JPH09180615A - 電磁スイッチ - Google Patents

電磁スイッチ

Info

Publication number
JPH09180615A
JPH09180615A JP8288098A JP28809896A JPH09180615A JP H09180615 A JPH09180615 A JP H09180615A JP 8288098 A JP8288098 A JP 8288098A JP 28809896 A JP28809896 A JP 28809896A JP H09180615 A JPH09180615 A JP H09180615A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
current
contact
coil current
electromagnetic switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8288098A
Other languages
English (en)
Inventor
Mark Edmund Innes
エドモント イネス マーク
John Herman Blakely
ハーマン ブレイクリー ジョン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eaton Corp
Original Assignee
Eaton Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Eaton Corp filed Critical Eaton Corp
Publication of JPH09180615A publication Critical patent/JPH09180615A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H47/00Circuit arrangements not adapted to a particular application of the relay and designed to obtain desired operating characteristics or to provide energising current
    • H01H47/02Circuit arrangements not adapted to a particular application of the relay and designed to obtain desired operating characteristics or to provide energising current for modifying the operation of the relay
    • H01H47/04Circuit arrangements not adapted to a particular application of the relay and designed to obtain desired operating characteristics or to provide energising current for modifying the operation of the relay for holding armature in attracted position, e.g. when initial energising circuit is interrupted; for maintaining armature in attracted position, e.g. with reduced energising current
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H47/00Circuit arrangements not adapted to a particular application of the relay and designed to obtain desired operating characteristics or to provide energising current
    • H01H47/002Monitoring or fail-safe circuits

