JPH09159423A - 傾斜角判定方法及び装置 - Google Patents

傾斜角判定方法及び装置

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JPH09159423A
JPH09159423A JP32327995A JP32327995A JPH09159423A JP H09159423 A JPH09159423 A JP H09159423A JP 32327995 A JP32327995 A JP 32327995A JP 32327995 A JP32327995 A JP 32327995A JP H09159423 A JPH09159423 A JP H09159423A
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JP
Japan
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angle
inclination angle
shade
shadow
camera
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP32327995A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Takihara
和彦 瀧原
Masatsugu Kuroki
雅嗣 黒木
Mamoru Goto
守 後藤
Harumochi Itsubo
玄以 井坪
Yukio Imai
幸男 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置として極めて簡易にして精度良く、平板
表面の傾斜角を照明の陰影によるカメラ映像のみで判定
することが出来る傾斜角判定方法及び装置を提供するこ
と。 【解決手段】 平板表面における凹凸の傾斜角を判定す
る方法において、平板表面から傾斜方向に対し平行方向
に設置し、又傾斜角度に合否判定角度以上では傾斜面に
影ができる角度に設置した照明により影の有無で傾斜角
の判定を行うことを特徴とする傾斜角判定方法及び装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、平板表面における
凹凸の傾斜角を判定する方法及び装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、平板表面における傾斜角を判定す
る技術は、接触式距離センサや非接触式距離センサがあ
り、接触式距離センサとしては、定盤上に、例えば金属
板を置き、これらの間に隙間をブロックゲージまたはノ
ギス等で測定する方法が通常知られている。しかし、前
者は測定が面倒で、しかも金属板周辺部の測定は可能で
あるが中央部の測定は困難であり、また、後者の場合
は、大きな面積が測れないという欠点をそれぞれ有して
いた。そのために特開昭59−37407号公報のよう
に、金属板を一方向に移動させながら金属上に設けられ
た金属板の移動方向と交差する方向に伸びる細い直線状
光線の金属板に写る写像をセンサにより測定して平面度
測定を行うものが開示されている。
【0003】また、非接触式距離センサとしては、例え
ば受光センサを用いた非接触式距離センサとして、距離
センサを少なくとも1対備え、各距離センサとこれに対
向する被測定面上の照射点との距離を各距離センサで計
測し、その計測結果値の差に基づき被測定面の傾斜角度
を算出するアナログ演算器を備えているものである。し
かし、このものは、受光エレメントに受光される反射光
の光量を受光センサにより電気的なアナログ量に変換
し、このアナログ信号よりなる受信信号の信号値の大小
から傾斜角度をアナログ演算により算出している。この
ために被測定物が変わると、その表面反射率が変わるの
で光量調節などによる校正をしなければならない。ま
た、光源の光量を長時間に渡り所定値に維持することが
困難であり、信頼性にも疑問がある。
【0004】そこで、これらを改良したものとして、例
えば特開昭59−190608号公報のように、多数本
の光ファイバーを有する光ファイバーレイを備え、この
光ファイバーレイの各光ファイバーは1本の光ファイバ
ーを中心にして相反する方位に適当な間隔を置いて平行
に配置し、被測定面の複数箇所にその中心光ファイバー
とその他の光ファイバーとの一方を介して光を投光する
光源を設けると共に、被測定面の複数箇所からの各反射
光を中心光ファイバーとその他の光ファイバーとの他方
を介して受光する受光センサを設け、受光センサにより
被測定面の複数箇所からの各反射光に対応して出力され
る各受光信号を所定のタイミングで順に択一的に出力さ
せるように制御する制御装置を設け、所定のタイミング
で順に出力された各受光信号を順に入力し、中央の光フ
ァイバーよりも、一方の光ファイバーを通った光に対応
する受光信号の入力回数とその他方の光ファイバーを通
った光に対応する受光信号の入力回数との差に基づき被
測定物の傾斜角度を演算するデジタル演算器を設けてな
る傾斜角センサが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した、接触式のも
のは、平面度の大小によって各部の平面度を容易にしか
も連続的に測定することが出来ず、また、非接触式のも
のは、構造的に複雑となるため、物理的に重量制約があ
る場合や寸法制約がある場合、電気的に容量に限界があ
る場合等は設置することが出来ないという問題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、これらの問題
を解消すべく、鋭意工夫を重ねた結果、装置として極め
て簡易にして精度良く、平板表面の傾斜角を照明の陰影
によるカメラ映像のみで判定することが出来る傾斜角判
定方法及び装置を提供するものである。その発明の要旨
とするところは、 (1)平板表面における凹凸の傾斜角を判定する方法に
おいて、平板表面から傾斜方向に対し平行方向に設置
し、又傾斜角度に合否判定角度以上では傾斜面に影がで
きる角度に設置した照明により影の有無で傾斜角の判定
を行うことを特徴とする傾斜角判定方法。 (2)合否判定基準の傾斜角以上の傾斜角がある場合に
