JPH09147021A - 企業内食堂システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 全メニュ−の現在数を表示する表示装置を設
けることにより使い勝手を改善した企業内食堂システム
を提供すること。 【解決手段】 メニュ−毎に仕込み量を入力する入力装
置、利用者が注文を入力するカ−ド読み取り装置を具備
する企業内食堂システムにおいて、企業内食堂システム
に全メニュ−を表示できる表示装置４を設け、入力装置
２から入力されたメニュ−毎の仕込み量からカ−ド読み
取り装置３−１〜３−ｎから入力された該注文量を差引
いて現在数を求め、表示装置４にメニュ−毎に現在数を
表示する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は企業内食堂（又は喫
茶）等に設けられる企業内食堂システムに関するもので
ある。

【０００２】

【従来の技術】図４は従来の企業内食堂システムの構成
例を示す図である。図示するように、従来の企業内食堂
のシステムは会計処理及び、システム全体を制御するコ
ントロ−ラ１、各メニュ−の仕込み量等を入力する入力
装置２、利用者（社員）がメニュ−の注文を入力するカ
−ド読み取り装置３−１、３−２、・・・３−ｎを具備
する。

【０００３】カ−ド読み取り装置３−１、３−２、・・
・３−ｎはメニュ−の数だけ配置されている。カ−ド読
み取り装置３−１は表示器３−１ａ、カ−ド読み取り器
３−１ｂ・・・を具備している。なお、図示は省略する
が、カ−ド読み取り装置３−２〜３−ｎのそれぞれも表
示器及びカード読み取り器を具備する。また、コントロ
ーラ１はＣＰＵ１−１、メモリ１−２、インタフェース
１−３、１−４を具備する。

【０００４】入力装置２からインタフェ−ス１−３を通
してコントロ−ラ１へ入力される仕込み量データはＣＰ
Ｕ１−１でデ−タを処理し、図５（ｂ）に示すように、
各カ−ド読み取り装置３−１、３−２、・・・３−ｎの
番号とメニュ−の対応を付けてメニュ−の登録を行な
い、仕込み数、売上げ数、現在数、単価をメモリ１−２
へ格納し、更にインタフェ−ス１−４を介して対応する
カ−ド読み取り装置３−１、３−２、・・・３−ｎの表
示器３−１ａ・・・にそれぞれ図５ｂに示すようにメニ
ュ−名、値段（単価）、現在数を表示する。

【０００５】利用者（社員）はカ−ド読み取り装置３−
１〜３−ｎの内、自分の好みのメニュ−が表示されてい
る列に並び、ＩＤカ−ド（又は、プリペイドカ−ド）を
所定のカ−ド読み取り器（例えば３−１ｂ）へ入力する
ことによりメニュ−を注文する。コントロ−ラ１は利用
者（社員）のＩＤコ−ド別に金額を集計しメモリ１−２
へ格納すると共に、該メニュ−の仕込み量から注文量を
差引き、現在数を各表示器に表示する。現在数がゼロに
なった場合、材料の用意があれば再度仕込み、入力装置
２から仕込み量を入力してメニュ−を供給することがで
きるが、材料がなければそのメニュ−は品切れとなり、
その旨を該当するカ−ド読み取り装置に表示する。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
企業内食堂システムでは個人毎の金額の集計機能及び各
メニュ−のカ−ド読み取り装置３−１、３−２、・・・
３−ｎの表示器へ現在数を表示する機能はあるが、利用
者（社員）が全メニュ−を見渡して各メニュ−の現在数
を知ることにより、自分の好みのメニュ−の列へ並び注
文することができない。従って、列に並んでいる途中で
メニュ−が品切れになった場合は別の列へ再度並び替え
る必要が生じる事もあり、使い勝手が悪いと云う問題が
あった。

【０００７】本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、上記欠点を除去し、利用者にとって使い勝手の良い
企業内食堂システムを提供することを目的とする。

【０００８】

【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、メニュ−毎に仕込み量を入力する入力装置、
利用者が注文を入力するカ−ド読み取り装置を具備する
企業内食堂システムにおいて、図１に示すように、前記
企業内食堂システムに全メニュ−を表示できる表示装置
４を設け、入力装置２から入力されたメニュ−毎の仕込
み量からカ−ド読み取り装置３−１〜３−ｎから入力さ
れた該注文量を差引いて現在数を求め、表示装置にメニ
ュ−毎に現在数を表示することを特徴とする。

