JPH09167097A - リモート・プロシジャ・コールシステム - Google Patents

リモート・プロシジャ・コールシステム

Info

Publication number
JPH09167097A
JPH09167097A JP7327106A JP32710695A JPH09167097A JP H09167097 A JPH09167097 A JP H09167097A JP 7327106 A JP7327106 A JP 7327106A JP 32710695 A JP32710695 A JP 32710695A JP H09167097 A JPH09167097 A JP H09167097A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
server
information
directory
client
position information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7327106A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Odagiri
耕司 小田切
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP7327106A priority Critical patent/JPH09167097A/ja
Publication of JPH09167097A publication Critical patent/JPH09167097A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Computer And Data Communications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 サーバ情報の変更等のサーバ管理をサーバ
を再起動することなく動的に行なうことができ、かつサ
ーバの動的生成時間を短縮することができる。 【解決手段】 サーバの位置や関数の情報をディレクト
リ空間2に有し、それを管理するディレクトリ・サーバ
1に対してクライアント5がサーバ情報を要求し、その
情報によりサーバ3aをリモート・プロシジャ・コール
するシステムにおいて、そのディレクトリ空間2に動的
に登録されたリモート・プロシジャに対し、クライアン
ト5がサーバ位置を検索した時に、ディレクトリ・サー
ビス・プログラム4がクライアント5にサーバ位置情報
を返すのと同時に、各サーバ3a、3bに存在し、サー
バ・プロセスを管理するノード・ノードマネージャ6に
動的生成要求を送り、クライアント5からの要求を動的
にサーバ関数fを生成して処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リモート・プロシ
ジャ・コール(=RPC:Remote Proced
ure Call=遠隔手続き呼び出し)システムに係
り、詳しくは、サーバの位置や関数を含むサーバ情報を
ディレクトリ空間に有し、ディレクトリ空間を管理する
ディレクトリ・サーバに対してクライアントがサーバ情
報を要求し、その要求したサーバ情報によりクライアン
トがサーバにある手続きをリモート・プロシジャ・コー
ルするシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来のリモート・プロシジャ・コ
ールシステムの構成を示すブロック図である。この図6
を用いて、従来のリモート・プロシジャ・コールシステ
ムを説明する。サーバ101にある手続きをクライアン
ト102からリモート・プロシジャ・コールする際、ま
ず、サーバ101は、クライアント102とサーバ10
1間のインタフェースをインタフェース定義言語で記述
し、この記述したインタフェース定義言語をスタブ生成
プログラムに入力させることにより(a1)、クライア
ント用/サーバ用のスタブを各々生成し、この生成した
スタブをコンパイルして、各々のプログラムにリンクす
ることにより、サーバ・プログラムを作成する(a
2)。
【0003】次に、サーバ101は、クライアント10
2からサーバ101へリモート・プロシジャ・コールを
する前に、予めサービスを実行させたいマシン上で起動
する。この後、サーバ101のサーバ・プログラムは、
ディレクトリ空間103にディレクトリ・サーバ104
を通して(a3)、サーバ101の位置や関数のサーバ
情報を登録する(a4)。
【0004】次に、クライアント102は、ディレクト
リ・サーバ104にサーバ・プロセスを何処のサーバで
行なうべきかを知るためのサーバ位置を問い合わせる
(a5)。ディレクトリ・サーバ104は、クライアン
ト102からサーバ位置の問い合わせがあると、ディレ
クトリ空間102に登録されているサーバの位置情報を
読み出して(a6)、クライアント102へ送信する
(a7)。クライアント102は、ディレクトリ・サー
バ104から送信されるサーバの位置情報を基にサーバ
101に対してリモート・プロシジャ・コールを実行す
る(a8,a9)。
【0005】さて、OSF/DCE(分散計算機環境)
は、一般にインタフェース記述言語としてIDL(In
terface Definision Langua
ge)を有し、スタブ生成プログラムとしてIDLコン
パイラを有し、ディレクトリ・サーバとしてCDS(C
ell Directry Service)を有して
いる。このOSF/DCEについては、例えばDist
ributed Computing Environ
ment Overview,Open Softwa
re Foundationに記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のリモー
ト・プロシジャ・コールシステムでは、クライアント1
02からサーバ101へリモート・プロシジャ・コール
する際、クライアント102がディレクトリ・サーバ1
04へサーバ位置を要求する前にサーバ101が予めデ
ィレクトリ・サーバ104にサーバの位置、関数のサー
バ情報を登録しておかなければならず、クライアント1
02からの要求頻度に関係なく、予め必要なサーバ10
1全てが、実行可能な計算機の上で全てメモリ上にロー
ドされ、クライアント102の要求を待っていなければ
ならない。このため、多数のサービスを登録しようとす
ると、サーバ101に非常に多量のメモリ量が必要とな
り、システムコストが増加するという問題があった。
【0007】これを解決するために、クライアントの要
求がサーバに届いてから動的にサーバを生成する方式が
考えられる。しかしながら、この方法では、前述した始
めから静的にサーバを生成して待っている方式に比べ
て、ディスクからプログラムを読み取る作業が追加され
るため、その分サーバの動的生成時間が遅くなってしま
い、性能が悪化してしまうという問題があった。
