JPH09163884A - 水耕栽培紫外線流水殺菌装置 - Google Patents
水耕栽培紫外線流水殺菌装置Info
- Publication number
- JPH09163884A JPH09163884A JP7348166A JP34816695A JPH09163884A JP H09163884 A JPH09163884 A JP H09163884A JP 7348166 A JP7348166 A JP 7348166A JP 34816695 A JP34816695 A JP 34816695A JP H09163884 A JPH09163884 A JP H09163884A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sterilizer
- water
- solution
- ultraviolet
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- Y02P60/216—
Landscapes
- Hydroponics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】紫外線殺菌ランプの紫外線照度を低下すること
なく、溶液に含まれる病原菌を殺菌し、また病原菌の繁
殖を防止し、作物の栽培を促進す。 【解決手段】殺菌ランプの下側に、凹凸を有する流水体
を前下がりに配置し、また殺菌装置本体の流水部にフィ
ルターを有する流入タンクを配置し、さらに流出部に流
出タンクを配置し、流水を循環しながら殺菌するように
構成してある。
なく、溶液に含まれる病原菌を殺菌し、また病原菌の繁
殖を防止し、作物の栽培を促進す。 【解決手段】殺菌ランプの下側に、凹凸を有する流水体
を前下がりに配置し、また殺菌装置本体の流水部にフィ
ルターを有する流入タンクを配置し、さらに流出部に流
出タンクを配置し、流水を循環しながら殺菌するように
構成してある。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は水耕栽培紫外線流水
殺菌装置の改良に関する。
殺菌装置の改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、水耕栽培に用いられている水耕栽
培紫外線流水殺菌装置は、殺菌装置の流水部に溶液を流
し、また溶液の内部に透光性のジャケットに内装してな
る紫外線光源を配置し、溶液に含まれる病原菌を紫外線
で殺菌する構造の装置が実施されている。
培紫外線流水殺菌装置は、殺菌装置の流水部に溶液を流
し、また溶液の内部に透光性のジャケットに内装してな
る紫外線光源を配置し、溶液に含まれる病原菌を紫外線
で殺菌する構造の装置が実施されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記した水耕
栽培紫外線流水殺菌装置によると、溶液に含まれるカル
シュウムあるいは鉄分がジャケットに付着し、ジャケッ
トの管璧が白濁し、紫外線照度が低下する欠点がある。
また従来の水耕栽培紫外線流水殺菌装置によると、紫外
線透過率が低くなると、溶液に含まれる病原菌により、
作物全体が枯死する欠点がある。
栽培紫外線流水殺菌装置によると、溶液に含まれるカル
シュウムあるいは鉄分がジャケットに付着し、ジャケッ
トの管璧が白濁し、紫外線照度が低下する欠点がある。
また従来の水耕栽培紫外線流水殺菌装置によると、紫外
線透過率が低くなると、溶液に含まれる病原菌により、
作物全体が枯死する欠点がある。
【０００４】本発明は上記の点に鑑み発明したものであ
って、ジャケットの汚れを防止し、紫外線照度を低下す
ることなく効率よく溶液に含まれる病原菌を殺菌し、さ
らに病原菌の繁殖を防止し、作物を所望のとおり栽培す
ることができる水耕栽培紫外線流水殺菌装置を提供する
ことを目的とする。
って、ジャケットの汚れを防止し、紫外線照度を低下す
ることなく効率よく溶液に含まれる病原菌を殺菌し、さ
らに病原菌の繁殖を防止し、作物を所望のとおり栽培す
ることができる水耕栽培紫外線流水殺菌装置を提供する
ことを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために次の構成とする。つまり請求項１に記載の発
明は、殺菌装置本体の内部に殺菌ランプを装着し、また
同殺菌ランプの下側に、凹凸を有する流水体を前下がり
