JPH09168522A - 食品または薬品の検査装置および検査方法 - Google Patents

食品または薬品の検査装置および検査方法

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JPH09168522A
JPH09168522A JP8281686A JP28168696A JPH09168522A JP H09168522 A JPH09168522 A JP H09168522A JP 8281686 A JP8281686 A JP 8281686A JP 28168696 A JP28168696 A JP 28168696A JP H09168522 A JPH09168522 A JP H09168522A
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voltage
waveform
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food
circuit
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JP8281686A
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Toshio Masuda
寿男 増田
Nobuhiro Hotta
展弘 堀田
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LIFE FIELD SOGO KENKYUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 食品または薬品が人体の各部位または人体の
健康状態に有益であるか有害であるか、あるいはその程
度を検査することのできる検査方法および装置を提供す
ることにある。 【解決手段】 検者の2点間の直流抵抗変化を検出する
ための一対の電極 と、この電極間に電流を流すための
電源と、前記電極間に流れた電流を電圧波形に変換する
ための抵抗回路と、この抵抗回路により変換された電圧
波形の時間幅が基準の時間幅より大きくなったことを検
出する手段と、前記基準の時間幅を超える信号が出力さ
れるまでの間に前記一対の電極を検者に接触させた回数
を計数する手段とを具える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は食品または薬品の
検査方法および装置に関し、特に、野菜、果物、肉、魚
等の食品あるいは薬品が人体の各部位又は人体の健康状
態に有益であるか有害であるか、あるいはその程度を検
査することのできる食品または薬品の検査方法および装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の食品または薬品の検査方法の一つ
としては、食品または薬品に含まれる成分を化学的に分
析し、分析された成分が人体の各部位に有益であるか有
害であるかを決定するものがある。他の検査方法として
は、例えば特開平6−130008号公報(米国特許第
5317265号)に開示されているものがあり、該公
報には次のような技術が開示されている。テスト室内に
第1の円筒形コイルと第2の円筒形コイルを同心状に設
け、該第1の円筒形コイルの内側に、該第2の円筒形コ
イルを置く。そして、該第2の円筒形コイルの内部にテ
ストする材料を置き、第1の円筒形コイルに1またはそ
れ以上の周波数を含む多様なテストパターン信号を供給
し、テスト用電磁界を発生させる。前記テスト室内で発
生した電磁界を第2の円筒形コイルで取り出す。この第
2の円筒形コイルから取り出された電磁界には、前記テ
スト材料の応答信号が含まれているので、該第2の円筒
形コイルから取り出された電磁界から該テスト材料の応
答信号を抽出し、該応答信号と予め求められている該テ
スト材料の標準材料の応答信号とを比較し、テスト材料
の標準材料からのずれを検出する。
【0003】また、本発明に関連する先行技術として、
米国特許第5188107号「患者の内部器官をイメー
ジしかつ診断するための二本指O−リング検査」があ
る。この特許には、患者に、一方の手の親指と他の指の
一本との指先を組み合わせることによってO−リングを
形成させ、また他方の手に内部器官の組織のサンプルを
持たせ、一方、検査者は、自身の両手のそれぞれの親指
と他の指の一本とを患者の前記O−リングに入れてO−
リングとの連なりを形成し、検査者は、前記患者のO−
リングに結合された両方の手の指で該O−リングを引き
離すことを試みることにより、前記患者に対する被検査
物の適応性を検査する技術が開示されている。このO−
リングテストでは、被検査物が有益なものであれば指が
閉じ、有害なものである場合には指が開くものであり、
薬物投与の際にも投与する薬物の量が人体に害のない量
であれば指が閉じ、必要量以上であれば指が開くことと
なる。近年、Oリングテストによる判断が一定の確実性
を持つことが広く知られるようになり、病院等で投薬量
を決める際の参考にされるようにもなってきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た第1の検査方法は、食品に含まれる成分を化学的に分
析するのに時間がかかると共に、分析装置が高価である
という問題があった。また、前記した第2の検査方法
は、テスト材料の磁界応答信号と該テスト材料に相当す
る選択された標準材料の応答信号とを比較し、テスト材
料の標準材料からのずれを検出するだけであり、該テス
ト材料が人体の各部位に有益であるか有害であるかまで
は検出することができないという問題があった。また、
第3の検査方法であるO−リングテストにおいては、検
査結果が感覚的であって、具体的数量化が困難であると
いう問題があった。
【0005】この発明の目的は、前記した従来技術の問
題点を除去し、短時間に、かつ簡単に、食品または薬品
が人体の各部位又は人体の健康状態に有益であるか有害
であるか、あるいはその程度を数値化して検査すること
のできる食品または薬品の検査装置および検査方法を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述のOリングテストで
経験則上認められているように、人体は側に置いた食品
や薬品等が人体に有益であるか有害であるかについて無
意識下で何らかの判断を行っていることが考えられる。
本発明者らはこのような判断をOリングのような感覚的
なものでなく数量的に判断できるものを求めて研究した
結果、有益、有害の判断をすべき食品や薬品等を検者の
側に置いた状態で検者の両手の間にパルス状に微弱電圧
を加えると所定回数後には時間幅の広い波形が出力さ
れ、この波形が出力されるまでの電圧のパルスの回数と
有益、有害との関係には経験則上一定の相関関係がある
ことが認められた。即ち時間幅の広い波形が出力される
