JPH09182827A - ローラスケート靴 - Google Patents
ローラスケート靴Info
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- JPH09182827A JPH09182827A JP8334280A JP33428096A JPH09182827A JP H09182827 A JPH09182827 A JP H09182827A JP 8334280 A JP8334280 A JP 8334280A JP 33428096 A JP33428096 A JP 33428096A JP H09182827 A JPH09182827 A JP H09182827A
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- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63C—SKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
- A63C17/00—Roller skates; Skate-boards
- A63C17/14—Roller skates; Skate-boards with brakes, e.g. toe stoppers, freewheel roller clutches
- A63C17/1436—Roller skates; Skate-boards with brakes, e.g. toe stoppers, freewheel roller clutches contacting the ground
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63C—SKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
- A63C17/00—Roller skates; Skate-boards
- A63C17/04—Roller skates; Skate-boards with wheels arranged otherwise than in two pairs
- A63C17/06—Roller skates; Skate-boards with wheels arranged otherwise than in two pairs single-track type
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63C—SKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
- A63C17/00—Roller skates; Skate-boards
- A63C17/14—Roller skates; Skate-boards with brakes, e.g. toe stoppers, freewheel roller clutches
- A63C2017/1481—Leg or ankle operated
Landscapes
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 腰革とブレーキサポートとの間に、剛性リン
ク機構の如き接続部材を持たないブレーキ装置を提供す
る。 【解決手段】 複数の車輪8を支持するフレーム6に接
続されたシェル5に回動可能に取り付けられた腰革3を
有し、ブレーキ部材15がサポート14により支持され
ており、腰革にシェルに対する後方回転が生じた際にサ
ポート14を作動させる柔軟な作動器11がケーブルよ
りガイドされて成る、ローラスケート靴。
ク機構の如き接続部材を持たないブレーキ装置を提供す
る。 【解決手段】 複数の車輪8を支持するフレーム6に接
続されたシェル5に回動可能に取り付けられた腰革3を
有し、ブレーキ部材15がサポート14により支持され
ており、腰革にシェルに対する後方回転が生じた際にサ
ポート14を作動させる柔軟な作動器11がケーブルよ
りガイドされて成る、ローラスケート靴。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブレーキ装置を備
えたローラスケート靴に関する。
えたローラスケート靴に関する。
【0002】
【従来の技術、及び、発明が解決しようとする課題】従
来のスケート靴には、靴の爪先部分あるいは踵部分に配
設された通常ゴム製の適合したブロックまたはパッドに
より構成されたブレーキ装置を備えたものがある。かか
るスケート靴は、使用者がそのスケート靴を前方または
後方に傾けたときに、そのパッドが地面に接触してブレ
ーキが掛かるようになっている。
来のスケート靴には、靴の爪先部分あるいは踵部分に配
設された通常ゴム製の適合したブロックまたはパッドに
より構成されたブレーキ装置を備えたものがある。かか
るスケート靴は、使用者がそのスケート靴を前方または
後方に傾けたときに、そのパッドが地面に接触してブレ
ーキが掛かるようになっている。
【0003】しかしながら、このブレーキ装置は理想的
なものではない。何故なら、使用者はブレーキ作動時に
スケート靴を回転させなければならず、それによってバ
ランスを崩して転倒に至らしむるからである。
なものではない。何故なら、使用者はブレーキ作動時に
スケート靴を回転させなければならず、それによってバ
ランスを崩して転倒に至らしむるからである。
【0004】米国特許 No. 5465984 には、二つ又はそ
れ以上の車輪を支持するフレームに取り付けられたシェ
ルに連結された腰革 (quarter) を備えて構成されたシ
ュー(靴体)を備えて成るスケート靴用のブレーキ装置
が開示されている。
れ以上の車輪を支持するフレームに取り付けられたシェ
ルに連結された腰革 (quarter) を備えて構成されたシ
ュー(靴体)を備えて成るスケート靴用のブレーキ装置
が開示されている。
【0005】このブレーキ装置は腰革に接続されたロッ
ド部材を備えている。ロッド部材はシェルに対してスラ
イドでき、一端がブレーキ部材の上方に配されている。
ブレーキ部材は、往復動可能に、かつ選択的に地面と接
触ができるように、前記フレームに連結されている。
ド部材を備えている。ロッド部材はシェルに対してスラ
イドでき、一端がブレーキ部材の上方に配されている。
ブレーキ部材は、往復動可能に、かつ選択的に地面と接
触ができるように、前記フレームに連結されている。
【0006】前記ロッド部材は、腰革とブレーキ部材と
の間の動きを抑制するもので、ブレーキ用サポートによ
り構成されており、該サポートに、地面に作用するラバ
ーブロックが接続されている。
の間の動きを抑制するもので、ブレーキ用サポートによ
り構成されており、該サポートに、地面に作用するラバ
ーブロックが接続されている。
【0007】腰革をブレーキサポートに接続するこのロ
ッド部材には通常、圧縮応力が働くため、該ロッド部材
はリンク機構にリンク結合することができる。そして、
この圧縮応力のために設計者は剛性材を使用せざるを得
ないものとなっている。さもなければ、ロッド部材は、
腰革に付加された力を伝達することなく曲がってしまう
であろう。
ッド部材には通常、圧縮応力が働くため、該ロッド部材
はリンク機構にリンク結合することができる。そして、
この圧縮応力のために設計者は剛性材を使用せざるを得
ないものとなっている。さもなければ、ロッド部材は、
腰革に付加された力を伝達することなく曲がってしまう
であろう。
【0008】ロッド部材の形状及び寸法は、スポーツ練
習の間に生じる特殊な使用情況及びそれに対応した応
力、あるいはさらに不慮の側方衝撃をも考慮して決定し
なければならず、これによりスケートの靴の設計コス
ト、つまりはスケート靴の全体コストが増加することに
なるであろう。
習の間に生じる特殊な使用情況及びそれに対応した応
力、あるいはさらに不慮の側方衝撃をも考慮して決定し
なければならず、これによりスケートの靴の設計コス
ト、つまりはスケート靴の全体コストが増加することに
なるであろう。
【0009】そして、このようなロッド部材がスケート
靴の後部に存在しているため、スケート靴の意匠性がか
なり失われることにもなっている。
靴の後部に存在しているため、スケート靴の意匠性がか
なり失われることにもなっている。
【0010】欧州特許に係る EP-A-0600274 には、腰革
に応力が付与された際にブレーキが効くように腰革をブ
レーキ部材に接続する牽引要素を備えたブレーキ装置が
開示されている。この牽引要素は作動ケーブルにより構
成されている。
に応力が付与された際にブレーキが効くように腰革をブ
レーキ部材に接続する牽引要素を備えたブレーキ装置が
開示されている。この牽引要素は作動ケーブルにより構
成されている。
【0011】ブレーキの作動安定性上の理由で、ブレー
キ部材を地面に接触させる機構はフレームの後方部に構
成しなければならない。また、腰革の回転によって前記
作動用ケーブルが引かれ、これによりブレーキ機構が地
面に作用するように、前記ケーブルを、シェルの袖口部
の回転点の前方に通さなければならない。
キ部材を地面に接触させる機構はフレームの後方部に構
成しなければならない。また、腰革の回転によって前記
作動用ケーブルが引かれ、これによりブレーキ機構が地
面に作用するように、前記ケーブルを、シェルの袖口部
の回転点の前方に通さなければならない。
【0012】このブレーキ装置は欠点を有している。す
なわち、作動用ケーブルがスケート靴の側方前部領域に
位置しているため、該スケート靴を製造するにおいて製
造上及びデザイン上の制約を課するものとなる。
なわち、作動用ケーブルがスケート靴の側方前部領域に
位置しているため、該スケート靴を製造するにおいて製
造上及びデザイン上の制約を課するものとなる。
【0013】作動用ケーブルは、実際には、適宜な手段
によってシェルに取り付けられたシース内に挿入される
かも知れない。しかしその場合でも、シェルに対し腰革
が回転できるようにするため何れにせよシースの長さは
制限され、拠ってケーブルの一部は露出することとな
り、スポーツ練習中にダメージを受けるおそれがある。
によってシェルに取り付けられたシース内に挿入される
かも知れない。しかしその場合でも、シェルに対し腰革
が回転できるようにするため何れにせよシースの長さは
制限され、拠ってケーブルの一部は露出することとな
り、スポーツ練習中にダメージを受けるおそれがある。
【0014】代替手段として、前記ケーブルのためのシ
ートをスケート靴のシェルの壁部に直接設けることも考
えられる。しかしこの場合には、使用者が最良の方法で
練習できるようある程度の柔軟性が要求されることに反
して、シェル厚が増して足中央部の剛性が増加してしま
う。
ートをスケート靴のシェルの壁部に直接設けることも考
えられる。しかしこの場合には、使用者が最良の方法で
練習できるようある程度の柔軟性が要求されることに反
して、シェル厚が増して足中央部の剛性が増加してしま
う。
【0015】従来技術に見られる他の欠点は、ロッド部
材が腰革の後部に位置しているため、スポーツ練習をす
る際、特に一方のスケート靴が他方のスケート靴の後方
を通るフリースタイルのスケートを行う場合、に邪魔に
なるということである。
材が腰革の後部に位置しているため、スポーツ練習をす
る際、特に一方のスケート靴が他方のスケート靴の後方
を通るフリースタイルのスケートを行う場合、に邪魔に
なるということである。
【0016】従って、本発明の目的は、従来技術につい
て述べた上記欠点を解消して上述した問題を解決し、腰
革とブレーキサポートとの間に、上述したリンク機構の
如き接続部材を持たないブレーキ装置を提供することで
ある。
て述べた上記欠点を解消して上述した問題を解決し、腰
革とブレーキサポートとの間に、上述したリンク機構の
如き接続部材を持たないブレーキ装置を提供することで
ある。
【0017】この目的の中で、重要な目的は、スポーツ
練習、特にフリースタイルスケーティングを安全に行え
るブレーキ装置を提供することである。
練習、特にフリースタイルスケーティングを安全に行え
るブレーキ装置を提供することである。
【0018】他の重要な目的は、使用者がスポーツ練習
を容易に行えるよう、スケート靴のシェル剛性を過度に
高くする必要のないブレーキ装置を提供することであ
る。
を容易に行えるよう、スケート靴のシェル剛性を過度に
高くする必要のないブレーキ装置を提供することであ
る。
【0019】他の目的は、構造が単純で工業化の容易な
装置を提供することである。
装置を提供することである。
【0020】他の目的は、上記特徴を備え、しかも使用
に際して信頼性があって安全であり、製造コストの低い
ブレーキ装置を提供することである。
に際して信頼性があって安全であり、製造コストの低い
ブレーキ装置を提供することである。
【0021】
【課題を解決するための手段】この目標、これらの目的
及び以下の説明により明かとなるその他の目的は以下に
述べるローラスケート靴によって達成させる。すなわ
ち、複数の車輪を支持するフレームと順次関連したシェ
ルに連結された腰革と、前記フレームの後部に接続され
たブレーキ部材用サポートとを備え、前記腰革に後方回
転を与えることにより前記ブレーキ部材が選択的にブレ
ーキ面に接触する、ローラスケート靴において、可撓性
作動手段と関連したガイド手段を備え、前記作動手段
は、前記腰革が後方に回転した際に該可撓性作動手段に
圧縮押圧力が生じて該作動手段が前記ガイド部材に沿っ
てスライドすることにより前記ブレーキ部材を前記ブレ
ーキ面に接触させるように、前記腰革及び前記サポート
に接続されていることを特徴とするローラスケート靴。
及び以下の説明により明かとなるその他の目的は以下に
述べるローラスケート靴によって達成させる。すなわ
ち、複数の車輪を支持するフレームと順次関連したシェ
ルに連結された腰革と、前記フレームの後部に接続され
たブレーキ部材用サポートとを備え、前記腰革に後方回
転を与えることにより前記ブレーキ部材が選択的にブレ
ーキ面に接触する、ローラスケート靴において、可撓性
作動手段と関連したガイド手段を備え、前記作動手段
は、前記腰革が後方に回転した際に該可撓性作動手段に
圧縮押圧力が生じて該作動手段が前記ガイド部材に沿っ
てスライドすることにより前記ブレーキ部材を前記ブレ
ーキ面に接触させるように、前記腰革及び前記サポート
に接続されていることを特徴とするローラスケート靴。
【0022】本発明のその他の特徴及び優位点は、添付
図面を参照した特定の実施形態に係る以下の詳細な説明
により明かとなる。ただし、本発明はこれらの実施形態
に限定されるものではない。
図面を参照した特定の実施形態に係る以下の詳細な説明
により明かとなる。ただし、本発明はこれらの実施形態
に限定されるものではない。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は、ブレーキ装置の設けられ
たスケート靴の側面図;図2は、腰革の一部を断面で示
したスケート靴の側面図;図3は、スケート靴の後面
図;図4は、他の実施形態に係るスケート靴の側面図;
図5は、腰革の一部を断面で示した図4におけるスケー
ト靴の側面図;図6は、図4に示したスケート靴の後面
図;図7は、別の実施形態に係るスケート靴の側面図;
図8は、図7に示したスケート靴の後面図;図9は、さ
らに別の実施形態に係るスケート靴の側面図;図10
は、図9に示したスケート靴の後面図;である。
たスケート靴の側面図;図2は、腰革の一部を断面で示
したスケート靴の側面図;図3は、スケート靴の後面
図;図4は、他の実施形態に係るスケート靴の側面図;
図5は、腰革の一部を断面で示した図4におけるスケー
ト靴の側面図;図6は、図4に示したスケート靴の後面
図;図7は、別の実施形態に係るスケート靴の側面図;
図8は、図7に示したスケート靴の後面図;図9は、さ
らに別の実施形態に係るスケート靴の側面図;図10
は、図9に示したスケート靴の後面図;である。
【0024】上記図面を参照すれば、符号1はスケート
靴を示している。このスケート靴は、一対の適合したス
タッド4によりシェル5に連結された腰革 (quater) 3
を有するシュー(靴体)2から構成されている。シェル
5は、直線的に配設された複数の車輪8を支持する翼部
7を有した適合したフレームに取り付けられている。
靴を示している。このスケート靴は、一対の適合したス
タッド4によりシェル5に連結された腰革 (quater) 3
を有するシュー(靴体)2から構成されている。シェル
5は、直線的に配設された複数の車輪8を支持する翼部
7を有した適合したフレームに取り付けられている。
【0025】符号9はブレーキ装置を示している。この
ブレーキ装置は、図1,図2,及び図3に示す実施形態
において、例えばシース11a,11bの如き二つの可
撓性要素から成る少なくとも一つの作動器10を備えて
いる。この場合、それらシースの第一の端部12a,1
2bは、フレームに結合されたブレーキ部材15のサポ
ート14における側方タブ13a,13bに剛に連結さ
れている。図示例において、サポート14は最後部の車
輪8の回動軸に回転自在に取り付けられている。
ブレーキ装置は、図1,図2,及び図3に示す実施形態
において、例えばシース11a,11bの如き二つの可
撓性要素から成る少なくとも一つの作動器10を備えて
いる。この場合、それらシースの第一の端部12a,1
2bは、フレームに結合されたブレーキ部材15のサポ
ート14における側方タブ13a,13bに剛に連結さ
れている。図示例において、サポート14は最後部の車
輪8の回動軸に回転自在に取り付けられている。
【0026】対を成すシース11a,11bはそれぞれ
第二の端部16a,16bを有しており、これら第二の
端部は腰革3の側面、好ましは該側面における前記スタ
ッドの上方部に剛に連結されている。
第二の端部16a,16bを有しており、これら第二の
端部は腰革3の側面、好ましは該側面における前記スタ
ッドの上方部に剛に連結されている。
【0027】この装置はまた、ガイド要素17を備えて
成り、このガイド部材は、図1,図2,及び図3に示す
実施形態においては、二本のケーブル18a,18bを
有して成る。
成り、このガイド部材は、図1,図2,及び図3に示す
実施形態においては、二本のケーブル18a,18bを
有して成る。
【0028】二本のシース11a,11bは二本のケー
ブル18a,18bの外側にスライドするよう関連して
おり、二本のケーブルは二本のシース11a,11bの
第一及び第二の端部から突出している。
ブル18a,18bの外側にスライドするよう関連して
おり、二本のケーブルは二本のシース11a,11bの
第一及び第二の端部から突出している。
【0029】ケーブル18a,18bは、第二の端部1
6a,16bから突出した第三の端部19を有してい
る。この第三の端部は袖口部3の内部に通され、シェル
5におけるスタッド4の上方の側面20でロックされて
いる。
6a,16bから突出した第三の端部19を有してい
る。この第三の端部は袖口部3の内部に通され、シェル
5におけるスタッド4の上方の側面20でロックされて
いる。
【0030】前記ケーブル18a,18bは、互いに対
向した側に第四の端部21a,21bを有している。こ
れら第四の端部はサポート14の側方タブ13a,13
bに形成された孔に挿通され、適合した係止要素22に
係止されている。
向した側に第四の端部21a,21bを有している。こ
れら第四の端部はサポート14の側方タブ13a,13
bに形成された孔に挿通され、適合した係止要素22に
係止されている。
【0031】図1,図2,及び図3に示した実施形態で
は、係止要素は、最後部の車輪8の回転軸に回動自在に
設けられた二つのプレート23a,2bから成る。前記
プレートの第五の端部24はシュー2の方に向いてお
り、前記各翼部7及びフレーム6において剛に連結され
ている。
は、係止要素は、最後部の車輪8の回転軸に回動自在に
設けられた二つのプレート23a,2bから成る。前記
プレートの第五の端部24はシュー2の方に向いてお
り、前記各翼部7及びフレーム6において剛に連結され
ている。
【0032】各プレート23a,23bは、ブレーキ部
材15の方向に向いた第六の端部25を有しており、該
端部の近傍に、ケーブル18a,18bの第四の端部2
1a,21bが取り付けられている。
材15の方向に向いた第六の端部25を有しており、該
端部の近傍に、ケーブル18a,18bの第四の端部2
1a,21bが取り付けられている。
【0033】ケーブル18a,18bと同軸に配された
二つのスプリング26a,26bから成る可撓性手段
が、サポート14の側方タブ13a,13bとプレート
23a,23bとの間に都合よく介装されている。
二つのスプリング26a,26bから成る可撓性手段
が、サポート14の側方タブ13a,13bとプレート
23a,23bとの間に都合よく介装されている。
【0034】本発明に係るスケート靴は下記の如く使用
される。使用者が、スポーツ練習の際に前記袖口部を後
方に押すと、作動器10に、つまり二つのシース11
a,11bに、圧縮押圧力が生じる。ここで、これら二
つのシース11a,11bはガイド要素として機能し、
ケーブル18a,18bに沿ってスライドすることによ
って、ブレーキ部材15がブレーキ面(例えば地面)に
接触するまでサポート14をそのブレーキ面に向けて押
す。
される。使用者が、スポーツ練習の際に前記袖口部を後
方に押すと、作動器10に、つまり二つのシース11
a,11bに、圧縮押圧力が生じる。ここで、これら二
つのシース11a,11bはガイド要素として機能し、
ケーブル18a,18bに沿ってスライドすることによ
って、ブレーキ部材15がブレーキ面(例えば地面)に
接触するまでサポート14をそのブレーキ面に向けて押
す。
【0035】使用者が腰革3を前方に移動させて上方位
置に戻すと、二本のシース11a,11bがサポート1
4を引き上げる。この動作はスプリング26a,26b
により容易になされる。
置に戻すと、二本のシース11a,11bがサポート1
4を引き上げる。この動作はスプリング26a,26b
により容易になされる。
【0036】このように、本発明により、剛性リンクの
機能及び特性を持った部材を用いることなく、迅速かつ
簡単なブレーキ操作ができるブレーキ装置を提供すると
いう所期の目標及び目的が達成されたことが解る。
機能及び特性を持った部材を用いることなく、迅速かつ
簡単なブレーキ操作ができるブレーキ装置を提供すると
いう所期の目標及び目的が達成されたことが解る。
【0037】剛性リンクがないため、例えばフリースタ
イルスケーティングの際に一方のスケート靴が容易に他
方のスケート靴の後方を通過することができ、かつ、不
慮の衝撃による破損のおそれも回避することができる。
イルスケーティングの際に一方のスケート靴が容易に他
方のスケート靴の後方を通過することができ、かつ、不
慮の衝撃による破損のおそれも回避することができる。
【0038】従来のものとは異なり、各要素をスケート
靴の前方部には設けず、サポート14に対する圧縮押圧
力による作動は各要素をスケート靴の後部に配置したこ
とにより達成されるため、シェルの剛性を一定限度以上
に高める必要はない。
靴の前方部には設けず、サポート14に対する圧縮押圧
力による作動は各要素をスケート靴の後部に配置したこ
とにより達成されるため、シェルの剛性を一定限度以上
に高める必要はない。
【0039】また、リンク的性質を持った要素がないた
め、スケート靴の意匠性も高めることができる。
め、スケート靴の意匠性も高めることができる。
【0040】無論、本発明に係るブレーキ装置は、本発
明の概念の範囲内で種々の変更が可能である。
明の概念の範囲内で種々の変更が可能である。
【0041】例えば、図4,図5,及び図6は第二の実
施形態によるスケート靴101を示している。該スケー
ト靴101も、腰革103を備えたシュー102を有し
て構成されている。腰革は二つのスタッド104によっ
てシェル105に回動自在に取り付けられている。シェ
ルの下方は適合するフレーム106に取り付けられてお
り、該フレームの間には直線配列された車輪108が回
転自在に設けられている。
施形態によるスケート靴101を示している。該スケー
ト靴101も、腰革103を備えたシュー102を有し
て構成されている。腰革は二つのスタッド104によっ
てシェル105に回動自在に取り付けられている。シェ
ルの下方は適合するフレーム106に取り付けられてお
り、該フレームの間には直線配列された車輪108が回
転自在に設けられている。
【0042】フレーム106の後部には、ブレーキ部材
115のためのサポート114が、最後列の車輪108
の回転軸に例えば回動自在に接続されている。
115のためのサポート114が、最後列の車輪108
の回転軸に例えば回動自在に接続されている。
【0043】全体として符号109で示すブレーキ装置
は、シース111等の可撓性要素から成る作動器110
を備えて構成されている。この作動器は適合した回動軸
127に取り付けられた第一の端部112を有してい
る。回動軸127は、ブレーキ部材115と反対側にお
いて、サポート114に対し交差状態に挿入されてい
る。
は、シース111等の可撓性要素から成る作動器110
を備えて構成されている。この作動器は適合した回動軸
127に取り付けられた第一の端部112を有してい
る。回動軸127は、ブレーキ部材115と反対側にお
いて、サポート114に対し交差状態に挿入されてい
る。
【0044】シース111はまた、腰革103の後方に
設けられたロック要素128に剛に連結された第二の端
部116を有している。
設けられたロック要素128に剛に連結された第二の端
部116を有している。
【0045】ロック要素128は中空のもので、腰革1
03の内部に接続されている。
03の内部に接続されている。
【0046】シース111は、サポート114の後部及
びシェル105の後部から長手方向にそれぞれ突出した
第一のスリーブ129及び第二のスリーブ130内を都
合よく通っている。
びシェル105の後部から長手方向にそれぞれ突出した
第一のスリーブ129及び第二のスリーブ130内を都
合よく通っている。
【0047】また、このブレーキ装置109は、前記回
動軸127に形成された孔、及びロック部材128及び
腰革103の内部を貫通するケーブルから構成されたガ
イド要素117を備えている。
動軸127に形成された孔、及びロック部材128及び
腰革103の内部を貫通するケーブルから構成されたガ
イド要素117を備えている。
【0048】前記ケーブルはまた、シェル105の右側
面又は左側面120に剛に連結された第三の端部119
を有している。
面又は左側面120に剛に連結された第三の端部119
を有している。
【0049】また、このケーブルは、第四の端部121
を有しており、該端部は、サポート114の内部に配置
された適合したプレート123に剛に連結されている。
を有しており、該端部は、サポート114の内部に配置
された適合したプレート123に剛に連結されている。
【0050】シース111はケーブル117の外側にス
ライド可能に設けられており、該ケーブルはシース11
1の両端から突出している。
ライド可能に設けられており、該ケーブルはシース11
1の両端から突出している。
【0051】ケーブルの第四の端部121は、プレート
123の両翼部132をつなぐブリッジ131に係止さ
れており、例えばスプリング126等の可撓性部材が前
記ブリッジ131と対向した回動軸127との間に介在
されている。この可撓性部材は、前記ケーブルと同軸的
に配設されており、腰革103が垂直位置に復帰した際
のサポート114の非ブレーキング位置への復帰が容易
になされるようになっている。
123の両翼部132をつなぐブリッジ131に係止さ
れており、例えばスプリング126等の可撓性部材が前
記ブリッジ131と対向した回動軸127との間に介在
されている。この可撓性部材は、前記ケーブルと同軸的
に配設されており、腰革103が垂直位置に復帰した際
のサポート114の非ブレーキング位置への復帰が容易
になされるようになっている。
【0052】上記の実施形態によっても所期の目標及び
目的は達成される。
目的は達成される。
【0053】図7及び図8は別の実施形態によるスケー
ト靴201を示している。このスケート靴201は腰革
203を備えたシュー202を有して構成されている。
腰革は、一対の適合したスタッド204によりシェル2
05に回動自在に設けられている。さらにシェルの下部
はフレーム206に取り付けられており、フレームの両
翼部207間には直線配置された複数の車輪208が回
転自在に設けられている。
ト靴201を示している。このスケート靴201は腰革
203を備えたシュー202を有して構成されている。
腰革は、一対の適合したスタッド204によりシェル2
05に回動自在に設けられている。さらにシェルの下部
はフレーム206に取り付けられており、フレームの両
翼部207間には直線配置された複数の車輪208が回
転自在に設けられている。
【0054】ブレーキ部材215のためのサポート21
4がフレーム206の後部に連結されている。該サポー
トは、例えば最後列の車軸に回動自在に設けられてい
る。
4がフレーム206の後部に連結されている。該サポー
トは、例えば最後列の車軸に回動自在に設けられてい
る。
【0055】ブレーキ装置209は少なくとも一つのガ
イド要素210を有して構成されている。ガイド部材は
例えば第一のスリーブ229及び第二のスリーブ230
を備えている。これらスリーブはそれぞれ、シェル20
5及びフレーム206の後部に、前記フレーム206に
対するサポート214の上方部分にほぼ長手方向に配さ
れている。
イド要素210を有して構成されている。ガイド部材は
例えば第一のスリーブ229及び第二のスリーブ230
を備えている。これらスリーブはそれぞれ、シェル20
5及びフレーム206の後部に、前記フレーム206に
対するサポート214の上方部分にほぼ長手方向に配さ
れている。
【0056】また、該ブレーキ装置209は、適当なサ
イズの鋼製ケーブルを備えた作動器217を備えてい
る。ケーブルは前記第一及び第二スリーブにスライド可
能に設けられており、第三の端部219を有している。
この第三の端部はロック要素228に剛に連結されてお
り、ロック要素は、第一のスリーブ229の上方で腰革
203の後部に設けられている。
イズの鋼製ケーブルを備えた作動器217を備えてい
る。ケーブルは前記第一及び第二スリーブにスライド可
能に設けられており、第三の端部219を有している。
この第三の端部はロック要素228に剛に連結されてお
り、ロック要素は、第一のスリーブ229の上方で腰革
203の後部に設けられている。
【0057】ケーブルは第四の端部221を有してい
る。この第四の端部は、適合したブッシュ233におい
て剛に連結されている。ブッシュは、サポート214に
交差状態に設けられた回動軸227と同軸的に配設され
ている。
る。この第四の端部は、適合したブッシュ233におい
て剛に連結されている。ブッシュは、サポート214に
交差状態に設けられた回動軸227と同軸的に配設され
ている。
【0058】あるいは、前記ガイド部材は単一のスリー
ブで構成することも可能である。その場合、そのスリー
ブはシェルに設けられていることが好ましい。
ブで構成することも可能である。その場合、そのスリー
ブはシェルに設けられていることが好ましい。
【0059】この構成においても、腰革が後方に動かさ
れるとケーブル217が第一及び第二のスリーブ内でス
ライドし、これによりサポート214が回動し、その結
果、ブレーキ部材215が地面等のブレーキ面に接触す
る。
れるとケーブル217が第一及び第二のスリーブ内でス
ライドし、これによりサポート214が回動し、その結
果、ブレーキ部材215が地面等のブレーキ面に接触す
る。
【0060】図9及び図10はさらに別の実施形態によ
るスケート靴301を示している。該スケート靴も、二
つのスタッド304によりシェル305に回動自在に設
けられた腰革303を備えたシュー302を有して構成
されている。
るスケート靴301を示している。該スケート靴も、二
つのスタッド304によりシェル305に回動自在に設
けられた腰革303を備えたシュー302を有して構成
されている。
【0061】シェルは、下方において、適合したフレー
ム306に取り付けられている。フレームの両翼部30
7間には、直線配列された複数の車輪308が回転自在
に取り付けられている。
ム306に取り付けられている。フレームの両翼部30
7間には、直線配列された複数の車輪308が回転自在
に取り付けられている。
【0062】ブレーキ部材315のためのサポート31
4が最後部の車輪に、好ましくはその回転軸に連結され
ている。
4が最後部の車輪に、好ましくはその回転軸に連結され
ている。
【0063】全体として符号309は少なくとも一つの
ガイド要素310を備えて構成されている。このガイド
部材は例えば第一のスリーブ329及び第二のスリーブ
330を備えている。これらスリーブはそれぞれ、前記
フレーム306に対する前記サポート314の上方部に
おいて、シェル305及びフレーム306の後部に長手
方向に延びた軸に沿って形成されている。
ガイド要素310を備えて構成されている。このガイド
部材は例えば第一のスリーブ329及び第二のスリーブ
330を備えている。これらスリーブはそれぞれ、前記
フレーム306に対する前記サポート314の上方部に
おいて、シェル305及びフレーム306の後部に長手
方向に延びた軸に沿って形成されている。
【0064】作動器317が第一及び第二のスリーブ内
にスライド可能に設けられている。この作動器は第三の
端部319を有したブレードから成り、この第三の端部
は前記第一のスリーブ329の上方に位置する腰革30
3の後部に設けられたロック部材328に剛に連結され
ている。
にスライド可能に設けられている。この作動器は第三の
端部319を有したブレードから成り、この第三の端部
は前記第一のスリーブ329の上方に位置する腰革30
3の後部に設けられたロック部材328に剛に連結され
ている。
【0065】ブレードはまた第四の端部321を有して
おり、第四の端部はブッシュ333に剛に連結されてい
る。ブッシュは適合する回動軸327に同軸的に配され
ており、ブレーキ部材315用サポート314を横切る
ように設けられている。
おり、第四の端部はブッシュ333に剛に連結されてい
る。ブッシュは適合する回動軸327に同軸的に配され
ており、ブレーキ部材315用サポート314を横切る
ように設けられている。
【0066】あるいは、前記ガイド要素を単一のスリー
ブから構成することも可能である。その際、そのスリー
ブはシェルに設けると都合がよい。
ブから構成することも可能である。その際、そのスリー
ブはシェルに設けると都合がよい。
【0067】この場合も上記した構成により、特により
小さいスケート靴形状を特に提供することによって所期
の目標及び目的を達成することができ、スケート靴の外
形部から突出した部材をなくすことで使用中の安全性を
高め、かつそれらの部材を排除してより優れたデザイン
を提供することができる。
小さいスケート靴形状を特に提供することによって所期
の目標及び目的を達成することができ、スケート靴の外
形部から突出した部材をなくすことで使用中の安全性を
高め、かつそれらの部材を排除してより優れたデザイン
を提供することができる。
【0068】上記構造の個々の部品を構成する材料及び
寸法は、必要に応じて最も適したものが選択されること
は言うまでもない。
寸法は、必要に応じて最も適したものが選択されること
は言うまでもない。
【図1】 図1は、ブレーキ装置の設けられたスケート
靴の側面図である。
靴の側面図である。
【図2】 図2は、腰革の一部を断面で示したスケート
靴の側面図である。
靴の側面図である。
【図3】 図3は、スケート靴の後面図である。
【図4】 図4は、他の実施形態に係るスケート靴の側
面図である。
面図である。
【図5】 図5は、腰革の一部を断面で示した図4にお
けるスケート靴の側面図である。
けるスケート靴の側面図である。
【図6】 図6は、図4に示したスケート靴の後面図で
ある。
ある。
【図7】 図7は、別の実施形態に係るスケート靴の側
面図である。
面図である。
【図8】 図8は、図7に示したスケート靴の後面図で
ある。
ある。
【図9】 図9は、さらに別の実施形態に係るスケート
靴の側面図である。
靴の側面図である。
【図10】 図10は、図9に示したスケート靴の後面
図である。
図である。
3,103,203,303 腰革 4 スタッド 5,105,205,305 シェル 7,132 翼状部 8,108,208,308 車輪 11,111,217,317 作動手段 11a,11b,111 シース 12a,12b,112 第一の端部 13a,13b 側方タブ 15,115,215,315 ブレーキ部材 14,114,214,314 サポート 16a,16b,116 第二の端部 17,117,210,310 ガイド部材 18a,18b ケーブル 19,119,219,319 第三の端部 21a,21b,121,221,321 第四の端部 23a,23b,123 プレート 24 第五の端部 25 第六の端部 26a,26b,126 スプリング 127 回転軸 128,228,328 ロック要素 129 スリーブ 130,230,330 第二のスリーブ 131 ブリッジ 229,329 第一のスリーブ 233,333 ブッシュ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 カルロ・ゲレーラ イタリア・33170・ポルデノーネ・ヴィ ア・スピリンベルゴ・14
Claims (23)
- 【請求項1】 複数の車輪(8,108,208,30
8)を支持するフレームと順次関連したシェル(5,1
05,205,305)に連結された腰革(3,10
3,203,303)と、前記フレームの後部に接続さ
れたブレーキ部材(15,115,215,315)用
のサポート(14,114,214,314)とを備
え、前記腰革に後方回転を与えることにより前記ブレー
キ部材が選択的にブレーキ面に接触する、ローラスケー
ト靴において、 可撓性作動手段(11,111,217,317)と関
連したガイド手段(17,117,210,310)を
備え、前記作動手段は、前記腰革が後方に回転した際に
該可撓性作動手段に圧縮押圧力が生じて該作動手段が前
記ガイド部材に沿ってスライドすることにより前記ブレ
ーキ部材を前記ブレーキ面に接触させるように、前記腰
革及び前記サポートに接続されていることを特徴とする
ローラスケート靴。 - 【請求項2】 請求項1記載のローラスケート靴におい
て、前記作動手段は、第一の端部(12a,12b)が
前記サポートの側方タブに剛に連結された一対のシース
(11a,11b)の如き可撓性要素から構成されてい
ることを特徴とするローラスケート靴。 - 【請求項3】 請求項2記載のローラスケート靴におい
て、前記シースは第二の端部(16a,16b)を有し
ており、該端部は、前記腰革の軸を前記シェルに回動自
在に取り付けるためのスタッド(4)の上方部分で、前
記腰革の側面に剛に連結されていることを特徴とするロ
ーラスケート靴。 - 【請求項4】 請求項3記載のローラスケート靴におい
て、前記ガイド部材は一対のケーブル(18a,18
b)により構成されており、前記一通のシースは、この
一対のケーブルの外側にスライド可能に関連しており、
該ケーブルは前記一対の前記第一及び第二の端部より突
出していることを特徴とするローラスケート靴。 - 【請求項5】 請求項4記載のローラスケート靴におい
て、前記ケーブルは第三の端部(19)を有し、該第三
の端部は、前記第二の端部から突出することにより前記
腰革(3)内部に入り込み、前記スタッドの上方部にお
いて前記シェルの側面にロックされていることを特徴と
するローラスケート靴。 - 【請求項6】 請求項4記載のローラスケート靴におい
て、前記ケーブルは第四の端部(21a,21b)を有
し、該第四の端部は、前記サポートの前記側方タブ(1
3a,13b)に形成された複数の適合した孔内に入り
込むことにより、適合した係止要素と関連していること
を特徴とするローラスケート靴。 - 【請求項7】 請求項6記載のローラスケート靴におい
て、前記係止要素は最後列の車輪の回転軸に回動自在に
設けられた二つのプレート(23a,23b)から成
り、該プレートの前記シューの方に向いた第五の端部
(24)が前記フレームの各翼状部(7)に剛に連結さ
れていることを特徴とするローラスケート靴。 - 【請求項8】 請求項7記載のローラスケート靴におい
て、前記プレートのそれぞれは前記ブレーキ部材に向い
た第六の端部(25)を有し、該第六の端部の近傍に前
記ケーブルの前記第四の端部が関連していることを特徴
とするローラスケート靴。 - 【請求項9】 請求項7記載のローラスケート靴におい
て、前記サポートの前記側方タブと前記プレートとの間
に可撓性手段が介装されており、該可撓性手段は、前記
ケーブルと同軸的に配された二つのスプリング(26
a,26b)から成ることを特徴とするローラスケート
靴。 - 【請求項10】 請求項1ないし請求項9の何れかに記
載のローラスケート靴において、前記作動器は、第一の
端部(112)が前記ブレーキ部材と反対側において前
記サポートに交差状態に挿入された適合した回動軸(1
27)に関連したシース(111)の如き可撓性要素か
ら構成されていることを特徴とするローラスケート靴。 - 【請求項11】 請求項10記載のローラスケート靴に
おいて、前記シースは第二の端部(116)を有してお
り、該第二の端部は、前記腰革の後部に剛に又は回動自
在に連結されたロック要素(128)に剛に連結されて
おり、前記ロック要素は前記腰革の後部と関連するとと
もに中空とされ、かつ前記シースの内部に接続されてい
ることを特徴とするローラスケート靴。 - 【請求項12】 請求項10記載のローラスケート靴に
おいて、前記シースは、前記シェル及び前記サポートの
それぞれから長手方向及び後方に突出した第一のスリー
ブ(129)及び第二のスリーブ(130)において収
容されていることを特徴とするローラスケート靴。 - 【請求項13】 請求項11記載のローラスケート靴に
おいて、前記ガイド手段(117)は、前記回動軸(1
27)に形成された適合した孔を貫通して前記ロック要
素及び前記腰革の内部に入り込んだケーブルにより構成
されていることを特徴とするローラスケート靴。 - 【請求項14】 請求項13記載のローラスケート靴に
おいて、前記ケーブルは、前記シェルの右側面又は左側
面に剛に連結された第三の端部(119)と、略H状断
面を有し前記サポート内に配設された適合したプレート
(123)に剛に連結された第四の端部(121)と、
を有していることを特徴とするローラスケート靴。 - 【請求項15】 請求項1ないし請求項14の何れかに
記載のローラスケート靴において、前記シースは前記ケ
ーブルの外側とスライド可能に関連しており、該ケーブ
ルは前記シースの端部より突出していることを特徴とす
るローラスケート靴。 - 【請求項16】 請求項14記載のローラスケート靴に
おいて、前記ケーブルの前記第四の端部は、前記プレー
トの両翼状部(132)を接続するブリッジ(131)
に係止されており、前記ケーブルと同軸的に配されたス
プリング(126)の如き可撓性手段が、前記ブリッジ
と前記対向した回動軸との間に都合よく介装されている
ことを特徴とするローラスケート靴。 - 【請求項17】 請求項1ないし請求項16の何れかに
記載のローラスケート靴において、前記ガイド手段は、
前記シェル及び前記フレームの後部であって前記フレー
ムに対し前記サポートの上方部に略長手方向にそれぞれ
配設された第一のスリーブ(229)及び第二スリーブ
(230)から構成されていることを特徴とするローラ
スケート靴。 - 【請求項18】 請求項17記載のローラスケート靴に
おいて、前記作動器(217)は、前記第一及び第二の
スリーブにスライド可能に関連しかつ第三の端部(21
9)を有した鋼製ケーブルにより成り、前記第三の端部
が、前記第一のスリーブの上方で前記腰革後部と関連し
たロック要素(228)に剛に連結されていることを特
徴とするローラスケート靴。 - 【請求項19】 請求項18記載のローラスケート靴に
おいて、前記ケーブルは、前記サポートに交差状に関連
した回動軸と同軸的に配された、適合したブッシュ(2
33)に剛に連結された第四の端部(221)を有して
いることを特徴とするローラスケート靴。 - 【請求項20】 請求項1ないし請求項19の何れかに
記載のローラスケート靴において、前記ガイド手段は、
前記フレームに対する前記サポートの上方部において、
前記シェル(305)及び前記フレーム(306)の後
部に長手方向に沿って形成された第一のスリーブ(32
9)及び第二のスリーブ(330)から構成されている
ことを特徴とするローラスケート靴。 - 【請求項21】 請求項20記載のローラスケート靴に
おいて、前記作動器(317)は前記第一及び第二のス
リーブの内部とスライド可能に関連するとともにブレー
ドから構成されており、該ブレードは、前記第一のスリ
ーブの上方部において前記腰革(303)の後部に関連
したロック要素(328)に剛に連結された第三の端部
(319)を有していることを特徴とするローラスケー
ト靴。 - 【請求項22】 請求項21記載のローラスケート靴に
おいて、前記ブレードは、前記ブレーキ部材のための前
記サポートと交差状に関連した適合した回動軸と同軸に
設けられたブッシュ(333)に剛に連結された第四の
端部(321)を有していることを特徴とするローラス
ケート靴。 - 【請求項23】 請求項1記載のローラスケート靴にお
いて、該スケート靴は、前記腰革を前記サポートに連結
する少なくとも一つのガイド手段から構成されるととも
に、前記サポートには少なくとも一つの作動器が関連し
ており、該作動器の端部は前記シェルと前記フレームに
剛に連結された係止要素とに接続されており、前記係止
要素と前記サポートとの間に可撓性手段が介装されてい
ることを特徴とするローラスケート靴。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
IT95A000165 | 1995-08-29 | ||
IT95TV000165A IT1279495B1 (it) | 1995-12-22 | 1995-12-22 | Struttura di dispositivo frenante, particolarmente per pattini |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09182827A true JPH09182827A (ja) | 1997-07-15 |
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---|---|---|---|
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---|---|---|---|---|
US5388844A (en) * | 1992-04-29 | 1995-02-14 | Nordica S.P.A. | Braking device, particularly for skates |
IT1257723B (it) * | 1992-10-21 | 1996-02-13 | Nordica Spa | Struttura di dispositivo di frenatura, particolarmente per pattini |
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IT1266091B1 (it) * | 1993-12-01 | 1996-12-20 | Nordica Spa | Struttura di dispositivo di frenatura, particolarmente per pattini |
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US5411276A (en) * | 1994-02-24 | 1995-05-02 | Rollerblade, Inc. | Roller skate brake |
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IT1273906B (it) * | 1994-07-29 | 1997-07-11 | Nordica Spa | Struttura di dispositivo frenante, particolarmente per pattini. |
WO1996024414A1 (de) * | 1995-02-06 | 1996-08-15 | Bertram Burian | Rollschuh |
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- 1995-12-22 IT IT95TV000165A patent/IT1279495B1/it active IP Right Grant
-
1996
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- 1996-12-09 DE DE69613331T patent/DE69613331T2/de not_active Expired - Lifetime
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- 1996-12-13 JP JP8334280A patent/JPH09182827A/ja not_active Withdrawn
- 1996-12-19 US US08/770,598 patent/US5895060A/en not_active Expired - Lifetime
- 1996-12-20 CA CA002193592A patent/CA2193592A1/en not_active Abandoned
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CA2193592A1 (en) | 1997-06-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040302 |