶液の一部を形成していてもまたはそ
れらを含有する層からアルカリ性水溶液の適用時に溶解
されていても、DTR処理中のアルカリ性水溶液中に溶
質として存在するこれらの化合物の量に適用される。
【0082】乳剤がアルカリ性水溶液で膨潤する時に乳
剤層が移送ローラーに粘着するのを防止するために、本
発明に従う使用に適するアルカリ性水溶液は好ましくは
アルミニウムイオンを少なくとも0.3g/lの量で、
より好ましくは少なくとも0.6g/lの量で含んでな
る。
【0083】アルカリ性処理液は好ましくは9〜14の
間、そしてより好ましくは10〜13の間のpHを有す
るが、それは現像しようとするハロゲン化銀乳剤材料の
タイプ、意図する現像時間、および処理温度に依存す
る。
【0084】例えば温度および時間の如き処理条件は、
処理しようとする材料の機械的強度が悪影響を受けず且
つ分解が起きない限り、広い範囲で変えることができ
る。
【0085】アルカリ性処理液のpHは有機もしくは無
機アルカリ性物質またはそれらの組み合わせにより設定
できる。適当な無機アルカリ性物質は例えばナトリウム
およびカリウムの水酸化物、燐酸および/または珪酸の
アルカリ金属塩類、例えば燐酸三ナトリウム、ナトリウ
ムもしくはカリウムのオルト珪酸塩、メタ珪酸塩、ヒド
ロ二珪酸塩、並びに炭酸ナトリウムなどである。適当な
有機アルカリ性物質は例えばアルカノールアミン類であ
る。後者の場合には、アルカノールアミンがそのpHを
生ずるかまたは生ずるのを助け、そしてハロゲン化銀錯
化剤として作用する。
【0086】アルカリ性水溶液はさらに受像層で得られ
る銀像の疎水性を改良するための疎水化剤を含んでいて
もよい。一般的には、これらの化合物はメルカプト基ま
たはチオレート基および1つもしくはそれ以上の疎水性
置換基を含有する。特に好適な疎水化剤はDE−A 1,
228,927およびUS−P 4,563,410に記載
されている如きメルカプト−1,3,4−チアジアゾール
類、2−メルカプト−5−ヘプチル−オキサ−3,4−
ジアゾール並びに長鎖(少なくとも炭素数5の)アルキ
ル置換されたメルカプトテトラゾール類である。疎水化
剤は単独でまたは互いに組み合わせて使用できる。
【0087】これらの疎水化用化合物はアルカリ性水溶
液に好ましくは1リットル当たり0.1〜3gの量でそ
して好ましくは1−フェニル−5−メルカプトテトラゾ
ールと混合して加えることができ、後者の化合物は1リ
ットルの溶液当たり例えば50mg〜1.2gの量で使
用することができ、それは該化合物の溶解性を改良する
ために少量のエタノールを含有できる。
【0088】アルカリ性水溶液は他の成分、例えば酸化
防止剤、カルシウム−捕獲化合物、抗−スラジ剤、およ
び潜在硬膜剤を含む硬膜剤を含んでなることができる。
【0089】溶液を1種もしくはそれ以上の現像主薬お
よび/または1種もしくはそれ以上のハロゲン化溶媒に
加えるかどうかにかかわらず、既知の方法に従うアルカ
リ性水溶液の再生はもちろん可能である。
【0090】しばしば不必要であるがいわゆる安定化液
を用いて現像を停止することもでき、それは実際には好
ましくは5〜7の範囲のpHを有する酸性停止浴であ
る。
【0091】オルト燐酸二水素ナトリウムとオルト燐酸
水素二ナトリウムの混合物を含んでなりそして該範囲の
pHを有する緩衝停止浴が好ましい。
【0092】現像および拡散転写は種々の方法で、例え
ばローラーでこすることにより、例えば綿もしくはスポ
ンジ栓の如き吸収手段を用いて拭うことにより、または
処理しようとする材料を液体組成物中に浸漬することに
より開始できる。好ましくは、それらは自動操作装置の
中で行われる。それらは一般的には18℃〜30℃の範
囲の温度においてそして5秒〜5分の時間内で行われ
る。
【0093】支持体の親水性ベース上での銀像の形成後
に、ベース上に依然として存在する過剰のアルカリ性水
溶液は好ましくは箔を一対の絞りローラー中に案内する
ことにより除去できる。
【0094】像形成要素を処理して物理的現像核を含有
する層の上にある全ての層を除去してそれにより親水性
支持体の像形成表面を露呈することにより、物理的現像
核の層の中でこのようにして得られた銀像を次に出現さ
せる。
【0095】本発明の特に好適な態様によると、物理的
現像核を含有する層の上にある全ての層をすすぎ水で洗
浄除去することにより物理的現像核の層の中の銀像を出
現させる。
【0096】すすぎ水の温度は広く変えることができる
が、好適には30℃〜50℃の間、より好適には35℃
〜45℃の間である。
【0097】支持体の親水性表面の像形成表面を、非銀
像部分の親水性および銀像の親油性を増加させる化学的
処理にかけることができる。
【0098】この化学的後処理は好適にはしばしば仕上
げ剤と称される平版組成物を用いて行われ、それは銀像
のインキ−反撥性および/またはラッカー−受容性を増
加させる少なくとも1種の化合物を含んでなり、そして
親水性表面のインキ−反撥特性を改良する少なくとも1
種の化合物も含んでなる。
【0099】仕上げ剤として適する成分は例えばメルカ