までに検者の両手の間に接触させた電圧パルスの回数が
多い程有益の度合いが高い。また、有害なものでは最初
に時間幅の広い波形が出力され、以後再び時間幅の広い
波形が出力されるまでに検者の両手の間に接触させた電
圧パルスの回数が多い程有害の度合いが高い。このこと
は、後述するように同一の化学薬品等を濃度を変えて測
定することにより確認されている。
【0007】本発明はこのような一定の原因により一定
の結果が表れるという経験則上の発見に基づいてなされ
たものであり、上記目的を達成するための本発明の食品
または薬品の検査装置は、検者の2点間の直流抵抗変化
を検出するための一対の電極と、この電極間に電流を流
すための電源と、前記電極間に流れた電流を電圧波形に
変換するための抵抗回路と、この抵抗回路により変換さ
れた電圧波形の時間幅が基準の時間幅より大きくなった
ことを検出する手段と、前記基準の時間幅を超える信号
が出力されるまでの間に前記一対の電極を検者に接触さ
せた回数を計数する手段とを具えることを特徴とするも
のである。
【0008】また、本発明の食品または薬品の検査装置
の好適な実施例は、検者の2点間の直流抵抗変化を検出
するための一対の電極と、この電極間に電流を流すため
の電源と、前記電極間に流れた電流を電圧波形に変換す
るための抵抗回路と、この抵抗回路により変換された電
圧波形を増幅する波形増幅器と、この波形増幅器の出力
波形を半波整流するための半波整流回路と、この半波整
流回路の出力電圧に従って発振周波数が変化する電圧制
御発振器と、前記波形増幅器の出力波形を所定の基準電
圧値と比較し、その波形の立ち上がり及び立ち下がり位
置を検知するとともに、前記半波整流回路の出力波形を
所定の基準電圧値と比較し、その波形の立ち上がり及び
立ち下がり位置を検知し、これらの検知に基づいた出力
信号の合成波形により前記電圧制御発振器の出力をオン
オフ制御するための波形判定回路とを具えることを特徴
とするものである。
【0009】なお、前記電圧制御発振器の出力は音声又
はグラフとしてもしくはこれらの双方を用いて取り出す
ことが好適であり、前記一対の電極は検者の一方の手に
握られる筒状の外導体と、該外導体の内方に絶縁状態で
配設し、かつその先端を前記外導体から突出させた内導
体とからなるプローブの前記外導体及び内導体により構
成することが好ましい。また、検者の電気抵抗の相違に
対応するため前記内外導体間に印加される電圧は可変で
あることが好ましく検者の電極を接触させる時間の相違
に対応するため前記第2基準電圧や前記基準の時間幅は
可変であることが好ましい。
【0010】また、本発明の好適な実施例では、前記波
形増幅器の出力電圧のピーク値があらかじめ定めた基準
電圧と等しくなるように前記波形増幅器の出力電圧の利
得を可変させる利得制御装置を介して前記波形増幅器を
前記半波整流回路及び前記波形判定回路に接続したこと
を特徴とする。このようにすれば、検者の電気抵抗の相
違に対応するために前記内外導体間に印加される電圧を
可変として調整しなくとも波形増幅器の出力電圧の利得
を一定のレベルに保持することができる。
【0011】更に、上述の目的を達成するため、本発明
の食品または薬品の検査方法は、被検査品である食品ま
たは薬品を検者の手近に置き、検者が人体の特定部位を
想念しつつ所定の電圧を印加した一対の電極の一方を検
者の一方の手に接触させるとともに前記電極の他方を検
者の特定部位に繰り返し接触させる電極接触工程と、該
接触時に前記電極間に流れる電流に応じた検出電気信号
を出力し、そのパルス幅が基準の時間幅より大きくなっ
たかどうかを検出する時間幅検出工程と、該検出電気信
号のパルス幅が前記基準の時間幅より大きくない時の前
記繰り返し接触の操作回数を計数する計数工程とからな
り、前記計数された操作回数に基づいて、前記被検査品
が人体の部位又は人体の健康状態に及ぼす影響を判定す
るようにしたことを特徴とするものである。
【0012】この発明によれば、単純な方法および安価
な装置を用いて、食品または薬品が人体の各部位又は人
体の健康状態に有益であるかあるいは有害であるかを計
数値として数値的に判定することができる。このため、
本発明の実用的な効果は非常に大きい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
を詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態の食品ま
たは薬品の検査装置の構成を示すブロック図である。検
者の身体の2点間の直流抵抗変化を検出するためのプロ
ーブ1の一方の電極1aには第1の電圧源2から負の電
圧が印加されている。また、他方の電極1bには、電極
1a,1b間に流れた電流を電圧波形に変換するための
抵抗3と4が図示のように接続されている。該第1の電
圧源2は好ましくは12Vの可変電源であり、特定の検
者でなくても、該プローブ1から出力される後述する電
圧波形V1とV3の振幅が一定になるように電源電圧が
調節される。
【0014】波形増幅器5は前記電圧波形を増幅する。
理想ダイオード6は入力してきた電圧波形を半波整流
し、ろ波回路7は該半波整流によって得られた波形がピ
ーク値に達するまでは該波形に追随した電圧波形の信号
を出力し、該ピーク値に達すると回路の時定数で決まる
減衰波形の信号を出力する。
【0015】前記プローブ1から出力された信号波形、
すなわち前記抵抗3と4から出力された信号の電圧波形
が、図4に例示した第1の波形V1であるか第2の波形
V3であるかを判定する波形判定回路8は、第1,第2
の比較器9,10と、これらの基準電圧となる第2,第
3の電圧源11,12と、論理和回路を構成する第1,
第2のダイオード13,14と、抵抗15と、コンデン
サ16とから構成されている。前記第3の電圧源12は
可変電源であり、後述する基準の時間幅を調節するのに
使用される。
【0016】VCO(電圧制御発振器)17のインヒビ
ット端子(INH端子)には制御信号17aが印加さ
れ、該VCO17は、制御信号17aが低レベルの時に
作動を許可され、逆に高レベルの時に作動を禁止され
る。作動を許可された時には、前記ろ波回路7から出力
された信号を増幅し、スピーカ19に供給する。スピー
カ19は、入力してきた信号を音に変換する。
【0017】パソコン表示部20は、前記ろ波回路7か
ら出力された信号波形を処理して表示する。また、パソ
コン表示部20は、スイッチ21から、検者によって入
力されたスイッチ21のオン回数の計数値を表示すると
共に、記号又は数字入力部22から、検者によって入力
された記号又は数字(例えばコード)を表示する。該記
号又は数字は、後の説明から明らかになるように、人体
の部位あるいは人体の健康状態の種類を表すものであ
る。(−)設定部23は前記スイッチ21のオン回数を
マイナス表示にする指示をするものである。なお、装置
の初期設定は該スイッチ21のオン回数をプラス表示に
するように構成されている。被検査物24は検者の近く
