JPH09183166A - 中空部を有する合成樹脂製車両用ルーフレールの構造およびその製法 - Google Patents

中空部を有する合成樹脂製車両用ルーフレールの構造およびその製法

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JPH09183166A
JPH09183166A JP35441095A JP35441095A JPH09183166A JP H09183166 A JPH09183166 A JP H09183166A JP 35441095 A JP35441095 A JP 35441095A JP 35441095 A JP35441095 A JP 35441095A JP H09183166 A JPH09183166 A JP H09183166A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 合成樹脂製のルーフレールのレール本体部と
車体取付脚部の移行部の剛性を高めることによって、ル
ーフレール本体の全体強度および剛性を高め、もってよ
り安全で、撓み変形も少なく外観性がよく使用感にも優
れたルーフレールの構造およびその製法を提供する。 【解決手段】 棒状のレール本体部12から移行部13
を経て両端の車体取付脚部14に至るルーフレール本体
11がガラス繊維が混入された合成樹脂によって一体に
成形されたものにおいて、前記レール本体部および取付
脚部に中空部12C,14Cが形成されているととも
に、前記移行部には前記レール本体部および取付脚部よ
り小さい中空率の中空部13Cが形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車の車体屋
根部に装着される合成樹脂製のルーフレールに関し、特
には中空部を有する合成樹脂製のルーフレールに関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えばワゴン車やバンタイプの自動車の
屋根部には、スキー板や荷物などを載せて固定するため
のルーフレールが装着される。従来、この種ルーフレー
ルは、アルミニウムや亜鉛合金などの金属押出成形品や
ダイカスト成形品等の金属製のものが用いられている
が、近年、車両の軽量化および成形性、経済性などか
ら、合成樹脂の成形品が提案されている。
【0003】図11に図示のルーフレールは、合成樹脂
製ルーフレール100の一例を示すもので、略棒状のレ
ール本体部102から移行部103,103を経て両端
の車体取付脚部104,104に至るルーフレール本体
101がガラス繊維が混入された合成樹脂によって一体
に形成されている。このルーフレール本体101は、取
付脚部104においてボルト等の取付部材を介して車体
屋根部の両側に沿って取り付けられる。なお、図中鎖線
のように、レール本体部102に中間支持部106が形
成される場合もある。
【0004】このルーフレール本体101にはその強度
および耐衝撃性を高めるためにガラス繊維が一体に混入
されるとともに、内部が中空状に形成される。ルーフレ
ール本体101を中空状に形成するのは、ルーフレール
の軽量化を図り、成形上のヒケやソリ等の外観不良を防
ぐ目的からである。また、コストダウンにも寄与するこ
とはいうまでもない。
【0005】合成樹脂製ルーフレールは、上のように、
通常の使用状態における十分な強度および耐衝撃性を有
するように設計されるものである。しかしながら、使用
者において設計上予期しない荷物をルーフレールに載置
したり、あるいはこのような荷物を載せた車が道路の段
差や悪路を走行する際には、相当の負荷がルーフレール
に加わることを予測しなけれらばならない。
【0006】また、合成樹脂製ルーフレールにあって
は、強度的には十分であっても、その材質の特性上棒状
のレール本体部が撓み変形し、上述のような条件が加わ
るとレール本体部の撓み変形量はさらに大きくなり、場
合によっては車体屋根部と接触することも考えらる。こ
のような撓み変形は見た目も悪く、また使用者の使用感
を損ねる。
【0007】図12に示すように、発明者らの実験測定
によれば、この種一体成形の合成樹脂製ルーフレール1
00にあっては、レール本体部102に荷重Fが加わっ
