JPH09164467A - 離型剤の塗布制御方法及びその塗布装置 - Google Patents

離型剤の塗布制御方法及びその塗布装置

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JPH09164467A
JPH09164467A JP34792295A JP34792295A JPH09164467A JP H09164467 A JPH09164467 A JP H09164467A JP 34792295 A JP34792295 A JP 34792295A JP 34792295 A JP34792295 A JP 34792295A JP H09164467 A JPH09164467 A JP H09164467A
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JP
Japan
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mold
mold release
release agent
coating
parting
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JP34792295A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Yamaki
義則 山喜
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Nichibei Co Ltd
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Nichibei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金型成形面に塗布する離型剤の噴射塗布量を
制御して塗布冷却作業を常時一定の短時間内で行ない、
鋳造サイクルの一定化で作業能率を向上する。 【解決手段】 固定型1、可動型2夫々の成形面に離型
剤を噴射塗布する噴射ノズル11を設ける。そして鋳造
製品Dを成形面から離型させるときの押出しシリンダー
6における離型圧力に対応した離型抵抗を測定する離型
抵抗測定手段15を設け、また離型剤が収容されている
離型剤貯蔵タンク12から噴射ノズル11に供給される
離型剤を離型抵抗値が大きいときは多く、離型抵抗値が
小さいときは少なくなるよう離型抵抗に対応して噴射ノ
ズル11から噴射塗布させる制御手段16を設ける。こ
の制御手段16は離型剤貯蔵タンク12と噴射ノズル1
1との間に介在されている流量調整部17における離型
剤の吐出圧力を調整設定させるものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はダイカストマシンの
金型における金型面に離型剤を噴射塗布するもので、金
型の冷却を兼ねて塗布する離型剤の塗布作業を短時間で
行なえ、鋳造サイクルを短くして作業能率の向上が図れ
る離型剤の塗布制御方法及びその塗布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ダイカストマシンによる鋳造に際し、そ
の金型における成形面の温度管理は極めて重要であり、
それが高温の場合には成形面と鋳造製品との間で焼き付
けが生じて鋳造製品が成形面から離反し難くなり、逆に
低温の場合には鋳造製品の表面品質が悪くなり、いわゆ
る地肌が出ないものとなる。このため従来から成形面か
らの鋳造製品の分離を促進させる離型剤の噴射塗布によ
って成形面からの離型の容易性を図るばかりでなく、金
型の冷却促進をも図って所定の温度域内に設定されるよ
うに調整しているものである。
【0003】こうした離型剤の噴射塗布による金型の温
度制御の方法の一つとして例えば特開平2−20036
6号公報にあるように成形面における温度分布データの
比較に基づく噴霧時間の長短の調整によるもの、特開平
7−223061号公報にあるように成形面における複
数箇所の温度の直接計測に基づく噴霧時間の制御による
もの等が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが特開平2−2