【0008】そこで、本発明は、サーバに必要なメモリ
量を同時に実行される関数量に依存するようにし、多数
の関数を登録する必要のある大規模システムを従来より
少ないメモリ量で実現してシステムコストを低減するこ
とができるとともに、サーバの動的生成時間を短縮して
性能を向上させることができるリモート・プロシジャ・
コールシステムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るリモート・
プロシジャ・コールシステムは、サーバ位置及びサーバ
位置に対応するサーバ・プロセスを含むサーバ情報をデ
ィレクトリ空間に有し、該ディレクトリ空間を管理する
ディレクトリ・サーバに対してクライアントがサーバ情
報を要求し、その要求したサーバ情報に基づいてサーバ
をリモート・プロシジャ・コールするリモート・プロシ
ジャ・コールシステムにおいて、前記クライアントは、
サーバ・プロセス情報を前記ディレクトリ・サーバへ送
信するサーバ・プロセス情報送信手段と、サーバ・プロ
セスを何処のサーバで行なうべきかを知るためのサーバ
位置要求情報を前記ディレクトリ・サーバへ送信するサ
ーバ位置要求情報送信手段と、前記ディレクトリ・サー
バから送信されるサーバ位置情報を受信するサーバ位置
情報受信手段とを有し、前記ディレクトリ・サーバは、
サーバ・プロセスに対応するサーバ位置情報を記憶する
サーバ位置情報記憶手段と、前記クライアントから送信
されるサーバ・プロセス情報に基づいてそのサーバ・プ
ロセスに該当するサーバ位置情報を前記サーバ位置情報
記憶手段から読み出して前記クライアントヘ送信するサ
ーバ位置情報送信手段と、前記サーバ位置情報記憶手段
から読み出したサーバ位置情報に基づいてそのサーバ位
置のサーバのノード・マネージャへサーバを動的に生成
するようにサーバ動的生成要求情報を送信するサーバ動
的生成要求情報送信手段とを有し、前記サーバは、前記
ディレクトリ・サーバから送信されるサーバ動的生成要
求情報に基づいてサーバを起動させるノード・マネージ
ャを有することを特徴とするものである。
【0010】上記リモート・プロシジャ・コールシステ
ムにおいて、前記ディレクトリ・サーバは、前記サーバ
位置情報記憶手段に記憶されているサーバ位置情報を追
加/変更するサーバ位置情報追加/変更手段を有するこ
とを特徴とするものである。
【0011】上記リモート・プロシジャ・コールシステ
ムにおいて、記クライアントは、前記サーバ位置情報受
信手段で受信したサーバ位置情報に基づいてそのサーバ
位置のサーバのノード・マネージャへリモート・プロシ
ジャ・コール要求情報を送信するリモート・プロシジャ
・コール要求情報送信手段を有し、前記ディレクトリ・
サーバは、サーバ・プロセスに対応するサーバ・プロセ
ス識別情報を記憶するサーバ・プロセス識別情報記憶手
段と、前記クライアントから送信されるサーバ・プロセ
ス情報に基づいてそのサーバ・プロセスに該当するサー
バ・プロセス識別情報を読み出して前記サーバ位置のサ
ーバのノード・マネージャへ送信するサーバ・プロセス
識別情報送信手段とを有し、前記ノード・マネージャ
は、前記クライアントから送信されるリモート・プロシ
ジャ・コール要求情報と前記ディレクトリ・サーバから
送信されるサーバ・プロセス識別情報に基づいてサーバ
・プロセスを実行し、前記サーバは、サーバ・プロセス
を実行した結果を前記クライアントへ送信する実行結果
送信手段を有することを特徴とするものである。
【0012】上記リモート・プロシジャ・コールシステ
ムにおいて、前記ディレクトリ・サーバは、前記サーバ
動的生成要求情報送信手段がサーバ動的生成要求情報を
送信した送信先のサーバ位置情報を記憶するサーバ位置
情報記憶手段と、請求項1の前記サーバ位置情報記憶手
段から読み出した前記クライアントから送信されるサー
バ・プロセス情報に該当するサーバ位置情報が前記サー
バ位置情報記憶手段に記憶されているサーバ位置情報と
同じであるかを判断するサーバ位置情報判断手段と、前
記クライアントから送信されるサーバ・プロセス情報に
該当するサーバ位置情報が前記サーバ位置情報記憶手段
に記憶されているサーバ位置情報と同じであると判断し
た場合、前記ノード・マネージャへサーバ動的生成要求
情報を送信しないサーバ動的生成要求情報送信制御手段
とを有することを特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。 実施の形態1.図1は本発明に係る実施の形態1のリモ
ート・プロシジャ・コールシステムの構成を示す図であ
る。ディレクトリ・サーバ1には、ディレクトリ空間2
が存在し、ディレクトリ空間2には、サーバ3a、3b
が公開しているインタフェース名やそれをサービスする
サーバ位置やサーバ・プロセス番号等のサーバ情報eが
記憶されている。サーバ位置とサーバ・プロセス番号
は、各々対応させてディレクトリ空間2に記憶されてい
る。図1では、サーバ3a、3bが2台ディレクトリ・
サーバ1に接続されている構成を示しているが、本発明
はこれのみに限定されるものではなく、サーバ3a、3
bが少なくとも2台以上ディレクトリ・サーバ1に接続
されている構成であればよい。ディレクトリ空間2を管
理するのは、ディレクトリ・サービス・プログラム4で
あり、クライアント5もサーバ3a、3bもディレクト
リ空間2には、ディレクトリ・サービス・プログラム4
を介してアクセスする。
【0014】クライアント5にサービスを提供する各サ
ーバ3a、3bは、ノード・マネージャ6を有し、この
ノード・マネージャ6は、サーバ3a、3b内にあるサ
ーバ・プロセスを管理している。
【0015】インタフェース定義7には、クライアント
5から呼び出すサーバ関数がインタフェース定義言語を
用いて記述されている。インタフェース定義7は、1つ
ないし複数の関数をまとめてインタフェース定義として
いる。インタフェース定義7には、次の〜の情報が
記述されている。 クライアント5から呼び出すサーバ関数の型及び引き
数の型の情報;例えば、関数の引き数が文字列であると
か4バイト整数であるとか、関数の戻り値が4バイト整
数であるとか、戻り値がない等を記述する。 上記引き数がクライアント5からサーバ3a、3bに
渡されるのか、あるいはサーバ3a、3bからクライア
ント5に返されるか、あるいはクライアント5とサーバ
3a、3bの両方に渡されるかの情報を記述する。 サーバ関数が何処のサーバ3a、3bで実行されるか
の情報;サーバ名あるいはサーバ・アドレスで記述す
る。 サーバ関数ロードモジュールのある場所の情報;例え
ば、Unixのファイル・システムでは、絶対パス/h
ome/usr/bin/app132等のように指定
する。
【0016】インタフェース管理プログラム8は、イン
タフェース定義7を入力・解析し、(a1)、サーバ関
数fの代わりにディレクトリ・サーバ1のディレクトリ
・サービス・プログラム4に、その情報を登録依頼する
(a2)。この時、インタフェース管理プログラム8
は、従来のようにサーバ3a、3bが直接インタフェー