に置かれる食品あるいは薬品等の被検査品である。
【0018】次に、前記プローブ1の構成について、図
2を参照して詳細に説明する。プローブ1は外導体であ
る電極1a(以下、外導体1aと呼ぶ)、内導体である
電極1b(以下、内導体1bと呼ぶ)および該外導体1
aと内導体1bとの間に設けられた絶縁体1cから構成
されている。該外導体1aと内導体1bとは同心円筒状
に形成され、外導体1aを−極、内導体を+極として、
外部の第1の電圧源2に接続されている。また、絶縁体
1c上の操作者の操作しやすい位置に、前記スイッチ2
1が取り付けられている。
【0019】このプローブ1を使用する時には、検者は
外導体1aを一方の手で握り、内導体1bを身体の一
部、例えば他方の手のひらに0.5秒程度の短時間押し
当てた後、素早く手から放すようにする。この押し当て
た短時間に、電源2から抵抗4、3、内導体1b、前記
他方の手のひら、人体、前記一方の手のひら、外導体1
a、電源2の経路で電流が流れる。この電流の大きさ
は、内導体1bを前記他方の手のひらに押し当てた時の
接触圧力にほぼ比例して増加する。また、端子Aに得ら
れる電圧波形のパルス幅は、内導体1bを前記他方の手
のひらに押し当てている時間に相当する。
【0020】次に、前記理想ダイオード6とろ波回路7
の一具体例の回路を、図3を参照して説明する。理想ダ
イオード6は、非反転入力端子(+端子)に入力電圧V
1またはV3が印加されるオペアンプ6aと、その出力
端子と反転入力端子(−端子)の間に接続されたダイオ
ード6bとからなり、ろ波回路7は、並列に接続された
抵抗7aとコンデンサ7bとから構成されている。
【0021】いま、図4の電圧波形V1またはV3がオ
ペアンプ6aの+端子に入力したとすると、ダイオード
6bは電圧波形V1またはV3の正の立上がり部分でオ
ンになる。このため、ろ波回路7の出力波形V2は、波
形V1またはV3と同じ波形で上昇する。この間、ろ波
回路7のコンデンサ7bは充電を行い、この充電は前記
電圧波形V1またはV3がピーク値に達するまで続けら
れる。次に、該電圧波形V1またはV3がピーク値に達
した後下降する時には、ダイオード6bは入力側の電圧
V1またはV3が出力側の電圧V2よりも小さくなるた
めオフとなり、該出力側電圧V2は入力側電圧V1また
はV3とは無関係に抵抗7a、コンデンサ7bのCR時
定数で指数関数的に下降する。この時の時定数は、本発
明者らの実験によれば、CR=0.6秒程度に選ぶのが
よいことがわかった。なお、前記電圧波形V1およびV
3の物理的意味は、後述の図7の説明から明らかになる
が、検者が前記プローブ1で自身の身体の一部を擦るか
又は単位時間押し当てることにより食品または薬品の検
査を行っている時に、該プローブ1の内導体1bから出
力される電圧波形である。
【0022】次に、前記電圧波形V1の信号がプローブ
1から出力された時の、図1の装置の動作を説明する。
電圧波形V1は波形増幅器5によって増幅された後、理
想ダイオード6と、波形判定回路8の第1の比較器9の
−端子に入力される。前記理想ダイオード6に前記電圧
波形V1が入力すると、該ろ波回路7の出力電圧波形は
図5(a)のV2のようになる。この出力電圧波形V2
は波形判定回路8の第2の比較器10の+端子に入力す
る。また、該出力電圧波形V2はVCO17とパソコン
表示部20に印加される。
【0023】ここで、波形判定回路8に注目すると、図
5(a)に示されているように、第1の比較器9は前記
電圧波形V1と電源11により与えられる第1の基準電
圧E2(例えば、1.5V)とを比較する。また、第2
の比較器10は前記電圧波形V2と電源12より与えら
れる第2の基準電圧E3(例えば、5V)とを比較す
る。この結果、第1の比較器9の出力は同図(b)に示
されているように、時刻t1以前は高レベル、時刻t1
〜t3では低レベル、時刻t3以降は高レベルの信号と
なる。また、第2の比較器10の出力は同図(c)に示
されているように、時刻t2以前は低レベル、時刻t2
〜t4では高レベル、時刻t4以降は低レベルの信号と
なる。VCO17の制御信号17aの波形は、前記第1
および第2の比較器9および10の論理和出力となるか
ら、同図(d)に示されているように、時刻t1〜t2
間のみが低レベルで、それ以外は高レベルとなる。換言
すれば、電圧波形V1のパルス幅(t1〜t3)が基準
の時間幅(t1〜t4)より小さい時には、前記制御信
号17aの波形は同図(d)のようになると言うことが
できる。この基準の時間幅(t1〜t4)は、前記第2
の電圧源12の電圧E3を変えることにより、調節する
ことができる。
【0024】VCO17の入力電圧と発振周波数との関
係はほぼ直線的であり、入力電圧が0V〜10Vの変化
で、発振周波数は50Hz〜700Hzまで比例的に変
化するようにすることができる。前記したように、VC
O17は、制御信号17aすなわち波形図5(d)が低
レベルの時作動し、高レベルの時に非作動となるので、
電圧波形V2のうち図5(a)の時刻t1〜t2間の電
圧波形に相当する発振周波数の信号を出力する。この結
果、スピーカ19からは、低い音から高い音に推移する
音(以下、第1の音と呼ぶ)が発生される。また、パソ
コン表示部20には、低レベルから高レベルへ推移する
グラフが表示される。
【0025】次に、前記プローブ1から電圧波形V3が
出力されると、該電圧波形V3と基準電圧E2、および
ろ波回路7の出力信号の電圧波形V2と基準電圧E3と
の大小関係は、図6(a)に示されているようになり、
前記第1の比較器9および第2の比較器10は、それぞ
れ、同図(b)および(c)のようになる。この結果、
VCO17の制御信号17aの波形は、同図(d)のよ
うにt1〜t2間及びt3′〜t4′の2個所に現れる
ことになり、VCO17は時刻t1〜t2およびt3′
〜t4′の間作動する。したがって、スピーカ19から
は、t1〜t2の間低い音から一旦高い音になる第1の
音が出力し、その後t2〜t3′の間少し間をおいてか
らt3′〜t4′の間高い音から低い音になる音(以
下、第2の音と呼ぶ)が出力され、スピーカから2度音
が出ることになる。ここで、後者のt5〜t2の区間で
はVCOの制御電圧V2が図8(a)のように高いレベ
ルから下降するように変化するのでスピーカから出る音
も周波数が高い方から低い方へ変化することになり、前
者のt1〜t4の区間に出る音と区別できるようになっ
ている。換言すれば、電圧波形V3のパルス幅(t1〜
t4′)が基準の時間幅(t1〜t3′)より大きい時
には、前記制御信号V6の波形は同図(d)のようにな
ると言うことができる。
【0026】前記基準の時間幅(t1〜t4′)および
(t1〜t3′)は、前記第2の電圧源12の電圧E3
を変えることにより、調節することができる。この調節
は、検者が別の検者に変わった時等に行われる。この調
節および前記第1の電圧源2の電圧E1の調節により、
異なる検者が本発明の検査装置を使用しても、個人差の