00366号公報によるものでは、製品取出し後の固定
型、可動型夫々の成形面の温度分布状態を検出し、この
検出された温度分布データを製品毎に予め設定された基
準温度分布データと比較し、温度分布データが基準温度
分布データよりも高い高温領域ではその温度差に応じて
離型剤噴霧時間を長くし、逆に低い低温領域では同様に
短く制御するよう製品形状に合わせた多数のノズルを配
置しているものである。そのため製品形状が変わるとノ
ズルの使用数、配置を変更しなければならず、しかも最
適配置となるように実験を行ないながら設定しなければ
ならないから非常に面倒なものである。
【0005】また特開平7−223061号公報による
のでは、金型を構成する固定型、可動型の成形面の複数
箇所の型温を熱電対によって直接に測定し、その測定箇
所における型温に応じてのノズルからの離型剤の噴霧時
間を制御するものである。しかしながら熱電対の金型キ
ャビティ面からの深さによっては成形面温度の検出に時
間差が生じてリアルタイムでの温度データが得られず、
噴霧時間の長短によって吐出量を調整制御するとしても
検出ポイント以外の場所では対応し得ないばかりでな
く、特に自然降下による温度変化を考慮していないため
に温度が下がり過ぎる傾向がある。しかも温度変化によ
っての噴霧時間の長短は鋳造サイクルを一定なものとし
ないために全体の作業時間に大きなロスが生じ、成形面
における直接の温度の計測では金型の全てに熱電対等の
温度センサーを組み込まなければならず、金型の工作、
追加加工等が必要となって極めて面倒なものである。
【0006】そこで、本発明は叙上のような従来存した
諸事情に鑑み創出されたもので、金型による成形後の鋳
造製品の成形面からの離型抵抗の大小に対応した離型剤
の吐出圧力の調整によって離型剤の噴射塗布量を制御す
ることで自然降下による温度変化の一定化を図る一方、
塗布作業を短時間でしかも一定時間内で行なえ、これに
よって鋳造サイクルを一定化して作業能率の向上が図れ
るようにした離型剤の塗布制御方法及びその塗布装置を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、本発明に係る離型剤の塗布制御方法にあっては、
鋳造製品Dを金型の成形面から離型させるときの押出し
シリンダー6における離型圧力に対応した離型抵抗を測
定し、鋳造製品Dの離型後の成形面に噴射塗布する離型
剤の噴射塗布量を離型抵抗値が大きいときは多く、離型
抵抗値が小さいときは少なくなるよう制御することを特
徴とするものであり、離型剤の噴射塗布量は、吐出圧力
を調整するものとして構成することができる。またこの
離型剤の塗布制御方法に直接使用される本発明に係る離
型剤の塗布装置にあっては、鋳造製品Dの金型における
固定型1、可動型2夫々の成形面に離型剤を噴射塗布す
る噴射ノズル11を有するものにおいて、鋳造製品Dを
金型の成形面から離型させるときの押出しシリンダー6
における離型圧力に対応した離型抵抗を測定する離型抵
抗測定手段15と、離型剤が収容されている離型剤貯蔵
タンク12から噴射ノズル11に供給される離型剤を離
型抵抗値が大きいときは多く、離型抵抗値が小さいとき
は少なくなるよう離型抵抗に対応して噴射ノズル11か
ら噴射塗布させる制御手段16とを備えたことを特徴と
するものであり、制御手段16は離型剤貯蔵タンク12
と噴射ノズル11との間に介在されている流量調整部1
7における離型剤の吐出圧力を調整設定させるものとし
て構成することができる。
【0008】以上のように構成された本発明に係る離型
剤の塗布制御方法及びその塗布装置にあって、離型抵抗
測定手段15によって測定された離型抵抗値は、制御手
段16に入力されることで流量調整部17における離型
剤の噴射塗布量を設定する吐出圧力の調整のための制御
信号に変換される。この制御信号は成形面から鋳造製品
Dを離型させる離型抵抗に対応しており、離型抵抗値が
大きいときは噴射塗布量を多くし、逆に小さいときは少
なくして離型作業の適正化を図らせる。流量調整部17
における吐出圧力の調整設定はほぼ一定の流路開口面積
であるとき、噴射塗布量は吐出圧力に比例するから、必
要とする噴射塗布量に相違があっても常時一定時間内で
噴射塗布作動を行なわせ、温度変化があっても一定時間
内の吐出圧の変動調整による噴射塗布量の調整とするこ