た場合、ルーフレール本体101はその取付脚部104
においてボルトB等の取付部材によって車体屋根部Rに
固定されているので、ルーフレール本体101の応力は
レール本体部102と車体取付脚部104の移行部10
3、特に格子線で示す該移行部103の下面側103A
に集中することがわかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明は、
合成樹脂製のルーフレールのレール本体部と車体取付脚
部の移行部の剛性を高めることによって、ルーフレール
本体の全体強度および剛性を高め、もってより安全で、
撓み変形も少なく外観性がよく使用感にも優れたルーフ
レールの構造およびその製法を提供しようとするもので
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1の発
明は、中空部を有する合成樹脂製車両用ルーフレールの
構造に係り、棒状のレール本体部から移行部を経て両端
の車体取付脚部に至るルーフレール本体がガラス繊維が
混入された合成樹脂によって一体に成形されたものにお
いて、前記レール本体部および取付脚部に中空部が形成
されているとともに、前記移行部には前記レール本体部
および取付脚部より小さい中空率の中空部が形成されて
いることを特徴とする。
【0010】また請求項2も同じく中空部を有する合成
樹脂製車両用ルーフレールの構造に係り、中間支持部を
有する棒状のレール本体部から移行部を経て両端の車体
取付脚部に至るルーフレール本体がガラス繊維が混入さ
れた合成樹脂によって一体に成形されたものにおいて、
前記レール本体部および取付脚部に中空部が形成されて
いるとともに、前記移行部には前記レール本体部および
取付脚部より小さい中空率の中空部または中実部が形成
されていることを特徴とする。
【0011】請求項3の発明は、請求項2において、前
記レール本体部の中間支持部近傍部分に前記レール本体
部および取付脚部より小さい中空率の中空部が形成され
ていることを特徴とする。
【0012】請求項4ないし8は前記構造のルーフレー
ルを製造する方法に関する。請求項4の発明は、棒状の
レール本体部から移行部を経て両端の車体取付脚部に至
るルーフレール本体をガラス繊維が混入された合成樹脂
によって一体に成形するに際して、前記ルーフレール本
体の成形型にガラス繊維が混入された樹脂材料を射出し
た後、前記樹脂材料中に中空部を形成するガス体を注入
するとともに、前記成形型の移行部成形型部近傍におけ
る型温度を他の部分より低くして成形し、もって前記移
行部に前記レール本体部および取付脚部より小さい中空
率の中空部を形成することを特徴とする。
【0013】また、請求項5の発明は、中間支持部を有
する棒状のレール本体部から移行部を経て両端の車体取
付脚部に至るルーフレール本体をガラス繊維が混入され
た合成樹脂によって一体に成形するに際して、前記ルー
フレール本体の成形型にガラス繊維が混入された樹脂材
料を射出した後、前記樹脂材料中に中空部を形成するガ
ス体を注入するとともに、前記成形型の移行部成形型部
近傍における型温度を他の部分より低くして成形し、も
って前記移行部に前記レール本体部および取付脚部より
小さい中空率の中空部を形成することを特徴とする。
【0014】請求項6の発明は、請求項5において、前
記成形型の中間支持部成形型部近傍における型温度を他
の部分より低くして成形し、もって前記中間支持部近傍
にも前記レール本体部および取付脚部より小さい中空率
の中空部を形成することを特徴とする。
【0015】請求項7の発明は、中間支持部を有する棒
状のレール本体部から移行部を経て両端の車体取付脚部
に至るルーフレール本体をガラス繊維が混入された合成
樹脂によって一体に成形するに際して、前記ルーフレー
ル本体の成形型にガラス繊維が混入された樹脂材料を射
出した後、前記樹脂材料中に、前記成形型の取付脚部成
形型部の双方および中間支持部成形型部から中空部を形
成するガス体を注入するとともに、前記成形型の移行部
成形型部近傍における型温度を他の部分より低くして該
移行部成形型部に樹脂材料の合流部が形成されるように
成形し、もって前記移行部に中実部を形成することを特
徴とする。
【0016】さらに、請求項8の発明は、請求項7にお
