JPH09154056A - 赤外線撮像装置 - Google Patents

赤外線撮像装置

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JPH09154056A
JPH09154056A JP7308728A JP30872895A JPH09154056A JP H09154056 A JPH09154056 A JP H09154056A JP 7308728 A JP7308728 A JP 7308728A JP 30872895 A JP30872895 A JP 30872895A JP H09154056 A JPH09154056 A JP H09154056A
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Toshiyuki Amano
敏行 天野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 広視野の赤外線光学系と従来より多くの画素
を持つ赤外線検知素子を使用した赤外線撮像部を使用
し、視野角や視軸を駆動するために必要な機構を削減し
た小型軽量の赤外線撮像装置を得る。 【解決手段】 従来より広い視野範囲を持つ赤外線光学
系1と従来より多くの画素を持つ赤外線検知素子を使用
した赤外線撮像部2aにより得られた画像をビデオメモ
リ6に記憶させその一部をD/A変換回路7aによりビ
デオ信号に変換する。D/A変換回路7aの出力する位
置を操作部4で指定できるようにすることで、従来の機
能を保持しつつ光学系及び駆動系を簡略化した小型軽量
の赤外線撮像装置を得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば航空機な
どに搭載され、夜間等悪視程時に地上などの画像を取得
するために使用する赤外線撮像装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図17は、従来の赤外線撮像装置を示す
1例である。図17において、50は内部のレンズを駆
動することで、焦点距離を切り替え縦22.5゜×横3
0゜及び縦11.25゜×横15゜という2つの視野角
の画像を赤外線検知素子上に結像することができる赤外
線光学系、51は縦256個×横256個の画素を持つ
赤外線検知素子を内蔵した赤外線撮像部、52は光学系
の視野角を切り替える光学系駆動部、53は希望する方
向の赤外線画像を取得するために赤外線光学系50、赤
外線撮像部51及び光学系駆動部52をエレベーション
及びアジマスの2軸の方向に駆動するカメラ駆動部、5
4は赤外線撮像部51、光学系駆動部52及びカメラ駆
動部53に駆動指定信号等を出力する信号処理部、55
は信号処理部54に操作者が操作信号を入力する操作
部、56は信号処理部54の出力する画像信号を表示す
る表示部である。
【0003】次に動作について説明する。赤外線光学系
50は、入射赤外光を集光し、赤外線撮像部51中にあ
る赤外線検知素子上に結像する。結像された赤外光は光
電変換され、電気信号として信号処理部54に入力され
る。信号処理部54は入力された電気信号にシンボル等
を加え表示用のビデオ信号として表示部56に出力する
とともに、操作部55から入力される視野の切替指定信
号や視軸の駆動指定信号を駆動電力信号に変換して、光
学系駆動部52やカメラ駆動部53に出力する。光学系
駆動部52及びカメラ駆動部53は駆動電力信号を受
け、視野を切り替えたり、視軸を動かしたりする。表示
部56は信号処理部54の出力するビデオ信号を画像と
して表示する。操作者は操作部55から操作信号を入力
し必要に応じて2つの視野角を切り替えたり、視軸を望
む方向に向けたりして求める方向、視野角の赤外線画像
を取得する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のこのような赤外
線撮像装置には、視野角を切り替えるためや、視軸を駆
動させるための機構が必要で、装置の小型軽量化が難し
く、また、駆動機構部の信頼性により装置全体の信頼性
が制限されるという課題があった。
【0005】この発明は、かかる課題を解消するために
なされたものであり、視野角や視軸を駆動するために必
要な複雑な機構を極力削減しつつ、従来と同等の機能を
保持して、なおかつ小型軽量で信頼性の高い赤外線撮像
装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、広い視野の
赤外光を集光する赤外光学系と、その赤外光が結像する
従来より多くの画素を持つ赤外検知素子を有し、得られ
