JPH09183982A - 炭化水素重質装入物のビスブレーキング方法および装置の改良 - Google Patents
炭化水素重質装入物のビスブレーキング方法および装置の改良Info
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- JPH09183982A JPH09183982A JP8323716A JP32371696A JPH09183982A JP H09183982 A JPH09183982 A JP H09183982A JP 8323716 A JP8323716 A JP 8323716A JP 32371696 A JP32371696 A JP 32371696A JP H09183982 A JPH09183982 A JP H09183982A
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- C10G51/02—Treatment of hydrocarbon oils, in the absence of hydrogen, by two or more cracking processes only plural serial stages only
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Abstract
および装置の改良。 【解決手段】 本発明は液状炭化水素重質装入物を少な
くともその一部のクラッキングを生じるに適した温度に
加熱し、次に熟成装置の下部に導入し、この熟成装置の
中において、前記装入物が下から上に移動してこの熟成
装置の上部から分溜プラントに向かって排出されるよう
に成された液状炭化水素重質装入物のビスブレーキング
法に関するものである。本発明によれば、前記熟成装置
の中に、処理される装入物の移動方向に対して横方向に
複数の相互に離間された環状ディスクが配置され、これ
らの環状ディスクはそれぞれ熟成装置に対してほぼ同軸
の円形中心通路を含み、処理される装入物が熟成装置の
内部において前記各ディスクの中心通路を通して下から
上に循環する。
Description
スブレーキング法およびビスブレーキング装置の改良に
関するものである。
熱炉の中で液状で最重質炭化水素のクラッキング温度ま
で加熱する段階と、次にこれらの装入物を熟成装置の中
に導入し、この熟成装置の中で装入物を特に加熱する事
なく、これらの装入物が考慮される温度で重質分子の軽
質分子へのクラッキングを生じるのに十分な時間を持つ
速度でこれらの装入物を移動させる段階とから成る重質
炭化水素装入物の処理法をビスブレーキング法と呼ぶ。
このクラッキングの結果、被処理装入物の粘度の低下を
生じ、この故にこの方法をビスブレーキング法と呼び、
また使用される装置をビスブレーキング装置と呼ぶ。
を含まない円筒形ケーシングの形を成し、またクラッキ
ングは吸熱反応であるから、装入物の導入から排出まで
に装入物温度は数10度低下する。この場合の温度は一
般に400℃乃至500℃の範囲内にあり、圧力は約2
乃至30・105 の範囲内にある。熟成装置中の装入物
の滞留時間は約10乃至30分の範囲内にある。さらに
厳格には、熟成装置中の滞留時間と温度に応じて20分
間のオーダである。
されるが、場合によって形成されたガス生成物を含めて
クラッキング生成物は、大気圧蒸留、次に減圧蒸留によ
って作動する分溜組立体にむかって上部に排出される。
被処理装入物は重質原油、常圧蒸留残油(これは他の形
の用途があるので、それほど頻繁でない)、減圧蒸留残
油、または脱アスファルト処理残留物である。
溜後にガス炭化水素および液化石油ガス、ガソリン、軽
油、留出物、およびビスブレーキングの減圧残油であ
る。ビスブレーキングの減圧残油は回収可能の最後の生
成物であって、重油のベースとして使用できるように、
厳しい安定性要件と他の石油留分との両立性要件とに対
応しなければならない。このようにして操作員は与えら
れた基準に合格するようにビスブレーキングの実施条
件、特に温度を調整しなければならない。
要な問題点は、熟成装置中の不均一な装入物移動、逆混
合効果(英語で「バック・ミクシング」)および熟成装
置の側壁近くにおいて、特に装置底部において見られる
乱流現象にある。またこれらの乱流現象はクラッキング
反応中に形成されるガスによって増大させられ、また熟
成装置中の装入物の滞留時間が考慮される区域に従って
同一断面において著しく変動する。その結果、処理され
る装入物の一部が過クラッキングされ、これに対して他