いて、前記成形型の中間支持部成形型部近傍における型
温度を他の部分より低くして成形し、もって前記中間支
持部近傍に前記レール本体部および取付脚部より小さい
中空率の中空部を形成することを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下添付の図面に従ってこの発明
を詳細に説明する。図1は請求項1の発明の一実施例を
示す合成樹脂製車両用ルーフレールの全体断面図、図2
は請求項2の発明の実施例を示すルーフレールの全体断
面図、図3は同じく請求項2の発明の他の実施例を示す
ルーフレールの全体断面図、図4は請求項4の発明の実
施例を示すルーフレールの全体断面図、図5はこの発明
のルーフレールと通常の中空部を有するルーフレールと
を対比した要部の断面図である。
【0018】また、図6ないし図10は前記したこの発
明のルーフレールの製法を示すもので、図6は請求項4
の発明の実施例を示すルーフレール成形用金型の断面
図、図7は同じく請求項5の発明の実施例を示すルーフ
レール成形用金型の断面図、図8は請求項6の発明の実
施例を示すルーフレール成形用金型の断面図、図9は請
求項7の発明の実施例を示すルーフレール成形用金型の
断面図、図10は請求項8の発明の実施例を示すルーフ
レール成形用金型の断面図である。
【0019】まず、図1に従って、請求項1の発明につ
いて説明すると、図1の車両用ルーフレール10は、図
11で説明したと同様に、略棒状のレール本体部12か
ら図中鎖線で示す移行部13,13を経て両端の車体取
付脚部14,14に至るルーフレール本体11がガラス
繊維が混入された合成樹脂によって一体に形成されてな
るものである。このルーフレール本体11は、前述のよ
うに、取付脚部14においてボルト等の取付部材を介し
て車体屋根部の両側に沿って取り付けられる。
【0020】ここで、移行部13とは、レール本体部1
2と車体取付脚部14とのつなぎ目部分または境界部近
傍を指称し、既に説明したように、レール本体部12に
荷重が加わった場合にルーフレール本体11の応力が集
中する部分である。(以下、本書における他の例でも同
様である。)
【0021】なお、本書で説明する車両用ルーフレール
を構成する合成樹脂としては、特に限定はないが、車両
の外部に取り付けられるものであるから、耐衝撃性に加
えて耐候性にも優れたものであることが望ましい。好ま
しくはナイロン樹脂、PC−ABS樹脂、PC−PBT
樹脂等である。また、ルーフレールを構成する前記合成
樹脂に混入されるガラス繊維にも特に限定はなく、適当
な長さに切断された公知のガラス繊維が用いられ、ルー
フレールに要求される強度に応じて混入される。
【0022】ルーフレール本体11は、成形上のヒケや
ソリ等の外観不良を防ぎ、軽量化ならびにコストダウン
を図るために、内部が中空状Cに形成されている。そし
て、請求項1の発明では、特に、移行部13,13の中
空部13C,13Cが、レール本体部12の中空部12
Cおよび取付脚部14の中空部14C,14Cより小さ
い中空率で形成されていることを特徴とする。なお、中
空率については、ルーフレールを構成する材料や使用さ
れる車種等によって変動するものであるが、一例を挙げ
れば、レール本体部12の中空部12Cおよび取付脚部
14の中空部14C,14Cの中空率が約45%程度で
ある場合には、移行部13,13の中空部13C,13
Cにおける小さい中空率は約10%程度である。(以
下、本書における他の例でも同様)
【0023】また、図2は請求項2の発明のルーフレー
ル20の実施例に係り、中間支持部25を有する棒状の
レール本体部22から移行部23,23を経て両端の車
体取付脚部24,24に至るルーフレール本体21がガ
ラス繊維が混入された合成樹脂によって一体に成形され
たものである。
【0024】そして、前記請求項1と同様に、ルーフレ
ール本体21の内部が中空状Cに形成されているととも
に、移行部23,23の中空部23Cは、レール本体部
22の中空部22Cおよび取付脚部24の中空部24
C,24Cより小さい中空率で形成されている。中空率
については前記した通りである。なお、図中符号25C
は中間支持部25の中空部である。
【0025】さらに、図3に図示のルーフレール30
は、請求項2の発明の別の実施例に係り、中間支持部3