スを登録したのか、あるいはインタフェース管理プログ
ラム8がインターフェースを登録したのかを区別できる
ように識別情報を付加する。ディレクトリ・サービス・
プログラム4は、インタフェース管理プログラム8から
送信される情報をディレクトリ空間2に登録する(a
3)。ディレクトリ空間2に登録されるサーバ・プロセ
スに対応するサーバ位置の追加、修正は、インタフェー
ス定義7に書き込むサーバ位置の情報を適宜追加、修正
することにより行なう。
【0017】クライアント5は、サーバをリモート・プ
ロシジャ・コールするに先だって、サーバ・プロセス情
報とサーバ・プロセスを何処のサーバで行なうべきかを
知るためのサーバ位置要求情報とをディレクトリ・サー
バ1のディレクトリ・サービス・プログラム4へ送信す
ることにより、サーバ・プロセスを何処のサーバで行な
うべきかをディレクトリ・サーバ1のディレクトリ・サ
ービス・プログラム4へ問い合わせる(a4)。
【0018】ディレクトリ・サーバ1のディレクトリ・
サービス・プログラム4は、クライアント5から送信さ
れるサーバ・プロセス情報を基にそのサーバ・プロセス
に該当するサーバ位置情報とサーバ・プロセス番号をデ
ィレクトリ空間2から読み出し、そのサーバ位置のサー
バ3aが動的生成対象サーバであるかを判断する。ディ
レクトリ・サービス・プログラム4は、サーバ3aが動
的生成対象サーバであると判断すると(a5)、クライ
アント5からの検索要求を受けた時点で、サーバ3aに
有するノード・マネージャ6へ直ちにサーバを動的生成
するようにサーバ動的生成要求情報を送信するととも
に、ノード・マネージャ6へサーバ・プロセス番号の情
報を送信した後(a6)、クライアント5へサーバ位置
情報を送信する(a7)。
【0019】サーバ3aのノード・マネージャ6は、ク
ライアント5がディレクトリ・サービス・プログラム4
からサーバ位置情報の結果を貰って(a7)、リモート
・プロシジャ・コールの準備をしているのと平行して、
ディレクトリ・サーバ1から送信されるサーバ動的生成
要求情報を基にサーバ3aを起動させる(a8)。クラ
イアント5は、ディレクトリ・サーバ1から送信される
サーバ位置情報を基にそのサーバ位置のサーバ3aのノ
ードマネージャ6に対し、リモート・プロシジャ・コー
ル要求情報を送信する(a9)。サーバ3aのノード・
マネージャ6は、クライアント5から送信されるリモー
ト・プロシジャ・コール要求情報とディレクトリ・サー
バ1から送信されるサーバ・プロセス番号を基にサーバ
関数fに処理させてサーバ・プロセスを実行する。サー
バ3aは、サーバ・プロセスを実行した結果をクライア
ント5へ送信する(a10)。
【0020】次に、図2は図1に示すリモート・プロシ
ジャ・コールシステムの処理フローを示すフローチャー
トである。クライアント5がサーバ3aへリモート・プ
ロシジャ・コールをするには、クライアント5とサーバ
3a、3b各々のプログラムの作成とディレクトリ空間
2へのインタフェースの登録が必要である。クライアン
ト5とサーバ3a、3bのプログラムは、インタフェー
ス定義7を作成し(ステップS1)、作成したインタフ
ェース定義7をインタフェース定義コンパイラに入力
し、各々にクライアント用とサーバ用のスタブを生成
し、コンパイル・リンクすることにより作成する(ステ
ップS2)。
【0021】インタフェース管理プログラム8は、イン
タフェース定義7を入力してこの情報をノード上でサー
バ3a、3bを起動させることなく、ディレクトリ・サ
ービス・プログラム4へ登録依頼する。ディレクトリ・
サービス・プログラム4は、インタフェース管理プログ
ラム8から転送される情報をディレクトリ空間2に登録
する。インタフェース管理プログラム8は、インタフェ
ース定義7を読み、サーバ・プロセスに対応するサーバ
位置、サーバ・プロセス番号をディレクトリ・サービス
・プログラム4を通して登録するが、サーバ・プロセス
としてはノードマネージャをディレクトリ・サービス・
プログラム4を通して登録する(ステップS3)。サー
バ位置とサーバ・プロセス、サーバ・プロセス番号とサ
ーバ・プロセスは、各々対応させてディレクトリ空間2
に登録される。この時、従来の静的にノード上で待機し
ているサーバとの共用を行なうためには、サーバ情報の
中に動的に生成する必要のあるサーバの識別子を付け
る。
【0022】クライアント5は、サーバをリモート・プ
ロシジャ・コールするにあたって、サーバ・プロセス情
報や、サーバ・プロセスを何処のサーバで行なうべきか
を知るためのサーバ位置要求情報等をディレクトリ・サ
ーバ1へ送信することにより、サーバ・プロセスを何処
のサーバで行なうべきかをディレクトリ・サーバ1に問
い合わせる(ステップS4)。
【0023】ディレクトリ・サーバ1は、クライアント
5からの検索要求を受けると(ステップS5)、そのク
ライアント5からの要求がリモート・プロシジャ・コー
ルをするためのものであるかを判別する(ステップS
6)。ディレクトリ・サーバ1は、そのクライアント5
からの要求がリモート・プロシジャ・コールを行なうた
めのものでない例えば管理用の検索要求であると判断し
た時(ステップS6)、その管理用の検索要求に該当す
るサーバ情報をディレクトリ空間2から読み出してクラ
イアント5へ送信する。ディレクトリ・サーバ1は、そ
のクライアント5からの要求がリモート・プロシジャ・
コールを行なうための検索要求であると判断した時(ス
テップS6)、クライアント5から送信されるサーバ・
プロセス情報を基にそのサーバ・プロセスに該当するサ
ーバ位置情報、サーバ・プロセス番号をディレクトリ空
間2から読み出し、そのサーバ位置の対象サーバ3aが
動的生成対象サーバであるか、あるいは従来の起動済み
のサーバであるかを判断する(ステップS7)。
【0024】ディレクトリ・サーバ1は、対象サーバ3
aが動的生成対象サーバであると判断した時(ステップ
S7)、サーバ3aに有するノード・マネージャ6へ直
ちにサーバを動的生成するようにサーバ動的生成要求情
報を送信するとともに、ノード・マネージャ6へディレ
クトリ空間2から読み出したサーバ・プロセス番号を送
信した後(ステップS8)、クライアント5がサーバ3
aのノード・マネージャ6へリモート・プロシジャ・コ
ールを要求するようにディレクトリ空間2から読み出し
たサーバ位置情報を含むサーバ情報をクライアント5へ
送信する(ステップS9)。
【0025】サーバ3aのノード・マネージャ6は、デ
ィレクトリ・サーバ1からサーバ動的生成要求情報を受
信すると、まだ起動されていないサーバ3aであるかを
判断し、まだ起動されていないサーバ3aであると判断
した場合(ステップS11)、クライアント5がディレ
クトリ・サーバ1からのサーバ位置情報の結果を貰って
リモート・プロシジャの準備をしている(ステップS1
3)のと平行してサーバ3aを起動させる(ステップS
12)。
【0026】クライアント5は、ディレクトリ・サーバ