る画像データの出力の一部を選択しビデオ信号として出
力する機能を有するものである。
【0007】またこの発明は、広い視野角の赤外光学系
の集光する赤外光を、従来より多くの画素を持つ赤外検
知素子上に結像させ、その出力の一部を選択しビデオ信
号として出力すると同時に、別の一部もビデオ信号とし
て出力させる機能を付加したものである。
【0008】またこの発明は、広い視野角の赤外光学系
の集光する赤外光を、従来より多くの画素を持つ赤外検
知素子上に結像させ、その出力の幾つかの部分を選択し
ビデオ信号として出力すると同時に、その出力の全体を
最新のデータとして記憶し、以前に記憶したデータを入
力された搭載箇所の位置及び姿勢データにより補正する
と同時に最新のデータと比較することで特異目標を検出
する機能を付加したものである。
【0009】またこの発明は、広い視野角の赤外光学系
の集光する赤外光を、従来より多くの画素を持つ赤外検
知素子上に結像させ、その出力の一部を選択しビデオ信
号として出力する赤外線撮像装置に回転機能及び画像補
正機能を付加したものである。
【0010】またこの発明は、広い視野角の赤外光学系
の集光する赤外光を、従来より多くの画素を持つ赤外検
知素子上に結像させ、その出力の一部を選択しビデオ信
号として出力すると同時に、別の一部もビデオ信号とし
て出力させる赤外線撮像装置において、隣り合った画素
の中央の間隔がすべて千鳥格子型の画素配列をした赤外
線検知素子を使用するとともに一定角度ごとに回転する
定格回転駆動部を付加したものである。
【0011】またこの発明は、広い視野角の赤外光学系
の集光する赤外光を、従来より多くの画素を持つ赤外検
知素子上に結像させ、その出力の一部をある決められた
規則に従って順に切り換え選択し、ビデオ信号として出
力する機能を付加したものである。
【0012】またこの発明は、広い視野角の赤外光学系
の集光する赤外光を、従来より多くの画素を持つ赤外検
知素子上に結像させ、画素単位の輝度の分布をヒストグ
ラムに取り、それにより適当なしきい値を決めて目標を
検出する機能を付加したものである。
【0013】またこの発明は、広い視野角の赤外光学系
の集光する赤外光を、従来より多くの画素を持つ赤外検
知素子上に結像させ、画素単位の輝度の分布により目標
を検出し、目標を検出した位置の画像データのみビデオ
信号として出力する機能を付加したものである。
【0014】またこの発明は、広い視野角の赤外光学系
の集光する赤外光を、従来より多くの画素を持つ赤外検
知素子上に結像させ、画素単位の輝度の分布により目標
を検出するとともに画像データとして記憶し、さらに上
記同様の手段で実時間の目標を検出し、上記記憶した目
標と比較してその面積の変化率を算出し、その度合いに
より目標の脅威を判定する機能を付加したものである。
【0015】またこの発明は、広い視野角の赤外光学系
の集光する赤外光を、従来より多くの画素を持つ赤外検
知素子上に結像させ、画素単位の輝度の分布により目標
を検出するとともに画像データとして記憶し、さらに上
記同様の手段で実時間の目標を検出し、上記記憶した目
標と比較して目標の脅威を判定し、その結果により脅威
目標を検出した範囲と位置の画像データのみ選択的にビ
デオ信号として出力する機能を付加したものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1を示す赤
外線撮像装置のブロック図である。1は縦90×横60
゜の視野角の画像を赤外線検知素子上に結像する赤外線
光学系、2aは縦2048×横1024の画素数の赤外
検知素子を持つ赤外線撮像部、3aは画素数と同数のビ
デオメモリ6とビデオメモリの選択された部分を読み出
し表示用のビデオ信号に変換するD/A変換回路7aを
持つ信号処理部、4はビデオメモリの読出し部分や範囲
などを指定する操作部、5は信号処理部から出力される
ビデオ信号を画像として表示する表示部である。なお、
操作部4及び表示部5は従来の装置と同等のものを使用
している。
【0017】次に動作について説明する。図2は実施の
形態1に示す赤外線撮像装置と従来の装置の狭視野時の
画像の取得範囲を比較した図である。図を見て分かると
おり実施の形態1に示す装置では従来の装置の32倍の
領域を32倍の画素で写すことにより単位面積当たり分
解能の変わらない画像を得ている。赤外線光学系1及び
赤外線撮像部2aによって得られた図2に示される領域
の画像データは、信号処理部3aのビデオメモリ6内に
記録される。信号処理部3aは操作部4から入力される
表示位置の指定信号及び表示範囲の指定信号に基づきビ