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Relay Circuits (AREA)
  • Valve Device For Special Equipments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】コイル電流から接点の実際位置を検出する手段
を備えた電磁スイッチを提供すること。 【解決手段】1組の接点22,26,46,48 を開閉する電磁ス
イッチ10が、コイル電流を監視するマイクロプロセッサ
76を備え、可動接点46,48 を担持している電機子40が空
気ギャップで電磁石30のコア36から離れている接点の開
放位置と、電機子40がコア36に当接している閉鎖位置と
の間でコイル31のインダクタンスが大きく変化する現象
を利用する。交流コイル31の場合、コイル電流が公称開
放接点値の約半分より低いとき、接点が閉じ、コイル電
流が電流レギュレータ108 によって閉鎖値及び保持値ま
で調整される直流コイル31の場合、コイル電流が測定さ
れ、次に電流レギュレータを一定期間オフにして、その
間に電流を再循環させる。所定時間後、コイル電流を再
度測定し、コイル電流の第2値が初期値の約半分より低
いとき、接点を開き、そうでない場合は接点が閉じる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交流または直流コ
イルを備えた電磁スイッチにおける接点位置の検出、特
に接触器、モータスタータ及びモータコントローラに使
用されるそのようなスイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】負荷の励磁を制御するために電力配給シ
ステムに使用されるスイッチは、一般的に電力用導体の
接点を開閉するために電磁石を備えている。そのような
スイッチは接触器として知られている。多くの場合、接
触器は、過負荷状態に応答して接触器の電磁石を消勢す
ることによって接点を開く過負荷リレーと組み合わされ
ている。接触器と過負荷リレーのそのように組み合わせ
は、モータスタータまたはモータコントローラとして知
られている。
【0003】接触器の電磁石は透磁性コアを備えて、そ
れにコイルが巻装されている。コイルの励磁によって発
生する磁束が、可動接点を担持している電機子をコアの
方へ引き付けることによって、可動接点が固定接点と係
合して負荷回路を閉じる。特定の接触圧力を維持し、接
点磨耗に合わせて調節するため、主接点が閉じる時に接
点ばねが電機子をオーバトラベルさせる。
【0004】コイルが消勢された時、キックアウトばね
が電機子をコアから離れる方向へ付勢して主接点を開放
する。もちろん、コイルの励磁コマンドは、接点が閉じ
ていることを間接的に表示するものである。また、負荷
回路を流れている電流を過負荷リレーが検出すること
は、接点が閉じていることを示す。しかし、接触器の主
接点の実際位置を独立的に表示することが望ましい場合
がある。
【0005】一般的に、この表示は、電機子で駆動され
る補助接点によって行われる。別の機械的接点組を必要
とするのに加えて、さらなる配線や追加の制御入力も必
要である。モータを2方向の各々に回転するように励起
するために個別のスタータが必要な反転器の場合や、モ
ータの低速コイル及び高速コイルを励磁するために個別
のスタータが必要な2速度モータではこの負担が複合化
する。
【0006】接触器またはモータスタータによって制御
されている配電装置における電力の形式には関係なく、
交流または直流のいずれのコイルも接触器の電磁石に使
用することができる。いずれの場合も、最初は電機子の
慣性、エアギャップ内での損失及び電機子を開放状態に
保持するばね力に打ち勝つために大きなコイル電流が必
要である。接点が一旦閉じれば、低電流で接点を閉鎖位
置に十分維持することができる。これは、接点の閉鎖に
よって電機子がコアと接触し、それによって電磁石の磁
気回路内のギャップが無くなるからである。磁気回路の
磁気抵抗がこのように減少することで、接点を閉鎖状態
に保持するために必要な電流レベルが低くなる。電力消
費量を最小限に抑えてコイルの過熱を回避するために保
持用のコイル電流を減少させることは実用面で好まし
い。
【0007】直流コイルの場合、閉鎖及び保持電流の設
定及び維持を行うためにスプリットコイル及び外部スイ
ッチまたは電流レギュレータが使用されている。交流コ
イルの場合、電機子がコイルに着座することによるコイ
ルのインダクタンスの増加によって自動的に電流が調整
されるので、独立した調整は不必要である。
【0008】実際の接点位置を確実に表示する接触器ま
たはモータスタータ等の改良型電磁スイッチが必要とさ
れている。それに関連して、補助接点や付属配線を必要
としないそのような改良型電磁スイッチも必要とされて
いる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような事情に基づ
いて、本発明は、交流及び直流作動形の両コイルのコイ
ル電流から接点の実際位置を検出する手段を備えた電磁
スイッチを提供することを目的としている。本発明は、
電機子がコアに着座し、同時に主接点を閉じることで、
磁気回路の電機子とコアとの間のギャップが無くなった
時にスイッチ内の電磁石のコイルのインダクタンスが極
めて大幅な増加を示すという原理に基づいている。さら
に、電機子とコアとの間のギャップは非常に小さくて
も、コイルインダクタンスを大きく減少させるため、接
点位置だけでなく接触圧力の大きさもコイルのインダク
タンスから決定することができる。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、コイル
インダクタンス、従って接点の位置の決定は、コイル電
流の測定によって行われる。一定電圧をコイルに印加し
ている時、電機子がコアに着座することによるインダク
タンスの増加によって電流が低下する。低温及び高温コ
イル間では抵抗が2:1の割合になり、これもコイル電
流に影響することが確認されている。しかし、交流コイ
ルの場合、閉鎖時と開放時との間ではコイルのインダク
タンスが約6:1の割合になる。このため、インダクタ
ンスがコイルのインピーダンスを支配し、交流コイル電
流が基準値より高いか低いかを決定することによって、
接点が閉じているか開放しているかを決定することがで
きる。
【0011】直流コイルの場合、電流がコイルのインダ
クタンスではなくレギュレータで調整されるので、コイ
ル電流を測定した後、一定時間にわたって電流を遮断す
る。この時間中にコイル内の電流がフライバックダイオ
ード等を再循環する。この期間の持続時間は、保持電流
がドロップアウトの閾値より低い値まで減衰するために
必要な時間より短くなるように選択される。
【0012】本発明の好適な実施の形態では、この期間
がコイルの1低温時定数として選択される。一般的に、
電流は1閉鎖時定数中にその初期値の約87%まで減衰
する。通常はドロップアウト電流の2倍の保持電流を与