ない測定を行えるようになる。
【0027】次に、図7〜図10を参照して、本発明の
食品または薬品の検査装置の他の実施例を説明する。上
述した図1〜図10に示した実施例では、電圧波形のピ
ーク値は予め定めた電圧V12(図1中にはない)に等
しくなるよう調整されていなければならない。しかし、
プローブ1bの検者の接触する強さや検者の電気抵抗な
どで電流Iが変化するため出力V1も検者ごとに異な
る。そこで電源2の電圧E1を可変とすることにより出
力V1が予め定められた電圧V12に等しくなるよう調
整できるようになっている。例えば、検者の電気抵抗が
高い場合電流Iが減少し、出力V1のピーク値が低くな
るので、電源2の電圧E1を挙げることにより電流を増
加させ所定の大きさV12に近づけるように調整する。
【0028】しかしながら、前記の調整は検者ごとに行
う必要があり、さらに同一の検者でも回路を動作させる
ごとに調整を必要とするため不便である。そこで、図7
に示すように波形増幅器5の出力電圧の利得を可変させ
る利得制御装置30を介して波形増幅器5を前記半波整
流回路6及び前記波形判定回路8に接続し、波形増幅器
5の出力電圧のピーク値があらかじめ定めた基準電圧と
等しくなるようにすれば、波形増幅器5の電圧V1の変
動を補償し、検者によらず常に一定の出力ピーク値が得
られるようにすることができる。
【0029】図8に示すように利得制御装置30は波形
増幅器5の出力電圧の利得を可変させる可変利得増幅器
31と、利得制御回路32および予め定めた基準電圧E
5を持つ基準電源33からなり、可変利得増幅器31の
利得Gは例えば図9のように出力電圧V13で(制御さ
れ)変化する。また、利得制御回路32は、可変利得増
幅器31の出力電圧V12のピーク値と予め定めた基準
電源33の電圧E5とを比較して両者に差があるかどう
かを判定し、もし差があればその差が0に近くなるよう
に可変利得増幅器31の利得を制御電圧V13で調整す
る回路である。利得制御回路32の動作を図10,図1
1で説明する。
【0030】図10は利得制御回路32をさらに詳細に
表したもので、ピーク値検出回路34、差動増幅器3
5、差電圧加算回路36からなる。ピーク値検出回路3
4の出力電圧V14は利得可変増幅器31の出願V12
のピーク値を検出するもので、例えば図11(a)のよ
うな入力V1に対して、V12は図11(b)のように
変化し、P6から予め定めた基準電圧E5と等しくなり
一定になる。すなわち、図11(c)に示すように最初
の入力P1はE5よりもV15(l)だけ高いので差動
増幅器35の出力V15(l)は正となり、制御電圧V
13もV15(l)となる。V15(l)は正であるか
ら図2より利得可変増幅器31の利得Gは1以下となる
のでV1の次のP2に対する31の出力V12のP21
は図11(b)のようにP1よりやや小さくなり、差動
増幅器の出力V15はV15(2)となる。このとき差
動電圧加算回路36の出力電圧V13は図11(e)の
ようにV15(1)+V15(2)となりV15(1)
よりも大きくなるため利得Gはより小さくなり、次のP
3の入力に対する31の出力V12のP13はE5近く
まで下がる。しかしまだE5より大きいので差電圧V1
5(3)は正であり、V13はV15(1)+V15
(2)+V15(3)となりまだ大きくなるのでGはま
すます1より小さくなる。そのため次のP4の入力に対
する可変利得増幅器B1の出力V12のP41はますま
す小さくなり、E5以下になる。よって、V15(4)
は負となるので、それを加算したV13は少し小さくな
り、利得Gは1より小さいがやや大きくなる。そのため
次の入力P5に対する31の出力V12のP51は図1
1(b)のようにやや増加し、E5に近づく。そして次
のV15(5)は負であるからV13はやや小さくな
り、Gはやや大きくなる。このようにして、ついにP6
の入力のときその出力V12のP61はE5と等しくな
り、差電圧V15(6)は0となるので、V13は変わ
らず、次の入力P7以降に対する利得可変増幅器の出力
V12は一定値になる。このようにして、入力V1がE
5より大きい場合、利得制御装置30の働きにより利得
可変増幅器31の出力V12のピーク値を予め定めた基
準電圧E5に等しくすることができる。反対に入力V1
が基準電圧E5よりも低い場合についても同様の働きに
よりE5と等しくなる。
【0031】図12は利得制御装置30の他の実施例で
ある。図12において、この利得制御装置30は、波形
増幅器5の出力をアナログ/デジタル変換するアナログ
/デジタルコンバータ37と、このアナログ/デジタル
コンバータの出力信号を入力してその利得を制御して出
力する演算回路39と、この演算回路の出力をデジタル
/アナログ変換するデジタル/アナログコンバータ38
とからなる。
【0032】図13は、演算回路39における信号処理
の流れを示すフローチャートである。図13において、
まず、アナログ/デジタルコンバータ37での出力信号
を取り込むとを検出する。次に、基準値に対するパルス
波形のピーク値の比率を求める。次に、前記出力信号に
この比率を掛け合わせてデジタル/アナログコンバータ
38でデジタル/アナログ変換して出力する。
【0033】図14は、本発明の食品または薬品の検査
装置の他の実施例の回路図である。図14において、プ
ローブ41は、人体等の導電体の2点間の直流抵抗の変
化を検出するための電極P1 、P2 を有している。直流
電源E1 は、プローブ41の電極P1 、P2 間に電流を
流すためのものである。抵抗R1 、R2 は、プローブ1
に流れた電流を電圧波形Vi に変換する抵抗回路を構成
する。増幅器43は、電圧波形Vi を増幅し電圧信号V
1 を出力する。利得制御装置30は増幅器42の出力電
圧のピーク値が基準電圧となるように利得を制御する。
電圧比較器44は、電圧信号V1 を比較電圧E2 と比較
し、方形波形電圧V2 を発生する。パーソナルコンピュ
ータ46は電圧波形Vi を入力とし、その波形等の各種
データを表示する。
【0034】方形発生回路48は、電圧V2 の立ち上が
りでトリガされ、方形波電圧V3 を発生する。方形波発
生回路50は、やはり電圧V2 の立ち上がりでトリガさ
れ、方形波電圧Vi を発生する。時間幅比較回路52
は、電圧V4 の方形波長を基準とした電圧比較器44の
出力V2 の方形波長の長短を比較判別する。具体的に
は、それらの電圧V2 、V4 の時間的な差を演算する。
方形波発生回路50は、時間幅比較回路52の出力電圧
V5 の立ち上がりでトリガされ、方形波電圧V6 を発生
する。
【0035】VCO制御回路56は、電圧V3 及び電圧
V6 を入力とし、電圧制御発振器(VCO)58の発振
のオン/オフを制御する信号電圧V7 * (* は信号の極
性の反転を表す。)及びVCO58の発振周波数を制御
する信号電圧V8 を夫々発生する。VCO58は、IN
H(inhibit) 端子に入力される信号電圧V7 ・及び端子