3aから送信されるサーバ位置情報を受信すると、デー
タ・パッキング(関数に引き数等の情報を通信データに
載せるための内部処理)等のリモート・プロシジャ・コ
ールを行なうためのクライアント5の前処理を実行し
(ステップS13)、その後、ディレクトリ・サーバ1
から送信されたサーバ位置情報を基にそのサーバ位置の
サーバ3aへリモート・プロシジャ・コール要求情報を
送信する(ステップS14)。
【0027】クライアント5は、リモート・プロシージ
ャ・コールするサーバ3aが動的に生成されるサーバで
あるか、あるいは既に生成されているサーバであるかを
意識する必要はない。ディレクトリ・サーバ1は、対象
サーバ3aが従来のように既に起動されているサーバで
動的生成対象サーバでないと判断した場合(ステップS
7)、クライアント5がサーバ3aへ直接リモート・プ
ロシジャ・コールを行うように指示するようにクライア
ント5へサーバ位置情報を送信する(ステップS1
0)。クライアント5は、ディレクトリ・サーバ1から
サーバ情報を受信すると、データ・パッキング等のリモ
ート・プロシジャ・コールを行なうためのクライアント
5の前処理を行なった後(ステップS13)、ディレク
トリ・サーバ1から指示されたサーバ位置のサーバ3a
に対し、リモート・プロシジャ・コール要求情報を送信
する(ステップS14)。
【0028】クライアント5は、サーバ3aが起動済み
のサーバであるか、あるいは動的に生成されたサーバで
あるかを意識せずにリモート・プロシジャ・コールを行
う。但し、動的生成対象サーバの場合、クライアント5
は、サーバ・プロセスが不明であるため、ディレクトリ
・サーバ1から送信されたサーバ位置情報を基にそのサ
ーバ位置のサーバ3aのノード・マネージャ6に対しリ
モート・プロシジャ・コール要求情報を送信する。サー
バ3aのノード・マネージャ6は、クライアント5から
送信されるリモート・プロシジャ・コール要求情報とデ
ィレクトリ・サーバ1から送信されるサーバ・プロセス
番号を基に同一ノード内に存在するサーバに対し、リモ
ート・プロシジャ・コールを行う(ステップS15)。
【0029】サーバ3aのノード・マネージャ6は、起
動されているサーバであると判断した場合(ステップS
11)やサーバを起動させた後(ステップS12)、ク
ライアント5から送信されるリモート・プロシジャ・コ
ール要求情報とディレクトリ・サーバ1から送信される
サーバ・サーバプロセス番号を基にリモート・プロシジ
ャ・コールを行なう(ステップS15)。
【0030】クライアント5は、対象サーバ3aが起動
済みのサーバである時、サーバ3aによるリモート・プ
ロシジャ・コールをサーバ3aへ依頼する。サーバ3a
は、ノード・マネージャ6によりリモート・プロシジャ
・コールを行なった後(ステップS15)やクライアン
ト5からサーバ3aによるリモート・プロシジャ・コー
ルの要求を受けた時、サーバ3aによるリモート・プロ
シジャ・コールを実行する(ステップS16)。ノード
・サーバ3aは、サーバ・プロセスを実行した結果をノ
ード・マネージャ6に返さずにクライアント5へ直接送
信する(ステップS17)。
【0031】このように、本実施の形態では、サーバ3
a、3bを起動させることなく、インタフェース定義7
から読み取ったサーバ・プロセスに対応するサーバ位置
をディレクトリ空間2に登録しておき、クライアント5
から送信されるサーバ・プロセス情報を基にそのサーバ
・プロセスに該当するサーバ位置をディレクトリ空間2
から読み出し、その読み出したサーバ位置のサーバ3a
のノード・マネージャ6へディレクトリ・サーバ1から
サーバ動的生成要求情報を送信し、ディレクトリ・サー
バ1からサーバ位置情報をクライアント5へ送信し、デ
ィレクトリ・サーバ1から送信されるサーバ動的生成要
求情報を基にノード・マネージャ6によりサーバ3aを
起動するように構成したため、クライアント5からディ
レクトリ・サーバ1へサーバ・プロセスを何処のサーバ
で行なうべきかを問い合わせると、全てのサーバ3a、
3bを起動させて全てのサーバ3a、3bからディレク
トリ空間2にサーバ情報を登録するのではなく、起動さ
せたいサーバ3aのみを起動させた状態でクライアント
5は、サーバ・プロセスを何処のサーバ3aで行なうべ
きかを知ることができる。
【0032】このため、従来のように全てのサーバ3
a、3bにサーバ情報を持たせて全てのサーバ3a、3
bを起動させる必要はないので、従来よりもサーバ3
a、3bのメモリ量を少なくしてシステムコストを低減
することができる。また、クライアント5からディレク
トリ・サーバ1へサーバ・プロセスを何処のサーバで行
なうべきかを問い合わせると、ディレクトリ・サーバ1
から該当するサーバ1のノード・マネージャ6へ直ちに
サーバ動的生成要求情報を送信してサーバ3aを起動さ
せることができるので、サーバの動的生成時間を短縮し
て性能を向上させることができる。
【0033】本実施の形態は、 サーバ3a、3bを起
動させることなく、インタフェース定義7から読み取っ
たサーバ・プロセスに対応するサーバ・プロセス番号を
ディレクトリ空間2に登録しておき、クライアント5か
ら送信されるサーバ・プロセス情報を基にそのサーバ・
プロセスに該当するサーバ・プロセス番号をディレクト
リ空間2から読み出し、その読み出したサーバ・プロセ
ス番号を前述したサーバ位置のサーバ3aのノード・マ
ネージャ6へ送信し、そのプロセス番号を基にノード・
マネージャ6により起動させたサーバ3aにサーバ・プ
ロセスを実行させ、その実行結果をクライアント5へ送
信するように構成したため、ディレクトリ・サーバ1か
ら送信されるサーバ・プロセス番号の情報を基に予め起
動させておいたサーバ3aにサーバ・プロセスを実行さ
せることができるとともに、サーバ・プロセスを実行し
た結果をクライアント5は知ることができる。
【0034】本実施の形態は、ディレクトリ空間2にサ
ーバ・プロセスに対応するサーバ位置の情報をインタフ
ェース定義7を用いて登録するように構成したため、デ
ィレクトリ空間2に登録されるサーバ・プロセスに対応
するサーバ位置の追加、修正を、インタフェース定義7
に書き込むサーバ・プロセスに対応するサーバ位置を適
宜追加、修正することにより行なうことができる。
【0035】実施の形態2.図4、5は本発明に係る実
施の形態2のリモート・プロシジャ・コールシステムの
処理フローを示すフローチャートである。本実施の形態
のリモート・プロシジャ・コールシステムは、図1に示
す実施の形態1の構成と同様であるので、以下、図1も
用いて説明する。クライアント5がサーバ3aへリモー
ト・プロシジャ・コールをするには、クライアント5と
サーバ3a、3b各々のプログラムの作成とディレクト
リ空間2へのインタフェースの登録が必要である。クラ
イアント5とサーバ3a、3bのプログラムは、インタ
フェース定義7を作成し、作成したインタフェース定義
7をインタフェース定義コンパイラに入力し、各々にク
ライアント用とサーバ用のスタブを生成し、コンパイル