えて、1低温時定数中の直流コイル電流の減衰がコイル
のドロップアウトに必要な減少より相当に小さくなるよ
うにする。
【0013】特に、本発明は、次の構成を有する電磁ス
イッチを開示するものであり、このスイッチは、固定接
点及び可動接点を有する1組の分離形接点と、コア、コ
イル及び可動接点を担持している電機子を備えて分離形
接点を開閉させる電磁石と、コアを励磁することによっ
てコイル電流を発生して電機子をコアに向けて閉鎖位置
へ引き付けることによって可動接点を固定接点と接触さ
せ、それによって分離形接点を閉じる手段と、電機子を
コアから離れる方向に、コアと電機子との間にギャップ
が生じる開放位置へ押し付ける付勢手段とを備えてお
り、コイルは、電機子が開放位置にある時に第1インダ
クタンスを有し、電機子が閉鎖位置にある時に第2イン
ダクタンスを有している。この電磁スイッチは、さら
に、第1インダクタンス及び第2インダクタンスの影響
を受けるコイル電流の関数として電機子位置を、従って
接点位置を表す位置信号を発生する位置表示手段を有し
ている。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の好適な実施の形態を、添
付の図面を参照しながら以下に説明する。
【0015】本発明は、特にモータスタータに適用さ
れ、それに関して説明する。しかし、本発明は他の用途
に使用される電磁スイッチにおいても接点の位置を決定
するために幅広く適用できることは、当業者には理解さ
れるであろう。
【0016】図1及び図2には、三相電気接触器または
コントローラ10が示されている。この接触器は、機械
的には米国特許第 4,980,794号に記載されている形式の
ものであり、この特許は参考として本説明に含まれる。
【0017】説明をわかりやすくするため、3極のうち
の1つだけの構造特徴を説明するが、他の2極も同様で
あることを理解されたい。接触器10は、ガラス/ナイ
ロン合成物等の適当な電気絶縁材料からなるハウジング
12を有しており、その上に電気負荷端子14,16が
配置されて、接触器10で整備、制御すべき電気装置、
回路またはシステムと相互接続できるようにしている。
【0018】このようなシステムが一例として図3に概
略的に示されている。端子14,16は、それぞれ前述
のような1組の三相電気端子の一部を形成している。端
子14,16は離設されて、それぞれ内部でハウジング
12の中央領域内へ延出した導体20,24で相互接続
されている。導体20,24の端部にそれぞれ適当な固
定接点22,26が設けられている。接点22,26間
の接続によって、端子14,16間が回路接続し、接触
器10が電流を流すことができるようになる。
【0019】別個に製造されたコイル制御板28をハウ
ジング12内に固定することができる。このコイル制御
板28上には、コイルアセンブリまたはソレノイドアセ
ンブリ(電磁石)30が配置され、それには電気コイル
またはソレノイド31をその一部として配置することが
できる。コイル制御板28から離れた位置でコイルアセ
ンブリ30の一端部を形成しているばね受け32上に、
キックアウトばね34の一端部が固定されている。キッ
クアウトばね(付勢手段)34の他端部は、キャリヤ4
2の移動によってその底部分42Aがばね34をピック
アップしてそれをばね受け32に押し付けるまで、ベー
ス12の部分12Aに当接している。これは、図2の平
面外の平面上で生じる。ばね34は電機子40に巻装さ
れており、図2の平面に入るキャリヤ42の寸法がばね
34の直径よりも大きいため、ばねが底部分42Aでピ
ックアップされる。
【0020】固定磁石または磁化材料スラグ(コア)3
6が、コイルアセンブリ30のソレノイドまたはコイル
31と半径方向に整合したチャネル38内に配置された
コアを形成している。固定磁石36から軸方向に変位し
た位置で同じチャネル38内に磁気電機子すなわち磁束
伝達部材40が配置されており、これはチャネル38内
を固定磁石36に対して長手方向(軸方向)に移動可能
である。固定磁石36から離れた方の電機子40の端部
に、長手方向に延出する電気絶縁接点キャリヤ42が設
けられており、それに導電性接点ブリッジ44が配置さ
れている。
【0021】接点ブリッジ44の一方の半径方向アーム
に可動接点46が配置され、他方の半径方向アームに可
動接点48が配置されている。もちろん、3極接触器に
はそのような接点が3組設けられていることを思い出す
必要がある。接触器10が閉じる時、接点46が接点2
2と係合し(22−46)、接点48が接点26と係合
(26−48)することによって、端子14と端子16
との間で内部回路が閉じる。反対に、接点46が接点2
2から離れ、接点48が接点26から離れた時、端子1
4と端子16との間の内部回路が開く。開路位置が図2
に示されている。
【0022】端子14,16間において内部を流れる電
流を安全に遮断する部分包囲形容積を与えるため、接点
ブリッジ44及び端子(分離形接点)22、26、46
及び48を包囲するアークボックス50が設けられてい
る。アークボックス50の中央に設けられたリセス52
にキャリヤ42のクロスバー54がはめ込まれて、図2
に示されているように横方向(半径方向)に移動できな
いように拘束されているが、上記チャネル38の中心線
38Aの長手方向(軸方向)には移動または摺動自在で
ある。接点ブリッジ44は、接点ばね56の作用でキャ
リヤ42内に保持されている。
【0023】接点ばね56が圧縮されることによって、
接点22−46及び26−48が当接すなわち回路が閉
じた後でもキャリヤ42をコア36に向けて移動させる
ことができる。接点ばね56をさらに圧縮させることに
よって、閉鎖接点22−46及び26−48に加わる圧
力が大きく増加して、端子14,16間の内部回路の電
流容量が増加し、また接点が大きく磨耗した後でも接点
を当接すなわち「通電」位置に入れることができる自動
調節機能が得られる。磁石36と可動電機子40との間
の長手方向領域に設けられたエアギャップ58内には、
コイル31の励磁時に磁束が存在する。
【0024】端子ブロックJ1の外部接続端子をコイル
制御板28上に配置して、特に制御板28上の印刷回路
経路または他の導体でコイルまたはソレノイド31と相
互接続させてもよい。例えば、外部接続端子ブロックJ
1に得られる接点閉鎖信号に応答して端子ブロックJ1
の外部接続端子に与えられる電力によってコイルまたは
ソレノイド31が励磁されることにより、固定磁石また
はコア36、エアギャップ58及び電機子40を通る磁
束路が発生する。
【0025】公知のように、そのような状態は電機子4
0をチャネル38内で長手方向に移動させて、エアギャ
ップ58を短くするか、無くそうとし、最終的に磁石ま
たはコア36に当接する。この移動は、移動の初期段階
ではキックアウトばね34の圧縮力に対抗して、すなわ
ちそれの抵抗を受けて行われ、電機子40の移動行程の
後半で接点22−46及び26−48が当接した後は、
さらに接点ばね56の圧縮力の抵抗を受ける。