プト基を含有する有機化合物、例えば以上でアルカリ性
溶液に関して挙げられている疎水化用化合物である。好
適な化合物は下記式の1種に相当する:
【0100】
【化2】
【0101】[式中、R5は水素またはアシル基を表
し、R4はアルキル、アリールまたはアラルキルを表
す]。最も好適に使用される化合物は、R4が炭素数3
〜16のアルキルを表す上記式の1種に従う化合物であ
る。1種もしくはそれ以上の該疎水化剤は仕上げ剤中に
好適には0.1g/l〜10g/lの間の合計濃度で、
より好適には0.3g/l〜3g/lの間の合計濃度で
含まれる。
【0102】親水性表面部分の親油性インキ−反撥性を
改良する添加剤は、例えば、炭水化物、例えばアラビア
ゴムのような酸多糖類、カルボキシメチルセルロース、
アルギン酸ナトリウム、アルギン酸のプロピレングリコ
ールエステル、ヒドロキシエチル澱粉、デキストリン、
ヒドロキシエチルセルロース、ポリビニルピロリドン、
ポリスチレンスルホン酸、酸化エチレンおよび/または
酸化プロピレンと水またはアルコールとの反応生成物で
あるポリグリコール類、或いはポリビニルアルコールで
ある。場合により、吸湿性物質、例えばソルビトール、
グリセロール、グリセロールのトリ(ヒドロキシエチル)
エステル、およびターキーレッドオイルを加えてもよ
い。
【0103】さらに、1種もしくはそれ以上の表面活性
化合物も仕上げ剤に好適に加えられる。その濃度は、版
を仕上げる時に仕上げ剤が過度の発泡を示さない限り、
広範囲内で変えられる。好適な表面活性化合物はアニオ
ン系または非イオン系表面活性化合物である。
【0104】US−A−4,563,410に開示されて
いるような適当な仕上げ剤は4,000の分子量を有す
るポリ酸化エチレンの溶液中にメルカプトトリアゾール
の溶液を含んでなる組成物である。他の適当な仕上げ剤
は例えばUS−A 4.062.682に記載されてい
る。
【0105】仕上げ剤を用いる処理が開始される時点に
おいて、銀像を有する表面は乾燥状態であってもまたは
湿潤状態であってもよい。一般的には、仕上げ剤を用い
る処理は長くかからず、普通は約30秒以内であり、そ
してそれは処理およびむきだし工程直後に好適には30
℃〜60℃の間の範囲の仕上げ剤温度において行われ
る。
【0106】仕上げ剤は種々の方法で、例えばローラー
でこすることにより、例えば綿もしくはスポンジ栓の如
き吸収手段で拭うことにより、または処理しようとする
材料を仕上げ剤の中に浸漬することにより適用できる。
印刷版を仕上げ剤が充填されている狭い溝を有する装置
の中に通し、そして印刷版を2つの絞りローラー間の溝
の終点に移送して過剰の液体を除去することにより、印
刷版の像−疎水化工程を自動的に行うこともできる。
【0107】銀像を有する支持体の親水性表面を仕上げ
剤で処理した直後に、それは印刷版として使用できる状
態にある。
【0108】下記の実施例は本発明を説明するものであ
るが、本発明をそれらに限定するものではない。全ての
部数、百分率および比は断らない限り重量による。
【0109】
【実施例】
実施例1 0.30mm厚さのアルミニウム箔(AA1050)を
10%燐酸を含有する水溶液中に浸漬することにより該
箔を脱脂し、そして次に2g/lの水酸化ナトリウムを
含有する水溶液中でエッチングした。箔を次に4g/l
の塩酸および4g/塩酸の臭化水素酸を含有する水溶液
中で交流を用いて35℃の温度において電気化学的に粒
状化して0.6μmの平均中心線粗面度Raを有する表
面トポグラフィーを製造した。アルミニウム板を次に3
0%の硫酸を含有する水溶液で60℃において120秒
間にわたり汚れをとった。箔を次に20%硫酸水溶液中
で陽極酸化にかけて3.0g/m2のAl23.H2Oの陽
極酸化フィルムを製造し、20g/lのNaHCO3
含有する45℃の水溶液で30秒間処理し、そして次に
脱塩水ですすぎそして乾燥した。
【0110】粒状化され、陽極処理されそして後処理さ
れたアルミニウム支持体を物理的現像核として1.1m
g/m2のPdSを含有する銀−受容性層でコーテイン
グすることにより、像形成要素Iが得られた。
【0111】次に中間層を乾燥している銀−受容性層の
上に水性組成物から、生じる乾燥層が1m2当たり0.5
gのポリメチルメタクリレートビーズの重量を有するよ
うな方法で適用し、ここで該組成物は下記のものを含ん
でなっていた: 等容量の水およびエタノールの混合物中の1.0μmの平均直径を 有するポリメチルメタクリレートビーズの20%分散液 50ml Helioechtpapierrot BL(ドイツ、レーベルクーベンD−5090の BAYER AG により販売された染料に関する商標) 2.5g サポニン 2.5g ナトリウムオレイルメチルタウリド 1.25g 脱塩水 300ml (pH値:5.6)。
【0112】最後に、1ミリモル/モルのAgXの4−
ヒドロキシ−6−メチル−1,3,3a,7−テトラアザ
インデンおよび2.2モル/モルのAgXの1−(3−
(2−スルホベンズアミド))フェニル−5−メルカプト
−テトラゾールを含有する実質的に硬膜化されていない