に配置して構成してある。また同殺菌装置本体の流水部
にフィルターを有する流入タンクを配置し、さらに流出
部に流出タンクを配置して構成してある。そして流水を
循環しながら殺菌するように構成してある。
するために次の構成とする。つまり請求項１に記載の発
明は、殺菌装置本体の内部に殺菌ランプを装着し、また
同殺菌ランプの下側に、凹凸を有する流水体を前下がり
に配置して構成してある。また同殺菌装置本体の流水部
にフィルターを有する流入タンクを配置し、さらに流出
部に流出タンクを配置して構成してある。そして流水を
循環しながら殺菌するように構成してある。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下本発明の紫外線照射装置を図
１および図２について説明する。図１において、１は殺
菌装置本体、２は殺菌装置本体１の内部に収納してなる
紫外線殺菌ランプであって、例えば８ワットないし１５
ワットの直管形の低圧放電ランプを例えば２本用いて構
成してある。３は直管形ランプを収納してなる反射体で
あって、例えばアルミニュウム材で構成してある。４は
直管形ランプを反射体に支持するための支持体であっ
て、直管形ランプの両端を支持してある。５はランプの
一端に接続してなるリード線である。
１および図２について説明する。図１において、１は殺
菌装置本体、２は殺菌装置本体１の内部に収納してなる
紫外線殺菌ランプであって、例えば８ワットないし１５
ワットの直管形の低圧放電ランプを例えば２本用いて構
成してある。３は直管形ランプを収納してなる反射体で
あって、例えばアルミニュウム材で構成してある。４は
直管形ランプを反射体に支持するための支持体であっ
て、直管形ランプの両端を支持してある。５はランプの
一端に接続してなるリード線である。
【０００７】６は直管形ランプの下側に配置してなる流
水体であって、溶液の流れに対して前下がりに構成して
ある。前下がりの傾斜は例えば５度ないし１０度程度に
構成する。また同流水体６は流水部に凹凸を有して構成
してある。凹凸は図２に示すように、例えば断面Ｖ字形
あるいは断面Ｕ字形に構成してある。また流水体６はア
ルミニュウム材で構成し、内表面に例えばテフロン膜を
被着して構成してある。同流水体６を流れる溶液の上面
と直管形ランプとの間隔は、例えば３ｃｍから４ｃｍ程
度に構成してある。
水体であって、溶液の流れに対して前下がりに構成して
ある。前下がりの傾斜は例えば５度ないし１０度程度に
構成する。また同流水体６は流水部に凹凸を有して構成
してある。凹凸は図２に示すように、例えば断面Ｖ字形
あるいは断面Ｕ字形に構成してある。また流水体６はア
ルミニュウム材で構成し、内表面に例えばテフロン膜を
被着して構成してある。同流水体６を流れる溶液の上面
と直管形ランプとの間隔は、例えば３ｃｍから４ｃｍ程
度に構成してある。
【０００８】７は殺菌装置本体１の流入部に設けてなる
流入タンクであって、例えば１リットル程度の溶液を貯
液できるように構成してある。８は流入タンク７の内部
に配置してなるフィルターであって、例えば樹脂あるい
は金属の網体で構成してある。９は殺菌装置本体１の流
出部に設けてなる流出タンクであって、例えば１リット
ル程度の溶液を貯液できるように構成してある。１０は
殺菌装置本体１の内部に固着してなる安定器、１１はグ
ロースタータである。
流入タンクであって、例えば１リットル程度の溶液を貯
液できるように構成してある。８は流入タンク７の内部
に配置してなるフィルターであって、例えば樹脂あるい
は金属の網体で構成してある。９は殺菌装置本体１の流
出部に設けてなる流出タンクであって、例えば１リット
ル程度の溶液を貯液できるように構成してある。１０は
殺菌装置本体１の内部に固着してなる安定器、１１はグ
ロースタータである。
【０００９】上記した水耕栽培紫外線流水殺菌装置にお
いて、例えばトマト、苺、胡瓜、メロン等を水耕栽培す
る。これらの水耕栽培において、溶液を循環し紫外線殺
菌ランプを点灯すると、流入タンク７の内部に配置して
なるフィルターで、物理的に塵を除去し、また紫外線殺
菌ランプからの紫外線２５４ｎｍで溶液に含まれるピシ
ウム、フザリウム等の病原菌を殺菌し、作物の栽培を促
進することができる。また流水体６は流水部に凹凸を有
して構成してあるあるので、溶液に効果的に紫外線が照
射され殺菌効率を高めることができる。
いて、例えばトマト、苺、胡瓜、メロン等を水耕栽培す
る。これらの水耕栽培において、溶液を循環し紫外線殺