・リンクすることにより作成する。ここまでは、実施の
形態1のステップS1〜S3までと同様である。
【0036】インタフェース管理プログラム8は、イン
タフェース定義7を入力してこの情報をノード上でサー
バ3a、3bを起動させることなく、ディレクトリ・サ
ービス・プログラム4へ登録依頼する。ディレクトリ・
サービス・プログラム4は、インタフェース管理プログ
ラム8から転送される情報をディレクトリ空間2に登録
する。インタフェース管理プログラム8は、インタフェ
ース定義7を読み、サーバ・プロセスに対応するサーバ
位置、サーバ・プロセス番号をディレクトリ・サービス
・プログラム4を通して登録するが、サーバ・プロセス
としてはノードマネージャをディレクトリ・サービス・
プログラム4を通して登録する。サーバ位置とサーバ・
プロセス、サーバ・プロセス番号とサーバ・プロセス
は、各々対応させてディレクトリ空間2に登録される。
この時、従来の静的にノード上で待機しているサーバと
の共用を行なうためには、サーバ情報の中に動的に生成
する必要のあるサーバの識別子を付ける。ここまでの処
理は、図4に図示していないが、実施の形態1の図2の
ステップS1〜S3までと同様である。
【0037】クライアント5は、サーバをリモート・プ
ロシジャ・コールするにあたって、サーバ・プロセス情
報や、サーバ・プロセスを何処のサーバで行なうべきか
を知るためのサーバ位置要求情報等をディレクトリ・サ
ーバ1へ送信することにより、サーバ・プロセスを何処
のサーバで行なうべきかをディレクトリ・サーバ1に問
い合わせる(ステップS21)。
【0038】ディレクトリ・サーバ1は、クライアント
5からの検索要求を受けると(ステップS22)、その
クライアント5からの要求がリモート・プロシジャ・コ
ールをするためのものであるかを判別する(ステップS
23)。ディレクトリ・サーバ1は、そのクライアント
5からの要求がリモート・プロシジャ・コールを行なう
ためのものでない例えば管理用の検索要求であると判断
した時(ステップS23)、その管理用の検索要求に該
当するサーバ情報をディレクトリ空間2から読み出して
クライアント5へ送信する。
【0039】ディレクトリ・サーバ1は、そのクライア
ント5からの要求がリモート・プロシジャ・コールを行
なうための検索要求であると判断した時(ステップS2
3)、クライアント5から送信されるサーバ・プロセス
情報を基にそのサーバ・プロセスに該当するサーバ位置
情報、サーバ・プロセス番号をディレクトリ空間2から
読み出し、そのサーバ位置の対象サーバ3aが動的生成
対象サーバであるか、あるいは従来の起動済みのサーバ
であるかを判断する(ステップS24)。ディレクトリ
・サーバ1は、対象サーバ3aが動的生成対象サーバで
あると判断した時(ステップS24)、ディレクトリ・
サーバ1は、対象サーバ3aが既に起動されているかを
判断する(ステップS25)。
【0040】ディレクトリ・サーバ3aは、ディレクト
リ・サービス・プログラム4がサーバ動的生成要求情報
を送信した送信先のサーバ位置情報をディレクトリ空間
2に登録しておき、クライアント5からサーバ・プロセ
スを何処のサーバで行なうべきかの問い合わせがきた
時、ディレクトリ空間2から読み出したクライアント5
から送信されるサーバ・プロセス情報に該当するサーバ
位置情報が予めディレクトリ空間2に登録されているサ
ーバ動的生成要求情報を送信した送信先のサーバ位置情
報と同じであるかを判断することにより、対象サーバ3
aが既に起動されているかを判断する。
【0041】ディレクトリサーバ1は、ディレクトリ空
間2から読み出したクライアント5から送信されるサー
バ・プロセス情報に該当するサーバ位置情報が予めディ
レクトリ空間2に登録されているサーバ動的生成要求情
報を送信した送信先のサーバ位置情報と同じでなく、対
象サーバ3aが起動れていないと判断した時(ステップ
S25)、サーバ3aに有するノード・マネージャ6へ
直ちにサーバを動的生成するようにサーバ動的生成要求
情報を送信するとともに、ノード・マネージャ6へディ
レクトリ空間2から読み出したサーバ・プロセス番号を
送信する(ステップS26)。
【0042】その後、クライアント5がサーバ3aのノ
ード・マネージャ6へリモート・プロシジャ・コールを
要求するようにディレクトリ空間2から読み出したサー
バ位置情報を含むサーバ情報をクライアント5へ送信す
る(ステップS27)。ディレクトリ・サーバ1は、デ
ィレクトリ空間2から読み出したクライアント5から送
信されるサーバ・プロセス情報に該当するサーバ位置情
報が予めディレクトリ空間2に登録されているサーバ動
的生成要求情報を送信した送信先のサーバ位置情報と同
じであり、対象サーバ3aが既に起動されていると判断
した時(ステップS25)、ディレクトリ・サーバ1
は、サーバ3aに有するノード・マネージャ6に動的生
成要求を出さないようにノード・マネージャ6へサーバ
動的生成要求情報を送信しないでステップ27へ進む。
【0043】サーバ3aのノード・マネージャ6は、デ
ィレクトリ・サーバ1からサーバ動的生成要求情報を受
信すると、クライアント5がディレクトリ・サーバ1か
らのサーバ位置情報の結果を貰ってリモート・プロシジ
ャの準備をしている(ステップS31)のと平行してサ
ーバ3aを起動させる(ステップS29)。但し、ノー
ド・マネージャ6は、起動要求に従って新しくサーバ3
aを起動する際、既に動的に生成したサーバ3aが休止
する必要が生じた場合、その情報をディレクトリ・サー
バ1に通知する(ステップS30)。この時、ディレク
トリ・サーバ1は、再びクライアント5からの要求がき
た場合、サーバ3aに動的生成要求を出すようにする
(ステップS33)。
【0044】クライアント5は、ディレクトリ・サーバ
3aから送信されるサーバ位置情報を受信すると、デー
タ・パッキング(関数に引き数等の情報を通信データに
載せるための内部処理)等のリモート・プロシジャ・コ
ールを行なうためのクライアント5の前処理を実行し
(ステップS31)、その後、ディレクトリ・サーバ1
から送信されたサーバ位置情報を基にそのサーバ位置の
サーバ3aへリモート・プロシジャ・コール要求情報を
送信する(ステップS32)。
【0045】クライアント5は、リモート・プロシージ
ャ・コールするサーバ3aが動的に生成されるサーバで
あるか、あるいは既に生成されているサーバであるかを
意識する必要はない。ディレクトリ・サーバ1は、対象
サーバ3aが従来のように既に起動されているサーバで
動的生成対象サーバでないと判断した場合(ステップS
24)、クライアント5がサーバ3aへ直接リモート・
プロシジャ・コールを行うように指示するようにクライ
アント5へサーバ位置情報を送信する(ステップS2
8)。クライアント5は、ディレクトリ・サーバ1から
サーバ情報を受信すると、データ・パッキング等のリモ
ート・プロシジャ・コールを行なうためのクライアント
5の前処理を行なった後(ステップS31)、ディレク
