JPH09172607A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH09172607A
JPH09172607A JP33141995A JP33141995A JPH09172607A JP H09172607 A JPH09172607 A JP H09172607A JP 33141995 A JP33141995 A JP 33141995A JP 33141995 A JP33141995 A JP 33141995A JP H09172607 A JPH09172607 A JP H09172607A
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JP
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data
group
arranging
track
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Application number
JP33141995A
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English (en)
Inventor
Tatsuro Shigesato
達郎 重里
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP33141995A priority Critical patent/JPH09172607A/ja
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  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フレーム間符号化を用いたMPEG圧縮されたTV
信号において、高速再生が非常に困難であった。 【解決手段】 TV信号入力部101から入力されるディ
ジタルTV信号は、第2画像符号化部104で圧縮符号化
される。そこでは、MPEG圧縮等の直交変換を用いて比較
的高画質に符号化する。代表フィールド選択部102で
は、2フレーム毎に先頭の1フィールドを選択して第1
画像符号化部103に入力する。そこでは、入力されたフ
ィールドを第2画像符号化部よりも高い圧縮率で画像符
号化して第1圧縮データ配置部105に入力する。そこで
は、第1画像符号化された1フィールドのデータを上記
の2フレームに対する20トラックのデータの1トラック
に配置する。さらに第2圧縮データ配置部106で、残り
の19トラックに第2画像符号化された2フレームのデー
タを配置し、記録部107でテープ上に記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はTV信号を画像符号
化により圧縮してVTRに記録または再生する記録装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在TV信号の標準圧縮方式としてMPEG
1またはMPEG2が規格化されている(ISO/IEC 13818-2)。
これらの方式はフレーム間の動き補償と直交変換、可変
長符号化等を用いてデータ量を大幅に低減するものであ
る。特にMPEG2は比較的低いデータレートで高画質の記
録または伝送が可能であることや、様々なデータレート
に圧縮可能であること等からVTRへの応用が検討されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】さてMPEG方式では、上
記のように動き補償や可変長符号化を用いるため、1フ
レーム当たりの圧縮後のデータ量が一定でない。このた
めMPEG符号化されたデータをVTRに記録すると、VTRのト
ラック上のデータの位置とそのデータの画面上の位置が
無関係になる。
【0004】このような場合にVTRの高速再生を行う
と、高速再生で最低限必要とされる画質を実現するため
の十分なデータを再生することが困難となる。
【0005】またMPEG符号化は様々なデータレートに圧
縮することが可能であるが、その符号化器の回路規模が
大きいため、一度符号化されたデータのデータレートを
変換することが困難である。このため、VTRに記録され
たTV信号の概要を伝送するために更に低レートで伝送す
ることは困難であった。
【0006】本発明はこのようなMPEG符号化されたデー
タを記録または再生する記録装置の課題を解決すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の本発明は、画像信
号をトラック単位で記録する記録装置あって、連続する
前記nトラック毎(nは2以上の整数)にグループを構
成するグループ化手段と、前記TV信号を前記グループ
に配置する際に、1グループまたは複数のグループを代
表する1フィールドまたは1フレームの画像のデータを
第1圧縮データに画像符号化する第1画像符号化手段
と、前記TV信号を第2圧縮データに画像符号化する第
2画像符号化手段と、前記第1圧縮データを前記グルー
プ内の所定の1トラック内または複数トラック内に集中
して配置する第1圧縮データ配置手段と、前記第2圧縮
データを前記第1圧縮データ配置手段で第1圧縮データ
が配置されなかったグループ内の領域に配置する第2圧
縮データ配置手段とを有することを特徴とする記録装置
である。
【0008】第2の本発明は、入力される圧縮されたT
V信号をトラック単位で記録する記録装置であって、連
続する前記nトラック毎(nは2以上の整数)にグルー
プを構成するグループ化手段と、前記圧縮されたTV信
号を前記グループに配置する際に、1グループまたは複
数のグループを代表する1フィールドまたは1フレーム
の画像のデータを復号する復号手段と、前記復号手段で
復号された画像データを第1圧縮データに画像符号化す
る第1画像符号化手段と、前記第1圧縮データを前記グ
ループ内の所定の1トラック内または複数トラック内に
配置する第1圧縮データ配置手段と、前記入力される圧
縮されたTV信号を前記第1圧縮データ配置手段で第1
圧縮データが配置されなかったグループ内の領域に配置
する第2圧縮データ配置手段とを有することを特徴とす
る記録装置である。
【0009】第3の本発明は、画像信号をトラック単位
で記録する記録装置であって、連続する前記nトラック
毎(nは2以上の整数)にグループを構成するグループ
化手段と、前記TV信号を前記グループに配置する際
に、1グループまたは複数のグループを代表する1フィ
ールドまたは1フレームの画像のデータを第1圧縮デー
タに画像符号化する第1画像符号化手段と、前記TV信
号を第2圧縮データに画像符号化する第2画像符号化手
段と、前記第1圧縮データを前記グループ内の先頭また
は最後の1トラックを含む1トラック内または複数トラ
ック内に集中して配置する第1圧縮データ配置手段と、