デオメモリ6内のデータを読み出し箇所を定め、D/A
変換回路7aにデータを送り表示用のビデオ信号を生成
する。なお、操作部4の出力する表示位置の指定信号及
び表示範囲の指定信号はそれぞれ従来の装置における視
軸の駆動信号及び視野角の切り替え信号に対応している
もので、表示位置の指定信号はビデオメモリ上のXY座
標で表示する画面の中心を示し、表示範囲の指定信号は
表示する最小範囲を記憶されている全体範囲の32分の
1の範囲、最大範囲を2分の1の範囲として、最小範囲
から4倍ごとに3段階に設定できる。表示部5はD/A
変換回路7aから出力されるビデオ信号を画像として表
示する。
【0018】従来の装置では実施の形態1と同等の視界
を確保するためには、光学系及び撮像部全体を動かされ
なければならず、複雑かつ大きな駆動用の機構が必要で
小型軽量化が難しかった。上記実施の形態1の装置はあ
らかじめ取得している領域内の一部を自由に選択し、ビ
デオ信号に変換して出力することで、視野角を切り替え
たり、視軸を動かしたりするのと同等の機能を達成して
いる。同時に単視野の光学系及び広範囲を撮像可能な検
知素子を使うことにより駆動部を大幅に削減することが
できるため、小型軽量化が容易である。また複雑な機構
部分を削減したことにより信頼性も向上している。
【0019】実施の形態2.図3はこの発明による実施
の形態2を示すブロック図である。図中1,2a及び4
から7aは実施の形態1と同等である。この発明の信号
処理部3bは実施の形態1の信号発生部3aにD/A変
換回路7bを追加したものである。8は固定画像表示部
である。
【0020】次に動作について説明する。1,2及び4
から7aの動作は実施の形態1と同等である。7bのD
/A変換回路はビデオメモリ6の決まった位置及び領域
のデータを読出してビデオ信号に変換し、固定画像表示
部8に出力する。固定画像表示部8に表示される画像は
航法用などに使われるもので、例えば本装置が航空機に
搭載される場合、機体の軸にあわせた正面方向の縦2
2.5゜×横30゜の範囲の画像を常に表示し続けるも
のである。図4に表示部5及び固定画像表示部8に表示
されるビデオメモリ6上の範囲を示す。図中Aは固定画
像表示部8の、またB及びB’は表示部5の表示範囲を
それぞれ示している。前述のとおり表示器5の表示範囲
4による指定で位置及び範囲を、例えばBからB’へ変
更し表示することが可能である。これに対し、固定画像
表示部8はハーフミラー等を使用した表示器で、機軸に
対し特定の角度等で固定された状態でAの範囲を常に表
示することで、ハーフミラーを通してみる外界の景色と
撮像装置により得られる画像とが重なって見えるように
工夫されている。
【0021】従来の装置では実施の形態2のように固定
箇所の画像表示が必要な場合、それ専用の光学系及び撮
像部が必要であり、同一の光学系及び撮像部を同時に使
用して航法用の固定画像と視野角及び位置を自由に決め
て写す画像を出力することはできなかった。実施の形態
2では一つの画像データから2つの部分を同時に読み出
すことで、別の用途に同一の光学系を使用することがで
きるため、小型軽量化が容易である。また同等の機能を
達成している従来の装置に比べ大幅に部品点数を減らす
ことができるため、信頼性も向上している。
【0022】実施の形態3.図5はこの発明による実施
の形態3を示すブロック図である。図中1から7aは実
施の形態1と同等である。9は1画像取得周期前にビデ
オメモリ6が取得したデータを記憶しておく画像記憶
部、10は本装置が搭載されている機体から位置及び姿
勢等のデータを受信する姿勢データ受信部、11は画像
記憶部9の記憶しているデータを補正したのちビデオメ
モリ6のデータと比較することで特異目標を検出する目
標検出部である。
【0023】次に動作について説明する。図6に画像補
正の考え方の概念図を示す。図中hは機体の高度、vは
機体の飛行速度、θは移動前に観測された目標の方向、
φは移動後の機体の姿勢角の変化量である。一般に航空
機などの飛行物体から見て最も脅威となるものは、目標
を観測している機体に向かって飛んでくる飛行物体であ
る。この場合の飛行物体の動きは機体の動きに対して角
度変化が少なくなる方向に働くものと考えられる。それ
に対し機体からみた地上の建造物などの脅威になりにく
い目標の画面上での移動量は“数1”で求められる。な
お、図6は簡略化のため側面図で機体が水平飛行してお
り画面上で縦方向の変化のみが起こる場合を考えている
が実際の飛行においては機体の姿勢角の変化は3軸につ
いて起こり、また機体の移動は3方向について起こりう
るため、移動量を計算するには行列を使用した若干複雑
