JPH09177775A - すべり軸受装置 - Google Patents

すべり軸受装置

Info

Publication number
JPH09177775A
JPH09177775A JP7340595A JP34059595A JPH09177775A JP H09177775 A JPH09177775 A JP H09177775A JP 7340595 A JP7340595 A JP 7340595A JP 34059595 A JP34059595 A JP 34059595A JP H09177775 A JPH09177775 A JP H09177775A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
bearing sleeve
shaft
bearing
peripheral surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7340595A
Other languages
English (en)
Inventor
Taiji Hiraoka
大治 平岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
Koyo Seiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koyo Seiko Co Ltd filed Critical Koyo Seiko Co Ltd
Priority to JP7340595A priority Critical patent/JPH09177775A/ja
Publication of JPH09177775A publication Critical patent/JPH09177775A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Support Of The Bearing (AREA)
  • Magnetic Bearings And Hydrostatic Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 軸受スリーブをハウジングに挿入するときの
挿入抵抗を抑えることができて、組立て易いすべり軸受
装置を提供する。 【解決手段】 このすべり軸受装置は、ハウジング5と
シャフト7との間に介在してシャフト7を軸支する軸受
スリーブ1を有する。軸受スリーブ1の外周面1Aに周
方向に所定の間隔を隔てて形成された複数の凹部2と、
凹部2にはめ込まれた弾性球体8とを備えている。弾性
球体8は、シャフト7の偏心に軸受スリーブ1が追随で
きるように弾性変形して、軸受スリーブ1を自動調芯す
る。組み立て時には、弾性球体8は、ハウジング5の内
周面5Aに点接触するだけである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、すべり軸受装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、すべり軸受装置としては、図4に
示すものがある。このすべり軸受装置は、シャフト51
とハウジング52との間に挿入された軸受スリーブ53
を有している。この軸受スリーブ53は、外周面53A
に形成された複数の周溝54,55を有しており、この
周溝54と55には、それぞれOリング56と57が嵌
合されている。軸受スリーブ53は、このOリング56
と57とによって、ハウジング52に対して支持されて
いるから、Oリング56と57の弾性でもってシャフト
51に対して自動調芯される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
すべり軸受装置は、組み立て時に、シャフト51に軸受
スリーブ53を挿入するときにOリング56,57とハ
ウジング52の内周面との摩擦抵抗が挿入抵抗となっ
て、組立て難いという問題があった。
【0004】そこで、この発明の目的は、軸受スリーブ
をハウジングに挿入するときの挿入抵抗を抑えることが
できて、組立て易いすべり軸受装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明のすべり軸受装置は、ハウジング
と、このハウジングの内径部に回転自在に収容したシャ
フトと、上記ハウジングとシャフトとの間に介在して上
記シャフトを支持すると共に上記ハウジングに対して弾
性的に支持されている軸受スリーブとを有するすべり軸
受装置において、上記軸受スリーブの外周面に周方向に
所定の間隔を隔てて形成された複数の凹部と、上記凹部
にはめ込まれた弾性球体とを備えたことを特徴としてい
る。
【0006】この請求項1の発明のすべり軸受装置は、