の部分が十分にクラッキングされない。
A−007,656において、熟成装置の内部に、被処
理装入物の流れ方向を横断する方向に、穿孔された板か
ら成る複数の内部部材(英語で「インターナルズ」)を
備え、これらの板中に備えられたオリフィスは円形およ
び/または溝穴状とし、またこれらのオリフィスが好ま
しくは板面積の1乃至30%を占める構造が提案され
た。
そのオリフィスのレベルで、装入物混合効果を示し、ま
た前記の欧州特願は熟成装置中にこの型の1乃至20枚
の板を使用する事を推奨している。
に指摘されているいるように、この型の穿孔板を使用す
る際に、特に大量のガス生成物と相当量のコークスが発
生する際にクラッキング生成物の安定性が不十分とな
り、使用中に板のオリフィスが閉塞される重大な危険を
伴なう。その結果、穿孔板の清掃とコークスの除去のた
めに長時間の不経済な熟成装置の停止期間を生じる。
の装入物のさらに均一な滞留時間とビスブレーキング残
油の安定性とを保証するに適した手段を提供する事によ
り前記の問題点を解決しようとするものである。また本
発明は、ビスブレーキング組立体の熟成装置中の重質炭
化水素装入物の処理に伴なう逆混合現象を制限するにあ
る。最後に本発明はビスブレーキング工程およびビスブ
レーキング装置中でのコークス形成量を低減させるにあ
る。
置の中に、被処理装入物の移動方向に対して横方向に、
相互に離間した複数の環状ディスクを配置し、これらの
ディスクの縁を熟成装置の側壁の内側面と接合させまた
は非接合とする事により、装入物の転化率を増大させ従
って形成されるコークスを大幅に低減させると同時に、
ビスブレーキング減圧残油の安定度を改良できる事を確
認した。
装入物を少なくともその一部のクラッキングを生じるに
適した温度に加熱し、次に熟成装置の下部に導入し、こ
の熟成装置の中において、前記装入物が下から上に移動
してこの熟成装置の上部から分溜プラントに向かって排
出されるように成された液状炭化水素重質装入物のビス
ブレーキング法において、前記熟成装置の中に、処理さ
れる装入物の移動方向に対して横方向に複数の相互に離
間された環状ディスクが配置され、これらの環状ディス
クはそれぞれ熟成装置に対してほぼ同軸の円形中心通路
を含み、処理される装入物が熟成装置の内部において前
記各ディスクの中心通路を通して下から上に循環する事
を特徴とする方法にある。
まで移動させる際に、これらの環状ディスクはその主効
果としてこの装入物の放射方向分散を制限する。望まし
くは、環状ディスクの縁は熟成装置の側壁の隣接内側面
と接合する。好ましくは、8乃至14メートルの軸方向
長さと1.5乃至2.5メートルの直径とを有する熟成
装置において、3乃至10枚の環状ディスクを含む。望
ましくは、各環状ディスクの中心通路はディスク表面の
少なくとも30%、好ましくは30乃至65%を占め
る。
るために、これらのディスクは好ましくは穿孔され、こ
のようにしてディスクの中に形成されたオリフィスはデ
ィスク表面上にほぼ規則的に分布され、この表面の約5
乃至30%を占める。これらのオリフィスは、これを閉
塞するリスクのあるコークス化を防止できる程度に大き
な直径を有する。さらに詳しくはこれらのオリフィスは
少なくとも30ミリメートル、好ましくは30乃至10
0ミリメートルの範囲内の直径を有する。好ましくは、
隣接環状ディスクのオリフィスは、これらのオリフィス
が相互に対向する際に生じうる貫孔現象を防止するた
め、相互に横方向にずらされる。
素重質装入物の少なくとも一部のクラッキングを生じる
に適した温度まで前記装入物を加熱する手段と、下部に
予め加熱された装入物を供給する少なくとも1つの供給
ラインを備えまた上部に被処理装入物をこの装入物の分
溜プラントに向かって排出する少なくとも1つの排出ラ
インを備える熟成装置とを含む型の液状炭化水素重質装
入物のビスブレーキング装置において、前記熟成装置の
内部に、被処理装入物の移動方向に対して横方向に、相
互に離間された複数の環状ディスクが配置され、これら
の環状ディスクの縁が好ましくは熟成装置の側壁の隣接
内側面と接合し、また前記ディスクがそれぞれ熟成装置
に対してほぼ同軸の円形中心通路を含む事を特徴とする
液状炭化水素重質装入物のビスブレーキング装置を提供
するにある。
詳細に説明するが本発明はこれに限定されない。
置の下記の通常の部品が使用される。 − 処理される炭化水素の重質装入物を液状で導入する
ライン1、 − 前記ライン1を横断し、前記重質装入物の含有する
炭化水素の少なくとも一部のクラッキングに適した温度