な計算を行う必要があるが、基本的な考え方は変わらな
い。
【0024】
【数1】
【0025】姿勢データ受信部10は機体から必要な姿
勢速度等のデータを受信し、目標検出部11に送る。画
像記憶部9は画像データ中のある輝度値以上を1にそれ
以外を0にする2値化処理をした状態で画像データを記
憶している。目標検出部11は姿勢データ受信部から受
け取ったデータを使用して画像記憶部9のデータを“数
1”に基づき補正すると同時に、ビデオメモリ6のデー
タを2値化し双方を比較して特異な目標を検出する。2
値化された新しいデータが画像記憶部9に送られ記憶さ
れる。
【0026】従来の装置では本実施の形態3のように特
異目標を検出使用とする場合、視軸を動かす機構が必須
であったため、機体の動きに加え視軸の動きを考慮せね
ばならず非常に複雑な信号処理が必要であった。本実施
の形態3では視軸の駆動がないぶん、信号処理を簡略化
することが可能となっている。
【0027】実施の形態4.図7はこの発明による実施
の形態4を示すブロック図である。図中1から7aは実
施の形態1と同等である。12は光学系及び撮像部を回
転駆動する回転駆動部、13は画像信号を電気的に回転
させる画像回転補正部である。
【0028】次に動作について説明する。本実施の形態
4は実施の形態1の装置に比較的簡単な1軸の回転駆動
系を付加することで視界をひろげることを目的としてい
る。回転駆動部12は操作部4からの入力に基づき赤外
線光学系1及び赤外線撮像部2を機軸を中心にして回転
させる。赤外線光学系1は縦方向に90゜の幅を持って
いるので、回転することにより視界を最大で縦180゜
×横180゜までとることができるようになる。画像回
転補正部13は機軸に対して回転して出力されるビデオ
信号を電気的に回転させ補正している。図8に画像回転
補正部13の動作の概念図を示す。図中大きな長方形は
ビデオメモリ6の記憶範囲を、また小さな長方形はビデ
オメモリ6から切り出され表示部5に表示される範囲を
それぞれ示している。2つの大きな長方形はθだけ角度
差を持っているが画像を切り出し表示している位置はほ
ぼ同じである。ところが表示される画像は、ビデオメモ
リが回転している場合、θだけ傾きをもってしまう。画
像回転補正部13はこのように画像が傾くのを防ぐため
に、ビデオメモリ6から読み出す画素の指定をθ傾けて
行い、結果として図8に示すような回転補正を行ってい
る。
【0029】本実施の形態では、回転機構を付加するこ
とにより実施の形態1の最大6倍の視界を確保すること
が可能になる。また、従来の装置に比べても1軸のみの
駆動系の付加であれば、簡略化が可能であるため、小型
軽量化が容易である。
【0030】実施の形態5.図9はこの発明による実施
の形態5を示すブロック図である。図中1,4から6及
び8は実施の形態2と同等である。2bは実施の形態2
で使用したものと同じ画素数でとなりあった画素の中央
の間隔がすべて等しい千鳥格子型の画素配列をした赤外
線検知素子を持つ赤外線撮像部、7c及び7dはそれぞ
れ7a及び7bにビデオメモリ読出し方向の切り替え回
路を付加したD/A変換回路、14は赤外線光学系1及
び赤外線撮像部2bを60゜ずつ回転駆動させる定角回
転駆動部である。
【0031】次に動作について説明する。図10は本実
施の形態の赤外線撮像部2bに使用されている赤外線検
知素子の画素配列を示す図である。D/A変換回路7c
及び7dは、定回転角駆動部14が回転駆動されていな
い状態では、図10のアの矢印方向の順にビデオメモリ
6からデータを読み出しビデオ信号に変換する。定回転
駆動部14は操作部4の入力に基づき、表示画像の中央
点を視界にとどめるように60゜ずつ回転する。例えば
図10に示すイの方向に赤外線光学系1及び赤外線撮像
部2bが60゜回転したとすると、D/A変換回路7c
及び7dは定められた位置のデータをウの矢印方向の順
に読み出す。この際、個々の画素の間隔は全て等しいこ
とから、D/A変換装置7c及び7dは回転前と全く同
じタイミングでデータをビデオ信号に変換することがで
きるため、電気的な補正回路を必要としない。このよう
にD/A変換装置7c及び7dは定回転駆動部14の動
きにあわせ読出し方向を変化させることで表示される画
像が傾くことを防止している。
【0032】本実施の形態は検知素子の等画素間隔の千
鳥型配列のものを使用し、撮像する部分を一定角で回転
させるとともにデータの読出し方向を変化させることに
より、電気的な補正回路を追加することなく表示される
画像が傾くことを防止している。この方式によると回転
補正に伴う画像の劣化も生じないため、航法用の画像を