感光性のネガ−作用性のカドミウムを含まないゼラチン
クロロブロモヨウ化銀乳剤層(97.8/2/0.2モル
%)を中間層にコーテイングし、ハロゲン化銀が1m2
当たり2.50gの硝酸銀に相当する量で付与されそし
て乳剤層のゼラチン含有量は1.58g/m2であり、
1.7g/m2の21mPasの粘度を有するゼラチンお
よび残りの14mPasの粘度を有するゼラチンからな
っていた。
【0113】像形成要素IIは、感光性乳剤が臭化銀を含
有しておらず従ってクロロヨウ化銀(99.8/0.2モ
ル%)であったこと以外は、像形成要素1と同じ方法で
得られた。
【0114】像形成要素IIIは、乳剤層が1m2当たり
2.10gの硝酸銀を含有しておりそして乳剤層のゼラ
チン含有量が1.33g/m2であり、0.59g/m2
21mPasの粘度を有するゼラチンおよび残りの14
mPasの粘度を有するゼラチンからなっていたこと以
外は、像形成要素IIと同じ方法で得られた。
【0115】像形成要素IV、VおよびVIは、感光層が1
g/m2の10−12mPasの粘度を有するゼラチン
(Koepff のゼラチンK7598)を含んでなる硬膜剤
を含有しない抗ストレス層でオーバーコーテイングされ
たこと以外は、像形成要素I、IIおよびIIIと同じ方法
で得られた。
【0116】得られた6種の露光されていない像形成要
素を下記の組成を有する製造したての現像溶液中に24
℃において10秒間浸漬した: カルボキシメチルセルロース 4g 水酸化ナトリウム 22.5g 無水亜硫酸ナトリウム 120g ヒドロキノン 20g 1−フェニル−3−ピラゾリジノン 6g 臭化カリウム 0.75g 無水チオ硫酸ナトリウム 8g エチレンジアミン四酢酸四ナトリウム塩 2g 脱塩水で 1000mlとする pH(24℃)=13。
【0117】開始した拡散転写を30秒間続けて受像層
中に銀像を形成した。
【0118】現像されたハロゲン化銀乳剤層および中間
層をアルミニウム箔から除去するために、現像されたモ
ノシートDTR材料をLP82(ベルギーの Agfa-Geva
ertにより販売されている処理器の商品名)の中で40
℃の水ジェット流を用いて5秒間すすいだ。
【0119】次に、アルミニウム箔の像形成表面をLP
82(ベルギーの Agfa-Gevaert により販売されている
処理器の商品名)の中で15秒間にわたり45℃の温度
を有する仕上げ剤中で処理して非像部分の水−受容性を
強めそして像部分を親油性インキ受容性とした。仕上げ
剤は下記の組成を有していた: Gebo(Chemische Fabrik Chem-Y, Gmbh、ドイツにより 販売されている表面活性剤に対する商標) 250mg ポリエチレングリコール3000 100ml 硝酸カリウム 12.5g クエン酸 20.0g 2−メルカプト−5−ヘプチル−オキサ−3,4−ジアゾール 2.0g NaH2PO4.2H2O 20.0g 水酸化ナトリウム 13.0g 水で 1000mlとする pH(20℃)=5.9。
【0120】受像層中の沈着した銀の量(銀収率)を次
に分析用X線蛍光分光計 PHILIPS 1400(Philips から
市販されている)を用いて測定した。6種のDTR材料
の各々に関して得られた結果を表1に示す。
【0121】
【表1】
【0122】a)銀収率は、対応する像形成要素の乳剤
層中に供給されたハロゲン化銀の量(AgNO3/m2
して表示される)に対する処理された版の受容層中で測
定された銀(AgNO3/m2として表示される)の百分
率として表示される。
【0123】銀収率は像形成要素IIまたはIIIでは像形
成要素Iと比べて同一ないしわずかに高いことが明らか
である。これは、抗ストレス層なしでは臭化銀を像形成
要素中に含有しないハロゲン化銀乳剤を使用することに
よって銀収率が改良されないかまたはあまり改良されな
いことを証明している。また、銀収率は像形成要素IVで
は像形成要素Iと比べてわずかしか改良されない。これ
は、抗ストレス層を含有するが臭化銀を含有するハロゲ
ン化銀乳剤を含有する像形成要素を使用することによっ
て銀収率があまり改良されないことを証明している。し
かしながら、臭化銀を含まないハロゲン化銀乳剤を含ん
でなりそしてさらに抗ストレス層も含んでなる像形成要
素を使用することにより銀収率は非常に改良される(本
発明に従う像形成要素VおよびVI)。
【0124】本発明の主なる特徴および態様は以下のと
おりである。
【0125】1.支持体の親水性表面上に記載の順序
で、(i)物理的現像核を含有する受像層、(ii)該受
像層と水透過性関係にある1種もしくはそれ以上のハロ
ゲン化銀乳剤を含有する感光層を含んでなる像形成要素
であって、該1種もしくはそれ以上のハロゲン化銀乳剤
が実質的に臭化銀を含まないこと、並びに該像形成要素
が該感光層の上部に該感光層と水透過性関係にありそし
て硬膜化されていないゼラチンを0.60〜1.75g/
2の範囲の量で含んでなる抗ストレス層を含んでなる
ことを特徴とする像形成要素。
【0126】2.該1種もしくはそれ以上のハロゲン化