FCに入力される信号電圧V8 に基づいて信号V9 を出
力する。増幅器60は信号V9 を増幅してスピーカ62
から音として出力するためのものである。
【0036】VCO58の発振周波数は電圧V8 に比例
して変化し、VCO58の出力V9は電圧V7 * により
オン/オフする。ここで、電圧V7 * が0V(“L”レ
ベル)以下のときVCO58の出力信号V9 がオンにな
り、スピーカ62から増幅器60で増幅された信号が音
として出力される。一方、電圧V7 * が5V以上
(“H”レベル)のときVCO58の出力信号V9 がオ
フになり、スピーカ62から音は出力されない。
【0037】次に図14の装置の動作を図15及び図1
6を参照して説明する。被験者はプローブ41の電極P
1 を一方の手で把持し、電極P2 を他方の掌に0.45
秒程度の短時間押しつけた後に素早く離す動作をリズミ
カルに即ち規則正しく周期的に行う。すると、電極P2
が掌に接触している間だけ、直流電源E1 から人体を通
して電流が流れる。このとき流れる電流の大きさは、掌
に対する電極P2 の接触圧力にほぼ比例する。
【0038】このときの電流変化は抵抗R1 、R2 によ
り電圧波形Vi に変換され、増幅器42で増幅されて電
圧信号V1 として出力される。この電圧信号V1 の1周
期分の時間変化の様子を図15(a)にV1aとして示
す。一方、電極P2 を掌に押しつけるリズミカルな動作
をある回数行うと、図15(a)にV1bとして示すよう
に、電圧V1aよりも時間幅の長い波形が出力される。
【0039】図14の電圧比較器44以降の回路は、上
記の2種類の電圧波形V1a、V1bが電圧比較器44に入
力されると、電圧V1aが比較電圧E2 よりも高くなる時
間T1a(時刻t1 〜t2 )で“H”レベルとなる方形波
V2aが得られる。一方電圧V1bが電圧比較器44に入力
されると、電圧V1bが比較電圧E2 よりも高くなる時間
幅T1b(時刻t1 〜t3 )で“H”レベルとなる方形波
V2bが得られる。
【0040】図14の方形波発生回路48は、これらの
方形波V2a、V2bの立ち上がり部分でトリガされ、図1
5(c)に示すように役0.2秒の時間幅T2 (時刻t
1 〜t4 )で“H”レベルとなる方形波V3 を発生す
る。なお、この方形波V3 を図14に示すカウンタ66
でカウントすることにより、プローブ1の電極P2 を掌
に押しつけた回数を自動的に計数することができる。
【0041】同様に、図14の方形波発生回路50は、
やはり方形波V2a、V2bの立ち上がり部分でトリガさ
れ、図15(d)に示すように約0.7秒の時間幅T3
(時刻t1 〜t5 )で“H”レベルとなる方形波V4 を
発生する。この方形波V4 は、方形波V2aとV2bとを判
別するための基準方形波になる。時間幅T3 は個人差を
考慮して可変とされている。
【0042】図14の時間幅比較回路52は、電圧波形
V1a、V1bを判別するための回路であり、例えば図17
に示すように、V4 を2入力とするNAND回路71
と、電圧V2 及びNAND回路71の出力を2入力とし
電圧V5 を出力とするAND回路52とで構成される。
この時間幅比較回路52にV2 =V2aが入力された場合
には、図15(b)に示すように基準方形波電圧V4 の
時間幅T3 よりも時間幅T1aが短いために、電圧V5 は
低レベルのままである。一方、この時間幅比較回路52
にV2 =V2bが入力された場合には、基準方形波電圧V
4 の時間幅T3 よりも時間幅T1bが長いために、図16
(a)に示すように電圧V5 は電圧V2bと電圧V4 とが
重ならない部分の時間幅T4 (時刻t5 〜t3 )で高レ
ベルとなる。即ち、電圧信号V2 と電圧信号V4 との時
間的な差の出力が得られる。
【0043】次に、判定結果をスピーカからの出力音で
報知するために、図14の方形波発生回路54は、時間
幅比較回路52の出力電圧V5 の立ち上がりでトリガさ
れ、図16(b)に示すような約0.6秒の時間幅T6
を発生する。この電圧V6 は、方形波発生回路48の出
力電圧V3 とともにVCO制御回路56に入力され、V
CO制御回路56において信号電圧V7 * 、V8 を発生
するために用いられる。このように、所定の時間幅T5
の方形波電圧V6 をVCO制御回路56に供給すること
により、増幅器2の出力波形が変化した場合に常に同じ
音を確実に発生させることができる。
【0044】VCO制御回路56の構成例を、図18に
示す。図14の方形波発生回路48の出力電圧V3 及び
方形波発生回路54の出力電圧V6 は、論理和(OR)
回路61で合成される。このRO回路81の出力電圧V
7 は、図16(c)に示すように電圧V3 と電圧V6 と
の時間的な和になる。この電圧V7 をNAND回路82
に入力してその極性を反転し、時間幅T2 (時刻t1 〜
t4 )及び時間幅T5(時刻t5 〜t6 )で夫々高レベ
ルとなる出力電圧V7 * を得る。従って、この電圧V7
* を図1のVCO58のINH端子に入力することによ
り、VCO58を時刻t1 〜t4 及び時刻t5 〜t6 の
間だけオンにすることができ、スピーカ62からVCO
の発振音が出力される。
【0045】一方、図18において、方形波発生回路4
8の出力電圧V3 は、抵抗R3 とコンデンサC1 とで構
成された積分回路で積分されることによって、図16
(d)にV8aとして示す波形の電圧(t1 〜t4 〜t7
)に変換され、また、方形波発生回路54の出力電圧
V6 は、コンデンサC2 と抵抗R4 とで構成された微分
回路で微分されることによって、図16(d)にV8bと
して示す波形の電圧(t5〜t8 )に変換される。これ
らの電圧V8a、V8bは、波形合成回路83において合成
されて、図16(d)に示すような電圧V8 として出力
される。
【0046】図19に、図18の波形合成回路83の一
例を示す。図19の波形合成回路は、図示の如く、3つ
のオペアンプOP1 〜OP3 及び9つの抵抗R5 〜R13
からなる。
【0047】図14のVCO58の出力V9 の発振周波
数は、V8 に比例して変化する。時刻t1 〜t4 の区間
で周波数の低い方から高い方へ変化する信号電圧V8aの
他に、時刻t5 〜t8 の区間で周波数の高い方から低い
方へ変化する信号電圧V8bがスピーカ62から出力され
る。これによって、増幅器2 の出力波形が変化したこと
を容易に知ることができる。
【0048】尚、パーソナルコンピュータ6の表示器に
は、出力V1 の波形、判定項目名又はそれを4桁程度に
コード化したもの、電極P2 を押し付けた回数を係数化
したカウント数、及び、このカウント数を上記判定項目
名等を横軸に棒グラフ化した表等を表示させる。
【0049】次に、本発明の更に他の実施例について説
明する。本実施例では、図20に示すように、図14の
時間幅比較回路52の出力V5 の極性をNAND回路9
1で反転した信号V5 * によって図1の方形波発生回路
54をトリガする。この場合には、図16(a)〜