常に表示し続けることも可能になる。また実施の形態4
と同様に駆動系の追加も1軸のみなので従来の装置に比
べ小型軽量が容易である。
【0033】実施の形態6.図11はこの発明の実施の
形態6を示す赤外線撮像装置のブロック図である。図中
1から3a及び5から7aは実施の形態1と同等であ
る。15aは画像データのどの範囲をどういう順序で選
択するか、即ち広い視野の全体領域の走査シーケンスを
決める信号を発生する走査シーケンス発生部である。
【0034】次に動作について説明する。1,2a及び
5から7aの動作は実施の形態1と同等である。15a
の走査シーケンス発生部は、ビデオメモリ6内のある決
められた範囲と位置の画像データを逐次順序よく読み出
せるように、範囲と位置の指定信号を発生する。図12
は上記決められた範囲と位置の画像データを逐次順序よ
く読み出す手段を示す概念図である。図12において、
読み出す画像データの範囲を256画素×256画素分
とし、位置を先ずY軸5.625゜、X軸7.5゜と
し、そこからX軸を52.5゜まで15゜ごとの位置指
定信号を一定周期で発生し、次にY軸を一画素分上げ
て、X軸を52.5゜から7.5゜まで一定周期で位置
指定信号を発生する。このように次々と位置指定信号を
発生して2048画素×1024画素の全体範囲を走査
する。この一定順序の指定信号シーケンスによりビデオ
メモリ6内の画像データが逐次選択されて読み出され、
D/A変換回路7aに送られ表示用に変換される。この
ビデオ信号は逐次表示部5に送られ256画素×256
画素分の画像が次々に表示されることになる。上記走査
シーケンスは一例であって、指定範囲、指定位置及び周
期を変えることによりいろいろな走査シーケンスや走査
パターンを発生することができる。
【0035】従来の装置では実施の形態6のような走査
をする場合、光学系及び撮像部全体を決められた走査シ
ーケンスで動かさなければならず、複雑かつ大きな駆動
用の機構が必要であり小型軽量化が難しかった。本実施
の形態6の装置はあらかじめ取得している全領域内の一
部を決められたシーケンスで逐次選択しビデオ信号に変
換して出力することで、視軸を機械的に動かし走査させ
ることと同等の機能を達成している。駆動用の機構が要
らなくなるため小型軽量化が容易になるとともに複雑な
機構部分を削除したことにより信頼性も向上する。
【0036】実施の形態7.図13はこの発明の実施の
形態7を示す赤外線撮像装置のブロック図である。図中
1,2a及び4から7aは実施の形態1と同等である。
信号処理部3eは実施の形態1における信号処理部3a
に輝度ヒストグラム算出部16と目標検出部17aを付
加したものである。
【0037】次に動作について説明する。1,2a及び
4から7aの動作は実施の形態1と同等である。16の
輝度ヒストグラム算出部はビデオメモリ6の画像データ
の中で操作部4により指定された位置及び範囲のデータ
を読み出して入力し、画素毎の輝度のヒストグラムを算
出する。目標検出部17aは算出された輝度ヒストグラ
ムから得られる統計的代表値、例えば平均値、あるいは
最大値から何番目の値等の輝度のしきい値を設定し、指
定された位置及び範囲の画像データを画素毎にこのしき
い値で2値化する。そしてしきい値を越えた輝度を有す
る画素の集合を目標として検出する。検出された目標信
号は、D/A変換回路7aで変換された指定の位置及び
範囲のビデオ信号に重畳され、表示部5に送られて目標
として特徴付けされた画像で表示されることになる。
【0038】従来の装置では実施の形態7のように目標
を捜索・検出しようとした場合、視軸を機械的に動かす
機構が必要であったため、複雑かつ大きな駆動用の機構
が必要であり小型軽量化が難しかった。本実施の形態7
の装置では目標を捜索・検出する場合にも、実施の形態
6と同様に駆動用の機械が要らなくなるため小型軽量化
が容易になり、また複雑な機構部分を削除したことで信
頼性も向上している。また、輝度ヒストグラムを算出し
用いることにより、撮像している背景に応じて適切なし
きい値が設定されるため、目標の誤警報も少なくなる。
【0039】実施の形態8.図14はこの発明の実施の
形態8を示す赤外線撮像装置のブロック図である。図中
3f,15b及び17bを除き実施の形態7と同等であ
る。15bは目標検出部17bでの検出目標の有無によ
り画像データのどの一部を選択するかを目標検出部17
bより受けて走査シーケンスを設定・発生する走査シー
ケンス発生部である。目標検出部17bは目標を検出す
るとともに、目標を有する画像データのみ選択する信号
を出力する。信号処理部3fはこの目標検出部17bを