にこの重質装入物を予熱する加熱炉2、 − 閉鎖された円筒形ケーシングの形状を成し、垂直に
配置され、その底部に炭化水素をライン1によって供給
され、その上部に、装入物のクラッキング生成物を分溜
プラントに排出する排出ライン4を備えた熟成装置3。
環状ディスク5が熟成装置3の内部にその軸線に対して
垂直に配置される。例えば高さ12メートルの熟成装置
の場合8枚備えられるこれらのディスク5は熟成装置3
の底部からその上部まで相互にほぼ規則的に離間され
る。これらのディスクの縁は熟成装置の側壁の内側面に
接触し、またその円形通路6はディスク表面積の少なく
とも35%を占める。
されたオリフィスを形成するパーフォレーション7を穿
孔されている。これらのオリフィス7は、処理される装
入物および形成ガスおよび/または噴射ガスをディスク
を横断させ、このようにして隣接ディスクの間の死区域
の形成を防止する。隣接ディスクのオリフィス7は対向
配置される事なく、貫孔作用を防止するため相互に角度
的にずらされている。これらのオリフィスはディスク表
面積の約30%を占め、ディスク上に規則的に分布され
る。
条件において本発明による環状ディスクは、はるかに改
良された安定度のビスブレーキング減圧残油を得る事を
可能とする。実際に、公知のようにビスブレーキングプ
ラントはビスブレーキング残油の重油としての利用安定
度を判断基準として運転される。この安定度が一定しき
い値を超えなければ、重油がアスファルテン析出による
沈澱物の形成によって利用上の問題点を生じるからであ
る。
よる装置の種々の変形が考えられる。さらに詳しくは、
1つの実施態様においては、熟成装置頂点から着脱自在
の中心軸がこの熟成装置の中に環状ディスクの中心通路
を通して挿通される。さらにこの軸はさらに相互に離間
された追加的「内部部材」を担持し、これらの「内部部
材」はディスクの中心通路を通って引き出されるような
横方向面積を有するが、この横方向面積は熟成装置の横
断面積の5%以上とする。
って穿孔された中実ディスクとする。これら2種類の
「内部部材」は中実ディスクと環状ディスクとが交代す
るように配置される。各中実ディスクは例えば2つの隣
接環状ディスクの間隔の1/3乃至2/3の位置に配置
される。好ましくはこれらの2隣接環状ディスクの中間
に配置される。
られたビスブレーキング減圧残油が改良された安定度を
有する事を示している。またこれらの例は本発明の方法
の種々の利点を示す。
使用しない通常のビスブレーキングによるクラッキング
法を示す。 −密度: 1.0375 − 粘度(10-6m2 /s、100℃): 3500 − 硫黄含有量 (重量%): 3.86 − 炭素含有量 コンラドソン法(重量%): 19.6 − アスファルテン含有量(重量%): 12.1 − 分溜温度: 520℃ この減圧残油をビスブレーキングプラントの加熱炉の中
で440℃のオーダの温度に加熱し、次に本発明によっ
て変更されていないビスブレーキング熟成装置の中に導
入する。この熟成装置は2.5メートルの直径と14メ
ートルの軸方向高さとを有する。
・105 パスカルの圧力で操作する。装入物流量は約1
00t/h、その平均滞留時間は18分のオーダであ
る。熟成装置の出口において、ビスブレーキング留出物
を常圧蒸留塔の中で分溜し、次に減圧蒸留塔の中で分溜
する。
表1に示されている。
ブレーキング処理する。装入物を加熱炉の中で440℃
のオーダで加熱し、熟成装置は425℃の温度と8・1
05 パスカルの圧力で操作される。装入物の流量は例1
と同一である。
に2メートル間隔で離間された6枚の環状ディスクを含
み、最下ディスクは底面から2.5メートルに配置され
ている。これらのディスクは鋼であって、3ミリメート
ルの厚さを有する。これらのディスクは熟成装置に対し
て同軸に配置され、それぞれ直径1.5メートルの円形
中心通路を有し、またこれらのディスクの表面上に直径
90ミリメートルのオリフィスが規則的に分布されてい
る。これらの6枚のディスクは同型であって、隣接ディ
スクのオリフィスが相互に対向しないように、相互に2
0゜の角度でずらされている。前述のように、ビスブレ
ーキング留出物を常圧蒸留塔の中で分溜し、次に減圧蒸
留塔の中で分溜する。
の表1に示す。
高い厳格条件でビスブレーキング処理を実施する。残油
を加熱炉の中で448℃に加熱し、次に例2と同様に6
つの環状ディスクを備えた熟成装置の中に導入する。熟
成装置を434℃の温度に保持する。熟成装置中の水蒸
気の圧力条件並びに装入物の流量と滞留時間は例1およ