銀乳剤が0.01モル%より少ない臭化銀を含んでなる
上記1の像形成要素。
【0127】3.該1種もしくはそれ以上のハロゲン化
銀乳剤が臭化銀を全く含まない上記1の像形成要素。
【0128】4.該1種もしくはそれ以上のハロゲン化
銀乳剤の少なくとも1種が少なくとも99モル%の塩化
銀を含んでなる上記1〜3のいずれかの像形成要素。
【0129】5.該抗ストレス組成物が硬膜化されてい
ないゼラチンを0.80〜1.25g/m2の範囲の量で
含んでなる上記1〜4のいずれかの像形成要素。
【0130】6.該硬膜化されていないゼラチンの少な
くとも50重量%が、その10重量%水溶液が40℃お
よびpH6において1000s-1の剪断速度で20mP
asより低い粘度を有する1種もしくはそれ以上のゼラ
チン種に属する上記1〜5のいずれかの像形成要素。
【0131】7.該硬膜化されていないゼラチンの少な
くとも50重量%が、その10重量%水溶液が40℃お
よびpH6において1000s-1の剪断速度で15mP
asより低い粘度を有する1種もしくはそれ以上のゼラ
チン種に属する上記1〜6のいずれかの像形成要素。
【0132】8.該抗ストレス層が1種だけのゼラチン
を含んでなる上記1〜7のいずれかの像形成要素。
【0133】9.該抗ストレス組成物が硬膜化されてい
ないゼラチン類の混合物を含んでなり、硬膜化されてい
ないゼラチン類の該混合物の10重量%水溶液が40℃
およびpH6において1000s-1の剪断速度で20m
Pasより低い粘度を有する上記1〜7のいずれかの像
形成要素。
【0134】10.(a)上記1〜11のいずれかの像
形成要素を像通りに露光し、(b)1種もしくはそれ以
上の現像主薬および1種もしくはそれ以上のハロゲン化
銀溶媒の存在下でアルカリ性水溶液を像形成要素に適用
し、(c)像形成要素を処理して該受像層の上部の1つ
もしくはそれ以上の層を除去し、それにより該受像層中
で形成された該銀像を出現させる段階を含んでなる銀塩
拡散転写法に従いオフセット印刷版を製造する方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 バート・バン・デル・リンデン ベルギー・ビー2640モルトセル・セプテス トラート27・アグフア−ゲヴエルト・ナー ムローゼ・フエンノートシヤツプ内 (72)発明者 ルネ・デ・カイザー ベルギー・ビー2640モルトセル・セプテス トラート27・アグフア−ゲヴエルト・ナー ムローゼ・フエンノートシヤツプ内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体の親水性表面上に記載の順序で、
    (i)物理的現像核を含有する受像層、(ii)該受像層
    と水透過性関係にある1種もしくはそれ以上のハロゲン
    化銀乳剤を含有する感光層を含んでなる像形成要素であ
    って、該1種もしくはそれ以上のハロゲン化銀乳剤が実
    質的に臭化銀を含まないこと、並びに該像形成要素が該
    感光層の上部に該感光層と水透過性関係にありそして硬
    膜化されていないゼラチンを0.60〜1.75g/m2
    の範囲の量で含んでなる抗ストレス層を含んでなること
    を特徴とする像形成要素。
  2. 【請求項2】 (a)請求項1に記載の像形成要素を像
    通りに露光し、(b)1種もしくはそれ以上の現像主薬
    および1種もしくはそれ以上のハロゲン化銀溶媒の存在
    下でアルカリ性水溶液を像形成要素に適用し、(c)像
    形成要素を処理して該受像層の上部の1つもしくはそれ
    以上の層を除去し、それにより該受像層中で形成された
    該銀像を出現させる段階を含んでなる銀塩拡散転写法に
    従いオフセット印刷版を製造する方法。
JP8305501A 1995-11-02 1996-11-01 銀塩拡散転写法に従い改良された印刷版を製造するための像形成要素 Expired - Fee Related JP2905156B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP19950202969 EP0772086B1 (en) 1995-11-02 1995-11-02 Imaging element for making an improved printing plate according to the silver salt diffusion transfer process
DE95202969.2 1995-11-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09185171A true JPH09185171A (ja) 1997-07-15
JP2905156B2 JP2905156B2 (ja) 1999-06-14

Family

ID=8220791

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8305501A Expired - Fee Related JP2905156B2 (ja) 1995-11-02 1996-11-01 銀塩拡散転写法に従い改良された印刷版を製造するための像形成要素