影ができるように設置した照明と、傾斜面を撮影するカ
メラとカメラ映像を表示するモニタからなることを特徴
とする傾斜角判定装置にある。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明について図面に従っ
て詳細に説明する。図1は本発明に係る照明陰影による
傾斜角判定装置である。この図1に示すように、平板1
表面から傾斜方向に対し平行方向に設置し、又傾斜角度
に合否判定角度以上では傾斜面に影ができる角度に設置
した照明2により影の有無で傾斜角の判定を行うもので
ある。
【0008】図2は影の有無によって断面形状を判定す
る説明図である。この図2に示すように、合否判定基準
の傾斜角4以上の傾斜角がある場合に影ができるように
設置した照明2を傾斜面を撮影するカメラ3によりカメ
ラ映像に映すモニタ(図示せず)にて観察した結果、判
定映像において影無し部5及び影有り部6の両者を有す
る場合に傾斜面が大きいと判断し不合格とし、また、判
定映像において影が無い場合は傾斜面が小さいと判断し
合格とするものである。
【0009】図3は本発明に係る照明陰影による手入れ
面を判定する説明図である。この図に示すように、例え
ば鋼板表面の未手入面と手入面との間の陰影が上面と下
面によって相違し、上面の未手入面と手入面との判定映
像は共に影を有してないのに対して、下面での特に手入
面での判定映像において影を有している状態を示してい
る。従って、上面の場合は合否判定基準の傾斜角以上の
傾斜角を有してないと判定し合格としたものであり、ま
た、下面の場合は合否判定基準の傾斜角以上の傾斜角を
有することから不合格と映像判定したものである。
【0010】図4は手入れ面凹凸角度と照明陰影角度と
の関係を示す図である。この図に示すように、手入れ面
凹凸角度3度以下であり、照明陰影角度9度を合否判定
基準のしきい値とし、好ましくは8〜10度において手
入れ面凹凸判定結果として合格と判定し、また、手入れ
面凹凸角度3度を超え、照明陰影角度9度以上、特に、
手入れ面凹凸角度3度を超える場合、照明陰影角度10
〜16度において手入れ面凹凸判定結果として影が生じ
ていることを示しており、この場合は不合格と判定す
る。このように、平板表面の傾斜角を照明の陰影による
カメラ映像のみで判定することが出来る極めて簡便な傾
斜角判定方法及び装置にある。
【0011】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の装置として
は極めて簡易にして、しかも簡便な方法によって精度良
く平板表面の傾斜角を照明の陰影によるカメラ映像のみ
で判断することが出来る工業上有利な方法及び装置にあ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る照明陰影による傾斜角判定装置、
【図2】影の有無によって断面形状を判定する説明図、
【図3】本発明に係る照明陰影による手入れ面を判定す
る説明図、
【図4】手入れ面凹凸角度と照明陰影角度との関係を示
す図である。
【符号の説明】
1 平板 2 照明 3 カメラ 4 合否判定基準の傾斜角 5 影無し部 6 影有り部
フロントページの続き (72)発明者 井坪 玄以 千葉県君津市君津1番地 新日本製鐵株式 会社君津製鐵所内 (72)発明者 今井 幸男 千葉県君津市君津1番地 新日本製鐵株式 会社君津製鐵所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平板表面における凹凸の傾斜角を判定す
    る方法において、平板表面から傾斜方向に対し平行方向
    に設置し、又傾斜角度に合否判定角度以上では傾斜面に
    影ができる角度に設置した照明により影の有無で傾斜角
    の判定を行うことを特徴とする傾斜角判定方法。
  2. 【請求項2】 合否判定基準の傾斜角以上の傾斜角があ
    る場合に影ができるように設置した照明と、傾斜面を撮
    影するカメラとカメラ映像を表示するモニタからなるこ
    とを特徴とする傾斜角判定装置。
JP32327995A 1995-12-12 1995-12-12 傾斜角判定方法及び装置 Withdrawn JPH09159423A (ja)

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JP32327995A JPH09159423A (ja) 1995-12-12 1995-12-12 傾斜角判定方法及び装置

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JPH09159423A true JPH09159423A (ja) 1997-06-20

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ID=18153020

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JP32327995A Withdrawn JPH09159423A (ja) 1995-12-12 1995-12-12 傾斜角判定方法及び装置

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JP (1) JPH09159423A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160061640A (ko) * 2014-11-24 2016-06-01 현대엠엔소프트 주식회사 차량 주행 영상을 통한 도로 경사도 추출 및 연비 개선 방법

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160061640A (ko) * 2014-11-24 2016-06-01 현대엠엔소프트 주식회사 차량 주행 영상을 통한 도로 경사도 추출 및 연비 개선 방법

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Effective date: 20030304