トリ・サーバ1から指示されたサーバ位置のサーバ3a
に対し、リモート・プロシジャ・コール要求情報を送信
する(ステップS32)。
【0046】クライアント5は、サーバ3aが起動済み
のサーバであるか、あるいは動的に生成されたサーバで
あるかを意識せずにリモート・プロシジャ・コールを行
う。但し、動的生成対象サーバの場合、クライアント5
は、サーバ・プロセスが不明であるため、ディレクトリ
・サーバ1から送信されたサーバ位置情報を基にそのサ
ーバ位置のサーバ3aのノード・マネージャ6に対しリ
モート・プロシジャ・コール要求情報を送信する。サー
バ3aのノード・マネージャ6は、クライアント5から
送信されるリモート・プロシジャ・コール要求情報とデ
ィレクトリ・サーバ1から送信されるサーバ・プロセス
番号を基に同一ノード内に存在するサーバに対し、リモ
ート・プロシジャ・コールを行う(ステップS33)。
【0047】サーバ3aのノード・マネージャ6は、起
動済みサーバ3aを休止させる必要が生じた場合にその
情報が通知された時や、クライアント5からモート・プ
ロシジャ・コール要求情報とディレクトリ・サーバ1か
らサーバ・サーバ・プロセス番号の情報が通知された
時、これを基にリモート・プロシジャ・コールを行なう
(ステップS33)。クライアント5は、対象サーバ3
aが起動済みのサーバである時、サーバ3aによるリモ
ート・プロシジャ・コールをサーバ3aへ依頼する。
【0048】サーバ3aは、ノード・マネージャ6によ
りリモート・プロシジャ・コールを行なった後(ステッ
プS33)やクライアント5からサーバ3aによるリモ
ート・プロシジャ・コールの要求を受けた時、サーバ3
aによるリモート・プロシジャ・コールを実行する(ス
テップS34)。ノード・サーバ3aは、サーバ・プロ
セスを実行した結果をノード・マネージャ6に返さずに
クライアント5へ直接送信する(ステップS35)。
【0049】このように、本実施の形態では、サーバ動
的生成要求情報を送信した送信先のサーバ位置情報をデ
ィレクトリ空間2に記憶しておき、クライアント5から
ディレクトリ・サーバ1へサーバ・プロセスを何処のサ
ーバで行なうべきかを問い合わせた時、ディレクトリ空
間2から読み出したクライアント5から送信されるサー
バ・プロセス情報に該当するサーバ位置情報が予めディ
レクトリ空間2に記憶しているサーバ動的生成要求情報
を送信した送信先のサーバ位置情報と同じで、対象サー
バ3aが既に起動されているサーバであると判断した場
合、対象サーバ3aのノード・マネージャ6へサーバ動
的生成要求情報を送信しないように構成したため、一度
サーバ動的生成要求情報を送信して起動させたサーバ3
aに対して再度無駄なサーバ動的生成要求情報が送信さ
れないようにすることができる。このため、サーバ動的
生成要求情報を効率よくサーバ3aへ送信することがで
きる。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、サーバを起動させるこ
となく、サーバ・プロセスに対応するサーバ位置をディ
レクトリ・サーバに登録しておき、クライアントから送
信されるサーバ・プロセス情報を基にそのサーバ・プロ
セスに該当するサーバ位置をディレクトリ・サーバから
読み出し、その読み出したサーバ位置のサーバのノード
・マネージャへディレクトリ・サーバからサーバ動的生
成要求情報を送信し、ディレクトリ・サーバからサーバ
位置情報をクライアントへ送信し、ディレクトリ・サー
バから送信されるサーバ動的生成要求情報を基にノード
・マネージャによりサーバを起動するように構成したた
め、クライアントからディレクトリ・サーバへサーバ・
プロセスを何処のサーバで行なうべきかを問い合わせる
と、全てのサーバを起動させて全てのサーバからディレ
クトリ・サーバにサーバ情報を登録するのではなく、起
動させたいサーバのみを起動させた状態でクライアント
は、サーバ・プロセスを何処のサーバで行なうべきかを
知ることができる。このため、従来のように全てのサー
バにサーバ情報を持たせて全てのサーバを起動させる必
要はないので、従来よりもサーバのメモリ量を少なくし
てシステムコストを低減することができる。また、クラ
イアントからディレクトリ・サーバへサーバ・プロセス
を何処のサーバで行なうべきかを問い合わせると、ディ
レクトリ・サーバから該当するサーバのノード・マネー
ジャへ直ちにサーバ動的生成要求情報を送信してサーバ
を起動させることができるので、サーバの動的生成時間
を短縮して性能を向上させることができる。特に、クラ
イアントとサーバ間が広域網等の低速回線で接続されて
いる場合、サーバの起動時間は、クライアント/サーバ
間の通信時間に比べて無視できる程、短縮することがで
きる。
【0051】また、サーバを起動させることなく、サー
バ・プロセスに対応するサーバ・プロセス番号をディレ
クトリ・サーバに登録しておき、クライアントから送信
されるサーバ・プロセス情報を基にそのサーバ・プロセ
スに該当するサーバ・プロセス番号をディレクトリ・サ
ーバから読み出し、その読み出したサーバ・プロセス番
号を前述したサーバ位置のサーバのノード・マネージャ
へ送信し、そのプロセス番号を基にノード・マネージャ
により起動させたサーバにサーバ・プロセスを実行さ
せ、その実行結果をクライアントへ送信するように構成
したため、ディレクトリ・サーバから送信されるサーバ
・プロセス番号の情報を基に予め起動させておいたサー
バにサーバ・プロセスを実行させることができるととも
に、サーバ・プロセスを実行した結果をクライアントは
知ることができる。
【0052】また、ディレクトリ・サーバに登録される
サーバ・プロセスに対応するサーバ位置の追加、修正を
行なうように構成したため、広範囲のサーバに対応する
ことができる。
【0053】また、サーバ動的生成要求情報を送信した
送信先のサーバ位置情報をディレクトリ・サーバに記憶
しておき、クライアントからディレクトリ・サーバへサ
ーバ・プロセスを何処のサーバで行なうべきかを問い合
わせた時、ディレクトリ・サーバから読み出したクライ
アントから送信されるサーバ・プロセス情報に該当する
サーバ位置情報が予めディレクトリ・サーバに記憶して
いるサーバ動的生成要求情報を送信した送信先のサーバ
位置情報と同じで、対象サーバが既に起動されているサ
ーバであると判断した場合、対象サーバのノード・マネ
ージャへサーバ動的生成要求情報を送信しないように構
成したため、一度サーバ動的生成要求情報を送信して起
動させたサーバに対して再度無駄なサーバ動的生成要求
情報が送信されないようにすることができる。このた
め、サーバ動的生成要求情報を効率よくサーバへ送信す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る実施の形態1のリモート・プロ
シジャ・コールシステムの構成を示すブロック図であ
る。
【図2】 図1に示すリモート・プロシジャ・コールシ
ステムの処理フローを示すフローチャートである。
【図3】 図1に示すリモート・プロシジャ・コールシ
ステムの処理フローを示すフローチャートである。
【図4】 本発明に係る実施の形態2のリモート・プロ
シジャ・コールシステムの処理フローを示すフローチャ
ートである。
【図5】 本発明に係る実施の形態2のリモート・プロ
シジャ・コールシステムの処理フローを示すフローチャ
ートである。
【図6】 従来のリモート・プロシジャ・コールシステ
ムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 ディレクトリ・サーバ、2 ディレクトリ空間、3
a、3b サーバ、4ディレクトリ・サービス・プログ
ラム、5 クライアント、6 ノード・マネージャ、7
インタフェース定義、8 インタフェース管理プログ
ラム。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバ位置及びサーバ位置に対応するサ
    ーバ・プロセスを含むサーバ情報をディレクトリ空間に
    有し、該ディレクトリ空間を管理するディレクトリ・サ
    ーバに対してクライアントがサーバ情報を要求し、その
    要求したサーバ情報に基づいてサーバをリモート・プロ
    シジャ・コールするリモート・プロシジャ・コールシス
    テムにおいて、 前記クライアントは、サーバ・プロセス情報を前記ディ
    レクトリ・サーバへ送信するサーバ・プロセス情報送信
    手段と、サーバ・プロセスを何処のサーバで行なうべき
    かを知るためのサーバ位置要求情報を前記ディレクトリ
    ・サーバへ送信するサーバ位置要求情報送信手段と、前
    記ディレクトリ・サーバから送信されるサーバ位置情報
    を受信するサーバ位置情報受信手段とを有し、 前記ディレクトリ・サーバは、サーバ・プロセスに対応
    するサーバ位置情報を記憶するサーバ位置情報記憶手段
    と、前記クライアントから送信されるサーバ・プロセス
    情報に基づいてそのサーバ・プロセスに該当するサーバ
    位置情報を前記サーバ位置情報記憶手段から読み出して
    前記クライアントヘ送信するサーバ位置情報送信手段
    と、前記サーバ位置情報記憶手段から読み出したサーバ
    位置情報に基づいてそのサーバ位置のサーバのノード・
    マネージャへサーバを動的に生成するようにサーバ動的
    生成要求情報を送信するサーバ動的生成要求情報送信手
    段とを有し、 前記サーバは、前記ディレクトリ・サーバから送信され
    るサーバ動的生成要求情報に基づいてサーバを起動させ
    るノード・マネージャを有することを特徴とするリモー
    ト・プロシジャ・コールシステム。
  2. 【請求項2】 前記ディレクトリ・サーバは、前記サー
    バ位置情報記憶手段に記憶されているサーバ位置情報を
    追加/変更するサーバ位置情報追加/変更手段を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のリモート・プロシジ
    ャ・コールシステム。
  3. 【請求項3】 前記クライアントは、前記サーバ位置
    情報受信手段で受信したサーバ位置情報に基づいてその
    サーバ位置のサーバのノード・マネージャへリモート・
    プロシジャ・コール要求情報を送信するリモート・プロ
    シジャ・コール要求情報送信手段を有し、前記ディレク
    トリ・サーバは、サーバ・プロセスに対応するサーバ・
    プロセス識別情報を記憶するサーバ・プロセス識別情報
    記憶手段と、前記クライアントから送信されるサーバ・
    プロセス情報に基づいてそのサーバ・プロセスに該当す
    るサーバ・プロセス識別情報を読み出して前記サーバ位
    置のサーバのノード・マネージャへ送信するサーバ・プ
    ロセス識別情報送信手段とを有し、前記ノード・マネー
    ジャは、前記クライアントから送信されるリモート・プ
    ロシジャ・コール要求情報と前記ディレクトリ・サーバ
    から送信されるサーバ・プロセス識別情報に基づいてサ
    ーバ・プロセスを実行し、前記サーバは、サーバ・プロ
    セスを実行した結果を前記クライアントへ送信する実行
    結果送信手段を有することを特徴とする請求項1、2の
    何れかに記載のリモート・プロシジャ・コールシステ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記ディレクトリ・サーバは、前記サー
    バ動的生成要求情報送信手段がサーバ動的生成要求情報
    を送信した送信先のサーバ位置情報を記憶するサーバ位
    置情報記憶手段と、請求項1の前記サーバ位置情報記憶
    手段から読み出した前記クライアントから送信されるサ
    ーバ・プロセス情報に該当するサーバ位置情報が前記サ
    ーバ位置情報記憶手段に記憶されているサーバ位置情報
    と同じであるかを判断するサーバ位置情報判断手段と、
    前記クライアントから送信されるサーバ・プロセス情報
    に該当するサーバ位置情報が前記サーバ位置情報記憶手
    段に記憶されているサーバ位置情報と同じであると判断
    した場合、前記ノード・マネージャへサーバ動的生成要
    求情報を送信しないサーバ動的生成要求情報送信制御手
    段とを有することを特徴とする請求項1〜3の何れかに
    記載のリモート・プロシジャ・コールシステム。
JP7327106A 1995-12-15 1995-12-15 リモート・プロシジャ・コールシステム Pending JPH09167097A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7327106A JPH09167097A (ja) 1995-12-15 1995-12-15 リモート・プロシジャ・コールシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7327106A JPH09167097A (ja) 1995-12-15 1995-12-15 リモート・プロシジャ・コールシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09167097A true JPH09167097A (ja) 1997-06-24

Family

ID=18195365

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7327106A Pending JPH09167097A (ja) 1995-12-15 1995-12-15 リモート・プロシジャ・コールシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09167097A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000067013A (ja) * 1998-08-26 2000-03-03 Nec Corp 異種分散オブジェクト基盤間通信システム、 異種分散オブジェクト基盤間通信方法および異種分散オブジェクト基盤間通信用プログラムを記録した記録媒体
US6701323B2 (en) 2000-04-18 2004-03-02 Hitachi, Ltd. Object management system and method for distributed object system
JP2015501479A (ja) * 2011-10-11 2015-01-15 マイクロソフト コーポレーション ローカルサーバーを通じたローカルクライアントアプリケーションのためのイベントサービス
US10542122B2 (en) 2011-10-11 2020-01-21 Microsoft Technology Licensing, Llc Event service for local client applications through local server
US10579442B2 (en) 2012-12-14 2020-03-03 Microsoft Technology Licensing, Llc Inversion-of-control component service models for virtual environments

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000067013A (ja) * 1998-08-26 2000-03-03 Nec Corp 異種分散オブジェクト基盤間通信システム、 異種分散オブジェクト基盤間通信方法および異種分散オブジェクト基盤間通信用プログラムを記録した記録媒体
US6701323B2 (en) 2000-04-18 2004-03-02 Hitachi, Ltd. Object management system and method for distributed object system
JP2015501479A (ja) * 2011-10-11 2015-01-15 マイクロソフト コーポレーション ローカルサーバーを通じたローカルクライアントアプリケーションのためのイベントサービス
US10542122B2 (en) 2011-10-11 2020-01-21 Microsoft Technology Licensing, Llc Event service for local client applications through local server
US10579442B2 (en) 2012-12-14 2020-03-03 Microsoft Technology Licensing, Llc Inversion-of-control component service models for virtual environments

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100260682B1 (ko) 애플릿실행방법및컴퓨터워크스테이션
JPH1083308A (ja) スタブ検索及びローディング・サブシステム、スタブ検索及びローディング方法並びにスタブ検索及びローディング用記録媒体
US6845505B1 (en) Web request broker controlling multiple processes
US6466965B1 (en) Centralized affinity maintenance in a workload managed client/server data processing system
US6839897B2 (en) Stub search loading system and method, server apparatus, client apparatus, and computer-readable recording medium
US7051341B2 (en) Method, system, and program for implementing a remote method call
US8307058B2 (en) Apparatus, method, and computer program product for processing information
CN109088764A (zh) 访问请求处理方法及相关设备
JPH0656600B2 (ja) 分散不均一環境におけるサーバー機能の実行方法及び装置
JPH0827726B2 (ja) 共通エージェント・コンピュータ管理システムと方法
JPH06110808A (ja) クライアントインターフェースをアプリケーションのオブジェクト指向呼出しに対処するための方法及び装置
JP2002521765A (ja) クラスタ化された計算処理環境において実行する分散ネットワークアプリケーションの管理用リクエストを処理するための方法および装置
KR100497384B1 (ko) 가상 머신을 이용한 분산 처리 시스템 및 분산 처리방법
US6701323B2 (en) Object management system and method for distributed object system
KR100404786B1 (ko) 클라이언트/서버 컴퓨팅 시스템에서 이용되는 클라이언트/서버 프로세싱 장치 및 방법과 기록 매체
US7043726B2 (en) Binding of processes in network systems
US6499063B1 (en) Client/server computing for transaction processing with superior coordinator optimization
US7039673B1 (en) Method and apparatus for dynamic command extensibility in an intelligent agent
JPH09167097A (ja) リモート・プロシジャ・コールシステム
JP2002505474A (ja) ルックアップ・サービスに対するアクセスを容易にするための方法及びシステム
US20100070552A1 (en) Providing a Socket Connection between a Java Server and a Host Environment
JPH11110365A (ja) ネットワーク計算機システム、該システムで用いる計算機、および該システムに係る方法
JP2001282561A (ja) 分散オブジェクト管理方法、そのプログラムを記憶した記憶媒体及び分散システム
JPH11161578A (ja) ポート番号検索方式とポート番号検索方法およびポート 番号検索プログラムを格納した記録媒体とインストーラ を格納した記録媒体