(d)に夫々対応する図21(a)〜(d)に示すよう
に、電圧V5 の立ち下がり部分で方形波発生回路54が
トリガされるため、方形波発生回路54の出力電圧V5
は、図21(b)に示すように、時間幅T5 (時刻t3
〜t9 )で高レベルとなる方形波となる。この電圧V6
は、第1実施例と同様、図1の方形波発生回路48の出
力電圧V3 とともにVCO制御回路56に入力される。
そして、VCO制御回路56において、図21(c)に
示すような電圧V7 及び図21(d)に示すような電圧
V8 が形成され、電圧V7 * 及びV8がVCO58に供
給される。
【0050】本実施例によると、時間幅比較回路52の
出力V5 の極性をNAND回路91で反転した信号V5
* によって方形波発生回路54をトリガするので、VC
O制御回路56の2つの出力電圧V8a、V8bの間の時間
間隔が図14の実施例の場合よりも広がる。よって、時
間幅の広い波形が生じたことを聴覚によってより一層容
易に判別することが可能になる。
【0051】次に、図1および図22を参照して、本実
施形態の食品または薬品の検査方法を説明する。まず、
検者は自身の近辺に被検査物24である食品または薬品
を設置する(ステップS1)。次に、検者は測定する人
体の部位または健康状態の記号又は数字を記号又は数字
入力部22から入力する。例えば、肝臓は「22D
9」、心臓は「336E」、アレルギーは「3FF
F」、高血圧は「35F8」と記号又は数字入力され
る。なお、この記号又は数字入力は検者に測定する人体
の部または健康状態を想念させるための一手段であり、
他の手段または方法を用いても良い。続いて、検者は、
人体の特定の部位あるいは人体の健康状態の種類を想念
しながら、前記内導体1bを自身の身体の一部、例えば
他方の手のひらに、点線矢印で図示されているように、
擦るように接触する(ステップS2)。図1の1b′は
擦り終わった時の内導体の状態を示している。
【0052】前記内導体1bで身体の一部を擦る動作が
行われると、該内導体1bに電流が流れ、この電流は抵
抗3と4によって電圧波形に変換される。この電圧波形
は、前記被検査物24が検者によって想念されている人
体の特定の部位に有益である場合には、図4の電圧波形
V1の形状となる。これに対して、有害である場合に
は、図4の電圧波形V3の形状となる。ステップS3で
は、プローブ1の内導体1bから出力された電圧波形が
V1であるかV3であるかが判断される。この判断は、
図1のスピーカ19から出力される音が第1の音である
か第2の音であるかにより、あるいはパソコン表示部2
0に表示されるグラフの形、あるいは他の手段により判
断することができる。
【0053】前記電圧波形がV1の場合にはステップS
4に進んで、前記カウンタの符号が+にされる。一方、
前記電圧波形がV3の場合には、ステップS5に進ん
で、該カウンタの符号が−にされる。カウンタの符号を
−にするためには、(−)設定部23が使用される。以
上のように、第1回目の測定はカウンタの+カウントま
たは−カウントの選択に使用される。ステップS6で
は、カウント値が0にリセットされる。
【0054】ステップS7に進むと、内導体1bで身体
の一部を擦る動作が行われる。そして、ステップS8に
おいて、該内導体1bから出力された電圧波形はV1で
あるかV3であるかが判断される。この判断がV1であ
る時には、ステップS9に進んで検者はスイッチ21を
オンにする。この結果、前記カウンタが1カウントアッ
プされる。以上のステップS7〜S9の動作は、ステッ
プS8の判断がV3になるまで続けられる。この間のス
テップS7での、内導体1bで身体の一部を擦る動作は
約1.3秒毎にリズミカルに繰返されるのが望ましい。
ステップS8での判断がV3になると、すなわちプロー
ブ1から電圧波形V3が出力されると、検者はプローブ
1で身体の一部を擦る動作に変化が起きたことを検知す
る。そこで、ステップS10に進んで、ステップS7の
動作は停止される。なお、プローブ1から出力される電
圧波形のV1からV3への変化は、検者の無意識のうち
に発生する。また、スイッチ21をオンにするのは、繰
返し行われる前記擦り動作によりプローブ1の内導体1
bから発生される電圧波形V1の個数を間違いなく計数
できるようにするためであり、必ずしもスイッチ21を
用いる必要はない。例えば、波形増幅器5、第1の比較
器9あるいは論理和出力17a等の出力波形の個数を自
動的にカウントする回路を設けても良い。
【0055】次に、ステップS11に進むと、カウント
値が記録される。このカウント値は前記ステップS3に
おいて、電圧波形がV1と判断された時には+のカウン
ト値となるが、V3と判断されてステップS5に進んだ
時には、−のカウント値となる。ステップS12では、
まだ、測定する人体の部位または健康状態が残っている
か否かの判断がなされる。この判断が肯定の時には、ス
テップS1に戻り、測定する人体の部位または健康状態
を記号又は数字で入力する動作が行われる。以上の動作
が繰返し行われ、前記ステップS12の判断が否定にな
ると、一連の動作は終了する。前記カウント値は、前記
被検査物24である食品または薬品が人体または人体の
健康状態に及ぼす有益さ、あるいは有害さの尺度を示し
ている。このことは、後述する図24以下の測定結果か
ら明らかになるであろう。
【0056】図23は、前記パソコン表示部20の表示
例を示している。図示されている「コード」は検者が想
念した人体の特定の部位又は健康状態を示し、「カウン
ト」は、前記カウント数を示している。また、グラフは
前記電圧波形V1に対応するものであり、検者はパソコ
ン表示部20のグラフを見ることによっても、プローブ
1から電圧波形V1が出力されたかあるいは電圧波形V
3が出力されたかの判別をすることができる。「共鳴」
は検査中であることを示している。
【0057】次に、実際の検査例を、図24以下の図に
より説明する。図24〜図29は、A,B,C,Dおよ
びEの5人の検者により、それぞれ、無農薬で栽培した
小松菜、ピーマン、トマト、レタス、大根および軟白ネ
ギを検査した結果を示すものである。検査項目として
は、免疫機能、ビタミン欠乏症、肝臓、心臓、脾臓、肺
臓、腎臓、アレルギー、高血圧、糖尿が採られている。
一方、図30〜図35は、被検査品をそれぞれ、農薬を
用いて栽培した小松菜、ピーマン、トマト、レタス、大
根および軟白ネギとし、他は前記と同様の条件で検査し
た結果を示すものである。
【0058】これらの結果を見ると、第1に、5人の検
者の検査結果は、各被検査物に対しまた人体の特定部位
または人体の健康状態に対して、計数値に若干の大小は
あるものの、同じ傾向を示していることがわかる。第2
に、無農薬の野菜では、大体+10以上のカウント値で
あるのに対して、農薬を用いた野菜では、+2位から−
2位までのカウント値であることがわかる。このことか
ら、無農薬の野菜は人体の各部位、あるいはアレルギ
ー、高血圧症等の人体の健康状態に対して有益の程度が
大きいのに対して、農薬使用の野菜は有益の程度が小さ
いかまたは有害になることがわかる。なお、検査は被検
査物が無農薬栽培のものか農薬による栽培品かを知らさ
れていない状態で行った結果である。後の検査例におい
ても同様である。
【0059】次に、図36〜図39は、それぞれ、蒸留
水、5%硫酸銅水溶液、10%硫酸銅水溶液、および2
0%硫酸銅水溶液に対する検査結果を示すものである。
蒸留水では+1〜+5程度の計数値が多く有益であるの
に対し、5%硫酸銅水溶液では−3〜−5程度の計数値
が多く、10%硫酸銅水溶液では−6〜−8程度のカウ
ント値が多く、20%硫酸銅水溶液では−12〜−17
程度の計数値が多いことがわかる。これにより、本発明
によれば、硫酸銅水溶液の濃度が高くなる程有害さの程
度が大きくなることが分かり、被検査物の有害さの程度
あるいは有益さの程度が計数値によって表現されている
ことがわかる。
【0060】次に、図40〜図42は、市販の薬品に対
する検査結果を示すものである。図40は薬A、図41
は薬B、図42は薬Cの測定結果を示している。この測
定結果は、この場合も、野菜の検査結果と同様に、計数
値に若干の大小はあるものの同じ傾向を示していること
がわかる。なお、この測定結果は、薬品のメーカによっ
て検査されている効能とよく合っており、本発明が薬品
に対しても有効であることを証明するものである。
【0061】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は一定の原因により経験則上一定の確実性をもって一定
の結果が得られるものであり、本発明によれば、検者の
近くに被検査物である食品または薬品を置き、検者が測
定する人体の部位または健康状態を想念しつつプローブ
で身体の一部を擦るか単位時間押し当てる動作を繰返し
行う動作をすることにより、前記被検査物が前記人体の
部位または人体の健康状態に有益か否かの程度を計数値
として数値的に判定することができる。このため、従来
のように、該被検査物の成分を化学的に抽出してその有
効性あるいは有害性を判定する必要がなくなるので、短
時間にかつ大した労力を消費することなく、被検査物の
検査をすることができ、実用的な効果は大である。ま
た、本発明の請求項8〜11に記載の発明では、波形増
幅器の出力電圧のピーク値があらかじめ定めた基準電圧
と等しくなるように波形増幅器の出力電圧の利得を可変
させる利得制御装置を設けたことにより、検者の電気抵
抗の相違に対応するために前記内外導体間に印加される
電圧を可変として調整しなくとも波形増幅器の出力電圧
の利得を一定のレベルに保持することができ、個人差に
よる感度調整の必要がなくなるので取り扱いが極めて簡
便になる利点を有する。
【0062】また、薬品の有効性あるいは有害性の検査
は、動物実験等で行われるのが通常である。このため、
従来は、多大の時間、労力および費用を要していた。し
かしながら、本発明によれば、前記した単純な方法およ
び装置を用いて行うことができるので、短時間、少労力
および安価な費用で薬品の有効性あるいは有害性の検査
を行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】図1のプローブの一具体例の構成を示す斜視図
である。
【図3】図1の理想ダイオードおよびろ波回路の一例を
示す回路図である。
【図4】図1のプローブの内導体から出力される電圧波
形図およびろ波回路の出力電圧波形を示す図である。
【図5】図1の波形判定回路の動作を示す波形図であ
る。
【図6】図1の波形判定回路の動作を示す波形図であ
る。
【図7】本発明の他の実施形態の構成を示すブロック図
である。
【図8】図7の利得制御装置の一例の構成を示すブロッ
ク図である。
【図9】可変利得増幅器31の利得Gに対する利得制御
回路32の出力電圧V13の関係を示す線図である。
【図10】図8の利得制御回路の一例の構成を示すブロ
ック図である。
【図11】(a)〜(b)は、図8の利得制御回路の各
部の電圧波形を示す図である。
【図12】図8の利得制御回路の他の例の構成を示す図
である。
【図13】図8の利得制御回路の演算回路における信号
処理の流れを示すフローチャートである。
【図14】本発明の食品又は薬品の検査装置の他の実施
例の構成を示す回路図である。
【図15】図14の装置における信号波形図である。
【図16】図14の装置における信号波形図である。
【図17】図14の装置における時間幅比較回路の一例
を示す回路図である。
【図18】図14の装置におけるVCOの制御回路の一
例を示す回路図である。
【図19】図14の装置における波形合成回路の一例を
示す回路図である。
【図20】本発明の食品又は薬品の検査装置のさらに他
の実施例の要部の回路図である。
【図21】図20の装置における信号波形図である。
【図22】本発明の一実施形態の検査方法を示すフロー
チャートである。
【図23】図14の表示部の表示例を示す図である。
【図24】無農薬の小松菜の測定結果を示す図である。
【図25】無農薬のピーマンの測定結果を示す図であ
る。
【図26】無農薬のトマトの測定結果を示す図である。
【図27】無農薬のレタスの測定結果を示す図である。
【図28】無農薬の大根の測定結果を示す図である。
【図29】無農薬の軟白ネギの測定結果を示す図であ
る。
【図30】農薬使用の小松菜の測定結果を示す図であ
る。
【図31】農薬使用のピーマンの測定結果を示す図であ
る。
【図32】農薬使用のトマトの測定結果を示す図であ
る。
【図33】農薬使用のレタスの測定結果を示す図であ
る。
【図34】農薬使用の大根の測定結果を示す図である。
【図35】農薬使用の軟白ネギの測定結果を示す図であ
る。
【図36】蒸留水の測定結果を示す図である。
【図37】硫酸銅5%水溶液の測定結果を示す図であ
る。
【図38】硫酸銅10%水溶液の測定結果を示す図であ
る。
【図39】硫酸銅20%水溶液の測定結果を示す図であ
る。
【図40】薬Aの測定結果を示す図である。
【図41】薬Bの測定結果を示す図である。
【図42】薬Cの測定結果を示す図である。
【符号の説明】
1 プローブ 1a 外導体 1b 内導体 1c 絶縁体 2 電源 6 理想ダイオード 7 ろ波回路 8 波形判定回路 9 第1の比較器 10 第2の比較器 17 電圧制御発振器 19 スピーカ 20 表示部 21 スイッチ 22 記号又は数字入力部 23 (−)設定部 41 プローブ 42、66 増幅器 44 電圧比較器 46 パーソナルコンピュータ 48、50、54 方形波発生回路 52 時間幅比較回路 56 VCO制御回路 58 VCO 62 スピーカ

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検者の2点間の直流抵抗変化を検出する
    ための一対の電極と、この電極間に電流を流すための電
    源と、前記電極間に流れた電流を電圧波形に変換するた