上記軸受スリーブの外周面の凹部にはめ込まれた弾性球
体が軸受スリーブをハウジングの内周面に対して径方向
に支持する。また、上記弾性球体は、シャフトの偏心に
軸受スリーブが追随できるように弾性変形して、軸受ス
リーブを自動調芯することができる。
【0007】そして、このすべり軸受装置は、上記軸受
スリーブの凹部に上記弾性球体をはめ込んでから、この
弾性球体がはめ込まれた軸受スリーブをハウジングの内
径部に挿入して組み立てられる。この組み立て時の軸受
スリーブ挿入時に、上記弾性球体は、上記ハウジングの
内周面に点接触するだけであるから、Oリングがハウジ
ングの内周面に線接触する従来例に比べて、軸受スリー
ブ挿入時の摩擦抵抗を低減することができる。また、上
記弾性球体が上記凹部内で回転することによって、上記
挿入時の摩擦抵抗をさらに低減できる。従って、この発
明によれば、組立て易いすべり軸受装置を提供できる。
【0008】また、このすべり軸受を静圧空気軸受とす
る場合には、排気孔をハウジングや軸受スリーブに形成
する必要をなくすることができるから、加工コストを低
減することができる。
【0009】また、請求項2の発明は、ハウジングと、
このハウジングの内径部に回転自在に収容したシャフト
と、上記ハウジングとシャフトとの間に介在して上記シ
ャフトを支持すると共に上記ハウジングに対して弾性的
に支持されている軸受スリーブとを有するすべり軸受装
置において、上記軸受スリーブと上記ハウジングとの間
に周方向に所定の間隔を隔てて配置された複数の弾性球
体と、上記軸受スリーブとハウジングとの間に配置さ
れ、上記弾性球体が嵌め込まれる複数の孔が周方向に所
定の間隔を隔てて形成されている保持器とを備えている
ことを特徴としている。
【0010】この請求項2の発明によれば、上記弾性球
体が保持器で保持されているから、軸受スリーブの外周
面に弾性球体を嵌め込むための凹部を形成しなくてもよ
い。また、組み立て時の軸受スリーブ挿入時に、弾性球
体は、ハウジングの内周面に点接触するだけであるか
ら、Oリングがハウジングの内周面に線接触する従来例
に比べて、軸受スリーブ挿入時の摩擦抵抗を低減するこ
とができる。また、このすべり軸受を静圧空気軸受とす
る場合には、排気孔をハウジングや軸受スリーブに形成
する必要をなくすることができるから、加工コストを低
減することができる。さらには、弾性球体を凹部に嵌め
込む場合に比べて、より弾性球体が回転しやすい。
【0011】また、請求項3の発明は、ハウジングと、
このハウジングの内径部に回転自在に収容したシャフト
と、上記ハウジングとシャフトとの間に介在して上記シ
ャフトを支持すると共に上記ハウジングに対して弾性的
に支持されている軸受スリーブとを有するすべり軸受装
置において、上記軸受スリーブとハウジングとの間に周
方向に所定の間隔を隔てて複数個配置されていて、ばね
とダンパーとによって上記ハウジングに接続されてい
て、径方向内端が軸受スリーブの外周面に点接触させら
れる支持部材を備えていることを特徴としている。
【0012】このすべり軸受装置は、上記支持部材によ
って、軸受スリーブをハウジングに対して弾性的に支持
できるから、シャフトの偏心に対して軸受スリーブを自
動調芯できる。しかも、上記支持部材は、ばねとダンパ
ーとによってハウジングに接続されているから、Oリン
グで自動調芯する従来例に比べて、調芯量を増大させる
ことができ、大きな芯ずれに対処できる。その結果、軸
受スリーブとハウジングの加工精度を下げても、所定の
自動調芯機能を達成できるので、加工コストの低減を図
ることができる。さらには、上記ばねとダンパーとの組
み合わせ効果によって、大きな芯ずれによる衝撃荷重を
効率良く減衰させることができる。
【0013】また、上記支持部材は、軸受スリーブの外
周面に点接触させられるから、組み立ての際に軸受スリ
ーブをハウジングの内周面に挿入するときの摩擦抵抗を
抑えることができる。したがって、この発明によれば、
組立て易いすべり軸受装置を提供できる。また、このす
べり軸受を静圧空気軸受とする場合には、排気孔をハウ
ジングや軸受スリーブに形成する必要をなくすることが
できるから、加工コストを低減することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明を図示の実施の形
態により詳細に説明する。
【0015】〔第1形態〕図1に、この発明のすべり軸
受装置の第1形態が分解されている状態を示す。この第
1形態は、軸受スリーブ1の外周面1Aに8つの凹部2
が形成されている。この8つの凹部2は、軸方向に所定
の間隔を隔てた2つの輪状の列をなしている。周方向に
所定の等間隔を隔てて形成された4つの凹部2が1つの
輪状の列を形成している。そして、上記凹部2には、ゴ