菌ランプを点灯すると、流入タンク７の内部に配置して
なるフィルターで、物理的に塵を除去し、また紫外線殺
菌ランプからの紫外線２５４ｎｍで溶液に含まれるピシ
ウム、フザリウム等の病原菌を殺菌し、作物の栽培を促
進することができる。また流水体６は流水部に凹凸を有
して構成してあるあるので、溶液に効果的に紫外線が照
射され殺菌効率を高めることができる。
【００１０】
【発明の効果】上記した請求項１に示す構造の水耕栽培
紫外線流水殺菌装置によると、溶液に効果的に紫外線が
照射され、溶液に含まれる病原菌を効率よく殺菌するこ
とができ、作物の栽培を促進することができる特別の効
果を有する。
紫外線流水殺菌装置によると、溶液に効果的に紫外線が
照射され、溶液に含まれる病原菌を効率よく殺菌するこ
とができ、作物の栽培を促進することができる特別の効
果を有する。
【図１】本発明に係る水耕栽培紫外線流水殺菌装置の正
面図。
面図。
【図２】図１の水耕栽培紫外線流水殺菌装置の一部断面
図。
図。
１ 殺菌装置本体 ２ 紫外線殺菌ランプ ３ 反射体 ６ 流水体 ７ 流入タンク ８ フィルター ９ 流出タンク
Claims (1)
- 【請求項１】殺菌装置本体の内部に殺菌ランプを装着
し、また同殺菌ランプの下側に、凹凸を有する流水体を
前下がりに配置し、また同殺菌装置本体の流水部にフィ
ルターを有する流入タンクを配置しさらに流出部に流出
タンクを配置し、流水を循環しながら殺菌するように構
成したことを特徴とする水耕栽培紫外線流水殺菌装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7348166A JPH09163884A (ja) | 1995-12-19 | 1995-12-19 | 水耕栽培紫外線流水殺菌装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7348166A JPH09163884A (ja) | 1995-12-19 | 1995-12-19 | 水耕栽培紫外線流水殺菌装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09163884A true JPH09163884A (ja) | 1997-06-24 |
Family
ID=18395198
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7348166A Pending JPH09163884A (ja) | 1995-12-19 | 1995-12-19 | 水耕栽培紫外線流水殺菌装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09163884A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017119174A1 (ja) | 2016-01-06 | 2017-07-13 | 日機装株式会社 | 流体殺菌装置及び流体殺菌方法 |
| JP2020010659A (ja) * | 2018-07-20 | 2020-01-23 | 株式会社ワコーシステムコントロール | 培養液の殺菌方法及び装置 |
| KR20200129419A (ko) * | 2019-05-08 | 2020-11-18 | 한국과학기술연구원 | 수경재배용 살균장치 |
-
1995
- 1995-12-19 JP JP7348166A patent/JPH09163884A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017119174A1 (ja) | 2016-01-06 | 2017-07-13 | 日機装株式会社 | 流体殺菌装置及び流体殺菌方法 |
| JP2017121319A (ja) * | 2016-01-06 | 2017-07-13 | 日機装株式会社 | 流体殺菌装置及び流体殺菌方法 |
| JP2020010659A (ja) * | 2018-07-20 | 2020-01-23 | 株式会社ワコーシステムコントロール | 培養液の殺菌方法及び装置 |
| KR20200129419A (ko) * | 2019-05-08 | 2020-11-18 | 한국과학기술연구원 | 수경재배용 살균장치 |
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