とで作動を安定させ、しかも多数分岐形態とした場合の
噴射ノズル11夫々においての噴射塗布量も同一にさせ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明するに、図において示される符号1はダ
イカストマシンの金型における固定型であり、この固定
型1に対して移動自在になっている可動型2と共にそれ
らが合致されたときの成形面相互間内に固定型1に設け
た射出口を経て給湯された溶湯によって所定の鋳造製品
Dが得られるようになっている。また可動型2はダイカ
ストマシン本体における可動プラテン3に着脱自在に固
定されるものとなっており、ダイカストマシン本体に設
けられている離型装置5によって鋳造成形後の鋳造製品
Dは可動型2の成形面から離型されるようになってい
る。すなわち離型装置5はダイカストマシン本体内に配
装された油圧駆動の押出しシリンダー6と、この押出し
シリンダー6のスライダーによって前後に進退されるよ
うに可動プラテン3に貫挿した進退ロッド7と、進退ロ
ッド7端に付設支持されて可動型2裏面後方に配置され
ている押出しプレート8と、鋳造製品D面に先端が当接
状態で可動型2に進退自在に貫挿されていて、押出しプ
レート8上に配列された複数本の押出しピン9とを備え
て成り、押出しシリンダー6の作動による進退ロッド
7、押出しプレート8、押出しピン9の進退動によって
鋳造製品Dを成形面から離型させるものである。なお符
号18は電磁切替弁である。
【0010】またこのダイカストマシン本体には離型剤
の塗布装置10が設けられており、この離型剤の塗布装
置10は固定型1、可動型2夫々の成形面に離型剤を噴
射塗布する噴射ノズル11を有しており、この噴射ノズ
ル11から噴射塗布される離型剤の噴射塗布量は鋳造製
品Dを金型の成形面から離型させるときの前記押出しシ
リンダー6における離型圧力に対応した離型抵抗を測定
し、その離型抵抗値が大きいときは多く、離型抵抗値が
小さいときは少なくなるよう制御されているのである。
そのため鋳造製品Dを金型の成形面から離型させるとき
の押出しシリンダー6における離型圧力に対応した離型
抵抗を測定する離型抵抗測定手段15と、離型剤が収容
されている離型剤貯蔵タンク12から噴射ノズル11に
供給される離型剤を離型抵抗値が大きいときは多く、離
型抵抗値が小さいときは少なくなるよう離型抵抗に対応
して噴射ノズル11から噴射塗布させる制御手段16と
を備えている。
【0011】噴射ノズル11は離型剤貯蔵タンク12に
接続されており、例えば固定型1に固定支持されたスタ
ンド13に設けた屈曲/伸張自在に制御されるロボット
アーム14に適数にして、また固定型1、可動型2夫々
の成形面に対して交互に一方のみあるいは同時に両方に
向けられるようにして配設されている。なお離型剤貯蔵
タンク12では離型剤の原液を所定の稀釈倍率になるよ
うに稀釈する稀釈部と、稀釈後の離型剤を貯蔵する貯蔵
部とを備え、稀釈された離型剤が消費された場合にそれ
を自動的に生成補給するようになっている。また噴射ノ
ズル11は型離れした固定型1、可動型2相互間の間隙
内にロボットアーム14の動作によって進入されるよう
になっている。
【0012】そして離型抵抗測定手段15は押出しシリ
ンダー6において、鋳造製品Dの離型作動時にスライダ
ーを伸張させるように作動油が供給される押出し作動側
ポートと離型後に原位置に復帰させるように作動油が供
給される戻し作動側ポートとに前後で形成されていると
き、離型抵抗が負荷される押出し作動側ポート内におけ
る作動油圧力を測定する圧力センサーのものとしてあ
る。この離型抵抗測定手段15によって検出された離型
抵抗値は制御手段16に入力され、離型抵抗値の大小に
対応した制御信号が制御手段16から出力されるように
なっている。なお離型抵抗値の測定は通常は1ショット
毎に検出され、1ショット毎の離型作動時に変動すると
きの平均値のものとしたり、当初に付加されるサージ圧
力後の実質的な離型抵抗値のものとしたり等されるもの
である。またこの離型抵抗測定手段15によって得られ
た離型抵抗値は、例えば大きいときはレッド、適正なと
きはオレンジ、小さいときはグリーンとなるような3乃
至5段階表示の識別表示装置によってそれらを視覚的に