前記第2圧縮データを前記第1圧縮データ配置手段で第
1圧縮データが配置されなかったグループ内の領域に配
置する第2圧縮データ配置手段とを有し、前記一連のグ
ループのデータを既に記録されているデータ領域に記録
する際に、記録する最初または最後のグループ内の前記
先頭または最後の1トラックを記録しないことを特徴と
する記録装置である。
【0010】第4の本発明は、画像信号をトラック単位
で記録する記録装置であって、連続する前記nトラック
毎(nは2以上の整数)にグループを構成するグループ
化手段と、前記TV信号を前記グループに配置する際
に、1グループまたは複数のグループを代表する1フィ
ールドまたは1フレームの画像のデータを第1圧縮デー
タに画像符号化する第1画像符号化手段と、前記TV信
号を第2圧縮データに画像符号化する第2画像符号化手
段と、前記第1圧縮データおよび記録時刻を前記グルー
プ内の先頭または最後の1トラックを含む1トラック内
または複数トラック内に集中して配置する第1圧縮デー
タ配置手段と、前記第2圧縮データおよび記録時刻を前
記第1圧縮データ配置手段で第1圧縮データが配置され
なかったグループ内の領域に配置する第2圧縮データ配
置手段とを有し、前記一連のグループのデータを既に記
録されているデータ領域に記録する際に、記録する最初
または最後のグループ内の前記先頭または最後の1トラ
ックを記録しないことを特徴とする記録装置である。
【0011】第5の本発明は、画像信号をトラック単位
で記録する記録装置であって、連続する前記nトラック
毎(nは2以上の整数)にグループを構成するグループ
化手段と、前記TV信号を前記グループに配置する際
に、1グループまたは複数のグループを代表する1フィ
ールドまたは1フレームの画像のデータを第1圧縮デー
タに画像符号化する第1画像符号化手段と、前記TV信
号を第2圧縮データに画像符号化する第2画像符号化手
段と、前記第1圧縮データを前記グループ内の先頭また
は最後の1トラックを含む1トラック内または複数トラ
ック内に集中して配置する第1圧縮データ配置手段と、
前記第2圧縮データを前記第1圧縮データ配置手段で第
1圧縮データが配置されなかったグループ内の領域に配
置する第2圧縮データ配置手段とを有し、前記一連のグ
ループのデータを既に記録されているデータ領域に記録
する際に、記録する最初または最後のグループ内の前記
先頭または最後の1トラックを記録せず、かつ前記記録
しない1トラックに配置すべきデータをグループ内の他
のトラックに配置して記録することを特徴とする記録装
置である。
【0012】第6の本発明は、画像信号をトラック単位
で記録する記録装置であって、連続する前記nトラック
毎(nは2以上の整数)にグループを構成するグループ
化手段と、前記TV信号を前記グループに配置する際
に、1グループまたは複数のグループを代表する1フィ
ールドまたは1フレームの画像のデータを第1圧縮デー
タに画像符号化する第1画像符号化手段と、前記TV信
号を第2圧縮データに画像符号化する第2画像符号化手
段と、前記第2圧縮データをグループ内に配置する第2
圧縮データ配置手段と、前記第1圧縮データを前記第2
圧縮データ配置手段で第2圧縮データが配置されなかっ
たグループ内の領域に繰り返し配置する第1圧縮データ
配置手段とを有することを特徴とする記録装置である。
【0013】第7の本発明は、TV信号をnトラック毎
(nは2以上の整数)にグループ化し、前記nトラック
の所定の1トラック内または複数トラック内に前記TV
信号の1フィールドまたは1フレームを第1画像符号化
して配置する第1圧縮データ配置手段と、前記グループ
内で第1圧縮データ配置手段で配置されなかった場所に
前記TV信号を第2画像符号化して配置する第2圧縮デ
ータ配置手段とを有する記録装置で記録されたデータを
再生する際に、前記グループ内の全てのトラックのデー
タが再生できる速度で再生する際には、前記第2圧縮デ
ータ配置手段で配置されたデータを復号し、前記グルー
プ内の全てのトラックのデータが再生できない速度で再
生する際には、前記第1圧縮データ配置手段で配置され
たデータを復号することを特徴とする再生装置である。
【0014】第8の本発明は、TV信号をnトラック毎
(nは2以上の整数)にグループ化し、前記nトラック
の所定の1トラック内または複数トラック内に前記TV
信号の1フィールドまたは1フレームを第1画像符号化
して配置する第1圧縮データ配置手段と、前記グループ
内で第1圧縮データ配置手段で配置されなかった場所に
前記TV信号を第2画像符号化して配置する第2圧縮デ
ータ配置手段とを有する記録装置で記録されたデータを
再生する際に、前記グループ内の前記第1圧縮データ配
置手段で配置されたデータまたは前記グループ内の前記
第2圧縮データ配置手段で配置されたデータのどちらか
一方または両方を伝送する伝送手段を有することを特徴
とする再生装置である。
【0015】第9の本発明は、TV信号をnトラック毎
(nは2以上の整数)にグループ化し、前記nトラック
の所定の1トラック内または複数トラック内に前記TV
信号の1フィールドまたは1フレームを第1画像符号化
して記録時刻と共に配置する第1圧縮データ配置手段
と、前記グループ内で第1圧縮データ配置手段で配置さ
れなかった場所に前記TV信号を第2画像符号化して記
録時刻と共に配置する第2圧縮データ配置手段とを有す
る記録装置で記録されたデータを再生する際に、前記グ
ループ内の前記第1圧縮データ配置手段で配置されたデ
ータに付属する記録時刻と同一グループ内の前記第2圧
縮データ配置手段で配置されたデータに付属する記録時
刻が一致するかどうかを検出する記録時刻検出手段と、
前記記録時刻が一致しない場合には、記録時刻が一致し
ないトラックに配置された前記第1圧縮データを再生し
ないことを特徴とする再生装置である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に本発明を実施例をもって説
明する。図1は本発明の記録装置の第1の実施例のブロ
ック図である。図1の101はTV信号入力部、102は代表
フィールド選択部、103は第1画像符号化部、104は第2
画像符号化部、105は第1圧縮データ配置部、106は第2
圧縮データ配置部、107は記録部である。
【0017】次に第1の実施例の装置の動作を説明す
る。TV信号入力部101から入力されるディジタルTV
信号は、第2画像符号化部104で圧縮符号化される。第
2画像符号化部102では、MPEG圧縮等の直交変換を用い
て比較的高画質に符号化する。ここでは説明を簡単にす
るため、2フレーム単位でほぼ一定のデータ量になるよ
うに圧縮する。またVTRにおいて2フレーム期間のデ
ータが20トラックで記録されるものとする。ここで20ト
ラックを1グループと呼ぶ。
【0018】代表フィールド選択部102では、2フレー
ム毎に先頭の1フィールドを選択して第1画像符号化部