び2と同一である。
で操作する。これらの例の場合と同様に、ビスブレーキ
ング留出物を常圧蒸留塔の中で分溜し、次に減圧蒸留塔
の中で分溜する。
発明の熟成装置によって得られたガスおよび減圧残油の
量は通常技術(例1)の熟成装置によって得られた量よ
りも低く、またガソリンと蒸留物の量は大である。特に
軽油の量の顕著な増大が見られる。
ング減圧残油(R.S.V.R.)の粘度は先行技術に
よって得られたR.S.V.R.より高い。さらに、安
定度は本発明の熟成装置での処理から生じた残油よりも
すぐれている。
はガソリン、蒸留物および軽油の増大によって示され
る。減圧残油の粘度は例1および2と比較して顕著に増
大し、その安定度はビスブレーキング条件がさらに厳し
いにも関わらず、例1の場合と同等である。従ってこれ
らの結果は本発明による方法の利点を明白に示す。
Claims (12)
- 【請求項1】液状炭化水素重質装入物を少なくともその
一部のクラッキングを生じるに適した温度に加熱し、次
に熟成装置(3)の下部に導入し、この熟成装置の中に
おいて、前記装入物が下から上に移動してこの熟成装置
の上部から分溜プラントに向かって排出されるように成
された液状炭化水素重質装入物のビスブレーキング法に
おいて、前記熟成装置(3)の中に、処理される装入物
の移動方向に対して横方向に複数の相互に離間された環
状ディスク(5)が配置され、これらの環状ディスク
(5)はそれぞれ熟成装置に対してほぼ同軸の円形中心
通路(6)を含み、処理される装入物が熟成装置の内部
において前記各ディスクの中心通路(6)を通して下か
ら上に循環する事を特徴とする方法。 - 【請求項2】環状ディスクの縁が熟成装置の側壁の隣接
内側面と接合する事を特徴とする請求項1に記載の方
法。 - 【請求項3】環状ディスク(5)によって分離された熟
成装置(3)の容積はさらにこれらのディスクのオリフ
ィス(7)を介して相互に連通し、形成されたガスと共
に被処理装入物がこれらのオリフィス(7)を通過する
事を特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の方
法。 - 【請求項4】液状炭化水素重質装入物の少なくとも一部
のクラッキングを生じるに適した温度まで前記装入物を
加熱する手段(2)と、下部に予め加熱された装入物を
供給する少なくとも1つの供給ライン(1)を備えまた
上部に被処理装入物をこの装入物の分溜プラントに向か
って排出する少なくとも1つの排出ライン(4)を備え
る熟成装置(3)とを含む型の液状炭化水素重質装入物
のビスブレーキング装置において、前記熟成装置(3)
の内部に、被処理装入物の移動方向に対して横方向に、
相互に離間された複数の環状ディスク(5)が配置さ
れ、これらの環状ディスク(5)の縁が好ましくは熟成
装置の側壁の隣接内側面と接合し、また前記ディスク
(5)がそれぞれ熟成装置(3)に対してほぼ同軸の円
形中心通路(6)を含む事を特徴とする液状炭化水素重
質装入物のビスブレーキング装置。 - 【請求項5】前記環状ディスク(5)が相互に規則的に
離間されている事を特徴とする請求項4に記載の装置。 - 【請求項6】前記環状ディスク(5)の円形通路(6)
がディスク表面積の少なくとも30%、好ましくはこの
表面積の30乃至65%を占める事を特徴とする請求項
4または5のいずれかに記載の装置。 - 【請求項7】環状ディスク(5)にはオリフィス(7)
があけられている事を特徴とする請求項4乃至6のいず
れかに記載の装置。 - 【請求項8】前記オリフィス(7)が各環状ディスク
(5)の表面に規則的に分布されている事を特徴とする
請求項7に記載の装置。 - 【請求項9】前記オリフィス(7)が前記環状ディスク
(5)の表面の約5乃至30%を占める事を特徴とする
請求項7または8のいずれかに記載の装置。 - 【請求項10】前記オリフィス(7)が少なくとも30
mm、好ましくは30乃至100mmの範囲内の直径を
有する事を特徴とする請求項7乃至9のいずれかに記載
の装置。 - 【請求項11】隣接ディスクの対応オリフィス(7)が
相互に横方向にずらされている事を特徴とする請求項6
乃至9のいずれかに記載の装置。 - 【請求項12】8乃至14メートルの軸方向長さと1.
5乃至2.5メートルの直径とを有する熟成装置(3)
において、3乃至10枚の環状ディスク(5)を含む事
を特徴とする請求項4乃至10のいずれかに記載の装
置。
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