確認できるようにしておくとよい。特に離型抵抗値が高
い場合には鋳造製品Dが成形面に固着するいわゆる焼付
現象が発生しているから、これを不良品として外部に排
除できるように警報信号を出力するようにしておくとよ
いものである。
【0013】制御手段16は電磁比例減圧弁のものとし
てあり、離型剤貯蔵タンク12と噴射ノズル11との間
に介在されている流量調整部17を離型抵抗測定手段1
5から入力された離型抵抗値に対応した制御信号によっ
て制御するもので、離型抵抗値が大きいときは離型剤を
多く、離型抵抗値が小さいときは離型剤を少なくするよ
うに噴射ノズル11から噴射塗布するようになってい
る。
【0014】流量調整部17による離型剤の噴射塗布量
の調整は流路開放時間の長短、流路開放口の大小、流路
開放圧力の大小等の変動、更には離型剤の濃度調整等に
よって行なわれるもので、例えば絞り弁(ニードル弁)
としてある。このとき流路開口面積をほぼ一定のものと
しておいてその流路開放圧力の大小によって噴射塗布量
を調整することにより、必要とする噴射塗布量に相違が
あっても常時一定時間内で安定した噴射塗布作動が終了
し、また多数分岐形態とした場合の噴射ノズル11夫々
においての噴射塗布量も同一のものとなってこれに対応
可能なものである。しかもニードル弁方式による流量制
御であると絞り弁部にゴミ詰まりが発生して流量変化を
来す虞れがあっても、圧力変化による流量制御によると
きにはゴミ詰まりの発生も少なくなるものである。
【0015】なお離型抵抗測定手段15において測定さ
れた離型抵抗値に対応した離型剤の噴射塗布量は無段階
で調整されるも、離型抵抗値を例えば3乃至5段階に分
別してその段階毎に対応したものとされるもよいのであ
り、噴射時間の長短、吐出圧力の大小、離型剤濃度の濃
淡等の調整によって対応される。
【0016】次に鋳造、鋳造製品Dの取出し、離型剤の
噴射塗布の一連の工程を順次説明すると、互いに合致し
た固定型1、可動型2夫々の成形面内に給湯して冷却成
形後に固定型1、可動型2相互を型離れさせ、次いで離
型装置5によって鋳造製品Dを成形面から分離するので
ある。このとき押出しシリンダー6における離型抵抗を
離型抵抗測定手段15によって測定し、この検出された
離型抵抗値は制御手段16に入力されるもので、この離
型抵抗値の大小に対応した噴射量となるような吐出圧の
制御信号が制御手段16から流量調整部17に出力され
ることで噴射ノズル11からの離型剤の噴射量が調整設
定されるのである。すなわち離型抵抗値が大きい場合に
は成形面における温度が高温域にあって焼付傾向にある
からその温度を下降させるように離型剤の噴射量を多く
した噴射塗布によって冷却させ、逆に離型抵抗値が小さ
い場合には成形面における温度が低温域にあるからその
温度を下降させる必要もなく離型剤の噴射量を少なくし
た噴射塗布によってあまり冷却させないようにするもの
である。
【0017】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されており、
成形後に離型させるときの鋳造製品Dの成形面からの離
型抵抗の大小によって成形面に噴射塗布する離型剤量を
調整するから必要とする離型剤量に確実に調整設定で
き、しかも噴射塗布する吐出圧力の調整によって噴射塗
布量を制御するから成形面に対する噴射塗布作業を短時
間で行なうことができる。また吐出圧力に対応する噴射
塗布量の調整によることでその噴射時間は常時一定時間
内のものとなり、こうした鋳造サイクルタイムの一定化
によって製品価値更には全体の作業能率を飛躍的に向上
できるものである。
【0018】すなわちこれは本発明において、鋳造製品
Dを成形面から離型させるときの押出しシリンダー6に
おける離型抵抗を離型抵抗測定手段15によって測定
し、噴射ノズル11から噴射塗布させる離型剤の噴射塗
布量を離型抵抗値が大きいときは多く、離型抵抗値が小
さいときは少なくなるよう制御手段16によって制御す
るものとしたからであり、これによって塗布作業の短時
間化、鋳造サイクルの短縮化、作業能率の向上等が図れ
るのである。
【0019】また鋳造製品Dを成形面から離型させると
きの押出しシリンダー6における離型圧力に対応した離
型抵抗を測定する離型抵抗測定手段15を設けたから、
従来のように成形面の複数箇所における部位夫々の型温