5を有する棒状のレール本体部32から移行部33,3
3を経て両端の車体取付部34,34に至るルーフレー
ル本体31がガラス繊維が混入された合成樹脂によって
一体に成形されている。
【0026】この例のルーフレール本体31にあって
は、レール本体部32および取付脚部34,34にそれ
ぞれ中空部32C、34C,34Cが形成されている
が、移行部33,33には中空部が全く形成されない中
実部33Dによって構成されている。
【0027】上の図1ないし図2に図示したルーフレー
ル10,20のように、ルーフレール本体11,21に
おける移行部13,23をレール本体部12,22およ
び取付脚部14,24より小さい中空率の中空部13
C,23Cとすることによって、または図3に図示した
ルーフレール30のように、ルーフレール本体31にお
ける移行部33に中実部33Dを形成することによっ
て、当該移行部13,23,33における剛性が大きく
なる。
【0028】前記したように、移行部13,23,33
はレール本体部12,22,32に荷重が加わった場合
にルーフレール本体11,21,31の応力が集中する
部分であるから、該移行部13,23,33の剛性が増
大することによってルーフレール本体11,21,31
の剛性が大きくなり、レール本体部12,22,32に
の撓み変形量も小さくすることができる。
【0029】図5は上記したこの発明の実施例のルーフ
レール10(20),30と通常の中空部を有するルー
フレール50とを対比した要部の断面図である。図5の
(5A)に示すルーフレール本体11(21)のレール
本体部12(22)の中空部12C(22C)および取
付脚部14(24)の中空部14C(24C)の中空率
は45%で、移行部13(23)の中空部13C(23
C)の中空率は10%である。また、図5の(5B)に
示すルーフレール本体31のレール本体部32の中空部
32Cおよび取付脚部34の中空部34Cの中空率は前
記と同様に45%で、移行部33は中実部33Dである
から中空率は0%である。対比品として示す図5の(5
C)のルーフレール本体51は通常の中空部Cを有する
ものであるから、レール本体部52、移行部53および
取付脚部54の各中空部52C,53Cおよび54Cと
も中空率は45%である。
【0030】図5に例示したルーフレール10(2
0),30および50の各レール本体部12(22),
32および52に100kgfの荷重Fを加えた場合の
各レール本体部の撓み変形量を測定した結果は次の通り
である。 (5A)のルーフレール10(20)の場合 撓み変形量 9mm (5B)のルーフレール30の場合 撓み変形量 8mm (5C)のルーフレール50の場合 撓み変形量 15mm
【0031】上の測定結果からわかるように、(5C)
のルーフレール本体全体を同じ中空率(45%)とした
通常のレール本体部の撓み変形量が15mmであるに対
し、(5A)の移行部の中空率を低く(10%)した場
合のそれは9mm、および(5B)の移行部の中空部を
なくした(中空率0%)場合のそれは8mmと、移行部
の剛性が高くなることによってそれぞれの撓み量が大き
く低減される。なお、上の結果から、移行部の中空率は
概ね10%前後、またはそれ以下とすることがこの発明
のより大きな効果を引き出す一つのめやすとなると思わ
れる。
【0032】図4は請求項3に記載した発明の実施例の
ルーフレール40に係り、前記した請求項2の構成のも
のに加えて、中間支持部近傍47にも小さい中空率の中
空部47Cが形成されたものである。図において、符号
41はルーフレール本体、42はレール本体部、43は
移行部、44は車体取付脚部、45は中間支持部であ
る。そして、ルーフレール本体41はガラス繊維が混入
された合成樹脂によって中空状Cに形成されており、移
行部43の中空部43Cがレール本体部42の中空部4
2Cおよび取付脚部44の中空部44Cより小さい中空
率で形成されている(または、図示しないが図3のよう
に中実部とされていてもよい)とともに、レール本体部
42における中間支持部の両側近傍47の中空部47C
がレール本体部42の中空部42Cおよび取付脚部44
の中空部44Cより小さい中空率で形成されている。な
お45Cは中間支持部45の中空部である。
【0033】上のように構成されたルーフレール40に