有し、他は実施の形態7と同等である。
【0040】次に動作について説明する。各部の動作は
3f,15b及び17bを除き実施の形態7と同等であ
る。15bの走査シーケンス発生部は先ず初期値の走査
シーケンスとして実施の形態6で示したシーケンスの指
定信号を発生する。この指定信号により逐次選択された
画像データにおいて、輝度ヒストグラム算出部16及び
目標検出部17bの実施の形態7と同様の動作により目
標が検出される。次に目標検出部17bは目標が検出で
きた256画素×256画素の領域のみをさらに選択す
る信号を走査シーケンス発生部15bに出力する。走査
シーケンス発生部15bはこの選択信号を受けて目標が
検出できた領域のみを抽出して走査するシーケンスに組
み替え、次のサイクルからはこのシーケンスの指定信号
をD/A変換回路7aに送りビデオ信号を生成する。な
お、どの256画素×256画素の領域にも目標が検出
できなかった場合には上記初期値のシーケンスに戻るよ
うにする。また数シーケンス走査後に必ず初期値シーケ
ンスに戻るような工夫をすることにより、新しい目標を
見逃すこともない。
【0041】実施の形態9.図15はこの発明の実施の
形態9を示す赤外線撮像装置のブロック図である。図中
3g,18及び19aを除き実施の形態7と同等であ
る。18は目標検出部17aで検出された目標画像デー
タを画像所得の数周期の間記憶しておく目標画像記憶
部、19aは目標画像記憶部18の記憶している目標画
像データと目標検出部17aにより実時間で検出した目
標画像データを入力し、両目標の面積の比較を行い面積
の変化率を算出してその度合いから目標が脅威か否かを
判定する目標脅威判定部である。信号処理部3gは実施
の形態7における信号処理部3eに目標画像記憶部18
と目標脅威判定部19aを付加したものである。
【0042】次に動作について説明する。各部の動作は
3g,18及び19aを除き実施の形態7と同等であ
る。実施の形態7と同様の動作により目標検出部17a
で検出された目標の画像データは一旦目標画像記憶部1
8に記憶される。引き続き次の画像取得周期において同
様に目標検出部17aにより目標が検出される。この検
出された目標の画像データと上記一周期前の目標画像記
憶部18に記憶された目標の画像データがともに目標脅
威判定部19aに送られる。目標脅威判定部19aで
は、先ず入力した両目標データの面積の差を求めそれを
一周期の時間で割って面積の変化率を算出する。そし
て、得られた面積、面積差及び面積変化率のデータをも
とに当該目標の脅威判定を行う。例えば、面積と面積の
変化率がそれぞれある一定値以上であるような場合は接
近目標とみなして脅威と判定する。脅威と判定された目
標信号は、D/A変換回路7aで変換された指定の位置
及び範囲のビデオ信号に重畳され、表示部5に送られて
脅威として特徴付けされた目標画像で表示されることに
なる。
【0043】実施の形態10.図16はこの発明の実施
の形態10を示す赤外線撮像装置のブロック図である。
図中の3h,15c及び19bを除き実施の形態9と同
等である。15cは実施の形態9における操作部4に替
わるもので、目標脅威判定部19bで判定した脅威目標
の有無により画像データのどの一部を選択するかを目標
脅威判定部19bより受けて走査シーケンスを設定・発
生する走査シーケンス発生部である。目標脅威判定部1
9bは目標の脅威を判定するとともに、脅威目標の有す
る画像データのみ選択する信号を出力する。信号処理部
3hはこの目標脅威判定部19bを有し、他は実施の形
態9と同等である。
【0044】次に動作について説明する。各部の動作は
3h,15c及び19bを除き実施の形態9と同等であ
る。15cの走査シーケンス発生部は先ず初期値の走査
シーケンスとして実施の形態6で示したシーケンスの指
定信号を発生する。この指定信号により逐次選択された
画像データにおいて、輝度ヒストグラム算出部16、目
標検出部17a、目標画像記憶部18及び目標脅威判定
部19bの実施の形態9と同様の動作により脅威目標が
判定される。次に目標脅威判定部19bは脅威目標が検
出できた256画素×256画素の領域のみをさらに選
択する信号を走査シーケンス発生部15cに出力する。
走査シーケンス発生部15cはこの選択信号を受けて脅
威目標が検出できた領域のみを抽出して走査するシーケ
ンスに組み替え、次のサイクルからはこのシーケンスの
指定信号をD/A変換回路7aに送りビデオ信号を生成
する。なお、256画素×256画素のどの領域にも脅
威目標が検出できなかった場合には上記初期値のシーケ
ンスに戻るようにする等、実施の形態8と同じような工