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP0772086B1 (ja)
JP (1) JP2905156B2 (ja)
DE (1) DE69512664T2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE69608266T2 (de) * 1996-07-04 2000-11-02 Agfa Gevaert Nv Bildelement zur Herstellung einer verbesserten Druckplatte nach dem Silbersalz-Diffusionsübertragungsverfahren
DE69608265T2 (de) * 1996-07-04 2000-11-02 Agfa Gevaert Nv Bildelement zur Herstellung einer verbesserten Druckplatte nach dem Silbersalz-Diffusionsübertragungsverfahren

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6146826A (ja) * 1984-08-10 1986-03-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気調和機
JPH0777804A (ja) * 1993-08-05 1995-03-20 Agfa Gevaert Nv 銀塩拡散転写法により平版印刷版を製造するための像形成材料及び方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BE639225A (ja) * 1963-04-26
US4510228A (en) * 1982-04-22 1985-04-09 Mitsubishi Paper Mills, Ltd. Lithographic printing plate with gelatin layers having pH values below isoelectric point
JP2960198B2 (ja) * 1991-04-03 1999-10-06 三菱製紙株式会社 平版印刷版の処理方法
EP0637777B1 (en) * 1993-08-05 1996-10-09 Agfa-Gevaert N.V. Imaging element and method for making lithographic printing plates according to the silver salt diffusion transfer process

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6146826A (ja) * 1984-08-10 1986-03-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気調和機
JPH0777804A (ja) * 1993-08-05 1995-03-20 Agfa Gevaert Nv 銀塩拡散転写法により平版印刷版を製造するための像形成材料及び方法

Also Published As

Publication number Publication date
DE69512664D1 (de) 1999-11-11
JP2905156B2 (ja) 1999-06-14
EP0772086B1 (en) 1999-10-06
EP0772086A1 (en) 1997-05-07
DE69512664T2 (de) 2000-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6261733B1 (en) Silver salt diffusion transfer material sensitized for blue light
JP2864004B2 (ja) 銀塩拡散転写法による改良された印刷版を作るための像形成材料
JP2905156B2 (ja) 銀塩拡散転写法に従い改良された印刷版を製造するための像形成要素
JPH0876381A (ja) 銀塩拡散転写方法における使用に適する改良された像形成要素を製造する方法
EP0751432B1 (en) Imaging element for making an improved printing plate according to the silver salt diffusion transfer process
US5712076A (en) Imaging element for making an improved printing plate according to the silver salt diffusion transfer process