あっては、その移行部43の剛性が大きく増大した前述
の理由と全く同じように、当該中間支持部近傍47の剛
性が大きくなり、ルーフレール本体41の剛性はさらに
大きくなり、かつ撓み変形の減少に寄与する。
【0034】次に、図6ないし図10に従って、上述し
たこの発明のルーフレールを製造する方法について説明
する。まず、図6は図1に示した請求項1に係るルーフ
レール10の製法を表すもので、請求項4に記載した製
法発明の実施例である。図において、符号60はルーフ
レール本体の成形用金型を示し、60Aはその固定型、
60Bは可動型、61は成形型部(成形品キャビティ)
である。
【0035】そして、この金型はガスインジェクション
成形用金型で、樹脂材料Mを注入するゲート62および
ランナ部(ホットランナ)62Aのほかに、成形品内部
を中空状Cにするためのガス体Gの注入孔63および導
管部63Aが設けられる。この実施例では、成形型部6
1の一方の取付脚部成形型部66に樹脂材料Mの注入ゲ
ート62およびガス体Gの注入孔63が設けられてい
る。
【0036】とともに、成形型部61を構成するレール
本体部成形型部64、移行部成形型部65および取付脚
部成形型部66,66のうちの移行部成形型部65,6
5近傍には、当該型部65における型温度を他の部分よ
り低く調節することが容易にできるように、温調配管6
9x,69xが型表面に近く配設されている。なお、一
般用の温調配管69との識別のために、型温調節を目的
として型表面近くに配設した温調配管には図面上斜線を
付して表した。(以下、同じ)
【0037】そして、ルーフレール本体の成形型部61
内にゲート62からガラス繊維が混入された樹脂材料M
を射出した後、前記樹脂材料M中にガス注入孔63から
中空部を形成するガス体Gを注入してガスインジェクシ
ョン成形が行われる。この発明では、特に、成形型部6
1の移行部成形型部65近傍における型温度を配管69
x,69xの温調水の調節によって他の部分より低くし
て成形し、当該移行部成形型部65近傍に接触する樹脂
材料Mの冷却、硬化を早めることによって、図1のルー
フレール成形品10のように、移行部13にレール本体
部12および取付脚部14より小さい中空率の中空部1
3Cが形成される。
【0038】なお、この実施例では、成形型部61の一
般部、つまりレール本体部成形型部64および取付脚部
成形型部66,66の型温度を60ないし80℃とし、
移行部成形型部65の型温度を約40℃となるように調
節している。(以下に述べる他の製法実施例においても
同様)
【0039】次に、図7は請求項5に記載した製法発明
に関し、前記した図2に示した請求項2の実施例に係る
ルーフレール20の製法を表すものである。このルーフ
レール20は、図2のように、棒状のレール本体部22
に中間支持部25を有するもので、ルーフレール本体2
1の移行部23にはレール本体部22および取付脚部2
4の中空部22C、24Cより小さい中空率の中空部2
3Cが形成されたものである。
【0040】この請求項5に係る製法にあっては、成形
型部71に中間支持部成形型部77を有する点を除き、
上の図6に図示した請求項4に係る製法と実質的に同様
であるので、符号の説明をもって構成の説明に代える。
すなわち、図7において、符号70はルーフレール20
の成形用金型、70Aはその固定型、70Bは可動型、
71は成形型部(成形品キャビティ)、72は樹脂材料
Mのゲート、72Aはそのランナ部(ホットランナ)
で、73はガス体Gの注入孔、73Aはその導管部であ
る。なお、この例では、図のように、樹脂材料Mのゲー
ト72とガス体Gの注入孔73が同一位置に設けられ、
樹脂材料Mのランナ部72Aとガス体Gの導管部73A
が一部兼用されている。
【0041】また、符号74は成形型部71を構成する
レール本体部成形型部、75は同じくその移行部成形型
部、76は同じく取付脚部成形型部、77は同じく中間
支持部成形型部である。79は成形用金型70(70
A,70B)に形成された一般用の温調配管を表し、7
9xは移行部成形型部75における型温度を他の部分よ
り低く調節するために型表面に近く配設された温調配管
である。
【0042】なお、図7の例では、樹脂材料Mのゲート
72とガス体Gの注入孔73が成形型部71の中間支持