夫をすることにより、新しい脅威目標を見逃すこともな
い。
【0045】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、視野
角や視軸を駆動させるのと同等の機能を保持しつつ、光
学系及び視軸駆動用機構を簡略化した小型軽量で信頼性
の高い赤外線撮像装置を得ることができる。
【0046】また、この発明によれば、本来複数個必要
な光学系を一つにまとめた小型軽量で信頼性の高い赤外
線撮像装置を得ることができる。
【0047】また、この発明によれば、走査用の機構を
簡略化することで小型軽量の赤外線撮像装置を得ること
ができる。
【0048】また、この発明によれば、回転駆動軸を付
加することで小型軽量で視界の広い赤外線撮像装置を得
ることができる。
【0049】また、この発明によれば、回転駆動軸を付
加するとともにとなりあった画素が等間隔の赤外線検知
素子を使用することで複数個の光学系をひとつにまとめ
た小型軽量で視野の広い赤外線撮像装置を得ることがで
きる。
【0050】また、この発明によれば、視軸をある一定
の走査シーケンスで駆動させるのと同等の機能を保持し
つつ、視軸駆動用機構を簡略化した小型軽量で信頼性の
高い赤外線撮像装置を得ることができる。
【0051】また、この発明によれば、視軸駆動用機構
を簡略化した小型軽量で信頼性も高く、かつ目標を検出
可能な赤外線撮像装置を得ることができる。
【0052】また、この発明によれば、検出目標のみを
重点的に撮像可能な小型軽量で信頼性の高い赤外線撮像
装置を得ることができる。
【0053】また、この発明によれば、検出目標の内さ
らに脅威と判定できる目標のみを重点的に特徴付けて表
示することが可能な小型軽量で信頼性の高い赤外線撮像
装置を得ることができる。
【0054】また、この発明によれば、脅威と判定でき
る目標のみを重点的に撮像可能な小型軽量で信頼性の高
い赤外線撮像装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】 この発明の実施の形態1と従来の装置の取得
する画像範囲を比較した図である。
【図3】 この発明の実施の形態2の構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】 実施の形態2における表示部と固定表示部の
画像範囲を示す概念図である。
【図5】 この発明の実施の形態3の構成を示すブロッ
ク図である。
【図6】 画像補正の考え方を示す概念図である。
【図7】 この発明の実施の形態4の構成を示すブロッ
ク図である。
【図8】 実施の形態4における画像回転補正部の動作
を示す概念図である。
【図9】 この発明の実施の形態5の構成を示すブロッ
ク図である。
【図10】 実施の形態5における赤外線検知素子の画
素配列を示す図である。
【図11】 この発明の実施の形態6の構成を示すブロ
ック図である。
【図12】 実施の形態6において画像データを読み出
すシーケンスを示す概念図である。
【図13】 この発明の実施の形態7の構成を示すブロ
ック図である。
【図14】 この発明の実施の形態8の構成を示すブロ
ック図である。
【図15】 この発明の実施の形態9の構成を示すブロ
ック図である。
【図16】 この発明の実施の形態10の構成を示すブ
ロック図である。
【図17】 従来の装置の構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 赤外線光学系、2a 赤外線撮像部、2b 赤外線
撮像部、3a 信号処理部、3b 信号処理部、3c
信号処理部、3d 信号処理部、3e 信号処理部、3
f 信号処理部、3g 信号処理部、3h 信号処理
部、4 操作部、5 表示部、6 ビデオメモリ、7a
D/A変換回路、7b D/A変換回路、7c D/
A変換回路、7d D/A変換回路、8 固定画像表示
部、9 画像記憶部、10 姿勢データ受信部、11
目標検出部、12 回転駆動部、13 画像回転補正
部、14 定角回転駆動部、15a 走査シーケンス発
生部、15b 走査シーケンス発生部、15c 走査シ
ーケンス発生部、16 輝度ヒストグラム算出部、17
a 目標検出部、17b 目標検出部、18 目標画像
記憶部、19a 目標脅威判定部、19b 目標脅威判
定部、50 赤外線光学部、51 赤外線撮像部、52
光学系駆動部、53 カメラ駆動部、54 信号処理
部、55 操作部、56 表示部。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 広角の赤外線光学系と、赤外線領域に感
    度を持つ二次元赤外線検知素子を有する赤外線撮像部