【0026】接触器10のハウジング12内には、過負
荷リレー印刷回路板またはカード60も設けられてお
り、これに電流/電圧トランスジューサまたは変圧器6
2が配置されている(図2には1つだけ62Bが示され
ている)。本発明の、過負荷リレー回路板60を用いた
実施の形態では、導体24が電流変圧器またはトランス
ジューサ62Bのトロイダル開口62Tを通って延出し
て、電流感知変圧器の一次側を形成することができる。
【0027】図3は、三相電源68で三相導体70、7
2及び74を介して励起されるモータ66の制御にモー
タスタータ10を適用した例を示している。これらの導
体を介してモータ66へ送られる電力は、接触器MA、
MB、MCによって制御され、これらはコイル制御板2
8上のコイル31によって作動する。過負荷リレー回路
板60上の電流変圧器62A、62B及び62Cが、モ
ータ66の相電流を監視する。端子ブロックJ1がコイ
ル制御板28上に示されており、その端子が「C」、
「E」、「P」、「3」及び「R」の符号で示されてい
る。これらの符号は、それぞれ「共通」、「交流電
力」、「運転許可/禁止」、「始動要求」及び「リセッ
ト」の機能または接続を表す。
【0028】過負荷リレー回路板60は、比較手段及び
位置信号発生手段としてのマイクロプロセッサ76を備
えており、これはモータ66のための過電流保護を含む
多数の機能を実行する。これに関連して説明すると、マ
イクロプロセッサ76は、モータに供給される電流の二
乗を積分する。公知のように、このI2 t 特性はモータ
の加熱を表す。マイクロプロセッサ76はまた、コイル
31の励磁を制御する。I2 t の値がトリップ限界に達
すると、マイクロプロセッサ76はコイル31の励磁を
終了する。次に、キックアウトばね34が分離形接点を
開いて、モータを電源から切り離す。
【0029】電力は、変圧器78によってコイル制御板
28及び過負荷リレー回路板60へ送られ、例えば、変
圧器78の一次巻線は線72および74に接続されてい
る。変圧器78の二次巻線は、端子ブロックJ1の
「C」及び「E」端子に接続されている。変圧器78の
二次巻線の一方側を常時閉のストップ押しボタンの一方
側及び常時開のリセット押しボタンの一方側に接続する
ことができる。ストップ押しボタンの他方側は、端子ブ
ロックJ1の「P」入力端子と常時開のスタート押しボ
タンの一方側とに接続されている。常時開のスタート押
しボタンの他方側は端子ブロックJ1の「3」入力端子
に接続されている。リセット押しボタンの他方側は端子
ブロックJ1のリセット端子Rに接続されている。これ
らの押しボタンは、公知のように操作されて制御情報を
過負荷リレー60内の制御板28へ送ることができる。
【0030】図4は、接触器のコイル31が交流電源で
励磁される装置に本発明を適用した例を示している。コ
イル31は、トライアック80及び電流感知抵抗器82
を介して120ボルト交流電源に接続されている。トラ
イアック80は、トライアックのゲートに接続されたト
ランジスタ84によってオンになる。トランジスタ84
は、トランジスタ84へベースドライブ電流を加えるマ
イクロプロセッサ76によって制御される。マイクロプ
ロセッサの起動時には、プルダウン抵抗器86がトラン
ジスタ84のオンを阻止する。抵抗器88がトランジス
タ84を流れる電流を制限し、コンデンサ90がトライ
アックのゲートを過渡電圧から保護する。抵抗器92が
コンデンサ90用の放電路を形成している。
【0031】コイル電流の振幅の値が、電流感知抵抗器
82によってベース付勢が決定されるトランジスタ(信
号発生手段)94を含むフィードバック回路(コイル電
流を測定する手段)93によってマイクロプロセッサ7
6へフィードバックされる。トランジスタ94がオフの
時、プルアップ抵抗器96が5ボルト信号をリード線9
7でマイクロプロセッサへ送る。トランジスタ94がオ
ンの時、マイクロプロセッサへの入力が低になる。もち
ろん、コイル31に印加される交流電圧の負の半サイク
ル中は、トランジスタ94はオフになる付勢を受ける。
正の半サイクル中は、電機子がコアから分離し、従って
インダクタンスが低い時、正の半サイクル全体でトラン
ジスタ94がオンになり、電機子が着座してインダクタ
ンスが高い時、正の半サイクルの約半分だけがオンにな
るように付勢が掛けられる。このため、マイクロプロセ
ッサ76に加えられる信号は、接点が開いている時には
50%のデューティサイクルであり、接点が閉じている
時には約25%のデューティサイクルになる。
【0032】前述したように、電機子が着座して接点が
閉じている時からそれがコアから分離して接点が開いて
いる時までのコイルのインダクタンスの変化は、コイル
の抵抗に加えられる温度の作用よりはるかに大きい。そ
れはまた、トランジスタ94の接合部に加えられる温度
の作用よりはるかに大きいので、トランジスタ94によ
ってマイクロプロセッサ76に加えられる信号の50%
のデューティサイクルは、接点が開いていることを表す
か、電機子が完全には着座しておらず、従って接触圧力
が所望値ではないことを表す。また、電流フィードバッ
ク信号の25%のデューティサイクルは、電機子が完全
に着座しており、従って接点が十分な圧力で閉じている
ことを表す。電流測定は正確である必要はないので、信
号をマイクロプロセッサに入力するために従来型アナロ
グ/デジタルコンバータを必要としないで、この簡単な
構造によって接点位置の表示としてコイル電流を適切に
測定することができる。
【0033】電流感知抵抗器82の電圧は、抵抗83を
介してトランジスタ94のベースに印加される。さらに
第2抵抗器85も、トランジスタ94のベース及びマイ
クロプロセッサ76の出力部87に接続されている。出
力部87が低インピーダンスに設定された時、抵抗器8
5は抵抗器83と協働して電圧分割器89を形成して、
トランジスタ94で発生する信号のデューティサイクル
を調節する。出力部87のインピーダンスが高い時、ト
ランジスタ94のベースドライブは抵抗器85の影響を
受けない。トランジスタ94に加わる付勢を選択可能に
するこの特徴によって、異なったコイルを考慮したり、
温度調節に使用することができるようになる。
【0034】図4の回路は、別の診断を行うこともでき
る。マイクロプロセッサ76がトランジスタ84をオフ
にしたが、電流がまだコイルを流れていることがフィー
ドバック信号からわかった場合、これはトライアック8
0が故障していることを表す。さらに、トライアックが
オフで、電流フィードバック信号がないが、電流が主導
体を通ってモータへ流れていることを電流変圧器が感知
した場合、これは接点が溶着して閉じていることを表
す。ダイオード98が、電流感知抵抗器82の電力を制
限すると共に、トランジスタ94を過電流から保護す
る。コンデンサ102及び抵抗器104によって形成さ
れた従来型の緩衝器がトライアック80を保護する。
【0035】図5は、コイル31が直流コイルであるス
イッチに本発明を適用した例である。コイル31へ送ら