ム製の弾性球体3が嵌め込まれる。図2(A)に示すよう
に、凹部2にはめ込まれた状態の弾性球体3は、半分以
上の部分が凹部2から突出している。そして、この弾性
球体3が凹部2に嵌合された軸受スリーブ1は、円筒形
状のハウジング5の内径部6に挿入される。これにより
組み立てが完了したすべり軸受装置では、図2(A)に示
すように、軸受スリーブ1は1つの輪状列当たり4つの
弾性球体3によって上記ハウジング5の内周面5Aに対
して支持される。この支持は8つの弾性球体3の8つの
点接触による支持である。そして、上記軸受スリーブ1
の軸孔1Bには、シャフト7が挿入される。
【0016】このすべり軸受装置は、上記シャフト7が
芯ずれしたときに、軸受スリーブ1とハウジング5との
間に介在されている弾性球体3が弾性変形することによ
って、シャフト7に対して軸受スリーブ1を自動調芯す
ることができる。
【0017】また、このすべり軸受装置は、ハウジング
5の内径部6に軸受スリーブ1を挿入するときに、8つ
の弾性球体3が内周面5Aに点接触するだけだから、O
リングが線接触する従来例に比べて、挿入抵抗を小さく
することができる。したがって、このすべり軸受装置に
よれば、組み立てが容易である。また、場合によって
は、上記挿入時に上記弾性球体3が凹部2内で回転する
から、挿入時の摩擦抵抗をさらに低減することができ
る。
【0018】また、このすべり軸受装置は、軸受スリー
ブ1とハウジング5との間に弾性球体3を点在させてい
るから、軸受スリーブとハウジングとの間にOリングを
介在させる従来例と異なり、軸受スリーブ1とハウジン
グ5との間の空間を仕切らない。したがって、特に、こ
のすべり軸受装置を静圧空気軸受にする場合に、排気孔
をハウジング5や軸受スリーブ1に形成する必要をなく
することができる。したがって、加工コストを低減する
ことができる。
【0019】尚、上記第1形態では、凹部2を軸方向2
列に配置したが、2列以上に配列してもよい。また、凹
部2は、軸受スリーブ外周面1Aに周方向に非等間隔に
形成されていてもよい。また、凹部2の1列あたりの個
数は、3つであってもよいし、4つ以上であってもよ
い。
【0020】また、上記第1形態では、軸受スリーブ1
の外周面1Aに凹部2を形成し、この凹部2に弾性球体
3を嵌めたが、軸受スリーブ1に凹部2を形成する替わ
りに、図2(B)に示すように、保持器10を使用しても
よい。この場合、上記保持器10は、凹部2が形成され
ていない軸受スリーブ11とハウジング5との間に配置
される。この保持器10には、周方向に略等間隔を開け
て4つの貫通孔13が形成されている。そして、この貫
通孔13には弾性球体3が嵌め込まれる。この場合、軸
受スリーブ1に凹部2を形成する必要がないから、加工
コストを削減できる。また、凹部2に弾性球体3を嵌め
込む場合に比べて、より一層弾性球体3が回転し易くな
る。
【0021】〔第2形態〕次に、図3にこの発明の第2
形態を示す。この第2形態は、軸受スリーブ21と筒形
状のハウジング22とを備えている。上記軸受スリーブ
21の内周面21Aの内側には、シャフト23が挿入さ
れる。一方、上記ハウジング22は、径方向に貫通した
ネジ孔25を有している。このネジ孔25は、軸方向に
所定の間隔を隔てた2箇所に形成されている。また、こ
のネジ孔25は、周方向に所定の間隔を隔てて複数個形
成されている。そして、このネジ孔25には、図3(B)
に示した構造の支持部材26が装着されている。この支
持部材26は、位置決めネジ27とコイルバネ28とオ
イルダンパー30と押し棒35とすべり止めゴム31と
で構成されている。なお、すべり止めゴム31の替わり
に、すべり止め樹脂を用いてもよい。上記オイルダンパ
ー30は一端が位置決めネジ27の端面27Aに固定さ
れており、他端が押し棒35の一端に固定されている。
そして、押し棒35の他端はすべり止めゴム31の端面
31Aに固定されている。すべり止めゴム31は、端面
31Aを底面とする三角錐形状であり、先端31Bが軸
受スリーブ21の外周面21Bに点接触させられる。ま
た、上記位置決めネジ27のもう1つの端面27Bに
は、角柱形状の軸方向孔33が形成されている。
【0022】上記位置決めネジ27を、上記ハウジング
22に形成されたネジ孔25にねじ込むことによって、
上記支持部材26をハウジング22に固定することがで
きる。これにより、上記支持部材26は、先端のすべり
止めゴム31がハウジング22に対して径方向に弾性的
に結合される。
【0023】上記構成のすべり軸受装置は、支持部材2
6によって、軸受スリーブ21をハウジング22に対し
て弾性的に支持できるから、シャフト23の偏心に対し
て軸受スリーブ21を自動調芯できる。しかも、上記支
持部材26は、コイルバネ28とオイルダンパー30と
によってハウジング22に接続されているから、Oリン
グで自動調芯する従来例に比べて、調芯量を増大させる
ことができ、大きな芯ずれに対処できる。その結果、軸
受スリーブ21およびハウジング22の加工精度を下げ
ても、所定の自動調芯機能を達成できるので、加工コス
トの低減を図ることができる。
【0024】さらには、上記コイルバネ28とオイルダ
ンパー30とを組み合わせているから、臨界制動条件を
満足させることで、大きな芯ずれによる衝撃荷重を効率
良く減衰させることができる。
【0025】また、上記支持部材26は、軸受スリーブ
21の外周面21Bに点接触させられるから、組み立て
の際に軸受スリーブ21をハウジング22の内周面22
Aの内側に挿入するときの摩擦抵抗を抑えることができ
る。従って、この形態によれば、組立て易いすべり軸受
装置を提供できる。
【0026】なお、上記各実施の形態において、静圧軸
受について説明したが、これに限らず、軸受スリーブ
1,11,21の内周面に動圧溝を形成した動圧軸受にも
適用しうる。
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明のすべり軸受装置は、ハウジングとシャフトとの間に
介在して上記シャフトを支持すると共に上記ハウジング
に対して弾性的に支持されている軸受スリーブを有し、
上記軸受スリーブの外周面に周方向に所定の間隔を隔て
て形成された複数の凹部と、上記凹部にはめ込まれた弾
性球体とを備えている。
【0027】この請求項1の発明のすべり軸受装置は、
上記軸受スリーブの外周面の凹部にはめ込まれた弾性球
体が軸受スリーブをハウジングの内周面に対して径方向
に支持する。また、上記弾性球体は、シャフトの偏心に
軸受スリーブが追随できるように弾性変形して、軸受ス
リーブを自動調芯することができる。
【0028】また、このすべり軸受装置は、組み立て時
に軸受スリーブをハウジングに挿入するときに、弾性球
体は、ハウジングの内周面に点接触するだけであるか
ら、Oリングがハウジングの内周面に線接触する従来例
に比べて、軸受スリーブ挿入時の摩擦抵抗を低減するこ
とができる。また、弾性球体が凹部内で回転することに
よって、挿入時の摩擦抵抗をさらに低減できる。従っ
て、この発明によれば、組立て易いすべり軸受装置を提
供できる。
【0029】また、この発明によれば、Oリングに替え
て複数の弾性球体を有しているから、ハウジングと軸受
スリーブとの間の空間が密閉されることがない。従っ
て、静圧空気軸受を構成する場合に、排気用の貫通孔を
軸受スリーブやハウジングに形成する必要がなくなる。
したがって、加工コストを削減することができる。
【0030】また、請求項2の発明は、ハウジングとシ
ャフトとの間に介在してシャフトを支持すると共にハウ
ジングに対して弾性的に支持されている軸受スリーブを
有し、この軸受スリーブとハウジングとの間に周方向に
所定の間隔を隔てて配置された複数の弾性球体と、軸受
スリーブとハウジングとの間に配置され、弾性球体が嵌
め込まれる複数の孔が周方向に所定の間隔を隔てて形成
されている保持器とを備えている。
【0031】したがって、この請求項2の発明によれ
ば、弾性球体が保持器で保持されているから、軸受スリ
ーブの外周面に弾性球体を嵌め込むための凹部を形成し
なくてもよい。したがって、加工費の低減を図ることが
できる。また、Oリングに替えて複数の弾性球体を有し
ているから、ハウジングと軸受スリーブとの間の空間が
密閉されることがない。したがって、静圧空気軸受を構
成する場合に、排気用の貫通孔を軸受スリーブやハウジ
ングに形成する必要がなくなる。さらには、凹部に弾性
球体を嵌め込む場合に比べて、より一層弾性球体が回転
しやすくなる。
【0032】また、請求項3の発明は、ハウジングとシ
ャフトとの間に介在してシャフトを支持すると共にハウ
ジングに対して弾性的に支持されている軸受スリーブと
を有し、この軸受スリーブとハウジングとの間に周方向
に所定の間隔を隔てて複数個配置されていて、ばねとダ
ンパーとによってハウジングに接続されていて、径方向
内端が軸受スリーブの外周面に点接触させられる支持部
材を備えている。
【0033】したがって、請求項3のすべり軸受装置
は、支持部材によって、軸受スリーブをハウジングに対
して弾性的に支持できるから、シャフトの偏心に対して
軸受スリーブを自動調芯できる。しかも、上記支持部材
は、ばねとダンパーとによってハウジングに接続されて
いるから、Oリングで自動調芯する従来例に比べて、調
芯量を増大させることができ、大きな芯ずれに対処でき
る。その結果、軸受スリーブとハウジングの加工精度を
下げても、所定の自動調芯機能を達成できるので、加工
コストの低減を図ることができる。さらには、上記ばね
とダンパーとの組み合わせ効果によって、大きな芯ずれ
による衝撃荷重を効率良く減衰させることができる。
【0034】また、上記支持部材は、軸受スリーブの外
周面に点接触させられるから、組み立ての際に軸受スリ
ーブをハウジングの内周面に挿入するときの摩擦抵抗を
抑えることができる。したがって、この発明によれば、
組立て易いすべり軸受装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明のすべり軸受装置の実施の第1形態
の構造を説明する斜視図である。
【図2】 図2(A)は上記第1形態を軸方向に見た様子
を示す側面図であり、図2(B)は上記第1形態の変形例
の側面図である。
【図3】 図3(A)は本発明の第2形態の構造を示す部
分断面図であり、図3(B)は上記第2形態の支持部分の
構造を示す断面図である。
【図4】 従来のすべり軸受装置の断面図である。
【符号の説明】
1,11,21…軸受スリーブ、1A…外周面、1B…軸
孔、2…凹部、3…弾性球体、5,22…ハウジング、
6…内径部、5A…内周面、7,23…シャフト、10
…保持器、13…貫通孔、25…ネジ孔、26…支持部
材、27…位置決めネジ、28…コイルバネ、30…オ
イルダンパー、31…すべり止めゴム、31B…先端。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングと、このハウジングの内径部
    に回転自在に収容したシャフトと、上記ハウジングとシ
    ャフトとの間に介在して上記シャフトを支持すると共に
    上記ハウジングに対して弾性的に支持されている軸受ス
    リーブとを有するすべり軸受装置において、 上記軸受スリーブの外周面に周方向に所定の間隔を隔て
    て形成された複数の凹部と、 上記凹部にはめ込まれた弾性球体とを備えたことを特徴
    とするすべり軸受装置。
  2. 【請求項2】 ハウジングと、このハウジングの内径部
    に回転自在に収容したシャフトと、上記ハウジングとシ
    ャフトとの間に介在して上記シャフトを支持すると共に
    上記ハウジングに対して弾性的に支持されている軸受ス
    リーブとを有するすべり軸受装置において、 上記軸受スリーブと上記ハウジングとの間に周方向に所
    定の間隔を隔てて配置された複数の弾性球体と、 上記軸受スリーブとハウジングとの間に配置され、上記
    弾性球体が嵌め込まれる複数の孔が周方向に所定の間隔
    を隔てて形成されている保持器とを備えていることを特
    徴とするすべり軸受装置。
  3. 【請求項3】 ハウジングと、このハウジングの内径部
    に回転自在に収容したシャフトと、上記ハウジングとシ
    ャフトとの間に介在して上記シャフトを支持すると共に
    上記ハウジングに対して弾性的に支持されている軸受ス
    リーブとを有するすべり軸受装置において、 上記軸受スリーブとハウジングとの間に、周方向に所定
    の間隔を隔てて複数個配置されていて、ばねとダンパー
    とによって上記ハウジングに接続されていて、径方向内
    端が軸受スリーブの外周面に点接触させられる支持部材
    を備えていることを特徴とするすべり軸受装置。
JP7340595A 1995-12-27 1995-12-27 すべり軸受装置 Pending JPH09177775A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7340595A JPH09177775A (ja) 1995-12-27 1995-12-27 すべり軸受装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7340595A JPH09177775A (ja) 1995-12-27 1995-12-27 すべり軸受装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09177775A true JPH09177775A (ja) 1997-07-11

Family

ID=18338495

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7340595A Pending JPH09177775A (ja) 1995-12-27 1995-12-27 すべり軸受装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09177775A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111852934A (zh) * 2020-07-13 2020-10-30 珠海格力电器股份有限公司 静压气体轴承、压缩机