【０００９】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態例を図
面に基づいて詳細に説明する。図１は本発明の企業内食
堂システムの構成例を示す図である。図示するように、
本発明の企業内食堂システムは図４に示す従来の食堂シ
ステムに、インタフェ−ス１−５を介して表示装置４を
コントロ−ラ１に接続し、全メニュ−の現在数（残数）
を表示する機能を追加したシステムである。同図におい
て図４と同じ符号の個所は、従来と同じ機能を持つもの
で説明は省略する。

【００１０】図２は本発明の企業内食堂システムの処理
フロ−を示す図である。このフロ−を実施するプログラ
ムはコントロ−ラ１のメモリ１−２に格納され、ＣＰＵ
１−１で実行される。同図に従って企業内食堂システム
の処理を説明する。

【００１１】入力装置２からメニュ−（名）を入力し、
カ−ド読み取り装置３−１〜３−ｎと対応を付けること
によりメニュ−を登録する（ステップＳＴ１）。入力装
置２からメニュ−毎の仕込み量（数量）を入力しメモリ
１−２へ格納すると共に（図５（ａ）参照）、対応する
カ−ド読み取り装置３−１〜３−ｎの表示器へメニュ
−、数量及び値段を表示し（図５（ｂ）参照）、更に、
図３に示すように表示装置４へ全メニュ−名と、それぞ
れの値段及び、現在数（仕込み量）を表示する（ステッ
プＳＴ２）。

【００１２】利用者（社員）がＩＤカ−ド（又はプリペ
イドカ−ド）をカ−ド読み取り装置３−１〜３−ｎで読
ませると（ステップＳＴ３）、コントロ−ラ１は対応す
るメニュ−の仕込み量から注文量を差引き、現在数を求
め（ステップＳＴ４）、当該メニューが表示されている
カ−ド読み取り装置（カ−ド読み取り装置３−１〜３−
ｎの内のいずれか）へ送信し表示器へ表示させる（ステ
ップＳＴ５）。

【００１３】続いて、インタフェ−ス１−５を介して表
示装置４へ送信し、図３に示すように該当するメニュ−
の数量を書き替え表示する（ステップＳＴ６）。以後、
ステップＳＴ３から繰り返す。

【００１４】以上述べたように本発明の実施の形態例に
よれば、表示装置４に全メニュ−の現在数（残数）が表
示されるので、利用者（社員）は該表示装置４に表示さ
れた全メニュ−を見て品切れになるメニュ−を判断する
ことができるから、従来のように列に並んでいる途中で
メニュ−が品切れになるという不都合を防止することが
できる。

【００１５】

【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、表
示装置を設け、該表示装置に全メニュ−の現在数（残
数）を表示するので、利用者（社員）は該表示を見て品
切れになるメニュ−を判断することができるから、従来
のように列に並んでいる途中でメニュ−が品切れにな
り、別メニュ−を再注文するという不都合が少なくな
り、注文から食事までの時間が短縮され使い勝手の良い
企業内食堂システムを提供できるという優れた効果が得
られる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の企業内食堂システムの構成例を示す図
である。

【図２】本発明の企業内食堂システムの処理フロ−を示
す図である。

【図３】本発明の企業内食堂システムに表示される表示
例を示す図である。

【図４】従来の企業内食堂システムの構成例を示す図で
ある。

【図５】従来のメニュ−別集計デ−タと表示例を示す図
で、同図（ａ）はメニュ−別集計デ−タを示す図、同図
（ｂ）は表示器の表示例を示す図である。

【符号の説明】

１ コントロ−ラ １−１ ＣＰＵ １−２ メモリ １−３ インタフェ−ス １−４ インタフェ−ス １−５ インタフェ−ス ２ 入力装置 ３−１ カ−ド読み取り装置 ３−１ａ 表示器 ３−１ｂ カ−ド読み取り器 ３−２ カ−ド読み取り装置 ３−ｎ カ−ド読み取り装置 ４ 表示装置

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 メニュ−毎に仕込み量を入力する入力装
   置、利用者が注文を入力するカ−ド読み取り装置を具備
   する企業内食堂システムにおいて、 前記企業内食堂システムに全メニュ−を表示できる表示
   装置を設け、 前記入力装置から入力されたメニュ−毎の仕込み量から
   前記カ−ド読み取り装置から入力された該注文量を差引
   いて現在数を求め、前記表示装置にメニュ−毎に現在数
   を表示することを特徴とする企業内食堂システム。