    と、この赤外線撮像部の出力する赤外画像を画像データ
    として記憶したのちその一部を画像信号に変換して出力
    する信号処理部と、この信号処理部が画像信号に変換す
    る画像データの位置及び範囲を操作する操作部と、上記
    信号処理部の出力する画像信号を表示する表示部とを備
    えたことを特徴とする赤外線撮像装置。
  2. 【請求項2】 広角の赤外線光学系と、赤外線領域に感
    度を持つ二次元赤外線検知素子を有する赤外線撮像部
    と、この赤外線撮像部の出力する赤外画像を画像データ
    として記憶したのちその二つの部分を画像信号にして出
    力する信号処理部と、上記信号処理部が画像信号に変換
    する画像データのうちの一つの位置及び範囲を操作する
    操作部と、操作部で位置及び範囲を指定された画像信号
    を表示する表示部と、上記信号処理部の出力する画像信
    号のうち位置及び範囲を操作できない画像信号を表示す
    る固定画像表示部とを備えたことを特徴とする赤外線撮
    像装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の赤外線撮像装置に
    おいて、直前の画像データを記憶しておく画像記憶部
    と、赤外線撮像装置が搭載されている場所の位置及び姿
    勢のデータを受ける姿勢データ受信部と、上記画像信号
    記憶部の記憶している画像データを姿勢データ受信部の
    受けたデータにより補正したのち上記信号処理部の持つ
    画像データと比較して特異目標を検出する目標検出部を
    付加したことを特徴とする赤外線撮像装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の赤外線撮像装置におい
    て、赤外線光学系及び赤外線撮像部を回転駆動する回転
    駆動部と、表示する画像信号を電気的に回転させる画像
    回転補正部を付加したことを特徴とする赤外線撮像装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の赤外線撮像装置におい
    て、赤外線撮像部として、となりあった画素の中央の間
    隔がすべて等しい千鳥格子型の画素配列をした二次元赤
    外線検知素子を有する赤外線撮像部を備え、かつ一定角
    度ごとに赤外線光学系及び赤外線撮像部を回転駆動する
    定角回転駆動部を付加したことを特徴とする赤外線撮像
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の赤外線撮像装置におい
    て、信号処理部が画像信号に変換する画像データの範囲
    及び位置を一定の順序に従い決めていく信号を発生する
    走査シーケンス発生部を備えたことを特徴とする赤外線
    撮像装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の赤外線撮像装置におい
    て、撮像している画像データの各画素毎のヒストグラム
    を算出する輝度ヒストグラム算出部及び上記算出された
    ヒストグラムに応じたしきい値により目標を検出する目
    標検出部を付加したことを特徴とする赤外線撮像装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の赤外線撮像装置におい
    て、目標検出部による目標検出の可否に従い画像データ
    のどの部分を画像信号として出力するかを選択する走査
    シーケンス発生部を付加したことを特徴とする赤外線撮
    像装置。
  9. 【請求項9】 請求項7記載の赤外線撮像装置におい
    て、目標検出部により検出された目標の画像データを記
    憶しておく目標画像記憶部と、記憶した目標画像データ
    と次の画像取得周期に検出された目標の画像データを入
    力し、両目標の面積の比較を行い面積の変化率の度合い
    により目標の脅威を判定する目標脅威判定部を付加した
    ことを特徴とする赤外線撮像装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の赤外線撮像装置におい
    て、目標脅威判定部の出力により、脅威と判定した目標
    を撮像している画像データのみを選択する走査シーケン
    ス発生部を付加したことを特徴とする赤外線撮像装置。
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