US6146808A (en) Method for preparing an imaging element for making an improved printing plate according to the silver salt diffusion transfer process
EP0883027B1 (en) A method for making an offset printing plate according to the silver salt diffusion transfer process
EP0738920B1 (en) Imaging element for making an improved printing plate according to the silver salt diffusion transfer process
JPH07287398A (ja) 銀塩拡散転写法に従いオフセツト印刷板を製造する方法
US5672461A (en) Storage stability of an imaging element for making a printing plate according to the silver salt diffusion transfer process
JP2883973B2 (ja) 銀塩拡散転写法による改良された印刷版を作るための像形成材料
EP1004933B1 (en) A method for preparing an imaging element for making an improved printing plate according to the silver salt diffusion
US5693448A (en) Method for making an offset printing plate according to the silver salt diffusion transfer process
EP0822450B1 (en) Imaging element for making an improved printing plate according to the silver salt diffusion transfer process
JP2939448B2 (ja) 銀塩拡散転写法によるオフセツト印刷版の製造方法
US5811216A (en) Imaging element for making an improved printing plate according to the silver salt diffusion transfer process
US6136496A (en) Imaging element for making an improved printing plate according to the silver salt diffusion transfer process
EP0745902B1 (en) Improvement of the storage stability of an imaging element for making a printing plate according to the silver salt diffusion transfer process
JP2902371B2 (ja) 銀塩拡散転写法に従う平版印刷版の作製法
US6146807A (en) Method for preparing an imaging element for making an improved printing plate according to the silver salt diffusion transfer process
EP0816924B1 (en) Imaging element for making an improved printing plate according to the silver salt diffusion transfer process
EP0708364B1 (en) A method for making an offset printing plate according to the silver salt diffusion transfer process
EP1004935B1 (en) An imaging element for making an improved printing plate according to the silver salt diffusion transfer process
EP1004934B1 (en) A method for preparing an imaging element for making an improved printing plate according to the silver salt diffusion transfer process.

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees