JPH09181517A - 無線通信方式及びアンテナ - Google Patents

無線通信方式及びアンテナ

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Publication number
JPH09181517A
JPH09181517A JP34070495A JP34070495A JPH09181517A JP H09181517 A JPH09181517 A JP H09181517A JP 34070495 A JP34070495 A JP 34070495A JP 34070495 A JP34070495 A JP 34070495A JP H09181517 A JPH09181517 A JP H09181517A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
communication
period
information signal
maximum frequency
Prior art date
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Pending
Application number
JP34070495A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Oi
英夫 大井
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SAITO KIYOUCHIYOU TOKUSHU KIKI
SAITOU KIYOUCHIYOU TOKUSHU KIKI KK
Original Assignee
SAITO KIYOUCHIYOU TOKUSHU KIKI
SAITOU KIYOUCHIYOU TOKUSHU KIKI KK
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Publication date
Application filed by SAITO KIYOUCHIYOU TOKUSHU KIKI, SAITOU KIYOUCHIYOU TOKUSHU KIKI KK filed Critical SAITO KIYOUCHIYOU TOKUSHU KIKI
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  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小電力で効率良く無線通信する。システムを
小形にする。 【解決手段】 アンテナ100のエレメント1〜16に
給電する電圧や電流の位相を制御して、指向性のビーム
17を、通信エリアの角度θの範囲にわたり走査させ
る。走査周期は、通信信号の周波数の周期以下に短く定
めて、高速走査する。ビーム17の指向性はなるべくシ
ャープにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無線通信方式及びア
ンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、無線通信では通信エリアに見合っ
たブロードな指向性をもつ送信アンテナを使用して通信
が行われている。アンテナからの放射電力は、通信エリ
ア内にほぼ一様に放射される(以下これを第1の従来技
術と言う)。
【0003】別の従来技術(以下第2の従来技術と言
う)であるレーダーでは、アンテナのビームを走査して
いるが、走査周期はパルス信号の周期よりも長い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記第1の従来技術で
は、送信の場合を例にとると、通信エリアが広範囲な
程、放射電界が小さくなって、通信距離が短くなると
か、送信に大電力を要するという問題点があった。
【0005】また、第2の従来技術では、アンテナを動
かしてビームを走査しているものの、送信アンテナから
離れた位置に設けた受信アンテナとの間で、通信エリア
を広くとることは、システム上できないという問題点が
あった。
【0006】そこで、本発明は、これらの問題点を解消
できる無線通信方式とアンテナを提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の無線通信方式は、指向性を有する送信ア
ンテナ(100)と、該送信アンテナから離れた位置に
おかれた受信アンテナ(18)とを有する無線通信シス
テムにおいて、送信アンテナ(100)に指向性を持た
せるとともに、送信アンテナ(100)からのビーム
(17)を、通信に必要な情報信号の最大周波数(f)
の逆数(1/f)より短い周期で所定の通信エリア内で
走査することを特徴とする無線通信方式である。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の無線通信方
式において、アンテナ(100)のビーム(17)の走
査周期を、情報信号の最大周波数(f)の周期(1/
f′)の1/2以下に定めたことを特徴とする無線通信
方式である。
【0009】そして、請求項3の発明は、通信に必要な
情報信号の最大周波数をfとしたとき、所定の通信エリ
アに、1/fより短い周期で、アンテナ(100)のビ
ーム(17)を高速で走査するようにしたことを特徴と
するアンテナである。
【0010】また、請求項4の発明は、請求項3のアン
テナにおいて、アンテナ(100)のビーム(17)の
走査周期を、情報信号の最大周波数fの周期1/fの1
/2以下に定めたことを特徴とするアンテナである。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明の好ましい実施形態
で、x・y平面内に16個のエレメント1〜16を行列
したアンテナ100を設け、エレメント1〜16に給電
する電圧又は電流の大きさや、位相を周知の方法で時間
的に変化させることで、その指向性のビームを、符号1
7に示すビームから、符号17′に示すビームまでの角
度θの通信エリアにわたって走査するように給電してい
る。
【0012】特に、この発明では、角度θの通信エリア
(通信範囲)にわたってビームを走査する周期を、通信
に必要な情報信号の最大周波数fの逆数1/fの1/2
以下に定めている。1/2以下に定めるのは、サンプリ
ング定理に基づいて、情報を確実に伝送・受信するため
である。
【0013】図示されてない受信アンテナ18は、送信
アンテナ100から離れた位置の、角度θの通信エリア
内に配設される。この受信アンテナには、ビーム17の
走査周期に応じて、間欠的に電波が受信される。この受
信信号は、送信電波をビームの走査周期に応じて、間欠
的にサンプリングしたものであるから、受信信号から、
送信された情報を再現できる。
【0014】この発明の特徴は、特に情報信号の周波数
以上の高速でアンテナのビームを走査したことにあり、
前記第2の従来技術におけるビームの走査とはその目的
が全く異なる。
【0015】
【実施例】本発明で、シャープなビームをアンテナの周
りに360°の角度にわたり高速に走査した場合を、従
来技術の無指向性アンテナによって360°の範囲に電
波を放射する場合と比較してみる。
【0016】本発明のようにシャープなビームを有する
アンテナ、例えば半値角が水平方向および垂直方向にそ
れぞれ1°のアンテナを用いると、指向性利得は46d
Bであり、電力が1/4000に節減できる。またビー
ムは通信に支障がない程度に、すなわち通信信号周波数
の周期より短い周期で高速走査するようにしている。
【0017】
【発明の効果】本発明は上述のように構成されているの
で、ビームをシャープにして小電力で効率の良い通信が
可能となり、システムの小形化にも役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の平面図である。
【符号の説明】
1,…,16 エレメント 17,17′ ビーム 18 受信アンテナ(図示されていない) 100 送信アンテナ θ 角度(通信エリア)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指向性を有する送信アンテナ(100)
    と、該送信アンテナから離れた位置におかれた受信アン
    テナ(18)とを有する無線通信システムにおいて、 送信アンテナ(100)に指向性を持たせるとともに、
    送信アンテナ(100)からのビーム(17)を、通信
    に必要な情報信号の最大周波数(f)の逆数(1/f)
    より短い周期で、所定の通信エリア内で走査することを
    特徴とする無線通信方式。
  2. 【請求項2】 アンテナ(100)のビーム(17)の
    走査周期を、情報信号の最大周波数(f)の周期(1/
    f′)の1/2以下に定めたことを特徴とする請求項1
    記載の無線通信方式。
  3. 【請求項3】 通信に必要な情報信号の最大周波数をf
    としたとき、所定の通信エリアに、1/fより短い周期
    で、アンテナ(100)のビーム(17)を高速で走査
    するようにしたことを特徴とするアンテナ。
  4. 【請求項4】 アンテナ(100)のビーム(17)の
    走査周期を、情報信号の最大周波数fの周期1/fの1
    /2以下に定めたことを特徴とする請求項3記載のアン
    テナ。
JP34070495A 1995-12-27 1995-12-27 無線通信方式及びアンテナ Pending JPH09181517A (ja)

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