部成形型部77に設けられているが、図中鎖線符号で示
す樹脂材料ゲート72Sとガス体注入孔73Sのよう
に、取付脚部成形型部76に設けてもよい。また、ガス
体注入孔は必ずしも単一でなくてもよく、必要により複
数設けることもできる。
【0043】図8は請求項6の発明に関し、具体的には
図4に図示した請求項3の例に係るルーフレール40の
製法を表すものである。図4のルーフレール40は移行
部43のほかに中間支持部近傍47にも小さい中空率の
中空部47Cが形成されたものであるが、このような中
空部47Cを形成するためには、前述したと同様の手法
により、当該部分における成形型部近傍に温調配管を型
表面近くに配置して型温度を低くして成形すればよい。
【0044】図8において、符号90はルーフレール4
0の成形用金型、90Aはその固定型、90Bは可動
型、91は成形型部(成形品キャビティ)、92は樹脂
材料Mのゲート、92Aはそのランナ部(ホットラン
ナ)で、93はガス体Gの注入孔、93Aはその導管部
である。
【0045】また、符号94は成形型部91を構成する
レール本体部成形型部、95は同じくその移行部成形型
部、96は同じく取付脚部成形型部、97は同じく中間
支持部成形型部である。99は成形用金型90(90
A,90B)に形成された一般用の温調配管で、99x
は移行部成形型部95における型温度を他の部分より低
く調節するために型表面に近く配設された温調配管、9
9yは同じく中間支持部成形型部97における型温度を
他の部分より低く調節するために型表面に近く配設され
た温調配管である。
【0046】なお、図8では、樹脂材料ゲート92とガ
ス体注入孔93が成形型部91の中間支持部成形型部9
7に設けられているが、前述したと同様に、図中鎖線符
号で示す樹脂材料ゲート92Sとガス体注入孔93Sの
ように取付脚部成形型部76に設けてもよい。また、ガ
ス体注入孔は必ずしも単一でなくてもよいことも前述し
た。
【0047】図9は請求項7の発明に関し、図3に示し
た請求項2の発明に係るルーフレール30の製法の具体
例を示すものである。請求項7の発明は、図3に図示し
たような、棒状のレール本体部32に中間支持部35を
有するルーフレール30に係り、ルーフレール本体31
のレール本体部32および取付脚部34,34には中空
部32C、34C,34Cが形成されているが、移行部
33には中実部33Dが形成されたものである。
【0048】この請求項7に係る製法にあっては、樹脂
材料の合流部を形成体する関係でガス体Gの注入孔83
が、図のように、成形型部81の双方の取付脚部成形型
部86,86および中間支持部成形型部87の3ケ所に
設けられる。
【0049】図9において、符号80はルーフレール3
0の成形用金型、80Aはその固定型、80Bは可動
型、81は成形型部(成形品キャビティ)、82(また
は82S)は樹脂材料Mのゲート、82Aはそのランナ
部(ホットランナ)で、83は前記したようにガス体G
の注入孔、83Aはその導管部である。この実施例で
は、前記したと同様、樹脂材料Mのゲート82が中間支
持部成形型部87に設けられたガス体Gの注入孔83と
同一位置に設けられている。
【0050】また、符号84は成形型部81を構成する
レール本体部成形型部、85は同じくその移行部成形型
部、86は同じく取付脚部成形型部、87は同じく中間
支持部成形型部である。89は成形用金型80(80
A,80B)に形成された一般用の温調配管で、89x
は移行部成形型部85における型温度を他の部分より低
く調節するために型表面に近く配設された温調配管であ
る。
【0051】そして、この発明では、ルーフレール本体
の成形型部81にゲート82(または82S)からガラ
ス繊維が混入された樹脂材料Mを射出した後、前記樹脂
材料M中に、前記成形型部81の取付脚部成形型部86
の双方および中間支持部成形型部87に設けられた3ケ
所のガス注入孔83,83,83から、中空部を形成す
るためのガス体Gが注入される。このとき、3ケ所のガ
ス注入孔83,83,83から注入されたガス体Gが成
形型部81内の樹脂材料Mを流動させるのであるが、該
成形型部81の移行部成形型部85,85に樹脂材料M
の合流部Nが形成されるようにガス体Gの注入を制御す
る。