    めの抵抗回路と、この抵抗回路により変換された電圧波
    形の時間幅が基準の時間幅より大きくなったことを検出
    する手段と、前記基準の時間幅を超える信号が出力され
    るまでの間に前記一対の電極を検者に接触させた回数を
    計数する手段とを具えることを特徴とする食品又は薬品
    の検査装置。
  2. 【請求項2】 検者の2点間の直流抵抗変化を検出する
    ための一対の電極と、この電極間に電流を流すための電
    源と、前記電極間に流れた電流を電圧波形に変換するた
    めの抵抗回路と、この抵抗回路により変換された電圧波
    形を増幅する波形増幅器と、この波形増幅器の出力波形
    を半波整流するための半波整流回路と、この半波整流回
    路の出力電圧に従って発振周波数が変化する電圧制御発
    振器と、前記波形増幅器の出力波形を所定の基準電圧値
    と比較し、その波形の立ち上がり及び立ち下がり位置を
    検知するとともに、前記半波整流回路の出力波形を所定
    の基準電圧値と比較し、その波形の立ち上がり及び立ち
    下がり位置を検知し、これらの検知に基づいた出力信号
    の合成波形により前記電圧制御発振器の出力をオンオフ
    制御するための波形判定回路とを具えることを特徴とす
    る食品又は薬品の検査装置。
  3. 【請求項3】 前記電圧制御発振器の出力を音声及び/
    又はグラフとして取り出すことを特徴とする請求項1に
    記載の食品又は薬品の検査装置。
  4. 【請求項4】 検者の一方の手に握られる筒状の外導体
    と、該外導体の内方に絶縁状態で配設し、かつその先端
    を前記外導体から突出させた内導体とからなるプローブ
    の前記外導体及び内導体が前記一対の電極であることを
    特徴とする請求項2又は3に記載の食品または薬品の検
    査装置。
  5. 【請求項5】 前記内外導体間に印加される電圧は可変
    であることを特徴とする請求項2〜4に記載の食品また
    は薬品の検査装置。
  6. 【請求項6】 前記波形増幅器の出力電圧のピーク値が
    あらかじめ定めた基準電圧と等しくなるように前記波形
    増幅器の出力電圧の利得を可変させる利得制御装置を介
    して前記波形増幅器を前記半波整流回路及び前記波形判
    定回路に接続したことを特徴とする請求項2〜4に記載
    の食品または薬品の検査装置。
  7. 【請求項7】 前記利得制御装置が、前記波形増幅器の
    出力電圧の利得を可変させる利得可変増幅器と、予め定
    めた基準電圧を有する基準電源と、前記利得可変増幅器
    の出力を前記基準電源の基準電圧と比較し前記波形増幅
    器の出力電圧のピーク値があらかじめ定めた基準電圧と
    等しくなるように前記利得可変増幅器の利得を可変させ
    る利得制御回路とを具えることを特徴とする請求項6に
    記載の食品または薬品の検査装置。
  8. 【請求項8】 前記利得制御装置が、前記波形増幅器の
    出力をアナログ/デジタル変換するアナログ/デジタル
    コンバータと、このアナログ/デジタルコンバータの出
    力信号を入力しパルス波形のピーク値を検出して基準値
    に対する比率を演算して前記出力信号にこの比率を掛け
    合わせて出力する演算回路と、この演算回路の出力をデ
    ジタル/アナログ変換するデジタル/アナログコンバー
    タとからなることを特徴とする請求項6に記載の食品ま
    たは薬品の検査装置。
  9. 【請求項9】 前記第2基準電圧が可変であることを特
    徴とする請求項2〜8に記載の食品または薬品の検査装
    置。
  10. 【請求項10】 前記基準の時間幅は可変であることを
    特徴とする請求項2〜8に記載の食品または薬品の検査
    装置。
  11. 【請求項11】 人体の部位又は人体の健康状態を特定
    するための記号又は数字の入力装置をさらに具備したこ
    とを特徴とする請求項1〜10に記載の食品または薬品
    の検査装置。
  12. 【請求項12】 被検査品である食品または薬品を検者
    の手近に置き、検者が人体の特定部位を想念しつつ所定
    の電圧を印加した一対の電極の一方を検者の一方の手に
    接触させるとともに前記電極の他方を検者の特定部位に
    繰り返し接触させる電極接触工程と、 該接触時に前記電極間に流れる電流に応じた検出電気信
    号を出力し、そのパルス幅が基準の時間幅より大きくな
    ったかどうかを検出する時間幅検出工程と、 該検出電気信号のパルス幅が前記基準の時間幅より大き
    くない時の前記繰り返し接触の操作回数を計数する計数
    工程とからなり、 前記計数された操作回数に基づいて、前記被検査品が人
    体の部位又は人体の健康状態に及ぼす影響を判定するよ
    うにしたことを特徴とする食品または薬品の検査方法。
  13. 【請求項13】 前記電極接触工程における第1回目の
    電極接触操作時に発生した検出電気信号のパルス幅が基
    準の時間幅より大きい時には、前記繰り返し接触動作を
    マイナス側に計数する工程をさらに具備したことを特徴
    とする請求項12に記載の食品または薬品の検査方法。
  14. 【請求項14】 前記検出電気信号のパルス幅が基準の
    時間幅より大きくなったかどうかを音またはグラフで表
    現するようにしたことを特徴とする請求項12又は13
    に記載の食品または薬品の検査方法。
  15. 【請求項15】 前記音は入力電圧を発振周波数に変換
    しこれを音声出力する手段から発生され、前記音による
    表現が低く音から高い音へ変わる時に、前記繰り返し接
    触の操作回数を計数し、逆に高い音から低い音へ変わっ
    た時に該計数を停止するようにしたことを特徴とする請
    求項14に記載の食品または薬品の検査方法。
  16. 【請求項16】 前記電極が繰り返し接触させられる検
    者の特定部位は、他方の手のひらであることを特徴とす
    る請求項12に記載の食品または薬品の検査方法。
  17. 【請求項17】 検者は人体の部位又は人体の健康状態
    の想念を、予め該部位又は人体の健康状態に割当てた表
    示により行うことを特徴とする請求項12に記載の食品
    または薬品の検査方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010000098A1 (zh) * 2008-07-04 2010-01-07 Fang Yanlin 一种食物与健康分析系统及分析方法
JP2020520463A (ja) * 2017-05-03 2020-07-09 パシフィック ジェリー 製品をテストする方法

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