103に入力する。第1画像符号化部103では、入力された
フィールドを第2画像符号化部よりも高い圧縮率で画像
符号化して第1圧縮データ配置部105に入力する。
【0019】第1圧縮データ配置部105では、第1画像
符号化された1フィールドのデータを上記のグループの
20トラックのデータの1トラックに配置する。さらに第
2圧縮データ配置部106で、残りの19トラックに第2画
像符号化された2フレームのデータを配置し、記録部10
7でテープ上に記録する。
【0020】このような構成によって第1の実施例で
は、2フレームの通常の画像符号化されたデータ(第2
画像符号化)が19トラックに記録され、2フレーム期間
内の代表フィールドが高圧縮されて1トラックに記録さ
れる。これによって高速再生時のように全部のトラック
のデータを再生できない場合には、第2画像符号化され
たデータのみを再生することによって、シーン検索等に
適した画質を実現できる。
【0021】また第1の実施例では代表として1フィー
ルドを用いているが1フレームを用いることも可能であ
る。
【0022】次に図2は、第1画像符号化の第1の実施
例のブロック図である。図2の201は代表フィールド選
択部、202は圧縮ブロック化部、203は直交変換符号化
部、204は記録ブロック配置部である。
【0023】代表フィールド選択部201で選択された1
フィールドの画像は、圧縮ブロック化部202で圧縮ブロ
ックに分割される。1トラックがm個の記録ブロックで
構成されている場合に、m個以下の圧縮ブロックに分割
される。各圧縮ブロックは、直交変換符号化部203で直
交変換符号化されて、記録ブロックとほぼ等しいデータ
量に符号化される。符号化された圧縮ブロックは記録ブ
ロック配置部204において、それぞれ対応する記録ブロ
ックに配置される。
【0024】ここで記録ブロックに全ての圧縮ブロック
の符号語データが入らない場合には、あふれたデータは
廃棄される。このようにして代表フィールドが1トラッ
クに配置される。また圧縮ブロックとトラック内の記録
ブロックが一対一に対応しているため、高速再生時のよ
うに記録ブロック単位で再生される場合も、対応する圧
縮ブロックを独立に復号することが可能になる。さらに
トラック内の記録ブロックの位置と画面上の圧縮ブロッ
クの位置が固定的に対応するため、高速再生時に再生す
べき記録ブロックが容易に決定できる。また第1画像符
号化に直交変換を用いることによって、第2画像符号化
と同じ復号回路で復号することが可能になり、回路規模
の低減ができる。
【0025】図3は代表フィールドの圧縮ブロック化の
第1の実施例である。本実施例では、1フィールドが水
平720画素、垂直288ラインで構成されており、それを水
平15、垂直9個に分割する。これによって図3のように
各圧縮ブロックは水平48画素、垂直32ラインの長方形で
表される。また本実施例では代表フィールドが合計135
個の圧縮ブロックに分割される。
【0026】次に図4は、分割された圧縮ブロックに対
する第1画像符号化の第2の実施例のブロック図であ
る。図4の401は圧縮ブロック入力部、402は代表画素生
成部、403は代表画素符号化部である。
【0027】圧縮ブロック入力部401から入力される圧
縮ブロックは、代表画素生成部402で圧縮ブロック内の
隣接する複数の画素を1つの代表画素に変換する。図3
の圧縮ブロックの例では、水平3画素、垂直2画素の合
計6画素を1つの代表画素に変換する。これによって48
画素×32ラインの圧縮ブロック内の画素が16画素×16ラ
インの代表画素に変換される。このようにして少ない代
表画素に変換された圧縮ブロックは、代表画素符号化部
403で画像符号化される。
【0028】代表画素生成によって、画像符号化による
1画素単位の圧縮率が大幅に低減できるため、画像符号
化による歪みの低減と処理速度の低減が可能になる。ま
た代表画素数をMPEG符号化で扱うマクロブロックの整数
倍に設定することによって、MPEG復号化装置で復号でき
る圧縮データに変更することが可能になる。本実施例で
は、1マクロブロックが1圧縮ブロックとなることにな
る。またMPEGのデータは、スライス単位で独立に復号す
ることが可能である。そこで1圧縮ブロックを1スライ
スとして符号化することによって、高速再生時のように
圧縮ブロック単位での再生が必要な場合にも容易に対応
できる。
【0029】次に図5は第1画像符号化の第3の実施例
のブロック図である。図5の501は代表フレーム選択
部、502は圧縮ブロック化部、503は予測符号化部、504
は記録ブロック配置部である。
【0030】代表フレーム選択部501で選択された代表
フレームは、圧縮ブロック化部502で圧縮ブロックに分
割される。各圧縮ブロックは予測符号化部503で予測符
号化され、記録ブロック配置部504で記録ブロックに配
置される。
【0031】本実施例では、第1画像符号化に予測符号
化を用いることによって、比較的小さな回路で画像符号
化部を実現できる。また予測符号化を各圧縮ブロック内
で完結する構成にすることによって、記録ブロック単位
で独立に再生することが可能になる。
【0032】図6は代表フレームの圧縮ブロック化の第
2の実施例である。本実施例では、1フィールドが水平
700画素、垂直540ラインで構成されており、それを水平
5、垂直27個に分割する。これによって図6のように各
圧縮ブロックは水平140画素、垂直20ラインの長方形で
表される。また本実施例では代表フィールドが合計135
個の圧縮ブロックに分割される。
【0033】本実施例では、圧縮ブロック内の画素を5
画素×5ライン毎に1代表画素に変換する。これによっ
て圧縮ブロック内の代表画素数を1/25に低減することが
できる。
【0034】図7は、本発明の記録方式の第2の実施例
のブロック図である。図7の701は圧縮TV信号入力
部、702は代表フィールド復号化部、703は第1画像符号
化部、704は第1圧縮データ配置部、705は第2圧縮デー
タ配置部、706は記録部である。
【0035】本実施例では、説明を簡単にするため1グ
ループを20トラックとし、1グループの1トラックに第
1画像符号化されたデータを記録するものとする。
【0036】代表フィールド復号化部702では、上記の2
0トラックに配置される入力信号から先頭の1フィール
ドを選択して復号し、第1画像符号化部703に入力す
る。ただし全てのフィールドを復号してから代表フィー
ルドを選択することも可能である。第1画像符号化部70
3では、復号されたフィールドを入力された圧縮信号よ
りも高い圧縮率で画像符号化して第1圧縮データ配置部
704に入力する。
【0037】第1圧縮データ配置部704では、第1画像
符号化された1フィールドのデータを20トラックのデー
タ内の1トラックに配置する。さらに第2圧縮データ配
置部705で、残りの19トラックに入力された圧縮データ
を配置し、記録部706でテープ上に記録する。
【0038】本実施例では、MPEG等で圧縮されて伝送さ
れたデータを記録する際に、一部のフィールドまたはフ
レームを復号し、再び第1画像符号化して周期的に固定
のトラックに記録する。これによって通常は高速再生が
困難であるMPEG記録においても、第1画像符号化データ
を復号することによって高速再生が可能になる。
【0039】図8は本実施例のグループの説明図であ
る。この例では1グループが20トラックで構成されてお
り、20トラック毎に先頭の1トラックを第1圧縮データ
配置トラックに割り当てる。これによって高速再生時に
どのトラックのデータを集中して再生すべきかが容易に
判断できる。また1フィールドまたは1フレームの画像
が1トラックに凝縮されて配置されているため、高速再
生時の画質を改善することができる。
【0040】次に図9に本発明の再生装置の第1の実施
例のブロック図を示す。図9の901は再生部、902は再生
データ選択部、903は再生制御部、904は画像符号復号化
部、905は出力部である。
【0041】再生部901によって磁気テープに記録され
たデータが再生ヘッドを介して再生データ選択部902に
入力される。通常再生と高速再生の切り替えは再生制御
部903によって制御される。再生データ選択部902は全部
のトラックのデータが再生可能な場合には、第2画像符
号化されたデータを選択して画像符号復号化部904に入
力する。一方全部のトラックのデータが再生できない高
速再生等では、第1画像符号化されたデータを選択して
画像符号復号化部904に入力する。この選択は再生制御
部903によって判断できる。画像符号化復号化部904で復
号されたTV信号は出力部905から出力される。
【0042】本実施例の構成によって、通常再生時に
は、第1画像符号化データを出力し、高速再生時には第
2画像符号化データを出力できるため、再生状態に応じ
て最適な画質再生が可能になる。
【0043】図10は本発明の再生装置の第2の実施例の
ブロック図である。図10の1001は再生部、1002は伝送デ
ータ選択部、1003は伝送部である。
【0044】再生部1001から再生されたデータは伝送デ
ータ選択部1002に入力される。伝送データ選択部1002で
は、伝送する伝送路コスト、容量を考えて、第1画像符
号化データと第2画像符号化データのどちらか一方を選
択して伝送部1003から伝送する。
【0045】本実施例によって、電話線等の低いデータ
レートの伝送路では、伝送データレートの低い第1画像
符号化データを伝送し、通常の伝送では、高画質の得ら
れる第2画像符号化データを伝送することが可能にな
る。また伝送路コストが高い場合には、最初に第1画像
符号化データを伝送して必要なシーンを検索してから、
次に第2画像符号化データを伝送することも可能であ
る。更に第1画像符号化データと、第2画像符号化デー
タの両方を同時に伝送し、受信側で選択することも可能
である。また第1圧縮データと第2圧縮データが共に同
じ復号装置で復号できる画像符号化されたデータである
場合には、受信側の再生装置は1種類用意するだけであ
り、回路規模の増加は発生しない。
【0046】次に図11に本発明の記録装置の第3の実施
例のブロック図を示す。図11の101から107の動作は、ほ
ぼ図1と同じであり、図11の1101は記録時の最終フレー
ムタイミング入力部を示している。
【0047】次に図11の実施例の動作について説明す
る。本実施例ではグループ毎に磁気テープ上に記録する
際に、通常グループ内の最後のトラックに第1圧縮デー
タを配置する。これに対して、インサート編集で既に記
録されているグループ上に新たな符号化データを記録す
るときには、最終フレームタイミング入力部1101からイ
ンサートされる最後のグループであるかどうかを入力す
る。ここで最後のグループである場合には、記録部107
を制御し、そのグループの最後のトラックを磁気テープ
に記録しない。
【0048】次に本実施例を図12を用いて説明する。図
12はグループ毎のインサート編集の説明図である。図12
では、1グループが5トラックで構成されており、グル
ープ内の最後のトラックに第1圧縮データが配置され
る。図12の例では、既に記録されているテープ上にグル
ープ0−2の3つのグループのデータがインサートされて
いる。本実施例では、グループ2(最終フレーム)の第
1圧縮データを記録しない。
【0049】このようにインサート時の最後のトラック
を記録しないことによって、グループ2直後の第2圧縮
データの記録されているトラックが痩せてしまう現象が
発生しない。またインサートされたグループの直前のト
ラックは第1圧縮データであるため、直前のグループの
第2圧縮データにも影響を及ぼさない。従って本発明を
用いることによって、重要な第2圧縮データの記録され
ているトラックに影響を及ぼさずに、インサート編集が
可能になる。これによって、編集時のトラッキング精度
が低くても編集ができるため、より狭トラック化、低コ
スト化が可能になる。
【0050】次に図13は、本発明の第4の記録装置の実
施例のブロック図である。本実施例の101から107および
1101の動作は、図11の実施例とほぼ同じであり、1301は
記録時刻入力部である。
【0051】図13の実施例では、図11の実施例に加えて
第1圧縮データ配置部105および第2圧縮データ配置部1
06でそれぞれのデータを記録する際の記録時刻を記録時
刻入力部1301から入力して配置する。本実施例では各ト
ラックに少なくとも1回記録時刻が配置される。
【0052】図12のようにインサート時に非記録トラッ
クが発生した場合に、その非記録トラックに消去されず
に残っているデータが、同一グループ内の他のトラック
のデータと同じシーケンスのデータであるのかどうかが
判断できなくなる。そこで記録された記録時刻を検出す
ることによって、最後のトラック(第1圧縮データのト
ラック)が第2圧縮データと同じシーケンスであったか
どうかを判断できる。
【0053】次に図14は、本発明の第5の記録装置の実
施例のブロック図である。本実施例の101から107の動作
は、図11の実施例とほぼ同じであり、1401は最終フレー
ムタイミング入力部である。
【0054】図14の実施例の動作は、図11の実施例とほ
ぼ同じであるが、インサート編集で非記録トラックが発
生するグループにおいては、最終フレームタイミング入
力部からの入力に従って、第2画像符号化部104におけ
る符号化後のデータ量を低減すると同時に、第1圧縮デ
ータ配置部105において、非記録トラック以外の部分に
第2圧縮データを配置する。
【0055】本実施例の説明例を図15に示す。この図は
図12と同様に5トラック単位のグループを3グループ合
わせてインサートした図である。この図では、グループ
2の最後のトラックを非記録トラックとし、その直前の
トラックを第1圧縮データ配置トラックとしている。
【0056】このように本実施例を用いるとによって、
インサート編集において、インサートされるグループの
直前または直後のグループへの悪影響を防ぎ、かつ全て
の第1圧縮データを記録することが可能になる。
【0057】次に図16は、本発明の第6の記録装置の実
施例のブロック図である。本実施例の101から107の動作
は、図1の実施例とほぼ同じであり、1601は第2圧縮デ
ータ配置部、1602は第1圧縮データ配置部である。
【0058】図16の実施例の動作は図1の実施例とほぼ
同じであるが、第2圧縮データ配置部1601で第2圧縮デ
ータをまず配置し、次に第1圧縮データを配置する。こ
こで第1圧縮データは第2圧縮データ配置後、グループ
内の残った領域に対して繰り返し配置される。これによ
って、第2圧縮データのデータ量が少ないグループに対
しては、第1圧縮データを複数回配置できる。
【0059】本実施例の説明例を図17に示す。この図で
は、第1圧縮データがグループ内の最後の4トラックに
繰り返し配置されている。したがってインサート編集等
で最後のトラックが記録できない場合にも、第1圧縮デ
ータを記録することが可能になる。また高速再生では、
より多くの第1圧縮データが生成可能になるため、画質
を改善することができる。また2トラック以上にまたが
って第1圧縮データを配置する際には、必ずしも連続し
たトラックに配置する必要は無く、同一グループ内の第
2圧縮データの前後に配置することによって、編集の影
響をより改善することも可能である。
【0060】図18は、1フィールドの第1圧縮データの
配置例を説明する説明図である。図18では、入力される
水平672画素、垂直288ラインの画像を水平方向7個、垂
直方向18個に分割して圧縮ブロックを構成する。これに
よって得られる水平96画素、垂直16画素からなる圧縮ブ
ロックは、更に水平方向に1/2に間引かれて、3分割さ
れ、MPEG符号化における3マクロブロックとして符号化
される。
【0061】さて図18の例では、7×18=126個の圧縮ブ
ロックが存在するが、1トラックに配置できる圧縮ブロ
ック数が126個に足らないため、図中の1行目の7個の
圧縮ブロックは別のトラックに配置される。このように
1画面の重要度の高い中央部の画像データのみを1トラ
ックに集中して配置することによって、高速再生時の画
質を向上させることが可能になる。
【0062】次に図19は本発明の第3の再生装置のブロ
ック図である。図19の1901は再生部、1902は記録時刻検
出部、1903は再生出力判断部、1904は出力部である。
【0063】本実施例は、図13の記録装置の実施例に対
応する再生装置の実施例で、再生部1901から再生される
データはまず記録時刻検出部1902で、その記録時の記録
時刻を検出される。次に再生出力判断部1903で、第2圧
縮データと同一時刻であるトラックに配置された第1圧
縮データについてのみ出力部1904から出力する。これに
よって、インサート編集時に消し残ったトラックのデー
タを誤って再生することを防ぐことが可能になる。
【0064】以上のように本発明の記録装置と再生装置
を多数の実施例を用いて説明した。本発明は任意のTV
信号、記録フォーマットに対応可能であり、画像符号化
方法、圧縮ブロックの生成方法、代表画素の生成方法等
も実施例以外の任意の方法を適用可能である。更に第1
圧縮データおよび第2圧縮データの配置方法も上記の実
施例以外の様々な配置が可能である。また上記の複数の
技術を組み合わせた記録装置、再生装置も可能であり、
本発明をソフトウエアによって実現することも可能であ
る。
【0065】
【発明の効果】上記のような構成によって第1の本発明
では、比較的高画質で全てのフレームを符号化したデー
タである第2圧縮データと、代表フレームまたは代表フ
ィールドのみを1トラックまたは2トラック以内に高圧
縮したデータである第1圧縮データの2種類の圧縮デー
タを記録する。これによって通常の再生では、第2圧縮
データのみを用い、高速再生や頭出し等の画質よりも早
く画面を再現する必要がある場合には第1圧縮データを
用いる。第1圧縮データは1トラックまたは2トラック
という小さな範囲に1枚の画像が入っているため、少な
い再生データ量でも比較的大きな再生画像を実現でき
る。
【0066】また第1画像符号化にMPEG等で良く用いら
れる直交変換を適用すると、第2画像符号化と同じ復号
化器をそのまま利用できる可能性があり、回路規模の低
減が可能になる。更に第1画像符号化に回路規模の小さ
い予測符号化を用いと第1画像符号化の回路規模を低減
できる。
【0067】次に第2の本発明は、既に圧縮されたTV
信号が入力された際に、入力された圧縮データを第2圧
縮データとしてそのまま記録すると同時に、入力された
圧縮データの代表画像データを定期的に第1画像符号化
してそれぞれ1トラックまたは2トラックに配置する。
これによって、既に圧縮されたTV信号の入力時におい
ても用途別の2種類の圧縮データを記録することが可能
になる。
【0068】次に通常VTRのインサート編集では、イ
ンサートされたグループのトラックの前後のトラックの
誤り率が高くなる。これに対して第3の本発明では、誤
りが発生しやすいグループの先頭または最後のトラック
に優先度の低い第1圧縮データを集中させるため、第2
圧縮データによる通常再生の画質劣化を防ぐことが可能
になる。またインサートする最初または最後のグループ
の先頭または最後のトラックを記録しないことによっ
て、インサート編集による誤りの影響を更に小さくする
ことができる。
【0069】次に第4の本発明では、第1圧縮データお
よび第2圧縮データを記録する際に、それぞれのデータ
を記録する記録時刻を同時に記録する。これによって編
集によって第1圧縮データと第2圧縮データが異なる画
像データになった場合にも、両者と同時に記録されてい
る記録時刻を比較することによって、それを検出するこ
とが可能になる。
【0070】次に第5の本発明では、第3の本発明に加
えてインサート時に記録できないトラックに配置された
第1圧縮データを、同一グループ内の他のトラックに配
置することによって、編集によって第1圧縮データが消
失する状態を防ぐことができる。
【0071】次に第6の本発明では、第2圧縮データの
データ量が少ない場合に第1圧縮データを繰り返し記録
することが可能になる。このため第1圧縮データを高速
再生に利用した場合に、高速再生の画質を向上させるこ
とが可能になる。また編集ポイントで記録できないトラ
ックが発生した際にも、第1圧縮データが繰り返し記録
されているため、第1圧縮データを再生することが可能
になる。
【0072】次に第7の本発明では、全てのトラックが
再生できるような通常再生時には、高画質再生可能な第
2圧縮データを再生する。また高速再生時のように1部
のデータしか再生できない場合には、第1圧縮データを
再生する。第1圧縮データでは1トラックまたは少数の
トラックに1フィールドまたは1フレームのデータが凝
縮されている。このため高速再生で1トラックの数分の
1のデータのみが再生された場合にも画面の数分の1と
いう大きな面積を再生できる。このように通常再生時も
高速再生時にも最適な画像再生が可能になる。
【0073】次に第8の本発明では、通常再生時におい
ても、第1圧縮データと第2圧縮データのどちらを伝送
するかを選択できる。これによって伝送コストの大きい
伝送路においては、まず第1圧縮データを伝送すること
によって、データの概要を低いデータレートで伝送でき
る。このように伝送路コストによって最適な伝送データ
を選択することが可能になる。また第1および第2の両
方の圧縮データを同時に伝送することも可能である。
【0074】最後に第9の本発明では、第1圧縮データ
と第2圧縮データの記録時刻を比較し、それが異なる場
合は第1圧縮データの再生を行わない。これによって編
集時に消し残ったトラックのデータが再生されないた
め、第1圧縮データの編集ポイントでの連続性を保つこ
とが可能になる。
【0075】以上のように本発明は、比較的簡単な回路
規模で実現でき、その実用的効果は非常に大きい。また
以上の構成を組み合わせて利用することによって更に大
きな効果を実現することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録装置の第1の実施例のブロック図
【図2】本発明の第1画像符号化部の第1の実施例のブ
ロック図
【図3】本発明の圧縮ブロック化の第1の実施例の説明
【図4】本発明の第1画像符号化部の第2の実施例のブ
ロック図
【図5】本発明の第1画像符号化部の第3の実施例のブ
ロック図
【図6】本発明の圧縮ブロック化の第2の実施例の説明
【図7】本発明の記録装置の第2の実施例のブロック図
【図8】本発明のトラックパターンの実施例の説明図
【図9】本発明の再生装置の第1の実施例のブロック図
【図10】本発明の再生装置の第2の実施例のブロック
【図11】本発明の記録装置の第3の実施例のブロック
【図12】本発明のトラックパターンの実施例の説明図
【図13】本発明の記録装置の第4の実施例のブロック
【図14】本発明の記録装置の第5の実施例のブロック
【図15】本発明のトラックパターンの実施例の説明図
【図16】本発明の記録装置の第6の実施例のブロック
【図17】本発明のトラックパターンの実施例の説明図
【図18】本発明の圧縮ブロック化の第3の実施例の説
明図
【図19】本発明の再生装置の第3の実施例のブロック
【符号の説明】
102 代表フィールド選択部 103 第1画像符号化部 104 第2画像符号化部 105 第1圧縮データ配置部 106 第2圧縮データ配置部 202 圧縮ブロック化部 203 直交変換符号化部 402 代表画素生成部 403 代表画素符号化部 501 代表フレーム選択部 503 予測符号化部 702 代表フィールド復号化部 902 再生データ選択部 1002 伝送データ選択部 1101 最終フレームタイミング入力部 1301 記録時刻入力部 1902 記録時刻検出部 1903 再生出力判断部
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03M 7/40 9382−5K H03M 7/40 H04N 5/7826 H04N 5/782 D 7/24 7/13 Z

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像信号をトラック単位で記録する記録装
    置であって、 連続する前記nトラック毎(nは2以上の整数)にグル
    ープを構成するグループ化手段と、 前記TV信号を前記グループに配置する際に、1グルー
    プまたは複数のグループを代表する1フィールドまたは
    1フレームの画像のデータを第1圧縮データに画像符号
    化する第1画像符号化手段と、 前記TV信号を第2圧縮データに画像符号化する第2画
    像符号化手段と、 前記第1圧縮データを前記グループ内の所定の1トラッ
    ク内または複数トラック内に集中して配置する第1圧縮
    データ配置手段と、 前記第2圧縮データを前記第1圧縮データ配置手段で第
    1圧縮データが配置されなかったグループ内の領域に配
    置する第2圧縮データ配置手段とを有することを特徴と
    する記録装置。
  2. 【請求項2】入力される圧縮されたTV信号をトラック
    単位で記録する記録装置であって、 連続する前記nトラック毎(nは2以上の整数)にグル
    ープを構成するグループ化手段と、 前記圧縮されたTV信号を前記グループに配置する際
    に、1グループまたは複数のグループを代表する1フィ
    ールドまたは1フレームの画像のデータを復号する復号
    手段と、 前記復号手段で復号された画像データを第1圧縮データ
    に画像符号化する第1画像符号化手段と、 前記第1圧縮データを前記グループ内の所定の1トラッ
    ク内または複数トラック内に配置する第1圧縮データ配
    置手段と、 前記入力される圧縮されたTV信号を前記第1圧縮デー
    タ配置手段で第1圧縮データが配置されなかったグルー
    プ内の領域に配置する第2圧縮データ配置手段とを有す
    ることを特徴とする記録装置。
  3. 【請求項3】画像信号をトラック単位で記録する記録装
    置であって、 連続する前記nトラック毎(nは2以上の整数)にグル
    ープを構成するグループ化手段と、 前記TV信号を前記グループに配置する際に、1グルー
    プまたは複数のグループを代表する1フィールドまたは
    1フレームの画像のデータを第1圧縮データに画像符号
    化する第1画像符号化手段と、 前記TV信号を第2圧縮データに画像符号化する第2画
    像符号化手段と、 前記第1圧縮データを前記グループ内の先頭または最後
    の1トラックを含む1トラック内または複数トラック内
    に集中して配置する第1圧縮データ配置手段と、 前記第2圧縮データを前記第1圧縮データ配置手段で第
    1圧縮データが配置されなかったグループ内の領域に配
    置する第2圧縮データ配置手段とを有し、 前記一連のグループのデータを既に記録されているデー
    タ領域に記録する際に、記録する最初または最後のグル
    ープ内の前記先頭または最後の1トラックを記録しない
    ことを特徴とする記録装置。
  4. 【請求項4】入力される圧縮されたTV信号をトラック
    単位で記録する記録装置であって、 連続する前記nトラック毎(nは2以上の整数)にグル
    ープを構成するグループ化手段と、 前記圧縮されたTV信号を前記グループに配置する際
    に、1グループまたは複数のグループを代表する1フィ
    ールドまたは1フレームの画像のデータを復号する復号
    手段と、 前記復号手段で復号された画像データを第1圧縮データ
    に画像符号化する第1画像符号化手段と、 前記第1圧縮データを前記グループ内の先頭または最後
    の1トラックを含む1トラック内または複数トラック内
    に集中して配置する第1圧縮データ配置手段と、 前記第2圧縮データを前記第1圧縮データ配置手段で第
    1圧縮データが配置されなかったグループ内の領域に配
    置する第2圧縮データ配置手段とを有し、 前記一連のグループのデータを既に記録されているデー
    タ領域に記録する際に、記録する最初または最後のグル
    ープ内の前記先頭または最後の1トラックを記録しない
    ことを特徴とする記録装置。
  5. 【請求項5】画像信号をトラック単位で記録する記録装
    置であって、 連続する前記nトラック毎(nは2以上の整数)にグル
    ープを構成するグループ化手段と、 前記TV信号を前記グループに配置する際に、1グルー
    プまたは複数のグループを代表する1フィールドまたは
    1フレームの画像のデータを第1圧縮データに画像符号
    化する第1画像符号化手段と、 前記TV信号を第2圧縮データに画像符号化する第2画
    像符号化手段と、 前記第1圧縮データおよび記録時刻を前記グループ内の
    先頭または最後の1トラックを含む1トラック内または
    複数トラック内に集中して配置する第1圧縮データ配置
    手段と、 前記第2圧縮データおよび記録時刻を前記第1圧縮デー
    タ配置手段で第1圧縮データが配置されなかったグルー
    プ内の領域に配置する第2圧縮データ配置手段とを有
    し、 前記一連のグループのデータを既に記録されているデー
    タ領域に記録する際に、記録する最初または最後のグル
    ープ内の前記先頭または最後の1トラックを記録しない
    ことを特徴とする記録装置。
  6. 【請求項6】入力される圧縮されたTV信号をトラック
    単位で記録する記録装置であって、 連続する前記nトラック毎(nは2以上の整数)にグル
    ープを構成するグループ化手段と、 前記圧縮されたTV信号を前記グループに配置する際
    に、1グループまたは複数のグループを代表する1フィ
    ールドまたは1フレームの画像のデータを復号する復号
    手段と、 前記復号手段で復号された画像データを第1圧縮データ
    に画像符号化する第1画像符号化手段と、 前記第1圧縮データおよび記録時刻を前記グループ内の
    先頭または最後の1トラックを含む1トラック内または
    複数トラック内に集中して配置する第1圧縮データ配置
    手段と、 前記第2圧縮データおよび記録時刻を前記第1圧縮デー
    タ配置手段で第1圧縮データが配置されなかったグルー
    プ内の領域に配置する第2圧縮データ配置手段とを有
    し、 前記一連のグループのデータを既に記録されているデー
    タ領域に記録する際に、記録する最初または最後のグル
    ープ内の前記先頭または最後の1トラックを記録しない
    ことを特徴とする記録装置。
  7. 【請求項7】画像信号をトラック単位で記録する記録装
    置であって、 連続する前記nトラック毎(nは2以上の整数)にグル
    ープを構成するグループ化手段と、 前記TV信号を前記グループに配置する際に、1グルー
    プまたは複数のグループを代表する1フィールドまたは
    1フレームの画像のデータを第1圧縮データに画像符号
    化する第1画像符号化手段と、 前記TV信号を第2圧縮データに画像符号化する第2画
    像符号化手段と、 前記第1圧縮データを前記グループ内の先頭または最後
    の1トラックを含む1トラック内または複数トラック内
    に集中して配置する第1圧縮データ配置手段と、 前記第2圧縮データを前記第1圧縮データ配置手段で第
    1圧縮データが配置されなかったグループ内の領域に配
    置する第2圧縮データ配置手段とを有し、 前記一連のグループのデータを既に記録されているデー
    タ領域に記録する際に、記録する最初または最後のグル
    ープ内の前記先頭または最後の1トラックを記録せず、
    かつ前記記録しない1トラックに配置すべきデータをグ
    ループ内の他のトラックに配置して記録することを特徴
    とする記録装置。
  8. 【請求項8】入力される圧縮されたTV信号をトラック
    単位で記録する記録装置であって、 連続する前記nトラック毎(nは2以上の整数)にグル
    ープを構成するグループ化手段と、 前記圧縮されたTV信号を前記グループに配置する際
    に、1グループまたは複数のグループを代表する1フィ
    ールドまたは1フレームの画像のデータを復号する復号
    手段と、 前記復号手段で復号された画像データを第1圧縮データ
    に画像符号化する第1画像符号化手段と、 前記第1圧縮データを前記グループ内の先頭または最後
    の1トラックを含む1トラック内または複数トラック内
    に集中して配置する第1圧縮データ配置手段と、 前記第2圧縮データを前記第1圧縮データ配置手段で第
    1圧縮データが配置されなかったグループ内の領域に配
    置する第2圧縮データ配置手段とを有し、 前記一連のグループのデータを既に記録されているデー
    タ領域に記録する際に、記録する最初または最後のグル
    ープ内の前記先頭または最後の1トラックを記録せず、
    かつ前記記録しない1トラックに配置すべきデータをグ
    ループ内の他のトラックに配置して記録することを特徴
    とする記録装置。
  9. 【請求項9】画像信号をトラック単位で記録する記録装
    置であって、 連続する前記nトラック毎(nは2以上の整数)にグル
    ープを構成するグループ化手段と、 前記TV信号を前記グループに配置する際に、1グルー
    プまたは複数のグループを代表する1フィールドまたは
    1フレームの画像のデータを第1圧縮データに画像符号
    化する第1画像符号化手段と、 前記TV信号を第2圧縮データに画像符号化する第2画
    像符号化手段と、 前記第2圧縮データをグループ内に配置する第2圧縮デ
    ータ配置手段と、 前記第1圧縮データを前記第2圧縮データ配置手段で第
    2圧縮データが配置されなかったグループ内の領域に繰
    り返し配置する第1圧縮データ配置手段とを有すること
    を特徴とする記録装置。
  10. 【請求項10】入力される圧縮されたTV信号をトラッ
    ク単位で記録する記録装置であって、 連続する前記nトラック毎(nは2以上の整数)にグル
    ープを構成するグループ化手段と、 前記圧縮されたTV信号を前記グループに配置する際
    に、1グループまたは複数のグループを代表する1フィ
    ールドまたは1フレームの画像のデータを復号する復号
    手段と、 前記復号手段で復号された画像データを第1圧縮データ