【0052】図10は、請求項8の発明に関し、図7に
示したような移行部に合流部Nによる中実部を形成した
ルーフレール30に、さらにその中間支持部近傍にも小
さい中空率の中空部を形成しようとするものである。こ
のような中間支持部近傍にも小さい中空率の中空部を形
成するためには、既に説明したように、当該部分に対応
する成形型部近傍に温調配管を型表面近くに配置して型
温度を低くして成形すればよいのである。
【0053】図10は図9に示した成形用金型80の変
更部分を表した図であって、符号89yで表わす配管
が、中間支持部成形型部87における型温度を他の部分
より低く調節するために型表面に近く配設された温調配
管である。この製法によって得られたルーフレール40
Sは、そのルーフレール本体41Sの移行部に中実部
(図示せず)が形成され、さらにその中間支持部近傍に
は小さい中空率の中空部47D,47Dが形成される。
なお、図9と同一構成部分は共通符号付して説明を省略
する。
【0054】上述のように、請求項4ないし8に記載さ
れた製法発明にあっては、合成樹脂製のルーフレールに
おける応力集中部分である移行部(ならびに中間支持部
近傍)の剛性強度を高めたルーフレールを従来のガスイ
ンジェクション成形によって、安価に簡単かつ容易にし
かも効率よく製造することができる。
【0055】
【発明の効果】以上のように、この発明の合成樹脂製車
両用ルーフレールによれば、ガラス繊維が混入されてい
るので、衝撃や荷重に対する高い強度、耐衝撃性能を有
するのみならず、合成樹脂製のルーフレールのレール本
体部と車体取付脚部の移行部の剛性を高めることによっ
て、ルーフレール本体の全体強度および剛性を高め、も
ってより安全で、撓み変形も少なく外観性がよく使用感
にも優れたルーフレールの構造を提供することができ
た。
【0056】また、この発明のルーフレールの製法は、
前記したように、従来成形法を利用して、ョン成形によ
って、安価に簡単かつ容易にしかも効率よく製造するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の一実施例を示す合成樹脂製車
両用ルーフレールの全体断面図である。
【図2】請求項2の発明の実施例を示すルーフレールの
全体断面図である。
【図3】同じく請求項2の発明の他の実施例を示すルー
フレールの全体断面図である。
【図4】請求項4の発明の実施例を示すルーフレールの
全体断面図である。
【図5】この発明のルーフレールと通常の中空部を有す
るルーフレールとを対比した要部の断面図である。
【図6】請求項4の発明の実施例を示すルーフレール成
形用金型の断面図である。
【図7】同じく請求項5の発明の実施例を示すルーフレ
ール成形用金型の断面図である。
【図8】請求項6の発明の実施例を示すルーフレール成
形用金型の断面図である。
【図9】請求項7の発明の実施例を示すルーフレール成
形用金型の断面図である。
【図10】請求項8の発明の実施例を示すルーフレール
成形用金型の断面図である。
【図11】従来提案されている合成樹脂製車両用ルーフ
レールの一例を示す斜視図である。
【図12】その荷重が加わった状態を示す要部の側面図
である。
【符号の説明】
10,20,30,40:ルーフレール 11,21,31,41:ルーフレール本体 12,22,32,42:レール本体部 13,23,33,43:移行部 14,24,34,44:車体取付脚部 13C,23C,43C:移行部の中空部 33D:移行部の中実部 60,70,80,90:成形用金型 61,71,81,91:成形型部(キャビティ) 62,72,82,92:ゲート 63,73,83,93:ガス注入孔 64,74,84,94:レール本体部成形型部 65,75,85,95:移行部成形型部 66,76,86,96:取付脚部成形型部 77,87,97:中間支持部成形型部 69x,79x,89x,89y,99x,99y:温
調配管 M:樹脂材料 G:ガス体

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棒状のレール本体部から移行部を経て両
    端の車体取付脚部に至るルーフレール本体がガラス繊維
    が混入された合成樹脂によって一体に成形されたものに
    おいて、 前記レール本体部および取付脚部に中空部が形成されて