CN115163728A (zh) * 2022-06-21 2022-10-11 涡阳县信隆船舶附件有限公司 一种船舶轴的减震装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5728918U (ja) * 1980-07-24 1982-02-16
JPS5730414U (ja) * 1980-07-30 1982-02-17
JPS5773439U (ja) * 1980-10-22 1982-05-06
JPS59208216A (ja) * 1983-05-12 1984-11-26 Toshiba Corp 回転体の軸受装置
JPS6179027U (ja) * 1984-10-29 1986-05-27
JPH036126U (ja) * 1989-06-09 1991-01-22

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5728918U (ja) * 1980-07-24 1982-02-16
JPS5730414U (ja) * 1980-07-30 1982-02-17
JPS5773439U (ja) * 1980-10-22 1982-05-06
JPS59208216A (ja) * 1983-05-12 1984-11-26 Toshiba Corp 回転体の軸受装置
JPS6179027U (ja) * 1984-10-29 1986-05-27
JPH036126U (ja) * 1989-06-09 1991-01-22

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111852934A (zh) * 2020-07-13 2020-10-30 珠海格力电器股份有限公司 静压气体轴承、压缩机
CN111852934B (zh) * 2020-07-13 2021-09-14 珠海格力电器股份有限公司 静压气体轴承、压缩机
CN115163728A (zh) * 2022-06-21 2022-10-11 涡阳县信隆船舶附件有限公司 一种船舶轴的减震装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3975066A (en) Journal bearing
US6336868B1 (en) Universal joint with thrust washer
JP5698411B2 (ja) 自動調心油膜軸受
GB1415553A (en) Self-aligning bearing assembly
JPH0333932B2 (ja)
CN103890425A (zh) 用于旋转轴的双轴承组件
US4895461A (en) Combined radial and thrust bearing
GB2147665A (en) A ball bearing cage
KR900005090A (ko) 유니버설 조인트
US3554619A (en) Bearing support
KR20040089564A (ko) 베어링 컵 유지 쓰러스트 워셔를 가진 유니버설 조인트
JP2006528759A (ja) 一体シールデフレクタおよび固定器アッセンブリを有するユニバーサルジョイント
CN105121253B (zh) 用于转向柱支撑的轴承组件
JPH09177775A (ja) すべり軸受装置
US3876264A (en) Anti-friction ball bearing assembly
JPH0921418A (ja) 軸受装置及びその製造方法
US10570960B2 (en) Segmented cage for rolling bearing
US4932796A (en) Thrust bearing sealing collar assembly
US20050249544A1 (en) Homokinetic joint
JP2009097616A (ja) 転がり軸受装置
US8920039B2 (en) Tandem rolling bearings with open cage
JP6950571B2 (ja) 取り付け治具及び取り付け方法
US4141607A (en) Extreme temperature rolling contact ball bearings
JPH0154571B2 (ja)
US20240068513A1 (en) Axial radial bearing

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041130

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050329