の測定によった場合の温度の変動の影響を全く受けず、
正確な鋳造作業を行なえるものである。しかも本発明に
よれば、従来の型温測定方式とする場合であれば金型内
部にその温度測定手段を組み込むことで金型に対する追
加加工によって金型が一層高価なものとなるような心配
もなく、鋳造に際する金型交換も手間が掛からず、金型
管理も容易なものとできる。
【0020】更には制御手段16によって流量調整部1
7における吐出圧力を調整設定するものとするから、流
路開口面積がほぼ一定であるとき、噴射塗布量に相違が
あっても噴射塗布量が多いときには吐出圧力が大きく、
逆に少ないときには小さくすることで対処でき、噴射塗
布に要する時間は常時一定なものとすることができる。
そのため一定時間内で噴射塗布作動を安定した状態で行
なわせることができ、従来のように噴射量の調整を時間
の長短による場合と異なり、鋳造サイクルタイムを一定
にしてその作業能率を著しく向上でき、しかも多数分岐
形態とした場合の噴射ノズル11夫々においての噴射塗
布量も相互で同一にでき、またゴミ詰まりも少ないもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における概略図である。
【符号の説明】
D…鋳造製品 1…固定型 2…可動型 3…可動プラテン 4…後部補強部 5…離型装置 6…押出しシリ
ンダー 7…進退ロッド 8…押出しプレ
ート 9…押出しピン 10…離型剤の塗布装置 11…噴射ノズ
ル 12…離型剤貯蔵タンク 13…スタンド 14…ロボットアーム 15…離型抵抗
測定手段 16…制御手段 17…流量調整
部 18…電磁切替弁

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋳造製品を金型の成形面から離型させる
    ときの押出しシリンダーにおける離型圧力に対応した離
    型抵抗を測定し、鋳造製品の離型後の成形面に噴射塗布
    する離型剤の噴射塗布量を離型抵抗値が大きいときは多
    く、離型抵抗値が小さいときは少なくなるよう制御する
    ことを特徴とした離型剤の塗布制御方法。
  2. 【請求項2】 離型剤の噴射塗布量は、吐出圧力を調整
    するものとしてある請求項1記載の離型剤の塗布制御方
    法。
  3. 【請求項3】 鋳造製品の金型における固定型、可動型
    夫々の成形面に離型剤を噴射塗布する噴射ノズルを有す
    る離型剤の塗布装置において、鋳造製品を金型の成形面
    から離型させるときの押出しシリンダーにおける離型圧
    力に対応した離型抵抗を測定する離型抵抗測定手段と、
    離型剤が収容されている離型剤貯蔵タンクから噴射ノズ
    ルに供給される離型剤を離型抵抗値が大きいときは多
    く、離型抵抗値が小さいときは少なくなるよう離型抵抗
    に対応して噴射ノズルから噴射塗布させる制御手段とを
    備えたことを特徴とする離型剤の塗布装置。
  4. 【請求項4】 制御手段は離型剤貯蔵タンクと噴射ノズ
    ルとの間に介在されている流量調整部における離型剤の
    吐出圧力を調整設定させるものとしてある請求項3記載
    の離型剤の塗布装置。
JP34792295A 1995-12-15 1995-12-15 離型剤の塗布制御方法及びその塗布装置 Pending JPH09164467A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6309958B1 (en) 1998-09-08 2001-10-30 Nec Corporation Semiconductor device and method of manufacturing the same
JP2010167462A (ja) * 2009-01-23 2010-08-05 Toyota Motor Corp 離型剤吐出装置
KR20220149217A (ko) * 2021-04-30 2022-11-08 울산대학교 산학협력단 통전압접 및 단조 공정용 금형 시스템 및 그 금형 시스템을 이용한 통전압접 방법

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