れる直流電力は、ダイオードブリッジ106によって1
20ボルト交流制御電圧から引き出される。電流レギュ
レータ108が、コイル31を流れる直流電流を電界効
果トランジスタ110によって制御する。電流感知抵抗
器112が電流フィードバック信号を電流レギュレータ
108へ送る。
【0036】前述したように、電機子の移動及び接点の
閉鎖を開始するためには、大きい閉鎖電流がコイル31
に加えられる。接点が閉じれば、低減した保持電流がコ
イルへ供給される。電流が選択可能な閾値より高いか低
いかを表すために、抵抗器112を流れる電流が交流コ
イルについて図4に示されているものと同様な回路で電
流レギュレータに入力される。この電流レギュレータ1
08とトライアック80は、コイル31を励磁すること
によってコイル電流を発生して、電機子40をコア36
に向けて分離形接点が閉じる閉鎖位置へ引き付ける励磁
手段を構成する。
【0037】直流コイルを流れる電流は、交流励磁コイ
ルの場合のようにコイルの固有インダクタンスではなく
電流レギュレータ108によって設定されるので、コイ
ル31のインダクタンスを、従って接点の位置を決定す
るために別の技術が用いられる。従来のように直流コイ
ル31の分路としてフライバックダイオード114が設
けられている。
【0038】電流レギュレータは、直流パルスの、ブリ
ッジ106によってコイル31へ送られる部分をゲート
制御することによってコイルへ送られる電流を制御す
る。実施例では、電流レギュレータ108が供給電圧の
60Hzより相当に高い周波数で電界効果トランジスタ
110のデューティサイクルを調整する。保持中に与え
られるデューティサイクルは、接点を閉鎖状態に保持す
るために必要な電流の約2倍を十分に与えることができ
る。
【0039】接点の位置について決定を行う時、マイク
ロプロセッサは電流感知抵抗器112の電圧で表される
コイル電流を読み取る。次に、マイクロプロセッサは、
電界効果トランジスタ110を所定期間だけオフにする
ようにリード線116を介して電流レギュレータに命令
する。電界効果トランジスタ110がオフの場合、コイ
ル内の電流は、フライバックダイオード114を通って
循環する。このループ内の電流の減衰率は、コイル31
の抵抗及びそのインダクタンスによって決まる。
【0040】前述したように、電機子がコアに着座して
接点が閉じている時と、電機子とコアとの間にギャップ
があり、従って接点が開いている時との間のインダクタ
ンスの違いは、コイル31の高温及び低温抵抗間の違い
よりはるかに大きい。このように、コイルのインピーダ
ンスはインダクタンスによって支配され、従ってインダ
クタンスの変化は電流の減衰率に反映される。電流レギ
ュレータをオフにする期間より短い所定の時間長さの終
了時に電流を再び測定する。
【0041】本発明の実施例では、この時間長さが1開
放低温コイル時定数である。コイル31が閉じている場
合、それが高温でも低温であっても、コイル電流は初期
電流の50%より大きくなる。コイルが開いている場
合、電流は初期電流の約33%程度になる。このため、
電流を測定すれば、接点の位置がわかる。保持電流は一
般的に電機子のドロップアウトを防止するために必要な
電流の2倍であるので、この技法によって閉鎖接点のド
ロップアウトを生じることはない。一般的に、接点が閉
じている場合、コイルの1開放低温時定数内での電流の
減衰率はそれの初期値の約87%にすぎない。このた
め、第2測定の後にコイルへの閉鎖電流の供給を再開す
ることで、閉鎖接点は閉鎖状態のままになる。
【0042】図6は、上記のように直流コイルを備えた
スイッチにおいて接点の位置を決定するためにマイクロ
プロセッサ76が使用する適当なルーチン118のフロ
ーチャートである。
【0043】まず、段階120でコイル電流の初期値I
t0を測定する。次に、段階122で電流レギュレータを
オフにする。段階124において、コイルの1開放低温
時定数後にコイル電流の第2測定値It1を測定する。電
流の第2値It1が電流の初期値It0の50%より大きい
ことが段階126で決定された場合、マイクロプロセッ
サは段階128でコイル閉鎖位置信号を発生し、そうで
ない場合は段階130でコイル開放位置信号を発生す
る。
【0044】以上説明したことから明らかなように、本
発明は、1組の接点を開閉する電磁スイッチが、接点の
状態を決定するためにコイル電流を監視するマイクロプ
ロセッサを備え、可動接点を担持している電機子が空気
ギャップで電磁石のコアから離れている接点の開放位置
と、電機子がコアに当接している閉鎖位置との間でスイ
ッチコイルのインダクタンスが大きく変化する現象を利
用する。
【0045】接点の閉鎖によるインダクタンスの増加が
電流を自動的に保持値まで減少させる自動制限的である
交流励磁コイルの場合、コイル電流が公称開放接点値の
約半分より低いとき、接点が閉じ、コイル電流が電流レ
ギュレータによって閉鎖値及び保持値まで調整される直
流コイルの場合、コイル電流が測定され、次に電流レギ
ュレータを一定期間オフにして、その間に電流をコイル
の前後に接続されたフライバックダイオード内を再循環
させる。所定時間後、コイル電流を再度測定し、コイル
電流の第2値が初期値の約半分より低いとき、接点を開
き、そうでない場合は接点が閉じる。
【0046】本発明の特定の実施例を詳細に説明してき
たが、開示内容の教示全体を考慮に入れてこれらの詳細
の様々な変更を開発できることは当業者には理解される
であろう。従って、開示されている特定の構造は説明の
ためのものであって、添付の請求項及びその同等物によ
って定められる本発明の範囲を制限することはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を組み込んだモータスタータの斜視図で
ある。
【図2】図1のモータスタータの縦断面図である。
【図3】モータを制御するように接続された図1及び図
2のモータスタータの、一部ブロックで示した概略回路
図である。
【図4】交流制御コイルに接続して使用する本発明の1
つの実施例の、一部ブロックで示した概略回路図であ
る。
【図5】直流制御コイルに接続して使用する本発明の第
2実施例の、一部ブロックで示した概略回路図である。
【図6】発明を実施する際に使用されるルーチンのフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
22、26 固定接点 46、48 可動接点 30 コイルアセンブリ(電磁石) 31 コイル 34 キックアウトばね 36 コア 40 電機子 78 変圧器 80 トライアック 93 フィードバック回路 108 電流レギュレータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 390033020 Eaton Center,Clevel and,Ohio 44114,U.S.A. (72)発明者 ジョン ハーマン ブレイクリー アメリカ合衆国 ノースカロライナ 28803 アシェヴィレ ジーン ドライブ 27

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定接点構造(22,26) と、閉鎖位置及び
    開放位置を備えた可動接点構造(46,48) とを有する分離
    形接点(22,26,46,48) と、 コイル(31)、このコイルと組み合わされたコア(36)、及
    び前記可動接点構造(46,48) を担持している電機子(40)
    を備えて、前記分離形接点を開閉させる電磁石(30)と、 前記コイルを励磁することによってコイル電流を発生し
    て、前記電機子を前記コアに向けて前記分離形接点が閉
    じる閉鎖位置へ引き付ける励磁手段(80,108)と、 前記電機子(40)を前記コア(36)から離れる方向に、前記
    接点(22,26,46,48) が開く開放位置へ押し付けることに
    よって前記コアと電機子との間にギャップを形成する付
    勢手段(34)とを有しており、 前記コイル(31)は、前記電機子(40)が前記開放位置にあ
    る時に第1インダクタンスを有し、前記電機子(40)が前
    記閉鎖位置にある時に第2インダクタンスを有するよう
    になっており、 さらに、コイル電流を監視して、前記第1インダクタン
    ス及び前記第2インダクタンスによって影響を受ける前
    記コイル電流の関数として電機子位置、従って接点位置
    を表す位置信号を発生する位置表示手段(76,93,118) を
    有することを特徴とする電磁スイッチ。
  2. 【請求項2】 前記コイル(31)は交流コイルからなり、
    前記励磁手段(80)は前記交流コイルに交流電圧を印加
    し、 前記位置表示手段(76,93) は、コイル電流を測定する手
    段(93)と、前記コイル電流を閾値と比較する手段(76)を
    有しており、この比較手段は、コイル電流が前記閾値よ
    り低い時に前記分離形接点が閉じていることを表す位置
    信号を発生し、かつ、前記コイル電流が前記閾値より高
    い時に前記分離形接点が開放されることを特徴としてい
    る請求項1に記載の電磁スイッチ。
  3. 【請求項3】 前記比較手段(76)は、コイル電流を接点
    組が開放している時のコイル電流の公称値の約半分程度
    である閾値と比較する手段を有していることを特徴とす
    る請求項2に記載の電磁スイッチ。
  4. 【請求項4】 コイル電流を測定する手段(93)は、コイ
    ル電流振幅の関数であるデューティサイクルのデジタル
    信号を発生する信号発生手段(94)と、前記デューティサ
    イクルを測定する手段(97)とを有していることを特徴と
    する請求項2に記載の電磁スイッチ。
  5. 【請求項5】 コイル電流を測定する手段(93)は、前記
    コイル電流振幅に応じて前記デジタル信号のデューティ
    サイクルを調節するために前記信号発生手段(94)に付勢
    を加える手段(89)を設けていることを特徴とする請求項
    4に記載の電磁スイッチ。
  6. 【請求項6】 コイル電流を測定する手段(93)は、温度
    を調節する手段(89)を有していることを特徴とする請求
    項2に記載の電磁スイッチ。
  7. 【請求項7】 コイル電流を測定する手段(93)は、異な
    ったコイルに合わせるためにコイル電流の測定値を調節
    する手段(89)を有していることを特徴とする請求項2に
    記載の電磁スイッチ。
  8. 【請求項8】 前記コイル(31)は直流励磁コイルであ
    り、前記励磁手段は、前記直流コイルに調整直流電流を
    与える手段(108) と、前記コイル電流を再循環させる再
    循環手段(114) とを有しており、 前記位置表示手段(118) は、前記直流コイルへ送る前記
    調整直流電流を第1期間だけ遮断する手段(122) と、前
    記第1期間の開始時に前記コイル電流の第1値を測定
    し、前記第1期間より短い所定時間後に前記コイル電流
    の第2値を測定する手段(120,124) とを有しており、さ
    らに、前記位置表示手段(118) は、コイル電流の第2値
    が第1値の所定割合以上である時に前記接点が閉じてい
    ることを表示し、また、それ以外の場合は前記分離形接
    点が開放していることを表示する位置信号を発生するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の電磁スイッチ。
  9. 【請求項9】 前記直流コイルへ送る調整直流電流を第
    1期間だけ遮断する手段(122) は、前記直流コイルの約
    1低温開放時定数の間だけ前記調整直流電流を遮断する
    手段を有していることを特徴とする請求項4に記載の電
    磁スイッチ。
  10. 【請求項10】 前記位置信号を発生する手段(118)
    は、前記選択割合を約50%に設定する手段を有してい
    ることを特徴とする請求項5に記載の電磁スイッチ。
JP8288098A 1995-10-31 1996-10-30 電磁スイッチ Pending JPH09180615A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US558605 1995-10-31
US08/558,605 US5774323A (en) 1995-10-31 1995-10-31 Detection of contact position from coil current in electromagnetic switches having AC or DC operated coils

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09180615A true JPH09180615A (ja) 1997-07-11

Family

ID=24230205

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8288098A Pending JPH09180615A (ja) 1995-10-31 1996-10-30 電磁スイッチ

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5774323A (ja)
EP (1) EP0772216A1 (ja)
JP (1) JPH09180615A (ja)
KR (1) KR100415032B1 (ja)
AU (1) AU6806396A (ja)
ZA (1) ZA969059B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009504123A (ja) * 2005-08-02 2009-01-29 フェニックス コンタクト ゲーエムベーハー ウント コムパニー カーゲー 安全関連の装置を安全な状態に設定するための切り換え装置
CN104953924A (zh) * 2014-03-28 2015-09-30 发那科株式会社 电动机驱动装置

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE515261C2 (sv) * 1995-06-12 2001-07-09 Abb Research Ltd Kontaktorutrustning
WO1997030462A1 (de) * 1996-02-13 1997-08-21 Siemens Aktiengesellschaft Steuervorrichtung für eine brennkraftmaschine
DE19712721A1 (de) * 1997-03-26 1998-10-01 Telefunken Microelectron Verfahren zum Betrieb einer Relaisanordnung
US6208121B1 (en) * 1998-01-20 2001-03-27 Iap Research, Inc. Switching power supply with AC waveform capability
US6233132B1 (en) 1998-09-03 2001-05-15 Ranco Incorporated Of Delaware Zero cross relay actuation method and system implementing same
US6262620B1 (en) 1999-11-02 2001-07-17 Ranco Incorporated Of Delaware Driver circuitry for latching type valve and the like
GB0110634D0 (en) * 2001-05-01 2001-06-20 Gunton Bruce S Monitoring apparatus
US7403368B2 (en) * 2004-06-04 2008-07-22 Eaton Corporation Devices and methods for detecting operational failures of relays
US7705601B2 (en) * 2006-09-21 2010-04-27 Eaton Corporation Method and apparatus for monitoring wellness of contactors and starters
WO2008064694A1 (de) * 2006-11-28 2008-06-05 Daimler Ag Verfahren zur funktionsfähigkeitserkennung eines elektrischen relais sowie vorrichtung zur durchführung des verfahrens
WO2009121666A2 (de) 2008-03-31 2009-10-08 Siemens Aktiengesellschaft Kompaktes schaltgerät für einen elektrischen verbraucher
CN101944457B (zh) * 2010-09-07 2012-12-05 宝鸡众力通用电器有限公司 一种带状态检测的磁保持电磁铁
DE102011089424A1 (de) * 2011-12-21 2013-06-27 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren zum Betrieb einer Lade- und/oder Entladeeinrichtung für einen elektrischen Energiespeicher sowie Lade- und/oder Entladeeinrichtung
US9581648B2 (en) * 2013-11-28 2017-02-28 Lite-On Electronics (Guangzhou) Limited Relay welding detector, relay equipment incorporating the same, and relay welding detecting method
JP5660236B1 (ja) * 2014-02-27 2015-01-28 オムロン株式会社 電磁継電器の異常検出方法、電磁継電器の異常検出回路、及び、異常検出システム
US9418808B2 (en) 2014-12-29 2016-08-16 Eaton Corporation RFID tag based state monitoring of contactors
FR3054369B1 (fr) * 2016-07-20 2022-05-27 Zodiac Aero Electric Contacteur electromagnetique dote de moyens de detection de la position ouverte ou fermee de commutateurs commandes
EP3312549B1 (en) * 2016-10-21 2020-05-06 General Electric Technology GmbH An electrical assembly
DE102017003755B4 (de) 2017-03-10 2019-01-03 Plättner Elektronik GmbH Schaltung zur internen und externen Funktionsprüfung eines elektrischen Relais und /oder Schützes
DE202017002030U1 (de) 2017-03-13 2017-06-29 Plättner Elektronik GmbH Schaltung zur internen und externen Funktionsprüfung eines elektrischen Relais und/oder Schützes
GB2585098A (en) * 2019-06-18 2020-12-30 Eaton Intelligent Power Ltd Switch-disconnector with current detection
CA3159596C (en) * 2019-12-05 2023-01-03 S&C Electric Company Low energy reclosing pulse test system and method
DE102020119344A1 (de) 2020-07-22 2022-01-27 Maschinenfabrik Reinhausen Gmbh Laststufenschalter und verfahren zur betätigung eines laststufenschalters
CN113539751B (zh) * 2021-06-02 2022-03-22 中汇瑞德电子(芜湖)有限公司 一种高压直流继电器的触点监测装置
US11901145B2 (en) 2021-09-27 2024-02-13 Rockwell Automation Technologies, Inc. Systems and methods for detecting welded contacts in an electromagnetic switch system