    いるとともに、前記移行部には前記レール本体部および
    取付脚部より小さい中空率の中空部が形成されているこ
    とを特徴とする中空部を有する合成樹脂製車両用ルーフ
    レールの構造。
  2. 【請求項2】 中間支持部を有する棒状のレール本体部
    から移行部を経て両端の車体取付脚部に至るルーフレー
    ル本体がガラス繊維が混入された合成樹脂によって一体
    に成形されたものにおいて、 前記レール本体部および取付脚部に中空部が形成されて
    いるとともに、前記移行部には前記レール本体部および
    取付脚部より小さい中空率の中空部または中実部が形成
    されていることを特徴とする中空部を有する合成樹脂製
    車両用ルーフレールの構造。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記レール本体部の
    中間支持部近傍部分に前記レール本体部および取付脚部
    より小さい中空率の中空部が形成されている合成樹脂製
    車両用ルーフレールの構造。
  4. 【請求項4】 棒状のレール本体部から移行部を経て両
    端の車体取付脚部に至るルーフレール本体をガラス繊維
    が混入された合成樹脂によって一体に成形するに際し
    て、 前記ルーフレール本体の成形型にガラス繊維が混入され
    た樹脂材料を射出した後、前記樹脂材料中に中空部を形
    成するガス体を注入するとともに、前記成形型の移行部
    成形型部近傍における型温度を他の部分より低くして成
    形し、もって前記移行部に前記レール本体部および取付
    脚部より小さい中空率の中空部を形成することを特徴と
    する中空部を有する合成樹脂製車両用ルーフレールの製
    法。
  5. 【請求項5】 中間支持部を有する棒状のレール本体部
    から移行部を経て両端の車体取付脚部に至るルーフレー
    ル本体をガラス繊維が混入された合成樹脂によって一体
    に成形するに際して、 前記ルーフレール本体の成形型にガラス繊維が混入され
    た樹脂材料を射出した後、前記樹脂材料中に中空部を形
    成するガス体を注入するとともに、前記成形型の移行部
    成形型部近傍における型温度を他の部分より低くして成
    形し、もって前記移行部に前記レール本体部および取付
    脚部より小さい中空率の中空部を形成することを特徴と
    する中空部を有する合成樹脂製車両用ルーフレールの製
    法。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記成形型の中間支
    持部成形型部近傍における型温度を他の部分より低くし
    て成形し、もって前記中間支持部近傍にも前記レール本
    体部および取付脚部より小さい中空率の中空部を形成す
    る合成樹脂製車両用ルーフレールの製法。
  7. 【請求項7】 中間支持部を有する棒状のレール本体部
    から移行部を経て両端の車体取付脚部に至るルーフレー
    ル本体をガラス繊維が混入された合成樹脂によって一体
    に成形するに際して、 前記ルーフレール本体の成形型にガラス繊維が混入され
    た樹脂材料を射出した後、前記樹脂材料中に、前記成形
    型の取付脚部成形型部の双方および中間支持部成形型部
    から中空部を形成するガス体を注入するとともに、前記
    成形型の移行部成形型部近傍における型温度を他の部分
    より低くして該移行部成形型部に樹脂材料の合流部が形
    成されるように成形し、もって前記移行部に中実部を形
    成することを特徴とする中空部を有する合成樹脂製車両
    用ルーフレールの製法。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記成形型の中間支
    持部成形型部近傍における型温度を他の部分より低くし
    て成形し、もって前記中間支持部近傍に前記レール本体
    部および取付脚部より小さい中空率の中空部を形成する
    合成樹脂製車両用ルーフレールの製法。
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