    に画像符号化する第1画像符号化手段と、 前記入力される圧縮データをグループ内に配置する第2
    圧縮データ配置手段と、 前記第1圧縮データを前記第2圧縮データ配置手段で入
    力される圧縮データが配置されなかったグループ内の領
    域に繰り返し配置する第1圧縮データ配置手段とを有す
    ることを特徴とする記録装置。
  11. 【請求項11】TV信号をnトラック毎(nは2以上の
    整数)にグループ化し、 前記nトラックの所定の1トラック内または複数トラッ
    ク内に前記TV信号の1フィールドまたは1フレームを
    第1画像符号化して配置する第1圧縮データ配置手段
    と、 前記グループ内で第1圧縮データ配置手段で配置されな
    かった場所に前記TV信号を第2画像符号化して配置す
    る第2圧縮データ配置手段とを有する記録装置で記録さ
    れたデータを再生する際に、 前記グループ内の全てのトラックのデータが再生できる
    速度で再生する際には、前記第2圧縮データ配置手段で
    配置されたデータを復号し、 前記グループ内の全てのトラックのデータが再生できな
    い速度で再生する際には、前記第1圧縮データ配置手段
    で配置されたデータを復号することを特徴とする再生装
    置。
  12. 【請求項12】TV信号をnトラック毎(nは2以上の
    整数)にグループ化し、 前記nトラックの所定の1トラック内または複数トラッ
    ク内に前記TV信号の1フィールドまたは1フレームを
    第1画像符号化して配置する第1圧縮データ配置手段
    と、 前記グループ内で第1圧縮データ配置手段で配置されな
    かった場所に前記TV信号を第2画像符号化して配置す
    る第2圧縮データ配置手段とを有する記録装置で記録さ
    れたデータを再生する際に、 前記グループ内の前記第1圧縮データ配置手段で配置さ
    れたデータまたは前記グループ内の前記第2圧縮データ
    配置手段で配置されたデータのどちらか一方または両方
    を伝送する伝送手段を有することを特徴とする再生装
    置。
  13. 【請求項13】TV信号をnトラック毎(nは2以上の
    整数)にグループ化し、 前記nトラックの所定の1トラック内または複数トラッ
    ク内に前記TV信号の1フィールドまたは1フレームを
    第1画像符号化して記録時刻と共に配置する第1圧縮デ
    ータ配置手段と、 前記グループ内で第1圧縮データ配置手段で配置されな
    かった場所に前記TV信号を第2画像符号化して記録時
    刻と共に配置する第2圧縮データ配置手段とを有する記
    録装置で記録されたデータを再生する際に、 前記グループ内の前記第1圧縮データ配置手段で配置さ
    れたデータに付属する記録時刻と同一グループ内の前記
    第2圧縮データ配置手段で配置されたデータに付属する
    記録時刻が一致するかどうかを検出する記録時刻検出手
    段と、 前記記録時刻が一致しない場合には、記録時刻が一致し
    ないトラックに配置された前記第1圧縮データを再生し
    ないことを特徴とする再生装置。
  14. 【請求項14】第1画像符号化手段が直交変換を用いて
    符号化することを特徴とする請求項1、請求項2、請求
    項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求
    項8、請求項9、請求項10、請求項11、請求項12
    または請求項13記載の記録装置。
  15. 【請求項15】第1画像符号化手段が予測符号化を用い
    て符号化することを特徴とする請求項1、請求項2、請
    求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請
    求項8、請求項9、請求項10、請求項11、請求項1
    2または請求項13記載の記録装置。
  16. 【請求項16】第1圧縮データ配置手段が画面上の重要
    度の高いデータを1トラックに集中して配置することを
    特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、
    請求項5、請求項6、請求項7、請求項8、請求項9、
    請求項10、請求項11、請求項12または請求項13
    記載の記録装置。
  17. 【請求項17】1トラックが複数の記録ブロックで構成
    されている場合に、第1圧縮データ符号化手段が、1フ
    ィールドまたは1フレームの画像データを画面上で隣接
    する画素からなる複数個の圧縮ブロックに分割する圧縮
    ブロック化手段と、 前記各圧縮ブロックのデータを前記記録ブロックに配置
    可能なデータ量の第1圧縮データに符号化する符号化手
    段を有し、 第1圧縮データ配置手段が、前記圧縮ブロック毎の第1
    圧縮データをそれぞれ対応する前記記録ブロックに配置
    することを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、
    請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8、
    請求項9、請求項10、請求項11、請求項12または
    請求項13記載の記録装置。
  18. 【請求項18】第1圧縮データ符号化手段が、1フィー
    ルドまたは1フレームの画像データを画面上で隣接する
    画素からなる複数個の圧縮ブロックに分割する圧縮ブロ
    ック化手段と、 圧縮ブロックに含まれる画素をk個の代表画素に変換す
    る代表画素生成手段と、前記代表画素を用いて圧縮デー
    タに符号化する代表画素符号化手段とを有することを特
    徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請
    求項5、請求項6、請求項7、請求項8、請求項9、請
    求項10、請求項11、請求項12または請求項13記
    載の記録装置。
  19. 【請求項19】第1圧縮データ配置手段および第2圧縮
    データ配置手段で配置される圧縮データが共に、共通す
    る復号化回路で復号可能であることを特徴とする請求項
    1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項
    6、請求項7、請求項8、請求項9、請求項10、請求
    項11、請求項12または請求項13記載の記録装置。
JP33141995A 1995-10-16 1995-12-20 記録装置 Pending JPH09172607A (ja)

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