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU611126B2 (en) * 1987-02-19 1991-06-06 Westinghouse Electric Corporation Electromagnetic contactor with lightweight wide range current transducer with sintered powdered metal core
US4980794A (en) * 1987-02-19 1990-12-25 Westinghouse Electric Corp. Electromagnetic contactor with lightweight wide range current transducer with sintered powdered metal core
US5293551A (en) * 1988-03-18 1994-03-08 Otis Engineering Corporation Monitor and control circuit for electric surface controlled subsurface valve system
US5053911A (en) * 1989-06-02 1991-10-01 Motorola, Inc. Solenoid closure detection
US5243296A (en) * 1990-11-06 1993-09-07 Tokimec Inc. Method and apparatus for checking operation of solenoid
US5204633A (en) * 1992-02-25 1993-04-20 International Business Machines Corporation Electromagnetic contactor with closure fault indicator
US5539608A (en) * 1993-02-25 1996-07-23 Eaton Corporation Electronic interlock for electromagnetic contactor

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009504123A (ja) * 2005-08-02 2009-01-29 フェニックス コンタクト ゲーエムベーハー ウント コムパニー カーゲー 安全関連の装置を安全な状態に設定するための切り換え装置
CN104953924A (zh) * 2014-03-28 2015-09-30 发那科株式会社 电动机驱动装置
CN104953924B (zh) * 2014-03-28 2017-09-26 发那科株式会社 电动机驱动装置

Also Published As

Publication number Publication date
ZA969059B (en) 1997-05-29
KR970023519A (ko) 1997-05-30
AU6806396A (en) 1997-05-08
KR100415032B1 (ko) 2004-04-06
US5774323A (en) 1998-06-30
EP0772216A1 (en) 1997-05-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09180615A (ja) 電磁スイッチ
US5701109A (en) Current sensing relay
US6225807B1 (en) Method of establishing the residual useful life of contacts in switchgear and associated arrangement
EP1104067A2 (en) Energy validation arrangement for a self-powered circuit breaker
US20100165535A1 (en) Method and Device for Operating a Switching Device
JPH0855553A (ja) 電流制御閉極特性を有する電磁装置
US5872499A (en) Current sensing relay
US4028736A (en) Motor protection circuit unit
CN100338471C (zh) 控制磁力启动电源开关装置的方法和设备
CA2066357A1 (en) Double dc coil timing circuit
US2839718A (en) Autotransformer voltage regulator
EP0350028A2 (en) Circuit breaker
US2202998A (en) Phase failure and overload protective system
US4095124A (en) Transformer/switch device
US6781810B1 (en) Reduced tensioning time for electronically controlled switch contactors
US3614570A (en) Simplified wire remote control of small motors
US3130328A (en) Safety device for dual voltage circuits
EP0403216B1 (en) Electromagnetic actuator arrangement
US1214779A (en) Electric switch.
JPH065189A (ja) 回路遮断器
JPH11225432A (ja) 変圧器の突入電流軽減方法
GB191207147A (en) Improvements relating to Electro-magnet Apparatus.
SU1374387A1 (ru) Электропривод переменного тока со встроенным тормозом
US1716389A (en) A cobpobation of delax
EP1332506A1 (en) Electric switching device